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「君の名は。(アニメ映画)」

総合得点
91.2
感想・評価
2516
棚に入れた
11528
ランキング
39
★★★★★ 4.1 (2516)
物語
4.1
作画
4.5
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.0

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君の名は。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

めりあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

万人受けする作品

新海誠はある意味妥協したなぁと思った。

すっきりした終わり方だったので良かったんじゃないかと思います。

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 151
サンキュー:

5

ネタバレ

ギーバイ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二人の想い

内容も背景もとても綺麗でした〜

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 169
サンキュー:

4

ネタバレ

はぐれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

家族サービスからの

娘の部屋から聴こえる曲…BUMPか…聞いたことない
「BUMPの新曲?」と娘に聞くと違うと言われた
(;゜Д゜)まじか…ちょっとショックだ(笑)
娘は一度、この曲の映画を観たらしく、もう一度観たいとのこと。普段、映画館に行かない私には理解しがたい行動だ。人がいると集中できない性格だからね。しかも二回も(;・∀・)
結局、嫁も観たいと言い出し、休日に行くことに。
イオンタウンでようやくアニメだと気づく。そういやCMでチラッと観た記憶があるような無いような。娘いわく「耳をすませば」に似てるとのこと。
見始めるとなかなか細かい描写と背景。今時の中学生が見るアニメ映画のクオリティーすげぇなぁ~と思いつつ、一気に物語に引き込まれていく。思った以上にシリアスな展開と伏線。なかなか魅せる。最後のパートを見た瞬間すべてに気づく。「秒速だ」完全にやられた(笑)10年も前の記憶が甦る。
空の描写、電車の描写、会話の間…どれも素晴らしい。秒速と同様にノスタルジック、ピュアな恋愛感情の表現もとても素晴らしく、観て良かった。

君の名は秒速よりも万人向けに作られた感があり、エンターテイメント性は飛躍的に向上していますが、個人的には切ない秒速の方が好みですね。
このへんの好みは年齢によると思いますが年齢によって印象が変わるアニメって貴重だと思います。


最後、秒速的な終わり方なのか違うのかドキドキしました(笑)最後まで緊張感があり楽しめました
ヾ(´ー`)ノ

投稿 : 2016/09/30
閲覧 : 266
サンキュー:

17

ネタバレ

kooota..* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは未来永劫かたりつながれる話だね

とにかくストーリーが神がかってると思うwキャラもいいし背景もきれいだしやばいねww

投稿 : 2016/09/29
閲覧 : 170
サンキュー:

6

ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

.

投稿 : 2016/09/29
閲覧 : 179
サンキュー:

3

ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新海監督は映像作家としては一流でも、映画監督としては…

『秒速5センチメートル』以降、類まれな映像美で注目を浴びていた新海誠監督の最新作
これまでの新海作品は朝の情報番組とかで取り上げられつつも公開劇場数も多くなく「知る人ぞ知る」感がありました
今作では東宝や角川、JRなどの強力なバックアップの元、300超のスクリーンを得て満を持してスターダムに登壇、といったところです



※以下、この作品についてあまり好意的でない上に私見書き殴りな感想となります


ところでこの作品を見て私は『サマーウォーズ』を思い浮かべました

『サマーウォーズ』は『時をかける少女』で評価を得た細田守監督を「第二の宮﨑駿へ」とメディアが強力にバックアップし、スターダムへとのし上げた作品でした
そしてその内容は、細田監督の過去作である『デジタルモンスター ぼくらのウォーゲーム』を焼き直し、家族愛や青春ラブコメといった大衆ウケするテーマを盛り込んだものでした

「一途に想い続ける男」「男女の運命的なすれ違い」といった新海作品の特徴を、入れ替わりといったポップなギミックやハッピーエンドで大衆向けに彩った本作と重なるところがあると感じたからです

結果的にサマーウォーズは大ヒットし、細田監督は今や(日テレの力もあり)ポスト宮﨑駿最前線なわけですし、サマーウォーズ自体もよくできた作品だったと思います
しかし私の最初の感想は「あれ、『ぼくらのウォーゲーム』の方が良くね?」でした
大枠は『ぼくらの~』の焼き直しなのに大衆ウケする要素を盛り込んで大作に仕立て上げた結果、たった30分でコンパクトにまとまっていた『ぼくらの~』に比べて間延びしているように感じたのです
ですが、それでもサマーウォーズは細田監督らしさを見せつつ、伏線もしっかり回収され、カタルシスのある展開にまとめられていたと思います
だからこそ、細田監督は今も毎年新作を披露する機会を与えられているのでしょう


一方この「君の名は。」ですが、新海監督らしさは先述のように出ているのですが、大作にしようと詰め込まれた要素が全くもってどっちらかっていて、とてもではないですがまとめられていません
伏線の散りばめ方、情報の取捨選択、それらの拾い方がとにかく下手で、最終的に雰囲気と絵の美しさといった「自分の世界」にまとめた、もとい閉じ込めてしまっていたように感じました

何で2人共3年間のズレに気づかないの?
みつは&おばあちゃんと父親の軋轢はどう決着されたの?
みつはのお母さんやおばあちゃんが同じ経験をしていたことがどう活かされたの?
そもそも何で瀧もみつはも母親が出てこないの?
災害描写も心理世界もテロもどきの厨二妄想劇も唐突すぎて取って付けた感出過ぎじゃない?

おそらく新海監督は、上記の要素を上手に描き、ストーリーテーリングに絡める技量を持ちあわせておらず、端からそれらの描写から逃げていたんじゃないかと思っています
結局本作でも極めて美麗で繊細な絵作りと、『秒速~』のような強烈さも青臭さもない薄められた「童貞性」だけが心に残り、その他の部分は箸にも棒にもかかりませんでした

新海監督は優れた映像作家ではあるものの、映画監督としての腕はかなり厳しいのでは、という印象さえ感じてしまいました


勘違いしてほしくないのですが、私は新海誠監督は唯一無二のクリエイターだと思っていますし、だからこそ非常に期待して本作を見たんです
「絵が綺麗だな~」と思って『秒速~』を初めて見た時の、暗い衝撃は忘れられません

だからこそ、本作の上辺の口当たりの良い部分だけをなぞって「名作だ!」「日本アニメの未来だ!」みたいになってる現状に、不安を覚えてしまっているわけです
ひねくれててすみません

投稿 : 2016/09/29
閲覧 : 239
サンキュー:

25

ネタバレ

すしたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

えがった。ただ、作画と1時間40分という短さに身を任せ、細かいところをないがしろにしてる感じがした

投稿 : 2016/09/28
閲覧 : 199
サンキュー:

6

ネタバレ

lele さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

非常にキレイな作品でした。
何度でも観たくなります。

想像していたよりもファンタジーで少々シリアスなストーリーでしたが楽しめました。
個人的にぐっと来たシーンは三葉が瀧に会いに東京に行くシーンと黄昏時に二人が対面するシーンがお気に入りです。
瀧と三葉もキャラクターも良かったのですが脇を固める登場人物達もとても良いキャラクターでした。
声優陣も良かったです。
作画も非常にクオリティの高い新海監督作品特有のものに仕上がってました。
とても美しいカットが多かったです。
音楽はRADWIMPSが担当。少々全面に出し過ぎでは?とも思ったが個人的に好きなので問題なし。

最初に言ったように何度でも観たくなる作品だとそう思います。

投稿 : 2016/09/28
閲覧 : 201
サンキュー:

11

ネタバレ

ハウリングインセクト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

余韻の冷めない夢のような作品

   東京都に住む立花瀧と岐阜県飛騨の糸守町に住む宮水三葉、二人は互いに入れ替わるふぃしぎな体験をする。はじめは夢だと考えていたものの周囲の反応や日記を見て自分たちが入れ替わっていることに気付く。二人は互いの体で結構思うままに生活、カフェ巡りしてスウィーツ食べるわ、憧れの奥寺ミキ先輩との仲を勝手に進行させるわ、バスケで活躍するわ、ラブレターをもらうわ。しかし、入れ替わり生活の中で二人は互いを意識していく。そして運命の10月4日瀧は奥寺先輩とデートに三葉は秋祭りに出かける。奥寺先輩とのデートの最中も三葉がちらるき結果的に奥寺先輩を振ることになった瀧、一方三葉はティアマト彗星が二つに分かれ落ちてきた隕石により糸守町500人超の人とともに亡くなってしまう。
   入れ替わりが無くなり三葉のことが心配になった瀧は糸守の町を自分で描き、その絵を頼りに三葉に会いに行く、瀧を心配した司、奥寺先輩と一緒に。そこで、ラーメン屋の主人から糸守は3年前に消えたと知らされる。入れ替わりは夢なんかじゃないと三葉との思い出を確認するが、三葉によって書かれた日記は消えてしまう。瀧自身も夢だったのか、誰を探していたんだと途方に暮れた中、手に付けていた組紐が三葉とのことは夢なんかじゃないと瀧に力を与える。明け方から一人あの世とこの世の境目と三葉のおばあちゃんから教えられた御神体を目指す。そこで自分が供えた三葉の歯噛み酒を発見し、もう一度会いたいと瀧は三葉の半分にあたる歯噛み酒を飲む。すると三葉の人生が瀧の中に流れ込んでくる。三葉の生まれたとき、妹の四葉を母二葉が身ごもりお姉ちゃんになったとき、母の死に目に立ち会ったとき、父とおばあちゃんがけんかをして一人身を縮ませていたとき、三葉が瀧に会いに東京を訪たとき。しかし3年の月日の差がある瀧は三葉を覚えておらず、その際に受け取った組紐を中学二年の瀧は大事に持っていたのだった。
   そんな三葉の行動を知り、もう一度の思いを強く願う瀧。そしてティアマト彗星が降る当日に戻ることに成功した。町の人も三葉も死なせないと奮闘する瀧だが、彗星が落ちるといっても戯言で体よくあしらわれてしまう。それでも勅使河原克彦と名取早耶香を協力者として変電所を爆破、停電になるその隙に、高校のグラウンドに住民を避難させる計画を思いつく。しかし消防の手も借りなければ避難は間に合わない、自分では町長を説得できないと三葉でないとだめなんだと御神体の所まで会いに行く。互いに3年の時間の差があり、お互いを認識できなかった二人だがカタワレ時ついに再会する。そして瀧は計画を三葉に伝え、忘れないように手の平に名前を書いとこうと三葉に提案する。しかし、タイムリミットが過ぎ瀧の手の平には横棒一本だけしか書かれていない。忘れちゃダメな三葉の名前を思い出せないばかりか、なぜ自分が糸守に来たかも忘れてしまう。三葉はみんなを死なせないように勅使河原克彦と変電所に赴き、爆破父の説得に向かう。その途中瀧の名前を忘れてしまうが勅使河原の「お前が始めたことや」という発破と「好きだ」と書かれた手の平の文字に勇気をもらい父の説得に成功、糸守の奇跡として3年後のニュースには記されている。
   5年の月日が流れ瀧は就活生、三葉はOLとして東京での日々を過ごす。二人とも何かを探しているような生活を続け、当時自分たちに何が起こったかそれすら曖昧になっていく。しかし、並走する電車の窓越しに互いの姿を認め、次の駅で降りて互いを探し出す。そして階段で二人は再会する。どこかで会ったような感覚、互いが互いをずっと探していたそんな感情を不思議に思い、それでもこの人だと二人は名前を聞いた「君の名前は?」と。
   見終わった後でも余韻が冷めず、二人のその後や記憶は戻るのかなど引きを上手に観客に考えさせる、一つのラブストーリーと括ってはいけないそんな作品です。

投稿 : 2016/09/27
閲覧 : 186
サンキュー:

9

ネタバレ

フローズン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コメント、長く書きすぎてくどいので3割くらい削りました

・封切り後すぐ観に行き、昨日2回目観に行きました
・物凄く面白かったです

・新海作品を最初から最後まで観たのは『秒速5センチメートル』しかなく、秒速~は自分の中ではあまりピンと来なかった。『ほしのこえ』もチラッとだけ見たがそれもそこまで。
 好きな人は限りなく好きなんだろうけど正直自分には合わないなというのが新海作品に持っていたイメージでした。なので今回もそこまで期待しておらず、背景美術を楽しめたらいいなくらいの気持ちで観に行った
・そしたらびっくりするくらい良くて、何ともいえない気持ちになりました

・今までにあった「わかる人にだけわかってくれたらいい」というような良くも悪くもインディーズっぽさが影を潜め、徹頭徹尾エンタメ作品になっている
・「おれがあいつであいつがおれで」という男女入れ替わり鉄板ネタも舞台は10年代、今風の描き方で真正面から描き出すとこんなに面白いんだ、と
 ベタなようで裏をかいてるようで,なぜか「悔しい」と思いながら観てしまった(笑)
・二人の入れ替わりが途切れ、物語が急変する展開も予想がつかずのめり込んでみてしまう
・真相が分かれば「3年前に死んでいた」なんてどこかで必ず見ているストレート球、世界とまではいかないけども町のみんなを救うために奮闘という映画としての王道を、油断していたどてっ腹に打ち込まれて、満足感とヘロヘロ感と悔しさでいっぱいいっぱいになってしまいました

・なんだか本当にひねくれている所感を思うままに書きましたが、嘘ではなくマジで良い映像作品です
・細かく好きだった点を挙げると、
三葉in瀧状態で瀧の自室のベッドでごろごろしているシーン、わかりやすすぎないほどに挙動が女性らしくて目を見張る
後半瀧が口噛み酒を口にし、三葉の半生、宮水家の歴史を悟るシーンは涙が込み上げてくる程に胸を締め付けられた

・声の出演、役者陣の演技も良く、声優は専業にやらせないとどうしても嫌な一部の派閥も納得せざるをえんでしょう
特に四葉役の谷花音さんは素晴らしかった

・誰が見ても高揚感と満足感を得られる最高の作品であることは間違いないが、気になってしまった点もある
 重要な役目を持つ同級生のてっしーこと勅使河原君は、ちょっと都合がよすぎる。町長と繋がりのある土建屋の息子であり、彗星落下を信じてしまうオカルト好きであり、無線の知識を有する機械オタクって笑
「おたがい大変やな」みたいなセリフで彼の部屋が映るカットでは機器があったり伏線のようなものはあるが、ちょっと三葉に押されすぎだと思ってしまった
・音楽では、ラッドウィンプス。難癖みたいだがそれほど好きではないバンドの楽曲を全面に出されると、すっと冷めてしまう事があった。まあ、逆に彼らの大ファンなら、2階級マシマシで高評価につながるんだろうが笑

・繰り返しになるが、絶対にみて損はない映画です。10年代もまだ半ばですけど、確実に10年代を代表するアニメ作品の一つです。20代なかばのアニメファンの私がみて、色々と衝撃だったこの作品ですから、特に今の中高生にとってはもっと衝撃を与えられたんじゃないか。
その頃の感性で、この作品を見て感じるなにかは絶対一生残る財産になると言い切れるので是非見てほしいと思った

投稿 : 2016/09/27
閲覧 : 250
サンキュー:

28

ネタバレ

しもん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大衆派エンターテインメント

好きな映画は独りで観たい派には、きっと向かない作品。
他人と内容を共有しながら映画を楽しむには、すごくいい作品だと思う。

あの子がよかった、ここのシーンが感動した、あそこの風景描写がいい。そういった会話が弾むような工夫がいっぱいある。キャラクターもみんなどこか可愛げがあって、ストーリーもどんどん展開して飽きがこないし楽しいし、絵だってとてもきれい。物語の背景も深みがあって、突き詰めていけばきりがないほど。でも全体としてよくまとまっていて、すっきりしている。

観た後には、誰でもどこかはよかったと言えるようになっている。



正直なところ、僕はあまりこの作品を好きになれそうにない。たぶん、数か月後にはほとんどの内容を忘れ、数年後には全て忘れていると思う。強烈な感動がなかった。メッセージみたいなものも感じなかったし、独自の思想が込められているような感じもしなかった。何かの実感を得ることもなかった。心の中に何かを残すには、あまりに印象が薄すぎる。観て後悔はしないし、楽しいのは間違いないんだけれど、心に引っかかるものがない。なにか満足してしまった感じがして、繰り返し観ようという気が起きない。個人的にはそんな作品。


この作品の特徴は、大衆(現代の日本人)に向けたエンターテインメントにこだわっているところだと思う。
単に「俗っぽい」という言葉では片づけられない、並々ならぬこだわりがある。そう考えると納得のいくところがいくつかある。

まずは作品の舞台が田舎と都会の両方であること。それも双方を同格として描いている。どちらかに偏ることなく、かつ丁寧に扱っている。
主人公と言える人物が男女2人であること。これも同格の関係で、どちらかが特別ということはない。
時空のずれも同様で、どちらかを基準としてもう一方を過去(あるいは未来)として描くことをしていない。どちらも現在として見せている。
これらは、視聴者の属性(性別、年代、住む場所など)を限定しないための工夫ではないだろうか。

物語の主軸が万人受けする(?)ラブコメディ。しかも、いわゆるオタク的な形式化された「萌え」などから離れた方法で描いている。また、展開も重すぎず軽すぎない。随所に笑いを入れてバランスをとっている。これは視聴者の趣味を限定しないための工夫か。

敵対するものとして、悪者を作らず、あるのは災害。なんとなく日本的。和の心を感じる。これも工夫かも。

現代の日本人は価値観が多様化しているといわれる。個人個人それぞれの立場や主義、憧れ、生き方。何にしてもそれぞれあっていい、認め合おう。そんな風潮がある。とてもいいことだと思う一方で、しかしそれは人と人との価値観の共通項を減らす結果になっているように思う。つまり共感の機会が減っている。
この作品はそういった現代の状況へのアンサーなのかもしれない。価値観の異なる人同士でも楽し気に語り合える、みんなの共通項。これを実現しようとした作品なのかもしれない。

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 216
サンキュー:

20

ネタバレ

たか さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度でも観たくなる作品

巷で結構話題になり、興行収入も100億円を超えたということで更に話題になりそうなこの作品

前評判が高かったので、悪い意味で期待を裏切られることがないか心配でしたが、評判通りかなり楽しめました。SF+青春+恋愛というよくある甘酸っぱい作品でしたが。

単なる入れ替わりを扱った作品はごまんと有りますが、離れて住んでいる2人が何度も入れ替わることでお互いが誰であるのかを知っていくといった展開や、物語の後半で明らかになる、入れ替わりの際に時空も超えているという展開は観ていて驚かされました。

前半でばらまかれた伏線が後半になるに連れて徐々に回収されていき、最後には2人がどうにか一緒になるというハッピーエンドには心地よさすら感じました

あとは、何と言っても映像がきれいですね 劇場で観ていて惚れ惚れしました
音楽の評価も高いですね

恥ずかしながら他の新海誠監督作品は未見ですので、早い内に観たいと思います

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 194
サンキュー:

13

ネタバレ

もふぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いい意味でアレ?っと思いました

新海作品は秒速5センチメートルだけ見ました。
息を飲むほどのきれいな背景とモブみたいなメインキャラ。
イマイチな人物描写を風景描写で乗り切っていくという奇天烈な作風と
煮え切らないエンディングに自分には合わないなと思い、それ以降の作品は
見ていませんでした。

この作品も全然見るつもりはなかったのですが、周りのすごいすごいの声に
負け、見ることに。

{netabare}すっきりしたハッピーエンドにとにかくびっくりしました。
この人はいわゆる鬱エンドで有名な人と聞いていたのですが、売れるためには邪魔なポリシーだったんでしょう。
最後階段で出会った瞬間お互い駆け出して熱く抱擁、とはならないのが
最後に残った新海らしさかもしれません(笑){/netabare}

あえて言えば、
・キャラデザに田中将賀
・冒頭で主人公男女2人が交互にナレーションを入れていく演出
⇒長井龍雪作品(あの花・とらドラ!)と見分けがつかんわ!
とか思ったりもしますが、
新海作品に足りなかったキャラクターの表情・演技を上手に外部から補って、
一般性の高い面白い作品になったことを見れば大正解だなと。

私みたいに見た後げんなりするから新海作品はイヤって思ってる方が
もしいたら、これは大丈夫だからとお勧めしたいです。

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 173
サンキュー:

10

ネタバレ

琥珀110 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

話題性だけww

見に行ってきたよ映画館まで

まずポスターに書いてあった
満足度99.8%って言いすぎ!!

泣ける!とか、号泣!とか
これで号泣するって頭どんだけお花畑なんだよww
鼻で笑うの間違いだよな。。。


途中でいきなり3年前って話になるんだが
え?タイムリープしてんの?ってならんのか?



でかい隕石落下して町一つ無くなる程度で済む(学校は無事)とか

記憶が無くなってんのに顔見て「あっ!」ってww

満員電車の中で単語帳見てる人間を探し出せる能力者ww

黄昏時ってのは時空を超えて手に落書きできるんだぜww

入れ替わって自分は夢だと思ってんのに
通ってる学校に迷ってもたどり着くんだもんな

バイトもしたことない人間が一瞬で仕事するんだね!

隕石が落ちる直前に役場に居たはずのミツハさんが父親説得して
学校に8割の人間を避難さすことが可能だろうか?

RAD。。。


話題性に負けた。。。俺の負けだよ。。。

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 256
サンキュー:

8

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

興味ある予告と、すごくいい評判に、久しぶりに劇場まで足を運びたくなったよ。

男女が入れ替わるのはね、絶対つかみよし。
入れ替わった時、自分のおっぱいをもむ確認、わかるよう、わかるわかるw

物語のシチュエーションも現実離れしすぎず、ありそうな出来事なので引き込まれましたね。

{netabare}モデル地の諏訪湖は隕石が落ちたクレーター湖説、あくまでも説のようだけど勉強になったよ。 {/netabare}

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 179
サンキュー:

9

ネタバレ

深夜の雨 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感動した

ついに映画を見れたがとても感動した

投稿 : 2016/09/22
閲覧 : 148
サンキュー:

7

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

芸術性にエンタメ性も完備した、新海誠監督の集大成にして新境地。説明不足?いやいや、想像の余地あるので長所です♪

新海誠監督による、7作品目の劇場版ファンタジー+恋愛アニメです。上映時間107分。
従来の新海作品の真骨頂たる芸術的な背景作画と繊細な心情描写に加え、楽しさや可愛さも申し分なし。
…私的に、秒速5センチメートルより断然好きです。
従来の新海ファンも、アニメに詳しくない層どちらにもオススメできる傑作です!
※追記、修正。瀧君を滝君と漢字間違いしていた…takarockさんご指摘感謝。

{netabare}『物語』
少年と少女が「入れ替わる」という、一見ありがちなドタバタラブコメ…
なんですが。新海監督の過去作や、「時をかける少女」などの名作のエッセンスを巧みに踏襲しつつ息も付かせぬ疾走感!
まさに、107分間1秒たりとも飽きさせぬ。
…この抜群のテンポは従来の新海作品の泣き所(絶賛する人にとっては完璧に長所なんでしょうけれど)だった「エンタメ的には退屈」素晴らしいのは分かるけれど「面白くはない」欠点を、完璧に払拭!
入れ替わり系ラブコメの王道お約束を踏まえたコメディー(女の子と入れ替わった男の子が、おっぱい揉んでみる♪)含めて、とにかく見ていて楽しいです。

少年が都会(東京)、少女が田舎(糸守町、岐阜県にあるド田舎)という境遇の対比も非常に効果的で、瀧君(東京のリア充男子)の忙しい都会生活、三葉(みつは。「みつば」にあらず)ちゃんの鬱屈した田舎コンプレックスを
瀧君は、漠然とした不安(憧れの先輩美女への恋慕が届かない)
三葉ちゃんは都会への憧れ(糸守の因習や巫女としての己への不満)
「瀧君視点の東京」「三葉ちゃん視点の糸守町」「瀧君(身体は三葉ちゃん)視点の糸守町」「三葉ちゃん(身体は瀧君)視点の東京」この4視点が目まぐるしく入れ替わる!
…ドタバタしつつも新海作品らしい繊細さが健在なのが本作の凄いところ。
普通観ていて混乱必至な4視点が、全く違和感感じさせない。
一見ドタバタしている中でも、絵的にも演出面も完璧な描写により必要最低限の心情や互いの立ち位置がとても分かり易い。
双方にとって入れ替わりは単なる物理的交換にあらず、「ふたりとも異世界転生」しているようなもの。
瀧君にとっての糸森町は神秘的。三葉ちゃんにとっての東京は刺激的で憧れ。
双方の驚きや戸惑いそして次第に未知の入れ替わり相手に引かれていく過程が、とても瑞々しく描かれているのがステキでした。
…奥寺先輩を介して、いつ間にか瀧君と三葉ちゃんの関係性が変容していたのが分かる構図が上手い。
恋は理屈じゃない、想いは知らぬ間に育まれるもの。
三葉ちゃんの涙でそれがハッと分かるシーン良かったです。

口噛み酒…瀧君にとってまだ会えぬ三葉ちゃんは謎の彼女Xかも…

中盤以降物語は急転直下。
ようやくふたりの中で互いの存在が無視できない関係性を結んだ、もういちど逢いたいというのに、ふたりの距離は想像以上に遠かった!
…歴代新海作品の少年少女を阻んできたあらゆる断絶要素が、てんこ盛り!?
(物理的距離、時間軸、現実と幻想?、記憶、そして生と死まで…)
なん…だと…絶望的じゃないか!?
それでも逢いたい!忘れたくない!
ここで前半の伏線も生きていて縁を「結ぶ」糸を手繰り寄せ…それは一途な想いの強さ。
バットエンド回避自体はタイムリープ物のお約束であり、あまり心配してなかったですが。
…本作最大の難関は「記憶」でした。
まるでセカイからの悪意めいて大切な想いを消しにかかる展開に、ハラハラドキドキの連続でした。
それでも。引き裂かれれば引き裂かれる程に、想いは純度を増していく。
ベタですが、恋は障害が大きい程ロマンチックなんですな。
少年少女の純粋で一途な想いが、セカイの法則すらブチ抜いて奇跡を起こす…!
素晴らしい。なんて美しいラブストーリーか!捨て鉢な情熱は若者の特権!
やはり大切なのは、一途に想い続ける理屈抜きの情熱、あぁ^~これぞジュブナイルラブコメの極致だあぁ^~!!!

前半は楽しい&三葉ちゃん萌え(精神的にも、おっぱい的にも)
後半はあまりの断絶感とセカイの悪意に引き裂かれる切なさで涙がジワジワ、心臓バクバクでした。
……最大の心臓に悪いポイントがラストに。
秒速5センチメートルの悪夢ががか…。最後の最後の最後の瞬間まで、背筋に冷や汗が…。
{netabare} よっしゃあああああああああッッッ!ラブコメ大勝利じゃあああああ!!!!{/netabare}


素晴らしいラブコメでした。
まさに新海誠作品の集大成にしてエンタメ性も高く、非の打ち所がない。
…宮水家の巫女の謎とか、三葉父との関係など、色々と未消化の要素はありますが、細かい事はどうでも良くなる勢いありました。
宮水家1200年の存在理由自体が、実はこの瞬間の為にあったのでは?
※時金さんの考察より
初見では気付きませんでしたが、物語的にそんな運命の必然を確かに感じます。
だとすると、彗星も1200年の神秘的な伝統も…壮大で幻想的な舞台すべてはふたりのラブストーリーの為という、なんというセカイ系か!
いいですねぇ。セカイ系こそが物語の究極だと思うので、好きな解釈です。

おばあちゃんも、亡きお母さんも、覚えていなくとも実はどこかで世界の一部を救っていたのかも?
イヤな大人なお父さんも、お母さんと純粋なラブコメしてたんだなぁ~?と思うと、瀧君と三葉ちゃんの他にも語られぬ物語(ラブコメ)があった(かも)?
そう思うと世界観がグングン広がりますし、お父さんの件も後味良くなりますし。
宮水家や聖地の秘密など、本編では説明不足な点すらも…別に欠点とは思わないです。
むしろ、視聴後にあれこれと想像(妄想ともいう)出来る、1粒で何度もおいしい作品じゃあないですか。
完璧なシナリオではなくツッコミ所多い点も、逆にリピーターを呼んでいる…新世紀エヴァンゲリオンの再来かも。
…色んな意味で、新海誠作品史上、本作が抜きん出て気に入りました。
私が観たかったアニメの理想をほぼ体現しているので。


『作画』
新海マジック健在な上に、田中将賀さんのキャラデザが加わり非の打ちどころ無し。
三葉ちゃんめっちゃかわいい♪おっぱいもえろい…
頻繁に入れ替わっても一切混乱させないのも、感情表現が秀逸。三葉ちゃんの髪型も単純ながら分かり易い。
※「山田君と七人の魔女」は声優の力が大きい、本作は演出の力も多大。
過去作を想起する演出(電車の戸の開閉など)も、過去作と本作を繋いで物語に引き込んでくれる。
精緻な背景描写は、前半のリアリティーが後半の幻想に変わっていく雰囲気素晴らしいです。
現実的なシーンも視点を変えれば異世界となる…これぞアニメーションの魅力か。

『声優』
瀧君を神木隆之介さん、三葉ちゃんを上白石萌音さんと俳優起用ですが、全く遜色ない好演でした。
入れ替わった際の演技がバツグン、一瞬で今精神が誰かが分かる。
神木隆之介さんの女の子版…これはかわいいw
奥寺先輩の長澤まさみさんも俳優ですが年長のステキな女性感満点。

本職声優陣も安定感あり。
注目は「言の葉の庭」のヒロイン・ユキちゃん先生の花澤香菜さん。
これは最高のサプライズなのでは♪


『音楽』
主題歌は主題のシンクロ率高く良曲ではあるのですが、些か好みではないです。
音響も、やや邪魔に感じる面も。
…とはいえ、総合的には十分良かったです。繊細な演出に必要ですし、感動ポイントもバッチリ。


『キャラ』
新海作品はどうもキャラクターが弱い気がするのですが、本作は珍しく良キャラ揃ってました。
宮水三葉(みつばじゃありません、みつは)ちゃんかなり可愛いのはポイント高い。
女子高生で、巫女さんですよ!田舎コンプレックスの巫女さん…雨宿マチちゃん…うっ
入れ替わったらポジティブに東京満喫しちゃう適応力と女子力がすごい。
奥寺先輩と…あれ?こういうのって百合になるのか!?
新海作品最強ヒロインなのでは。

立花瀧くん、入れ替わって三葉ちゃんの胸を揉むのは…でかした!
都会のリア充なのは三葉ちゃんならずともうらやましい…。
彼も新海作品最強の主人公でしょう。諦めない不屈の想いが。

奥寺先輩ステキすぎる。新海作品の年上女性で一番ステキなのでは。
でも彼女がヒロインでなくてよかった…。

しっかり者の妹の四葉(よつは)ちゃんかわいいです。
四葉ちゃんに寝起きで呆れられたい…。
女子高生の口噛み酒で一山当てようという発想…恐ろしい子!

三葉の同級生、テッシーとさやちんもキャラ立ってました。順応力の高さは物語のお約束なので。
あの後テッシー多分めちゃくちゃ怒られた…でも町の英雄なんだし無問題ですよ、多分。

三葉父のトシキは嫌な大人の典型なんですが…実は亡き妻を本気で愛していた、愛ゆえに苦しんだ男。
多分、彼も二葉(妻)と入れ替わりを体験した(のでは?)
想像の域ですが。
娘との関係修復は本編では省かれてますが…そこはあえて想像するのも物語の楽しみ所。

…ユキちゃん先生、パンフレットによると、なんと言の葉の庭のヒロインその人でした!
これは新海ファンには嬉しいですね。{/netabare}

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 560
サンキュー:

79

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88. さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君の名

上映が開始されてからずっと見に行きたいと思いつつもいけず、
周りからのネタバレを避けつつ生きていくのはとてもつらかったです。

全体的には面白かったです。途中、起承転結の転でおー、まじかーみたいな感じになって、そこから結構引き込まれました。

相変わらずの新海作画で、すごかったです。特に雨粒が地面に落ちる描写や、池(か湖?忘れた)の水面に映る反射の描写とか鳥肌がたちそうになりました。


ですが、作画は前々からすごさを知っていたので、話に期待をしていたのですが、ぶっちゃけその「転」以外は普通でした。
特に前半は、見どころはあるけれども、無難というか、普通すぎてちょっとつまらなかったように思います。

劇伴もめっちゃ感動する!!!!!って感じじゃなく普通の劇伴でした。


まだ1回しか見てないので、深いところまで見れてないので、アレですが、
確かに、見て損はないアニメだと思います。



どうでもいいけど新海さんすれ違い好きねぇ

あー三葉ちゃんの口噛み酒飲みてぇ

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 226
サンキュー:

13

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glashutte さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全てが高水準

めずらしく、音楽の要素まで含めて満遍なく満足できるアニメーション作品。

物語は、新海監督作品としては、『星を追う子ども』がかなりファンタジーだったことからすると、『秒速5センチメートル』や『言の葉の庭』寄りで、基本的にリアルな作り。だけど、そこにふた匙のファンタジー(入れ替わり、時空の歪み)がいいスパイスになっている。お話の終わり方がグッドエンドなので、視聴感が良いのもいい。『秒速5センチメートル』のようなヒリヒリする感じがなく、老若男女関係なく、誰でも楽しめる作品になっている。

声優は、主役の二人が本職の声優ではなかったけど、そこは見ていて気にならなく、物語に没入できた。作品自体、主役は声優ではなく、俳優(女優)が演じることを想定して作っていたのかも。

キャラは、主役や脇役(友達やバイト先のお姉さん、お婆ちゃん、妹)など、みんな魅力的。入れ替わった際、主役の女の子の髪型が中身が女の子の時の方が凝っているのもわかりやすい。

作画は、新海監督作品ならではと言える大変美しい背景描写。また、キャラの作画、動画も背景に負けず十分。

音楽は、RADWIMPSが全編を手がけていて、曲調といいタイミングといい、話や絵の魅力をより引き出していたと思う。

また、学生服姿でお互いに振り向いている1枚絵の映画ポスターは、視聴後に見えると「あ〜〜〜!」となること必至のカットです。

投稿 : 2016/09/19
閲覧 : 237
サンキュー:

18

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ふろまつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思っていたより

思っていたよりも面白かったです。

元々、新海監督のファンでRADWIMPSも好きだったので…絶対観たいと思っていました。

ここまで話題になっていたので、多少は事前情報も入っていたのですが…
それでも、え?どうなるの?と気になる展開が続き
最終的には上手くまとまっていたので、最後まで楽しめました!

今までの新海監督の映画と比べると
より、一般受けするような感じでした。
多少は焦れる部分もありましたし、泣くとかまではいかないですが
十分、良作であり…傑作の域にも達するやもしれません。

あと、曲の歌詞の中に
「光年」が用いられてました。

光年は距離の単位で、使い方がおかしいと言う方もいらっしゃいますが…

光年は光速で1年進んだ時の距離。
地球から1光年離れた星の光を
地球の人が見た時、既に1年経っているという事。

光速が定数である為、光年は距離の単位でありながら、時間とも密接に関係している。

主人公とヒロインの間には
都会と田舎という「位置的な距離」と
タイムラグという「時間的な距離」があります。

それを表すのに「光年」ほど適切な言葉は無かったかなーと思いました。

投稿 : 2016/09/19
閲覧 : 211
サンキュー:

18

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ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

相変わらずシナリオは余り上手いとは思わなかったけど、今回のヒロインは!

新海誠監督作品って、私は「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」の2本しか見てないし、そのどちらも結構微妙な感想しか持っていません。

そして今回も、シナリオは相変わらずそんなに上手いとは思いませんでしたが・・・

ええい!仕方あるまい。
俺は巫女さんが大好きなんだ!
※「だが、男だ(たまにね)」というツッコミはなしで。

「ラブライブ!」の東條希や、「STEINS;GATE」の漆原ルカ(子)や、その他諸々、印象深いサブキャラは多数いるけど、巫女がメイン・ヒロインを務める作品といえば・・・期待していたP.A.WORKS制作の「RDG レッドデータガール」がアニメ作品としては残念ながら爆死レベルの失敗作だったことを想えば、本作はやっぱり巫女ヒロイン作品としては画期的な成功作と評価せざるを得ない。

新海誠監督作品では初めて個人評価4以上を進呈しよう!
しかも4.2と大奮発だぜ。

あの二人舞は浦安の舞なのだろうか?(音楽が違っていたような)
宮水神社のご神体が岩境・岩倉(いわさか・いわくら)にある、とか、
巫女さんの作る噛み酒とか(本当にそんな酒いまでも造ってるところが日本にあるのだろうか?)

・・・色々気になる点があるので、少なくとももう一回は劇場で見てみたいと思ってしまう作品でした。

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 520
サンキュー:

51

ネタバレ

totehi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

綺麗

上映を見て2日後。やっと余韻が収まってきてちょっと真面目に感想らしい感想を書き溜めようと思う

新ゴジラを見たときに、予告が流れてこの作品気になるなーって思って見てみてやっぱり良かったなって思った。
まさか秒速5センチの監督だったとは見た後で知って驚いた、というより納得した。

個人的に印象深かったのが作画
すごく綺麗、とてつもなく綺麗、手書きも凄い力入ってる。

物語のシナリオも良くて青臭いけど心に何か虚無感を与えるタイプのいいシナリオでした。
儚い感じがまたシナリオを綺麗に魅せてくれる
青春も青春!!!って感じにしちゃうとただ単に青臭い物語になる
シリアスならシリアスみたいにやると暗い物語になる
が、良い感じにバランスとれてて最後の部分も演出が特に良かった
{netabare} あの空白の5年という歳月こそ素晴らしいと思う {/netabare}


間違いなく見て損は無いと思えたしもう一度劇場でみたいなって感じました。
素晴らしかったです

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 222
サンキュー:

25

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろかった

すごく感動しました!
映画館で観たのもありますが、
迫力が凄いしアニメーションもすごく綺麗!

神木くんの声がまたすごく合ってて
素晴らしいくらい馴染んでて良かったです!

演出もいい意味で裏切ってくれますし、
本当に先が読めない展開でおもしろかったです

自分的にはヒロインが助からない方向の方が
感動出来たような気もしますが・・・
観終えた時に・・・おぉ!となったので
これはこれで有りなのかなと。
それともう一つだけ言わせてもらうと
泣くタイミングが分かりませんでした(笑)
手のひらに書いてもらったはずの名前を確かめるシーン
好きだの文字 ここでぐっときたのですが、
うるっときたまま泣くに泣けずなんだか
物足りない気はしました

が、総評は最高です!
観てない人には是非観て欲しい!
すばらしい作品でした

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 144
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奥が深いです

昔からの新海監督のファンとしては待ち望んだ新作と言うことで、遅ればせながらみて参りました!!

一言では語ることの出来ない、それ程奥の深い作品だと感じました。

※ここから先はネタバレになるかもしれませんので注意願います。

見終わって直ぐは、なぜか「安心」したような、「ほっと」したような不思議な気持ちになりました。
「すごく面白い」とか、「感動した!」といった思いはわいてきませんでした。しかし、映画を見終わって、今この記事を書いているときも、次々に何ともいえないような感情がこみ上げてきます。

言いたいことは色々ありますが、うまくまとまらないので、見終わってから感じたことを一つだけ書きます。
作品の最後の方で、隕石衝突から8年の歳月がたっていました。そして、8年越しで二人は再会する訳なのですが、よく考えてみると、瀧は隕石衝突の三年後に三葉との入れ替わりを体験しているので、実際には五年間の間、「名前の知らない」誰かを、心のどこかで探し続けていたわけですが、三葉の場合には、隕石衝突の少し前に入れ替わりを体験しているので、すでに8年もの間、「名前の知らない」誰かを探していたわけです。しかも、はじめの三年間は、瀧は三葉の存在を知らないので、実質、本当に存在しない人を探していたということに…

そのことを思うと心が締め付けられるようで…

全体的に、画や音楽がとてもきれいで、登場人物の心理描写も相まって、本当に心が浄化されたような気持ちになりました。

最後のシーンの「君の名は」という台詞では鳥肌が立ちました!!

やはり、新海監督の作品は素晴らしいですね。過去の作品ももう一度見たくなりました。

投稿 : 2016/09/16
閲覧 : 179
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今年最高の映画。

よかった。これに尽きる。何回もみたいというリピーター欲に駆られてしまうね。
主人公同士の入れ替わりが彗星の墜落から街を守り、未来を守るためだと少しずつわかるあのドキドキ感と好きなのに、覚えていたい相手なのに忘れていってしまう自分に抗おうとする感じに鳥肌がたった。
音楽も最高。これまた、良いところでバックミュージックが入るんよね!背景描写も写真よりも綺麗に描かれていて、すごく引き込まれてしまった。話の展開も、最後まで描かずに途中で想像させるやり方だったり、アニメ映像だけサラッと流したりで上手だったから、胃もたれ感もない。声優さんじゃないのに、上手に演技もされてた。特に神木くんは上手に演技できてて、女の子のあの恥じらう感もよかった。
また、見たいな。

投稿 : 2016/09/16
閲覧 : 169
ネタバレ

ゆうき。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映像やばい…

内容云々よりも前に映像美が半端じゃない!最初の町の風景とか中盤の雨降ってる東京のシーンとかあれ完全にリアルでしたよ…遂にこのレベルまで来たのか~

肝心の内容は結構よかったです。前情報なしで行ったからすげぇ楽しめた~瀧くんが三葉の地元突き止めるとことか結構な衝撃でしたね~やけに途中彗星、彗星言ってんな~って思ってたらそういうことね~って納得。あんま映画館得意じゃないけど行ってよかった~もう1回みたいぐらいだよ。

瀧くん三葉の胸揉みすぎだろ…w

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 141
サンキュー:

13

ネタバレ

youki さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ここ最近のアニメで一番おもしろい

恋愛要素を含みつつ、ファンタジー要素も含んだ最高の作品だった。
声優もよく絵も綺麗で文句の付け所が無かった。
本当に最高の映画だった。

投稿 : 2016/09/14
閲覧 : 150
サンキュー:

11

ネタバレ

杞冬@あずさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あなたが結んだもの

新海誠作品のオリジナルアニメーション映画。
ひょんなことから入れ替わってしまった、主人公立花瀧と宮水三葉。
そんな二人によるラブコメと見せかけた純愛ラブストーリー。
当然のことながらネタバレ満載ですのでご容赦を。

公式サイトにある「新たな不朽の名作」とうたい文句に恥じないクオリティ。
アニメファンなら知っている人も多いだろう、新海誠さんが手掛ける。
何気新海誠作品はこれが初めてだったので俺はあんまり意識してみてはいませんでしたかww
そして目を引くのは主題歌を含めすべての劇中曲を手掛けているのは、
「RADWIMPS」なんですよ!
主題歌RADなんだぁと思っていたら映画で流れる4曲、厳密にいうと5曲ですがそのすべてをRADが歌っていてさらにBGMまでとは驚きを隠せませんでしたね。
主題歌といっても基本的には添えることが多く、本編に密接にかかわってくるものは少ないと思います。
ですがこれにおいては曲を主体に物語が描かれている。
盛り上がるシーンに流れるようになっており、
テンションは上がること間違いなし!
じゃあRAD知らなかったら面白くないんじゃないの?
いえいえそんなことは全くございません。
これからぜひ知って好きになってください。
元々RADが好きだった自分は参考になりませんが、
知らなかった人でも評価は上々なところを見て安心しております。
評判に違わない作品であると自信をもって言えます。

ここからは曲に合わせて感想を。
「夢灯篭」
一番最初に流れるOP的な曲。
これからの展開を予想させる映像とアップテンポな曲。
始まりにふさわしい曲です。
歌詞もあらためて見るとこれに合わせて作られたんだなぁと思いました。
最後の「君の名を今追いかけるよ」ってところで…

「前前前世(movie ver.)」
主題歌ですが2番目に流れました。
瀧と三葉が入れ替わりを完全に自覚したところで流れます。
夢灯篭と同じくアップテンポな曲調でここまで笑える展開も多く、
それにあって明るい曲ですね。
ここでやっとこれを流すか!と唸りましたw
この後から話の本筋へと進んでいきます。

「スパークル(movie ver.)」
瀧と三葉が出会い、糸守町の人々のため三葉が奔走するシーンで流れる曲。
ゆったりとした曲ですが一番盛り上がる曲です。
長い間奏が特徴で曲自体が8分とかなり長め。
映画の中ではいったん音もシャットアウトされ、
三葉が手に書かれている言葉を見た瞬間に最後のラストサビへと繋がる。
これで盛り上がらないわけがありませんよね。
歌詞もまた熱い。
見終わった後にもう一度聞くとほんと感慨深いですね…
一番好きな曲です。

「なんでもないや(movie edit.)」
「なんでもないや(movie ver.)」
同じ曲ではありますが微妙に違う曲ですね。
瀧と三葉が偶然見かけ探しに行くに行くところで流れるのが、
editでEDで流れるのはverとなります。
最後に流れるのにふさわしい曲ですね。
editからverにつながるようになっているのが特徴です。
これに関しては何も言うまい!
とりあえず聞いてみましょうw

とまあこんな感じで曲が物語の主を握っているというのは珍しいですね。
ほんとここまで引き込まれるとはおもっていませんでした。
1回目を見てとりあえずもう一回見とくかという感じで2回目を見ていましたねw
そして「君の名は。 Another Side:Earthbound」という小説があることを知り、
地元では売り切れていましたが友達に頼んで買ってもらってさっそく読みました。
この小説が素晴らしい。
君の名はを見た人は必読といっていい出来です。
特に父親、宮水俊樹についていやな感情を持っていた人は是非とも呼んでほしい。
劇中では描かれなかった見たかった部分があり、ほんとこれは読んでほしいと強く推しておきます。
これを読んでまた見たくなってしまうが辛いところですねww
4章が親父の話なんですが、それがBDの映像特典とかになってくれたら涙があふれ出ると思いますw

迷っているならとりあえず見に行け!
話はそれからだ!と俺からいえることはそれだけですw
また見返したくなってきたなぁ…

投稿 : 2016/09/14
閲覧 : 297
サンキュー:

26

ネタバレ

*さとちゃん* さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

濃い2時間

「君の名は。」最高でした。
twitterでも言ったけど、ここまで濃い時間を過ごしたのは初めてでした。こんなにも壮大なストーリーを180分以内に収められるのがホントに凄い。
そして、作画がとても綺麗。彗星が堕ちてくるシーンはハラハラしたけど本当に綺麗です。
瀧と三葉を演じたお二人の演技も素晴らしかったですね。特に神木さんの、瀧が黄昏時に名前を求めて叫ぶシーンは観てるこちら側にも感情がビシビシ伝わってきて、鳥肌立つくらい凄かったです。
鳥肌と言えば、文字化けのシーンは別の意味で鳥肌立ちました。
この作品は、この監督、この声優、このアーティスト、この人達じゃなければここまで凄いものにはならなかったと思います。
観て本当に良かったです。

投稿 : 2016/09/14
閲覧 : 181
サンキュー:

13

ネタバレ

nohohon さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完璧です!!

この作品、新海誠も知らず、世間の盛り上がりも知らず、ただ、映画館での予告編だけで見に行くという、今までの自分にないパターンで出会った作品でした。

とにかく、映像の美しさに脱帽。

ストーリーの緻密さに感動。

エンディングの安堵感に感謝。

の作品でした。

監督本人も言ってましたが、17歳の頃にこの作品が見たかったという気持ちでいっぱいになりました。(いま49歳ですが…)

この作品を観てから、新海さんの作品を後追いで観ましたが、今までの作品とは、ちょっと違って、パッピーエンドで終わっていたのが印象的でした。

“秒速5cm“を先に観ていたら、最後のシーンは怖くて、観ていられなかったかもしれません。

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 206
サンキュー:

13

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君の名は。のストーリー・あらすじ

新海誠監督による長編アニメーション。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の町並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。
言ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。

出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す(アニメ映画『君の名は。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年8月26日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム

声優・キャラクター

神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島﨑信長、石川界人、成田凌、谷花音

スタッフ

新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、キャラクターデザイン:田中将賀、作画監督:安藤雅司、音楽:RADWIMPS

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