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「君の名は。(アニメ映画)」

総合得点
91.2
感想・評価
2515
棚に入れた
11512
ランキング
39
★★★★★ 4.1 (2515)
物語
4.1
作画
4.5
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.0

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君の名は。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Steel_01 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全体的にまとまっていてさすがは売れた作品

ストーリーは同じ新海監督の秒速五センチメートルに比べると感情移入できなかったもののギャルゲみたいなタイムリープ物で好感が持てるしハッピーエンドで個人的には悪くないと思います。

キャストは男のほうが女の子の名前を忘れるシーンで演技力のなさが露骨に出た感じで、出そうな涙がソッコーで引っ込みました。

キャラは悪い 大きくなった妹のキャラデザとても好みでした。

音楽は色々悪く言われているのでそんなに悪くないと擁護しておきます。

作画は映画としてはそこそこな感じで秒速五センチメートルのほうが美しいと感じました。

総評はハッピーエンドで大衆向けな感じが目立ちますがテンポよくうまくまとめたなと思います
個人的には秒速五センチメートルのほうが映画を見て多くのことを感じました。

投稿 : 2018/03/13
閲覧 : 207
サンキュー:

7

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ業界のプレバト。

アニメーション制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
2016年8月26日に公開された劇場版作品。
監督は新海誠。

【概要/あらすじ】

東京都千代田区で暮らす男子高校生、立花瀧。
岐阜県飛騨市の山奥にある田舎町の女子高生、宮水三葉。

彼と彼女は夢の中で知らない誰かになっていた。
妙にリアルな夢の中で過ごす他人の人生、慣れない男女の違いへの戸惑い。
記憶が曖昧な中で家族や友人から、『昨日のおまえ、おかしかったぞ』
と言われても身に覚えがない。

状況を整理していくうちに二人は認識した。
瀧と三葉は週に何度かお互いに中身が入れ替わっている。

入れ替わっている間に互いにメモを残すことで、連絡を取り合ったりルール作りをしようとするが、
デリカシーに関わる部分で噛み合わず、『人の身体で勝手なことをするな!』と喧嘩をする二人。

入れ替わり生活を繰り返すうちに、ようやく打ち解けて瀧と三葉の関係が変わり始めた矢先に、
ある日“入れ替わり”が途切れてしまう。

互いに何度も入れ替わるうちに、三葉が気になる存在になっていた瀧は、
彼女に会いに行こうと飛騨に向かうのだが、そこで思いもよらない事実を知るのだった。

【感想】

世界中で大ヒット上映されて、日本の映画史上にも残る記録的なアニメ映画。
熱心なフォロワーがいるもののマイナー寄りなポジションだった新海誠監督を一躍時の人にしてしまった。

売れてしまったことは自体は良い。
だが、メディア戦略上のキャッチフレーズに過ぎないのだが、
“新海誠・日本中がこの才能に恋をする。”とか同調圧力っぽくて恥ずかしいなあと思ってしまう。

今回、これまでの新海作品とは比較にならないほど売れてしまったのだが違いはなんだろうか?

モノローグだらけの新海節は健在ではあるものの、

『雲のむこう、約束の場所』
『秒速5センチメートル』

などであった“虚無感”“切なさ”に彩られた新海ポエムが薄れて、“コミカルさ”“ひたむきさ”
が強めに従来の新海ファンより間口を広げて一般層が好むライトさに作品の方向性が変貌している。

田中将賀が原案のキャラクターデザインが与える印象が大きいのだろう。
同氏の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』調ではあるし、
三葉の友人であるテッシーは、『心が叫びたがってるんだ。』で見たことのあるような既視感がある。
今の世代向けのアニメ要素を積極的に吸収して味付けしていったら、
従来の新海誠作品にあった、暗さや硬さが中和されていった感がある。
感情のあるキャラクターとして愛嬌を表現するにはキャラデザは重要なのだ。

序盤の入れ替わりコメディの日常パートにしっかりと尺を割いているのだが、それが作品にプラスに作用している。
アニメ映画というTVシリーズと比較すれば限られた尺の中で、登場人物に興味を持って感情移入してもらう工夫。
そこをおざなりにしてしまえば登場人物は物語の歯車に過ぎず、
作中で泣こうが叫ぼうが、『ふーん、それで?』で終わってしまう。

同監督の『雲のむこう、約束の場所』がセカイ系であり、日常パートが短くて薄味だったのと比較すると濃度が違う。
より多くの人間に楽しんでもらうには観客に解りやすく、じっくり丁寧に伝えるのは大事である。

ヒットメーカーであるプロデューサーなどのアドバイスも大きいのだろう。
それが新海監督をヒット作のテンプレにハメて個性を薄めてしまったのように批判的な人もネットにいるのだが。

実際のところ、ストーリーは矛盾や科学的におかしい部分が結構ある。
{netabare}二人の時間が三年ずれてるのにカレンダーで確認しない、隕石が落ちたら被害があの程度じゃ済まんだろうetc, {/netabare}
(オカルト的な部分は突っ込むこと自体に意味がないので除く)
シナリオ的には特に目新しい部分は無いと思う。

これまでの新海作品との違いは、基本的な構想は新海誠監督のものに違いないが、
監督固有の観点で作られてしまう、いつもの男性視点のナルシシズムが極力薄められていて、
普遍的なラブストーリー要素など幅広く大勢の人間の感情に訴えかけるモノが、
ふんだんに散りばめられていたからだろう。
それが元々高く評価されていた新海作品の美術センスにマッチしていて、
表情のあるキャラと絡まっていた。

人間は観たいものが観れたら称賛の声を浴びせる。
結局は新海監督個人の性癖がギャラリーが望むものと相反していて、
マニア向けになっていたのを今回は方針転換したという話である。
これを進化と見るか迎合と見なすかは個人の判断ではあるが、
迎合しただけでは大人気作品ぶりには説明がつかないので、
元々監督には非凡なセンスが在ったのに歯車が噛み合わなかったのを、
名プロデューサーが上手く矯正したというところか。

個人的な感想を書いてなかったので最後に!
シナリオに欠点を探せば色々あるのだろうけど、今までの新海作品が嘘のように感性に合う部分が多くて、
非常に楽しめたというのが本音。手放しに絶賛はしないのではあるが。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2018/03/06
閲覧 : 529
サンキュー:

93

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その酒を言い値で買おう

 このタイトルだったらネタバレにはなってませんよね?視聴した人だけに分かるネタですよね?

 まあ前評判はアテにしないで、劇場の大スクリーンでパンチラが拝めるというので(割と本気)、懐具合が寂しいのにも関わらず見に行ってきました。

 ……なんと申しましょうか、こう……自分が深夜アニメという劇薬を長い間観続けてきた弊害と申しましょうか、それともそんな自分が少しだけ誇らしいと申しましょうか、どう表現しても上から目線になってしまいそうな気がするので、ここで私が提唱する謎ラーメン理論で説明することにします。

 私はこってり系のラーメンが好きなんですよ。豚の背脂とかああいう、そう二郎系とか家系に代表される、ああいうのをイメージしていただけると良いと思います。例え二郎系を口にしたことがない方でも、ちょこっと検索していただければ、だいたい味が想像出来るような、でも多分その想像は間違っていないと思います。ああいうのじゃないと、割と高い金を出して食った気にならないんですよねえ。

 で、たまには違う感じのラーメンを口にしようと思って、近所の評判のあっさり魚介系を食べたんですよ、でもこれが物足りない。確かに美味しいんですが、濃い系ラーメンになれた自分にはどうしても物足りない。でも確かに美味いのは分かる……こいうのをもどかしいって言うんでしょうかね。

 え?ただ自分の好みに合致してないだけだろって?……そ、そうだった!回りくどい言い方をしなくてもそういう方法があったかっ!

 ……まあ、そんな感じです。
 ファクターごとの寸感なら……

 キャラクターは可愛いです、はい。とうとう日本もこのレベルのキャラデザが一般に受け入れられるようになったかと思うと感無量であります。



 作画……そして風景・景色に関しちゃ言うことは無いっすわ。どっからどー観ても新開作品以外の何物でもないですね。綺麗です。

 
 音楽……例によって素養のないボクには判別出来ませんでした。少なくとも物語の没入を妨げるようなシロモノではありません。


 お話……ここが一番のポイントなんですよね……薄口というか、あともう少しだけ主人公二人の交流があってくれると尚良かった。このままだと空気に流された感がなくもない。若い二人だからそういうものなのかも知れないけど。
 組紐のねじれあい・からまり・という件が重要なキーワードになってるのは良かった……かな?分かりやすかった。ああいう手作りのモノはそれなりの魂が入ってると言われてもおかしくない。
 あと、三葉がオヤジさんと対峙するシーン、説得は成功したんだよね?確か……観てきたすぐ後なのに記憶が曖昧なのがアレですが……やっぱその言葉、三葉の真剣に向き合い人の心を動かす言葉を聞きたかったというのはある。

 声……うーん……あんましこういう事は言いたかないけど、やっぱプロを使ってくれた方がねえ……叫び声の奥底・根っ子の部分がどうも苦しいというか……言い掛かりに近いレベルだと言われればそれも甘んじて受け入れるが、やっぱモチはモチ屋だと思うのは気のせいじゃないと思うんですよね……
 

 それにしても……あの口噛み酒のシーン、あのエロスは一体なんということだろう。舞の時だけ口紅を差しているから唇が際立って、そこからとろとろと白濁した液体がこぼれ落ちるというあの得も言われぬ……そういうところに注目したって良いよね?だってぼく二次元オタだもん! 



 ……とまあ、なんだかんだいってそれなりには楽しめました。やっぱ劇場版アニメは良い!作画気にしないでいいしなあ(過去にはとんでもないのが存在したようだが)……

投稿 : 2018/03/05
閲覧 : 263
サンキュー:

31

ネタバレ

こっとん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

無難におもしろいです。

おもしろいですが、個人的には世間では少し過大評価な気がします。しかし、絵の美しさは素晴らしいです!

投稿 : 2018/02/28
閲覧 : 193
サンキュー:

4

ネタバレ

taisu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:----

ジブリ以外では

珍しく面白いと思えたアニメ映画でした。ただ音楽があまり物語の雰囲気に合っていなかった気がします。

投稿 : 2018/02/19
閲覧 : 154
サンキュー:

4

ネタバレ

tyuio さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

入れ替わりの王道

現在はタイムリープが主流だが、かつては入れ替わりがブームの時期もあった。
その2つを兼ね合わせた名作こそ、今作だ。

新海誠さんの作品はすべて見たが、おそらく「雲の向こう」以来のハッピーエンド。ハッピーエンドはとても希少だ。ご本人、もしかしたらこのラストは不服だったのではあるまいか?

聖地探訪もした。非常に細かくロケハンしたことがうかがえる。
特に、山が上手だ。

投稿 : 2018/02/17
閲覧 : 227
サンキュー:

7

ネタバレ

ボーア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二点気になったw

  ①後半、主人公が名前を忘れない様にヒロインの手にマジックだかなんだかで、名前を書いたシーン。
 ”すきだ”って書いてたんだけど、
ヒロインは何の疑いもなく”好きだ”って理解していた点。
自分は、主人公の名前を忘れていたので、
”スキダ”さんかとww そんな苗字の人いるかどうか知らないけど、
少しだけヒロインが傲慢だと感じましたw
リアクションも自分が考えたものより薄くw
殆どスルー的だったのが、悲しかったww

  ②1番最後のシーンwww
せ~ので”君の名前は?”
そこは”君の名は?”じゃないんだ~w
ズッコケましたw

とはいえ、音楽も良かったし、
絵も良かったし、
楽しめました

投稿 : 2018/01/24
閲覧 : 256
サンキュー:

12

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

君繋ぎ

https://note.mu/redstar0/n/n968cb4cd8e18

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 243
サンキュー:

24

ネタバレ

はちまんV さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なるほど、これが噂の

一昨年に上映されていた時には観ることができなかったので、今回観ることができて良かった。

いろいろと気になる点もあったけど、テンポの良さと作画と音楽で、良くも悪くも圧倒されて見入ってしまったような感じだった。

たしかに映画館のスクリーンと音響設備でこれを流せば、社会現象レベルの大ヒットになるのも分かる気がする。

投稿 : 2018/01/19
閲覧 : 232
サンキュー:

11

ネタバレ

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何故あえほど話題になったのかが・・・

わざわざ時間的都合で苫小牧まで車を走らせて映画館にw

家族みんなが、ん、ん。。。となる映画でした。。。

どうしてあんなに話題にのぼり売れた理由がいまひとつの感じを
受けましたw

改めて地上波初登場を見直しても印象は然程変わらなかったように
思います。

男女の高校生が寝て目覚めると中身が入れ替わり、そして入れ替わった
時の記憶がじょじょに消えていく、そういう一族?の話。

入れ替わった時の記憶が消えないうちに互いに探しあってるんだけど
この辺の意味もなんだかよく解からないまま話が進み
神棚に納めた噛み酒で一時出会う事が出来たのですが、
その辺も噛みあわせがいまひとつで
村ひとつが隕石によって崩壊、壊滅したっていう裏スト~リと連動しての
会ってこの災害をなんとか防ごうとした結果の話にはなってるのですが
私の文章と同じでバランス、テンポが悪い!(笑

思うところは昔の転校生系の男女入れ替わりのスト~リと
タイムスリップによる最悪結果の入れ替えスト~リの掛け合わせ作品。。。
しかもバランスが悪い。。

何故こんな超大作のような扱いになったんだろうか。

あくまでも個人の感想ですよ~b

投稿 : 2018/01/14
閲覧 : 217
サンキュー:

15

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

話題になっていたけれど

地上波放送を見ました。話題になっていたので期待してみましたが、ちょっと期待には及ばなかったかな。神木隆之介さんの女子演技が面白かったとこと曲がアニメの世界にリンクしていたところが良かったところですね。
 よくある入れ替えストーリだけれど、そこにパラレルワールドが存在する。私的には微妙でした。

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 201
サンキュー:

11

ネタバレ

marutomo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結局今日まで観るタイミング逃してた。

公開前から面白そうだなぁとは思ってたんだけど、結局地上波で…。

面白かった!
まずストーリーが良くできてた。2時間弱の短い間に、ちゃんとキャラに愛着も持たせつつ、ものすごく濃く、引き込ませるストーリーだった。
このストーリーに絵・声・音楽がしっかりマッチしていた。

あれだけのブームを起こせたっていうのが凄いし、それなら逆におすすめしたいアニメもあるなぁ、と感じた。2時間だったからあれだけど、テレビアニメだともっとキャラも掘り下げられるし。「凪のあすから」とか薦めたいかな。

最後に神木隆之介さん好きだわ。

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 202
サンキュー:

13

ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

過大評価なのは間違いないが、想像以上に良かった

 ここぞといった爆発力こそないが、限られた尺の中では、序盤はコミカルにテンポよく、中盤から終盤にかけては掘り下げが浅すぎず深すぎず、いい塩梅で丁寧に描かれ、序盤から中盤にかけての前置きの回収も鮮やかで、最後はハッピーエンドで締めくくられる物語の展開については特別文句はなく、優秀と言える。
 また、主人公もヒロインも行動力と正義感があり、彼らの友人達や周囲の人間にも悪い奴らはいなく、キャラも優秀。彼らの活躍により死んでいたはずの人間も救えたのは称賛に値するだろう。
 作画もまあ綺麗で、文句も特別ない。
 あえて難癖をつけるとすれば、町民の救い方か。あれだけの爆発物を入手できたのも、手段が犯罪的で強引なのも手放しでは褒められない。
 とはいえ、あの限られた時間の中で、じゃあ他に比較的リアリティーのある穏便な救い方があるのか?と問われれば自分は答えられない。なので、あの手段は妥当なのかなとも思う。あの世界では、主人公とヒロインだけではあるが、入れ替わりとかファンタジー現象が罷り通っているとはいえ、ファンタジー現象で救われるのも釈然としないし、やはりあれが妥当な展開だったと思う。確固たる根拠もなく、協力してくれたヒロインの友人たちはいいキャラだった。
 声優も、まあ特別上手くはなかったが悪くはない。
 総評として、秀作。
 しかしながら、あそこまでの大ヒットを記録するほどの内容ではない。にもかかわらず、なぜあそこまで大ヒットしたのか。それはおそらく、ただの恋愛ものではなく、入れ替わりや大胆な救出劇、入れ替わりも単純な入れ替わりではなく、実は時系列がずれていたなど、様々なエッセンスが入っていたのも一因だと思う。 

 奇を衒いすぎず、かといって単純すぎない塩梅で、展開を間違えなければ面白くなるというモデルケースと言える作品ではないだろうか。もっとこんな作品が増えてほしいものである。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 219
サンキュー:

15

ネタバレ

dvmsi35301 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とりあえず

寝起きの胸を見下ろす描写が最高だった。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 257
サンキュー:

5

ネタバレ

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

好評価の作品。けど少し辛口っぽく感想

作品ベースがタイムパラドックス
もうこの時点でおおむね外れない
あと、この作品の音楽
これだけでかなり評価稼いでる気がする

また、はいりのミステリアスな部分も


個人的にはこういう作品を通しいて
もっと評価されてもいい作品が広まればいいなと思ってる

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 196
サンキュー:

6

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ミュージカル?

記録的ヒットとなったこの作品。何が要因だったのかはよく分からない。
全編RADWINPSの曲が流れ、曲に乗せて物語が進行する。作画、ストーリー、音楽とも平均以上の出来とは思うが、ずば抜けた印象は無いんですよね。
綺麗にまとまっている印象はありますが、インパクトはいまいち。
絡まる糸が物語のキーとなっているので、最後も糸を絡めてもらいたかったな。
印象的なラストシーンですが、あの場所はこれまでの物語と何の繋がりもないよねえ。
前半の入れ替わりシーン、互いの声優の演技が素晴らしい。それだけに、後半がいまいちな印象は否めない。ラストの背景の美しさに救われた?

投稿 : 2017/12/28
閲覧 : 213
サンキュー:

12

ネタバレ

くろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

古典的なネタを交えつつも

秒速5センチメートルで有名な新海さんが監督の作品。

入れ替わり、時間移動、すれ違い。
世界的な人気を博した作品で(視聴したのは公開されてから1年以上
経った後)、まさかそんな手垢が付くほど使い古されたネタを
持ってきてるとは思わなかった…。
そしてどう感動を生み出すのかが見物だったが。



この作品のラストで、秒速でのラストを思い出して
「振り向け! 声かけろ!!!」って叫んで、
今度はちゃんとハッピーエンドだったのがもう…!!!!
それだけでも良かった…。
ストーリーの盛り上がりや、印象深いシーンがいくつか思い出される。
別々の電車に乗っていて線路が別れて離れていくシーンは
恐ろしく綺麗だったし、
メールが消えていくのはゾッとし、
隕石跡での名前を手のひらに書く所で名前ではなく
告白が書いてあったシーンは驚いた。
とてもよかった。


キャラクター周りはとても現代的で等身大の高校生を描いていて
感情移入しやすい。
入れ替わりで男の子がおっ〇〇モミモミしてるのとかwww
学校だけでなくバイトでの人間関係とか。
メールでのやり取り、そしてすれ違い。
現代社会で人と人との繋がりは薄くなってしまったけれど、
だからこそまた会えて、繋がるっていいよね。
組み紐あってよかった。

投稿 : 2017/12/23
閲覧 : 199
サンキュー:

12

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とっても素敵で、不思議で、大好きなお話です。

絵がすごくきれいで、お話もファンタジーで、でも
ハラハラドキドキしてしまうし、
最後まで全然飽きないで鑑賞できた映画でした。

お互いに好きなのに、
覚えていられないのって、切ないな。
それでも再会できて、
相手を、きっと運命の人だって気づけるって素敵だな。
なんて思いながら見ていました。

私はどうかな?って考えてしまったのが、
運命の人が、実は3歳も年下だったらどうしよう?
ということです。
最初からわかっていれば大丈夫でしょうけど、
同い年だと思っていた人が3歳も年下だったら、
私だったら、恥ずかしいし、
相手に申し訳ないと思ってしまうと思います。

だから、お互いに覚えていないのが、
きっと正解なんですね。

投稿 : 2017/12/21
閲覧 : 481
サンキュー:

51

ネタバレ

ういすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

映像と、音楽が素晴らしい。

映像が素晴らしかった。
ひとつ、ひとつ細やかで、
リアルにとらえられた。

憧れるだけの東京を表現していたと思うし、
また、現実の東京での生活をも、写し得ていた。

効果的な音響で、物語を盛り上げる所なんかも秀悦。
音と映像美、
これこそ映画館で見るべき作品だと思います。

東京へ憧れる人、または東京に住んでいて現実の喧騒から
脱したい人、両者に支持を得たのだと思う。

ストーリーは、クライマックスを見るまでは、楽しく見ることができる。
美男、美女の入れ替わりは、昔から人気の高い設定であるし、
これは鉄板で、王道な作品。

隕石、いらなかったんじゃね?
映像美を見せるためには必要だったかも知れないけど、
単純に時間にズレがあったってだけでも、
ラブストーリーのもどかしさを大いに表現できたと思う。

隕石騒動で、?マークが満載になってしまった。
それまで、楽しく見れていたのにザンネン。
つっこみどころの多い、
ご都合主義的な作品になってしまった。

時間がない、時間がないって言っているわりに、
大いに寄り道したり、
高校生一人で、変電所大爆発させるなんて、
警備員はいったい何してるの?
もう、後数十分しかない時点で、市長の一声で、
市民全員を無事避難させることができるなんてのも、?だ。
しかも、防災訓練でなんて、ご都合主義としか言えない。

それに、市長の娘と、市長は喧嘩して口も聞けてない状況。。
真摯に避難させて!ってお願いしたところで、
じっくり話を聞こうじゃないか。って流れにしかならない。

名前を忘れてしまうってわかってるのに、
なぜ、手のひらに名前を書かなかった?
スマホのデーターが消えるってんなら、
手のひらの文字も消えれば良かったのに。
というか、このエピソード自体がいらない。

単にラストで、君の名は?ってお互いが聞くためだけの設定。

陳腐。

映像と音楽で、ごまかされているけど、
なかなかに、強引、ご都合主義な作品。

糸の話をメインに、隕石落下なんて強引な設定がなければ、
もっとお涙頂戴的な心温まるストーリになっていたんじゃないかな?

まあ、映画なので衝撃的なシーンってのは、必要だったのかも
しれませんがね。

まあ、映像と音楽は秀悦ですし、隕石部分を省けば、
かなり淡くて切ないラブストーリです。

あ、今、気が付いたけど、
その時間軸がずれてるって二人ともなぜ最後まで気づかない?
入れ替わったとき、まっさきにカレンダー見るでしょ。。
TV番組とかも。。

なかなかに詰めの甘い作品だなあ。。

投稿 : 2017/12/18
閲覧 : 179
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっと残念…。

今作は新海誠作品の中で最も万人受けしやすいストーリーで、単純に面白かった。純粋な恋愛だけでなく、非現実的な部分を絡ませてくるのは良かった。今度は万人受けじゃなくて雲の向こう、約束の場所のようにSF要素が入ってきてくれると嬉しいが、秒速5センチメートルのような雰囲気でも良いかなと思う。
作画は相変わらず綺麗だったが言の葉の庭の方が美しいと感じた。
個人的には新海誠の世界観を表現するためには欠かせないと思っていた天門が携わらなかったことは非常に残念だった。
また、過去作を彷彿とさせるシーンがあったのは嬉しかった。例えば、言の葉の庭のゆきの先生。秒速5センチメートルの踏切ですれ違うシーンと今作の階段ですれ違うシーン。雲の向こう、約束の場所の病室で2人の手が触れ、互いを認識するシーンと今作のかたわれ時に2人が手を差し伸べ、触れはしないが、互いが出会うシーンなどだ。(私見)
なんだかんだ新海誠らしい、言葉の選び方、描写、綺麗な作画は健在だった。
最初に触れる新海誠作品という人にとっては取っ付き易いものではないかと思うし、観る価値があるものだと思う!

投稿 : 2017/10/04
閲覧 : 126
ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シンSFスーパー英雄(?)列伝31

2016年某日某所
天地人
「お昼近いけど、疲れたし映画(君の名は)でも観ない?」
○○○
「映画なんていいから、ゴハン食べよ」
天地人
「(え~っ)き、君の名は・・・」
○○○
「や~ね、○○○に決まってるでしょ。さ、早く食べに行こっ」

・・・ああっ、何もかもみな懐かしい(by沖田)
そんな君の名はですが、よ~やく観る事が出来ました。
で、観た感想ですが、内容は映画の宣伝&売り上げで過大な期待をしていたんですが、意外とと言っては失礼かもしれませんが、普通に面白かったです。
あと、作画が美しいですね。
万人向けの作品でしたけど、新海監督のファンには、あのラストはどうなんだろうと思いながら観てましたけど、やっぱり出会う形で終ったのは嬉しかったです。
まあ、内容とかは多くの方々が既に述べてると思いますので、簡単な感想に留めますが、「君の名は・・・」のセルフにはじ~んと来ましたね。

そういえば、ラストのヒロインの妹ですが、可愛くなりましたね(笑)もしかすると、ヒロインのお姉さんよりカワイイかも
モヒカン&鉄仮面男(ジャギ)
「おいっ(えっ?)お前、君の名を言ってみろ~」
天地人
「あれ、何だっけ。(涙目)そ、そうだ、確か手に名前を書いたはず(急いで手を見るとすきだの文字が)わ、分かんねぇ」
鉄仮面男
「姉より優れた妹など存在しねぇ、来いっ、己の無力さを教えてやるわ~(うわ~っ)」
「フ・・・フフフ、ハッハハハ!! もう一度だけチャンスをやろう!君の名を言ってみろ!!」
(君の名はのファンの方、ゴメンナサイ)

投稿 : 2017/09/21
閲覧 : 259
サンキュー:

29

ネタバレ

タイチョー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SF要素に驚く

青春ものでありSF要素もあり面白かったです。
てっきり入れ替わりもののラブコメディを想像していたのですが、見てみるとSF要素もあってなかなか面白い展開があるストーリーだと思いました。

とりあえず瀧くんの友達がめちゃめちゃいい奴なのでほっこりできました。そして田舎の空気感がリアルです。スナックが二店あるのは笑いました。なおコンビニは……。
二人が初めて面と向かって出会うシーンが意外でした。

後半の展開がアクションありSF要素ありの怒涛の展開でテンション上がりました。変電所をまじで爆破するというまさかのコマンド-的な展開には度肝を抜かれました。

投稿 : 2017/09/20
閲覧 : 188
サンキュー:

11

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ版「直木賞」受賞作品

新海監督作品は「秒速5センチメートル」、「言の葉の庭」だけしか触れられていないのですが、本作はこれまでの新海作品とは異なる趣を感じました。
これまでの私の新海監督のイメージは、アニメーションの才能はもちろん、文学的な知識や才能も持ち合わせるアニメーター。圧倒的な映像美も文学的な概念やアプローチによってこそ、表現されているのではと感じます。過去の新海作品は文学でいえば純文学的な雰囲気を感じるものでした。「時間・距離・すれ違い」といった漠然とした概念を映像に落とし込み、そこから生じる人間模様を切なく描く作風。ややオトナ向けでとても楽しいと感じる作品ではなく、人を選ぶ雰囲気はなんとなく感じました。もちろん映像美だけでも一見の価値はありますが。

うって変わって本作は多くの人が楽しめる大衆文学的な趣。それがこれだけ社会現象になったことを考えれば、アニメ版「直木賞」受賞作という言葉が個人的にしっくりきます。これまでの新海作品にも出てくる「時間・距離・すれ違い」といった要素を「組紐」という象徴的存在で踏襲。加えて「入れ替わり」という王道的な要素を組み込んだことで、全体的にバランスのよい物語になった印象です。今回はわかりやすく皆が楽しめる作品を作ろうという意図を強く感じます。

これまでの新海作品で感じたアニメとしてのキャラクターの輪郭の薄さを、本作ではキャラデザに「ここさけ」の田中さんを起用するなどで補強している感じはします。これまでの長所はそのままにウィークポイントを補強した結果、更にクオリティーが高い作品になっているように見受けられました。これまでよりも、ずっとアニメらしい新海作品になった気がします。

作品によって作風を柔軟に変える新海監督の手腕に脱帽しつつも、今後の新海作品がどのような方向に進むのかとても気になります。本作をを受けて世間の期待値も当然上がるわけで。これだけヒットした作品があって監督は次に何を描くのか。自分が監督なら、次回作は怖くてもう作れません(笑)。

投稿 : 2017/09/15
閲覧 : 206
サンキュー:

20

ネタバレ

ニャンころ星人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

普通!かなり期待はずれ…

投稿 : 2017/09/11
閲覧 : 203
サンキュー:

4

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

時代は希望を求めている

2016年8月公開の劇場アニメ作品。
ネタバレありのレビューです。

僕は公開初日に観に行きました。
まさかこんな記録的なメガヒットになるとは思わなかったです。
先日Blu-Rayでもう一度見た感想は
「あれ、こんなに良かったっけ?」
この1年色々と深夜アニメを見てきたので、
かえって良さに気付けるようになったのかもしれないですね。

まず一番に挙げられる良い点は作画。新海監督と言えば風景。
皆さんが「君の名は。」で一番好きなシーンはどこですか?
かたわれ時か、ラストの階段、2人が出逢うシーンが人気ではないかと思います。
僕が一番印象に残ったのは瀧と入れ替わった三葉がマンションのドアを開け、
初めての東京が目の前に広がるシーンです。
PANを使ってじっくりと見せる田舎の女子高生の憧れとして表現された東京は、
人工美でありながらはっとするほど美しい。
映画の導入部で糸守町の豊かな自然を実写さながらの美しさで見せておいてから、
この演出を持ってくるのは背景技術に絶対の自信がなければできないことでしょう。

次に音楽について。
劇中で使われるRADの曲はこの1年街の至る所で耳にしましたが
やはり映画の中で聞くのがしっくりきます。
しっかりと曲を聴かせる仕立てになっていながら、
不思議と映像とマッチしていて違和感がありません。
青春映画とロックなんて普通なかなか合わないはず。
音楽の入るタイミングもにくいですね。
最初に劇場で「なんでもないや」のイントロが流れた時、
「ああ、瀧と三葉は再会するんだ」と直感的に思いましたから。

さて問題はストーリーです。
本作のウイークポイントは都合の良い展開と、
論理的に考えるとおかしい行動が多々あるところでしょう。
ただ今回見返して、それが作品の魅力を落としていように感じなかったんですね。

「君の名は。」の裏設定はご存知でしょうか。
村に彗星が落下して壊滅するのは偶然ではありません。
糸守町は1200年周期で彗星が落ちる町で、
宮水家の一族はその厄災から村人を守るために入れ替わりの能力を使って
数年先を生きる男の子と夢を通じて交流し、そして共に村を救ってきたという設定です。
この設定は小説版に書かれているらしく映画内で明確には書かれていませんが、
ご神体の祠の壁画に彗星の絵が描かれていたり、
糸守湖が隕石湖としてできたと推測されていたりするのは設定の裏付けのようです。

ご都合主義の極みのように思われる話なのに多くの人に支持されるのは
本作が3.11の地震をモチーフにしているからではないかと思っています。
東北の地震を意識した作品であることは監督自身も語っています。

千年に一度の大災害を目の当たりにし、日本という国自体が停滞していることもあって
多くの人が「仕方ない」という無力感、閉塞感を味わったのではないかと思います。
きっと想像以上に私たちは落ち込んでいて、夢や希望を心のどこかで求めていたんじゃないかと。
こんな夢物語があってもいい、そう素直に受け入れられる時代なのだと思う。
男女の入れ替わりという大掛かりな仕掛けを打ちながら
実際の村人の救出は地道で泥臭く描いているのも重要なポイントで、
あの地震を経験して感じた共同体意識に訴えかけてきます。

「君の名は。」はこの上なくロマンチックで、希望にあふれている。
これこそ日本人がいま見たかったアニメ、見るべきアニメだったのだろう。
素晴らしい作品じゃないですか。
僕もこのアニメを支持させていだだきます。

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 377
サンキュー:

39

ネタバレ

nelldrip さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

いつもの新海誠

作画は良い。流石金と時間かけてオナニーしてるだけある。
宣伝もまぁええやろ。多分。金かけてるだけある
でも中身が無い。すっからかん。
まぁこの点は基本新海誠のいつものことよ。
本当「人が描けない」んだよね。
だから物語が薄っぺらい。安っぽい。中身がない。
雰囲気だけのアニメにしかなってない。あれだけ金かけても。
よく言えば日常系と同じノリで見れる。要は頭空っぽにして口あけてポカーン、で。
見た後に何も残らないから暇つぶしには良いとも言える。
新海は絵描かせるだけにして原作脚本を他から引っ張ってきたら絶対傑作出来ると思うんだけどなぁ。

投稿 : 2017/09/01
閲覧 : 208
サンキュー:

8

ネタバレ

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

2016年で最も話題になったアニメ映画

おそらく、日本人のほとんどが知っている
アニメ映画ではないだろうか。私もその一人だ。
ただ、このアニメは映画館で観たいという感情は一切出てこなかった。
その理由は下記に後述する。

ちなみに、このレビューは酷評気味に書いてあるので
・君の名はを見てないやつは後悔するぜ。
・君の名はまだ見てないとか正気か?などといった
過激派の方は見ないことを推奨する。

あらすじに関しては他の方がレビューを書いているので
それを参照したほうがいいだろう。ここに書かなくても
知っている人は多いだろうし。

このアニメ映画の非常に良かった点は
クオリティの高い作画であろう。
100分以上にわたりここまでの作画を維持し続けられるのは
素直にすごいと思う。そのため、作画は5点満点という評価。

ここからは個人的に気になった点を挙げる。(ネタバレ含む)

「君の名は」では、RADWIMPSが結構な頻度で流れる。
流れるタイミングも非常にわかりやすいので
RADWIMPSファンにはたまらないだろう。RADWIMPSファン
でない人間からするとイライラする可能性あり。
くどいのだ。嫌というほど流れてくるのでRADWIMPSのMV
かと一瞬疑ったほど。

三葉が生まれ変わりたいと思う描写は描かれてある。
作者は三葉に思い入れがあるのか、三葉に関しては
家族構成だけでなく、家族関係の経緯も描写していた。
そして、本人の口から生まれ変わりたい相手の
具体的な好みまで発言しているが、
瀧に関してはその描写が甘い。当然、瀧本人の口から
生まれ変わりたいと発言されていないため、違和感が残る。
瀧側の家族関係は父親と2人で暮らしているだけといった情報のみ。
三葉であんなに描写しているのだから
瀧の母親、兄弟に関してはどうなのか描くべきであろう。
瀧でなくてもいいじゃないかと思われても仕方ない。

瀧が口噛み酒を飲むシーンがあったが、口噛み酒についての
説明が不足している。アルコール入りの飲用宝くじかな?

ケータイ日記のデータが消える描写だが、もっと早い段階で消えるのでは
ないだろうか。ケータイ日記を開いた瞬間に少しずつ消えていく
のは不自然だ。

テロリストまがいな事をして、視線をそらし
町の人々を安全なところまで避難させようといった作戦があったが、
無理やりすぎるような印象を受けた。入れ替わりをテーマにした
作品なのだから、入れ替わりを使ったアイデアを出す方が
良かったように思う。

終盤、三葉本人が父を説得するシーンがあるのだが、
その部分を深く掘り下げていない。
ばったり、ご対面しただけで終了。なぜだ。
隕石の作画をたくさん出す必要があったのか。
あれでは、作画でとりあえず誤魔化しました
という印象しか受けない。この映画の中で一番致命的な所。

作画は非常に良かったが、脚本は肝心の部分で
抜けているところが多々あり、名作だと思えなかったのが
私の感想だ。

正直、このアニメは映画館で観たいと思わなかった。
マスコミによる宣伝効果で、大衆を映画館に誘導するのが
目的だと認識していたからだ。
公開されてからはずっと宣伝と言う名の洗脳。
RADWIMPSの音楽、前前前世付き。嫌でも耳に入り、
話題にする人間もいたからうざったい印象だった。
2016年8月公開にも関わらず
2017年3月頃まで公開されていたし、
DVD,ブルーレイを発売したのは2017年7月になってから。
依怙贔屓というか執念というか、狂気じみたものを感じた。
内容重視で公開間近に行った層もいるのだろう。
おそらく誘導されたのだなと解釈する。

このアニメ映画はカップルで見るには最適な作品であろう。
私はそう感じる。

投稿 : 2017/08/29
閲覧 : 432
サンキュー:

19

ネタバレ

そら さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちょっと変わったラブストーリー ☆ミ

お互いが直接出会うのではなく、心と体が入れ替わって、
その入れ替わった生活の中でお互いを知って、メッセージのやり取り等で
親しくなって心惹かれあっていきます。

予告編やチラシなどに彗星が大きく出てきますが、
その彗星が二人の出会いに大きな役割を果たしていて・・・。

それに、登場人物みんなの感情の機微が、繊細な表現で
表情やセリフから伝わってきて、すごく引き込まれました。
劇中に出てくるセリフや映像がとてもキレイです。

物語が何もかもドラマチックで素敵でした。最高です。

2冊の小説がでていて、映画の内容をより掘り下げて理解できます。

★小説「君の名は。」
★「君の名は。 Another Side:Earthbound 」

小説「君の名は。」は、ほぼ映画に沿った内容で、お互いに補完し合っています。
「君の名は。 Another Side:Earthbound 」は、主に映画からは分かりにくい部分や、
映画にはない場面が描かれていて、読後は、より映画を感動的に感じることができました。

特に、三葉のお父さんのお話があるのですが、映画の終盤でお父さんが三葉の言葉を受け容れたわけが
分かり、鳥肌がたちました。
映画を見てから小説を読むほうがいいかなと思うんですが、そうすると、また映画を見に行きたくなっちゃいます。

どうしよう・・・また見に行きたいなぁ(>_<)

投稿 : 2017/08/25
閲覧 : 250
サンキュー:

26

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

君の名は?

入れ替わりと時間軸のズレを利用した、
よく見られる手法な気がした。

売り方(宣伝)が巧かったのが勝因なんじゃないかな?

個人的には、前作『言の葉の庭』の方が好きかな。

投稿 : 2017/08/03
閲覧 : 189
サンキュー:

7

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君の名は。のストーリー・あらすじ

新海誠監督による長編アニメーション。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の町並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。
言ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。

出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す(アニメ映画『君の名は。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年8月26日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム

声優・キャラクター

神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島﨑信長、石川界人、成田凌、谷花音

スタッフ

新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、キャラクターデザイン:田中将賀、作画監督:安藤雅司、音楽:RADWIMPS

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