当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~(アニメ映画)」

総合得点
72.1
感想・評価
318
棚に入れた
1734
ランキング
1219
★★★★★ 4.1 (318)
物語
3.9
作画
4.3
声優
4.0
音楽
4.3
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~の感想・評価はどうでしたか?

ニコル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高でした!

今回の劇場版は総集編として、久美子と麗奈の物語を中心に上手くまとまっていたと思います。
テレビ版を何回も観ていただけに最初観に行った時は少し違和感がありましたが、新たに録りおろした声優さんの演技や、新たな劇伴、新カットなど見どころは沢山ありました!
サンフェスのシーンはRYDEENのフルverになったり、オーボエの彼女が出てきたりと笑
ファン、そして初めてこの作品を観ることになる人にとっても楽しめる作品となっていると思います。

投稿 : 2016/06/01
閲覧 : 209
サンキュー:

11

ネタバレ

glashutte さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TV版を知った上で見た方が、より楽しめます/劇場版は、原作に近い印象かも。

劇場版を公開初日に見ました。

TV版は放送直後に何回も見直すくらい好きでした。

劇場版は当初、音声のみ再収録と聞いていましたが、追加演奏シーンなどあり、TV版を視聴した人でも、単なる繰り返しではなくなったため、かなり楽しめると思います。

ただ、緑ちゃんのサファイアなのに、みどりと呼ばせる件や、夏紀先輩の株があがったマックでのシーンなどがカットされているため、大筋の理解はできますが、響け1ユーフォニアムのいいところも、ところどころ失われていてしまっています。

そのため、劇場版を観る方は、できればTV版を見た上で見ると、バージョンアップしたところなどを感じることができて、楽しめると思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
劇場版を4回見ました。(同じ映画を映画館で複数回見たのは初めて。)

最初の頃はTV版ー各種サブストーリー+演奏シーンと思っていたけど、各種サブシーンを抜いたことで、原作に近く印象になったのかもしれません。また、演奏シーンでシンバルの子が印象的でしたが、二期でパーカッションの話が入る伏線な気がしています(原作読了済です)。

サンフェスのシーンでは楽器に新緑や空が映り込んで、さらにそれが動いています。作画への手のかけ方が尋常ではなく、京アニさすがかよ、と思いました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
劇場版5回目を見てきました。特典のフィルムをもらってきました(2016.5.31)。
あすか先輩について。
比較的冒頭で、「全国大会出場」を目標にするかと言われ、躊躇している小笠原部長に対して「書記を私がやるから」と言っていたけど、実際、小笠原部長の隣に立っていただけなんですけど。ここはどうにもならなかったみたい。

投稿 : 2016/05/31
閲覧 : 273
サンキュー:

18

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大いなる満足とちょっとした不満

ユーフォが劇場で見れる…それだけで期待していました。演奏シーンを大画面と大音量で見て聴いたらどれだけ迫力あるんだろうかと。

やっぱり素晴らしかったです。京アニの映像の美しさはもとより、演奏シーンの迫力はやっぱり映画館でしか味わえません。しかも、総集編とはいえ、新画だらけで録音も改めて行ってときたら新作みたいな雰囲気がありました。RYDEENも三日月の舞もフルで聞けて良かった…。

劇場版見て、やっぱりこの作品は良い!と改めて思ったしだいです。高校生達の心の動き、悩み、頑張ろうとする姿、この作品はリアに近いものがあるから、かえって描くのが難しいかと。一瞬でもリアとかけ離れては「やっぱりアニメだよね…」となるし、近すぎても「アニメでリアルは見たくない…」となります。この絶妙なバランスでこの作品は成り立っていると思うのです。

総集編なだけに、この辺りをきちんと表せる話が織り込まれたように感じました。

でも、1クールできれいにまとめられた内容なだけに、これを二時間に縮めようというのはやっぱり無理が生じたなと感じました。{netabare}麗奈や秀一との話は抜くところがなかったのに(特に秀一とはなんか感じの良いシーンまで加わってるし)、久美子にとってかけがえのない親友である葉月と緑の出会いすらすっ飛ばしたり、久美子にとって悩みと葛藤を覚える重要な話である葵の退部をぶった切ったり、過去のトラウマを払拭する話であるポニテ先輩との会話とか無しになったり…さらには姉の存在は無くなってるし…。{/netabare}

{netabare}再オーディションの話が1つの軸になったのでリボン先輩はたくさん出るのに、ポニテ先輩は切られまくり。ポニテ先輩人気キャラなのにね。{/netabare}

ちょっとの不満は総集編ということで、仕方ない部分ばかりです。但し、名台詞{netabare}「ユーフォによろしくだよ…」{/netabare}が切られたのは許せない(笑)。

パンフレットは購入して良かったです。部員全員の設定が分かりました。当たり前ですけど、ちゃんと設定があるからこそ、ここまで描けるんですよね。ちなみに部長の裏設定は音痴なんだとか。中の人はメチャクチャ歌上手いのにね(笑)

二期がますます楽しみになりました。どんな展開が待っているか。この物語は続くのです。

投稿 : 2016/05/24
閲覧 : 294
サンキュー:

39

koki1219 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

基本はテレビ版

未公開カットを期待していたが、基本はテレビ版であり、多少の再編集を含んだものである。
ただ2期に向けて、この劇場版は雰囲気を高める役割をしていると思うので、サウンドのよい場所で観るのは有りだ。

本来なら久美子がもっともっと主役らしい立ち回りをして欲しい点もあるが、トロンボーンやトランペット、バーカッションなどのいろいろな楽器の特徴をキャラで盛りたてている演出は面白い。
OP曲のDREAM SOLISTERの与えた力も大きい。2期はそれ以上のものを期待している。

投稿 : 2016/05/12
閲覧 : 213
サンキュー:

8

ネタバレ

颯天 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

総集編にしては満足

総集編ということは知っていたので大して期待はしていなかったが元のTV版がよかったのもあり満足度は高かった。
新規カットがあったり演技が変わったりしていたのは新鮮だった。
とりあえず二期たのしみです。

投稿 : 2016/05/07
閲覧 : 209
サンキュー:

10

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

惜しい・・・TV版13話を4話半の分量に圧縮して魅力も半減してしまった印象

事前情報からある程度予想はついていたとはいえ、あれだけ緊密な内容の作品を半分以下に圧縮してしまっては、鑑賞時に受ける感動もその分半減してしまうのは仕方がないことなのか・・・(溜息)

TV版にかなり惚れ込んで3~4周はした自分の率直な感想をいうと、どうしても劇場版はTV版の重要シーンばかりを性急に繋ぎ合わせた感じで、そこに至るまでの細かいエピソードが抜け落ちているために、ここぞというときにグッと来るものが希釈されてしまった印象が強く残ってしまいました。

劇場版を観終えて、改めてTV版の凄さを思い知った・・・ということでしょうか。

といっても、『響け!ユーフォニアム』という作品を、この劇場版で初めて観る方もきっと沢山おられると思うし、そういう方々は私とはまた違った感想をもたれると思いますが。

いずれにせよ、劇場版には劇場版の良さ(TV版よりは視聴を開始する敷居が低く、一度見始めると最後まで確り観るのが普通etc.)もあると思うので、これをきっかけに本作に多少でも心を動かされた方は、何も考えずTV版の方に直行していただきたいと思います(内容倍増し以上、感動も倍増し以上となるはずです)


※その他、ちょっと気になった点

(1) TV版の時はとくに気にならなかったのですが、劇場で見ると顔面アップとなるシーンが多過ぎる感じがしました。
(2) 同様に、TV版のときは気にならなかったのに、劇場の大画面で見ると人物の等身や顔の輪郭・左右の目の釣り合いなどが、若干ブレているように感じてしまうシーンがありました。

・・・この点は、もともとTV版として制作された画像を劇場版でそのまま使ってしまうことの限界なのでしょう。

その点、私が本作と同じくらい高評価している『魔法少女まどか☆マギカ』は、劇場版を制作するに当たって、
<1> 前編・後編合わせて4時間以上と、TV版全12話と遜色ない尺を確保し、
<2> かつ、画像も8割方、劇場サイズにリメイクした上で、音響・声援も再録する(新主題歌「ルミナス」も追加)
という徹底振りで、劇場版の方がTV版よりもさらにハイ・クオリティとなったこととは対照的になってしまいました。

ともかくも、劇場版の公開によって、『響け!ユーフォニアム』の魅力を知る方がさらに増えたと思うので、本番である今秋からの第2期に大いに期待したいです。

投稿 : 2016/05/07
閲覧 : 569
サンキュー:

59

ネタバレ

ノーパン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少し期待外れ

映像については、ほとんどがアニメ本編の切り貼りだったので少し残念。もっと新規映像を見たかった。ED中の新規カットは良かった。
演技については、前の演技の方が良かったなーと感じたところがあったんでちょい残念。

まぁ総集編だしこんなもんなんかなーという感じでした。アニメ本編が凄く好きな自分としてはちょっと物足りなかった。
とりあえず2期楽しみ。

投稿 : 2016/05/06
閲覧 : 225
サンキュー:

6

ネタバレ

もふ(´-ω⊂゛) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

初見ではユーフォの魅力半減

テレビ版を短縮してるから仕方ないのですが。
いいシーンと要所のシーンをつなぎ合わせた感じ。
私はテレビ版を見ていたのでまあまあ楽しめましたが、これを初見で見るとどうしてもキャラクターの心情理解が十分にできないのではないでしょうか。薄いなという印象を持ってしまいそう。
ユーフォといえば、細かい伏線が積み重なって要所のシーンがさらに重層的になり名シーンへと変貌しているアニメだと思います。そこが一番の魅力。つまり、短縮は命取りです。なぜこの子がこう思ったのか、こういう行動をしたのか、その背景がなかなか省かれていて魅力半減でした。テレビ版を見ている身からすれば、この子はあの時こうだったからこんなことをしたんだ・言ったんだ と正解がわかります。まるで、〜はなぜ〜と言ったのでしょうといった類の国語の問題のようなイメージ。←伝わりにくいかな??
私が初見だったら
・ゆうこが香織先輩にそこまでこだわるいみがわからない
・なつき先輩が人知れず努力している姿を目撃した久美子のあの反応はオーバー。よくわからない。→これまで練習にやる気のなかった先輩が描かれてたからこその変化・本気がつたわるいいシーンなのにサボってた描写がゼロなので伝わらない
・吹部にはいるか迷ってた久美子がそもそもなぜ急に入部しだしたのかわからない→テレビ版で楽譜を眺めながら中学時代の演奏を思い出すシーンが好きだっただけに!
・私、ユーフォ好きだもん!という台詞がなかったので、その後の滝先生との会話(好きなものがなんとかみたいなとこ)の久美子の反応の意味がわからない
・葉月が秀一に惚れて告白するまでの過程が意味不明。唐突すぎ。フラグすくない。
・高坂さんに影響されて成長する久美子の変化がわかりにくかった。宇治橋を走るシーンの彼女の気持ちが少し汲み取りにくい。
と、なんかいろいろと思いながら見てました。
あー、このシーンは背景あってこそなのになあ、と。
結論、縮めちゃダメですね(>_<)
尺が足りずに薄っぺらくなってるどっかのアニメみたいでした。

個人的には、初見の人向けでなく、一度テレビ版を見た人が名シーンと演奏シーンを劇場のスクリーンと音響で楽しむためのものなのかなと思いました。
あとは新カットや追加された演奏シーン、アフレコし直されてた部分などを楽しむためかな??
とにかく、初見の方は映画ではなくテレビ版見てください。
テレビ版見た方は是非劇場へ(・ω・)ノ

余談ですけど、やっぱり打楽器演奏する様子描くのはどこも京アニには勝てないですね(°_°)

投稿 : 2016/05/05
閲覧 : 350
サンキュー:

13

ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

劇場で感じる高揚感〜Sound! Euphonium♪ 〜

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:

原作 - 武田綾乃(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム
北宇治高校吹奏楽部へようこそ』)
監督 - 石原立也
脚本 - 花田十輝
キャラクターデザイン - 池田晶子
シリーズ演出 - 山田尚子
美術監督 - 篠原睦雄
色彩設計 - 竹田明代
楽器設定 - 髙橋博行
撮影監督 - 髙尾一也
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 松田彬人
音楽制作 - ランティス
音楽制作協力 - 洗足学園音楽大学
演奏協力 - フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル
音楽監修 - 大和田雅洋
アニメーション制作 - 京都アニメーション
製作 -『響け!』製作委員会
配給 - 松竹
公開日 - 2016年4月23日
上映時間 - 103分

(以上公式HPより引用)

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


私にとっても恐らく一生忘れる事の出来ない作品。
「響け!ユーフォ二アム」

その劇場版。
見事に削ぎ落としてます。
大胆すぎるくらい…上映時間、約1時間43分。

あのTVアニメ本編を見た後だと、
「どのシーンを外すの?
無駄なシーンって無いじゃない!」
って思える位の出来なので、正直、少しばかりの不安も
ありました。
限定された時間の中でTVシリーズを振り返る総集編という
点では…。

それだけTVアニメ本編が凄すぎたとも言えるのかな?

吹奏楽部の「鬱」な部分や主役級以外の魅力的なキャラの
エピソードがかなり削られていますので話の厚みという点
では本編には到底及ばないものの、逆に見やすくなって
いる部分もあるかもしれません。

そして作品の中でも伝えたかった要素の中でも
「特別になりたい。」「上手くなりたい。」
この2つに焦点を当てて見事に再編集されていると私は思い
ます。

そして削ぎ落とすだけでは無く新しいカットや演奏シーン
も肉付けされていますのでファンにとっては嬉しい発見
が随所に見られると思います。
そこを探すのも1つの楽しみかも。

特に演奏シーンでは本編よりも厚みが増している部分も
ありますので、これだけでも大音響と大スクリーンの
劇場で見る価値があると思います。
再オーディションやコンクールのシーンとか本当に彼女達
が目の前のステージで演奏している様な感じなんです。

緊張感や高揚感が凄いです!リアルです!
音質に関しましてはやはりホールで聴く生の吹奏楽には
及びませんけれども、是非ホールで吹奏楽を体感したい!
そんな気持ちにさせてくれると思います。

主題歌は「DREAM SOLISTER」(Movie Ver.)
簡単に言うならばTVアニメの通常OPと最終話のSpecial
EDが融合した感じ。
最後までユーフォの世界観を感じさせてくれます。
そして曲に合わせて流れるコンクールの終了後のみんなの
新規カットが最後までスクリーンに目を惹きつけてくれま
す。

エンドロール全てが終了した後、スクリーンに映し出され
た文字。

「Then, next music starts. Autumn, 2016」

何も知らなかった私には思わす声が出ちゃうくらいの
嬉しいお知らせでした。
もうHP上でも発表されていますが2期の告知です。

2016年10月、次の曲が始まるのです♪



【mio's café】

ここからはネタバレですので
視聴済みの方だけ見て下さいね♪

{netabare}
4月24日公開2日目行って来ました。
再び彼女達に逢いに。
そして北宇治吹部の演奏を体感する為に。

一緒に行った吹部に所属している姪っ子3人に前売りで
ゲットした「ぷにぷにチューバ君」をサプライズで渡すと
小5のホルンを担当している男の子が
「キモっ!」
「じゃぁ、いらないの?」
「いる〜!」
可愛い♡
意外にも好評。良かった♪
ごめんなさい、余談でした。


お客さんの入りはほぼ満席。
男性7割位でしょうか。
やっぱりガルパン劇場版の時も思いましたけれど、自分の
好きな作品をこれだけ多くの方々が見に来てくれると
なんだか自分の事の様に嬉しいですね。

大吉山北中の「地獄のオルフェ」でのスタート。
劇場での迫力にちょっとビックリしました。
そう言えば滝先生がミュージックプレイヤーで聴いてた
よねとか思い出しながら。

お話は結構テンポよく進んで特に前半は久美子と姉のやり
取り、明日香先輩、夏紀先輩、葉月、緑輝のくだり、
吹部内でのギクシャクした関係、その他諸々がかなり大胆
にバッサリカット。
吹部が1つに纏まって行くまでをギュっと凝縮した感じ。
そんな前半でもやっぱり印象的なのはサンフェスと大吉山
でのシーン。
サンフェスはやっぱり「ライディーン」をフルで聴けると
思ってなかったので嬉しいサプライズでした。
新しいシーンのカットも凄く良かった。

そして大吉山。
やっぱりこのシーンは大好き。
葉月と秀一のシーンと久美子と麗奈のシーンの対比。
皆が楽しむお祭りの灯りを見下ろす場所で久美子と麗奈の
2人だけの特別な世界。
2人の奏でる2重奏。
「愛が生まれた場所」

やっぱりこのシーン「青春期」特有の尊さや危うさを絶妙
に表現した、本当にアニメ史に残る美しさがあると思いま
す。

性的な描写以上にドキドキしてしまい、心を犯される様な
背徳感と恍惚感。
やっぱりこのあたりの繊細さは演出・山田尚子さんの女性
としての感性が素晴らしいと私は思います。

コンクールに向けての猛練習。
1人練習に励む夏紀先輩。
それを見かけた久美子。
「みんなコンクールに出たいんだ。」
誰もが特別になりたい。上手くなりたい。
それに気づく久美子。
やっぱり外せないシーンですね。

この様に改めて色々気になるシーンも多かったけど、
その中でも私が気になったのが、優子が再オーディション
の前に誰もいない教室で麗奈に頭を下げるシーン。
優子が早朝学校に行くと1人教室で練習している女の子。
「鎧塚みぞれ」
オーボエ担当で青みがかった前髪パッツンが可愛い無口な
女の子。
私、原作を3巻まで読んでるんですけれど、彼女おそらく
2期で重要な役割を持つキャラなんです。
TVアニメではちょこっと何カットか出た位でセリフも殆ど
無かったと思う。
そんな彼女がセリフ付きで登場。
いい伏線ですね。

再オーディション、コンクールのシーンは是非劇場で見て
頂きたい!
そんな気持ちでした。
あーだこーだ言葉で説明出来ないくらいの全てが大切な
シーンばかり。
そんな感じでした。

敢えて言うなら、コンクールのトランペットソロパートの
時の滝先生と麗奈のアイコンタクト。
本当にゾクゾクしました。
そしてシンバル等を含め新たなカットも盛り沢山。
色んな楽器に焦点を当ててくれたのが本当に嬉しかった。
ただ1つ気になったのが演奏中の久美子のモノローグの声が
妙にクセがあり過ぎたかなって思っちゃった。
改めてアフレコし直してるんでしょうけれどここだけは
TVアニメ本編の方が良かったかなって。

最後エンドロールの新しいカットも凄く良かったですね。
みんなの楽しい、嬉しい表情満載!
そして「可愛すぎる交通誘導員?のお姉さん」が気に
なって仕方ありませんでした。
京アニさん!なんでもかんでも可愛い過ぎます!

2期始まる前に本当に素敵な総集編でした。
実は私、(ぷにぷにチューバ君欲しさに…)大人の前売り3枚
買っていたのであと2回見に行きます。
ここだけの話ですよー^ ^


〈余談〉
1週目特典の池田晶子さんの描き下ろしミニ色紙ゲット!
これは私的に凄く嬉しい。
久美子、麗奈、葉月、緑輝の可愛らしさが池田晶子さんの
優しいタッチで描かれています。
ついでにオリジナルポップコーンセット(数量限定)も購
入。
ポップコーンは北宇治にちなんで抹茶ミルク味。
うん、美味しい!
オリジナルポップコーン袋にオリジナル紙トレイ。
こんな袋と容器じゃ捨てられないよぉ〜って思いながら
付属のA5クリアファイルだけは持って帰りました。

リアルの世界でもコンクールに向けて小学生、中学生も
猛練習中です。
ゴールデンウィークも無いくらい。

視聴後中1の長女(トランペット担当)がハニカミながら、
「私、特別になる!」
小3の妹(クラリネット担当)
「私、普通でいい。」
小5長男(ホルン担当)
「遊☆戯☆王」観に行きたい!」
思わず笑っちゃいました…。

これから夏に向けてコンクールシーズン到来です。
機会のある方は是非お近くの会場に足を運んで見て下さい。
心に響くこと、間違いなしです。
{/netabare}




【主題歌】

DREAM SOLISTER(Movie Ver.)
歌/TRUE


【主要登場人物・出演者】

黄前久美子 - (CV:黒沢ともよ)
加藤葉月 - (CV:朝井彩加)
川島緑輝 - (CV:豊田萌絵)
高坂麗奈 - (CV:安済知佳)
田中あすか - (CV:寿 美菜子)
小笠原晴香 - (CV:早見沙織)
中世古香織 - (CV:茅原実里)
塚本秀一 - (CV:石谷春貴)
滝 昇 - (CV:櫻井孝宏)

投稿 : 2016/05/02
閲覧 : 591
サンキュー:

66

CHIMES さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ほぼ総集編でしたがうまくまとめていたと思います。
音楽は素晴らしかったと思います。

投稿 : 2016/05/02
閲覧 : 188
サンキュー:

2

ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「悔しい」ってことの重要性を改めて痛感させられた作品。

5/1行って参りました。
映画の日、毎月1日は大人も1100円
って忘れてたんだけどラッキー。100人強の客席はほぼ満員。

「総集編だよ」と大魔王様には聞いておりましたが、
何せ音楽が重要なこの作品、劇場なら結構迫力あるんじゃね?、、、。

はい、凄かったです。w
久美子が入部した時の吹部のへたさ、猛練習を重ねた後の
団結した演奏、そして 麗奈のソロ、どれもすごく伝わりました。
(特にソロのトランペットは胸にぐっときた)

みなさんお書きになってるように、1クール作品をまとめる訳で
大分端折ってられていますが、私的には観ていて違和感があまり
なかったです。むしろ久美子の心境の変化の部分がしっかり表現
されていたので結構感情移入できました。

確かにこれなら初見さんでも大丈夫って感じですね。


感想
タイトルに書いた通り、久美子の心境が変わっていき、「悔しい!」
って泣いてるのが胸にグサっとくるんですよねぇ、、。

最初はなんとなくでやっていたのが、滝先生の登場で手抜きが
できなくなる。でも一生懸命やればやる程、負けた時の悔しさは
はんぱじゃない。なので「悔しい!!」ってなる。

麗奈が中学生ですでにこの事を分かっているのに、久美子はそれに
気付かない。でも北宇治高校への入学がきっかけで同じ思いを気づ
かされることになるんですねぇ。

私的です
細かいバックグランドは知りませんが、麗奈が能動的に悔しい思い
をしないために特別になりたい!って言ってるのと対比して
久美子の場合、周りの環境の変化がきっかけでこれに気づかされる
というふうに私は捉えました。いわゆる受動的ですね。
そう考えると久美子は幸運だったと思います。

なにかに本気で向き合ったことが無いと、こういう思いってわかり
ませんよね。

負けたくない!って大事ですね。
(なんかまじめな感想になってる。まじひくわーーw)
ってことで以上です。

2期は良い結果を出してもらって大きな感動に浸りたいですね。

投稿 : 2016/05/01
閲覧 : 368
サンキュー:

39

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そぎ落とした編集の魅力

 原作は未読。
 ここでのレビューの多くはテレビ放映後から1年遅れぐらいになっている場合が多く、
そのためにテレビシリーズより先に書くことになってしまった。

 基本的にはテレビシリーズの総集編といった感じだが、新作カットはあるし、何より大
スクリーンでの演奏シーンは見応えあり。
 テレビシリーズより尺が短くなったため、当然ドラマ部分は希薄になったところや印象の薄く
なったキャラはいるが、逆に絞りきった編集のおかげで「Road to京都府大会」といった
感じの北宇治高校吹奏楽部の行動と、黄前 久美子と高坂 麗奈の二人の心情はより明確になった
印象。

投稿 : 2016/05/01
閲覧 : 283
サンキュー:

14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

総集編というよりはまさに「劇場版」

TV版総集編と言うよりは、原作『響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ!~』に対して、「TV版のリソースも流用して劇場版を作りました」という感じの作品。

なのでパンフレットの石原監督×山田尚子×池田晶子対談にもある通り、主人公の黄前久美子視点で高坂麗奈との関係性や久美子本人の意識変化みたいなところがフォーカスされている。

上記の脈絡に合わないエピソードはカットされ、編集により文脈が変わるため台詞は再アフレコされている。

TV版未視聴で本作が初見でもストーリーが理解できるような工夫であり、「真面目に『映画』を作ったなあ」という印象。

なお、ストーリー上の都合とは別に「劇場版」ということで演奏シーンの尺の延長や作画修正があるのはTV版視聴済みの観客へのサービスの意味もある(笑)?

投稿 : 2016/04/27
閲覧 : 475
サンキュー:

46

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

TVCN見るとただの総集編と思ったが・・・

 TVと内容的には、一緒だと思うけどそのまま上映するでもない、劇場版独自の良いアニメだと思ったです。

 思い起こすと劇場版まどマギ前後編では、TV展開そのまま上映を感じられなかった印象はあったです。だがそれ以降で私の見た総集編内容を含んだ劇場アニメというと、大半TV放送をそのまま流しているにしか見えないものが多くて、それが納得できなかったです。新作カット加えたものだとしても、TV放送をそのままを長く上映されると期待が、半減してしまうのが残念だったです。

{netabare} このアニメは、殆ど劇場用に書き下ろしたようで、一つ一つの演技というのか展開が同じに見えなく、TV放送よりもむしろ良く見えたです。全く同じでないんだろうなぁ・・です。{/netabare}

 ユーフォで本当に必要というのか?重要な場面を上手く抽出し、作画などや内容を深く掘り起こしているように感じられたです。それ以外の展開は、うまい具合に久美子の語りで、繋いでいたのは上手かったと思うです。

 吹奏楽自体、学校の音楽授業などで、好印象を持ってない私であるです。でもこのユーフォでは、{netabare}演奏の行進場面や、トランペットのソロパートの再オーディション、吹奏楽コンクールなどで、演奏がTVよりも長く一味どころか違う実に良くなっている印象だったです。作画もそれ用というのか?動作一つ一つが、演奏を強調し好印象を演出してたです。麗奈のトランペットのシーンなど、{/netabare}音が大きく最後まで音が響いているように聞こえたです。

 久美子と麗奈のやりとりもこのユーフォに欠かせない面白さがあったです。{netabare}最後のシーンでED前の最後、久美子の語りはTVとやや変わらなかったので、欲を言うとそこをまた違うものだったらと思ったです。TVではさらっとしたようだったかな?が、金賞発表後のシーン、吹奏楽部の面々の喜びなどは、非常に良かったと思うです。{/netabare}
 TVアニメの総集編だとしても、こういうような劇場アニメが理想的だと思ったです。

投稿 : 2016/04/27
閲覧 : 307
サンキュー:

28

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

総集編の出来って未視聴の人にしかわからないと思う

面白かったです。
でも、内容を知ってしまっているから、感動は大分削減されていて…アニメと違う部分にばかり目が行ってしまう。一回記憶喪失になってからもう一度みたいですね。

ユーフォをまだ見た事ないという人には、総集編だけど、一つの作品として成り立っているから、取り敢えずこれを観よ!ではなく、この作品をきっかけにテレビアニメをみてくれれば、という感想が湧きました。

既にアニメをみている人にも楽しめる作品だとは思いますが、一つの映画として観た時に、ナレーションが多すぎるのが、如何にも総集編という感じで残念でしょうか。

うーん、でもやっぱり初めて観るものではないから、面白さはわかりませんね。やっぱり一度記憶喪失にry

投稿 : 2016/04/26
閲覧 : 269
サンキュー:

14

トゥーリータラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

早速見てきました!

TV放送版の高クオリティさを劇場で体感できるのなら行くしかないということで、早速行ってきました!
そもそもTV放送とは思えないレベルの作品。家のテレビ画面やスピーカーではこの作品の全ては体感できないでしょうww

ということで、まあ総集編だし大画面&映画館音響で楽しめれば十分と思って過度な期待はせずに見てきたのですが・・・。

いやぁ、本当にわざわざ劇場まで足を運んだ甲斐がありました笑
京アニの総集編といえば中二病の映画が記憶に新しい・・・。
ですが、見事に覆してくれました!

テレビ版での群像感を減らして久美子の心情の変化を中心にした再構成。13話を「削った」のではなく、上手に再編成されていたと感じました。

劇場版での大きな変化は
・念入りな作画修正、というよりさらに念入りな書き込み。
・かなりの部分、声の撮り直し。
・2期へ向けた新規カット。合奏シーンの追加。
この3点がTV版との違い。

まず作画の修正。
そもそも絵的にはこれ以上ないほどのクオリティ。でしたが楽器の映り込み、絵の質感。明らかに、見てわかるくらい書き込みが増えていました。特にサンフェス合奏シーンとか。それと感情の強く出るシーン中心に修正というより描き直しってくらい違うシーンもちらほら。いやぁ、恐れ入った。

それと声の撮り直し。
もしかしたらほぼ全編?撮り直されていた気が・・・。
少なくとも久美子を中心にメイン4人はかなり演技に変化があったと思います。TV版の群像劇から久美子メインの構成になっているということもあり、より久美子の心情を強く表現した演技だったと思います。
というか、明らかに中の人の演技力が上がっている笑  子役で芸歴は長いらしいですが声優としては結構最近ですからね。期待の新人さんです笑

新規カットはぜひ劇場で確かめてください!
量はそれほど多くないですが、ピンポイントで違和感なく新規カットが入り込んでいました。


地方の劇場だったからか、場内はガラガラ・・・。お客さんは男女半々。ガルパンより年齢層は低めって感じでしたね笑
総集編なので大ヒット!って感じでもないのでしょうが・・・笑


ただ、総集編といっても京アニ作品。最高級のアニメーションと音響を劇場で楽しめるのだから、見る価値はあると思います。一見さん、普段アニメ見ない人にもおすすめ。かなり見やすいアニメ映画だと思いますよ。(まあこのレビュー読む人でアニメ見ない人なんていないと思いますがww)

それとTV版視聴済組。総集編だからって流してませんか? 自宅に映画館並みの設備があるのならともかく、少しでもこの作品にはまった人ならば行く価値アリです! きっと2期への期待が高まりますよ笑

・付け足し
他の人の感想読んで。
やっぱり全編取り直しだったんですね笑

投稿 : 2016/04/25
閲覧 : 262
サンキュー:

26

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あのサンフェスやコンクールの曲が劇場で聴けるだけでいいですね。

個人的に2015年で1番面白かった響けユーフォニアムですが、あの音楽が劇場版で聴ける、観れるこれは行くしかないと思い見てきました。

やっぱり素晴らしいですね。劇場版ということで三日月の舞を劇場の音響で聴けましたからこれだけで見る価値はありました。

何より今回はすべて取り直しということだったのでアニメ版とはまた違う久美子や麗奈を見ることが出来ました。

合奏パートも少し増えてましたね。劇場版という利点が活きてるとと思います。

どうしても、総集編なのでファン向けにはなるかもしれませんがそれでも素晴らしかったの一言です。

劇場版響け!ユーフォニアム

是非見てください。

投稿 : 2016/04/24
閲覧 : 177
ネタバレ

ルカルカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新規カットは良かった♪

2016年4月23日公開。

公開日に観に行ってきました。

ストーリーはTVアニメ版の総集編で展開・結末に変化は無し。
TVアニメ版をやはり大幅にカットされてるところがありましたが、うまく繋げてありました。
ただ、TVアニメ版を観ていない方だと劇場版だけではやや感情移入しにくいとかな思いました。

セリフのアフレコは全て劇場版用に取り直ししたそうですが、分かるところは結構違いが分かりました。

音響は映画館なので演奏のシーンは臨場感がありましが、しかし、映画を観た帰りに車の中で大音量で最終話のシーンの三日月の舞を聴いた時のほうが心に来るものはありましたけどね☆

新規カットは私の今思いだせるだけで、4か所はありました。(他にもあったかも)
特に、演奏シーンの『ライディーン』と『三日月の舞』に新規カットがあり観たとき、聴いたときは鳥肌が立ちました。
この新規カットを観に行くだけでも価値はあると思いました。

ファンなら観に行っても後悔はしないと思いますし、TVアニメ版を観ていない方は展開の早さにこんなものかと思うかもしれません。なので、TVアニメ版を観てから新規カットを映画館に観に行くという感じで、あまり過度な期待はしないほうがいいと思います。

投稿 : 2016/04/24
閲覧 : 297
サンキュー:

14

ネタバレ

P_CUP さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

総集編のようで総集編でない

べんべん♪

早速見てきました。
1回観ての感想ですが「あー、そう来ましたか。地味に思い切った手を打ったなあ」って感じです。

TVユーフォのレビューに書きましたが、ユーフォって主筋以外の部分の、誰も注目しないようなところに
ちょっとした芝居や表現が仕掛けられていて、何度も見直すほどに奥行きを感じるのが自分にとっての大きな魅力でした。
ですが、それは総集編などを作るときには弱点になってしまいます。
其処彼処にあらゆる表現を仕込んでるために、切れるシーンなど存在しないんです。切ってしまうと作品の意味自体が変わってしまう。
なので、総集編映画を作ると聞いたとき、どうなることかと心配していました。
どのシーンも捨てられないとなると、もう中二病劇場版のようなダイジェスト版にするしかありませんから。

なので不安を持ちつつ劇場まで脚を運んだのですが、冒頭に書いた通り、なかなか大胆なことをしてくれました。
{netabare}
群像劇的だったTV版が、ほぼ完全に「黄前久美子の物語」へと再構築されています。
ゆえに、これは「総集編」とは呼べません。同じ素材を使いながら、表現しているものが違うのです。
その辺りで賛否が分れるかも知れませんが、自分は、これはこれでアリだと思っています。
元より、ユーフォは立体的な作品であり、視点を変えることで、様々な物語が読み取れると思っていましたので
この映画は、全体のいち側面、久美子の視点から見えた物語であるというわけです。
{/netabare}

作画は言うまでもなく、音響も素晴らしいですね。
{netabare}
また、ライディーンと三日月の舞は増量パックになっています。
三日月の舞の追加部分が特に素晴らしい!劇場の音響で聴くと魂を持って行かれそうになります。
{/netabare}

近いうちにもう一度観に行きたいと思っています。
2回目を観ると、きっと膝を打つような気付きがある予感がしています。

投稿 : 2016/04/23
閲覧 : 282
サンキュー:

28

ネタバレ

ニャン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

響けユーホニアム

内容は1期振り返りで
テレビと同じ内容でした
でも音は、テレビと違って
迫力があってよかったです。
今度10月に2期があるので楽しみです。

投稿 : 2016/04/23
閲覧 : 337
サンキュー:

4

かさい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本気の新規カットで震えろ!!

TVシリーズの総集編という形態の劇場版。
今回は総集編ということで、数値化せずに評価していく。

・TVシリーズ13話の構成が非常に素晴らしかった
パンフレットにもあったように、今回の構成は久美子と麗奈中心に話が進むようになっている。また、尺の関係上丸々カットされた話数も存在する。
総集編なので構成面では期待はそこまでしていなかったが、逆に今作でTVシリーズの構成がどれ程素晴らしかったかを痛感することになる。

【TVシリーズを見まくった故に変化に敏感】
TVシリーズはとにかく見まくった。故に、細かな修正や新規カットに即座に気づくことが出来た。このレビューでは、内容面の変化以外について触れたいと思う。

・新規カットと作画修正
演奏カットを中心に新規カットは豊富だった。
演奏シーンでは必然的に、演奏するキャラとその楽器を描かなければならなく、またそのカロリーは想像を絶すると思われる。それでも、劇場版として新規に追加してくださった京都アニメーションには頭が上がらない。
その迫力とクオリティには鳥肌が立った。楽器描写は然ることながら、演奏描写も際立っていた。コンテ担当は山田さん。呼吸の感じがたまらない。

・撮影処理
高尾さん曰く、少し手を加えたらしいが少しどころでは無いように思える。
印象的な修正は、楽器に映り込んでいる青空。楽器が動くと必然的に映り込んでいる空が変化する。高尾さんらしい見事な処理。
新規カットにもらしい処理が加えられている。その点でも見所はあるかもしれない。

・脚本修正
微々たるものではあるが、一定のシーンでは修正が施されている。
個人的にはTVシリーズがベスト。

・音響修正
劇場にてご確認下さい。

・再アフレコ
全く別の演技になっていた。
新鮮ではあるものの、もはや感情表現が根本から違うので違和感を感じざるを得ない。新鮮さはあったものの、変化が大きすぎてかなり気になった。

まだまだ変化や修正箇所、新しい見所はあるはず。
前売り券が後4枚...。

投稿 : 2016/04/23
閲覧 : 244
サンキュー:

16

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もう一度、北宇治高校吹奏楽部の演奏を感じに行ってきました♪

原作小説は未読。

元となったTVアニメ版の内容の濃さと、本劇場版の尺({netabare}119{/netabare}分)
これらを考慮すると構成は典型的な第一期総集編になるでしょうが、
大迫力で音楽を体感したかったので、映画館に足を運びました。

実際、サブキャラクターの心理描写はかなりばっさり切られていました。
(ポニテ先輩など特定サブキャラファンには辛い編集かも)
さらに、意外と一部主人公の心情や、主人公と姉との関係なんかも
大胆に切られていて驚きました。
このアニメ。やはり実質的な主役は特別になりたい例のあの方なのか?
との疑惑が再燃する劇場版でしたw

期待の音楽面。演奏シーンの流れもTVアニメ版とほぼ同じ。
一方で {netabare} 「きらきら星」や「増殖したチューバ」{/netabare}などがエピソードごと切られました。
他方、{netabare} 「ライディーン」の行進{/netabare}が延長される。
EDの{netabare} 「DREAM SOLISTER」の吹奏楽verがTRUEさんの歌と合体する。{/netabare}
などのご褒美もあり、音楽を満喫するという私の一番の目的は充足されました。


鑑賞中、ふと本作が、普段、深夜アニメを観ない新参にも楽しめるのか?
という思索を巡らせました。

そう言えば、TVアニメ版放送前、最初のPV。
妙にキャピキャピとスイングしたブラバンBGM。
結局、本編では一度も使われなかったノリノリ音楽と共に、
久美子によるユーフォバズーカの構えでフィニッシュするアレw

京アニはこの吹奏楽カルテットに『けいおん!』の萌え要素でも注入するつもりなのかw
と危うく私は視聴をスルーしかけましたがw

TVアニメ版には『ユーフォ』は『けいおん!』なのか?
と思わせる京アニが仕掛けるフェイク?とそれに対する
深夜アニメ視聴者層の反応がちらほらありました。
今にして思えば楽しい駆け引き?でしたがw
深夜アニメ興味ない層にとっては余計な寄り道であるのかもしれません。

そういう意味でこれらの要素もぶった切った本作は、
より一般向けになったとも言えるのかもしれません。

本当に萌えギャグネタ?ほとんどありませんw
({netabare}チュパカブラ命名の儀も、あすか先輩の手品も、
ルビー川島&プラチナダイヤモンド川島のコラボレーションも
吹奏楽カルテットによる余興の「トゥッティ!」{/netabare}
も何もありませんw焼け野原ですw)

そこに投げ込まれる全球ほぼ直球、火の玉ストレートの青春ドラマ。
京アニがただひたすら真っ直ぐ伝えたかった音楽と青春。
そしてきっと主人公個人の深い心情より、
声を大にして伝えたかった{netabare}主人公と麗奈の関係。
それは愛の告白……。{/netabare}

総集編になりがちな劇場版には、スタッフが作中で何を大事に思っているか?
本音を明らかにする効果がありますw


こうして選択された青春の一ページ。名場面を一気に駆け抜けると、
見知ったシーンでも改めて心揺さぶられます。
1クールでこんなに感動させられる場面が凝縮されていたとは……。
改めて『ユーフォ』は凄い青春アニメだなと再認識しました。

主要な流れをいじらない一方で、
秋放送予定の二期で重要になる?と思しきキャラに注目させる演出もあった本作。
それらも織り込みながら続編を心待ちにしようと決意を新たにした映画鑑賞でした♪


追記:一般向けになった?と主張した、その舌の根も乾かぬうちに申し訳ありませんがw
劇場版から本作に入った方に声を大にしてお伝えしたいことがあります。

川島さんの本名は断じて{netabare} “みどり”ではありません。
緑輝と書いてサファイアと読みます。
いや……最初に“みどり”と名乗って、中盤で唐突にサファイアと呼ばれたりする謎構成で、
初見さんにとっては彼女が何だかコンバス使いの
怪しげなジュエルになっておりますがw
あくまで緑輝(サファイア)なので念のためw{/netabare}

投稿 : 2016/04/23
閲覧 : 361
サンキュー:

44

ネタバレ

うーだい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

面白そう

いい感じ

投稿 : 2016/02/06
閲覧 : 330
サンキュー:

3

キャプテン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

ふぅ〜ん

氷菓は?

投稿 : 2016/02/01
閲覧 : 257
サンキュー:

2

momo4989 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2025/01/06
閲覧 : 3

nobu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/24
閲覧 : 8

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/18
閲覧 : 8

アニメガタリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/22
閲覧 : 13

ひじけん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/17
閲覧 : 12

らるてぃーぐ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/11
閲覧 : 12
次の30件を表示

劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~のストーリー・あらすじ

高校1年生の春。中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子(おうまえくみこ)は、クラスメイトの加藤葉月(かとうはづき)、川島緑輝(かわしまさふぁいあ)とともに吹奏楽部の見学に行く。そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈(こうさかれいな)の姿を見かける。葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。吹奏楽部での活動を通して見つけていく、かけがえのないものたち。これは、本気でぶつかる少女たちの、青春の物語。(アニメ映画『劇場版 響け!ユーフォニアム ~ 北宇治高校吹奏楽部へようこそ ~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年4月23日
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
anime-eupho.com/

声優・キャラクター

黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳、寿美菜子、早見沙織、茅原実里、石谷春貴、櫻井孝宏

スタッフ

原作:武田綾乃宝島社文庫『響け!ユーフォニアム北宇治高校吹奏楽部へようこそ』
監督:石原立也、脚本:花田十輝、キャラクターデザイン:池田晶子、シリーズ演出:山田尚子、美術監督:篠原睦雄、色彩設計:竹田明代、楽器設定:髙橋博行、撮影監督:髙尾一也、音響監督:鶴岡陽太、音楽:松田彬人、音楽制作:ランティス、音楽制作協力:洗足学園音楽大学、演奏協力:フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル、音楽監修:大和田雅洋

このアニメの類似作品

この頃(2016年4月23日)の他の作品

ページの先頭へ