鬼戦車 t89 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
懐かしい作品です。奇人来襲暴力系ギャグの最後のヒット作かな?オススメはしませんよ?
最終話(26話)まで観ました。2024.07.11
イヤ〜、長いよ〜。さすがに、奇人達が主人公に迷惑をかけて暴力ちゅどーんで締めるギャグを半年も観るのはキツイです。
多数のキャラが登場してわちゃわちゃするギャグアニメは、当時の流行ですが、さすがに現代の感覚には合わない様です。
ラスト、燦ちゃん救出作戦で最後までバトルギャグで大団円は良かったと思います。
このアニメの10年前の不条理ギャグアニメ、エクセル・サーガは流石に当時のヲタク臭がキツすぎて見るに堪えないので、本作品は、まだ作品としての賞味期限は辛うじて残ってるのかな?と言う印象です。
評価が高くても過去のギャグアニメなんて観るもんではないなぁ…。リアタイ時は面白いと思ったんですがね。
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再放送で2話まで観ました。2024.01.21
いや〜懐かしいです。2007年春アニメです。私、まだ新卒新入社員でヒーヒー言ってた頃です。
ゼーガペインとかもそうですが、リアタイしてた過去作を再放送してくれるのはとてもありがたいです。
さて、本作品は、中坊の主人公がひょんなことから瀬戸の極道の娘、しかも人魚姫と婚約することから始まるドタバタコメディです。
今観ると流石に古いです。ただ、当時もレトロ風のギャグだなぁと思って観ていました。
他のレビューアー様も書いていますが、うる星やつら系の、異界の奇人達が日常生活をしている主人公にちょっかいを出し、色々なパロディーを交えながら、最後はあかほりさとる的なちゅどーん爆発暴力で落とす奴です。
こういう解説が成立する時点でギャグとしては過去の遺物ですが、今観ても思い出補正込で少し面白いです。
同時期に放映していたギャグものは、らき☆すたで、あずまんが大王は2002年と、以降に流行するゆるい日常系ギャグ作品は既に人気を集めていました。
2021年に押井守大先生が送りだした、パロディーマシマシの暴力オチギャグのぶらどらぶが、時代錯誤であると批判され盛大にコケた様に、うる星やつら系の暴力ギャグとしては最後のヒット作かもしれません。
最近ヒットしたギャグものだと、小林さんちのめいドラゴンが瀬戸の花嫁に近いかも知れませんが、ドラゴン達はそこまで小林さんに迷惑をかけないし、日常ほのぼの系の系譜と言えそうです。
2000年代初頭のギャグアニメで現在も視聴に耐えるのは驚きです。何か、普遍的な面白い要素があるのかもしれません。視聴継続です。