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「ズートピア(アニメ映画)」

総合得点
72.1
感想・評価
189
棚に入れた
1100
ランキング
1207
★★★★☆ 4.0 (189)
物語
4.0
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
4.1

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ズートピアの感想・評価はどうでしたか?

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ディズニー映画で一番好きな作品

これがアニメというのかどうかは別として、ディズニー映画でこの作品が一番好きです

投稿 : 2024/01/18
閲覧 : 45
サンキュー:

0

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

満足度の高い作品

偏見や差別に対してかなりストレートに、またそれを決して重苦しくなることなく、ディズニーらしく子供にも分かりやすく描いている。しかし、込められているメッセージは子供よりも大人の方が考えさせられるものになっていて、ただの子供向けアニメとは侮れない完成度の高さがあり、そんなところが素晴らしい。主人公のウサギの新人警官と詐欺師のキツネがコンビを組んで行方不明事件を追うという刑事ものには定番のバディものとしての面白さもあり、刑事と罪人のコンビというのは「48時間」を彷彿させるものがあるが、最初に主人公のジュディが署長から言い渡された捜査の期限が48時間であるあたりはやはり意識している部分もあるのだろう。もちろんこの二人(二匹)のやりとりだけでも見ていてじゅうぶんに楽しい。夢を持つことや諦めない心を持つことの大切さについても深く考えさせられる映画になっていて、見終わった後には元気と前向きな気持ちをもらえた気がしたし、まさしくいろんなメッセージのつまった傑作でした。

投稿 : 2023/12/01
閲覧 : 89
サンキュー:

6

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シンプルなアニメーションの力

 テーマについて云々されていますが、そんな事以上にアニメーションとしての出来栄えが素晴らし過ぎる!。冒頭の主人公の上京のシーンだけでもう鳥肌が立つ程に上がりまくってしまった。最初から世界観とキャラの魅力に取りつかれてしまったので、物語は勿論ちょっとしたギャグでも思わず笑ってしまう。


 動物たちが人間のように生きている世界といえば、細田さんの「バケモノの子」と同じだけど言っちゃあ悪いけど比べものにならぬ。ジュディの動物的なリアルさ、アニメ的な可愛いキャッチーさ、人間的な微妙な表情の見事さ、私がアニメで求めるキャラクターデザインの上手さともピタリと一致していて大満足。


 ストーリー的には殆ど隙がないみたいに言われているが、正直主役二人の仲違いの部分はちょっと無理があるように感じられた。あと、伏線が少々伏線としてあからさま過ぎる感もあった。さらに、テーマも少し主張し過ぎな点もあったように思えた。しかし、多少の弱点もシンプルなアニメーションの力に完璧にやられちゃいました。「インサイドヘッド」もだけど、続編が見たい。

投稿 : 2022/12/09
閲覧 : 353
サンキュー:

14

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ディズニーの本気

「アナ雪」も「ズートピア」もそうだが、こんなにもエロい曲線で動物や美少女を描くのはディズニーの本気が伺える。

明らかに「性的」に魅力があるように描いているのは、昨今のアメコミもそうだが日本のアニメの影響かも知れない。

しかしアメリカならではで、そういった卑猥な表現のあるアニメは結構存在するのだが、それもアメリカの一部であるというふうに開き直りというか、そこをも吸収してしまうのがディズニーのスゴさであり恐ろしさだと思う。

最近のアメコミや子供向けアニメでも結構大人に向けた表現をするディズニーは侮れない。。まあ、もともとカップル向けで再生したので、映画鑑賞後のアフターまで考えてのことだろうが、


キツネとウサギの関係ってかなりエッチですよね(笑)

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 520
サンキュー:

8

ShouyouACL さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

incredible movie. For me the best Disney animation. story and super-cool characters, great music, perfect design and animation, and engrossing screenplay. Oscar deserved and one of the best animated films of the last years.

投稿 : 2019/11/21
閲覧 : 258
サンキュー:

3

かまいたち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世代と人によって見方と評価は別れる

良い点
・テーマ、メッセージ性
・ストーリー

悪い点、留意点
・ディズニーとしては珍しいテーマとメッセージ
警察官の日常アニメと思って観て「あっ...こういうタイプ?」となるのは人も必ずいると思われるので留意点としてこの点を挙げておく。

・主人公の言動、行動
これぐらいの方が人間らしいというか、動物らしくて良いとは思う。だが気になる人もいるだろう。

・犯人を捕まえる証拠について
いちよう子供向けだから分かり易い方がいいんだろうけど個人的に少し気になった。

・ケチャップ ※超個人的意見
初見では、冒頭の劇のケチャップは少し不謹慎じゃないかと思った。(内容を述懐してみると今はそうでもないのだが。)


ディズニーっぽくなくメッセージ性が強い作品。
程よいギャグやちょっと生かした演出、伏線も個人的には好みだった。
テーマがささるか、ささらないかはその人次第。

投稿 : 2019/11/17
閲覧 : 312
サンキュー:

4

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エンターテイメント

重さ質感にやや物足りなさも感じCGの数少ないウィークポイントとなるのかな、この点ではオモチャを題材とした「トイ・ストーリー」に分があるかも、然し些細な事、物語、作画、音楽と何れも卒なく、子供は勿論、大人の観賞にも充分耐えられる良い作品です。

投稿 : 2019/09/30
閲覧 : 373
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かわいい〜

動物たちが可愛くて面白い。
ニックがカッコいい!そして、しっぽがふっわふわ!あのしっぽ、一度でいいから触りたい。
歌も良いよね。英語も日本語もどっちも良い。

投稿 : 2018/06/21
閲覧 : 231

fu+i さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最初の映像は綺麗だた

うん どうしてこうなった、てのが多いな

投稿 : 2018/06/16
閲覧 : 297
サンキュー:

5

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ウサギの新人刑事がキツネの詐欺師とコンビを組んで捜査するバディもの

金曜ロードショーで視聴しました。
ディズニー制作らしい作りで、キャラクターの造形は可愛らしいが、とても背景、キャラクターのCGがとても美しく、それぞれのキャラの動きも可愛く、飽きさせない工夫をしていると思いました。ストーリーもハラハラするところがあったり、しんみりするところがあったり、面白いシーンもあって、さすがディズニー製作だなと思いました。
刑事のバディものとしても続編が作れそう。
2があったら観てみたいですね。

投稿 : 2018/06/15
閲覧 : 265
サンキュー:

14

繊細人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

友情を強く感じられる

友情に主軸を置いたアニメです。

うさぎで警察官を夢見ているジュディときつねで詐欺師のニックです。全く正反対の二人ですが、ひょんなことから協力関係に。そこからお互いの性格や過去を知っていきます。紆余曲折がありながらも友情とは何か?というのを教えてくれる王道アニメでしょう。

家族で見ても楽しいと思いますし、一人でも楽しいと思います。一般受けは流石ディズニーといったところでしょう。

解り易く尚且つ友情を直球に感じられる作品になっているので、元気を貰いたい方も是非!

投稿 : 2017/12/29
閲覧 : 210
サンキュー:

6

ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ディズニー映画? どうせお涙頂戴なんだろ? ってな人にオススメ出来る映画

2016年でもTOPクラスに有名な、アニー賞とアカデミー賞をとった傑作。

アメリカ合衆国が自国で抱える問題や、人類の歴史の中で何度も起こる避けられない問題などを題材にして、それを動物に置き換え描写する映画。面倒で重苦しく聞こえる題材を見事に痛快な娯楽作へと昇華させています。このアニメはどんな見方をしても面白いんじゃないかな?

特に私のように捻くれている人間はドンピシャでハマリました。

作中で出てくる問題。動物達が共存する為のルールは、私たちの社会や倫理観にも関係してくる。

娯楽作として出来がいいので親子で観ても全然感想は違うけれど、両方楽しめるでしょう。

思考を巡らせ、映像を楽しみ、シャープで、さらにスピード感のある展開で飽きさせない。


このアニメが欠片でも面白く感じないなら、私はお手上げかもしれないです(笑)

【↓ネタバレ(雑記)見なくても問題なしw】
{netabare}
夢見るロマンチストの主人公と、リアリストの相棒の対比が素敵でした。

スゴイなと思ったのが2人の性格をあまりクドくしない事。真逆に掘り下げて行くのかと思いきや、2人ともお互いの話に耳を傾け柔軟な発想をしていくんですよね。視聴者側のストレスになる寸前でサラリと進む感覚があって、絶妙だなと関心。

序盤の細かいところで、動物の大小によって列車のドアが別々に分かれている部分。

これだけ見ても種族としての強い弱いではなく、個々が尊重される社会を形成しはじめている事がわかります。常識や倫理観が徐々に整えられようとしている段階。数年もすれば全体の意識が大きく改革される時期なのでしょうか。それとも根付いた常識とは別に、歪んだ考え方が今だに払拭できない停滞期を続けているのか・・。田舎と都会の意識の違いも上手く描かれていましたね。

象徴的なシーンで、「サハラ・スクエア」「ツンドラ・タウン」「レインフォレスト地区」を列車で抜けるシーンでは、まるでテーマパークのような広大さと、これから始まる新しい生活を表していました。動物が共存するためにエリアを分けて、その為の“施設”を視聴者に紹介する場面でもあります。(熱帯雨林の環境を作り出すために人工樹木を植え、スプリンクラーで雨を降らし湿地を再現する等)

この映画は何重にも仕掛けられた映像的な魅力が込められているので、何度観ても楽しい。

肉食獣と草食獣。そして様々な動物が共存に成功した街「ズートピア」

このトンネルを抜ける度、全く違う景色が広がる線路の配置は大都会であるズートピアがどんな街なのかを、一発で見せることの出来る宣伝効果を狙った場所なのでしょうね。外からの客に見せるための広告。ここから既に“共存”を目指した街の本質が見え隠れしています。

ただ人種差別だけをテーマにしてるだけじゃなく、この作品では権力の浅ましさや欺瞞という現実社会で常に存在する問題をも作中で扱っています。ここから来る問題提起に対して主人公や相棒が立ち向かい解決していく姿でカタルシスを生み出しているのですけど、これもまた絶妙なのです。ディズニー作品でCG技術や音楽などの豪奢さ絢爛さに圧されない脚本を感じたのは久々・・いや、ここまでの物は初かもしれません。


ここからはクスッと笑った場所を少しだけピックアップ。

捜査で向かう『THE MISTIC SPRING OASIS』という場所。これは笑いましたねww

ヌーディズム(ネイチャリズム)を表現し、服を着て羞恥心を持って生活しているはずの彼ら動物たちが生まれたままの姿で行動している。よく変態性を追求した通好みの映画でこういう描写を見ます。けれど動物がやると全く意味合いが違ってくる。完全にギャグにしてしまっていますがエッジの効いた部分でもあって、この映画の面白い要素の一つ。

様々な動物が共存出来ているように見えるが、一度問題が起きて仕舞えば取り返しがつかない。例えばネズミ達の全てのスケールが小さいエリア。ここでサイズが普通の動物が大捕り物をやれば大惨事になる可能性もある。街が常に危険性をはらんでいる事がわかるシーンでもあります。真面目に考えなければミニチュアでの特撮の感覚で、街のバラエティーに富んでる部分で好きですね。

皮肉を交えたジョークが魅力の本作なんですが、海賊版のバイヤーを作中で出すのは笑いました。

【↓自社タイトルをもじった物】
ブーマックス、塔の上のヒヒンツェル 、ツノーラッシュ、モアニャ〜、ジャックとキリンの木、ラッコと海の女王…等(笑)ベイマックス、塔の上のラプンツェル、シュガー・ラッシュ、モアナ、ジャックと豆の木、アナと雪の女王。。。ですねwチョイスはSTAFFが関わってるものが多いかな?

ライオンの市長が肉食のライオンであることや、羊の副市長で女性であること。仕事を副市長に任せ、秘書的な扱いであること。(ライオンは自身で狩りを行わずメスに狩りをさせる)

先を予想させる場所とミスリードを誘うバランスも上手い。

例)肉食獣が凶暴になる→市長 羊のバイヤー兼スナイパー→羊市長

これらの一目瞭然の推理させる場所と、ミスリードを誘う部分の散りばめ方が丁寧でしたね。

マイナスポイントなんて少しも無いんですけど、ケチをつけるなら悪役キャラクターにそこまで魅力がなかったかな?街の住人はすごく魅力がありました(笑)最高です。これはメインの2人を掘り下げて行くためでもありますが、次作を予想させるものでもある。変わらず登場するであろう住人は魅力的に。退場させるキャラクターはあっさりと。考え違いかもしれませんが続編があれば生きてくると思われます。

記憶にあるものをいくつか抜粋しましたが、この他にも沢山面白ポイントがありました。

総評としては・・・色々凝っていて面白い映画だった。続きが見たいですね(^^♪
{/netabare}

投稿 : 2017/12/24
閲覧 : 503
サンキュー:

18

シルメリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

草食動物と肉食動物の名コンビ(≧∇≦)b

ディズニー系3本観てやっと当たりだよ!!
モアナと伝説の海→ただのミュージカル航海術
シング→終わり良ければ全て良し主義
ズードピア→「絆」
この3つを視聴したわけだが
「ズードピア」は別格だった∑(OωO; )
小さい頃から「警察官」になることが夢の
ウサギのジュディ・ポップス
うさぎ初の警察官になるため、警察学校を
主席で卒業、はれて念願の警察官に。
配属先はズードピア
しかし、彼女に待ち受けていたのは…。
陰謀と策略が渦巻くズードピア
彼女に待ち受ける運命とは?
それは観てのお楽しみで♪♪
秋の夜長に騙されたと思って観てみたら[壁]_-)ちらっ

投稿 : 2017/10/11
閲覧 : 281
サンキュー:

8

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ズートピア。それは草食動物も肉食動物も、みんなが仲良く暮らし、誰でも何にでもなれる街。

2016年公開のディズニー映画。

動物がメインだし、
子ども向けかと思ってあまり意識していませんでしたが、

これは面白かった!!

大人も子どもも、
どの世代も純粋に「面白い!」と楽しめる作品です^^

120分ほどの作品ですが、
時間を長く感じずに、ずっと楽しめました♪


● ストーリー
肉食動物が草食動物を襲い、
草食動物が肉食動物を恐れていた時代は、昔のこと。

今は肉食動物と草食動物が共に暮らしている。
最初に仲良く暮らした街が“ズートピア”。

ウサギのジュディ(♀)は、
警察官になることを夢見た女の子。

周囲から無理だと言われてもあきらめず、
夢を叶え、ズートピアの警察官になったジュディ。

詐欺師でキツネのニック(♂)に協力させて、
14匹の動物が行方不明になっている事件の解決に乗り出した。


ジュディが警察官になる過程もひとつの大きなストーリーだし、

ジュディが警察官になってズートピアで働き、
ニックと出会い、
行方不明事件に関わることになり、
ほとんど残されていない手がかりを追っていく…。

とにかくストーリーが目まぐるしく動いていきます。

そしてその展開ひとつひとつに、
次へつながる重要な手がかりが隠されていて、面白い。

次から次へと何かが起こる怒涛の展開というよりも、

「これで一件落着。」と息がつけると思ったら、
実はもっと大変なことになっているじゃないか、な驚き。

とにかくよくできたストーリーなんです。
伏線の張り方&回収の仕方が上手い!

夢をあきらめないことの大切さを説いていたり、
アメリカの人種差別を匂わせる部分もあったり、
テーマも奥深く感じます。

かわいい動物のお話かと思ったら
それは大きな勘違いで、

ざっくり言うと、
警察官が大きな事件を解決するために奔走するお話でした。


● キャラクター
夢見ることをあきらめず、夢を心の支えにしている、
前向きなウサギのジュディ。

彼女の夢を信じる心は、
何よりも彼女を強くする。大きな行動力を生み出す。

そんな彼女の姿に共感したり、
励まされたりした人が多いはず。

私もジュディ大好きです♪


そしてジュディのパートナーとして活躍するのが、
キツネのニック。

詐欺師です。悪いやつです。頭の回転を活かしたスカした野郎です。

なのになぜだろう、
物語が終盤になればなるほど、ニックがかっこいいんだよな~。

「やれやれ、しょうがないなあ。」なキザな表情が
たまらないんですけど(*´Д`)ハァハァ

一緒にいて頼りになるところもかっこいいのだけどね♪

キザなんだよな!ナルシストなんだよな!

キツネにここまで感情入れ込めるのは、
ニックが初めてです(*´Д`)


主要人物である2人はもちろん、
他の動物もいいキャラしてる♪

個性や性格がしっかりしていて、
動物というより人間みたい。

だけど動物の特徴も残していて、
それがいい味出してます♪

ニックの友達であり、免許センターの職員でもある
ナマケモノのフラッシュが特に私のお気に入り♪

動きも会話もスローすぎて、
大爆笑でしたwww

表情の変化がスローで流れるというのもなかなか斬新♪
ひたすら楽しませてもらいました^^笑


● 作画
毛並み感といい、
表情といい、

もはやアニメなのか?と思ってしまうほどリアル。

アクションシーンも見ごたえあるし、
ズートピアも不思議な街だし、
いろいろな動物が登場するし、

抵抗なく楽しめました♪


● 音楽

【 主題歌「トライ・エヴリシング」 】

英語版ではシャキーラが、
日本語版ではDream Ami(E-girlsの元メンバー)が歌っています。

英語版はかっこいいし、
日本語版では歌詞の意味がよくわかるから感動するし、

私はどちらも好きです^^

ズーラシアンブラスとコラボしたバージョンも好き♪


DVDには、
BGMが収録されたスタジオでのインタビュー映像が入っています。

これを観ると、
BGMをもっと楽しみたくなりました♪


● まとめ
観た人の話を聞いたことがなかったし、
観る前はそれほど楽しみにしていなかったのですが、

実際に観てみるととても楽しめて、
心に残る作品となりました♪

大人も子どもも楽しめる作品であることは、
間違いなしです^^

投稿 : 2017/08/15
閲覧 : 584
サンキュー:

34

灯里 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ズートピア

まずは
字幕で見るのをオススメします

外国のアニメなので
その国の言語で私は見るようにしてます

ストーリーなのですが
王道といってもいいですね
分かりやすく見ていて苦にならない

家族みんなで見ても
楽しい作品だと思います

旦那と娘と一緒に見たんですが
二人とも気に入ってる感じでした

それと

3Dがホントすごくて
技術の高さは流石といったところですね

投稿 : 2017/05/18
閲覧 : 218
サンキュー:

5

ネタバレ

ヤマチャ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ジュディとニックの絆。
種族による差別。
それを利用しようとする輩。

投稿 : 2017/04/02
閲覧 : 301
サンキュー:

3

Non.B さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奥深い

動物達の話。
動物達の話だけど現実世界でも言えること。
小さい動物もいるけど、現実世界にも小さい動物みたいな性格の人間はいる。
そんな入り交じった動物達(人間達)が暮らす世界を表現している。
そこがまず気に入ったかな。
伏線の回収もなかなか。
面白いストーリー展開だった。

伝いたいことがとても伝わってくるいい映画だった。
ディズニーの中では1番好きかな。

投稿 : 2017/03/29
閲覧 : 254
サンキュー:

5

ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

個人的には主人公が苦手で、「物語」が面白いと思えなかった…。(批判的レビュー注意)

 友人に強く勧められて鑑賞。話題作でもあったので、少し期待しすぎたのかも知れません…。

 肉食動物と草食動物が共存する世界は非常に良くできているし、CG技術の高さもあって、「画面のいたるところを観てて楽しい映画」ではありました。

 ただ、「物語」にどうも惹き込まれません。

 どうやら自分は主人公であるジュディが苦手みたいです…。
 別にキャラクターに欠点があるのは当たり前ですし、構わないのですが…。個人的に愛着が持てないレベルで苦手でした。
 その理由は大きく分けて4つありまして、{netabare}

①:「偏見を良くない」と言いつつ、かなりの偏見の持ち主
 キツネが歩いてるだけで尾行し始めたシーンで、早速少し引きました。成長する系の作品ですので、序盤は仕方ないと思うんですが…。終盤までキツネ除けスプレーを持っているし、スプレーに手をかけようともする…。

➁:駐車違反取締の仕事に不満
 これは日本人的な考えだと思いますが、学生時代にいくら優秀だろうが、最初は下積みとして簡単な仕事をやらされるのは普通な気がしちゃいます。学生時代主席だったことを鼻にかけているような発言もしますし…うーん…。
 作品としても「駐車違反取り締まりの仕事」を最後まで下の仕事として扱ったのも少し気になります。実際必要な仕事なんですし、実際にその仕事をしている人はどんな気持ちになるのか…。
 ただ、アメリカでは「駐車違反取締専用の女性」がいるらしく、そういった人として「不当に扱われた」って意味らしいですね。(それも十分失礼な話だと思いますが)

➂:ニックを相棒にするシーンがただの脅迫…。
 ニックの脱税の証拠を録音したことで協力を仰ぐのですが…。何度か去ろうともしますが、なんやかんやで最後まで付き合ってくれるニックは優しいと思います。彼は警官でないのに、事件に命をかけた協力をするわけですから…。
 仲違いを経て、再度相棒を組むシーンの彼も本当に優しいと思います。ジュディは一直線にニックに協力を求めに行くのですが…ある意味無関係な彼をもう一度巻き込むことに「後ろめたさ」を感じないことにも違和感が…。命がけの捜査に、警官でも何でもない彼を誘うのはどうなんだろう…。
 このペアに期待して観たところもあっただけに、この2人の関係は少し不満の残るもでした。

④:会見でのトンデモ発言にびっくり
 個人的には一番びっくりしたシーンです。ジュディは24歳の社会人なのに、なんでマスコミの前であんな発言をするのか…?おまけにニックが怒った理由にピンとこない配慮のなさ…。あの発言で、ズートピアの草食動物は怖がり、肉食動物たちは肩身狭くなるなんて「当たり前のこと」どうして予測できないのか…?
 このシーンは本当に呆気にとられました…。主人公が本当によくわからないって思わされたシーンです…。そして無責任にも警察を辞めてしまう…。
{/netabare}
 なんかかなり言いがかりっぽいですね…。でも会見のシーンとか本当に驚いたんですよね…「Oh no...」ってなりましたもん…。

 物語の本筋も、つまらないとは思いませんが、予測はしやすい展開が続きます。ベイマックス等と違って、泣けるような感動シーンもディズニーにしては無かったような…。

 あくまで個人的な意見ですが、あまり満足感の得られない作品でした。
 ただ、信頼できる友人たちが好きな作品であるので、自分の感性が問題なんだろうなぁ…となんとなく思ってます…。

 まあ、画面は楽しいですし、製作に力の入っている、挑戦してみてほしい作品です!!

投稿 : 2017/03/13
閲覧 : 292
サンキュー:

13

炊飯器。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい二時間

公開当初に話題になっていたけど、「けもの系かー」と思って見には行きませんでした。機会があって、DVDで見たのですが一言で言えば「劇場で見たかった。」です。

キャラづくりがしっかりしているし、声優さんの演技も◎、音楽もよかったです。

私が気に入ったのはなんといっても伏線回収のすばらしさです。
正直侮っていました。
途中で出てきたちょっとした事件がその場だけでなく、終盤に伏線として生きているのがすごく面白かったです。鳥肌が立ちます。

そして、人間(?)ドラマもいいです。胸キュンシーンや、ちょっと悲しくなるような起伏がある物語でした。

二時間の映画でここまで満足できたのは初めてかもしれません。ぜひ、見ることをお勧めします。

投稿 : 2017/03/02
閲覧 : 225
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

95点。ディズニー映画に対して評価が低いのは、ここがヲタクの巣窟だから。

ズートピア。92点→95点。
人にオススメしたいレベル。

観れば見るほど点数をあげたくなる。

ニック(狼)、好きだ。

ディズニーは、ランドやシーもそうだが、映画もレベルが高い。
老若男女楽しめるようにしているので、やや子供向けな部分があるのは否めないが。

このようなヲタクの巣窟の場所だと評価が低くなるのもうなずけるが。
実際、楽しいですよ。
ちょっぴり残酷なシーンもあるけど、子供でも行ける。大人でも楽しめる。
俺はアニメヲタだと思っているが、やっぱディズニー作品は頭一つ飛び出てると思う。
万人向けであることはここに宣言しよう。

中盤からは、ヴィランズ(ディズニー世界の悪役)が誰かを推理する楽しみもあります。

また、見終わった方にはズートピア考察で、白人・黒人考察や多数決、ミスリードといった角度での楽しみがあります。これはすごい!


あと。3Dで見たんだけどさ。スゲーです。
自宅で3Dディズニー。これ最高。


2Dは「ながら観」にも最適。
集中してみたいときは3Dはとてもいいです。

投稿 : 2016/12/06
閲覧 : 227
ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

楽しい映画。でもハードル上げ過ぎたかも…

評判が良くて気になっていたのですが、ようやく視聴しました。
これぞディズニー、愉快なキャラクターや近未来都市の世界観、テンポの良いアクションとストーリー、子供から大人まで楽しめる映画ですね。
キャラ造形はクオリティが高いし、街も細部まで作り込まれていて見る人を飽きさせません。あと、背景のCGっぽさを抑えた色合いが綺麗でした。(井上直久さんの絵を思い浮かべました。)

ストーリーはわかりやすいけど、少し説教臭く感じました。最近のディズニーはインサイドヘッドと言い、教育的要素が前面に出ている作品が目に付きますね。
まあ、でも楽しむには十分な出来。
それよりも、わかりやすいストーリーでありながら表面的な部分しか伝わらず、深く考えさせられるまでは至らなかったのが残念。
差別問題を扱っているのはわかるけど、結局この映画で何が言いたいのか分からなかった。悪者捕まえてめでたしめでたし。偏見は良くないね。夢を諦めずに頑張ろうね。仲間っていいね。自分の感性が鈍いのかもしれませんが、それ以上のものが伝わらないと言うか、全体的に薄っぺらく感じてしまいました。

唯一リアリティを感じたのは、ジュディが悪意なくニックを傷付けた時。自分では差別を否定しておきながら、無意識のうちに差別している。差別の根底にあるのってそういうところだよね。綺麗事言ったって直せない部分は誰にでもある。それを描いておいて、結局有耶無耶に終わってしまった気がする。まあ最後はハッピーエンドにするしかないのだけど。

監督談では、当初はニックが主人公の予定だったらしい。でも、それだとネガティブで映画のイメージが暗くなってしまうから変えたんだよね。要するに万人受けする方向に転換したと言うわけ。でも、そのせいでテーマがぶれた気がする。

と言うか、自分がアニメに求めるものが間違っているのかも…。楽しくて面白ければ良し。映像も完璧。
でも、何か物足りない。ハードル上げ過ぎたのかな?

アニメではないし差別問題を扱っているわけではないですが、一緒に借りたロバート・ゼメキス監督の『ザ・ウォーク』の方が夢や仲間や師弟愛まで感じられて満足度高かったです。他人が認めてくれることだけが夢じゃないんですよね。


2016.12.1 追記
解せなかったので、再度視聴しました。
映像は文句なし、ストーリーもそつがなく設定も細かいし、アクションシーンや小ネタも満載。とにかく、細部まで手が混んでいて贅沢な映画だなと。(お金あるなー)

なのに何かが足りない。心に訴え掛けてくるものがないんです。アナ雪やドリーで感じた鳥肌が立つような胸が熱くなるような、ぐいぐい引き込まれていく感覚がない。
前評判でハードルを上げすぎたせいもありますが、自分の場合感動の度合いが大きく評価に影響するようです。完璧に近いストーリーでもあまり惹かれないのはそのせいかも。
以下、完璧に近い映画にさらに注文を付けるという我が儘な意見です。ご了承下さい。

{netabare}
当初の主人公はニックの予定だったということで、意識的にニック視点で見てみました。
確かにその方がわかりやすいかも。ニックから見たら現実を知らず希望でいっぱいのジュディは考えが甘いと思っていたことでしょう。でも、夢を諦めず頑張るジュディに、夢を見ていた頃の自分を重ね、やがて自分を変えていく…そんな感じの王道ストーリーですね。
変化するのはニックの方です。ジュディの存在がニックを変える。
でも、転機となるエピソードがよくわかりませんでした。ニックが過去を語るシーンはありましたが、その前の心変わりするシーンが見当たらなかったのが残念。二人で協力して捜索している間にいつの間にか…ということなのでしょう。

あと、ラストの展開についても結果オーライというか、ニックとジュディの絆が実感として伝わりませんでした。ジュディがニックを傷付けた後、二人には乗り越えるべき課題があったわけです。台詞で謝ったり、問題を解決することでニックの汚名を晴らし償うという描き方でしたが、本質的な部分は乗り越えてないような?これ、見せ場にもなり得る気がするのですが…
あくまでも個人的な感想ですが、アナ雪では姉妹の絆が、ドリーでは親子の絆が真実として実感出来たのです。この映画にはそれがなかった。

例えば、ニックが撃たれた時の銃が本物で、ニックがジュディに襲い掛かる。でも、ジュディはニックを信じて逃げずにいる。ニックはジュディを傷付けないために自分を傷付ける…とか。ベタですかね?(そう言えば好きなアニメでそんなシーンがありました。)
でも、それくらいやってくれたら二人の絆で差別の壁を乗り越えたと実感出来たのですが。(もちろん、社会にはびこる差別が解消されたと言うわけではないですが、少なくとも二人の間の垣根はなくなったと実感出来たはず。)

何でもかんでもお涙頂戴を入れれば良いといういう訳ではないですが、一番大事な部分が疎かになってしまった気はします。
でもまあ、かなりハイレベルな要求ですので。(^^;;
{/netabare}

投稿 : 2016/12/01
閲覧 : 466
サンキュー:

17

ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

実質は差別問題に切り込んだ大人向け作品

まずヒロインうさぎが夢の大都会ズートピアに初上陸した描写がカラフルで活気ある街を表現していて一気に世界観に惹き込まれた。
各サイズ違いの動物達が一同に快適に乗れる、一風変わった素敵な長距離列車へと飛び乗り、ヒロインは希望の街へ。
警察官になって初めての勤務地へ赴く、ヒロインの期待と高揚感を乗せて、軽快な主題歌をバックに次々と四季折々の街を追い越して行く様は疾走感がとても気持ちいい。
その辺の描写と音楽の組み合わせと使い方はさすがディズニー、お手の物だね!

あー制作費に予算があるっていいなあ。この無尽蔵な街のキャラクター達も一つ一つモデリングして個別に動かせるんだもんなぁ。
しかも絶妙に人間ぽい動きだけに限らず、個別の動物らしい動きや表現を加えつつ出来るって脱帽!

そしてこの作品が世間的にも高評価の訳はもちろんストーリー!
OK、記者会見のところで終わってたら、それはいつもの子供向けディズニーの域を出なかった。悪いけど、アナ雪はここまでのレベルだ。
ズートピアが他より突出できたのはまさにここからが肝心、
ヒロインうさぎの初金星☆お手柄記者会見で、ちょっと舞い上がって言葉選びを間違ってしまったが故に、マスコミの上げ足取りに引っかかり、黒幕の思惑通り誘導されたのか肉食動物と草食動物との街を二分する種族対立へと街を一変させてしまうことに。それも少数の肉食動物が逆差別される方向へ。
描かれてないけど、黒幕が記者買収を裏でしていたとしてもおかしくないし、現実はもっと汚いやり口もある。
その中でもいたずらに人民の恐怖心を煽るマスコミが、あたかも正論かのように世論を誘導する様は皮肉過ぎて嫌らしい。
そもそも一見うまく行っていたグローバリズム世界=ズートピアも、体格で圧倒的に勝てる肉食動物が支配しているかのようで、草食動物それも体格の小さな者は侮られ、下に見られてきたという背景がある。そりゃ彼らにも鬱屈が溜まるのも無理からぬことだ。
さらにキツネは肉食動物だが、種族的なイメージから偏見の常態から逃れられずにいる。常に異種族間の共存繁栄を謳うこの世界にも実際は偏見は無くせてない、理想郷ではさらさらない。まさにアメリカに横たわる現実の投影である。
※ネズミのマフィアボスの事はスピンオフで半生を知りたいものだ。

せっかくなりゆきでも抜群のコンビネーションで事件解決によってお互い分かりあえたかに思えたキツネの相棒にも記者会見のことで誤解され、決定的に失敗をして落ち込むうさぎ。
人生に挫折して警官も辞め、田舎の実家へ失意のトンボ帰り。
どん底の中、事件解決の糸口を見つけてからの終幕まではまさにフルスロットル。

ストーリー展開は少々都合が良すぎるくらいだが、序盤の伏線と各キャラが過不足なくまとめられてて、本当に無駄が無い。まさに西欧的合理主義。
惜しむらくは物語の余白が余り無いことくらいか。
そうは言っても、全体的にテンポが良すぎてこれなら子供でも飽きずに鑑賞できるだろう。

キャラ立ちとしては、
うさぎとキツネの化かし合いならぬ掛け合いが絶妙で良い関係性だ。異種族間とはいえここまでの信頼関係が出来たなら2人が恋に落ちても良いのではないかと思うが、作中では相棒止まり。そこはアメリカ人が本能的に嫌なのだろうか。実際には白人、黒人、アジアンと人種で固まって過ごすみたいに。
子供にも異種族間恋愛を説明する時のハードルが高いかもね。キャラ付けのために擬人化ならぬ動物化してるんだし、種族が違うって色々とどうなるの?と。
次にディズニーが今作を超えようと思うなら、真剣に異種族間恋愛を取り扱ってみてはどうだろうか。

まあ今作はただ動物化するだけじゃなく、その動物だからこそ、それぞれ役割に意味があるところが良かった。
ディズニーは今までただ可愛い動物が画面に居れば良いていう節があったから、人間がやってることを単に動物化させて余計子供騙しに拍車かけてたけど。

あと署長の掌返しが熱いw
ヒロインうさぎには、謝罪の言葉くらい欲しかったかな。

ネズミは上記に書いた通り、気になるキャラだけど、
冒頭に居た赤ちゃん真似の上手いキツネ?は何なんだw気持ち悪いぞ。

世間で偏見に晒されてきた相棒のキツネは、幼い頃に傷つけらても消せなかった正義感と、根の優しさで、うさぎの後押しもあって警官になったのが本当に嬉しそうで良かった!これで名実共に相棒に‼︎

後はなんだかんだまた矛盾を抱えながらも大団円を迎えてフィーバーする街の様子がエンドロールに。
あーアメリカだわー。ラスベガスかニューヨークかって雰囲気かよ、ノリノリだね。
また主題歌がエンディングBGMだけど、本当に合うね。
以上でスッキリENDで満足感の高い作品でした。

投稿 : 2016/11/08
閲覧 : 293
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7

ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

予想以上に良かったです

動物キャラの入り組んだ世界で、ポリスメンになる事を目指すウサギ。
だけど、周囲の風当たりは異様なほどに厳しい。
ウサギが警察官だぁ~? 生意気な。成績優秀だかなんだか知らんが、お前は駐車違反でも取り締まってろ。と、こんな風に。
作中、色んな種族が居るわけですが……。
彼らは決して平等という立ち位置にいるのではなく、奴は××だから信用できないだの××なのに生意気な~だの。個人としての落ち度はなくとも種族ゆえに見えない網を張って追い込んでいる。
また弱い立場である草食動物も、腕力では適わないがそれ故に生き抜くための策をめぐらせている。
この辺はアメリカの人種差別というか、黒人白人問題の暗喩を示しているのかな? と思いました。
そういえばオバマは史上初の黒人大統領ですし、彼の登場がこの作品に何らかの影響を及ぼしているのか?とも。

ディズニー映画でこんなに感嘆したのははじめてって思うくらい良かったです。
アナ雪はイマイチ肌に合わなくて途中で眠ってしまうくらいだったんですが、これはかなり感心しましたね。
王道であり社会派としても成立する話で、映像も凄いですし万人にお薦めできる映画だと思いました。

後はアレですね。{netabare}市役所職員がナマケモノなのが地味に笑いましたw
そう、彼ら。言っちゃ悪いんですが、基本的動作が……ね。こういう事ってどこの国でも変わらないんですかね。
この動物が宛がわていたのは、製作者側からの何とも痛烈な皮肉だったと思いますw{/netabare}

投稿 : 2016/11/06
閲覧 : 285
サンキュー:

8

めうめう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

英語版で視聴。ストーリーも面白く、見て損はしないかと。

日本語版ではdreamの人が歌ってたので正直好きではなかったけど、try everythingは普通にいい曲でした。(E-Girls好きな人ごめんなさい)

投稿 : 2016/10/19
閲覧 : 177
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1

aniwaka22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今までにないディズニーの新境地

公開当時まあまあ話題になってましたが、アナ雪がそんなに好みじゃなかったのでスルー(面白くはあったけど)
レンタル屋で何となく手に取り視聴。

観て驚きました。


人種・宗教同士で溝が広がりつつある今の世界に対して明確なメッセージを発しています。
ディズニー史上最もメッセージ性のある作品です。
大人だからこそ考えさせられる作品です。

そして、なにより素晴らしいのは、それが子供でも楽しめるようにうまく包まれて表現されている点。
これを見てただ楽しんだ子供達が、将来再び見たとき色々と気づかされるものがあるのではないでしょうか。

ディズニーらしくない・ディズニーがやる必要はないという声もあるようですが、老若男女が観るディズニー作品だからこそ、やる意義があったのだと思います。




作品として面白く、子供も大人も楽しめて、社会にメッセージを訴えるコンテンツを、今のこの時代に、多くの人種宗教を抱えた国で作るということ。
そんなことができるのは、今の世界でディズニーだけでしょう。

ディズニー凄え。と心から思わされました。

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 183
サンキュー:

2

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

森川さんが良いです

友達が吹き替え版より原語の方が良い。雰囲気だいぶ違うから。と言っていたので、字幕版で再度視聴。

物語
吹き替えの人が頑張っているようで、意味はあまり変わらなかった。
しかし、物語の理解度は字幕が勝る。既に吹き替えを3回観ていたが、字幕版を観て初めて気が付いた箇所は多かった。
ニクジュディの良さは吹き替えの方が色強く出ていた。

声優
感想を観ていると、森川が良かった。と言うコメントを沢山見かけたが、改めて森川さんの偉大さを知った。
森川さんのニックは声が艶っぽい。経験値が高くてジュディを力強くサポートしてくれそうな力強い演技だった。
一方ジュディの声は上戸彩さんだと幼げに感じる。エリート感は薄かった。

英語版はもっとニックとジュディは同い年くらいに感じた。
調和はとれているがそれゆえに地味さを感じてしまった。

設定的には少しずれているかもしれないが、年の差の方が萌えるので、吹き替え版の方が良いなと思った。

投稿 : 2016/09/21
閲覧 : 291
サンキュー:

12

ネタバレ

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白いには変わりはないけど・・・

なんだかとても期待しすぎてしまっていたのかな。
ちょっと物足りなかったような?
でもはちゃめちゃからのシリアス、そして終わりの
起承転結の綺麗さ、スッキリさは流石です。

主人公のうさぎちゃんもとーっても可愛かったし
自分がまだ仕事に対して慣れていなくて
ただがむしゃらに働いて頑張っていた頃を思い出します。
なのですっごい共感+応援した気持ちが沸いちゃいますね。
キツネもすっごいよかった。
悪役からの善役に変わって行く瞬間とかいいよね。

次の新作は何になるのだろう。
気になります。

投稿 : 2016/09/16
閲覧 : 224
サンキュー:

4

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

(子供視点で)面白かったょ(●´ω`●)

私がアニメに求める要素としては、
「予想できない展開」とか「なるほどと思わされる価値観や視点」とかだったりするので、子供向けのアニメに対してはそこをあまり期待することはなく、漏れることなくこの作品もそうでした。

CGもすごく、メッセージ性もある作品に感じましたが、
それは、「がんばればみんな平等にチャンスがあって、夢は叶うんだよ!」的なのですよね。

大人になると...なかなか...ね。

子供に見せてあげたい作品でした。

投稿 : 2016/09/11
閲覧 : 215
サンキュー:

3

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これが本当の《意識高い系・社会派アニメ》。やるなディズニー!

本作については、一時あにこれの2016年春シーズン作品ランキング1位になっていたことから、個人的に結構気になっていたのですが、わざわざ映画館に足を運んで鑑賞するに至らないまま、いつの間にか上映期間が終わってしまいました。

それが先日、たまたま視聴する機会があり、これが私の事前の期待を遥かに超えて興味深い内容だったので、これは早速、紹介レビュー書かなくちゃな、と思った次第です。

さすがのディズニー作品・・・というよりも、むしろこれ、アメリカじゃないと到底、発想が生まれないし企画も制作も通らない種類の作品だったんですね。

幾ら金が掛かっているのか分からないフル CG技術は勿論秀逸だと思いますが、それよりも本作の場合は、シナリオが実に見事で、見ていて何回も「う~ん、そう来たか」と唸ってしまいました。

だいたい、CG技術だけなら『アナと雪の女王』で既に同等なものを見ていますし、私の場合は、以前書いたレビューのとおりアナ雪のシナリオは実は大して評価していません(・・・というより字幕版と日本語吹替版の2回も鑑賞したにも係わらず、アナ雪は私の頭の中ではとっくの昔に風化した作品になってしまっています)。

だけど本作は、たった一回視聴しただけなのに、かなり鮮明というか、今後もきっと長く忘れられないだろうな・・・と今から確信できる程の強い印象が残りました。

それは、アナ雪に代表される「安心できるけど詰まらない」印象(私だけ?)のディズニー作品というよりは、アメリカという国と社会が現実に地上に存在し、そしてそこへの“問題意識“と、しかしそれでも、それを努力して乗り越えようとする制作者側の“希望”とが滲み出ているようなコンセプチュアルな作品、“日本という国と社会”があってこそ生まれる見事なアニメ作品(*1)があるのとパラレル(平行)な関係で、現代の“アメリカという国と社会”があってこそ生み出された作品・・・という風に私には見えたわけで、そういう意味で、本作こそ正真正銘の《一見の価値がある作品》と個人的に捉えたいわけです。


◆「被害者ビジネス」「弱者利権」「ポリティカル・コレクトネス」「ソーシャル・ジャスティス」

要は、こういう言葉に少しばかり関心がある人にとって、見応えのある作品ではないか、と私には思えたわけです。

そういう意味で本作は、日本のアニメ作品の中でも《社会派アニメ》とか《意識高い系》と一部で評されており、私も実は以前に少しばかりの期待をもって視聴してみたものの、結局「何だコレ?こんな浅い内容で終わっちゃうの?ガッカリだなあ・・」という感想にしかならなかった作品群(あえて具体名は出しませんが)とは、完全に一線を画す作品に個人的には見えたわけです。

ちょっと解説すると、「被害者ビジネス」とか「弱者利権」というのは、読んで字の如くですが、“自分が被害者だ・弱者だ”ということを(それが事実かどうかはともかく)殊更に強調し感情的に捲くし立てることによって、相手側のまっとうな理屈に基づく異論反論までをも遮断して、自分の都合を押し通すタイプの問題行為であり、とくにアメリカでは、1960-70年代のいわゆる「それまで差別され抑圧されていた人々」の「解放の時代」が一段落したあと、1980年代に入って以降に、今度はそのやり過ぎの反動として顕在化してきた問題で、政治的あるいは社会的に「ポリティカル・コレクトネス(政治的適正さ)」とか「ソーシャル・ジャスティス(社会的正義)」とは何か?ということを巡って、長々と真剣な議論が続けられ、司法的ないし政治的な判断が時に示されたり、双方の部分的な合意がこれまで積み重ねられ続けている重要かつセンシティブな事柄です。

そういう点で、アメリカとは国や社会の成り立ちや在り方に違いのある我が国の場合は、問題意識そのものが、アメリカに比べるとどうしても浅く甘い感じになってしまい、問題の片方の側だけ(つまり自称「弱者」の側の主張だけ)をやたらに扇情的に強調するだけのタイプの作品がこれまで目立っていた(今も目立っている)ような印象が個人的にはあり、前述のような《社会派アニメ》とか《意識高い系》とされる作品について、これまで視聴済みだけれども特に評価すべきほどの感想も持てず、かといって別に酷評するほどの感想もないので、そのまま放置してきた作品が幾つかあるわけです。

その点、本作は、私にとってほぼ初めて、肯定的な意味で《社会派アニメ》として高く評価したい作品となったわけで、そういう意味では、自分がこれまで高評価を付けてきた、自分が何度も見たくなる《大好きな作品》というわけではないので、個人的な評価点数をそうした種類の作品の限界と決めている4.4としました。

公式サイトによれば、8/24にBD/DVDがリリースされるそうで、それを機会に、より多くの方に視聴していただきたい個人的な《お勧め作品》となりました。

(*1)日本ならではの作品・・・それは主に、世界基準だと異常なくらいに“感情描写が繊細な”作品群と個人的には考えています

投稿 : 2016/09/05
閲覧 : 851
サンキュー:

37

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

これもそういやアニメの部類なんだな。
一言だけ。

良くできた評論文みたいというのが一番の印象でした。
最終的に言いたいことは
「現代は文面上は平等で自由な社会となっているけど、
いかに私たちは偏見を持っているか。差別しているか」
で、それを肉食動物と草食動物の括りを用いて、寓話で示している。
ザ・ハリウッド脚本術って感じで、この意見を言うには
この場面が必要という連続でできていて、
妙に無駄がない(必然ではないならリアリティは追及しないとことか)のがいかにも理路整然とした評論文っぽく感じます。


ただ個人的にはちょっと物足りないかな。
話そのものよりも形式の問題で、寓話の限界を感じました。
「偏見は持っている」ということは同意するけど、
私は自身が「どんな偏見を持っているか」を知りたいが、
そこは言及されてない、できないので。

寓話という人間を使わないからこそ、
人間全体に当てはまる傾向の指摘はできるけど、
個人やある手段の具体的なところの言及にはならないんだな、と感じました。
人じゃないからね。
逆にいえば誰にも具体的に直接指摘しないから不愉快に思う人が少ないという商業的メリットがあるのかな、なんて。穿りすぎか。

まぁ、具体的なところは、自分で考えるのは宿題ですね。
ご精読ありがとうございました。

投稿 : 2016/08/22
閲覧 : 294
サンキュー:

4

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ズートピアのストーリー・あらすじ

体の大小や、肉食か草食かに関わらず、動物たちが平和に共存する大都会ズートピアを舞台に、夢を信じる新米警官のウサギ・ジュディが、夢を忘れた詐欺師のキツネ・ニックと共に、ズートピアに隠された驚くべき事件に挑んでいく姿が描かれる。(アニメ映画『ズートピア』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年4月23日
制作会社
ウォルト・ディズニー
主題歌
≪日本版主題歌≫DREAM Ami『トライ・エヴリシング』

声優・キャラクター

上戸彩、森川智之、三宅健太、玄田哲章、竹内順子、高橋茂雄

スタッフ

監督:バイロン・ハワード/リッチ・ムーア、共同監督:ジャレド・ブッシュ、製作:クラーク・スペンサー、製作総指揮:ジョン・ラセター、音楽:マイケル・ジアッチーノ、プロダクション・デザイン:デヴィッド・ゲッツ

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