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「天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4254
棚に入れた
19988
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (4254)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.3

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天元突破グレンラガンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泥臭くも熱血なロボットアニメ、おすすめ度★★★★★

俺が信じるお前でもない。お前が信じる俺でもない。お前が信じる、お前を信じろ!

中島かずき代表作といえばこれ。作画の質量と重厚感、ダサかっこいいデザインが好みにハマる人にハマる。暑苦しさと勢いだけで完成度の高いシナリオを作り上げる手法は実に魅力的でつい見入ってしまう。コミカル要素で適度に茶を濁しつつも根幹のシリアス部分は忘れずしっかり描写することで手堅く展開し、右肩上がりに話を盛り上げていく。カミナの死でシモンや仲間たちがへこたれてからの立ち直りの際に放った「兄貴は死んだ、もういない!」というセリフはかなり心に来た。第1部最大の山場とも言えるだろう。

ただ、第3部以降の大グレン団まわりの話やシモンの境遇は鬱屈した雰囲気が流れていて辛い展開も多く、その点については拒否反応が出た。

3部のモヤモヤについてはイマイチだが、全体的には高水準に纏まった良作ではある。

投稿 : 2023/10/21
閲覧 : 142
ネタバレ

カール さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

我々はいつから大人しくなったのか

幼少時、
誰もがみんな必殺技を叫んでいた。
誰かに教わったわけでなない。
画面の中のヒーローが叫んでいたからだ。

凶悪な敵を撃破するため、
ヒーローはみんないつも叫んでいた。

しかし、
我々は知恵を付けると、
この状況に疑問が湧く。

「叫ぶ必要はないのでは」

技の起動条件は音声認識ではなく、
本人の挙動によるもの。

ましてやロボットの操作であれば、
スイッチ1つで十分なはず。
派手な所作や技名を口上する必要はない。

我々はいつしか口を閉じ、
常識とマナーを理由に、
叫ぶ者たちを見下すようになった。

さて、
本作品を視聴すると、
とにかくみんな叫んでいます。

では彼らの叫びは無駄なのでしょうか。
いいえ違います。
彼らは叫ばずにはいられないのです。

我々の世界でも、
どこかで誰かが叫んでいます。

陸上競技のハンマー投げでは、
選手は投げ飛ばすと同時に叫んでいますし、
お祭りとなれば、
神輿の担ぎ手はみんな叫んでいます。

普段は物静かで華奢な少女でも、
地震で家族がタンスの下敷きになれば、
大声で叫びながら、
その細い腕でタンスを持ち上げるでしょう。

人は窮地に陥れば自然と叫ぶのです。
効率とか人目とか気にする前に、
叫ばなければこの状況を打破できません。

グレンラガンでは常に戦っています。
そして、
敵は常に強大になっていく。

日課のルーティーンや、
効率的なマニュアルは役に立たない。
目の前の敵はいつも、
昨日の敵より強いのです。

全力を出さねば、
いや更に、
その全力を超えなければ
生き抜くことができない。

だから彼らはいつも叫んでいる。

敵の圧倒的な力の差に絶望し、
項垂れ声が出せぬ者がいれば、
叫んで鼓舞し前を向かせ、

敵に技が通らなければ、
それでも叫び、
更なる力を呼び起こす。

そんな彼らに立ちはだかる最後の敵は、
アンチ=スパイラル。
進化を止め感情を捨てた虚無の存在。

しかし、このアンチ=スパイラルですら、
グレンラガンとの壮絶な戦いでは、
捨てたはずの感情を剥き出しにし、
やはり叫びながら向かって来るのです。

それが必殺技だろうが、
愛する人の名だろうが、
己の矜持を貫くため誰もが叫び続ける。

あなたは最近叫びましたか。

もし叫んでいないのであれば、
それは自分で限界を決めてしまったため。

叫ぶ者を、
「非効率だ」と、
自分に言い聞かせたいだけ。

昨日の自分を超えたいのであれば、
眼前の壁をぶち抜きたいのであれば、
我々は叫ぶしかない。

明日、
会社で大事なプレゼンがあるのなら、

「スイッチィィーーオォォォン!!」
と叫びながら、
パソコンの電源を入れるといいでしょう。

仕事は捗りますが、
周囲の視線は痛いかもしれません。


ありがとうございました。

投稿 : 2023/09/18
閲覧 : 198
サンキュー:

4

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

近年のロボットアニメ屈指の名作

てっきり最初はカミナが主人公なのかと思うほどキャラが立っていてシモンは弟分ながらいわゆる金魚のフン的な印象。序盤はそんなカミナを中心にはっちゃけた明るくコミカルなエピソードの数々でこれはこれで面白い。

それが、カミナの死をきっかけにシモンが成長し、頼もしくなるあたりの勢いが凄まじく、これ以後のエピソードはシリアスなのが多いながらもロボットアニメ屈指のクオリティで最終回を含め、名作といっても差し支えないものだったんじゃないかなと。

しいていうと、同じ会社の関係なのか最終回の後日談がまほろまてぃっく二期の最終回を連想させるものがあり、おいおいという感じでしたが、これもご愛嬌といったところでしょうか。

投稿 : 2023/09/06
閲覧 : 149
サンキュー:

12

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その背中、語り継がれる男達の物語。

ちょっと臆病で自分に自信を持てない少年シモン。
そしてシモンがアニキと慕う何処までもまっすぐで、
おバカなところもあるけど皆を導く力のある頼れる男カミナ。

そんな二人が操るロボ、シモンのラガンとカミナのグレン。
ラガンのドリルがグレンに突き刺さる合体シーン
(ドリルを面先で首を傾けてかわすカミナ。ってそんな合体って!?)
カミナの熱すぎる馬鹿さ加減が強烈です。

「俺が信じるおまえでもない。
  お前が信じる俺でもない。
   お前が信じるお前を信じろっ!!」
ちょっと何言ってるのか分からない?ってなりかけるような熱い言葉で
シモンの背中を押し続けたカミナ。

それなのに・・・
8話にして早々のカミナの退場に驚きました。
あまりの唐突なここまでの主役の一人であったカミナの死。

グレン・ラガン。シモンとのコンビとしてこの先もストーリーが
進んでいくと勝手に思ってたので・・
ヨーコとの未来を語りながらのキスシーンが素敵だったのが逆に切なすぎて早々にこれまでを何回か振り返っちゃいました><!

だけどこの作品は早々に退場したカミナの生き様、魂を引き継ぐ
者たちによって、最後の最後までそこにカミナがいたかのような
熱さで突き進んでいきます。

そしてカミナと入れ替わるように登場する新たなキャラ。
ニアが素敵すぎなんです。

幾度となく自分を見失いかけるシモンを真っすぐに見つめ、励まし
続ける姿、いつの間にかに周りを味方につけちゃう魅力ありました。

クセが強すぎるキャラばかりだった本作ですけど、この前半でのニアの登場を最後にほとんど新キャラいないんですよね。
それだけ一人一人の成長を追って観ていくことで、そのキャラに思い入れがが強くなっていきます。

ラスボスのロージェノムを倒してようやく平和が訪れて終了。
ってのが普通の作品だと思います。

だけどこのグレンラガンはその後の世界、7年後に宿命づけられた
本当の敵との闘いへと展開していきます。

急激すぎるだろうってツッコミたくなるほど発達した文明に
それぞれ成長と共に微妙に立ち位置の違ってくる
グレン団のメンバー達。

そんな彼らの変化を見てるだけでワクワク感ありました。
相変わらず素敵すぎるニア。
熱いアニキの魂を受け継いですっかり男になったシモン。

ロシウの変わりようにはちょっと・・・ってなったけど、
新しい世代には支持されてる面もあるんですよね。
子供だったギミーとダニーの成長も熱かったな~~。
新世代の若者目線での物の見方に、対応出来ないグレン団の古株
メンバー達。

でもそんな古株達にも終盤の真の敵との闘いで
ちゃんと見せ場がやってきます。

強大な敵の力に諦めかける若者達に命をかけて
メッチャ熱くてカッコいい背中を見せつけます。

ニアを救おうとするシモンに迷いはなかったし、
ヨモコ先生として生徒達、仲間を守ろうと立ち上がるヨーコは
最後まで芯がある素敵な姉さんでした。

終盤のアンチスパイラルとの闘いは、あまりのボリューム感、
諦めないを強調する故の展開なので仕方がないのでしょうけど、
ちょっと画面の絵力焼けで疲れちゃったせいなのか自分には
少々持て余し気味に感じました。

それでも
天元突破グレンラガンでの総力戦で幕を遂げたラストはスカッとしたな。

全てが終わって
ようやく最後に愛を夢を果たしてって思ってたのに・・・。
(喪失感のままもう一度最終回を観たら、全てを悟り覚悟を持って
闘ってた姿に一度目はそうでもなかったシーンが泣けちゃうんです)

正直、自分的には奇跡が起きてのラストでも良かったのになってのは
少しあります。

それでもカミナの時からこの物語は後世の人々に語り継がれる
生き様を描いた物語だったよなって・・・。
それはギミーやダニー、そのまた次世代まで引き継がれていくって
ことなんでしょう。

ちょっと熱すぎる口上がやけに耳に残った本作。

音楽も良かったです。
特にOPの空色デイズ
「走り出した~~♪」しょこたんの名曲ですよね。
最終回でのラストバトル中の空色デイズはぶち上がりました~~!
この作品の主題歌だと知って改めて好きになりました。

もう少し短かったら逆に良かったのになって思うくらい熱量が半端ない
凄い作品でした。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 220
サンキュー:

24

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見るのにエネルギー消費がすごい

ただアニメを視聴しているだけなのに
ものすごいカロリーを消費するアニメ
設定や細かいことを気にせず体で体感せよその暑さに
とにかく暑く戦え!暑くなれ!
そんな感じのアニメでめちゃくちゃ登場キャラみんな熱血で最初は弱虫な穴掘りシモンの成長物語と同時にカミナという超熱血キャラがいてストーリーがとにかく熱い!
大人も子供も楽しめるお話で厨2心を擽られる男なら
1度は見なくてはならないのではないだろうか?
空色デイズ神曲すぎるしヨーコかわいすぎるしぼいんなのもたまらんよね?ぼいんっ!

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 183
サンキュー:

8

ネタバレ

SeWgb31153 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観たい

ロボもストーリーも派手なアニメ

主人公シモンの子供から大人、ましてやおっさんまでの壮絶な大河ドラマと成長を描くストーリーはドラクエ5を彷彿とさせる、これだけでもう自分の大好物です。

注目はとある超重要キャラの死からの主人公の復帰、ロージェノム戦、「甘い夢」、超絶スケールのデカさで描かれるアンチスパイラルとのラストバトル辺り。
たった2クールでこれだけの見所があり壮大な物語を描ききったのがすごい。

ずっと熱血アニメのテンションではなく、最後だけは決してハッピーエンドとは言えないあのほろ苦い結末が当時はあまり好きじゃなかったんですけど今見たらシモンの過酷な人生が良い意味であまりにも切なく味のあるエンディングで、ちゃんと物語に相応しいエンディングだったんだなぁと再評価しました。

投稿 : 2022/09/05
閲覧 : 188
サンキュー:

3

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

俺のドリルは 天を衝くドリルだ!!!

 全27話。16話目は総集編。

 見終わって・・・めちゃくちゃ良かった。。非常にエネルギーのある、パワーにあふれた物語でした。見終わった後、しばしの脱力感のある、心地良いアニメでした。

 ぶっちゃけたことを言うと、序盤~中盤まではあんまり面白くはなかったです(^^;)。日曜の朝にやっているだけあって、キャラの思考が子供っぽく、ギャグは幼稚。だからなかなか見進めることができず、期間が開くことが多かったのです。
 ただ8話は衝撃展開が起こり、11話でシモンがカミナの意志を引き継いで自分の強みを最大限引き出せた戦いは面白かったです。

 しかしながら僕が本当に引き込まれたのは、17話以降です。螺旋王の戦いから7年後のお話のところ。そこからは最後まで一気見でした。

 そこで繰り広げられるアンチスパイラルとの闘い。シモンのかつてない数多くの困難。多くの人たちから非難され、宇宙に絶望しかなかった中、前に突き進む心を忘れなかったシモン。仲間の犠牲・思いを胸に抱え、勝利を勝ち取った姿は鳥肌ものでした。

 ラストに関しては、あれでよかったのか?と思わずにはいられません。。シモンには普通の幸せを手にして欲しかった、という思いもあるし、悲しみを抱えてもなお突き進む男の姿を表現したかったのか・・・何とも言えないビターなエンドでした。

 ずっと語り継がれているし、今更ではありますが、僕からもとてもおすすめのアニメです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/07/25
閲覧 : 396
サンキュー:

22

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お前が信じるお前を信じろっ

キャラ、声優、音楽、ストーリー
満足!
演劇も好きなので
劇団『新感線』の中島かずきさんが脚本を書いてると聞いて凄く納得
カミナ、シモンの敵を撃つ前の名乗りはそこからなのね
オーディオコメンタリーを聞くとわかりますがお話のまとまりごとの視点の移り変わりは成る程と思いました

愛すべきお馬鹿多き世界
笑いあり
そして熱さあり
ほんと楽しませていただきました

その他DVDの
パラレル
前夜祭
もオススメです
※映画のオーディオコメンタリーもハマった方は是非聴いてほしいです!

※※何十回目くらいの視聴後 
流石に飽きてきた、ま、数十回もみてればね。もちろん時間を空けてですが。

作画、ストーリー展開
キャラの個性や思い
ギャグ
んー今観てもクオリティ高いかな

ラストのロージェノムの闘いは胸熱

パワーインフレみたいにパワーアップしまくるけど
なんかあっけらかんとここまでやるとなんかええかなと
キャラの死に様もしっかり泣けるようになってるし
今観てもいい作品かと

でもこれ以降の今石監督&中島かづきさんのはなんかだめなんだよな自分には

こういう作品にまた出会いたいものです。

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 337
サンキュー:

7

ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:----

切なさと熱さの見事な共存。これぞ真骨頂。

決してハッピーエンドとは言えない今作のエンドが大好き。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

気合気合

俺は誰だと思う?

投稿 : 2021/09/01
閲覧 : 256
サンキュー:

5

ネタバレ

めだまやき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

「ここまで持ち上げられる作品か?」と個人的には合わなかった

結論から書くと、個人的にはあまり楽しめませんでした。
駄作、つまらないというわけではありません。
ただ、ここまで持ち上げられる作品か? という印象です。

脚本の中島かずきさんは、石川賢のゲッターロボサーガの編集だったとのことで、本人もゲッターや石川漫画の影響を受けたと公言してらっしゃるそうですね。

私は大のゲッターファンなので、そういう視点でこの作品を見てしまったのがいけなかったのかもしれません。

ただ、螺旋力の設定に関してはゲッター線のようなもの、と解釈して理解しました。そこは良かったのかも。

個人的に楽しめなかった部分は、いくつかあります。

まず、キャラに魅力を感じることができなかったという点です。
カミナが良いアニキとしてファンから持ち上げられていますが、リーダーとして少々無責任に感じたり冷静さがなかったりするところが好きになれなかったのかもしれません。

シモンのほうがずっと冷静に状況見てた気がしますが、作中人物みんなカミナカミナで…。

他にもキャラが多いのは良いのですが、キャラかぶりなどがあったように見受けられ印象に残りづらかったです。

続いて、バトルの流れがワンパターンに感じハラハラしなかったというのが個人的にはイマイチでした。
ピンチのときも不思議と絶望感が無く、「でも叫んでドリルで勝つんでしょ?」と。

さらに、熱いのは良いけど少し押し付けがましく感じてしまった点があり、楽しめませんでした。
自然と醸し出される熱さというより、脚本に無理やり手を引っ張られて「行くぞお前熱いやろこれ」と言われているような感覚。

そして、後半部分です。
螺旋王を倒して為政者になった主人公たち。
ここからすぐ敵と戦うのかと思いきや、宇宙に出るまで結構話数使ってましたね。
為政者パートはもう少し短い方が楽しめました。

良かった点は、シモンの成長ですかね。

また、この作品はゲッターの遺伝子を受け継いでいるらしく、「ここ影響かなあ」と思ったところをいくつか。

ラストはなんとなくですが、ゲッターエンペラーあたりの設定のオマージュを感じました。
ゲッターエンペラーとは概念的に対の存在ですが。
(エンペラーは終わりのない戦いをもたらすが、超銀河は戦いを終わらせる)

「アバヨ、ダチ公」は竜馬のセリフかなと思ったものの、考えてみれば竜馬のセリフも松田優作の映画のオマージュっぽいですね。

ラスト投げた感があるところにまでゲッターぽさを感じるけど、石川漫画より投げてなくて丁寧で好印象。


総評。

キャラデザ・メカニックデザインは好みだったが、肝心のキャラは好きになれなかった。
ゲッターの影響を感じる部分はあれどオリジナリティが強く好印象。
ただ、ゲッターや石川漫画を知っていると、影響を受けているのが良くも悪くも感じられてしまう。
良い面は話の壮大さ、無茶苦茶な合体方法など。
悪い面は熱いものの熱さに自然さ・説得力を感じられなかった部分。

個人的に一番この作品に自分が合わないと決定づけられたのは、多分ノリです。
キルラキルも好きですがノリは合わない部分があったので。
ただ、ノリが似ていると言われるフリクリは大好きなんですよ。
このノリが合わないという点は、自分でも原因がよくわかっていません。

熱血さが薄っぺらく感じてしまった時点で、ダメだったのかもしれない。

色々書きましたが、個人的に合わなかっただけ、だと納得しています。
ティーン向けということもあり、思春期の頃に見ていれば評価は違ったのかも。

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 412
サンキュー:

5

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そのドリルは天を突く

 これぞアニメって感じでした。設定や世界観では語れない心にくるものがありましたね。
 個人的に序盤はそこまででもなかったのですが明確に変わったのはテッペリン攻略あたりからです。螺旋王との戦いはとてつもなく熱かったです。後半戦はさらに熱度を増し何度もウルッと来てしまいました。
 作画に関してはもはや異次元のレベルでしたね(笑)10年以上経った今でもあの絵を描ける会社はないんじゃないかと思います。
 音楽も最高に合っていて物語を強く後押ししていました。空色デイズはもちろんですが個人的に後半クールEDのみんなのピースが最高にブチ上がりました。
 超弩級で奇想天外で荒削り。心に訴えかけてくる名作でした。

95/100点

投稿 : 2021/05/21
閲覧 : 326
サンキュー:

7

ネタバレ

白湯 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱い勢いと悲しさが共存する脚本

うーん熱い。
展開が熱いのが特徴。
勢い重視の脚本ではあるけれど1部終盤のカミナ兄貴の死を初めとした展開がなかなかそそられる…。

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 282
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ノリと勢いがやばい

登場人物みんな松岡修造みたいなくらいに熱い暑いアチュイ…(*﹃*;) あにめ!!
カミナがかっこよすぎる!!
俺を信じるお前を信じろ!の名言めっちゃいいですよね
シモンもめっちゃヘタレだったけどいつのまにかかっこよくなってて良かった!!

あと空色デイズは神曲すぎるっ!、!

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 185
ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは、戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語

2007年にガイナックスが製作したロボットアニメ。
よく熱くなれるアニメとして名前が挙がる作品で、未だに高い支持を受けている。

話の内容はとにかく荒唐無稽でスケールがバカでかい。宇宙規模までに話の風呂敷を広げ、とにかく勢いとノリだけで突っ走る作風。
正直超展開に次ぐ超展開のため、人によっては全然内容が入ってこず全くついていけないような内容とも言える。
しかしあらゆる困難を気合いと根性で突破していく光景は実に爽快感あふれるものである。
ごちゃごちゃとした細かい理屈は置いといて、とにかく自分が信じた道を突き進む男たちの熱い生き様は、見ていて思わず胸を昂らせる。

キャラクターはそれぞれに個性があり、全員魅力的。特に主人公であるシモンが様々な経験を積んで一人前の男に成長していく様子はまさに王道ストーリーそのもの。昨今は中々こういった主人公が受けにくい状況ではあるが、やはり未熟な少年が大人へと成長していく様は見ていて気持ちがいい。


主題歌である「空色デイズ」は名曲。歌唱を担当した中川翔子氏はこれで紅白にも出場した。前期後期通してOPとして採用されているので、視聴者サイドに強い思い入れが残る。最終話でイントロが流れた際に涙したのは自分だけではないはず。

そして今作を最も象徴するのが登場人物たちによる名乗りと口上。
回りくどいように思う人もいるかもしれないが、この口上こそがグレンラガンの醍醐味だと自分は感じている。
以下特に好きな口上抜粋。
{netabare}第11話より。口上者、シモン。
アニキは死んだ!
もういない!
だけど、俺の背中に
この胸に!ひとつになって生き続ける!!

穴を掘るなら天を突く!墓穴掘っても掘り抜けて!
突き抜けたなら俺の勝ち!!
俺を誰だと思っている!
俺はシモンだ!カミナの兄貴じゃない!!
俺は俺だ!!
穴掘りシモンだ!!!{/netabare}
{netabare}第21話より。口上者、シモン&ヴィラル。
人と獣の2つの道が!
捻って交わる螺旋道!!
昨日の敵で運命を砕く!
明日の道をこの手で掴む!!!
俺を!!
誰だと思っていやがるっ!!!
{/netabare}
{netabare}最終話より。口上者、グレン団。
因果の輪廻に囚われようと!!!
残した想いが扉を開く!!!!!
無限の宇宙が阻もうと!!!
この血のたぎりが宿命を決める!!!!
天も次元も突破して!!
掴んでみせるぜ!!!
己の道を!!!!
天元突破!!
グレンラガン!!!
俺たちを!!!!
誰だと思っていやがるっ!!!!!!
{/netabare}

今作は自分が出会ったアニメ作品の中で最も好きな作品。
今後グレンラガンのように胸を熱くする作品に出会えることを願っています。


追記
パラレルの「キヤルのマジカルタイム、三分前。」と「キラメキ★ヨーコ」は何度見ても名作でっせ。

投稿 : 2021/02/10
閲覧 : 631
サンキュー:

27

ネタバレ

愛好家 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

好みが分かれると思う

キャラデザとかでまず好みが分かれると思う。

ストーリーは無理やり感があるよな~

敵の機体を奪って行くのはいいが、元々別々の機体だったのに合体出来ちゃったって無理やりすぎるよな

その後もいろいろ無理やり感があるが。


たくさんのキャラが出るが、特にキャラの掘り下げはない

熱いアニメだけど、ある程度ノリ重視なので、面白い~って感想とあっふ~んって二択に分かれると思う

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 371
サンキュー:

3

ネタバレ

tatu9 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

熱血なノリは嫌いではないが…

兄貴の死を活かそうという発想はよくわかるのですが、肝心の兄貴があまりにも脳筋すぎて個人的にいまいち。
兄貴が死んだ時も無鉄砲な脳筋が死んだだけって印象でした。
兄貴にもう少し理があれば熱血の部分もより活きたんじゃないかなぁ、と思います。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 472
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後悔など、とうの昔に済ませたよ

今更見ました。とてもいい作品でした。
色々テーマがとっちらかってて困惑してたのですが、日曜朝のキッズ枠だったんですね。まず子供が見て楽しめる作品にする事が最優先で、その中に散りばめたGAINAXらしさが大人も楽しめる懐の広い作風になったのだと納得しました。

物語を深く読み込めない子供でもカッコいいカミナや大人っぽいヨーコの魅力に夢中になり、識別しやすく強いロボが大活躍する超展開に次ぐ超展開のアツくて爽快なロボットアニメを存分に堪能出来る作品だと思います。第1話の掴みは本当に素晴らしい。3部の政治劇は退屈でしょうけど。

大人が見れば村長や司祭、ロシウの責任の重さに同情します。SuperDriverに見えたカミナはただのトリガー、ヨーコは代えの効く脇役、シモンもカミナの代理。獣人の出世物語も。アツいロボットアクションに紛れてSF見せたかった作品。

嘘パースバリバリの見栄とリズミカルな啖呵を切りまくる画面映えが絶品なカミナ。もっともらしい事を言うばかりで1人では何も出来ず、下の者に頼りっぱなし。発掘した形勢逆転アイテムのラガンでさえシモンに託す始末。シモンからみたカミナ、鉄血オルガからみた名瀬のようにメンター不在なのであの立ち位置では成長が見込めない。勝ち進む程に強化される自我は周囲との摩擦を産む事は想像に難くなく、生存していれば大グレン団は組織としての存続は困難であっただろう。「あの背中に負けない男になる」とは言うものの自我を通す事しか知らないカミナ。あのタイミングでの退場で無ければ美化されてなかったと思う。

誰かの風下に居続ける限り成長は出来ない。団長の腰巾着として身分不相応なポジションにいたシモン。庇護が無くなり見限られ始めた彼がニアの承認を得て立ち直ることで誰かを頼る勇気の必要性が説かれる。カミナの拡張自我の道具でしかなかったシモンが先陣を切る姿はカミナそのもの。シモンは結局終戦までカミナの真似事に終始する。それでも道を見失うロシウに対しカミナイズムを体現する姿は胸熱であった。

ロシウは1番好きなキャラ。激アツロボットアニメには不要だがスタッフがやりたい事をやるためのキャラ。あの展開あってこそ本作が名作となる。前半だけの作風が続くだけだとただアツいだけの作品。ラスト2話のないエヴァの様。面白いロボアニメ、でしかなかったと思う。SF好きには鉄板ネタばかりだがキッズ作品でやる事に意義がある。整合性を取る必要性がない作風なので好きなテーマをやり放題。

ヴィラルは至極真っ当なライバルキャラで人気ありそう。1兵士から政府の重要ポジションに登り詰めた出世王。声いいですね。獣人設定はもう少し活かして欲しかった。


カミナの薄っぺらいチンピラ造形は結構なリアリティ。「俺を誰だと思っている」って言うのって中学生のヤンキーか、そのまま大きくなったチンピラくらい。チンピラ界隈はアラフォーでもあのまま。永遠のカミナ。自分がトップの小さい集団に引きこもるので成長しない。だから絆とか仲間とか大好き。ワンピース大好き。仲間思いだと信じ込んでるからタチが悪い。まあカミナはまだ17歳だからいいんだけど。

タイトルは1番好きなセリフ。シビレました。

あとロシウが村に死に場所を求めた回の司祭との2人の会話はたまらないですね。あのネタ大好きです。

「俺を誰だと…誰でもないか」

誰かになってしまった時にどうなるか、
それが第1話の冒頭に描かれているとは…
参りました。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 410
ネタバレ

まだらめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

困難を突破しても次の困難が待ち受ける。

{netabare}地下に住むことになった人類
カミナは地上に憧れた。
なぜなら過去に親父と行ったことが有るから
穴を掘ることが得意なシモンと地上に行こうとする
地上から顔型ロボットが落下してくる事から物語が始まる{/netabare}
ここのネタバレは冒頭です。
自分を信じれない仲間に
「自分を信じるな!俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!」
この言葉は熱いっす!
「無理を通して、道理を蹴っ飛ばす」
自分の詩私生活でも無理はしているし、道理なんて考えずに突き進んでるので心に刺さるフレーズ
{netabare}
地上で顔型ロボットと戦い
敵の嬢さんも仲間になり
最終決戦{/netabare}
「あばよ、ダチ公」
「歯を食いしばれ、目覚めたか」
「いない人を知ることは出来ません。でも、シモンもいない人を頼ることは出来ないはずです」
「穴を掘って天を衝く!墓穴を掘っても掘り抜けて、掘り抜けたなら俺の勝ち!」
ヨーコにキスしたらカミナが戦死の辺りはキツいっすわ
{netabare}
シモン達が統治する世界に年号ジャンプ
ニアがメッセンジャーで連れ拐われる
顔無しロボットが登場してシモンが倒すが都市に被害が出て牢獄に収監とか
宇宙戦争でアンチスパイラルとの戦い{/netabare}
「ニア、お前の事は忘れない。この宇宙が滅んでも」
「俺達は一分前の俺達より進化する!一回転すれば、ほんの少しだが前に進む!それが、ドリルなんだよ!」
「俺達が掴もうとしている明日は、てめぇが決める明日じゃねぇ。俺達が俺達自身が無限の宇宙から選び出した俺達の明日だ!」
「どこに死ぬのが怖くない人間がいる。仕方ねぇんだよ。俺達はこれしかねぇんだよ。怖ぇから尚の事、前に進むしかねぇんだ!」
キタンとヨーコがキスしたらキタンが戦死
身内では当時「ヨーコとキスしたキャラが戦死する」って理由で死神の二つ名で呼んでいた。

最後まで観てコロナの第1段階が落ち着き地下から這い出た感じなのでグレンラガンで更なる困難に苦難があってもドリルの回転を止めなければ前に進める。って気持ちになりたくて一気観しました。

良い話です。これからも頑張って時代の変化に順応するぞ!

投稿 : 2020/05/28
閲覧 : 382
サンキュー:

9

ネタバレ

ブラックテクノロジー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラも展開も熱い!

動いているだけでワクワクするアニメーションが良かった
こういうアニメの原点がしっかりしているような作品って意外と少ないので◎

物語の進行でOP曲の歌詞が変わるから
作品に更に感情移入できる

【まとめ】
全てが熱すぎる(暑苦しい?)アニメ

投稿 : 2020/05/07
閲覧 : 323
サンキュー:

8

ネタバレ

和田アキ子信者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

三大過大評価作品の1つ

声優の小西克幸さんの演技が良かっただけ。たぶん周りの人が「とにかく熱い!!」って言ってるのはほとんどこの人のおかげ。シナリオやロボのデザインはお粗末なものでした。こんな物人様におススメ出来ません。

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 596
サンキュー:

3

ネタバレ

Kohki さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺を誰だと思っている!

とにかく熱く、凄まじい勢いで進んでいくアニメ。

投稿 : 2020/04/22
閲覧 : 192
サンキュー:

5

ネタバレ

huh さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロボットアニメ?熱血系?そういうの無理だわ

見る前まではそう思っていた。
キャラデザインも自分の好きそうなタイプではない、熱血系とか言われてるのも気色悪いと思うだけだった。

偏見で見るのを狭めるのは勿体ないと思わされたそんな作品の一つになった。
絶対に好きになれなさそうな作風でここまで感動させられるとは思わなかった。
triggerの作品のファンになったきっかけ。
続いて見たキルラキルもこれまた古臭い作風で、絶対こんなん好きになれないだろと思いながら
グレンラガンで受けた衝撃とtriggerの信頼から視聴、とても面白かった。

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 407
サンキュー:

7

ネタバレ

ティロフィナーレ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

漢の義務教育

高校生の時にシモンが幼い時まで観ましたが、その先が観たくて最近み返しました。

まさに漢の義務教育といったアニメ。
すべて熱く、かっこいいセリフやキャラ、シーンだったのですが、キタンとヨーコのキスシーンは死ぬほど燃えました。
そのシーンのBGMが最高すぎます。

投稿 : 2020/03/25
閲覧 : 224
サンキュー:

7

ネタバレ

みの さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超絶爽快

とにかく展開がすごい
怒濤の勢いで強くなっていく
どんなに逆境でも、すべてはねのけて強くなるシモンたちに心踊る
ここまで爽快感のあるアニメもなかなかない
シモンをはじめ、登場キャラの心情を丁寧に描写しているところにも好感が持てる

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 268
サンキュー:

6

ネタバレ

プラント浜口 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色々要素の詰まった良作!

■総論
・バトル(ロボット)、恋愛、友情、死、宇宙規模の世界観、と様々な要素が含まれており、テンポよく進むのが良い。
・何より主テーマが人間の活力(作中では「螺旋力」と称される、人間の知的好奇心や進化など前向きに生きるモチベーションと表現される)となってて、人間の強さと弱さを暗示しているのが良い
・宇宙規模になりつつも、最初からラスボスをある程度作りこんできたことが分かるほど、ストーリーに唐突感が少ない
※強いて言うならアンチスパイラルが、宇宙を守るために螺旋族を滅ぼす、という決意に至った経緯を明らかにしてほしかったな。
※また2007年の作品なので仕方がないが、古臭い言い回しや作画は致し方ないかな

■詳細
・アンチスパイラルが主張する宇宙を守るために螺旋力は要らない、人間は制御できない、というのは実に的を得ている感があって面白い。確かに人間は好奇心のような内発的な動機にはほぼ抗えなく、物凄いエネルギーを発揮する生き物だと思う。
・結局、シモンの主張は「螺旋力は制御できる、遠い未来ではなく目の前の明日を大切に」という論調で進めていくが、これだけ見るとアンチスパイラルの主張にも一定の理解が出来る


#2020年1月

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 283
サンキュー:

2

ネタバレ

Bee@ぐーるぐる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分用

バカヤロウ、無理を通して道理を蹴っ飛ばすんだよ!
自分を信じるな,俺を信じろ,お前を信じる俺を信じろ!
一度故郷を離れたからにゃ負けねぇ引かねぇ悔やまねぇ、前しか向かねぇ振り向かねぇ、ねぇづくしの男意地
熱くなるのはいい,だが焦んな,喧嘩に勝つには熱いハートとクールな頭脳だ
余計なことなんか考えね~で,自分がこうと思ったことをしてみろよ,気持ちいいもんだぜ
「もし」とか「たら」とか「れば」とか、そんな想いに惑わされんな!自分が選んだ一つのことが、おまえの宇宙の真実さ。

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 435
サンキュー:

2

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ノーガードの眼差しを撫でる偽装された屈託

インフレーションが止まらない設定と世界観、テンションはずっとレッドゾーン、それでも最後は風呂敷をたたみきる。作品のグランドデザインが見事すぎる。「アホっぽい」絵面と「厨二っぽい」設定に、観る方の気構えはほとんどノーガードに下がる。それが巧みすぎる戦略。こちらの穿った眼差しを無力化したうえで、こっそりと忍ばされる練りに練った構成と伏線。セル画ちっくでフラットな画面だからといって、けっして作品は幼稚そのものではない。戦略としての「稚拙」、外連味あふれる「屈託」、結果として、子供じみているのに極めてオトナな仕上がりに。

{netabare}『キルラキル』と比べると、こちらのほうが完成度は高いと思う。『キルラキル』の「屈託」は完全に「ネタ味」へと昇華されていて、たたむべき風呂敷もそこかしこに孔が空いている状態。その孔こそが「粋」なのだというひらき直りのダンディズムはもちろんよく分かるけれど、その半歩手前で踏みとどまり、風呂敷に空いた穴もいちおう取り繕うだけのポーズは見せる「屈託」と「ネタ味」の閾で七転八倒するのがこの作品。つまり、モダニスティックに完成度が高いのは『グレンラガン』。ポストモダン的なのが『キルラキル』。 {/netabare}

{netabare}『ダリフラ』と比べると、これはもう歴然。いまとなってみれば、『ダリフラ』が『エヴァ』と『ラガン』のパロディであったことがよく分かるのだけれど、パロディとしてもっとも外してはいけない要点である完成度が、致命的に低かったのが『ダリフラ』。ストーリィや世界観が先行作品に近くても、似ていても、重なっていても、それ自体はまったく瑕疵にならない。オリジナリティ信仰は燃えないゴミだ。・・・でも、パロディにはパロディの良し悪しがある。おなじ風呂敷を使うにしても、リスペクトを払いつつ結び目のカタチを変えて仕上げることはマスト。それが畳めなかったとなると、もはや(以下略 {/netabare}

出崎統への愛が随所で反復される。それが「ネタ」っぽく見えないところがすごすぎる。今石さんのなかで出崎様式が血肉化されているからこそ、モノクロ線画も三回パンもまったく浮かない。それは言葉を換えると、アナクロニックで古色蒼然とした絵作りということになるのだけれど、今石さんの場合はむしろそれはポジティブな評価に結びつけられている。バトルシーンの超絶作画も、結果として、すんなり物語に馴染んでいる。作画のみが突出しているわけでもなく、作画ヲタとしては作画アニメとして持ち上げにくい、そういう幸せなアニメになっていると思う。

衝撃:★★★★
独創:★★★☆
洗練:★★
機微:★★★★
余韻:★★

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 341
サンキュー:

3

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

このアニメの…。

このアニメの何が面白いのか全く解りませんでした…。
上位にランクインしていますが、言ってしまえば「努力と根性モノ」ですよね?
そんなんで道が切り開けるほど世の中甘くありません!
途中で何度諦めようとしたか分かりません…。
まぁ、もう観ません…。

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 322
サンキュー:

2

ネタバレ

めー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱く、泣ける大好きな作品

地下から始まって、まさかの宇宙まで広がる物語。
熱くて、勢いのある作品。
予想外な展開で毎週続きが待ち遠しかった。
放送後時間がたっても大好き!

一話ヨーコ登場シーンで作品が楽しくなってきて
地底を飛び出し空から地上を見下ろすシーンの美しさに完全に心を掴まれた。

最初は苦手に感じたアニキがだんだん好きになり夢中になった頃に8話で叩き落とされた。早すぎる!
地上で繁栄後のニアが敵にも驚かされた。
ニアとの結婚式の別れのシーン美しかった。
要所要所で記憶に残るものが多い。

投稿 : 2019/06/17
閲覧 : 301
サンキュー:

9

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天元突破グレンラガンのストーリー・あらすじ

これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。(TVアニメ動画『天元突破グレンラガン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
GAINAX
公式サイト
www.gurren-lagann.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%85%83%E7%AA%81%E7%A0%B4%E3%82%B0%E3%83%AC%...
主題歌
≪OP≫中川翔子『空色デイズ』≪ED≫アフロマニア『みんなのピース』、HIGH VOLTAGE『UNDERGROUND』

声優・キャラクター

柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

スタッフ

原作:GAINAX、 監督:今石洋之、シリーズ構成:中島かずき、キャラクターデザイン:錦織敦史、メカニックデザイン:吉成曜、美術監督:平間由香、音響監督:なかのとおる、音楽:岩崎琢、撮影監督:山田豊徳、色彩設計:高星晴美

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