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「灰と幻想のグリムガル(TVアニメ動画)」

総合得点
87.5
感想・評価
1965
棚に入れた
9454
ランキング
152
★★★★☆ 3.9 (1965)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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☆の総合評価
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灰と幻想のグリムガルの感想・評価はどうでしたか?

Ryo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪くないけど印象には残らない。

時間を空けてレビューを書くと、めっちゃくちゃ作画がいい!ってことぐらいしか覚えていない。

全体的に完成度が高い作品だが、ストーリーかな?、物足りなさを感じる。

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 235
サンキュー:

3

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

めちゃめちゃ薄っぺらいけど、素直に見れば面白い。

【ストーリー】

あらすじの通り、
“自分たちが、どうしてこの世界――『グリムガル』にいるのか、わけもわからない”
ままストーリーが進んでいくので、裏もなければ深さもないです。

異世界へ投げ出された、それはそれは弱い主人公たちが生活のために、
1から義勇兵(見習い)として頑張っていくぞというお話です。


全12話でトントンと話が進んでいくのもあって、より深みはないですが、
主人公のパーティーの絆をメインとして上手く描かれていたと思います。

見方によっては、結局わけもわからないのでモヤモヤする人もいるかも知れませんが、
結局なんも分からないんだよというのは知っておいて視聴するのも良いと思ったので書きました(笑)
そういった面で続きがあるのかどうかは原作見てないので分かりませんが、
それが分かってくる展開が今後あっても面白そうだとは思えるストーリーでした。


序盤から基本的につまずいてるような展開で、終始そんな展開。ですが、
良い方面でも悪い方面でも転機があったり、またそれを期に主人公や仲間たちも変わっていく。
そんな様子が視聴者目線見やすくまとまっていたので、
また、ラストの清々しさも含めてかなり楽しめた作品でした。


【キャラ】

さっきも書いたように主人公最弱アニメといっても良いくらい。仲間たちも含めて。

基本的にはパーティーのキャラで狩りに出かける描写がメインなので、
他のキャラたちが出てくることはほとんどないです。出てもちょい役。

キャラが濃くて主張が激しくてとても印象に残る!という風には思えませんでしたが、
絆とかがテーマでもあるし、ランタとか急に良い味出してくるし、なかなかおもしろかったです。

ユメは可愛い。


【他】

作画はとても綺麗でしたね。激しい戦闘というわけでもありませんでしたし、
背景の雰囲気とかは結構好みありそうでしたが、私は好きでした。
オープニングなどの曲と作画のマッチ感も良かったですね。


総括ですが、単純な話で分かりやすかったので楽しめました。
深さはなくても良い話だなと思えた作品でした。


ただな、これだけ言わせてくれ。ゴブリンが何したって言うんだ、、

投稿 : 2019/10/29
閲覧 : 521
サンキュー:

18

ネタバレ

タピオカパン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観が好き

ファンタジー系にしては話が現実的で挿入歌とかも個人的には結構好き。

投稿 : 2019/09/28
閲覧 : 262
サンキュー:

5

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

僕がアニメ会社を辞める前に関わったアニメ

最後に関わったアニメだったから妙に思い出がある。
作画のクオリティは皆本気を出してたのでレベルは最高である。

脚本はまあ。。許してね(笑)

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 1130
サンキュー:

18

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

派手さを求められる題材を、敢えて地味にリアリティを求めた良作

以前から興味があった作品ですがようやく鑑賞。
年代のせいか、個人的な感受性の問題か、大した作品数を観てないので偉そうに言える立場では無いですが、異世界転生物は苦手でして、先入観が強いのも有りますが、個人的な見解として、出来る人は出来る、出来ない人は肩を並べる為には、様々な努力を強いられると言うのが、基本概念にあるので異世界転生すればやれました的な内容に、どうしても乗り切れない作品が多いです。堅い話ですみません。

本作ですが、異世界転生ファンタジーとは言え、地味な生活感、死を連想させる緊張感のある戦闘、各々の心理描写、冒険を通して築かれるパーティ内の一体感及び成長、などが丁寧に扱われ世界観に没頭しうる作品だと思います。
派手さや、冒険の進行感を望む方には、物足りなく感じるかも知れませんが、個人的には大満足の作品です。
絵画のような背景画、人によれば長く感じるBGMもストーリー展開の良さを更に彩るものだと感じます。
素晴らしい良作でした。
纏まり良く終えてるのが、逆に2期の製作の実現に不安を感じますが、是非切望したい作品でした

投稿 : 2019/09/11
閲覧 : 343

企業戦士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だんだん面白くなる、良い気分で終われる。

特別名作と言う感じでなく、最初はだるかった。
途中から凄く良くなる。BGMも悪くない。
とにかく心地よい終わり方だった。

投稿 : 2019/09/08
閲覧 : 264
サンキュー:

4

かつれつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かったるい

抒情的情景入れすぎ、1個1個の事象を長~~~~~く引っ張りすぎ、飛ばしててみるか3倍速でも話は掴めるカッタるさ。
究極、感傷的な情景とか、なんかよくわからない間とか、心の揺らぎとかの描写とか延々見たくない人は、第1話と10-12話見ればいい気がする。

投稿 : 2019/08/04
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

灰と幻想がグリムガル(?)

視聴理由 特になし

序盤 バトル系かな

中盤 あれ?もしかしたらこれ物凄く面白いのでは?

終盤 超大満足

かなり油断してた。
この話は主人公最強でもなく、ラブコメでもなく
決して最弱ではないけど強い訳でもない。
男女混合パーティでラブコメにならない
弱いながらも頑張って生きてる。
パーティで過ごすから当然衝突や協力があり、真の友情が生まれる。
この満足感がたまらない

とってもオススメ

投稿 : 2019/07/14
閲覧 : 624
サンキュー:

23

ハンニバル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生々しさと希望と異世界と

異世界もの中でも俺TUEEEE系ではなく、いわゆるゴブリンスレイヤーのような、決して勇者ではないがそれでも異世界で生きていく〜。みたいな話。
例に出したゴブリンスレイヤーと違った点があるとすれば、少年少女を中心として物語が進んでいくこと。主に主人公である「ハルヒロ」を中心に物語が進んでいく。
つまりどういうことかと言うと、モンスター討伐はこの物語のメインテーマではなく、主人公の英雄譚もこの物語のメインテーマではなく、人間関係とモラトリアムにおける葛藤こそがこの物語のメインテーマであるとういことだ。
作画は変にでしゃばらず作品の雰囲気に寄せる感じで描かれていたし、opedとその他音楽も物語にあっていたという印象。
一定のレベルを越えている作品だと感じたので評価は星五。

投稿 : 2019/06/23
閲覧 : 298
サンキュー:

5

めー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーに引き込まれ。音楽に泣かされる。

ゴブリンって意外に強くない?、というつかみにちょっと笑っちゃってたはじまりだったけど、シリアスな作品。

冒険のパーティーメンバーに選ばれなかった人たちの集まりで、心配になる面々が少しずつ成長していくのを見守るのがハラハラ。
ケンカもするけど、ちゃんと仲間になっていくのがあたたかい。

音楽がまた引き込まれる要素。特に特殊EDなど世界観にどっぷりはまれる。泣ける。

細谷さんの落ち着いた声がなんとも言えず良い。

続きもぜひアニメ化してほしい。

投稿 : 2019/06/14
閲覧 : 291
サンキュー:

10

シワーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい異世界の雰囲気

なぜが異世界でゴブリンのような怪物を打ち取らなくてはならなくなる若い少年少女達の話です。

彼らは、おそらく日本から異世界に来ているのですが、その記憶は失われています。シロウトである彼らがゴブリン狩りに四苦八苦するさまは面白かった。物語としては高校生くらいには面白いのかも。大人が観るには、ちょっと青臭いかと。

作画はとてもきれい。美しい水彩画の様な背景に人物が動きます。光の表現はたくみで、とくに木漏れ日の表現は美しかった。

音楽は、劇伴に挿入歌(英語の挿入歌が多い)が多用されています。どこかのバンドが悪乗りして劇伴を入れちゃったような感じ。物語の状況・進行を盛り上げる劇伴の役割はほとんど放棄していました。

投稿 : 2019/05/26
閲覧 : 267
サンキュー:

4

ネタバレ

ブラックテクノロジー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

灰と幻想

ストーリーや設定が良い
レベルアップしていくだけでなくモンスターと命のやり取りをする中で成長していく過程が◎

キャラクターに魅力が足りなかったのと声優が合ってない点
キャラデザが好みに合わなかったのが残念

【まとめ】
12話でよくまとまっているしそこそこ面白い
タイトルの「灰と幻想」がとてもしっくりくる

投稿 : 2019/05/21
閲覧 : 327
サンキュー:

3

Dave さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リアリティのある異世界モノ、SAO一期のような幻想と緊張と

ゆっくり丁寧に始まっていい感じにスケール感があるし、狩られるゴブリンも人間っぽくて考えさせられる。良作の予感。

独特の世界観と、風呂敷を広げすぎずにじっくりと物語を進めていく感じで、とても丁寧な作品。定義としては「異世界モノ」なので、それに「リアリティがある」と評するのはおかしいかもしれないが、等身大で全く最強ではないキャラクターが描かれていて、殺し・殺される闘いの重さや緊張感が肌に伝わってくるような現実感がある。そういう意味で、あのSAOの衝撃的だった第一期に近い面白さがあった。

ワクワクはあまりない。敵ゴブリンも「モンスター」というよりは「異民族」という感じで、そもそも殺してしまっていいのだろうかという一抹の疑問を視聴者に投げかける。実は語られていないことも多い(転生の理由、前世でのこと、目的やゴールなど)けれど、それが気にならないほどに異世界が世界として完結している感じ。

背景も綺麗でまるでファンタジックな絵本のようだし、人物画もよく、不必要にピーキーな不幸や悪性格などもないので、広いレンジに受け入れやすいと思う。再放送に値する良作でした。

投稿 : 2019/05/14
閲覧 : 299
サンキュー:

11

ネタバレ

jintan117 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ハラハラするリアルRPG

どうも!jintanです!(^^)
今回は「灰と幻想とグリムガル」についてレビューしていくよ!!

・仲間の死を乗り越えていく。
マナトが亡くなってからどんどんのめり込んでったね。パーティー1人1人の心情が良く描かれてる!
・一番印象的だったのはデッドスポット戦でハルヒロがデッドスポットの首を絞め、そのまま一緒に下層へ引きずり落ちた。大怪我を負うハルヒロ。パーティーの皆はハルヒロを置いて泣く泣く出口へと向かう。パーティー全員で立ち向かっても敵わないような相手と1人で戦うしかない状況。死を覚悟すると共に、「絶対に生きて帰ってやる」というハルヒロの強い思いが段々と込み上げてくる心情を良く表現したセリフがあるのね。
「(メリー…俺のことも…ディスペルしに来てくれよ…。そうすれば…また会えるかな…いつか…また…ふぅ〜(息を吐いて)…命の…やり取りなんだ……これは…命のやり取りなんだ…。…俺はまだ生きてるぞ……だから諦めない…生きてやる…!……死ぬまで生きてやる!!)…来い!!!」
実際に声に出したのはたった一言だけど、その裏には一瞬にして色んな葛藤があったっていうのが好き。

・泣いちゃいました。
俺的涙腺シーンは…アンデットに成れ果てた、かつてメリーがいたパーティーのリーダーミチキ。メリーはミチキを抱きしめながらディスペルを唱える。その時、浄化しかけのミチキがまるでメリーを許すかのようにメリーの頭に優しく手を置きながら灰になってしまうシーンがあるのね。…あれはやばたにえんですわ。感動。めっちゃ泣いちゃいましたね。

・まだ、気になることが。
まだなぜハルヒロ達がグリムガルに送り込まれたのか回収されてないよね。
これから続編があれば追っていこうと思うよ!

ハラハラするけど最後は「良かったぁ〜。」と思える作品でした!
では!!またよろしく( ´ ▽ ` )ノ

投稿 : 2019/04/27
閲覧 : 393
サンキュー:

5

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これはアニメより小説の方が良いかも

アニメだと地味過ぎて面白みが少ないけど、ストーリーや人間模様はとてもしっかりしているので観れたけど…

なので!タイトルの感想が全てです。

投稿 : 2019/04/20
閲覧 : 261
サンキュー:

8

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

絵とか好きな感じだったので観始めてたんだけど、
最初のこ頃はストーリーのほうがなんだか
盛り上がれなかった。
でも回を重ねるごとに段々と面白くなってきて、
最終的にはすごく満足できた。

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 275
サンキュー:

7

ネタバレ

dvmsi35301 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

「脳内マナトと喋りすぎ」とか「ここでそいつにそんな勝ち方しちゃうのか」とか色々不満点もあるけど、メリイの笑顔で救われたかな。

絵は綺麗だし音楽も良いし、総合的には面白かったです。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 293
サンキュー:

3

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアリティを感じる傑作ファンタジー

1話感想:
これは素晴らしい。まず絵が良い。柔らかい色調の背景は美しく、キャラも落ち着いたデザインながら可愛くて魅力的。非常に高品質です。
そしてストーリーが非常に良い。ゴブリンを倒すのにも苦労する、リアルなファンタジーで面白い。
異世界転送物って大人気ですが、結局面白いから人気なのだということがよくわかります。

強いて言えば隠れ巨乳ちゃんが隠れるどころか、これでもかと強調しているところが…多分原作では分厚いローブだったのでしょう。 でもこれはアニメスタッフグッジョブ! と褒め称えたい。
キャラの性格もそれぞれ魅力的で、タイトルは格好いいけど内容はどうかなーと見始めましたが、期待以上の逸品でした。この先楽しみです。

全話感想:
淡々とした地味な内容でありながら、とても面白かったです。
傑作でした。

絵が良いとかキャラが良いとか褒めどころは多いですが、ポイントとしてはリアリティの高さでしょう。

リアリティってのは別に必須要素ってわけじゃない。
リアリティを追求したために内容がつまらなくなるなら不要です。
しかし本作はリアリティを追求して面白くしているので、褒めどころでしょう。

実際の戦闘の大変さ、換金、そして命を奪うことの困難さ。
現代人は、慣れなきゃ魚を捌くこともできないわけで、さらに鳥、獣と人間に近づく毎に抵抗感は増す。
人間っぽいモンスターなんてそりゃ殺せなくて泣きますね。
しかし一度慣れてしまえば、後は結構淡々と殺せてしまうところもまたリアル。

あとユメの起承転結のない、だらだら~っとした話し方も何かリアルで結構良かったです。
普通の人間はアニメキャラみたいに理路整然と目的に向かって役に立つ会話何てしませんからね。
まあちょっとイラっとしますが、なんか癖になりました。

という感じで、リアリティが高いから没入感が高く、見ていると本当に冒険しているような気分になれる感じすらしました。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 278
サンキュー:

10

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 - ゴブリンは悪者?

十文字青のライトノベル オーバーラップ文庫から2013年から刊行 イラストは白井鋭利

<主要登場人物>
・ハルヒロ(盗賊):細谷佳正
・マナト(神官): 島﨑信長
・ランタ(暗黒騎士):吉野裕行
・モグゾー(戦士): 落合福嗣
・ユメ(狩人):小松未可子
・シホル(魔法使い):照井春佳
・メリイ(神官):安済知佳

ある日ハルヒロは暗闇で目を覚ます
ここがどこなのか分からない 記憶もない
同じように目覚めた12人の男女と外に出ると「グリムガルのオルタナ」の街並みが広がっていた
現地の騎士に「義勇兵団レッドムーン」事務所へ連れていかれ
所長のブリトニー(安元洋貴)からモンスターを倒し身ぐるみはいでお金を得る義勇兵となるよう告げられる

ハルヒロはレンジ(関智一)が組んだパーティと既存のパーティに入ったキッカワ(浪川大輔)を除いた
残りの人達でパーティを組むことになる
メンバーはリーダー・神官のマナト以下、盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホルの6人

義勇兵に必要なスキルは各々ギルドで習得しなければならない
盗賊ギルドでバルバラ( 能登麻美子)から学んだハルヒロと同じように
各々基本スキルをギルドで習得した6名は
マナトをリーダーとしてゴブリン退治から見習い義勇兵をスタートさせる

当初は一匹でも歯が立たなかったが三匹までなら倒せるようになった頃
ホブゴブリンの矢を受けマナトが死んでしまう

目の前で仲間が息絶えたショックは大きいが
物理的にもタンク、ヒーラー、作戦参謀、まとめ役、情報収集さらには炊事まで
パーティのために何役もこなしてくれていたマナトを失った事は大きな損失である
特に代わりにリーダーとなったハルヒロはいろんな場面でマナトと自分を比べ
リーダーの役割を自問する

魔物退治をしなければお金が底をつくため神官のメリイを加え再スタートするが
最初のパーティの仲間3人をデッドスポットに殺され心に傷をおっているメリイは6人と距離をおいているし、
ひどい怪我以外は治癒魔法を施してくれないメリイ(魔力が尽き仲間を助けられなかった経験から力を温存するため)を不信に思う6人との関係はギクシャクしていたが一緒に遠征で戦ううちに打ち解ける

神官を亡くしたハルヒロ達と仲間を救えなかった神官が協力し
それぞれの仇ホブゴブリンとデッドスポットを討伐する

***

シノハラ(高橋広樹)とかムツミ(戸松遥)とか
ハルヒロ達12人の前後にも転生してきた人がいるのですが理由・方法が知りたいです
名前からして日本人だけ?
街のシンボルのような高い塔に秘密があるんでしょうか?
マナトのように死んだ人間は元の世界に戻れる?
それとも死んだ人が転生している?


なぜモンスターと戦わないといけないのか説明不足な気がします
街や家畜を襲うわけではないし廃墟など人の住んでいない場所を
自分たちのテリトリーとしてその中で平和に暮らしているように見えるゴブリンたちを殺して
アクセサリー等の戦利品をお金に換えている義勇兵は単なる盗賊に見えます
中にはデッドスポットのように賞金がかかっているモンスターもいるけど
それだってテリトリーに入らなければ人を襲うようには見えない
グリムガルで生まれ育ったならまだしもハルヒロのような転生組が
疑問を持たないのが不思議です

頼りないハルヒロですが仲間が生きて帰ることを優先するのはよいですね
ハルヒロがデッドスポットから仲間を守るところはかっこよかったです
1話冒頭でぐずぐずだったバーティを観ているので彼らの奮闘を応援したい気持ちもありますが
でもそれって(平和に暮らしてる)ゴブリンを襲うってことなんですよね

「ユメな」「ヤメは」っていうのが耳障りでした
自身を名前で呼んでも恥ずかしくないのは小さい子供だけだと思うのですが。。
言葉を間違えて覚えてたりするので元の世界では子供だったんでしょうか?


個人的に好みだったマナトの早々の離脱は残念

水彩画のように書かれた風景絵がとてもキレイでした

2019.3.25

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 337
サンキュー:

8

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

(更新予定)“無力”に徹した作風みたいで、評判通り面白そう。

まだ全話制覇どころか、やっと1話を見終えたばかりで、今後他の回も見たら、レビューをどんどん更新します。最終回でまとめとかも序文として書いていきます。

épisode.1 「ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ」
出だしの出だしと言っていいほど、静かな始まりだったかな。でもミニシアター映画みたいな感触、音楽の入れ方とか、繊細で淡い作りの絵が”夢”みたいで好きだな。なんか♪
キャラの話ならランタが良いね。空気読めないというよりも敢えて空気を読めない言葉で回りの雰囲気かき乱して、変に場を重くしない”道化師”ぶりが面白かった。男子だから女子の胸に話のポイント当ててくところも、胸話にアタフタなハルヒロ巻き込む軽率ぶりとか、汚れ役も兼ねるところ中々美味しいキャラだな、こいつは(笑)。でも女子を泣かす寸前行くのはちょっとマイナスかな(苦笑)。
あとユメが可愛いね。関西弁でグッと来るけど、常に明るい女の子って好みだから眼福だった。無自覚サービスショットとか(俺の中ではそう思った)、男子の目を惹く仕草とか、嫌みのない天然度合いがますます好みの性格だったね。
兄貴ぶりを発揮しているレンジや他のキャラも良いけど、まだ1話しか見てないから今後に期待、ってとこかな?

épisode.2 「見習い義勇兵の長い一日」
声を出して笑う場面(大きな声で笑う場面ね)がここまで一切見たことないこと、それにメンバー全員の(多分無自覚)遠慮姿勢が今回一番印象に残った。ランタが軽率・ふざけぶりを見せなかったから重苦しい空気が充満してただろうな。
「軽」と「重」と言えばいいか、アニメ自体の空気作りが非常に重層的だった。軽い場面は軽さを増して、だけど背後に重さを残して、逆に重みを感じる場面は交わす会話で軽みを塗す…BGMを使ってキャラの心理描写を伝えるのでなく、言葉や動きで抱える思いを描写するとか新鮮だった。
ハルヒロ君がマナト君に憧れ、遠い存在と思う場面やランタの辛気臭い空気を嫌う面と怖がる面(ゴブリンのめった刺し後に残る感触に戸惑う顔とか)…レビュー題でも既に書いたが、ほんとに彼らは平凡で力もなくてとにかく無力。でもだからこそ容赦なく心にずっと響き続けた。”力はなくても、弱かろうと、僕たちは戦える”って。

épisode.2.5「風呂の壁にかけた青春 ――one more センチメートル」

épisode.3「ゴブリン袋には 俺たちの夢がつまっているか」
やっと視聴再開ですが、グリムガルは「生活感」を描くのが巧いです。ハルヒロ達の日常は基本”非現実”なのに”現実味”が宿っていて、遠い話に思えません。なんていうかボクらとそう変わらない日々を生きてて、上手くいかないことにもとにかくやるしかない心持を、作り物なはずのアニメに感じたんです。静かに強く。
”等身大”を魔法や異形が当たり前の世界の中に染み込ませるのは言葉以上に労することだと思います。でもお陰で見てるボクらは現実には存在しない、けど確かに存在する(単に二次元・三次元の範疇の話と言うより)、グリムガルにそれぞれの思いをこうして馳せています。じわっと心に染みてくるアニメですし何よりも、いずれかのキャラクターに自分を重ねてしまいます。小説も時間をかけて読み始めていきたいです。

épisode.4「灰の舞う空へ」
épisode.5「泣くのは弱いからじゃない。耐えられるのは強いからじゃない」
épisode.6「彼女の場合」
épisode.7「ゴブリンスレイヤーと呼ばれて」
épisode.8「君との思い出に」
épisode.9「休暇の過ごし方」
épisode.10「リーダーの器じゃないけれど」
épisode.11「生と死の間で」
épisode.12「また、明日――」

投稿 : 2019/03/25
閲覧 : 362
サンキュー:

7

ネタバレ

clepp49491 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

6話目から面白くなる

それまでの1~5話は本当につまらない。上っ面だけで魅力のないキャラに感情移入ができない。凶悪な敵モンスターの引き立て役として用意された冒険者たちにしか見えず早く死んでくれとすら思った。

しかし6話目から面白くなる。どんどん魅力を増していくキャラをもっと見たいんだと思わせながらラストを迎えた。1~5話がつまらない理由もちゃんと説明される。すべて演出だったのだ。

{netabare}
このアニメは主人公の視点で進むことが多い。心の声も主人公のものしか聞こえない。なので視聴した後に1~5話を主人公ではないあの彼の視点で思い返してみると1話目から6話以降のような冒険をしていたんだなと感じることができる。
{/netabare}

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 309
サンキュー:

7

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人間味のあるファンタジー作品、音楽もいい

最近TSUTAYAに置かれたグリムガルのOSTを聴きながら
このレビューを書いています。

*ストーリー

気づいたらグリムガルという世界にいた。
なぜ、一体誰がここに連れてきたのか。
何も分からない。
だが、少年少女たちは挑む。
この果てしない絶望の荒野に。
全ては ー今日を生きるー ため。(公式サイトより)

全体を通しては
サバイバルアニメ…というよりは
己の命を懸けた生活の中で苦悩しながらも、少しづつ仲間たちと前へ
進んでいく少年少女たちの成長譚という印象です。

以下、あにこれの☆評価に従って簡単に
感想を書きたいと思います。


●物語4.5
パーティの中でいかにヒーラーの存在が重要かということが
語られています。
後半のメリイに関するストーリーに多くを割いているのも納得。
そして、敵のゴブリンたちも人間と同じく理性をしっかり持っていて
連携攻撃を仕掛けてきたり、死にたくないといった思いが伝わってきたり、
一般的にゲームでは雑魚キャラ扱いされる彼らですが
この作品ではある種輝いて見えました。
挿入歌による演出も僕は好きなので良かったです
(特にseedが流れる回)

余談ですが
ディフェンスもそつなくこなすことの出来るFWが重宝されるのと同じく
前線で戦う力のあるヒーラーは最強になれますね。


●声優4.5
放送特番のニコ生と何回か振り返りニコ生を見たので
ある程度どんな雰囲気か分かって視聴していました。

ランタの声優は有名な方ですが完璧にハマり役でしたね。
ハルヒロの声は信頼感ある声してる。
ユメはみかこ氏!、ニコ生でもずっと見ていました。
シホル役の照井春佳さんは控えめな性格のシホルを
優しい声色で上手く演じてくださっていました。
挿入歌「Hervest」のシホルverには驚きました。
メリイさんは言うことなし、完璧にメリイさんだった。
メリイフォルダを作ったのですが、携帯の買い替えで画像が全部消えてしまったのは苦い思い出。


●キャラ5.0
ハルヒロにとってマナトがどれほど大きな精神的支柱なのかは
見ていて分かると思います。
これはハルヒロの成長ストーリーといっても過言のないくらいでした。
人によってはハルヒロのマナト依存が気になる方もおられるかと思いますが。

話数を重ねるごとに皆の装備が良くなり連携も取れるようになっていきます。
ほんとモグゾーの怪力には「どうもー」と頭が下がりますね。
いいバランスのパーティです。

後半はメリイさんの心情描写が余すところなく描かれていて
引き込まれました。メリイさんの笑顔が見たくて視聴していました。


●作画4.5
特徴的なのはアニメの公式サイト、PVを見ていただいたら
お分かりの通り、淡いタッチで描かれた背景、キャラクターですね。

もちろん今どきのアニメのような綺麗な作画シーンもたくさんあります。
背景を眺めてるだけでも楽しいです。


●音楽5.0
このアニメの音楽を全面的に支えているのは(K)Now_Nameのみなさんです。
OP、EDに始まり挿入歌、BGMまで本当によくできている、
とOSTを聴きながら改めて感じています。

好きなのはEDの「Hervest」と挿入歌の「sun will rise」です。


以上、簡単に感想をまとめてみました。
ファンタジー好きの方はぜひ!それ以外の方にもオススメしたい一作でした

長文になりましたがお読み頂きありがとうございました_(._.)_


ブルーレイBOX発売と再放送が決定。
原作は続いているので続編が見たい。
2019/2/26 加筆修正 

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 403
サンキュー:

41

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

弱いパーティ

気が付くと見知らぬ土地で目を覚ました。
そこには12人おり、全員が自分の名前以外覚えていないという状況。
そんな中、強そうな人は強そうな人同士組み、主人公含む6名が余った者同士で組んだパーティ。

とても弱いモンスター相手にも、超苦戦!!
しかも全員子供という事で、最初は上手く連携も取れてなかったが、分かりあって成長していき強くなっていく。

最初から強かったりする物語よりも、個人的にはこういう成長ものの方が好みなので、結構好きです。
爽快感は無いですけど、緊張感はあり、つい応援したくなるような作品でした。
もっと評価されても良いのでは?
と思える程、面白かったです。

個人的には、オススメ。
続編アニメ希望。

投稿 : 2019/02/23
閲覧 : 300
サンキュー:

10

ネタバレ

戸愚呂(叔母) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

続編を切望

恐らく異世界転生モノにあたるはず。
ただSAOやログ・ホライズンとは少し違い、
メインキャラ達は主人公補正もなくイチ冒険者として徐々に成長していく。

完全駆け出し冒険者の主人公たちは戦闘・日常の両面で
基本的には苦労を重ねながら、時には幸運に恵まれ、
時には取り返しのつかない犠牲を払いながら、障害を乗り越えていく。
主人公最強モノも見ていて爽快感があって好きだが、
このような等身大の主人公を描く作品もキャラクターの感情に共感しやすく、
とても好感が持てた。何気ない会話シーンも感情の機微を絶妙に表現しており、
心にじんわりと染み込んでくるように感じられた。

舞台となる異世界は水彩画のような淡い色使いで、
丁寧に描かれており、個人的にとても心地よい絵面だった。
村の近くのダンジョンで命がけで狩りをして、村で換金し生活費の足しにする。
次の狩りに向けて戦闘陣形を考え、
盾役の装備増強のために、皆なけなしの持ち金でカンパする。
彼らの生活シーンと戦闘シーンは互いに違和感なくつながっていて、
境目のない日常として描かれている。
だからこそ作品の世界観に没入できたのかもしれない。

止め絵シーンが多いとのコメントもチラホラ聞くが、
背景も細やかに作りこまれていたため、自分は違和感を覚えなかった。
物語・作画・声優・音楽・キャラの全てが自分の好みに合っていたように思う。
異世界モノ・冒険活劇が好きな方には是非おすすめしたい作品。

投稿 : 2019/02/11
閲覧 : 344
サンキュー:

5

ニワカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まぁまぁ面白かった

内容はリアルな異世界生活って感じ。
悪かった点はリアルさを描いているのにそんなに人がたくさん死ぬわけではなくて、物語にいたって起伏がなかったところかな。あと結局最後は主人公つえーってなって終わった。
よかった点はよくあるハーレムで主人公最強なアニメとは違ったところ。話は起伏はないけどまとまってはいるかな。
めちゃくちゃオススメはしないけど、見てそんな後悔はしないと思うよ。

投稿 : 2019/02/09
閲覧 : 369
サンキュー:

2

ネタバレ

ツナ缶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

結局…?

各キャラに対してあまりにも思入れができない
唯一まともだと思われたマナトも死ぬし、何これ今後どうすんの?ツッコミ不在とは違うけどまさしくその状況。
マナトの死もだいたいは予想できる展開
メリィ加入も「どうせこいつ打ち解けるんだろうな」という予想も日常的にアニメ見てる人ならほとんどの人がしていたと思われる。

キャラに対してここまで魅力もないのに無駄に音楽のみのシーン「このシーンそんなに重要?」と思うようなシーンですら音楽のみで、さもとんでもないことのように描写。 流し見だったので正しいかは自信がないが少なくとも2回はあったのでは?
ひたすら音楽聞かされてEDも通常通り流れるんだからもう一言で飽きる。

流行りまくってる異世界転生ものを違った視点から描くという点、水彩画のような作画は評価できるがそれ以外は意外性皆無 なぜ評価されているのか理解に苦しむ作品
見ずに批判はしたくないのでラストまで視聴した上で評価しているが真面目に時間を返してほしいレベルだった。

投稿 : 2019/02/05
閲覧 : 349
サンキュー:

3

ネタバレ

nGPmo93314 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後半は面白い

前半は話が飛びすぎてつまらない。
中盤の仲間の死あたりからドラマがはじまる感じ。

投稿 : 2019/02/03
閲覧 : 319
サンキュー:

2

ふぉっさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最近のアニメに疲れたら

【最近の「転生もの」が楽しめなくなってきた人には特におすすめ。】

 「転生もの」によくある、世界観や設定のアイデアの斬新さに頼り切った為に物語の展開がご都合的になるようなことも本作品ではない。確かに「転生もの」ではあるのだが、転生してきたことはそこまでフィーチャーされておらず、むしろ登場人物(特に主人公)の心情の変化、成長を軸に物語が展開される。ファンタジーでありながら、どこか現実味を帯びており登場人物に共感を抱きやすい。
 
 人物に主軸を置くと物語が単調になりがちだが、作画や音楽が作品の雰囲気を実にうまく表現していて「他にはない」味を出しており、飽きさせない。
 肝心の物語についても「命の重さ」を重視した重厚な作りになっており「人を人として」描くことに注力していることが見て取れ、他の「転生もの」とは表現物として一線を画す。

 昨今の「やたらに展開が強引」であったり、「主人公のトンデモ能力頼みの脚本」、「キャラが立ちすぎていて現実味がない登場人物」に疲れてきたら、ぜひ箸休めに見てほしい。1クール12話ということもあり手が出しやすい。

 

投稿 : 2019/01/29
閲覧 : 311
サンキュー:

7

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いやー、早く観れば良かった

あっという間に完走。
もっと早く観れば良かった。スッゲー面白かったよ。
水彩画のような美しい背景に
ゆっくり流れる時間。
ヒロインはみんなかわいいし、戦闘シーンも迫力あるし。

異世界転生なんだろうけど転生前の部分は無いと言っても
よい程度なんで、どちらかと言うとファンタジーなのかな?

中途半端に転生前を出されるよりよっぽどのめり込めて
素敵な世界観にどっぷり。
原作知らないから良かったのかな?

まあ、原作とアニメは別物ってスタンスなんで
基本なるべく原作を読まないようにしてるのですが。

原作読むと自分の中でかってなイメージが膨らんでて
アニメになって違和感ってのが多いから。

でもどっちが良いのかな?
文章は文章で想像が膨らんで
行間を汲み取ろうと考えて
予想して一喜一憂して、、、

うーむ

答は出ないな、こりゃ。

とても素敵な作品です。
主人公だけでなく周りの仲間たちにも感情移入して
涙する場面もありました。

続きを観たいけど
ほんの少し、ほんの少しですけど
続きは無い方が良いのかもって思ったりもします。

投稿 : 2019/01/27
閲覧 : 740
サンキュー:

22

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ウィザードリィ 検索 2件

ゴブリン・スレイヤーのレヴューでちらほら見かけたタイトルなので期待をする。
記憶がないということで、嫌な予感もする。

{netabare}記憶がないのは、とりあえず世界観を狭くしている。
世界が狭い利点もあって、やってること以外にやれることがないものとして見れる。
ゴブリンの扱いもそれと同じで、狩ること以外のことをしなくていいように存在しているだけ。
これをどうしてリアルと言えるのか?

3話で断念して、内容を確認してみて、キャラを死なせる話だとわかる。
死ぬとキャラを失うゲームだと、ハラハラしたり、慎重になったり、確かに迫真性が増す。が、それはゲーム内の話であって、ハードモードではあっても、それだけではリアルにはならない。

リアルなのだとすると…
たとえば、魚の切り身がそのまま海で泳いでいると思っているという冗談があるが、そうでないと実際に示すには、まな板の魚を捌くのを見せるのがよいだろう。泳ぐ姿が必要ないのは、観賞用等の切り身でない使い道があるから(死に他の感情が混じらないようにするため)。
2話で印象的なゴブリンの叫びは、血抜きや生け作りの手順と同じ。死をリアルに描くためだと理解できなくもない。

記憶がないのも、現代人が死に触れないように生活しているのを表しているとか?

その後敵討ちするらしいので、死ぬ話を生きる話にできる。そんな気概のあるキャラは見当たらないが、そこに持って行くのに話しがまどろっこしく、いわゆるテンポが悪くなるのも理解できる。

この話を、オンタイムのテンションで見ていたら、完走できていたかどうか。
見続けても楽しめなかったとも思うし、他の人の感想を待つよりは見ていたかとも思う。
まあ、知るのに概要と要点で済ます誘惑に負けたってことで。{/netabare}

投稿 : 2019/01/22
閲覧 : 344
サンキュー:

2

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灰と幻想のグリムガルのストーリー・あらすじ

薄暗い森の中、わずか2体のゴブリンを相手に苦戦を強いられている6人の少年少女がいた。
盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、神官のマナト、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホル。
彼らには、ほんの数日前、暗闇の中で目覚めてからの記憶しかない。
自分たちが、どうしてこの世界――『グリムガル』にいるのか、わけもわからないまま、彼らは見習い義勇兵として歩み始めた。
ここで生きるために――。

主人公・ハルヒロがある日突然迷い込んでしまった世界・グリムガルにおいて、“生きるために”過酷な環境や仲間との絆に向き合っていく様を描いた青春群像×ファンタジー作品。(TVアニメ動画『灰と幻想のグリムガル』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年冬アニメ
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪OP≫(K)NoW_NAME(ノウネイム)『Knew day』≪ED≫(K)NoW_NAME(ノウネイム)『Hervest』

声優・キャラクター

細谷佳正、吉野裕行、島﨑信長、落合福嗣、小松未可子、照井春佳、関智一、浪川大輔、安元洋貴、能登麻美子

スタッフ

原作:十文字青(オーバーラップ文庫刊)、原作イラスト:白井鋭利(オーバーラップ文庫刊)、 監督:中村亮介、助監督:柴山智隆、脚本:中村亮介、キャラクターデザイン:細井美恵子、キーアニメーター:浅賀和行/馬場健、美術監督:金子英俊、色彩設計:茂木孝浩、撮影監督:五十嵐慎一、編集:肥田文、音楽制作:東宝、音楽プロデュース:(K)NoW_NAME

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