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「キズナイーバー(TVアニメ動画)」

総合得点
71.6
感想・評価
775
棚に入れた
3706
ランキング
1314
★★★★☆ 3.5 (775)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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キズナイーバーの感想・評価はどうでしたか?

fuyu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

もう二度目はいい

面白くなかった理由はなんなんだろう
期待しながら見たけど…
ギャグ要素が増えたからかな…?

投稿 : 2016/07/30
閲覧 : 227
サンキュー:

3

K さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Σ(゚Д゚ υ) イタ!!

傷の絆ってダジャレジャ─ン(σ´∀`)σ

投稿 : 2016/07/30
閲覧 : 202
サンキュー:

1

てんてん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神アニメ

めっちゃ感動した。

投稿 : 2016/07/29
閲覧 : 268
サンキュー:

2

esso-neo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

Ray your hands on me

トリガーに肌の合わん人もいる。あれは会社作風として旧ガイナックスのフリクリに始まり(いやもっと古いか?キューティーハニー?)、パンティ&ストッキング、はてはご存知キルラキルのような若干アメリカンでありながらやはり日本アニメでもある融合した何かがある。あれ見てっとパワーパフガールズ思い出すんだよな。
今石洋之その人の技であろう。
見てきた中ではストーリーにウェイトを持たせるというよりアニメ専用、アニメだからこその映像、効果をふんだんにぶちこみ圧倒する。よく見る量産型アニメがオニギリなら、今石洋之はパティを一からこねて焼き、考えうるレタスなどの野菜やソース、トッピングをぶちこみまくる巨大なハンバーガーだ。
なのだが、この一人でズキズキしてる脚本は蒲郡苛のごとくトリガーを締め上げた。
何分見せ方は変わった。人と殴り合うのではなく痛みを共有してしまう話になり、男の汗臭いぶつかり合いなど迷惑千万、迂闊に近づけば人という生き物は遠ざかるものなのだ。しかしそれでも人と生きて行けないのか?折衷案か、現状維持か、ってな具合で関わり方をメインにした話だ。肉体言語じゃあない。
迫力満点のアクションに期待しちゃいけない。あるのは古来からある「関係」。キーワードは痛み。
そりゃあドMが最強だよね。
ただし、描き方はトリガーのアニメイズムで。芝居も。
何か脚本に穴があるってわけでもなし、人間関係の快感不快感を添えてフツーに見れる作品

投稿 : 2016/07/22
閲覧 : 277
サンキュー:

6

中田祥子 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

何かいろいろ残念でした

少し期待してたのに、おもしろく無かったです(>_<)

投稿 : 2016/07/18
閲覧 : 242
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メチャクチャおもしろいわけじゃないけど

めちゃくちゃおもしろくはないけど、つまらなくもないって感じのアニメ。

個人的にはふつうにキャラの掛け合いが楽しいのと三輪士郎デザインのキャラデザが好きだからみられているが、なにかこれといった方向性が定まっているわけでもなく、いまのところ登場人物が意味不明で理不尽な計画に振り回されるだけのアニメ。
登場人物たちもちょっと頭がおかしいというか電波な人間多めで常識人がほとんどいないという状況。

けっこうひとを選ぶアニメかもしれない。

2016/6/27追記 最終話見終わって

全話みてみた感想としては上手くまとめたけど、13話もいらなかったよねっていう……。結局キズナシステム(?)の具体的な目的とかもイマイチ分からなかった。一応説明したつもりなんだろうけど、あんなあやふやでお粗末な理由で実験できたなと。
主人公も最後までイマイチ煮え切らなかった感じだったし、鍵となるヒロインも全体をみると空気すぎた印象。
なんというか脚本家が細かいとことか、イマイチ分からなとこをうやむやにして、最後はハッピーエンドに無理やりした感じのアニメだった。

これはこの作品の感想ではないけど、ちょっとアニメ業界ってクリエイター(特に監督、脚本家)の自己満足作品が多い印象。アニメ(特にオリジナル)というコンテンツの場合、映画やドラマと違って人気ある俳優やアイドルを起用するわけにもいかずキャラデザでそれを補おうにもやはり限界がある。じゃあどうするかっていうとやっぱり一番重要なのは脚本だと思うし、この脚本の出来が他のコンテンツよりも、より一層求められるものだと思う。しかしどうも視聴者が見たいものではなく、クリエイター側が見たいものが作られることが多々ある。特にオリジナルの場合それが顕著で今期は迷家とこのキズナイーバーがツートップだと思う。
このような自己満足オリジナルアニメが作られて盛大に爆死すると、金だしたスポンサーからしたら、やはりオリジナルアニメに投資したくなくなるのではないだろうか。
たぶん監督、脚本家は会社員とかではないから赤字になろうと、スポンサーから厳しく追及されるとかもないだろうけど、ちょっとは反省するべき。
キズナイーバーは1巻が1300枚程度しか売れてないけど、はたして制作費回収できるのか……。

投稿 : 2016/07/17
閲覧 : 152

ギャザード さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかった

画もキャラも自分好みなんで最後までみれた。たまに主人公にはらただしくもなってくるが、最後まで観ると納得がいく。恋愛ものは切なくなりますな。

投稿 : 2016/07/15
閲覧 : 165
サンキュー:

1

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

設定がよくない

痛みを共有することで絆を深める?人道的にありえん上、そもそもその科学技術はどこから?
この設定はさすがに奇抜すぎた。オリジナルアニメでこういう取っつきにくいことをされると視聴者から1話切りの判断を下されると思うのだが。
自分も最後まで視聴するか微妙な立場だったが結局最後まで見てしまった。
というのも、感情移入できるキャラクターが一部いて、その人たちの恋愛模様が少し気になって。具体的には一方通行の恋をしてしまう千鳥さんと天河君だね。そこに仁子ちゃんも加わって何角関係なんだよって話な。
本作の脚本家さんお得意のドロドロ展開ってやつです。まー、でもこの人、もはやそれしかないって感じもするけれど。他にオリジナルアニメのライター担当できる人っていないのだろうか。
そんなわけでサブキャラの魅力によって中盤意外に楽しみだった時期もあったわけだけど、全部見終わった感想を言えばやっぱりイマイチだった感は否めない。
一番の原因は主人公の勝平とノリちゃんの無感情ペアにまったく感情移入することができなかったからだと思う。(無感情キャラに感情移入できるかって話だがw
脚本家さんがノリちゃんを通じて伝えたかったこと、ぼんやりと理解したつもりだけど、やっぱり意味わからんよな!結局犯罪だよ、これは。
詰まる所、やっぱ戦犯はキズナイーバーとかいう意味不明な設定だった。それに尽きる。以上。
お話し的にはやや迷走気味だったものの、作画は一貫して綺麗であり、さすがはTRIGGERさんであると。次回作には期待してますよ。
キャラ面は主役に魅力がなかったけどサブキャラは良く、特に仁子ちゃんは純粋に可愛らしくて、最後まで完走できたのはこの子のお陰だったかもしれない。声優の久野さん、毎度言ってるかもしれんが、この人は本当に凄いと思う。

投稿 : 2016/07/14
閲覧 : 189
サンキュー:

7

リリック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まぁまぁなアニメ

可もなく不可もなくといった感じのアニメでした

ちょっとの暇つぶしに見てみてはいかがでしょう
って感じです!

作画は私好みの感じで
キャラクターも可愛かあったので
私は見ていて楽しかったです!

恋愛要素も入っているので
そこはみどころですかねー

投稿 : 2016/07/14
閲覧 : 162
サンキュー:

1

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当の意味で繋がることって

キズナシステムという謎の実験によって、半強制的にキズナを繋げられた?高校生たちの物語。主人公の勝平君は痛みを感じない無感情な男の子。彼に感情移入できるかが物語を楽しむための、一つの山かもしれません。

中盤まではキズナシステムによって結ばれたキャラクターがミッションをこなす過程で、各々の友情・恋心の変化や、隠された過去が明らかになっていく。はじめはバラバラだったメンバーが少しずつ繋がっていく過程が、丁寧に描かれています。キャラクターによっては感情の揺れ幅が小さく繊細な描写もあり、メンバー間の関係がわかりにくい部分も少しありましたが、全体として楽しめました。

物語の終盤のカギを握る園崎さんは誰かと誰よりも繋がりたいと思う不器用な女の子だったのかな印象です。彼女の暴走と勝平君の会話が物語の個人的なハイライトでした。

彼女の言うキズナシステムは、確かに誰かと繋がることが表面的にできるのかもしれませんが、リスクや犠牲もあり不完全なものだったのかなと。でもキズナシステムに意味がなかったわけではなく、本当の意味で誰かと繋がるために必要な存在だったのかもしれません。自分が誰かの痛みを引き受けることで誰かと繋がり続けようとした園崎さんが、最後に本当に意味で誰かと繋がる瞬間を見れてよかったです。

一方気になった部分としては、キャラクターごとの七つの大罪をモチーフにした名称ははあまり意味がなかったかなと。キャラの性格は物語を追っていけば、大体わかるかなと感じました。

あとは物語の重要な要素であるキズナシステムの設定が少しわかりにくかったですね。終盤になってようやくその詳細が明らかになりましたが、前半それでつまずいてしまう人もいたかもしれません。

キャラクター間の恋愛模様に関しては仁子の恋愛感情の芽生えと過程が、わかりやすい千鳥と比べると少しわかりにくかったですかね。その千鳥に関しても前半と後半で印象がだいぶ変わりました。

最後にトリガーさんというと「キルラキル」のような大きな動きと熱い熱量で物語を描くことが得意な会社さんなのかなと思っていましたが、本作のような毛色の違う作品も素晴らしいなと感じました。

投稿 : 2016/07/13
閲覧 : 234
サンキュー:

13

みのさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんとなく・・・・

個人的満足度:B



 @ なんとなく「凪あす」に似てる @

 というのも脚本の人が同じってのが大きいんでしょうね。
なんとなくですけど、「凪のあすから」に似てると思いました。
気持ちが色々動いて、複雑に交差し合う感じと言いますか・・・・

ただ個人的に似てるとは思ったが、面白さ、満足度で言えば劣るw
と言うのも、凪あすは2クールでじっくりキャラに感情移入させていた。
だがこの作品は1クールでキャラを掴み切る前に終わった感があったかなと。

まあ2クールやった結果、ダラダラしてしまい糞作品と呼ばれてしまうものもあるので、ただ単に2クール
にすればいいって問題でもないとはわかってますけどね(^_^;)









 @ キャラはいい @

 キャラに感情移入し切る前に終わった感、と先述したが、それでも全体的にどのキャラも好きになれた。

個人的にはニコちゃんは特に素敵だと思う。
主人公の勝平とヒロイン?の園崎は物語の都合上、暗い感じのキャラになっているが、そんな彼らとのバランスを上手くニコちゃん含む他のキャラのギャグテイストでとったなあと感じます。





序盤の雰囲気に飲まれずに視聴継続して欲しいなと思う作品でした

投稿 : 2016/07/13
閲覧 : 202
サンキュー:

9

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ユニークかつ興味深い設定と巧みな脚本構成で描き切った青春群像劇

原作TRIGGER&岡田麿里による1クール、オリジナルアニメ。

タイトルの「キズナイーバー」とは一見意味が解りませんが、
内容を観ていくと、「キズ(傷)」「キズナ(絆)」「ナイーブ(繊細な)」な「バー(~な者達)」
という4つの単語を組み合わせて作られたものだということが解ります。
そして、タイトルロゴの「ナ」の部分だけ赤字で(ネタバレになるので書きませんが)ここも凝ってますね。


世界平和を目指すという崇高な目的の名のもとに、
キズナの会によって選ばれた、本来なら出会う事も仲良くなることもない7人のクラスメートが、
キズナシステムで強制的に「痛み」を分け合うキズナイーバーとして繋げられ、
夏休みが終わるまでの間、課されるミッションをクリアしていく事になる...といった感じのあらすじ。


☆物語の見どころ☆

最初は純粋に「肉体的な痛み」を分け合うだけだったキズナイーバーたちが、
ミッションをクリアしていくなかで、分け合うものが変化、増加していく過程。

キズナ実験の真の目的とは?

キズナイーバーの中でもひときわ閉鎖的な(ホノカ)が抱える心の闇、トラウマとは?

痛みを感じない、感情に乏しい主人公(カツヒラ)がなぜそのような体質になったのか?

(ノリちゃん)が頑なにキズナシステムで繋がることに拘る理由とは?
(カツヒラ)と同じく感情に乏しく見える(ノリちゃん)が抱えている秘密とは?
この二人の過去&「12年前のキズナ実験」が明らかになる終盤は特に観ごたえがあり、
物語はクライマックスへと向かいます。

キズナイーバー達の男女間に芽生える恋愛感情、
純粋に恋愛物語としてもキャラクターたちの心情が細やかに描写されており、充分楽しめると思います。


☆感想☆

1話観ただけではちょっと地味で面白そうにない!?と感じるかもしれませんが、
観終わってみれば、前半から終盤までよく練られた構成で、各エピソードの繋がりがスムーズで、
尺が足りないということもなく無駄がない。

そして尻上がりに物語は盛り上がっていき、最後はとても綺麗に纏まっていて、
ここ最近の作品の中では、シリアスでありつつ、かつユニークで興味深いテーマ&設定で、
ここまで巧く描き切った本格的な青春物語は稀だったように思います。

本作は同じく岡田麿里さんの手がけた作品「あの花」と比較してみても面白いと思いました。
「あの花」は過去に繋がっていた友人同士の絆を再び取り戻す事を目的とした物語でしたが、
本作は強制的にシステムで繋げられた、「作られた関係」から、
登場人物たちがお互いをさらけ出し、感情を理解&共有することを経て、
システムに頼らない本物の絆、友情で繋がっていく過程を描いた物語。

恋愛面や各キャラの内面の描き方など、なるほど同じ人が作ってるなぁというのがよく判ります笑
「あの花」ほど泣きの演出が全面に押し出されていなかった事もあり、
分り易い感動や泣き、というのは得られ憎いかもしれませんが、
こちらはジワジワと来るものがあり、
テーマ&設定の妙、シナリオの完成度的には勝るとも劣らないくらいによく出来ていると自分は思います。


自分はまずキズナシステムが目指したもの、コンセプト自体が非常に興味深いと思いました。
第一話で「争いが絶えないのは他者の痛みを知りようがないから」「人の想像力には限界がある」
とは(ノリちゃん)が語った言葉ですが、まさしくこれは的を得ていると思うし、深い言葉ですよね。

他人が受けた「痛み」はいくら「共感」することが出来ても、
その人が受けた痛みと同じだけのものを感じることはどう頑張っても出来ない。
所詮は他人事なんですよね。。

でも他人事だからこそ、痛みを感じることが出来ないからこそ、
如何に接し振る舞うべきなのか、「他者への思いやり」と言ってしまえば軽いですが、
人間としての生き方や本質に関わってくるところですよね。。

また、一話(ノリちゃんの)「みんな誰かと繋がっていたい」というのもよく理解できるところ。
自分含め皆さんが「あにこれ」を利用しているのも、きっと誰かと繋がりたいから、なはず。
昔に比べて社会での人間関係、地域でのコミュニティが希薄化してきつつある現代においても、
やはり人は誰かと繋がっていたいんですよね。
だからこそ、SNS等様々なツールを使って繋がろうとする。
そんな現代に則したようなテーマと内容は興味深く、また観るべき意義のあるものでした。

本作では友情という絆で繋がっていく青春物語の方向へ物語が向かいましたが、
キズナシステムが世界中に広がった後の世界、を描く社会派SF作品、
という物語でも非常に面白い壮大なスケールの作品が作れそうな気がしました。


☆声優☆

個性豊かなキャラクター一人一人に合わせたキャスティングが見事にハマってますね。
人気や経験だけじゃなく、キャラクターのイメージを第一に考えて選んだんだろうな、というのが本当によく判ります。
もちろん個々の演技も感情を豊かに表現するキャラの演技、
逆に感情の起伏を極力現さないキャラの演技はとても良かったですね。

中でもニコを演じた久野美咲さんは、キャラ的にもとてもハマっていましたが、
演技自体もこれまで観た作品の中でも特に上手く演じられてたなぁと思いました。


☆キャラ☆

登場人物個々の特徴や個性が非常に豊かでありつつも、かつ多すぎないので、
1話観ればほぼ全て覚えられますね。
そして、各キャラの抱えている想いや苦悩といったものも、丁寧に掘り下げられており、
視聴者に解りやすく共感ができるように描かれているのは好感が持てます。

TRIGGERの「熱さ」、岡田麿里さんの「繊細さ」、
この組み合わせの相乗効果がよく表れている描かれ方のように思います。

突拍子もない不思議系でありながら、ここぞという場面で重要な役割を果たす(ニコ)、
変態的な性癖を持ちつつも、実は周りの状況を一番冷静に俯瞰で見ていた(ヒソム)、
この二人のキャラが居ることで、作品がシリアス一辺倒にはならずに、
ユーモアにも溢れた絶妙のバランスを保つことに貢献していたと思います。

「あの花」に出てきた(あなる)と本作の(ちどり)の描かれ方なんかは、
主人公との関係性も含めて、凄く似てましたね笑


☆作画☆

TRIGGER作品以外では殆ど見られないようなキャラクターデザインが特徴的で個性的。
一人一人の特徴を解りやすく捉えて区別して描かれていますね。
また、色彩感覚がとても美しく鮮やかなのも印象的で、
作画全般良い仕事をされてるなと思いました。


☆音楽☆

OPは幻想的かつ浮遊感のある楽曲で、個人的に春アニメでは一番お気に入りの曲だったので、
最終話までOPを省かずに流してくれたのは嬉しかったですね。
英詩ですが作品の内容、OPアニメーションとの相性も抜群でした。

EDの方が楽曲的にはOPよりも個人的には印象は薄いんですが、
こちらは脚本の岡田麿里さんが歌詞を手がけているんですよね。
さすがに作品そのものの世界観をずばり歌われてて、この点はアニソンとして高く評価するべきでしょう。

OP,EDの出来に比べると、やや作中のBGMは盛り上げ方が少々地味だった気もしますが、
(音量がちょっと小さいかも?)、
逆にあまり入ってこないくらい集中して観ることが出来たのかも知れませんね。


「オリジナルの1クールアニメ」としては、派手さも控えめで馬鹿でも楽しめるようなエンターテイメント性も薄く、
正直爆発力は無いとは思いますが(唯一惜しい点)、非常に真面目な作風で好感が持てます。
声優、作画、音楽などのクオリティ面も優れており、完成度の高い作品に仕上がっていると思いますね。
なんとなしに観るんじゃなく、最後までじっくりと作品を観れる方にはオススメしたいですね。

投稿 : 2016/07/13
閲覧 : 418
サンキュー:

12

山のかかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

水玉…見たかった?で、最終話まで完走。

制作がTRIGGER
シリーズ構成・脚本が岡田磨里
と言うことでとりあえず見ますよね。

1話みて

よかったと思います。
最後で何とかこの物語の神髄と言うか根本の一部が垣間見れました。

話の中身はこれからで何とも評価できませんが、
作画はとてもきれいだったと思います。
キャラデザインも自分的にはまずまずです。

水玉が見れなかったのが案外良かったかもしれない。
自分的には園崎さんが水玉っていうのは違うかな~って気がして…

主人公の阿形勝平君
今季た作品で「○○君はいつも気だるい」みたいな作品がありますが、まだ見てませんが、勝平君も負けず劣らず終始気だるそうでしたね。

最終話まで観て

すごく良かったです!
最後にノリちゃんが笑った笑顔が素敵でしたね。
最初は話がよく見えなくて、なんとなく見てましたが、中盤以降からググット面白くなりました。
自分の中では今期トップ3に入った作品です。
制作:TORIGGERのイメージにない感じの、友達と言うベタな主題でしたが、とても繊細な感じで作られていて良かったです。
さすが脚本が岡田磨里さんと言ったところでしょうか?
米山舞さんのキャラクターデザインも好きでした。
「キルラキル」も手掛けていらしたんですね。
あと作画も綺麗。
OP、EDの作画も秀逸で毎回見入ってしまいます。
OPの「RAY your hands on me」、EDの「はじまりの速度」もいい!
ちょっと青臭い話ですがそこで白けてしまうか、ググット来るかはそのひとしだいでしょうか。
各キャラも個性的ですが上手く互いに繋がりいい感じです。
12話で納得の完結でした。

投稿 : 2016/07/09
閲覧 : 233
サンキュー:

6

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメ史に残るトンデモ作品(酷評)

 ツッコみどころ満載でどこからツッコもうか迷ってしまいます。
 なんでこんな実験始まったのかというのは放送開始時から謎でしたが、「痛覚を共有すれば、お互いの心が通じあうだろう」という仮説があったように思われます。しかし我々は痛覚を共有しなくても劇中程度の心の通い合いはフツーにあるんですね。この実験は「お互いの心が通じ合うには、痛覚を共有する必要はない」という、万人がごく当たり前に気づいている結論になりました。12年間も、拉致、手術までして続けないとわからない結論だったのでしょうか。こんな仮説を立てるヤツは間違いなく変人。アホな実験のスポンサーなんて世界中探してもないでしょう。
 最終回の橋の上での感動的なシーンは、設定のバカさ加減のおかげでとんだ茶番となり、ほとんどギャグとしか思えませんでしたね。アニメ史に残るトンデモ作品に認定しても構わないと思います。

投稿 : 2016/07/09
閲覧 : 302
サンキュー:

9

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんやかんやで見終わった

一話で断念考え 2話で断念考え ・・なんやかんやで最後まで見終わった

投稿 : 2016/07/08
閲覧 : 192
サンキュー:

1

死屍累 生死郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

にこが一番「絆」について核心を突いていたと思う。

内容は高校生の青春群像劇なんですが痛みを共有するキズナシステムという
ぶっ飛んだ設定はあるものの、学園友情物語になっています。

まずはじめにOPがすごいよかった!!映像と音楽がすごいマッチしてて
ハイカラでござんした。(´∀`)浮遊感、疾走感が残響のテロルのOPに似てると思いました。

続いて作画ですが、色使いや、キャラのデザインがとても好みでした。
特に色使いが絶妙で引き込まれますね~

物語については恋愛って言うよりは絆もしくは、友情に重きを置いていてよかった。
作中でも現実でもそうですが友達になるのって簡単そうに見えて本当はすっごく難しいことですよね
あほキャラと見せかけて時々鋭い事を言っているにこに注目してみてくださいw
作中で一番頭よかった可能性が微レ存・・・?

色々設定や物語に突っ込み所はありますが、満足できました!良作

投稿 : 2016/07/08
閲覧 : 213
サンキュー:

9

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

傷つくのは怖い、けれど傷つけるのはもっと怖い

全12話 オリジナル作品

TRIGGER制作の作品、今期の同制作のルル子と比べるとシリアスお話でしたね。(ルル子も内容はシリアスなのでしょうが、設定はハチャメチャでなのでそう見えませんw)

キズナシステムよって繋がった高校生たち7名の少年少女の奇想天外な出来事を描く作品です。

最初に観て思ったのが、「ココロコネクト」の「感情伝導」のお話を思い出しました。

キャラは、

痛みが分からない主人公の阿形 勝平(あがた かつひら)、
世話好きで勝平の幼馴染の高城 千鳥(たかしろ ちどり)、
短気で仲間思いで一直線な天河 一(てんが はじめ)、
女の子にモテモテのイケメンの由多 次人(ゆた つぐひと)、
みんなとあまり関わりたくない影のある牧 穂乃香(まき ほのか)、
常に明るい不思議ちゃんの新山 仁子(にいやま にこ)、
痛みが最大の喜びである日染 芳春(ひそむ よしはる)

と個性的なみんなが繋がったことによって、関わっていくと仲間意識が芽生えたり、傷ついたり悲しんだりと紆余曲折することで建前がなくなり本音がたくさんでてくるところに胸を打つところもありました。

また、その他に無表情な謎がいっぱいのノリちゃんことメインヒロインの園崎 法子(そのざき のりこ)さん、残念ながら終盤までは好感がもてませんでしたね。

それぞれのお話がもっとじっくりあればよかったのですが、尺が足らなくなりますので何人かのお話が中心でした。

私は牧 穂乃香さんのエピソードがよかったですね。

お話もテンポ良く、作画も崩れることなく綺麗でした。

最初はなかなかつかみ所のない作品でしたが、後半はだんだん面白くなって引き込まれました。最後はきちんと綺麗に終わりましたね。{netabare} (最後のノリちゃんの笑顔最高でした^^){/netabare}

癖があるので好みが分かれる作品だと思います。本音でぶつかり合うキャラたちがどんな化学反応があって結末を向かえるか、興味があったら観てくださいね。

OP・ED 作画が凝っていましたね。特にEDの「はじまりの速度」は曲と作画どちらも素敵でした^^

最後に、この作品に出てくる着ぐるみはきもかわって感じなのでしょうが、私は苦手でしたw

投稿 : 2016/07/08
閲覧 : 245
サンキュー:

26

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

化けた・・・

1話1話観るごとにどんどん面白くなっていきます。

こういう作品を作れるのはやはりTRIGGERの凄いところですね。

投稿 : 2016/07/07
閲覧 : 191

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっとよくわからないけど

設定とかちょっとん?!ってなったけど、まずまず面白かったと思います。

投稿 : 2016/07/07
閲覧 : 163
サンキュー:

1

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵柄で観る人を選ぶ

当初、絵柄から想像してたのとわりかし違う展開に行きましたね。

ガチ青春&友情というか

もうちょっと柔らかい絵柄にしたら「さくら荘のペットな彼女」みたいに万人受けするアニメになったかな。

まいずれにしろ、1クールに綺麗に纏ってたし面白かったです^^

投稿 : 2016/07/06
閲覧 : 231
サンキュー:

5

Wild Geese さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

繋がるから解る事、繋がらないから解る事

性格に問題を抱えた高校生達が、謎の施設に
集められた。そこで園崎 法子により、受けた
痛みを均等に分配する「 キズナシステム 」の
手術をされた事を告げられる。その高校生達に
よる、ひと夏の青春を描いたオリジナルアニメ。

作画は全体的に独特のくせがある。好みが
分かれそうではあるが、作画自体は決して
悪くない。キャラ動作の質感がよい。7話の
海に向かって走るシーンは、走り方はともかく
カメラワークと動きの質感など非常に良かった。

特殊な設定に、キャラの取っつきづらさで
世界観に入り込みづらかった。中盤辺りから
各キャラに慣れ始める。設定的にはネタアニメだが
実際は重たい内容で、心情的に辛い時もある。
やり過ぎな所もあるが、綺麗に締めたと思う。

投稿 : 2016/07/05
閲覧 : 167
サンキュー:

11

ネタバレ

ノーパン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

のりちゃん

1話クソつまんなかったけど、2話からちょっとマシになったなー
とか思ってたら終盤また面白くなくなった

ウザいキャラ多すぎ
見た目はいいんだけどね……

勝平とのりちゃんの最終話ラストのイチャイチャ、俺はああいうのがもっと見たかったんだよおおお

投稿 : 2016/07/04
閲覧 : 216
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤で断念した人は機会があれば最後まで見て欲しい

難しいことは考えずに、ちょっと口に出すのは恥ずかしいことをサラリと言葉にしちゃう感じの青春もの。 と思って観てください。



それが駄目なら仕方ありませんけど 。。。



「想いやる心」 「想う気持ち」 「自分が痛みを知るからこそ相手の痛みを知る」 これらひっくるめて 『優しさ』 ですよね。 自分はそう感じました。



2016 春アニメの中でヒーローアカデミアと並んで今期一番のアニメでした。

ただ、後半の盛り上がりに対して最終話はちょっと落ち着いた感じだったかなー? なんて思います f^-^;

投稿 : 2016/07/04
閲覧 : 128

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い作品であるが、面白くはない

キルラキルのスタッフがとか・・・聞いて観始めたこの作品

傷を抱えた少年・少女が成長していく物語でありきたりの話と進み方で正直がっかりした。

内容的には、良い話で、中学生の道徳の教科書に乗せても良いかなと・・・道徳があれば・・・


期待が大き方だけに良い話だったがつまらんかった、作画良いだけじゃだめだよな、カバネリとこれは同じだよ

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 194
サンキュー:

3

かさい さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

脚本、演出、作画のバランス

が非常に良かった。
トリガーのポテンシャルも改めて伺えたし、演出陣も良い方が揃ってる。
岡田さんの脚本炸裂していてトリガーアニメいいなぁってなった。
キャラの心情を常に意識したアニメだったと思う。


監督:小林寛さん
脚本:岡田麿里さん
音楽:林さん
制作:TRIGGER

【良かった点】
〈作画〉
・芝居
リアルな芝居、アニメ的な芝居。
場面によって使い分けている。
作画レベルも非常に高く、キャラ表現が上手いTRIGGERらしさを感じる。

ギャグっぽいシーンやテンポ付けたいカットには主にアニメ的な芝居を入れて、シリアスでキャラ描写が重要なシーンでは本気の芝居をさせる。
両刀アニメだ。

・線
あえて繋がない、細くて繊細な線。
女性映えする線。近代的。

・影付け
ここぞって時の影付け。カッコいい。


〈キャラデザ〉
・睫毛と口元
口元はクロムクロの石井さんも負けていないが、こちらも絶妙。
なんとも言えない、言葉に出来ない時のキャラの口元にはしびれる。
睫毛は色っぽい。太腿とかも。

〈演出〉
小林監督の絵コンテ参加率は高かったし、全体を通しても小林さんを感じることが出来る。

・キャラの位置・位置関係
特に小林監督コンテ回で意識されていた要素。
どのキャラがどこに居れば自然か。このキャラならどこにいるかなどを非常に考えられた人物配置になっている。
登場キャラが多いアニメだから意識しなければならない点でもあるが、それ以上に、一つの場面に人物配置によって意味を持たせることも出来るんだなとも強く感じる。

・構図の良さ
感情を浮き彫りにする構図や、モノローグなしで心情を描写する構図は多かった。
アップによる密度が高いのは画力が非常に大きく影響していると思うが、セリフの強さもあり、口元を映さないアップや瞳のクローズアップも十分キャラ描写を感じた。
ワンショットもただ被写体一人を映すだけではなく、キャラの心情状況に応じてカメラの位置も意識したりとセリフも演出もキャラに寄り添ったアニメになっていた。
後は単純にオシャレで好き。

・色使い
カッコよさ、ビジュアル的な見栄えのほうが大きい。
濃い赤や青、暗い場面などでは場面の状況に応じた色使いの意識は感じることは出来るが、なにより画面がカッコいい。
暗い場所にワンショットの被写体を映すだけで画面的にイケてるように感じる。
キャラの感情によっても色を加えたり抜いたりしていた印象。
濃い色使いは小倉さん、小林監督な印象。

・瞳の処理
真に迫るような、訴えかけるような瞳。
手描きでは表現できない領域なのか。

・瞳のハイライト
増えたり消えたり。こんな感情表現もありなんだなと。

・光
背景美術も意識していたと思われる光。
暗い場面でも微量の光があり、怪しげな雰囲気などを作り出していたり。


〈脚本〉
・高校生らしさ
ちょっとしたセリフや、キャラ間のやり取りも、そのキャラが持っている個性としての言動になっていてアニメっぽくもあり、リアリティも感じる。
何よりすごく高校生らしい。現役高校生が考えたセリフなんじゃないかと思えるような秀逸なセリフ多数。課金とい現代的なワードなども。
岡田麿里すげぇってなる。

・説得力のあるセリフ
視聴者を説得させるためのセリフではなく、キャラによるキャラのためのセリフ。
そこには、緻密なキャラ設定があり、1話から積み上げてきたキャラ感もあり、そこから自然にキャラの口から出てくるセリフ。
このキャラならこの場面ではそう言うだろうなという説得力。
キャラが生きてた...。

・サブタイトル
岡田さんが考えているのだろうか。
ダイレクトアニメだった。

〈OP&ED〉
・OP 堀内さんディレクター
作画はTRIGGER。気持ちが良いアニメーションの良さが詰まっている。
キャラの個性も出ている。

・ED 渡邉さん
TRIGGERスタッフ曰く、回を重ねるごとに良さが増すらしい。
最初から普通に良いけど、花言葉とかその辺りに意味があるのか。
カット割りや被写体の捉え方が個人的には好きで、髪のエフェクトや子供が跳ねる感じも良さがある。
花上手い。


〈設定〉
・設定はあくまで設定。
ここまでそう割り切れたアニメは少ないと思う。
脚本良かったからなぁ。

【残念な点】
・意図した下手くそな子供の演技
賛否が分かれそうだけどぶっちゃけどうでもいい。

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 223
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9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現代日本の七つの大罪と絆が織り成す物語・・・

この作品はオリジナル作品だったみたいですね。
TRIGGERさんと岡田麿里さんが原作担当との事でしたが、何ともTRIGGERさんらしい作風の作品だったと思います。

この物語の主人公は、高校生の阿形勝平・・・彼は「身体の痛みを感じない」特異体質の持ち主・・・
どんなに殴られても蹴られても何も感じないという事は、自己防衛本能が希薄になるという事に直結するようです・・・気が付くと、全てにおいて彼は無気力になっていました。
そんな彼に接近したのが謎の少女である園崎法子でした。
彼女は阿形勝平を含めた複数人にある手術を施したんです。
その手術とは、繋がった人の痛みを等分して共有する「キズナイーバー」システムを組み込むこと・・・

夏休み前に突如手術を施された彼らは、園崎法子から出される課題に回答し続ける事となり・・・物語が動いていきます。

「痛みを等分に共有する」
この言葉を額面通りに解釈すると、一人当たりの負担が軽くなるから、その分精神的・肉体的ダメージも減るんじゃないかな・・・これって良いことなんじゃないのかな・・・
と思えてしまいそうです。
確かに物理ダメージの減少に対する恩恵はあると思います。でも、それを踏まえてもデメリットの方が余りある状況・・・にしかなり得ないとしか思えないんです。

一番厳しいのは精神ダメージです。これまで育ってきた環境や生活の違いから、とある事象に対する痛みの感じ方と感じるポイントは、きっとバラバラだと思うんです。
万人が共通して感じる精神ダメージなら、まだ救いはあると思います。何故ならその痛みには発信する側もされる側も共感できるから・・・

でも心に感じる痛みって、万人が共通して感じる痛みの方が圧倒的に少なく、むしろ個人の利己を害された時に痛みを感じる場合の方が圧倒的に多いと思うんです。

そしてその痛みを共有するという事は、「その人がどこで、何で痛みを感じるか」が、繋がった人達の中でさらけ出される事になるのです。

例えばAさんに対する淡い恋心を抱き続けてきて・・・これは誰にも言えない自分だけの秘密・・・
だけど、Aさんに異性が親しげにちょっかいを出している場面を目撃してしまったとします。
決して心中は穏やかじゃありません・・・場合によっては痛みを感じる事があるかもしれません。
でも一度その痛みを感じてしまったら・・・自分だけの秘密では無くなってしまう危険性を孕んでいるんです。

淡い恋心なら知られてもまだ可愛い方だと思います・・・
でも人間の業の深さ故に感じる痛みだったら・・・ややもすると全否定されてしまうかもしれないんです。
これまでオープンにできなかったが故に悩みとなり・・・状況によってそれが痛みに変化する・・・
そういう意味から人と痛みを共有するのは正に諸刃の剣なんだと思います。

強引に痛みを共有させられた7人は、その痛みとどう向き合うのでしょうか・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

これで終わってしまったら、痛みを共有した事実しか残らない事になってしまいますが、この作品はこんなところでは終わりません。

痛みを共有した先には何があるの・・・?
そもそも何故勝平は痛みを感じないの・・・?
突然現れた園崎法子は何がしたかったの・・・?

痛みを共有する以外にも、まだこんなに伏線が残されているんです。
物語の進展に伴って全てが明るみになりますが、TRIGGERさんらしさに溢れた
展開だったと思います。

7つの大罪というと「憤怒」「嫉妬」「強欲」などが頭に浮かびますが、今回痛みを共有した仲間が抱える「現代日本の大罪」は「いかにも」と納得できる大罪でした。

阿形 勝平:「愚鈍」→物事や人に執着しない無気力な性格。
高城 千鳥:「独善ウザ」→根本的な解決を他人に任せる偽善的な一面を持つ。
天河 一 :「脳筋DQN」→良く言えば熱血漢、悪く言えば粗暴な性格。
由多 次人:「狡猾リア」→キザな性格で、異性に好かれ同性に嫌われている。
牧 穂乃香:「上から選民」→孤独を好むクールな性格。
新山 仁子:「不思議メンヘラ」→表向きは不思議ちゃんだが実は偽不思議ちゃん。
日染 芳春:「インモラル」→極度のマゾヒストで痛みを感じる度に奇声を上げる。

こうして現代日本における7つの大罪を見てみると、万人が当てはまるとは思えませんが、しっかり特徴がカテゴライズされていると思います。

オープニングテーマは、BOOM BOOM SATELLITESさんの「LAY YOUR HANDS ON ME」
エンディングテーマは、三月のパンタシアさんの「はじまりの速度」
これはエンディングに軍配が上がりました。今度カラオケで挑戦してみよう。

1クール全12話の作品でした。物語の内容的に見応えは十分でしたし、1クールの枠内でしっかり纏まっていたと思います。
彼らはまだ高校生・・・今回得られたモノを大切にして未来に進んで欲しいと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 295
サンキュー:

26

ネタバレ

もってぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんか最後は……

他人同士のキズを繋げるとどうなるのか?という思考実験的な設定の作品でした。

結局、なんか最後は恋愛アニメになっていきましたが、目新しさはあったのかなと思います。

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 214
サンキュー:

3

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定が好きじゃなかったけどまとまっていた

視聴終了。

以下感想。

ノリちゃんがあまり好きではありませんでした。一話で人の欠点を決め付けて、勝手にジャンル付けする身勝手さ・・・それでもうどうでもいいなあとは思っていました。
それにキズナ実験の目的というのが、人を分かろうとする努力を人から奪う物だったのでそれは違うよなあと思いつつ視聴。

話の引っ張り方が上手いなあと思ったのは穂乃香の話ですね。アレくらいグループになじめない人がいるほうがみている方としては面白いかな。むしろ過去のトラウマから来ている負い目からあえて馴染まないのが人間くさくて良い。

キズナ実験に参加させられたメンバーに関してはどの子も良いキャラしてました。不思議ちゃんのニコの恋愛模様はとても良かった。

最終話辺りになって、キズナ実験の盲点の指摘と、勝手気ままなノリちゃんというのが設定ということが分かり、話的にはまとまったなあと納得。

ただなんとなく、嵌れるアニメではなかったので、特に思い入れも無く視聴終了。このアニメの主要な話である、カツヒラとノリちゃんの話に感情移入出来なかったのは、ノリちゃんに可愛さを見出せなかったからかな。

投稿 : 2016/07/03
閲覧 : 327
サンキュー:

29

ネタバレ

タッキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

痛みを感じない体

キズナイーバーってシステムで繋がれた人達、1人が受けた痛みはシステムで繋がれた人全員で分け合う。人の痛みが分かれば争いは無くなるだろ?って話かな。
1話目を観て、少し微妙だなというのが正直な感想です。頑張って見続けようと思いますが、諦めてしまうかも?

観終わって
最後まで完走しましたが、なんとなく観ていました。
最終的に恋愛が中心の話。
良くもなく、悪くもなく、いたって普通のアニメでした。

投稿 : 2016/07/02
閲覧 : 235
サンキュー:

2

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この作品ではEDがいちばん好きでした

他者と痛みを共有する「キズナシステム」で結ばれた高校生たちの姿を通して、人と人との繋がりを描くオリジナル作品。
とりあえず、この作品を観ていたときの感想の推移を書くと、前半→「あんまり面白くないかも」、中盤→「やっぱり面白くないわ」、後半に差し掛かったあたり→「ちょっと盛り上がってきた。もしかして結構いい作品だったりして」、観終わって→「やっぱり気のせいだったみたい」、といった感じ。
いちおう最後まで観て、作品の意図というか描きたかったことはわからないでもないのですが、心には響かなかったです。そうなってしまった理由は、人間が実験の材料に使われるような悪趣味な設定への嫌悪感のせいかなとも最初は考えたのですが、そういった系統の作品でも面白いと思ったものもあって、結局はキャラや作品全体のクセの強い雰囲気に魅力を感じなかったからという単純な理由が大きかったように思います。無気力な主人公には共感しづらいですし、ドMキャラや不思議ちゃんキャラなども、繊細な心の機微を描く作品よりは、ノリと勢いで押し切れるような作品に向いている気がしました。
作画はとても綺麗。特に女性キャラたちが描かれているEDの映像は、それぞれの表情が魅力的で、またその髪の色やキャラが手に持つ花の色が白無地の背景に映えていて、とても良かったです。音楽もED曲は結構好みでした。この作品をあまり面白いと思わないのに途中で視聴断念しなかったのは、このEDが観たかったからかもしれません。
最後まで観終わって、部分的には目を引く展開もあったものの、全体を通すと面白くないと感じた部分のほうが圧倒的に多かったです。身も蓋もない言い方をすれば、このテーマなら別にキズナシステムとか奇抜な設定を使わなくても描けたんじゃないの?なんて思ってしまったりして、基本的に自分には合わない作品でした。

投稿 : 2016/07/01
閲覧 : 267
サンキュー:

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キズナイーバーのストーリー・あらすじ

舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。

かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。

夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。

そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。

しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」

その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!(TVアニメ動画『キズナイーバー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
トリガー
主題歌
≪OP≫BOOM BOOM SATELLITES『LAY YOUR HANDS ON ME』≪ED≫三月のパンタシア『はじまりの速度』

声優・キャラクター

梶裕貴、寺崎裕香、島﨑信長、久野美咲、山村響、前野智昭、佐藤利奈、西山宏太朗

スタッフ

原作:TRIGGER/岡田麿里、キャラクター原案:三輪士郎、 監督:小林寛、シリーズ構成・脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:米山舞、美術監督:野村正信、色彩設計:三笠修、撮影監督:田村仁/山本弥芳、編集:奥田浩史、音楽:林ゆうき、音響監督:亀山俊樹、音響効果:倉橋裕宗

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