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「秒速5センチメートル(アニメ映画)」

総合得点
87.0
感想・評価
3994
棚に入れた
18474
ランキング
174
★★★★☆ 3.9 (3994)
物語
3.9
作画
4.3
声優
3.5
音楽
4.1
キャラ
3.6

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秒速5センチメートルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

たか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実に近い

経験した人も多いであろう、幼い頃のピュア恋愛と、失恋の淡く苦しい思い気持ちを切なさと一緒に描いた作品かなと。

新海誠さんの作品に多い。見終わった後のスッキリしない感じがこの作品にも現れていました。だからこそ、すごく現実の人生に近いんじゃないかなと思います。現実にそうそうすごく気持ちのいい終わり方をする恋愛ってないと思うので。

第一話、東京から栃木の岩舟駅に電車で向かいますが、雪のため遅延。約束の場所にかなりの時間遅れることになってしまいます。現代であればスマホをもっている中学生も珍しくないでしょうから、互いに連絡をとれずやきもきしながら待つことはなくなってしまったでしょうが、舞台の設定は平成初期。まさに月9のドラマでも「すれ違い」を上手く使ったトレンディドラマとほぼ同時代。この時代設定だからできた状況だったのだと思います。また、舞台となった栃木県の岩舟駅、平成初期と異なり現在は無人駅。アニメにでてきた駅員さんもストーブももうありません。電車も時代の違いを反映して、中学生時代の主人公が乗ったものと、第三話で明里が乗ったものとは異なるものになってます。そういったものが時が経ってしまったことを見ていて実感させてきました。

何よりも好きなのは主題歌。特にアニメ終盤の主題歌に合わせた映像はとても綺麗で見入ってしまいました。

新海誠さんの作品のいいところがいっぱい詰まった素敵な作品だと思います。これからも監督の作品を見ていきたいです。

投稿 : 2021/01/18
閲覧 : 203
サンキュー:

5

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1・2話と3話は繋がるのか?

1話と2話まで見たところではまだ理解できたのだが、3話を見てから、よくわからなくなってしまった。

というのも、1・2話と3話では、なんだか世界観が全然違うように感じたから。

{netabare}1・2話は、誰もがするような体験じゃなく、フィクション色の強い話じゃなかろうか。中学1年生の男の子が、女の子に会いに行くために東京から岩船まで一人で電車に乗り、4時間遅れたのに女の子が待っていて、帰り道にキスするような体験をする人なんて、多くはなかろう。

いっぽうで、3話の話は、過去の忘れられない恋愛を引きずるという程度に抽象化すれば、それなりに体験する人が多い話なんじゃなかろうか。

1・2話はアニメ的なフィクションなのに、3話でいきなりノンフィクション的なやや実話ドラマよりの話になって、話のつながりがないように感じた。

wikiを見たら、3つの話は別々に書いてあとからひとつにつながると思って連作にしたとあった。

しかし、個人的には上記の理由で、根本的につながらないと感じたので、変な違和感しか残らなかった。{/netabare}

スタッフロールを見る限り、制作スタッフがものすごく少数で、この人数であの背景を描いたというのは驚き。いっぽう、人物は表情に乏しいように感じた。

投稿 : 2021/01/01
閲覧 : 207
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

吐き気がするほどロマンチックだぜ

「あなたもこの美しさの一部です。」

見惚れる程の全身全霊フルパワー超絶背景の中に凡庸な人物を置くことによりそう言いたかったそうな。わかりにくいなオイ。でもこれを知って色々腑に落ちた。新海誠に初めて触れた一般層は「いやいやこんなにキレイなもんじゃねえだろコイツ恋愛したことあんのかどうせDTの妄想だろきっしょ」と思う層が大半だろう。そして「とても現実的。切ない。これこそリアリティ。」と思える方はこの監督の想いがしっかり届いたということでしょう。

これは救いの物語。世界丸ごと優しさで包み込む慈愛の世界。
美しい世界と美しい時間を切り取って抽出されたパッケージ。

「新海誠=背景凄い」
誰しもが受ける第一印象は、複数の作品を視聴した後も更新されない。

「自然の美しさに救われた」
この強烈な原体験から生み出される圧倒的な超絶背景。


新海誠は徹底して言い続ける。「あなたもこの美しさの一部です。」それは目の前の勝敗に一喜一憂する必要などないという、いのちの全肯定。それは製作委員会方式になった現行作品でも失われるはずもない一貫したメッセージ。新海は変わったキリッしてる奴は他人のお墨付きが無ければ誉めることも叩くことも出来ない自分を自覚した方がいい。彼は現在も何も変わってやしない。新海誠は最初から最新作まで全部キモい。だがそれでいい。それがいい。それが新海誠という漢、そしてその軌跡はかくも美しい。

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 259

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分と重ね合わせた時。

空想でも妄想でもなく、酷く現実的な作品。
実っても実らなくても人は誰かに恋をする。
その記憶は淡く、人によっては甘いものであり、苦いものでもある。
純粋な恋。甘美な恋。残酷な恋。空疎な恋。悪辣な恋。
それぞれがそれぞれの恋を経験する。
陶然として、盲目として、懊悩して、憧憬して、大切に保管した記憶。
この物語を観て、しまいこんだ抽斗から取り出された記憶を好きだと言えるだろうか。嫌いだと言えるだろうか。
静謐な世界に降り積もった雪と同じように積もった純粋な気持ち。
いつから大人になったんだろう。いつから子供を卒業したんだろう。
あの時抱いていた気持ちはきっと純粋なものに違いないはずだったのに。
消えたんじゃなくて、きっと忘れてしまったはずのその気持ちを少しだけ思い出させてくれる。
二人の距離が縮まらなかったのは彼が子供のままで、彼女が大人になっただけ。幻想的な恋と現実的な恋が交わらなかっただけなのかもしれない。
自分と重ね合わせた時、思い起こされる記憶は色褪せていて、当時は納得も理解も出来なかったけれど、今ならきっと、ああ、僕は子供だったんだなと美化した記憶を慈しむ事が出来る。
分かってる。ああ、分かってるよ。その記憶は縋る為のものじゃなくて、糧にするものだって。
視聴後に訪れた空虚感を埋める為に取り出した記憶は僕にとって大切なものだったと今なら言えるかもしれない。

投稿 : 2020/12/17
閲覧 : 380
サンキュー:

22

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

切ない…

リアリティがあってとても好きです。
特に子供の頃のストーリーがとっても良いです。
恋愛は時と場所と思い込みのタイミングなんだと再認識して、それが切ない…

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 261
サンキュー:

3

ネタバレ

もぐもぐ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

虚しい

「秒速120mなんだって。」(劇団ひ◯り風に)
「え、なに?」
「恋に落ちるスピード(ヒトの神経系の情報伝達速度)」

アマーイ!というわけで1話と2話はすごくピュアな恋愛アニメで、女の子が可愛いな〜ってくらいの感じで観てたのですが、やはり色々言われている3話が一番心に刺さりました。
それまでの場面との対比が秀逸で、特に喫煙の描写だけで主人公の彼が色々うまくいってなさそうなのが伝わるのはすごい。
自分は禁煙5年目だけど、吸ってたころと現在を比較すると体型だけじゃなく性格も変わったような気がします。普段摂取する物質が変化するだけで人格や思考など人間そのものが変化してしまうのかも。いずれにしろ彼が変わってしまったことを示すには十分でしょう。

たぶん本当につらいことって、悲しいことじゃなくて、悲しみすらも感じられないことなんじゃないかな。彼は、自分のことをとてもからっぽだと思っていて、そこに強く共感した作品でした。
だからぶっちゃけ、山崎まさよしさんの曲は作品のイメージとかけ離れている印象を持ってしまいました。
ラストの微笑は、からっぽの自分を受け入れて、がむしゃらに前向きに生きていく気持ちのあらわれ。だとすれば、kinkiの『愛されるよりも愛したい』の方がまだ作品に合ってると思いました。雰囲気は合ってないけど。

投稿 : 2020/09/18
閲覧 : 253
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ史に残るラストシーン

今までアニメでの、駅のシーンや、
電車すれ違いシーンの中で、最も印象に残っていたのは
映画『海が聞こえる』の吉祥寺駅での
ヒロインと再会を果たすシーンだったが、
それを越えた衝撃を受けた。

全編通して見ていると
『まぁ、居ないよな、居ないよ、居ないはず…』
と男性視聴者は思ったのではないだろうか。

あの印象的な、
時間をかけた電車のすれ違いシーンで、
主人公は焦りながらも、
今までの人生を文字通り振り返り、
視聴者の『でももしかしたら居るんじゃないか』という
淡い期待と同じ様な事を抱いていたに違いない。
※でなければ、電車が過ぎ去るまで待たなかっただろう。

だが

やはり

あの日に確かめ合った恋人はもう居ないのだ。

踏切は上がり、確かに二人の間の空を断ち切る・

そして、過去に捉われるのをやめ

断ち切った踏み切りの影から
明るい未来へ踏み出すカットで映画は終わる。

当時見終わった後
『うわーーーーーーーーーーー…だよなぁ…』
と脱力したのを覚えてる。
アニオタ界隈でも
『見ると一週間は鬱になる」
と言われる所以である。

もしかしたら女性の方には理解されない内容なのかもしれない。

男は本当都合のいい馬鹿な恋愛脳をしていて、
いつまでも元恋人は自分に気があると思い続けてしまうんだよなぁと
改めて身につまされるストーリー笑
※よく言われる、恋愛の上書きと個別保存の男性女性の違い

この3部作は本当に印象的で、実に人間らしい視点と、
構図が素晴らしく、物語の没入感が半端ではない。

それは意図的に、
主人公の年齢の身長に合わせた
アイレベルでのカットを多用しているからだ。
例えば
・誰も居ない学校の廊下
・駅の待合室に主人公が入り視線をストーブに向けるシーン
・帰りに買い食いしながら主人公を見つめるシーン
等々…上げればきりがない。
さらに夢なのか、現実なのか、
曖昧になるような幻想的な美しい描写を繰り返す。
このふり幅も視聴者を飽きさせない魅力の一つだ。

またシナリオも秀逸。
理解最優先の様な直接的なセリフや出来事を描くことを避け、
現実で起こりうる範囲内での、センスあふれる印象的なワード、
小さな奇跡を重ねていき、登場人物たちの物語を紡いでいく。
なぜ、第一章で手紙をお互いに渡しそびれたのか…
なぜ、あのロケットの話をお互いの唯一の共通の話題にしたのか…
なぜ…と静かな描き方で視聴者の感性を揺さぶってくる。

そして、これは結構話題になった演出だが
随所に、1つの背景等が2つに分かれてるカットが多い。
1つだけ、お教えすると、夕方の空が電線や、
ロケットの雲で分けられている。
これは明らかに章によって、登場人物の二人が
結ばれることは無い事を暗示しているのだ。
ぜひ、作品を楽しむ1つとして探してみてほしい。

男性は特に落ち込むこと間違いない映画だが、
良い振り切り方の作品ともいえるので
ぜひおすすめだ。

※物語評価が満点じゃないのは、原作ではもっと詳細が描かれている
未来へ向くことになったエピソードがあるのだが
出来ればそこも描いてほしかったが、この3部作ならば
致し方ないかなとも思い小しだけ減点。

※評価者へ手引きとして
よく、物語の結末が
・思い人と結ばれる
・勝利
・復活
等のみが、「ハッピーエンド」と思い込んでる方が
いるがそれは、貴方の主観という事を理解しよう。
つまり人それぞれで、評価基準に入れてしまうと、
感想の域にとどまってしまい、好き嫌いでしかない。

ハッピー=幸せとは別れや敗北の中にもあり。
登場人物の歩みの中にあるものである。
この作品で言えば、
淡い期待と思い人を、残酷に切り捨てられることで
未来への一歩を踏み出した、ともとれる様にラストは描かれている。
これは不幸なのだろうか?救いが無いのだろうか?
考えてみて欲しい。

投稿 : 2020/09/04
閲覧 : 356
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なぜこんな終わり方をする・・・

この映画は三話構成の映画です。

貴方がまだこの映画を見ておられないのであれば、
そしてあなたが、映画で感動や愛情や喜びを得ることを期待されているのであれば、
三話目は見ないことを強くお勧めします。
そうすれば、見終わった後、夢を膨らませ、幸せな気分に浸ることができます。

絵はこの上なく美しく、音楽も大変すばらしい。
第二話までであれば、自信をもって多くの人に推薦できます。

第一話では、主人公の男の子や相手役の女の子の心に大いに共感しました。
二人とも純粋で、一生懸命で、相手のことを思いやっており、
とてもすがすがしく感じました。

第二話は、男の子に片思いをしている女の子の話です。
男の子は第一話に出てきた子です。
片思いの女の子がとてもけなげで、ちょっぴり切ないです。
男の子には好きな人がいるので、決して振り向いてはくれません。
男の子は、第一話に出てきた女の子のことをすごく大切にしています。
第二話を見終わった後、これから先の展開が楽しみになってきました。


映画とは、観客に感動や喜び、楽しさ、夢を与えてくれるものだと私は思っています。
疲れたときや落ち込んだ時には、映画から元気を与えてもらえます。
(他の理由で映画を見られる方、ごめんなさい)

自分勝手な主張で申し訳ありませんが、
監督さんには、元気を失くしたり生きる気力を失くすような映画を創っていただかないよう、お願いします。
{netabare}
2019/2/24追記
実は、第三話は、私自身も思い当たることがあるのでつらいです。

都会でコンピューター関係の仕事をするということは(他の仕事も大差ないと思いますが…)
自由な時間があまりなく、仕事以外は寝ているか食べているかが殆どです。
寝ているときも、夢の中でプログラム解析をついついしてしまいます。
そして障害の箇所に気づくと、汗びっしょりで急に目覚めます。

だから私的なことを考える余裕があまりありません。
ついつい身内に冷たくなります。
そして、少しずつ疎遠になる。

そんな現実があるにせよ、
私は空元気でも見せかけでもいいので、笑っていたい。
そうすることで相手の人が安心してくれるのなら、それが良いと思っています。
{/netabare}

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 1670
サンキュー:

90

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

初は忘れられない

視聴前 どういう

視聴後 ??

この話はとある小学生と中学生と社会人の話
ジャンルは恋愛・学生・社会人
まず本作を見る際に注意してほしいのは「好き嫌いはっきりわかれる」です。私は嫌いですが。
さて新海誠といえば現在(2020・6)では思春期特有の心の葛藤や悩みなどを表現することで有名ですが、当時は本作が第三作で前作は「雲の向こう、約束の場所」だっやので現実味を帯びた作品という印象は少なかったわけです。そんな中に投下された「秒速5センチメートル」は非常に視聴者を驚かせました。生々しすぎる話をメインに時間軸を三分割にわけ人の推移をこと細やかに、かつ残酷に描写しています。
ラストは非常に賛否両論ですね。私は否定派なわけですが。ありふれた現実の展開(だと思っている)ですが、ドラマチック的な主人公の人生と自分を重ねて共感を得させようって魂胆ですかね。全然意味分からないですけど、深読みしすぎですかね。とりあえず全く面白みのない展開で嫌いです。

監督・脚本・原作・絵コンテ・演出・キャラクター原案・美術監督・色彩設計・撮影・編集・3DCGワーク・音響監督は新海誠さん。キャー大変。
劇伴は天門さん。
アニメ制作はコミックス・ウェーブ・フィルムさん。

作画は素晴らしく文句のつけようがありません。ただ現実を忠実に再現するより架空空間を大胆に描く方が私は好きです(何様w)
主題歌は山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」

総合評価 まぁ私は嫌い

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 384
サンキュー:

15

ネタバレ

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

純文学のように心に残る原風景

主人公貴樹が綴った私小説のようなナイーブな物語。
美しい背景と声優の呟くような演技で、
普通の深夜アニメとはちょっと違った雰囲気をまとっています。


この二つの要素と最後の「One more time, One more chance」の
非常にドラマチックな演出で、どこかそういう純文学的な何かを楽しんだと思える作品です。



三部に分かれていて、これもまた純文学的な雰囲気を醸し出してくれます。



「桜花抄」

この思春期の初恋はすばらしく、
お互いがもう少しだけ勇気を振り絞ればあるいは、、
いや、お互い十二分に発揮したから{netabare}キス{/netabare}まで至れたのかもしれない。。

そんな転校を繰り返して人間関係をうまく作ることができない二人の
ガラス細工のような恋心がなんとも心を打つ物語です。



「コスモナウト」

種子島の風景が心に残りました。
毎回かなえと一緒に下校していた田舎道。

個人的に小さい頃、夏に帰省してた母方の田舎の風景と重なり、
自分が旅する際に探していた風景はあの頃見た風景なんだなと気がつきました。



「秒速5センチメートル」

ラスト主題歌がかかる演出は驚くほど感情を揺さぶります。
今までのアニメでは見なかった、最後にタイトルを表示する演出は
音楽と合わさって、なにやら心地よい感動と余韻をもたらしてくれます。



今作で新海監督は純文学をアニメ的な解釈でどう落とし込むかとチャレンジしたと感じました。
純文学の持つ、「芸術性」をアニメ表現での背景の美しさや、
自然、特に空や太陽の演出に置き換えて表現したのではないでしょうか。



ただ、太宰や三島のような大傑物の私小説と比べると、
主人公の人生はわざわざ1時間も使って視聴するには平凡ですね。

スキャンダルで当時では考えられないような話を、
美しい文章とともに紡いだ「仮面の告白」。
芸術として昇華される条件なのかもしれませんね。

投稿 : 2020/07/27
閲覧 : 233
サンキュー:

8

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

必死に、ただやみくもに空に手を伸ばして、あんな大きな塊を打ち上げて。気の遠くなるくらい向こうの何かを見つめて。

イケメンが一途→純愛、切ない
ブサメンが一途→ストーカー
という感じで批判できてしまう作品。

1・2部で中高生を中高生として描けてない、そのせいで3部の主人公がただの
社会不適合者に見える。

中学校・高校の子どもは多感であり、毎日が刺激的である。その中に生きる子達
にとって良い過去は良い思い出以上のものではなく、自身を囚えるものではない。
思い出に囚われるということは大人になり人生の孤独に気付き、その時初めて起こる
事なのである。

その気持ちを中高生が体験するのはあまりに不自然である。なぜなら彼らの人生はあ
まりに前向きであり(否定的な意味ではない、大人はその煌きを羨ましくさえ思う)
思い出から価値を見出すことができないのだから(する必要もない)。

子どもの幸せを享受した後に初恋に囚われる、つまりカナエや他の女の人と付き
合った(ている)が、ふとしたきっかけで初恋を思い出し...という展開ならまだ
納得はできた。

子どもの純愛が描けてないのは致命的。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 340
サンキュー:

5

pow777777 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

細部まで映像のこだわり

観ようと思ってて、数年経ちました。やっと最後までみたーって感じです。
雑感
主人公が社会人になるまでを3部作で上中下巻としたかんじの作品
ストーリーはちょっと陰キャな主人公くんが少年時代の初恋に思いを馳せながら生きていく感じの普通?のお話。
もうちょっと疎遠になっていく過程を演出してほしかったな。

私的見所は、大道具、小道具、人工物の背景描写。細部に至るまで気配りされてる感じと、ブランド表示(マクドナルドなどなど)によるリアリティ。あとは、新海監督の透明素材の表現。綺麗です。
自然風景は普通に綺麗だけど普通。
音楽は主張していなくてこれも綺麗です。
あと劇中で流れる山崎さんの歌のインスト、ラジオから流れるリンドバーグとか、いい味出してますね。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 224
サンキュー:

6

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2016.12.31以前

2回目2016.12.31以前

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 289
サンキュー:

0

ズンタカポコテン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きな人が分かれる作品

何とも言えない切なさがあるので私は好みな作品です。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 264
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

難しいが良い作品

主人公とヒロイン2人の恋愛とその後で、お互いがどうなっていくか。自分は一度見ただけではなかなか理解出来なかった。とても良い作品だと思う。

投稿 : 2020/02/08
閲覧 : 213
ネタバレ

のき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

圧倒的な作画、バイブルの如く愛される作品

3人の少年少女を中心に心理的、物理的な距離をテーマに描いた恋愛作品です。
作画、ストーリー、音楽と新海節全開と言える作品で、個人的には新海監督の最高傑作だと思います。
世間では君の名は。の監督となっていますが、本職はこの手の作品だと思います。
分からない人には分からないと思いますが、刺さる人には心の奥底まで響くバイブルのような作品です。
小説版が本作の補完となっていますので、併せて読めば作品を更に深く理解できます。

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ネタバレ

Yusuke さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

力技

作画がとても綺麗で、序盤と中盤は世界観に引き込まれて見られたが、終盤の主題歌での力技で泣かせようとする演出が自分には合わなかった。

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 214
サンキュー:

2

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人生のすれ違いを切なく表現しています。

桜花抄・コスモナウト・秒速5センチメートルという
三部作で構成されているのは,
いまさらネタバレにもなりませんが,
全体的に幸福感や満悦という言葉が
全く当てはまらないですね。

「人生のすれ違いで,貴樹のけだるさの中を漂っていく」
とでも表現したら良いのでしょうか。

終始切なさが漂います。

〇「桜花抄」では,1年ぶりに会いに行くというのに
うれしさがにじみ出ていないし,
雪に阻まれてやっと会えたという感激より,
やっぱり,切なさがひしひしと伝わってきます。

手紙を風で飛ばされたことを言い出せずに
明里と貴樹はこの先二度と会えなくなります。

幼い二人には,ここから食い違っていく
人生の歯車にどうしようも太刀打ちできません。
(中学生が一晩帰らなかったら周りが
心配するという突っ込みもありますが。)

〇「コスモナウト」では,花苗という身近に
自分のことを思ってくれる人がいても,
気づかずにまた「気持ちがすれ違ってしまいます。」
暗に明里のことが,まだ心のどこかに,
引っかかっているかのように。

(あてもなく携帯のメールを送るふりをするのは
けっょく花苗に勘違いを与えるだけでしたね。)

〇「秒速5センチメートル」(桜の花びらが落ちる速さ)では,

「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった。」と
彼女に振られます。

まだ明里のことを探し求めているかのようです。

新海誠監督は「距離と時間がテーマ」と
DVDの最後で自らコメントしていますが,
運命のいたずらで引き裂かれた主に,
4人の「すれ違い」に注目してみました。

山崎まさよしの歌「One more time, One more chance」が
主人公が,あてもなくさまよう様子に,ぴったりでよかったです。

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 297
サンキュー:

8

ネタバレ

ウル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

最後変な終わり方するなと思ったら…

君の名は。言の葉の庭を見たからこの作品を見ました。
映画は短編映画で映像も音楽も綺麗です!
物語も3部構成も珍しく、面白いなと思いました。
{netabare}あと初恋の甘酸っぱさを表現したいのだなと思いました。{/netabare}
ただ個人的にはあまり合わなかったです。
良いところ、悪いところを比べながらレビューにしていこうと思います。


{netabare} 最初に時代背景について説明が少しでもほしかったです。
最初見たときなんで携帯で連絡取らないのってなりました。
東京に住んでる人は背景で昔なのがわかるのかもしれませんが、地方民からしたら全くわからないです。
公衆電話、自販機の値段で、昔なのがわかりますが、最初に新聞の記事の日にちをチラッと見せるだけでもよかったので描写してほしかったです。
それまで何か手紙に思い入れがあるのかなと思って変に勘ぐってました笑


電車で会いに行くシーンも雪のこと手紙にも書いてたのに、何故天気予報を見なかったのか、平日の夜7時集合なのか、ここも描写してほしかっですね。
次の日、引っ越しだからとか簡単な描写でもよかったのでほしかったです。
あと急いで天気予報見なかったとかも。
ちょっとしたシーンですが、ないと疑問に感じます。


雪で電車が遅れて不安になる描写はすごくよかったです!
携帯がないとこうなりますよね。
今だと考えられないですが主人公の不安がよかわかりました。
あと二人が駅で再会するシーンもバックの音楽と合っててよかったです。

2部も主人公が好きな女の子の心理描写がよかったです。
見てていい意味でモヤモヤします。
ある意味2部では主人公より目立ってますし共感できますね。

ただ中1〜高3まで片思いの設定なら、それに似合う設定や描写がほしかったかなと思います。
なかなかこんな長い期間思い続けることもないですし、別にもっと短い期間で好きになったとか、途中で色んな人と付き合ったとか、あってもよかったのにと思いました。
主人公をそこまで長い期間思い続ける理由がほしかったですね。


これは主人公とヒロインにも言えることで栃木と鹿児島で離れた後のやり取りがほぼないので気持ちの変化がよくわからないです。
何故、主人公はあそこまでヒロインを長い期間思い続けるのか?
ヒロインは何故、手紙を送らなくなったのかよくわからないです。
ここの描写がかなり重要なのにないのはかなりガッカリしました。
この2部だけ見たら面白いとは思いますが、3部まで見たらこの2部いる?ってなります。
主人公やヒロインの心理変化が描かれていないせいで、あってもなくても3部に飛べると思いました。

3部
主人公が就職して東京に移り住んでいて、ヒロインとすれ違って再会するも気が付かずヒロインは別の人結婚。
まぁ当たり前ですよね。
連絡取り合ってないし、自然消滅して別れた感じですからね。
ましてや、付き合ったかもよくわからない状態でしたし。
主人公は何故かヒロインのことをまだ引きずっていて、別れた彼女にも指摘される。
正直主人公が何故あそこまで引きずるのか理由がよくわからないです。
たまたま、子供のとき立場や考え方が似ていて、お弁当食べて、キスしたぐらいでと言ったら少し暴言かもしれませんが、それぐらいで何故大人になって10年以上引きずるのか?
それならそれに納得のいく描写や設定がほしかったです。
この映画だけだとそこがよくわかりませんでした。

悪い意味でモヤモヤ感が残るエンディングだなと思ったら、これ原作では続きがあるらしいですね。
それなら続き込で映画化してほしかったですね。{/netabare}

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 337
サンキュー:

11

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

初恋、そして・・・

とある男女の初恋の儚く終わりを迎えるまでを描いたストーリー。


主要な登場人物は貴樹と明里。二人は小学生の頃に出会い、お互い東京に住む幼馴染のような存在で、二人の間には「特別な気持ち」があった。しかし、それは長く続くこともなく、明里の栃木への転校を契機に変化する。


●第一話「桜花抄」

中学生になった二人はしばらく疎遠であったが、明里が貴樹へ手紙を出したことをきっかけに文通でのやり取りが始まる。二人の間にあった特別な感情を思い出し始めていたころ、貴樹の鹿児島への転校が決まる。
もう一生会うことがないと感じ取ったのか、貴樹は転校前に明里に栃木へ会いに行くことを決意する。しかし、その道中は大雪で電車が止まったり、懐にしたためた「明里への手紙」が強風で飛ばされたり、まるで二人の最後の逢瀬となることを暗示しているようだった・・・
夜も深くなったころ、貴樹はようやく栃木にたどりつき、ずっと待っていてくれた明里と念願の再会を果たす。二人は雪原の中にあった小屋で夜通し語りあい、口づけで想いを確かめるのであった。
次の朝、お互いの明るい将来を願って、二人は別れる。明里は「貴樹への手紙」を持ってきていたが、結局渡すことができなかった。もしかしたら、これが最後だと悟っていたのかもしれない・・・


●第二話「コスモナウト」

貴樹が転校した先で、貴樹に恋した少女を描いた物語。
その少女は、転校して来た時から貴樹のことが好きで好きでしかたなかったが、その想いを高校卒業まで結局告げることができなかった。
その少女は悟っていたのである。貴樹が何かの高みを目指していて、自分のことなんか眼中にないんだ、と。その少女は好きな気持ちを一生伝えず墓場まで持っていこうと誓ったのである。


●第三話「秒速5センチメートル」

時が経って、貴樹は高校卒業をしてすでに社会人になっていた。明るい未来への高揚感と期待感に胸を膨らませて種子島を出たはずの貴樹であったが、自分が何を目指しているのかいつの間にかわからなくなり、情熱と純粋な気持ちを失って限界になり、退職してしまう。3年間付き合っていた女性もいたようだが、退職したタイミングで別れを告げられる。そのメールには「1000回メールしても心は1センチしか近づかなかった」と、書かれていた。
貴樹は、明里への淡い想いをまだ捨てきれていなかったようである。このタイミングである「夢」を見る。明里と一夜を過ごしたあの夜のことである。あの時、二人はまた出会えるだろうと確信していた。明里への未練が、貴樹にこの夢を見させたのだろう・・・
同じころ、明里は新しい男性といよいよ結婚することになっていた。そのタイミングで「夢」を見た。貴樹と同じ夢である。明里はこの瞬間に貴樹への想いを断ち切ったのであろう・・・


●エピローグ

そして、ここである曲とともに流れる映像。貴樹が転校してから、二人はしばらくは文通していたらしい。二人は想いを馳せていたのだが、高校生になってからはしだいに文通が途切れるようになり、結局疎遠になってしまった。お互い、自宅のポストを開けたり、郵便ポストをふと振り返ったり、そこにいるはずもない相手をまるで探すかのような二人の姿が、とてつもなく切ない・・・
お互い大人になって、それぞれ別の道を歩み始めた二人だが、「夢」を見た日はなんとなくそこにいるような気がして、ふと探してしまう。交差点で、向かいのエスカレーターで、明け方の街で・・・

「言えなかった好きという言葉」。貴樹と明里の気持ちは通じ合っていたけど、おそらく一回も交わされなかったであろう「好き」という言葉。あの時、その言葉を口にしていたら・・・「夢」を見た二人はそうを思っていたのだろうか。


”いつでも捜してしまう どっかに君の笑顔を
急行待ちの 踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに”

踏切を通りすがった男女。お互いに気付き、ふと振り返るも、踏切を通る電車が遮ってしまう。「こんなとこにいるはずもないのに」と思いながらも、貴樹は踏切の先を見つめていたが、二本目の電車が踏切を通り終わるころには、もう女性はいなくなっていた。
貴樹は何を思ったのだろうか。最後はすがすがしい笑顔で、歩みを始めるのであった。


・・・・One more time, One more chanceの曲とともに流れる最後のエピローグは、言葉で表現できない切なさである。これまでの静かなストーリー調とは対照的な、もはや暴力的といえるほどのエピローグの情報量が脳天を突き、感情の高ぶりを爆発させ、涙腺を殴ってくる。まったく、なんというクライマックスの魅せ方であろうか。一言で言えば「初恋を諦めきれなかった男、初恋を断ち切った女」という何も特別ではない物語なのであるが、たたみかけるような映像で思わず心を揺さぶられてしまう。もう、エピローグだけを何十回と繰り返し見てしまうほど、好きである。

I wish I'd met you one more time,
I wish I'd had one more chance to meet you,

ああ、切ない・・・

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 236
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言葉に出てこそ言わねども 内心にそこばくの咎あり

私、この作品、何度も何度も 観てて。

なんとなーく『この作品が好きです』って
ずっと言えなかったのだけれど…


私はこの作品が、大好きです。



『桜花抄』


明里ちゃんに逢いに行く時の
電車内での貴樹君の気持ちに 胸が痛む

不安、焦燥、虚無感、そして
「悪意を持った時間」に
13歳の心でよく耐えたね…と
ただ それだけを思う

貴樹君を待つ 明里ちゃんと
明里ちゃんに逢いに行く 貴樹君の
心の矢印は『→←』
心の距離も、『→←』

出逢えた2人は、雪の降る中、枝だけの桜の木を見るのですが

ここで2人の心の矢印が少し変わったのでしょう…

舞い散る桜の花びらは 雪の様に見えたのに
舞い降りる雪は…桜の花びらの様には見えなかった…

今まで世界には2人だけだった、けれど、
2人だけではどうにもできない「不確実な何か」の存在を
知ってしまった瞬間なのではないのかな、と思うのです。



『コスモナウト』

これはですね…
一緒に観た友達が
「コスモナウツ!」と、何度も叫んでいたせい?で、なかなか本気で観れなかったお話でした。

遠野君に想いを寄せる 澄田さん

澄田さんは「お友達」の位置?にいて…

遠野君を待ち伏せしたり、突然遠野君の前で泣き出したり…めんどくさいなぁ、と
ずっと思っていました。ごめんね…

どうも 密やかな「片想い」の気持ち?よく解らないくて…本当に ごめんね

でも
遠野君の目線でみると…違った風にみえる。

「記憶の中の想いのやり場」をどうすることもできず
流れる時間にただ身を任せる事しかできない

それがどれだけ、辛い事か…
高校生の心には重すぎる。


遠野君と澄田さんの
心の矢印は『← ←』で。

遠野君には「好きです」よりも
「大丈夫だよ」が欲しかったのかな、と私は思う。

けど
澄田さんは 言えないよね…
恋しているんだもの

澄田さん いっぱい泣いていました。
好きな人を想って流す涙は 初恋の証




そして
『秒速5センチメートル』

社会人になった遠野貴樹さん。
セクシーが爆発しています(笑)

(いつの間にか、彼の事が好きになってしまっている自分に苦笑い)

「日々弾力を失っていく心が…ひたすら辛かった」

必死に「届かない何か」に手を伸ばす事は
孤独そのものでしょう…辛いよ!


ふと思い出す過去の想い出

出来事は
常に心に刻まれていく。大切な想いこそ忘れる事などできない。

彼は
自身の心と向き合い
答えをみつけたい、と行動に出る。

やっと 歩きだす準備ができたのでしょう

彼の心の矢印が『→←』になった。


最後の彼の笑顔、本当に綺麗だった
笑顔の彼は幸せそうだった



誰にでも
逢いたい人がいる。待ってる人がいる。
誰にでも
新しい出会いがあって、笑顔になる時がきて…


あいたい人がいる。待ってくれてる人がいる。

だから 生きていける。



最後に、凄く気になった事を、ひとつ。

明里ちゃん、鞄を地べたに置くんだね(笑)

私は
絶対鞄は地べたに置きませんよー!





思いが強すぎて。乱文申し訳ない。

最後まで読んでくれて、本当にありがとうございました。



おわり

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 770
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

甘酸っぱい想い出

人は変わっていく。。寂しいことかもしれないけど、それは決して悪いことばかりではなくて、前向きに今を生きているんだと思う。
これはその、それぞれの時間を切り取った話。

(桜花抄)
思春期の甘酸っぱい恋の話。

大雪で電車がどんどん遅れて不安と焦る気持ち。すごくわかる。
今だとスマホで連絡できるけど、そういうのがなかった頃ってこんな感じだったよね。。

ちゃんと待っててくれた明里。そして雪の中でのキス。
なんかこういうの詩的な感じでいいな。

(コスモナウト)
花苗いい子だな。遠野は花苗へのやさしさは残酷だと気づけよ(-_-メ)
花苗のその後もみたかったかな。

(秒速5センチメートル)
踏切ですれ違う二人。新海監督ってこういうシチュエーション好きですね。
遠野は過去に縛られすぎ。こんなぐちぐちしてる男は嫌いだな。
想い出は大切なものだけど、それに縛られたら前に進めないよ。

もっと前向きに今を生きていく話にして締めて欲しかったです。。

最初の思春期の恋はすごく良かったんですが、終盤の話の展開はちょっと残念でした。

投稿 : 2019/10/02
閲覧 : 287

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

衝撃を受けました

アニメを見始めたころに視聴したのですが、
このようなアニメがあることに衝撃を受けました。
大人が見るアニメの代表作ですね。
通常物語は大半の作品はサクセスストーリーですが、でもこの作品はそんなことお構いなし。(笑)
ある意味ストーリーはそのほうが面白い。
登場人物のつらいところを見るのはつらいですが、何故だか惹きつけつつ後味が良いのです。
観てよかったと思える作品です。
最終話は胸が張り裂けそうですですが。。。。

投稿 : 2019/08/16
閲覧 : 434
サンキュー:

43

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良いんですが…

少しリアリティなストーリーで、活字で読んだり、実写で扱う作品だと思います。
部分の評価よりも、アニメで扱う作品なのかどうか、疑問が残ります。
点数云々よりも評価自体が割れてしまう作品では無いでしょうか。
作画はもちろん良いんですが、前面に出しているイメージは否めません。楽曲も当然悪い評価を付けれる訳はないので

総評として点数ベースでの作品評価は高いと思いますが、個人的にはアニメのコンセプトからはズレが生じていると思います。
そこが良さなのか?…

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 179

nil さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアルな儚い恋物語

1時間弱で
中学時代、高校時代のそれぞれの恋を描いた二つの短編と、それを回想するセクションで構成されています

まず思ったのが2007年てこんなにグラフィック綺麗だったかな?
というほどに作画が良いです
さすがは新海誠先生です‼️

声優さんもあどけない感じが逆にリアルで自然と呑まれます
いつも思うけどこういう感じのCVってわざと素人っぽい方を
起用してたりするんですかね?

観よう観ようとは思っていたのですが
たまたま久しぶりにAmazon Prime開いたらピックアップされてたので
じゃあせっかくだし観てみようかということで
実際かなり短いので気軽に視聴できました

とにかくまるで自分のことかのような現実味がある作品でした

投稿 : 2019/08/11
閲覧 : 268
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アンチテーゼ

一生叶わぬ想いを引きずり抜け出せない苦しみ。
暗く残酷に描かれるこの世界。
これは新海監督が伝える、次に繋げる「アンチテーゼ」。

〈簡単なネタバレ〉
{netabare}
第一章【桜花抄】
閉じ込められる電車の中で抱く不安と恐怖感。
彼が想う「明里がいなければ」という気持ちは叶わず、深夜の駅で彼女は待っていた。
最悪の結末として。
そして彼女への手紙を無くした時、もし彼は帰える事が出来たなら、
それは初恋の思い出で終わっていたかも知れない。
失うものをしっかり失って。
そしてここから彼は『秒速5センチメートル』の世界に閉じ込められて行く。

第二章【コスモナウト】
花苗の視点で描かれる世界。
もし花苗が告白していれば、貴樹がいる遠い世界に行き、彼を救い出すことが出来たと思う。
しかし彼女は諦めそれをしなかった。彼はそれを待っていたのかも知れないのに。
そして彼は続ける。「たったひとつの水素原子にさえめったに出会うことない、
想像を絶するくらい、孤独な旅」を。

第三章【秒速5センチメートル】
荒廃と絶望。
理沙は彼を真剣に愛していた。だから彼を救い出そうと三年間もメールを出し続けたんだと思う。
しかしその世界に閉じ込もる彼はそれを拒んでしまう。
彼が想う明里はいつの日か本を読み切り「終わり」を迎える。
彼女にとっては既にただの昔の思い出となり、貴樹は未だにその世界に閉じ込められている。
明里はもうその世界にいないのに。
その後すれ違う踏切で、当然彼女は立ち去ってしまう。
{/netabare}

この絶望は、手紙を失い、そして言葉で伝える機会を逃してしまったことから始まった。

気持ちを伝える事の大切さ。
人は、想いを伝え、時に叶わぬ恋を断ち切り思い出にすることで、
孤独の世界に入り込むことから逃れられる。

きっとそう言うことなんだと思う。

投稿 : 2019/07/23
閲覧 : 308
ネタバレ

gussan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

軽い気持ちで見るべきではない。心に余裕がある時に、懐かしい気持ちを思い出すために見る映画。
山崎まさよしの One more time,One more chance がとてもいい味を出している。

投稿 : 2019/07/21
閲覧 : 209
サンキュー:

2

ネタバレ

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思い出の備忘録は離れ触れるたびに刹那に綺麗で

初恋はいつもいつまでもどんどん美しく、我が身はいつもいつまでも未熟なままで。

【自語りにつき閲覧要注意】
{netabare}
高校時代はPHSから携帯電話への変換期、ミーハーではない我が家に「パソコン」はなかった。当時の携帯電話は今でいうインターネットサイトへのアクセスはできずキャリア各社が独自のサイトを持っておりキャリアをまたいだアクセスはできなかった。毎月様々なサイトがオープンし着メロは電話をかけて携帯電話へ落とし単音から和音に、2~3か月ごとに新機種が出てきてゼロ円で機種変していた。
ド田舎で並みな学力しか必要としない近所の県立学校は中学校時代の大半の友人とともに近隣の町の新しい友人が一気に増えた。入学と同時にバイトも始め様々な人と関りを持ち、持つものも頻繁に変わっていきものすごい速さで世界が開け変化しているように見えた。

そんな中デジタルツーカーが「つるんDEアミーゴ」という有料チャットサイトをオープンさせた。全国の様々な人間にあふれる世界は子供だった私には世界の全ての様にも思えその世界にどっぷりつかった。夜が明けるまでくだらない文字での会話に明け暮れ、サイト内で個人メールができるのでそこで携帯番号を交換し毎日メル友が増え週を追うごとにそのメル友は入れ替わっていた。
当時は○○放題という料金プランはなく、しかもパケットでの料金形態ではなかったため通信料がアクセスするごとに青天井で増えていき毎月5万円程度は当たり前で10万円を超えることも珍しくなかった。午前中はパチンコで小遣い稼ぎ、昼頃から学校へ行き夕方まで爆睡しそのままバイトへ向かい終業したら単車を飛ばし急いで帰宅しまた明け方まで語らう日々だった。

そんな時間も金も無駄遣いを繰り返す生活のなかで一人の同い年の女の子と知り合う。お互いの恋愛相談や進路の相談、他愛ない日常会話を重ねるたびお互いを埋めているような心地で惹かれあい隠しごとのない友達にいつの間にかなっていた。
私は広島から愛知の専門学校へ、彼女は長野から埼玉の専門学校へ進学した。親の全面援助を受け金銭的に裕福だった彼女はダメな男に惹かれる傾向があり埼玉で知り合った男と付き合い始めるが時間の経過とともにヒモへと変化した。私には高校時代から付き合っていた交際相手がいたのだが卒業と同時に就職した大人へ変化していく人間と学生で気ままな私では価値観がズレ始め、月を追うごとに溝は深まっていた。遠距離恋愛の寂しさにも耐えれずつまらない口喧嘩のあと関係は自然と消滅した。1年の夏には彼女は東京へ就職内定が決まり私は地元広島での内定約束をもらっていてお互いの将来は決まっていた。
二人とも何かが足りないのにそれに目をつむり日々苦悩しながら生活していたためそれを補うための心の拠り所としての存在は二人の欲求を一気に加速させた。さらに進学して初めての夏休みに彼女が帰省したため長野と愛知という物理的距離の短縮が全てを補い合いたいという二人の願いが簡単に手の届くものとなった。ここまでの距離となれば後は単純でその夏から二人は彼女が帰省する度に会い、旅先で幾多の思い出を作った。
幼稚で捨てることができなかった。何も解決しない、何も進まない、何も選べなかった私たちの時間は悪戯に心地良く悪意を持ってただひたすら甘く過ぎていった。

卒業と同時に最後に会う約束をした。私は一旦実家に引っ越し家で自由に使える軽自動車で埼玉へ向かった。金銭的に余裕があったわけではなく、下道と車中泊や全国に散った専門学校の友人宅での宿泊を繰り返した。雪が多かった3月で箱根には雪が残っておりスタッドレスタイヤではなかった上にチェーンすら持ち合わせていなかった車のタイヤは急こう配の峠道で頻繁に空転し1km進むのも凄い苦労した。とどめにはスピンし衝突した縁石でパンクもしてしまった。交換したスペアタイヤでしかも未経験の凍結路はとても心許なく彼女との最後の逢瀬への不安と重なり絶望と期待とが複雑に入り交じっていた。
それでも無事箱根を越え二人は夜に横浜で落ち合った。田舎者の私には山下公園や赤レンガ倉庫や煌びやかな街並みはそれはそれは美しいものでやっとの思いでたどり着いたこの地、彼女の傍らのこの位置を失いたくない感情で溢れた。その夜私は言ってしまった、「一緒に来てほしい、大事なことだから時間をかけても構わない。」
二人は夜が明けても語り足りなかった。告白してしまった私は頭の中がいっぱいなのと度重なる寝不足でその後の記憶は曖昧で彼女が好きな川越まで行ったことぐらいしか覚えていない。何か月か過ぎ暑くなり始めたころ「ごめんね、あなたは一人でも真っ当に生活できても彼は私が居ないと人らしい生活ができないの」と言われ甘美で真っ暗で光のない二人の時間と私の本当の初恋は幕を閉じた。

その後の私は大きく沈み何人かの女性とだらしなく過ごしたが決して満たされなかった。3年たち色々落ち着き始め当時付き合っていた女性と結婚もしたが・・・、妻の変化に耐えれず10年で離婚となった。
ほんとろくなもんじゃねぇwww
{/netabare}


お互い惹きあいつつ同じことを想いながら縮まらない距離。薄暗い時間は他に幸せがあるんじゃないだろうか?こうすることで彼女は本当に幸せになるんだろうか?などという箱根越えの不安感と貴樹が岩舟駅へ向かう様子を重ね、出会えた時のこの世のものと思えない幸せに共感してしまう。
眩いほど輝く過去となった思い出の世界に囚われ自我があるようでないような無意味な時間。何もないからこそ目を奪われる美しい景色が空っぽの心に染みわたっていく。その心の牢獄は苦しくも時とともに砂へと風化しキラキラと空へ散っていく。
幾度も幾度も幾度も幾度も「早く会いたい」、「もっとここに居たい」と強く願っていた私の心を鋭利に掻きむしりえぐる山崎まさよしの優しい歌声と共に回想される物語は未だに強烈なフラッシュバックを起こし自分の思い出が回想される。胸が苦しく高ぶり鼓動が早くなり血と目頭が熱くなる。

この作品を見る度にチクチク痛むのに歳を重ねるごとに当時以上の大切な宝物となっている。当時はもっと苦かったはずなのだが悲しいかな記憶の美化(劣化)は歳だな(笑)
苦しくも心地いい過去を思い出させてくれるこの作品は私にとって麻薬のようなものなのだが見終わってふと我に返ると男(自分)の女々しさって客観的にみると本当に痛々しい。

それでもこの歳で人として一周目の経験が済み本当の意味で一段落したからこそそれらの酸いも甘いも辛いも苦いも可愛く見える。よくある有象無象のオッサンの他愛もない思い出話し。歳だな(笑)


【以下過去レビュー】
{netabare}
越えられない距離、離れた時間ほど離れる道筋、取り返せない人生の物語。

ストーリーについては色んな評価がありますが私は好きです。新たな道を進む人、そこに残り続ける人。余計なセリフや脚色が無いからこそ色んな意見があるのだと思います。深い作品だと思います。残された者の最後の選択はどうなったのか、その選択の結果どうなったのか。それは感じた事が見た人の答え。
作画も素晴らしいものでしたね。種子島の永遠に続くような青空、澄んだ海、悲しく消えていく夕暮れ空、手から溢れる無数の輝きを放つ星空。懐かしかったです。

力が無いが故にどうしようもない物理的な距離、青いからこそ馳せ続ける思い、時間がもたらす現実。そこに私の青春の、失恋を癒してくれてた山崎まさよしの名曲が来ちゃえば残り8分は涙が止まるわけないですよね。ちなみに1話のピアノver.でもきちゃいましたけど。

私の答えはどうしようもない不可能なものが青年から青さを思い出に変えて大人となった答えが出ました。{/netabare}

投稿 : 2019/07/18
閲覧 : 405
サンキュー:

16

ネタバレ

かいかい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

踏切なげぇなオイ

小学生の恋愛を引きずってる痛い男の物語たけど、背景の美しさと山崎まさよしが僕らをおセンチな世界に連れて行ってくれる。いつでも探してしまうこと間違いなし。

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 185
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

断ち切る想い

「あのキスの前と後では、世界が変わってしまった」

もしあの日、深夜の岩舟駅で待つ明里がいなければ、そして手紙を失うことが
無ければ、その後も彼女を想い続ける苦しみを持たずに済んだかも知れない。

鹿児島で出逢う花苗。恋人のように寄り添いながらも、彼は遠い場所を見てる
と諦め告白をしなかった。もしあの時彼女が告白をしていたら貴樹は苦しみか
ら逃れられたかも知れない。優しい彼ならきっとそれを受け入れていたはず。

そして現実を見れない貴樹は、その後もその世界に閉じこもる。

理沙と付き合い、現実と向き合おうとする貴樹。しかしそれでもその世界を
抜け出せず苦しむ貴樹は仕事を辞め、理沙に別れを告げられる。
「1,000回もメールしても、心は1センチしか近づけなかった」と。

その後、踏切で出逢う明里と貴樹。電車が通り過ぎたそこには、既に想いを
断ち切っていた明里は当然その場にはいなかった。


彼は明里と過ごした『秒速5センチメートル』の世界から無事に抜け出すこ
とが出来るのでしょうか。

あの後振り返って前を向いた彼は想いを断ち切れるだろうと僕は思いたい。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 180
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秒速5センチメートルのストーリー・あらすじ

東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人には分らない特別な想い」を抱えていた。しかし小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことが無くなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。(アニメ映画『秒速5センチメートル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2007年3月3日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム
公式サイト
5cm.yahoo.co.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%92%E9%80%9F5%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1...
主題歌
≪ED≫山崎まさよし『One more time, One more chance』

声優・キャラクター

水橋研二、近藤好美、尾上綾華、花村怜美

スタッフ

原作:新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、作画監督:西村貴世、美術:丹治匠/馬島亮子、音楽:天門

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