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「秒速5センチメートル(アニメ映画)」

総合得点
87.0
感想・評価
4001
棚に入れた
18496
ランキング
177
★★★★☆ 3.9 (4001)
物語
3.9
作画
4.3
声優
3.5
音楽
4.1
キャラ
3.6

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秒速5センチメートルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

絹旗最愛! さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

秒速5センチメートル桜の花の落ちるスピード

貴樹自身の恋や、彼に恋した女の子たちなどすごい淡く切ない物語だった。

二度とやり直せない青春時代を描いた転校を繰り返す2人の少年少女
転校を繰り返すごとり時が過ぎていくごとにすれ違っていく2人の想いが描かれていると思った。

感想としては見た後は人それぞれかもしれませんが死にたくなるかもしれませんww
本当に3話全てがすごい作画でいいストーリーを描かれていた!
最後の山崎まさよしさんの歌は泣きざるをえませんでしたw

歌詞を見ればわかると思いますがあの歌は
この作品の全てを表していた。あの曲ひとつでこれまでのストーリーがじわじわと思い出されてきて好きになった人がいるならもちろんのこと恋をした人にはものすごく共感できるものだと思いました

もちろん経験がなくてもあのストーリーを見れば切なくなるものすごいいい話でした
3話でこのクオリティの作品を作れるのは本当にすごいなと思いました‼︎

投稿 : 2015/05/13
閲覧 : 348
サンキュー:

10

ネタバレ

まにゃまにゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全ての大人に捧ぐ恋の物語。

あらすじはあにこれのものを参照してください。
この作品は三章にわけられていて、各章で主人公の遠野貴樹の人生の一部をたどっていく構成です。

「桜花紗」
小学生〜中学1年生
「コスモナウト」
高校3年生
「秒速5センチメートル」
社会人

正直、後味は悪いです。
作品全れるピアノのBGMが夢想的でありながらとても現実的で、心が締め付けられて画面から目をそらしたくなりました。
大人なら誰でも経験したことがあるであろう、心が幼いころの初恋とその顛末をひどく現実的に描いた作品です。
作品全体に流れるピアノの単純な旋律のBGMがとても良い味を出しています。

小学生のころから篠原明里に一途な遠野くんですが、転校によって二人の間には心も物理的にも距離ができてしまいます。
心の奥底でずっと想い合っていますが、まともに連絡もとらず時間がたっていくうちにその距離はあまりにも開いてしまったのです。

これ以上のネタバレはしませんが、心にぐさぐさと突き刺さる歌詞のEDと共に流れた最後の踏切の場面は本当に泣きそうになりました。

二度と観たくはないけれど、心に強く焼き付いた作品になりました。

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 289
サンキュー:

11

ネタバレ

moon_light さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いた・・・

新海さんの作品の中で一番好き
とても切ないストーリーで見終わった後、かなり引き摺ります

漫画版は多少の救済措置みたいなのが描かれてるが
アニメ版はもうバットエンドでバッサリみたいな・・・

とてもお勧めできる作品だけど
見終わった後爽快な気分には決してなれないので覚悟が必要です

投稿 : 2015/03/27
閲覧 : 188
サンキュー:

4

ネタバレ

猫々飯店 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい世界の中で綴られる、物哀しさ

綺麗な空を描かれることで知られている、新海誠さんの作品。
当然ながら、作中の背景はとても美しく、見入ってしまうほどです。

対して、ストーリーは人と人が交差していく物哀しさを感じるものです。
3部作ではありますが1話ごとに完結しているため、
気分によって独立して鑑賞することも出来ます。
個人的には一番最初の少年少女の物語が大好きです(*´∇`*)

ずっと一緒にいられたらと願う少年と少女。
離れた場所で少女のことを思い続ける少年に恋をしてしまった女の子。
そして、少年が大人になった、今。

全体を通して見ると、少年が成長していくにつれ少女と疎遠になった
流れを現した作品なのかもしれません。
作品の中で一貫しているテーマは、恐らく人と人との間に存在する「距離」なのだと思います。

埋めようと思わなければ、近づこうと思わなければ埋まらない互いの距離。
幻想世界のように美しい世界の中、その美しさと相反するほどの、
近付こうする難しさと、近付けない物哀しさを感じさせてくれます。

心に染み入る作品なので、ゆっくりとしたい時にお勧めしたい作品です。
ですが、ハッピーエンドとは言い難く、心に重たいような苦しいような、
なんともいえない思いを残して行く作品なので、
元気をもらいたい時などには合わないかなと思います。

じっくりと。思索をしたい時などに良いかもしれません。

投稿 : 2015/03/04
閲覧 : 251
サンキュー:

15

ネタバレ

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

桜の落ちるスピード。秒速5センチメートル。

なんといっても個人的に山崎まさよしの曲が
最高で最高に作品とあっていたと思います。

内容は、貴樹と明里。なかなかリアルな人生を描いてるんじゃないかと思います。
ずっと1人の女の子を好きでいるのは現実どうなのか。。
もちろん、ないとは思いません!あると思いますヽ(*´∪`*)ノ"


ーどれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。ー


以下、3本短編連続アニメージョンあらすじ。

★桜花抄 約28分
貴樹と明里のお話♡
小学生の卒業後明里が引っ越し。
文通のやりとりがはじまり中学生になった貴樹は
引っ越してしまった明里の元へある雪の夜会いに行きます。

★コスモナウト 約22分
種子島高校3年生のサーフィンが好きな花苗のお話。
中2の時、貴樹が転校してきて、花苗が恋をします。
が、貴樹が想うのは明里なんですね♡
出す宛てのないメールを打つくせがついたのはいつからだろう・・。by.貴樹
その頃、花苗サーフィンスランプ。
貴樹が卒業後に東京の大学へ行くと知った花苗は、
再び、波の上に立つことができた。その時に貴樹に告白をする決心するが・・。

★秒速5センチメートル 約15分
東京でひたすら仕事に追われる貴樹。
3年間つき合った 水野さんという女性からは
「1000回もメールをやりとりして、たぶん心は1センチくらいしか近づけませんでした」とメールで言われます。
自身の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。
貴樹の心は今も明里と再開した雪の夜以来ずっと、
彼にとって唯一の女性を追い掛け続けていました。
ですが明里は……。



結末と個人的な願い。
{netabare} 結末はなんだかんだ結婚してハッピーエンドなのかと思いきや
結末は現実的でした。
明里は前に進み結婚。
貴樹はまだ明里を想う。けれどあの電車のシーンで前に進んで行けたかな?
これでよかったと言えるのかもしれないですが、
個人的にはやはり二人がなんだかんだ再会できて結婚していって
たくさん遠回りになっちゃったけど・・なんて話しながら
いい家庭をきずきあげてほしかったのが正直な感想でした。
まぁ。。でも、うん。現実的!{/netabare}



山崎まさよしの曲で一番好きなので
今でもよく聴いてこの作品を思い出しています。
歌詞に〜桜木町でこんなとこに来るはずもないのに♪ってとこがあるんですが
桜木町たまに行くので待ち合わせ中に夜景観ながら聴くのが好き*^^*
でもこれ聴くと人恋しくなったり、懐かしい恋愛を思い出したりもします。



長文すみません。読んでくださりありがとうございましたヽ(´∀`*)ノ

投稿 : 2015/02/08
閲覧 : 466
サンキュー:

68

ネタバレ

ヒグラシカナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作り手からの縛りのないメッセージ

会いたい気持ち。
会えるのか不安な気持ち。
会えたときの嬉しさ。
真っ直ぐ家に帰りたくない気持ち。
もどかしさ。
思い通りに行かないながらも、表面は取り繕う気持ち。

・・・書ききれませんが、
思い当たる「いろんな気持ち」がとても丁寧に表現されている作品です。

この作品からは、縛りというか、「こう感じてほしい」という強引なメッセージを全く感じませんでした。なのにこの作品を見終わったとき、作り手の方たちが、見る人たちにどのようなことを伝えたかったのかが、じんわりと自分に届いたように感じました。

大好きな歌とともに、心の奥底にこっそり眠っている疲れだとか思い出を優しく癒してくれるような良作だと思います。

投稿 : 2015/02/08
閲覧 : 287
サンキュー:

14

ネタバレ

パムルガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

昔を振り返れる

特に2話目、共感した所がありました。
一緒に帰るため時間計って待ち伏せみたいなことしてたなーとか、今考えたら馬鹿みたいな事やと思うけどその時はそれが凄い大事な事やったなとか、昔を思い出してアーってなりました。

3話目難しかったので2回見ました。
なんか色々残酷だなと思ったりもしたけど最後気持ちがスッキリしたのかな?
とも思った!けどやっぱりまだ難しいかな。
作画、音楽共に最高Levelで良かったです☆彡

投稿 : 2015/02/07
閲覧 : 281
サンキュー:

34

ネタバレ

かくれアニおた さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大声出して全力疾走したくなった

タイトルは無視してください。
切なすぎたんで、いてもたってもいられずそんなことがしたくなっただけ。
実際はそんなことしてませんが。
全力疾走なんてしたら、きっと転んで足骨折しますもん。
そういえば全力疾走なんていつ以来してないんだろう。

では感想。
1話観てるときは小~高校生くらいの淡い恋愛物なんだろうなぁと思っていましたが、全然違いましたね。
背景はとってもきれいで少ない話数ですっきりまとめられててとっても良作でした。
大人の人が観るアニメって感じです。
てか大人じゃないと面白さ(切なさ)半減だと思います。
以下ネタバレ。とはいってもそんなに内容には触れる予定はありませぬ。
{netabare}

1話目
中学生にもなって栃木がどこだかわからないってどういうこと?
宇都宮線があまりにもローカルな感じで描かれてて草。
中学生でも行こうと思えば行けるけど、遠いところっていう表現なんだろうけどさ。
小山なんて余裕で通勤圏内でしょう。

2話目
種子島の高校生ってなんでみんなカブなの?
っていうのが感想。
ロボノもカブ乗ってましたよね。
香苗がかわいい。
ロケット発射の映像はとてもきれいでしたね。
ロケット移送や発射は是非生で見てみたい。
リンドバーグがなつかしい。

3話目
one more time
とてもいい曲。
曲の後ろに流れてる映像とかもう涙。
3話初めから明里は結婚が決まってるとか、不安要素しかなく始まったわけですが、
遠野くんの最後の振り向き様の笑顔にほっとしました。

結論
香苗がかわいい。
{/netabare}

投稿 : 2015/02/05
閲覧 : 215
サンキュー:

13

ネタバレ

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

新海誠監督の1時間のショートフィルム
中学生編・高校生編・成人編の三部作


●感想
なんか描写がリアルすぎて・・・
見終わってすっごい切ない気持ちになってます。

私は第一話の中学生編が一番好きです。
中学生にとって東京~栃木は遠いですよね。
高校生になれば、バイトして会いに行ける距離かな。
だから・・・鹿児島転校がなければまたきっと話は違ったと思う。
あと、{netabare}手紙が渡せてたらきっと違ったんじゃないかな。{/netabare}
{netabare}待ってる列車の中で書き直すことはできなかったのかな?{/netabare}と思います。

余談
{netabare}両毛線沿線の学校に通っていましたが確かに雪には弱いです。めったに降らない分弱いです。私も1時間以上遅延の影響受けたことがあります。{/netabare}


作画も音楽(山崎まさよしさんの曲)もよかったです。
おそらく観る人の恋愛観によって印象変わる作品なのかなと思います。

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 268
サンキュー:

39

ネタバレ

lZQnV50529 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰にでもある彼女(彼)の思い出

作者は、雰囲気を出すのうまいですね。このアニメは雰囲気を楽しむものです。こんな話なら誰にでもあるかも知れない。しかしだからこそ心の片隅に追いやられている微かな思い出を楽しみたい。
評価は分かれると思うが、雰囲気を楽しみたい人なら高い評価を出すと思う。

投稿 : 2015/01/03
閲覧 : 304
サンキュー:

5

ネタバレ

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

えーーーーーーーーーーーーーーーー

まぢかよまぢかよまぢかよ!!!!

見終わったあと、何度も叫んでしまった

しかし、これは、現実によくあるあるありすぎる

つれーーよーーー


くっそ




追記1

男性視点は痛いほどよくわかる
しかし、女性視点だと、がらっと感想が変わりそう
あと、見た人の年齢や、恋愛経験によっても変わりそう
この作品ほど、他人の感想を聞いてみたいと思ったのはないな

基本、オトコは昔のオンナのこと、引きずるよなぁ
現在のオンナに悪いと思うし、実際、悪いわけなので、今カノには、それを悟られないようにするのは恋愛マナーやわ。
その点、主人公は、イタイやつやけど、最後でようやく、といったところか。恋愛に不器用なほうがいいとは一概に言えんし。
うーん、難しいわー
複雑やなぁ、しみじみ思うわ

追記2

お互い好きなのに、どこかで遠慮して連絡の回数を減らしてみる。
相手には相手の生活があり、たわいのないことを連絡することで
相手に余計な気苦労をかけたくないからね

そんなところから始まったほころび

メールを書こうとして、送信直前で削除。
送信されないたくさんのメール。
相手を思えば思うほど、送信できなくなっていく。
重いと思われたくない。

たとえば高校生なんだし、バイトして鹿児島から栃木くらい行ける。
でも、会いに行くよ、会いたいよ、と言いだせない。

あんなに可愛い君のことだし、もてるだろうし、いつまでも僕のことを好きでいてくれるわけないよ。
でも、優しい君のことだから、行くと言えば会ってくれるんだよね。

そんな無理な思いをさせたくない。
なにより、僕から気持ちが離れている君の顔は、、、見たくない、、、

つい、あの子を抱いてしまった。
している最中も、なにも満たされない。
たしかに肉体的には果てることはできる。
でも、それだけ。

頭では罪悪感はある。俺は最低野郎だ、なんて言われなくてもわかってる。
さっき、あの子から別れたいというメールがあったよ。
正直、ほっとしている。ごめんね。

こないだ電車の中で君と同じ香りのする子がいたんだ。シャンプーだか、香水だかが同じだったのかな。よくわからないけど、とにかく同じだった!僕は思わず、泣いてしまった。これから、職場に向かうところなのに。

似た面影の人がいると、つい目で追ってしまう。
あれから、もう、10年以上経っているというのに。


・・・
われながら女々しいことだな・・・・




といった創作風感想はどうでしょう?

投稿 : 2014/12/05
閲覧 : 295
サンキュー:

22

ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもひで映写機

本作を視聴したのはもう随分前になりますが、
夜更けに酒を片手にという状況でした。
これが実にまずかった。 酒がじゃないですよw 
こんな視聴の仕方をしていると確実に本作にやられますw
涙腺が緩い方は山崎まさよしさんの
「One more time, One more chance」にやられ滂沱の涙なんてこともw

ただし、これは大人の、そして男の場合の話です。
もちろん若い方でも女性でも本作に感動したという方はいるとは思いますが、
このレビューのタイトル通り本作は「思い出映写機」なんですよね。
「おもひで」と表記したのは普段は記憶の片隅に閉じ込めてある
そんなあやふやな漠然とした思い出という意味を込めました。

本作は客観視する為に距離を取って視聴しても
あまり感じるものはないのかもしれません。
特段濃密な内容という作品ではないですし、
もっと言えばあまり内容はないのかもしれません。
しかし私は酒の力もあってか思いっきり感情移入して本作を視聴していました。

もちろんそうなるに至った理由もしっかりと存在します。
見入ってしまうような作画、しっとりと聴かせる音楽、
キャラの心情を表現する絶妙な構図の取り方、会話のやり取りや間の取り方、
キャラの仕草や小物の使い方等
新海誠監督は雰囲気作りが実に上手い監督だと思います。
つまり、お酒だけじゃなくて雰囲気にも酔ってしまったということですw

本作を介して自分の過去を思い出させる装置として
効きすぎるくらい機能していて、
貴樹みたいな甘酸っぱい青春を送ってないよって場合でも、
例えば小学の時、自分に好意を寄せてくれた相手に気恥ずかしさから
その手を振り払ってしまうような扱いをして泣かせてしまったこととか、
高校の時に好きだった人と友達が付き合うことになったと知らされた時のこととか
そんな(思い出しくもない)ことまで思い出させてくれると思いますw

ただ、学生の方にとっては思い出映写機として機能するのは
「桜花抄」と「コスモナウト」までということになります。
3話の「秒速5センチメートル」は大人になってから改めて観て頂きたいですね。

一方で本作は男性と女性とで意見が分かれる作品だと思っています。
女性の視点に立てば、貴樹は現在を見ず、過去に囚われてウジウジしている奴
ということになるのかもしれません。
自分の夫や恋人が、あるいは想い人が
こんなに過去に囚われているような人だったら
絶対嫌だという感情を投影してしまうことも
あるのかもしれませんし、ないのかもしれません。
私は男ですからその辺のことはよく分かりませんとお茶を濁しておきますw

最後の踏切のシーン。
振り返ったその先で電車が通り過ぎていき遮断機が上がる頃には想い人の姿はなく・・・
貴樹は少し笑みを浮かべ逆の方向に歩を進めていきます。

もう振り返らない、これからはしっかりと前を向いていこう
そんな風に私は感じました。

あの冬の日、桜木町を駆けずり回ったのは
確か突然「他の人を好きになった」と告げられた相手に    
必死でよりを戻そうとしたからだったっけかな・・・さて、今夜は飲むかw

投稿 : 2014/11/14
閲覧 : 751
サンキュー:

74

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

10年後にまた観たい

小学生から社会人になるまでの遠野くんのお話。好きなのに伝えられず時間がすぎて、気が付けば大人になっている。そんなお話。すごく切なかった。


今はケータイを持っているのが当たり前で、いつだって連絡がとれるけれど、手紙でやり取りとか素敵だなって思います。
自分がこれから色んな経験をして、もう一度見たときに新しい発見がありそうな作品。
どちらかというと大人向けですね。見たらきっと何か残るんじゃないかなと思います。

投稿 : 2014/11/13
閲覧 : 287
サンキュー:

13

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【 秒速5センチメートル 】

桜花抄
=================================
リアルに文通をした事があるだろうか。。
何でもLINEで事足りる時代に、文通がどんなものか
想像だにできないだろう。

最初の挨拶に、どれだけの想いが詰まっているか、分かるだろうか。

九州から関東へ送った手紙は、届くのに2日もかかった。
そもそも、1通の手紙が完成するのに、傍らに辞書を置いて、
ゆうに2時間は軽くかかっていた。

自分の書いた手紙に返信が来るのは、早くて5日後だった。
彼女が1日でも返信を遅らせると、それは、6日、7日という
気が遠くなるような時間になった。
学校から帰ると、毎日ポストを覗いて、ため息をついていた。

つい、20年ちょっと前ぐらいまでは、携帯電話なんてものは無かったし、
話し放題なんてプランも当然無く、固定電話から1回電話をすると、
九州と関東では何千円というお金がかかった。
とても学生に払える金額では無かった。

貴樹と明里が文通する様を見て、俺の中で若い頃の記憶が鮮明に蘇った。
どんなに残酷な終わり方をした恋愛でも、全てが駄目だったという事はない。

今、あなたがリアルに一番好きな人は誰ですか?
そう心の中で呟けるアニメーションかな。

コスモナウト
=================================
貴樹が宛先のないメールを書いているのを見て、
俺がブログを書いたり、「あにこれ」でレビューを
書いたりしているようなものかなぁ。と感じた。

結局、花苗は貴樹に告白できなかったが、
告白できた恋愛と告白できなかった恋愛の差って何だろう。と想った。
大好きだったけど、結局、話し掛ける事すらできなかった人は、
確かに俺にも居た。

遠くから見ているだけで、どんな声かも分からない、
そんな誰かが、君にも居たのかな?

秒速5センチメートル
=================================
貴樹の職業が俺と同じコンピューター関係だという事は、
冒頭のホワイトボードに出て来た「4/6 API納品」という単語で直ぐに分かった。

当たり前に動いている時は褒められず、障害が発生すると怒られる、
割の合わない仕事だ。きっと、好きじゃないと続けられない。
アニメの中の貴樹の苦悩が、手に取るように分かる気がした。

きっと、ハッピーエンドではないこの終わり方は、素晴らしかった。
リアルの恋愛を如実に表現している。かなり、レベルの高い作品だ。

この作品は、トップ10入りかなぁ。。

投稿 : 2014/11/06
閲覧 : 223
ネタバレ

名無氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

誰にでもある苦い思い出

気持ちを伝えられずに、ずっとそのまま、そして突然の別れ・・・
別れた女性を忘れられず、自分への好意も気づかず、周囲を傷つけて内的な自分に酔って生きる。

過去の苦い思い出をモロに思い出させてくれます。

いつまでも過去を忘れることができない男性と、新たな一歩を踏み出して生きる女性。
突然再会したときには、以前の彼女はそこにはいなかった。
男性が最後には一歩を踏み出してくれたのはよかったです。
歩き出すときに男性の顔に僅かな笑みが見えたのも、新しい人生の兆しということでしょう。

投稿 : 2014/11/03
閲覧 : 286
サンキュー:

25

ネタバレ

緑の先駆者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんて言っていいのか、よくわからない

切なくて、泣けるアニメが見たくって、ランキングの評価も高かったこの作品を観てみました。
3部構成の中で、1.5部(2部の途中)までは、切なくて、ストーリーに引き込まれてしまった。
が、しかし、「いつからか...」というメールのシーンから、先が読めて、ちょっと白けてしまい、最後は、ああ、そうね、やっぱりね、という感じで、全然感情移入できなかった。
男はメンタルな繋がりを求める生き物で、女はフィジカルな繋がりを求める生き物なのか?それって、なんとなく、ああやっぱりそう来たか、という意外性のない展開に思えてしまいました。
まあ、悲劇が好きなひとと、喜劇(ハッピーエンド含む)が好きな人と両方が存在すると思いますが、僕自身は、後者のハッピーエンド好きなので、かなり物足りない終わり方でした。そのくらいのことで、全てを捨てられる主人公が、ヘタレ過ぎで、それを乗り越えて強く生きて行けよ、と説教をしたい気分になりました。
もしかして、観ている人達に、そう思わせるのが制作チームの意図だったんですかね。
この作品の良かったところは、象徴的なシーンでの背景の美しさへのこだわりです。種子島でロケットが発射されるのを観てみたいです。なので、作画については、5をつけさせていただきました。

投稿 : 2014/11/01
閲覧 : 247
サンキュー:

13

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どれほどの速さで生きれば、君にまた会えるのか。

新海誠監督による

「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」の

3本の短編からなる作品

それぞれが繋がっている作品


観終わって、圧倒的な作画の凄さを感じた

山崎まさよしの「One more time, One more chance」が主題歌だが

よく知っている曲なのに今までよりも鮮明に心に入って来た


ストーリーは主人公の少年期から青年期にかけての恋愛模様

ベタベタした感じはなく物凄くさらっとた

どちらかというと淡い恋の話

それが作画と相まって良い雰囲気を醸し出している

何処にでもあるような恋、そんな印象だが

そのせいで多くの人が共感できるのだろう


最後まで観るとちょっと切なくなるが

これが男と女の恋愛脳の違いなんだろう

まあ、個人の感情なんて本人しか解らないし

本人にすら解らない、気付かない感情も在る訳だしね


かなり落ち着いた良い雰囲気の作品です

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 311
サンキュー:

34

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

画像は素晴らしかった。

内容はよくある話。
いや、ないけど。

投稿 : 2014/10/12
閲覧 : 211
サンキュー:

3

ネタバレ

yousan1982 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい作品でした

第1話桜花抄で描かれた中学時代の手紙のやりとりと鹿児島への引っ越しでもう会えないかもしれないとの思いからの栃木で再会する二人。貴樹の「ずっと一緒にいれないとわかった」という心理描写と明里の「貴樹君はこの先もずっと大丈夫だと思う」というもう会えないと悟っているようなセリフが切ない気持ちにさせます。
第2話コスモナウトでは鹿児島で貴樹のことを好きになった花苗という少女の「遠野君はもっとずっと遠くの何かを見ている」っていう表現が貴樹が明里を想い続けている伺わせます。ただ鹿児島で暮らす貴樹と栃木で暮らす明里のとの文通やメールなどの交流がなくなっていることが伺えたので、なんでだろ?と少しモヤモヤした気持ちになりました。
このモヤモヤの答えは第3話秒速5センチメートルのラストあたりで挿入される高校時代の描写にありました。明里からの手紙が貴樹の元へ届く描写があるが、貴樹が出したであろう返事の手紙が明里の元へ届く描写はなく、その後は貴樹も明里も互いの手紙を待ち続けている描写があることから何かのトラブルで貴樹からの手紙が明里に届かず二人のやりとりが途絶えてしまったことが伺えます。その直後には貴樹は花苗と歩きながらポストを気にし、明里は男と歩きながらもポストを気にする描写。もしどちらかがもう一度手紙を出していたら二人の関係は復活し、いずれは再会ということになっていたんじゃないかと思えます。
その後貴樹は彼女を作るも明里を忘れられず彼女を傷つけ、明里を守れるだけの力を得たいという深層心理からでしょうか?仕事にうちこみますが連絡も取れず、どこにいるのかもわからない明里のために頑張り続けるというのはやはり無理だったようで仕事を辞めてしまいます。明里がいない人生を歩んでいけず、立ち止まったままの貴樹。
いっぽう明里は新しい道を歩きだし、結婚。もしかしたら第1話桜花抄で「貴樹君はこの先もずっと大丈夫だと思う」と言ってたから高校時代に手紙の返事が返ってこなかったことで貴樹にはもう自分は必要ないって思ったのかな?とも思えました。
その後偶然出会う二人。踏切ですれ違い、振り返った二人でしたが電車が通り互いの顔は見れず。
電車が通り過ぎるまで踏切で立ち止まっている貴樹とは対照的に歩き去った明里。
貴樹はその後を追わずに明里とは逆の方向へと歩いていく。
明里はもう新しい道を歩き始めており、貴樹はそのことを悟りようやく明里の呪縛から解放されたのでしょう。
明里が結婚し、幸せになったように貴樹も歩みだしこれから幸せを見つけていくんだろうな。

別の解釈ありましたら教えてください
もっとこの作品を楽しみたいです

投稿 : 2014/08/31
閲覧 : 216
サンキュー:

11

ネタバレ

らりゅりゅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

手紙のやり取り、失われつつありますね

ずいぶん昔、第一話(桜花抄)だけ無料で見て、それ以降を見ること無くほったらかしになっていたので、一念発起、見てみました。

ひょっとすると今の時代だと成り立たない話なのかも知れません。
ラインをやったり、FaceBookでやりとりしていたら、自然に疎遠になることもなく半強制的につながったままだから。

第一話(中学1年)で、{netabare}あそこまで会いにいく行動力があったのだから、そしてキスまでしちゃったんですから、その先もぐっと捕まえ、遠距離乗り越え、ハッピーエンドでも良かった気がするのだけどそうはならず・・・
物語としては、
  男の子は引きづり続けて泥沼に、
  女の子はさっぱり切り替えて良い思い出に
という展開で、(自分好みではないのけれど)曲にはとてもよく合ってました。
最後は男の子も新しい道に踏み出すのだと思われるのだけれど。{/netabare}

しかしながら、絵が凄いですね。実写から必要な部分、美しい部分だけを抽出して、心に訴えるものに昇華させています。よってながら観ではなくて、しっかりと大画面でご覧になることをお勧めします。

久しぶりに旧友に手紙を書いてみたいと思った作品でした。
と、ここでARIAから手紙に関する名言を・・・

  手紙って奴はよ 受け取っただけでも嬉しいんだけんど
  開ける時の宝箱みてーな あの感覚がまたいいんだな

  何より内容によっては一生
  手に触れることができる宝物になりやがるんだ

郵便のおっちゃんでした。
男の子も女の子も、宝物は手に入れたんじゃないかな♪

投稿 : 2014/08/18
閲覧 : 310
サンキュー:

35

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くかす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

現実をつきつけてくる作品
1時間ぐらいの短い作品だけど1時間で鬱になれる作品
風景がめっちゃ綺麗
話としては良作だけど好きな作品ではないです
やっぱり綺麗なハッピーエンドにしてくれないと好きにはなれませんね

投稿 : 2014/08/16
閲覧 : 309
サンキュー:

15

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みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

窒息するかと思った

もう胸が詰まりすぎて、息ができんかったぞ。
まあそれは言い過ぎですけども。

なんてゆうか自分らが未成熟ゆえにうまくいかないって恋バナはオッサンになった今見ると『あ"~そこでそんなことゆうたらあかんやん!』とかいらぬツッコミを入れまくってしまうのですが、それと同時にそんな経験もないくせにものすごい懐かしい甘酸っぱい思いに包まれるのでした。

人を好きになったり好かれたりするってことはやっぱり、いずれにしてもどこかで誰かを傷つけるとゆうことなんだよなぁ。

その傷のつけ合いの連鎖から逃れるには人を好きになることをやめることですか!?違いますねぇ。残念ながら人間のココロはそおゆうふにできてないんですよう。

そおゆう事ですよ。
あ、いや。そおゆことではないかなぁと。


でもやっぱりタカキくんは会社辞めたらアカンわ。

踏切で振り返ってくれなんだんやから気持ち切り替えて次の恋に向かってまい進したまえ。

投稿 : 2014/07/29
閲覧 : 447
サンキュー:

19

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無心 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とにかく雰囲気が秀逸

初恋をテーマにしたわずか3話という作品。
自分がアニメを理解してないのか、正直初見は全く意味が分からなかった。主人公は大人になってからも初恋の子を引きずってたみたいだけど、あなたが何も行動しなかったからじゃない、当たり前じゃないって思って。自分が女だから男の未練が理解出来ないのかなぁ、…なんか悔しい‼︎と思ってもう一度だけ見直してみた。

まぁやはり自分は女だから全く理解も共感も出来なかった(むしろ、この独りよがりにも見える主人公にイラついてしまった)けど、誰しも初恋はあるし、奥手で未熟な時もあったなーと。
作者は『特に理由があるわけじゃないのにすれ違ってしまった、何がいけなかったんだろうと視聴者の心に残るような作品を作りたかった』みたいなことを語っていたとどこかで見たので、実らなかった恋がテーマなんだなって理解しました。確かに見終わった後に、なんか残る…。なんだろう、この感じは。主人公がヒロインと結ばれてハッピーエンドじゃないからこそ、視聴者も色々と考えさせられちゃうんだろうなぁ。

センチメンタルな切ない雰囲気、アニメでもトップレベルとも思える繊細な作画、それだけでも素晴らしいです。物語を読むというより、浸る作品なんだなって思いました。

投稿 : 2014/07/17
閲覧 : 280
サンキュー:

31

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たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初恋って大切な物だけど、

秒速5センチメートルって感覚の話なんだろうね。
学生時代の月日は長くて、大人になると月日はあっと言う間に過ぎる。
長い学生生活で恋をしたら本当に私もそうだったけど、一歩進む時間が
長かったり、短かったりするだよね。作者の想いはどっちに取られて居たのかは、作中では判断しにくいです。でも男の子の恋は割と真剣になると尾を引くものだと私は思います。青春時代は遥か彼方ですが、最初に付き合った女の子が今幸せにしてるのかな~って、今でも時々思い出す事が有ります。
自分が告白して、ケンカ別れして、それから卒業まで全然口も話さなかったけど、本当はゴメンって言いたかった。今でも言いたい。でも時はそんな事はお構いなしで過ぎる。例え今あったとしても、自分達の恋人時代の事はたぶん口に出さないだろうと私は思う。過ぎ去った恋は思い出で残すのが一番奇麗な事だと思うし、ケンカ別れしても元彼、元彼女の幸せは想って欲しいと思います、それは人にしかできない心の優しさですから、
作品は中、高校、社会人の展開でしたが、高校の時に2人の恋は距離に
負けていたと思う。もしあれ以上に相手を想う心があれば、違う作品になるでしょうし、切ない感じでは終わらなかったと思います。
変に思い続ければと言う意味では作品は良い物に仕上がらなかったと私は思います。感じただ『思う』と感じと『想う』と言う感じは、
この作品では良い感じに使えてたと思います。
1話で彼女に逢いに行く間、彼を待ってる間は2人共互いを想ってたと思う
2話で彼が彼女にメールに宛先を入れないようになった時に思うになったと
私は思います。
3話で、彼女は新しい人を想い、初恋の人は思い出でしかなかった。
同じおもうと言う感じも使い分ける意味の大きさは皆さんも経験あるじゃないかな?とにかく作品的には良い感じの作品ですが、
こ~、かんかもや~~っとする感じもある作品だと思います。

投稿 : 2014/07/05
閲覧 : 349
サンキュー:

14

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はぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鬱になりました。

とてもいい作品ですが、ただただ悲しく、辛かったです。

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 182
サンキュー:

3

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zoomin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見終わった後の何とも言えない気持ちが・・・

連作短編集というものを今まで見たことがなかったのですが、一話ごとにストーリーがあり、三話合わせてもストーリーが成り立っていて面白かったです。 
誰かがどこかで「好き」という一言が言えていたら違う未来になっていたのかなぁと考えると少し切ない気持ちになりますが、物語の結末は変わらなかったのかもしれません。
物語と音楽がマッチしていてとても感動しました。片時も目を離せなかったです。

投稿 : 2014/05/23
閲覧 : 221
サンキュー:

9

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

切ないよね

でも現実だよね

これを
女の子、側からみたら
連絡もしてくれない、会いにもきてくれない
それで私がどうにかできるの?

努力をしないと好きな人は伝わらないのだから
頑張らない人には興味がなくなる。

悲しい現実なんだよ
リアルだからこそいいのかもね

男も女も
自分から積極的に動かないと、言わないと、伝えないと
なにも伝わらない。。
その意思を感じ取ることもできない。
なにか努力をしようという家庭のその姿勢こそが
本当に人を動かすナニカじゃないのかなぁ


そうゆうことを考えるとなんでこの作品は
綺麗に見せて、綺麗に終わって、人間臭さを隠して
なにを伝えたかったんだろう?

連絡が届かないとか
女の子死んじゃってるとか
そうゆうのならわかるけど
行動を起こせない男って
どうなの?女々しくて辛いよーぉ!ってなりませんかね?

投稿 : 2014/05/22
閲覧 : 296
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くし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心に滲みる素晴しい傑作

この作品は誰もがどこかで経験した事がある、大切な記憶を甦る事ができる話。
年を重ねた人には是非お勧めしたいし、若い人にも今を見つめ直す素晴しい作品だ。

新海誠作品だけあって、美しい映像と環境音が臨場感を盛り上げ、これから始まるストーリーの素晴しさを予感させる。
この作品は3部構成で作られている。
主人公の男女が離れなければならなくなる小中学生時代、高校卒業前、成人という一連した物語。
{netabare}
第1話 桜花抄
秒速5センチ、これは速そうに思えるが、決して速くない速度。よく考えてみると50cmで10秒もかかる。速いようで速くない。
自然なゆっくりとした時の流れとはこういう物差しを言うのだろう。
話は小学生から中学生にかけて、男女の人間ドラマ。しかし彼らは決して子供ではない。大人へ成長する過程の年齢を感じさせない物腰、まるで大人の振る舞いで物語は綴られる。 
もう少し年齢が上なら物語もだいぶ変わってしまうだろう。この年齢だから心は純粋だが、自分の力で人生を切り開くことが出来ない年齢でもある。背景は携帯電話がまだない時代。
出会い、離れ、そして最後の瞬間への過程。
ここに話の重さが、あせる気持ちと裏腹に遅い時の流れ。逃げ場の無い臨場感が半端ない。
二人は凄く親密な関係だ。手紙に綴られている言葉、「私は今〇〇です。貴樹君は〇〇でしょうね。」と言う具合に、文章はいつも自分の事と相手の事を一つとして綴り、それを繰り返して表現するところなんか、二人の思いが伝わってくる。
離れて1年後に再会する時も、これも人から見ればたった1年だが、当事者かすればほんとに長い1年なのだろう。
桜花抄、始め私は題名の持つ意味が分からなかったが、観終わってやっと理解した。物語の最初に秒速5センチの桜の花びらが舞い落ちる風景「まるで雪みたい」、そしてラストのまるで桜の花びらが降っているような雪降る景色、写したような対比する情感がこの題名なのだなと納得。

第2話 コスモナウト
高校卒業前の男女の話し。舞台は離ればなれになった後の彼の生活地でのストーリー。
「どこへ行くのだろう どこまで行けるのだろう」
自分のすべき事が定まらない時代。
先の見えない世界へ旅経つ年頃に潜在する心の動揺を描いた物語。
主人公は新たな女性で、この彼への思いや行動が描かれている。
誰もが経験した片思いのもやもやする心情がいっぱい溢れる話で、言えなかった「好き」という言葉に彼女の気持ちが解るから心に響く。

第3話 秒速5センチメートル
この短いストーリーに全てが凝縮されている結末。
歩いてきた足跡。回る想い出。奇跡が起こせるならもう一度過去へ戻ってやり直したい。
歩き始めている別の世界。
挿入歌の山崎まさよしが歌う「One more time, One more chance」が全てを物語っている。
{/netabare}

本当に男心を捉えられているな、と感心。まるで自分の過去を観ているようで、同時代に同じ空気を呼吸していた人には解ると思う。

この作品を観る前に、あにこれの仲間からこの作品で是非過去を掘り起こしてくださいと勧められた。彼もきっとこの同じ感覚で、過去の自分の記憶を思い浮かべて情感抄に浸っていただろう。
本当に心に滲みる素晴しい作品でした。

投稿 : 2014/05/17
閲覧 : 449
サンキュー:

47

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OZ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3つのショートストーリーが紡ぐ現実

タイトルに惹かれ
おススメされたのもあり
観てみる事にした切ない詩的恋愛作品

■3つのショートストーリーが紡ぐ現実■
上映時間63分に収められた3部構成。

3話共 長過ぎず 短過ぎず
丁度良い速度で静かに展開されていく。

暗喩的表現が多く用いられており
直接言葉に出さずとも
心理描写の面は丁寧に描かれている。

最も印象に残ったのはタイトルにも使われた
第3話「秒速5センチメートル」

時間は流れ 社会人になった遠野 貴樹と篠原 明里。
徐々に二人はすれ違っていく。

何と言っても心を奪われたのは
山崎まさよしさんが歌う
『One more time, One more chance』と共に
次々カットを被せてくる演出。

貴樹の心情に歌詞もピッタリで
様々な情景を思い巡らせる。

「いつでも捜しているよ どっかに君の姿を」
「こんなとこにいるはずもないのに」
このラインはまさにそうで
忘れられない女々しさに思わず感情移入したなぁ。

3話共 単体で観ても入り込めるが
第1話「桜花抄」第2話「コスモナウト」を経ての
第3話は見事な流れだ。

雪の細かさ 桜の舞散り方
風景の美麗さに魅入ってしまい
観終わった後は
何とも心地良い気だるさを纏う感覚だったね。

■ どれほどの速さで生きれば きみにまた会えるのか■
ある日 約1年かけて世界を一周した。

社会の一人として溶け込む前に
「このままでいいのか?」と
ループする自問自答はやがて
漠然とした変化を求めた。

初めて見る風景 初めて触れる空気
初めてだらけの経験は何もかもが新鮮で
徐々に自分が変わっていく気がした。

旅先では数多くの人達と出会い
これまで通りの生活をしていれば
決して関わる事が無い人達ばかり。

限りある時間の中で
出会いと別れを繰り返し
心ときめく出会いもあったが
所詮 異国の地において道端の恋。
日本に戻ったらまず会えないと分かった。

忘れられたらどんなに楽だろう
出会わなければこんな気持ちにはならなかったかもしれない。

逢いたいと願えば願うだけ
遠くへ離れていってしまい
声を聞きたいと想えば想うだけ
覚えているはずの声が
記憶から薄れていってしまう。

ゆっくりだが確実に思い出は風化していくらしい。
人は薄情なものだ。

帰国後 仕事を始めた今でも
「このままでいいのか?」
その答えは何一つ変わっていないし
変わった気がした自分も
実は変わっていなかった。

誰にでも始まりがあれば終わりも等しく訪れる。
遅いか早いかの僅かな違い。
現実は別れる事を知りながら人は出会うのだ。
何て残酷なのかな運命ってやつは。

今作品のキャッチコピーである
「どれほどの速さで生きれば きみにまた会えるのか」

時間を積み重ねていくにつれ
この言葉はじわりと胸に響くものである。

■あとがき■
途中から作品に関係無い話で
自分語りになってしまいごめんなさい。

本当に63分だったのかな?って思うくらいの密度で
決してハッピーエンドでは無いけれど
短い時間の中 充分満足出来たよ。

唯一 気になったのは
遠野貴樹の声くらいだね。

キャラに合わないのではなく
台詞が合わないなって。
物事を達観するには声に幼さが残るかな。

映像の綺麗さに目を奪わる事 約1時間。

面白い つまらないとは別物の感覚で
観て良かったなって思える作品だったね。

満足度 ★★★★★★★★☆☆ (8)

投稿 : 2014/05/12
閲覧 : 406
サンキュー:

65

ネタバレ

くらうち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これが現実

思えば、明里に手紙を渡せなかった(渡さなかった)時点で、全て決まっていたのかもしれませんね。
キスをする前と後では、2人の気持ちも関係も変わってしまった。それがどういう風に変わってしまったのかは、なかなか想像できません。

中学生だった頃はあれだけ大変だった明里に会いに行く道も、成長するに連れてどんどん短くなっていったはずです。物理的には。
でも心の距離は遠く、最初の一歩が踏み出せないままに時間だけが過ぎてしまって。

虚構のハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、「これが現実なのか…」と。そう思わざるをえない作品でした。

それでも観ていられるのは、感傷に浸ることができるのは、新海監督の美しい映像のおかげでしょうか。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 231
サンキュー:

6

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秒速5センチメートルのストーリー・あらすじ

東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人には分らない特別な想い」を抱えていた。しかし小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことが無くなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。(アニメ映画『秒速5センチメートル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2007年3月3日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム
公式サイト
5cm.yahoo.co.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%92%E9%80%9F5%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1...
主題歌
≪ED≫山崎まさよし『One more time, One more chance』

声優・キャラクター

水橋研二、近藤好美、尾上綾華、花村怜美

スタッフ

原作:新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、作画監督:西村貴世、美術:丹治匠/馬島亮子、音楽:天門

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