ダレイオス さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ハッキリ言って内容は酷すぎる。作品としてはアウト
始まって思うことは、よくわからない前振りの後
学園ものになるので学園ものなのはわかるけど最初の前振りが気になる開始かな
「やり直す」、「次は上手くやる」とか主人公らしき人物が言っているので
後になってその理由が判明するアニメだというのでしょうか
開始直後は引っかかりを感じました。
そして学園ものということで最初は学校での日常ものって感じですね。
寒いギャグが連発されるのだけど、個人的にはつまらなくはないけど
本当に寒いギャグだな・・・の展開が続くかな
嫌いではないけど、ギャグとしてのレベルは高くないかな
好きな人は楽しめばいいんじゃないかなの連続ですね。
主人公は男の子の瑚太朗でオカルト研究会に入部することになったりで
学園ものて感じで進みますね。
入部した理由も心霊現象に悩まされてオカルト研究会に相談に行ったら
入部されたりでラノベぽい強引さがあり
ノリや勢いで進んでいたかな
部長がオカルト研究会の部長なのにオカルト信じていないとか
設定は独特なので、設定の面白さはありました。
ギャグもレベルは高くはなくて下品だけど
ボケや突っ込みのコメディは笑えたし、楽しかったかな
キャラの掘り下げもギャグやコメディをしながら1人づつ掘り下げている感じかな
ストーリー展開もキャラの数は多くのキャラをいっぺんに出して、徐々に掘り下げてました。
各ヒロインキャラの個別回は急にファンタジー要素が出てきたりとかで急さがありますね。
その中でヒロインの話を聞かされる感じかな
無駄に鬱なストーリーになったりもしましたが
ヒロインのことは徐々にわかってくるので
そのことによりヒロインの抱えている大変さとかも
伝わってきたりキャラにだんだん興味は出てきたかな
なので正直序盤は結構面白かったです。
6話ぐらいまでは良かった。
ただ、ストーリーの本筋に入ってくると
どうも、ストーリーの浅さが出てきたかな
重要部分のネタバレになるのであまりしない方がいいとは思うのだけど
しないと評価出来ないんで書きますね。
※ネタバレ注意
{netabare} 本作では中盤から環境問題やこのまま地球が駄目になるとある組織が主張しているのだけど
駄目になる理由が人間の存在としていて
要するによくある現代社会批判なのだけど
話が安易すぎるかな、人間がいなくなればいいという意見だけど
なんか絶対に出来ない主張されても、どうも納得出来ないな
全人類は70億人であるそれを全員いなくするなんて
到底無理だし、その主張は聞いていて辛い。
そもそも全人類70億人を殺すには化け物を使い
戦争しなきゃいけないのだから
その行為自体環境破壊ではないだろうか?
そう戦争こそ史上最大の環境破壊
この組織は地球が駄目になるのを守ると主張しつつ
地球滅亡の手助けをしている無茶苦茶な組織でヤバすぎると思う。
メインの登場人物も実はある組織に所属しているのはいいのだけど
組織に所属していますという設定ってだけで
本当に所属しているの?と思えるほど描写が弱かった気がしますね。
そしてなぜ学校にいたのかもどうも説得力がなかったな
後半はこのままでは地球が駄目になるというテーマなストーリーなのはわかるけど
その主張をする組織は上にも書いたけど有効な具体的な対策は出していないし
ただ単に人間はいなくなればいいと考えているだけで
そういう組織があるにしか見えなかった。
現代社会批判だけなら誰にでも出来るのでそれだけではあまりにもストーリーが浅いな
後半もキャラの掘り下げや伏線が回収されたりするのはわかるし
地球滅亡の鍵を握る重要なキャラが出てくるのもわかるのですが
そのキャラについては謎だらけだったかな
よくわからない幽霊だったのにいつの間にか主人公側についているし
なんて主人公側にいるのかが説得力がなかったな
最後の方は悲劇のヒロインぽくなってたけど
なぜそういう展開になるのか?と「???」が積み重ねるだけだった。
なんか知らないけど、無駄にヒロインを苦しめているだけの展開だけでは辛いな
他のキャラも掘り下げていたけど謎が判明する展開で
そういう過去を背負ってましたはわかるのだけど
あまりにもストーリーが浅いせいで、そういう過去を背負っている人物
としてしか認識出来なかったな説得力はないです。
しかもそういうことがあったのになぜ学校にいたのかという
説得力がやはりないんですよね。
瑚太朗が持っている特別な力が判明するのはいいのだけど
曖昧すぎる部分が大きすぎて説明不足なので
ただ単に都合のいい能力にしか見えなかったな
説明しているつもりだろうけど説明出来てはいなかったと思う。
わかったことは可哀想な女の子が沢山出てきたくらいかな
このアニメは女の子に可哀想なことをしているぐらいにしか見えなかったな
最後まで見ると1話の冒頭の「やり直す」、「次は上手くやる」になるのもなんとなくわかるのだけど
ただ単に繋がるとわかるだけで、それ以上のものは伝わらなかったな
伏線をまったく回収しないアニメではないのはわかるし
その点だけが救いかなとは思いました。
キャラについては女の子はみんな可愛かったとは思います。
地球滅亡の鍵を握る女の子はキャラ自体は良かったと思う。
素直に可愛い女の子だったと思うのでキャラ自体は好きでした。
ただ、ストーリーに上手く絡んでいる感じがないので
後半はどうしてもキャラに感情移入はしづらかったな{/netabare}
作画については、いかにも子供向けな感じのキャラクターデザインでした。
チープさが目立ち好意的に見れば癖になる良さはあるものの
作画の質は高くはなかったな、中盤以降は作画の乱れ自体は結構ありました。
キャラクターデザインは似たような顔付の女の子が多いので
みんな見た目は似てたので見た目の印象は残りにくかった。
声優さんについては、どうも滑舌が悪い方が多くて
気になったかな正直全体的に上手いとは思えなかったな
そういう演技と言ってしまえばそうかもしれないけど
個人的にはずっと違和感がありました。
うーん、6話まではそこそこ楽しめたのだけど
後半はストーリーの浅さが目立ち
説得力がないストーリーだったのが評価を下げたかな
2クール目があるとはいえ
もっと上手くまとめないとまずいかな
1クール目だとしても流石にこの内容だと物語の評価は最低でいいんじゃないかなと思う。
ハッキリ言って内容は酷すぎる。作品としてはアウト
これで2期を待て・・・言われてもこれはないと思う。
10