やん さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
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ALL OUT!!の感想・評価はどうでしたか?
やん さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
ぺー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読
2019年ラグビーワールドカップ日本大会は大盛り上がりでしたね。
前回大会も五郎丸選手に注目が集まったり、着実に認知度を上げてきてる感がある競技がラグビーです。
ただしアニメに目を移すとラグビーを題材にした作品は、知る限り本作ともう一つくらい。知名度のわりには圧倒的に少ない。
希少価値だけで手を出しづらいとしても、時流を言い訳に乗ってみるのも悪くありません。
作品タイトルでもある 『ALL OUT!!』
{netabare}ぜんぶ出し切れ!!{/netabare}
タイトル詐欺なんて言葉とは無縁。そのまんま正々堂々 “名は体を表す” 全25話の体育会系スポ根アニメでした。
ラグビーという競技の性質上、味方もライバルもあわせたらものすごい数のキャラが登場します。いくら25話あるといっても全員にキャラ回/キャラパートを振れるわけではありません。
じゃあ光を当てずに放っておくかといえばそうではなく、「表情やリアクション」「試合時のポジショニング」「プレイの選択」「つるむメンツの組み合わせ」あたりで変化をつけることでキャラの成長や心情を表現してたりと丁寧に作られてます。
名前を全員覚えているわけではないのですが、補欠を含めてチームの一体感を作品全体から感じることができたので満足よ。
自チームだけでなく県内ライバル校3校と県外チームいくつか出てきますが、キープレイヤーや学校の特色などすーっと覚えられる不思議。導線が自然でした。
これ重要なことだったと思います。
スポーツものは競技の魅力が伝わってこそ。今は旬なので皆さんも「献身」「犠牲」なるキーワードは記憶に残っているはずです。
仮にですが、突出した能力を持つ主人公が無双したり、ひ弱な主人公が這い上がったりみたいなヒーロー活躍型の設定だったら別の物の見方をしてたと思います。
競技が持つ根っこの部分を捉えていたら次に重要なのがルールや規則です。“やり方”を知れば“観戦の仕方”がわかるってやつです。
主人公を初心者の設定にしてチュートリアルを都度都度はさむ定石の展開でこれもクリア。
オフサイド知らなくてもサッカーは楽しめますが、ルールが複雑なラグビーではルール知ってる知ってないは肝になります。図解でのルール説明あり。ボールを持ってない選手の動きの説明あり。全く競技を知らなくても分かりやすい解説付きでしたので安心してくださいね。
試合中の描写は大写しの局地戦が中心でした。全体を見渡すようなカットは皆無。ここはメリハリが欲しかったところです。
引きの映像にすることでバックスのランの速さが際立つ。ボールを持ってないプレイヤーのオフザボールの動きが見える。といったゲーム戦術の理解に繋がるメリットはもちろん、似たようなカットの重複を避けてメリハリもできますしね。
捨てて得たのは体と体のぶつかり合い。迫力を全面に出す意図だったのかもしれません。それはそれでアリだと思います。
結局のところ、唯一!?のラグビーアニメが競技の本質を捉えたものと感じられるのは幸せなことなんじゃないかしら。
『スクールウォーズ』の時代から脈々と流れる
“One for all All for one”
今なら『ONE TEAM』それを体感できる泥臭い作品です。なお、イケメンも萌え娘も出てきませんので悪しからず。
神奈川のラグビー弱小高校を舞台にチビの主人公が入学してとか、そこに良い指導者が現れてとか、詳細はあらすじをご参考に。
脚色やツッコミどころは当然あるものの、ラグビーらしいラグビーものに触れられる良作です。
※以下ネタバレ所感
■途中モブ化する主人公
ちびっ子で気の強い新入生が競技を通じて成長していく。主人公とは対照的な大柄で温和な性格の新入生をパートナーにして。
…と初めはそんな王道を匂わせながらこの主軸二人、祇園健次(CV千葉翔也)と石清水澄明(CV安達勇人)は途中から空気と化します。
{netabare}顕著になったのは1クール後半あたりから。部活外で他の部員の日常回や家庭エピソードがメインを占め登場回数が減りました。{/netabare}
{netabare}それでも最後の嶺蔭戦でチームの皆の心が折れそうだった時に怯まぬ勇気を示しチームを鼓舞したのは彼。きちんとおいしいところは持ってきます。
そして気づけば第1話ではクソガキとしか形容できなかった祇園が、これまでにやってきたこと。
・持って生まれたガムシャラさはそのままに
・己の武器を活かす方法を手探りで模索する
・自分中心から徐々に仲間に目を配れるように
・下手でも卑屈にならず努力を重ねる
・教えを乞う謙虚さもある
物語終盤では面構えの良い男に成長してました。
{netabare}人生初トライの時のリアクションが秀逸。小柄ゆえに活躍する期会すら与えられなかった青年が、やっと見つけた、いや見つけたと思いたかった居場所で不安を抱えながら努力を重ねてきたことの一つの結実。どう喜んだらいいかわからないというのがリアルでした。
それにモールからのトライだったというのも良い。チームメイトが「献身」「犠牲」を払わなければ生まれないものだからです。{/netabare}{/netabare}
■赤山のあれ
第1話ではコワモテのボスキャラみたいだった彼。
…某神バスケ漫画のゴ…みたいなキャプテンでしたが、蓋を開けてみれば先輩だってただの高校生でした。もちろん良い意味です。
{netabare}その突出した身体能力の高さゆえに自然に身につけたプレイスタイルがありました。
相手に捕まえられても引きずって敵方のフォローを誘い自分にマークを集めてからパスを出すっていうアレです。
{netabare}嶺蔭戦前半。神高ボールのラインアウトでモールを予想する敵方の裏を突きピールオフからトライを奪った場面。石清水からボールを受けた赤山が相手に捕まるより前に八王子睦に展開したからこそのトライでした。
作画を見てみたら、たしかに早く展開しないと密集からのヘルプに追いつかれるのとバックスが睦のランコースを防げる位置へ移動可能な勢い。コンマ何秒のナイス判断となってました。{/netabare}
視野が広がってきた。状況判断がついてきた。これをもって成長の証としても良いのですが、なにより彼の「上手くなりたい」がための謙虚さ真面目さが表れてたんじゃないかと思えるのです。{/netabare}
※以下は余談
■奥田民生プロデュース『全力少年』
1クールめのED曲です。説明不要の名曲。そして奥田民生が編曲しているという豪華さ。
民生は脱力してる釣り好きなおじさんではないですよ。めちゃくちゃ研究熱心で音楽に対して真面目なんす。
神高にもぱっと見はアレだけど実は真面目…っていうかわいい子たちばかりだったでしょう。曲はもちろん好きなのだが民生起用は「狙ってるんかいな!?」と思う。
■ウケない作品
棚に入れた:737 感想・評価:179
2019年11月14日時点の数字です。
2016秋は棚入れ5000件超の『ユーフォ2期』を筆頭にそれから離されること31位の位置。レビューの数も30位。
放送本数が違うので単純比較はできかねますが、注目度が低いったらありゃしません。
あにこれ閲覧者マジョリティのニーズには合わないタイプの作品と言うよりも、開始前からふるいに落とされることで見落とされがちな作品です。
観てみたら案外いいものかもしれません!というのが、イケメンと萌え娘を抜いた体育会系スポ根アニメ。
似たようなもんばっか観てるな~、たまには趣向を変えてみようという時にいかがでしょうか。
同系統では2018年秋の『火ノ丸相撲』なんかもそうでした。こちらは
棚に入れた:465 感想・評価:148
似たようなものです。このへんの数字に興味ある方は「放送時期別ランキング」をご確認いただければよろしいかと。条件に合わせてソートも可能です。
他にも
・籠(こもり)のじいさんマジかっけー
・残波の目の色どう見ても悪魔だから
・リアルの松島選手は桐蔭出身だったな
いろいろありますが長くなったのでこのへんでm(__)m
続きの観たいストーリーだし、みんなのその後も気になるので続編希望しますが気配すら感じません。
この25話で“ALL OUT(全部出し切った)”ということなのかしら。いや違うだろう、と思う自分がいます。
視聴時期:2019年7月~2019年12月 再放送
------
2020.02.18
この作品ではないけれど、ラグビーをネタにしてスレンダーマッチョのイケメン揃えると途端に胡散臭くなるのでやめてほしい。そういう方にはステージで歌って踊らせるとか適材適所ってものがあると思います。山下真司程度(失礼!)を男前認定するくらいでラグビーはちょうどよい。※個人の意見です
2019.11.19 初稿
2020.02.18 タイトル修正/追記
2020.06.28 修正
剣道部 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総評】
ラグビーワールドカップ、いよいよキックオフです。にわかながら、血が騒ぐ!!!
熱いスポ根系は大好きなんで、楽しく視聴できました。今期(2016秋)はスポ根多かったですね。卓球娘しかり、競女wしかり。
その中で、最も熱いアニメ。展開は、ど直球の王道ながらも、魅せる力がありました。
自分のこれまでのアニメ人生w でもレアなんですが、結果「ジジイに萌えたアニメ」でした(笑)
やはり、ラグビーワールドカップの影響からなのでしょうか、ラグビーアニメが作られたのは。
個人的には好印象です。剣道もそうだけど、ラグビーのように(日本人的に)そこまで人気のない競技ほど、アニメや漫画で光を当ててほしい♪
※でも9話のみ、超酷評、というかイラッとした気持ちで書いたレビューです。
ラグビーは、好きです。ルールは(基本的なものは)分かりますが、テレビで大学の試合とかやってればたまに見る程度なので、あまり専門的なことは分かりません。
デカイ人が有利な競技(バレー、バスケ、アメフト等)に小さい主人公がぶつかっていく、という筋は王道ですな。ただこれにも2パターンあって、「チビならでは良さを生かす」か「チビだけど正面から挑む」か。前者は、バスケの「あひるの空」、アメフトの「アイシールド21」。後者なら、バレーの「ハイキュー!!」とかが近年の有名どころですかね?
この「ALL OUT!!」はラグビーという競技の特性上、「アイシールド21」のように、「各キャラがそれぞれの身体的・精神的特徴を武器に戦う」展開になるのかな? でも、主人公の祇園はタックル好きだし、ハイブリットな感じにしていくのでしょうか。
ただ、ラグビーアニメの難しさは、やはりキャラの多さでしょう。1チームの人数が11人のサッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の「南葛」ですら、長野君や石見君など、ほぼモブキャラもいましたし。しかもアニメ尺ならなおさら難しい。結局、団体競技なのに、個人の争いみたいになっちゃうんだよね、人数が多い団体競技って(だから戦術面があまり見せられない。アイシールド21はそのへん、頑張った方だと思う)。
個人的には、「ラグビーならではの熱さ」「感情移入できるキャラを何人作れるか」に注目して観たいと思います!
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
熱いアニメでした。ぶつかる、繋ぐ、泣く、笑う。
特に良かったのは、「名言」と「監督」。祗園の「俺らのボールだろ!」や岩清水の「でかい僕らで鬱憤を晴らしてるの?」などの名言はラグビーならではのもので熱くなりました。籠コーチは良かったです。淡々と正論を述べつつ、実は熱く優しい。意外とお茶目。監督キャラとしては最上位の渋さだと思いました。自分も、道場で子供たちに教えることもあるから、見習いたいな~と思いましたw
さて、この作品を考察する観点のうち1つ目の「ラグビーならではの熱さ」は当然よく表現されていました。原作者がラグビー経験者というだけあって、かなり細かいところまで描けてました。
「ラグビーの熱さ」とは、「生身のぶつかり」「繋ぎ」「ノーサイド」だと思います。
パスで一気に進めない以上、ランで少しずつゲインを稼ぐか、横パスを繋いで繋いで前に進むしかないラグビー。正に自己犠牲のスポーツ。生身でぶつかる、ほとんど格闘技としか思えない競技だからこそ、試合が終われば、敵味方なく互いを称え合います。
そういうシーンは随所に見られました(祇園の初トライがモールからの流れだった部分は、繋ぎや自己犠牲を表しています。慶常との合同練習や天竺戦終了後の雰囲気はノーサイドを表しています)。
観点の2つ目は、「いかに感情移入できるキャラを増やすか」ですが、ここは「学園青春モノ」としての側面でカバーしていた印象が強いです。
特に2クール目は、それぞれのキャラクターの「部活外」を通し、キャラへの感情移入を促す作りになっていました。だから、試合中にキャラが苦しい場面に陥ると、「頑張れ!」と応援したい気持ちになれます。ただ、その裏返しではあるのですが、ラグビーのプレー(技術的な)面でのキャラ付けが不十分でした。
具体的に言えば、プレー面でキャラが立ってたのは、祇園・岩清水・大原野・江文・松尾・貴船くらいで、実は赤山ですら、プレーの「色」は薄かったです(なんでもやれるだけに)。残りの、睦・賀茂・伊勢・諏訪・広田・春日(他)などは、プレーではなく、日常パートで色を出してた感じかな。
それが悪いわけではないのですが、私はスポーツアニメが好きなんで、もうちょいプレー(技術・戦術)面を見せてほしかったな~と。まあ、そこは原作連載中ゆえに、今後に期待ですね(原作も買おうと思うし)♪
最後に、1期EDの「全力少年」ですが、勿論名曲で、大好きな曲なんですが、だからこそ個人的には、「ある意味では合わない」なと思いました。あの曲は、新社会人とか、「変に利口になってしまった大人」に向かって作られていると思います。だから、視聴者である我々オッサンの心情は表していますが、今、青春真っ盛りの高校生である、登場人物達の心情を表しているわけではないのかなと。もっとも、松尾先輩の心情はよく表していて、そこをメインに考えているのなら、ぴったりな曲だとも思いましたが。
{/netabare}
【各話感想(レビュー)】
{netabare}
5話で籠コーチが来てから、急に面白くなった印象。弱小チームに名コーチが来てから強くなる、王道ですな(そういう意味ではあだち充作品は逆に凄いw)。そういうコーチが横暴なのはテンプレだけど、そこに逆らうよりも、素直に頭を下げられるってのは格好良かった。やる気になるヤンキー。はじめはバカにしてた奴らも認め始める。そしてチームがひとつになっていく。
祗園が、ただチビだからダメだったのではなく、精神的な部分にダメな理由があった。岩清水の「デカい僕らで鬱憤を晴らしたいからタックルしてるの?」って指摘は熱い。祗園の「俺らのボールだろ!」に並ぶ、ラグビーならではの名言。籠コーチは横暴なだけでなく、論理的で、チームを強くするために事実を述べてるだけで、ちゃんと褒めるポイントでは褒めるし、凄く魅力的な人物。これまでの「監督キャラ」の中でも、トップレベルに好きかもしれない(同ランクに、安西先生や田岡監督がいますが、それは言いすぎかなw)。
11話は各キャラの掘り下げが進んだ良回。一気にたくさんのキャラの「プレー」が理解できた。
2期目に関しては、熱さから一変、シリアスな展開が続きます。キツい部活、勉強との兼ね合い、家庭の事情。
14話の日常回は良かった。奥さんに負けている、籠コーチも良いわ~♪ 吉田先生との、大人な付き合いも良い感じ♪
VS天竺戦は、天竺のバラバラさとの対比で神高の良さを出す回。廉平はなぜ、もっと名門に行かなかったのかな?
天竺戦終了後の雰囲気、何より籠コーチの言葉は、「へ~」と思った。「勝ってもあまり喜ぶな。負けた相手のことを考えろ」は、剣道と全く一緒。「トライしてもあまり喜ぶな。皆で繋いだボール。たまたまお前が最後にいただけ」は、ラグビーならではだな~と思った。
20話以降は、再び各キャラを深めていく展開。ラストの嶺蔭2軍戦は、かなり、プレー自体を魅せていて良い感じだった。そして、最後に何の奇跡も起こせず終わるところも良かった。ラグビーって、番狂わせが起きにくい競技だと思うし。
{/netabare}
【余談1 ~ラグビー部に言うと喜ばれる言葉w~】
{netabare}
ラグビーやってる人に「アメフトと違って防具つけてないのに膝に頭から突っ込むって、ある意味アホっすよね」と明るく言うと、大抵は喜ばれますw
そしてその後に、「マジで怖くないんすか?」等を聞くと、生き生きと話してくれますw 大学でもラグビー部の奴等とはよく呑みました。あと喜ばれるのは、「剣道部が呑みで勝てないのは、ラグビー部と相撲部くらいだよ」とかね(笑)
でもその「生身でぶつかる」のがラグビーの魅力のひとつだと思うし、彼らが誇っていることでもあります(いや、アメフトも好きですよ! つか、スポーツには全てそのスポーツなりの魅力がありますし。アメフトの人には、「そんな防具なんて重くて固いもの着けて全力で突っ込むなんて、軽トラに突っ込むみたいなもんすね!」って言いますw)。
{/netabare}
【余談2 ~ラグビー漫画の主人公で多いポジションは?(色々調べてみましたw)~】
{netabare}
過去のラグビー漫画の主人公のポジションを軽く調べてみました(ネットで調べられる範囲ですが)。
・明刹工業高校ラグビー部→フルバック(15番)
・アップセット15→スタンドオフ(10番)多分
・HHORIZON→スクラムハーフ(9番)
・ノーサイド→スタンドオフ(10番)
・フルバック→フルバック(15番)
・IDATEN→不明、多分、ウィング(11番、14番)
と、ここまで書いて分かったこと。
①そもそも人気のあった(長期連載された)ラグビー漫画自体が皆無に等しく、いくらググッてもわからない部分が多かったです。
②そんな中、主人公にはバックス、しかもセンターラインのポジションが選ばれやすいようです。やはり、フォワードの巨漢ではイケメンを書きにくいとか、(読者の大半は普通の体型のため)共感されにくいとか、プレーが地味だとか、センターラインのポジションの方が様々な局面に顔だしやすいとか、色々あるのでしょう。
③意外とナンバー8が主人公として少ないです。やはりエースポジション、スーパースターとの認識が強く、努力や成長を書きにくいのかなと。
④フルバックは、まあ最近のは五郎丸さんの影響かな(笑) 昔のは、サッカーで落ちこぼれたとか、ヤンキーで蹴りが強いとか、最後のディフェンス残る(自分が抜かれたらトライされるポジションだ)とか、描きやすい部分もあるのかもしれません。
※そういった点を踏まえれば、今回の「オールアウト」で「祇園」が務める「フランカー」というのは新しいのかも。
「フランカー」はハイブリッドなポジションで、本来は速く強い人(現日本代表でいうと、リーチマイケル選手)が適正だけど、身体は小さいけど、タックルに特化し、気が強くスタミナのある祇園にはぴったりだとは思います(やっぱり小さいよりは大きい方が、良いけどね、フォワードではあるわけだし)。
まあ祇園の場合は、所謂「オープンサイドフランカー(フェッチャー)」というやつですね、ボール奪取に特化したフランカー。サッカーで言えば、山口螢選手や細貝萌選手、南アフリカW杯の阿部勇樹選手、往年で言うとガットゥーゾ選手やマケレレ選手、カンビアッソ選手のような、守備的ボランチ(日本風に言うとクラッシャー・アンカー)的な役割かな?
「弱虫ペダル」でもそうですが、最近のスポ根ものは、「縁の下の力持ち」的な役割の人が主人公になること、多いですですね。まあ、読者の大多数はスーパースターじゃないわけですし、(日本人)みんな現実的になって(小さくまとまって)きたから、「漫画に求めるもの」も、「憧れ」から「共感」に変わってきたのかもしれませんね。
{/netabare}
【苦言(9話 SLAM DUNKのオマージュについて)】
{netabare}
この作品がSLAM DUNKのオマージュだということは明らかだし、例をあげればきりがないです。キャプテンの名を「赤山」にしてることからも、原作者は隠す気がないんでしょうね。(赤木→赤城山→赤山 なのかな?)。
要素を真似るのは、まあ最悪、良いんです。創作物なんて、かなりやりつくされてますし。完全オリジナルなんて、ムリがあるし。でも、「昔」の「超名作」の「展開」を「あからさま」に真似るのは、どうなんでしょう? オマージュ=尊敬、としとけば、何でもOKなんでしょうか?
特に9話目。流血して「大丈夫だ、すぐ戻る」と言い、その後に「30点とりかえすぞ!」「俺たちは負けてない」という赤山。まんま、海南戦の赤木ですやん。
このアニメ好きなんですが、熱血スポ根ものなのに(もしかしたら今の子供には分からない、つまりはパクリとバレない)パロを入れてくる姿勢、しかもそれが個人的には聖域のSLAM DUNKのもの。SLAM DUNKファンとして、(ちゃんとネタですとしていないので)次第に腹が立ってきました。これは、(笑)無しのマジなやつです。
もしこのまま「熱血モノの中」で、SLAM DUNKのパロ、いや、パクリを平然とやり続けるなら、切ろうかと考えていました。なんなら今期(2016秋)で1~2番に楽しんでたアニメだったけど、SLAM DUNKへの愛はそれ以上です。ギャグアニメなら別に良いんです。「スポ根アニメの熱さをパロに頼る姿勢」なら、それは嫌いです。興ざめです。
10話目以降、あんまりに明らかなものは少なくなり、とりあえず溜飲を下げたので、完走できましたが、やはり気を付けてほしかったです。そこで、☆をひとつ落としましたm(._.)m
{/netabare}
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
意外に面白かった!
スポーツアニメで見てないのがラグビーで手を出してなかった作品
もう、観たらボロ泣きでした。なんか思わず泣いてしまった。こんな可愛い高校生たちがいるかと!!!!笑
気になったらみるもんですね!
とても面白い作品です
テレ美 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読
絵が特徴的。
初めて見た時は、なんかすんごいガチムチ雄っぱいでインパクト強い絵柄だなーと思いましたが、目が慣れてきたら普通にみれました。
むしろこのムチっと感が逆にクセになるというか(笑)
元々、骨と皮だけみたいな細っこい絵より普通に肉がついてる絵の方が好きなので、それもすぐに目が慣れた理由かな?
主人公がなんというか…まぁうるさくておバカでアレなんですが、数話程進めば割と空気なので大丈夫でしたw
チームプレイをテーマにしているらしく、主人公のワンマンじゃないので超人的なプレイ(ヤー)展開がなくてもとても楽しめました。
(他校にはワンマン設定とかもありますが)
個々のバックストーリーにもきちんとスポットを当てているので飽きない。
「一人ひとりに考え方の違いや悩み、長所短所がある。同じ人なんて一人もいない、それでも力を合わせて同じ目標に突っ走る一つの大きな力になることができるんだ」というのをテーマにしていると感じました。
ただ、今回描かれたのは「力を合わせて同じ目標に突っ走る一つの大きな力になることができるんだ」というのを学んだところまでで、実際には目標に突っ走ってないので是非続編やって欲しいです!
キャラでは…赤山とか八王子とか好きでした。籠コーチが土師さんで最高でした!!
岩清水はなんであんな…もう完全に普段の振る舞いが女子でしたよ。実際ラグビーやってる人にあんなにメスい人いるの??(笑)
でもまぁムキムキ故かなんかエロカワに見えるので、それはそれで楽しめましたけど(笑)
U さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
pop22 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
女性は回避推奨。
マッチョ好きなら止めない。
ラグビーのルールを知らなくても見れる。
ラグビーがメインのスポーツアニメだが、
自分にはどちらかというと人間関係青春ドラマがメインに見えた。
主人公は割と空気。
というか主人公は誰?と聞かれたら指導陣も含めたメンバー全員と答える。
そんな扱い。
コーチのキャラ、最高。
こんな人にリアルで出会いたかった。
▼やや具体的な内容
{netabare}反則グレーの攻撃をされたら
こちらも反則グレーのラフプレーでお返し。
卑怯な手を受けても
なるほどこれも戦法の一つか!勉強になったぜ!
となる。
このノリ大好き。
どんなに綺麗事を言っても、リアルでこれが出来ない奴は
やられっぱなしで追い落とされるだけという現実。
マジで笑えない。
こちらはあくまで正しく、清き方法で正々堂々相手を打ち倒す!
ど根性で卑怯な手を乗り越え打ち倒す!
などワンパターンでうんざりするスポコン王道を打ち破った。
「殺す!」とか言いながらタックルかます敵キャラにも吹いた。
元々、口の悪い設定のキャラだが、このご時世、さすがにPTAに怒られる。
最終話、強敵を前にして味方までもが
「くそがあああ!ぶっ殺してやる!」
と叫び、タックル。
このアニメの凄いところはこの後。
その気概を敵に褒められる。
↓本作の迷台詞
{netabare}「ぶっ殺してやるって気持ち、すっごい大事だと思う。
俺も君たちに対して思っているよ。
ぶっ殺してやるって♡」
着メロにしたいw {/netabare}
{/netabare}
▼まとめ
非常に青春していて面白かった。
アニメにお金を出さない一般層向けの内容、
イケメンがいない、いてもマッチョという女性層の財布も期待できない、
キッズアニメのようにおもちゃが売れるタイプでもないという
地獄モードのスポーツアニメ。
よくアニメ制作Goしてくれた。
こういうアニメ、絶滅寸前だけど頑張って欲しい。
↓関係ない駄文
{netabare}このアニメを見ているとき、
ちょうど日大のアメフト問題が取り沙汰されていてワロタ。
ちなみあれは「証拠」映像があり、
マスコミが騒いだから巨悪に勝利できた例なので、
勘違いしないように気を付けなければいけない。 {/netabare}
ゆかりさん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
cVVwL43006 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
スポーツが好きな人ならラグビーのルールが分からなくても楽しめます。
kochan さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
スポコンに外れなし、てか自分がスポコン好きなだけなんだけど。
ただ、おかまっぽい絵がでてくるのはいただけない
石清水はそういうキャラだと納得していたが、筋骨隆々のセキザンまでも・・これは作者の趣味なのか?
K さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
徳寿丸 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読。
王道スポ根作品ラグビー版。この手はスポーツの種類が何かってだけで話としては主人公達の成長と相手のインフレバランス調整とどこで終わるかなわけですが(私感)。キャラはいい味だしてると思います。この手はキャラで引っ張るしかないですからね。しかし大変ですよ、1チーム15人×対戦チームのキャラですしね。しかしラグビー漫画ってマイナーですしちょい前の「五郎丸フィーバー」に乗っかってアニメ化したのかな?まぁたまにこういうスポ根ものもいいんですけどね。
皆さんラグビーって人生で経験する事あります?(女性はないでしょうが・・・)私の母校周辺の高校の体育はラグビーは必ず入ってました。母校は体育教師がラグビー経験者だなもんで春=柔道・夏=水泳・秋冬=ラグビーという年間スケジュールでした。他校はタッチラグビーといってタッチされたら倒れるというゆるい内容なのにうちはガチでやってましたね。学年を2チームにわけて3年間そのチームで授業受け、年に1回ラグビー大会を学年毎にやるんです。女子は観るだけ(笑)。授業もガチだから本気タックルだし私も目の上切ったり小さい怪我なんて当たり前でしたよ。今じゃできないでしょうね、親がうるさいですし。面白いのは授業での試合は私の所属チームは3年間相手チームに負け無しなのに女子の声援があるラグビー大会では相手チームが強いんですよ。結局大会は3年間で1勝2敗。黄色い声援恐るべし(笑)。当時ラグビー少しやったんで多少この作品も楽しめたのかもしれませんね。
私のツボ:女子が空気
にこちゃん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぶっあ!ちょっとした時の表情に
引いちゃう時があったけど‥
(マッチョが少女漫画みたいな顔しやがって‥
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)
しかし熱いシーンももちろんあるし今、
話題のラグビーってこともあり
あっと言う間に見てしまった!しかも
かなり続きが気になってしまうんだな!
小さくても頑張る姿に胸が撃たれる!!
一言で言えば…大好きです!!
これからも期待してるアニメ♡♡
だんだだん さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
384 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ラグビー未経験の元気系主人公が1から成長してくスポ根アニメ。
このご時世で全く腐に媚びない萌えの無さ!
とにかく暑苦しくて男臭い青春ストーリーはもはや逆に斬新で◎!!笑
ラグビーのルールは全く知らなかったけど、観ながらストーリーに入って行けるし、続きも凄く気になります!
-萩- さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
Britannia さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アイシールドはアメフト
ラグビーアニメは初めて見るな、だんだん面白くなってきた。
中盤~特に
表情がホモっぽく微妙に気持ち悪いのだが
sMYVP12210 さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
原作しらず。世間のラグビーブームとか関係なしで見てみたかった。
自分自身はラグビー=スクールウォーズ世代なんで、
ラグビー=不良が基本イメージだったりします。
現代はだいぶクリーンになってきてるようで 単純に男!のスポーツな印象にはなってきていますが、やはりTVでもルールが分からん。わかりづらい。
このアニメもだいぶそこはルール解説いれてきてるあたり 説明しないとわかりづらいスポーツという認識なんでしょう。
けどなんていうかな、スラムダンク世代でもあるので、素人が主人公のスポ根アニメへの変な期待感あるんで、第4話あたりまでにそれを感じなかったので断念の理由ですねー
いきなり強豪校と練習試合とか、、まだもうちょっと主人公の隠れたレスポンスを見せてくれてもよかったんじゃないかなー。
25話取りためたけど 消すことにします。
また何かの機会あれば 結構評判いいアニメみたいだし、見るかもしれませんけどね^^
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
happyend さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
★光姫★ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
神奈川県の高校ラグビーが舞台。県立神奈川高校、通称:神高(ジンコー)で主人公・祇園健次がチームメイトと奮闘する姿を描く。(wikiより)
ラグビーのアニメは、初めて見ました。
ルールもほとんど知らないのですが、それなりに楽しめました。
ハイキューを見た人だと、楽しめるかもしれません。
見るきっかけは、好きな声優さんが出ているのもあって見ました。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
この作品の原作は未読です。これまで、野球、サッカー、バレー、テニス、陸上、バスケ、水泳、卓球などスポーツものの作品はそれなりに視聴してきました。
それらのスポーツの共通点は、これまでそれなりに体験や観戦をして基礎的な部分を知っていたり、或いは勝ち進む苦しさやプレイ中の孤独感を経験してきた、という点です。
一方、ラグビーは観戦経験も無ければ、経験も学生時代の授業で少しやったくらい…
知っているのは相手陣地にトライする事とボールを前に送ってはいけないという事…つまりずぶの素人がラグビー作品を心の底から楽しめるか…という部分に正直自信がありませんでした。
でも「百聞は一見に如かず」という諺がある様に、これまで自分の食わず嫌いな性格のせいでどれだけ遠い回り道をしてきたのか…なんて考えると、もはや私の中で「視聴しない」という選択肢はなくなっていました。
この様な過程を経て視聴を始めたのですが今では視聴して良かったと心の底から思っています。
それはラグビーという競技…というより、一つのスポーツに打ち込む姿がどこまでも真摯だったところにしっかり感動させてもらました。
中学までは部活でラグビーをする事は無く、殆どの人が高校デビューとなるスポーツ競技…
1チームの人数は15人でフォアード、バックスに様々なポジションがありそれぞれ果たすべき役割があって、一つとして捨て駒的なポジションは無いスポーツ…
スポーツを極めようとする時の最初の障害であり、その障害と一生向き合っていかなければいけないのが体格差…
筋力は鍛えれば増やす事ができます。
きっと瞬発力やジャンプ力だって鍛えれば数値は伸びると思います。
でも自分ではどうしようもないのが身長を含めた体格差だと思います。
もちろん、体格差を身体能力でカバーする事も可能です。
でもそれが実践できるのは、きっと一握りの選ばれた人だけ…
努力で手が届くところは誰もが到達できる…いわば通過点だと思います。
そこから先の…努力では絶対届かない領域に足を踏み入れた人だけが見る事を許された景色ってきっと全然違うんだと思います。
学生時代に嫌と言うほど味わった体格差を感じないスポーツがあるなら…
それはきっと真摯に取り組んで後悔しないスポーツだと思いました。
作品の中で「誰だって主役になれる」「ボールを持っているヤツが主役」という台詞がありました。
これは体格だけに依存する事の無いスポーツである事にほかなりません。
事実、この物語の主人公である祇園健次は小柄で身長は160㎝もありません。
一般のスポーツなら活躍できる範囲が限定されてしまう事でしょう。
そんな小柄でもみんなと同じ場所に立って取り組める…こんなに嬉しい事って無いと思います。
もちろん、努力を怠っては結果はついてきません。
どのスポーツ作品…いえ、ゆるふわ系の作品を除きどんな物語でも共通しているのは、出来る事は全部やる…全力で取り組むのは大前提です。
一心不乱に打ち込んだ分だけ勝った時の喜びや負けた時の悔しさに気持ちが直結しているから…
そして心が乱れるのは勝負の結果だけではありません。
普段の練習だって人の心をへし折るのは朝飯前の事でしょう…
それは集団で行うスポーツ特有の事だと思います。
最初のスタート地点はみんな一緒…
だから喜びも苦しみも均等に分け合える…
でも最初から最後までみんな横一直線で進むなんて事は決してあり得ません。
否が応でも感じてしまう…気付いてしまう仲間との差…
かけがえのない仲間も見方を変えればライバルなんです。
そして15人もの人数で行う競技もポジションは唯一無二である事…
ライバルの背中ばかり追いかけていたのでは永遠に舞台に立てるチャンスなんて回ってこないんです。
だから真摯に向き合った分だけ心も擦り切れるし挫折も味わう…
でも大切なのはそこがゴールでは無いという事…
今の神高は決して強くありません。
でもまだまだ伸び代はあると思います。
「自分達の本気…こんなモノじゃないだろ…」
自分を奮い立たせながらこれからも全力でフィールドを駆け抜ける勇姿を…もっと熱い展開を楽しみにしています。
Devil_boy さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラグビーのアニメは初めて観ました。と言うより、ラグビーを題材にしたアニメって他に知らないですね(>.<)y-~
エンディングがスキマスイッチの全力少年。なるほど、確かに全力でラグビーやってますね。オープニングが非常に格好良くて結構お気に入りなのです(°∀°)
さて、スポーツ系アニメもあまり観ないのですが、正月に一挙放送していたので録画してみました(°∀°)てっきり1クールだと思ってたので13話で取り敢えず保留にして暫く録り貯めねば。
スポーツ系アニメの良い所は試合が終わるまでは一気に観れるって事ですね。キャラが成長する姿も分かりやすいですし、持ち味を活かしやすい。ストーリーを構成するにあたって非常に簡単なんですよね。だからこそスポーツ系アニメで極端にハズレと思う作品は少ないのかもしれません。←そんなにスポーツ系アニメを観てない僕が言うのもアレですが(>.<)y-~
ラグビーっていうのも筋骨粒々な体格の男達がぶつかり合うかなりハードなスポーツですし、迫力は満点です。男らしさが溢れ出ているのです。
神奈川のベスト4と準優勝の高校と試合してますが、そもそも神奈川県のラグビーは全国だとどれくらい強いんでしょう?明確にしていたのかな?だとしたら聞き逃してますね(>.<)y-~
まだ途中ですが、チームが、そして主人公の祇園がどのように成長していくのか楽しみなところです。
キャプテンの赤山がどうにもグラップラー刃牙のアレに見えて仕方ないのは僕だけでしょうか?
プラ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
数あるスポーツアニメの中で、確実に5本の指に入ると思う。
高校時代、真剣に運動部で部活に取り組んでいた人なら、あの熱さは伝わると思う。初心者だったけど必死になって上達しようとした人、下手でなかなか試合に出られなかったけど泥臭くあがいた人、自分のプレーが周囲に受け入れられず悩んだ人、才能あふれるプレーでチームを引っ張った人、キャプテンとしてチームを牽引し仲間を深めあった人・・・・・・どんな人でも熱くなれる。
作画もちゃんと描けてるし、ラグビーの臨場感もひしひしと伝わってくる。
ラグビーのルールが分からなくても大丈夫。これを機に、ラグビーの生の試合を観に行くのもいいと思う。そして、ブームを巻き起こさないといけない!!
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
全25話
【あらすじ】
チームとしては弱小で、発展途上である神奈川高校ラグビー部を中心に、チームの成長、個々の部員の抱える問題、ライバルチームとの交流、それを見守る大人たちの様子が、丁寧かつ非常に「熱い」展開が繰り広げられる。
【感想】
今期冬アニメの中で他作品の人気に埋もれてしまっていたが個人的にはかなり面白い作品だと思います。また、スポーツアニメとして最も重要な「熱い」展開がこの作品では毎回繰り広げられ、30分があっという間に過ぎてしまうほどでした。
この作品の面白さの要因ですが、それは学生達を指導する監督の存在が大きいです。監督の発する言葉がカッコよすぎて惚れます。
【まとめ】
ラグビーを知らない方でも楽しめますし、何よりスポーツアニメが好きだという方は絶対に見るべきだと私は思います。是非、ご覧ください。
yowano さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
◯良かったところ
・かっこいい監督
・愚直で応援したくなるキャプテン
・快活でかわいいマネージャー
・チームが堅実に成長していくので、置いてけぼり感がない
・メンバーの抱える問題が生々しいが、後味の悪い終わり方はしない
◯苦手なところ
・少年マンガではよくあることですが、主人公の精神年齢がやたら低い
・特定のキャラのポーズやスキンシップが女々しい
◯まとめ
女々しい時はとことん女々しいものの、熱い展開はとことん熱いです。
セリフは直球で熱量のあるものが多くて、好感が持てます。
王道のスポ根なので、そういう要素を求めている場合にはちょうどいいと思います。
泥臭い練習描写も多いので、チームが急激に強くなって萎えることもありません。
37111 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
201612/26 2クールだって。。。試合中にくっちゃべってんじゃねー!あと、タックル受けてノッコン多すぎだろ。下手かよ。
昔、あだち充の野球漫画にスローステップというのがあったが、それよりもスローステップ。
高校ラグビーってタックルされただけでここまでノッコンするか?
ということはさておきです。
試合描写が適当すぎて萎えます。部活を通して人間群像劇としてもちょっと薄いし。ヤッパスクールウォーズって偉大だったんだなと思いました。
それでもラグビー愛があれば。
pooki さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
高校ラグビー部のスポ根。
ビー部といえばコレ、ってくらいオーソドックス。似たような展開も多い。
軽く観るには向いてるし、コーチは渋めでかっこいいけど、スポーツものとしてはありきたりな分、キャラ絵とかもじもじ感とか筋肉とか、妙なクセが前に出てた感じ。
5 話まで。なんか渋いの出てきた。思ってたより面白い。
<50> OP ムキムキ。
1 話視聴。
高校ラグビー部。ビー部といえばコレ、ってくらいオーソドックスなテンプレ導入。キャラ絵とか筋肉とか、妙なクセは感じる。警戒し過ぎかなぁ。
ED『全力少年』はちょっとんー、まぁ名曲だけども。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作コミックは未読。
本作で茶色のラグビーボールが出てくると思っていた程、ラグビーに疎かった私w
放送前、本作が“ラグビーを題材にした史上初のTVアニメ!”とアピールして来た時は、
高校ラグビーとか伝統があるのに意外だな……という印象を抱いていました。
実際、視聴してみて、選手の実力を反映しやすいように合理的に進化してきたと言う、
ラグビーの説明がてら、ストーリーが進行していくと、そのルールの合理性故に、
例えば超人主人公がミラクルプレイで試合をひっくり返すような、
どんでん返しで感動演出!というプロットなど、まず成立し得ない。
ラグビーという堅牢なスポーツに舌を巻くことになりました。
これは確かに漫画で連載し続けるのも大変だろうなと思いました。
本作はそこを全員主役で、全員練習で汗を書いて、泥にまみれて貰う。
モールの如くジリジリと押していく、地道なシナリオ展開で、
愚直にラグビーにぶつかっていった点が特徴。
どんなスポ根アニメも、練習したこと以上のものは試合では出ない。
と主張しますが、本作は徹底的。
{netabare}何しろ2クール全部、練習と練習試合と合宿。
公式戦を一試合も行わないまま消化してしまったのです。{/netabare}
よく部活アニメの感想などを見ていると、
たったこれだけの練習で上手くはならないよ~。
と言うコメントをちょくちょく見かけますが、
本作を観て、まだ練習量が足りないと言うなら、
部活アニメなど見ない方がいい。
それくらい土台作りを重視した作品でした。
地道ゆえ、退屈することがあったのも否定はしません。
ルールに基づいたスポーツと、スポ根のキャラ性、ドラマ性の両立の難しさを
痛感することも多々あった作品でもありました。
けれど、それを乗り越えて、成果を示された時は、
底からじっくり暖められた風呂の如く、
芯から熱くなるものを感じることができました。
好きなキャラは籠(こもり)コーチ。
練習も愚直なら、指導も愚直。
だからと言って、根性論には落ちず、
理論的な練習で教え子を明るい方向へ導く……。
それ故に、彼が語る言葉には説得力を感じました。
{netabare} 個人的にコーチ陣が酒席等で指導論などを語るシーンが好き。
「指導者は常に子供を驚かせる張本人でなくてはなきゃならない」
ノミュニケーションでは時に深い言葉が飛び出します。
もっとも酔い潰れて覚えていない方もいらっしゃるでしょうがw{/netabare}
【前半戦1クール感想】「お前ら、オールアウトって知ってるか?」
{netabare}男女構成比が極端な深夜アニメの諸作品。
ちょっと紳士の煩悩に流されるまま作品をチョイスしていると、
たちまち二次元世界で美少女たちに包囲されてしまいがちですw
尊氏の2016年秋もまさにそんな惨状w
何か漢(おとこ)たちが暑苦しくぶつかり合うアニメを投与して、
極端に極端をぶつけて中和せねばw
そんな謎の使命感で徘徊していた所、辿り着いたのが本作。
本作は神奈川県のとある弱小高校ラグビー部の男たちの青春物語。
各校部内に女子マネやイケメンラガーマンの追っかけ等が若干名いる他は、
(他に強いて言うなら、{netabare}作品内二次元世界にて撲殺系魔法少女が登場する以外はw{/netabare})
見事なまでに男しかいない。
筋肉ムキムキな男たちの飛び散る血と汗と涙!
魂のぶつかり合いがあるばかり。
前半戦は練習や紅白戦、合同練習試合等を通じたラグビールール初心者講座も兼ねた、
泥臭い地道な伏線張りが続く展開。
{netabare}GWですら遊びにもナンパにも行かず、校舎内で男たちがすし詰めに寝泊まりして校内合宿!{/netabare}
暑苦しいぜ!!
ただこのまま延々とぶつかり合ってばかりだと、
俺のスタミナはもたないのではないかw
そんな私の懸念が払拭されたのは、
{netabare}にわかに元全日本の老コーチが招聘されて以降。{/netabare}
ガムシャラ一辺倒の弱小ラグビー部に意識改革がもたらされてから。
その後、本作は私の中で単なる萌えアニメ中和剤じゃない。
次回が楽しみなスポーツアニメに昇格しました。
特に第六話の{netabare}「出し切ること」
レビュータイトルにも掲げた、
コーチによるタイトル回収のセリフから始まる教示が心に響きました。
「オールアウト」……全て出し切ること。
要するに死に物狂いでやれば全国大会にも行けるだろう。
だから一生懸命やれ。ってことなのですが、
私には部活にありがちな単なる根性論じゃない、
老獪かつ科学的な言葉の使い方を感じました。
部活に限らず、プロスポーツなんかでも、
低迷しているスポーツチームというのは練習して着実に強くなっていく、
そんな当たり前すら損壊しているもの。
一生懸命取り組むことにすら迷いが生じがち。
狭い練習場で空回りし、頑張る根拠を渇望する彼らに、
「オールアウト」というより広い世界の概念を与える。
その言霊パワーに震えました。{/netabare}
「ALL OUT!!」が実現した時、神奈川県大会にどんな旋風が巻き起こるのか?
成果を確認するのが楽しみでなりません。{/netabare}
ALL OUT!!のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ALL OUT!!のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
神奈川高校、入学式当日。
体格は小さいが負けん気は人一倍、初心者の祇園がラグビー部に入部し、物語は動き出す。
過去のある出来事からラグビーに打ち込めない同級生・石清水、
面倒見がよく部員を気遣う副キャプテン・八王子、
そして、圧倒的迫力と誰よりも熱い闘志を胸に秘めたキャプテン・赤山。
体格も個性もバラバラなメンバーが、青春というグラウンドでぶつかり合いながら成長して行く。
すべて出し切った先にある、最高の舞台を目指して――! (TVアニメ動画『ALL OUT!!』のwikipedia・公式サイト等参照)
千葉翔也、安達勇人、細谷佳正、逢坂良太、小野賢章、村田太志、庄司将之、小松史法、手塚ヒロミチ、濱野大輝、沢城千春、落合福嗣、酒井広大、河本啓佑、神原大地、永塚拓馬、小林大紀、西山宏太朗、真木駿一、上住谷崇、高塚智人、中尾一貴、深町寿成、浦田わたる、岡井カツノリ、橋本祐樹、太田悠介、佳村はるか、土師孝也、岡本信彦
原作:雨瀬シオリ、 監督:清水健一、副監督:牛嶋新一郎、シリーズ構成・脚本:横谷昌宏、脚本:入江信吾、キャラクターデザイン:筱雅律、音楽:高梨康治、アクション作画監督:菅野芳弘、美術監督:西倉力、色彩設計:中嶋音夢、撮影監督:井上洋志、3DCG監督:長浜裕樹、特殊効果:チーム・タニグチ、編集:木村佳史子、音響監督:小泉紀介、音響制作:神南スタジオ、企画制作協力:テレコム・アニメーションフィルム
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