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「ロケットガール(TVアニメ動画)」

総合得点
62.8
感想・評価
120
棚に入れた
590
ランキング
4715
★★★★☆ 3.6 (120)
物語
3.8
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.7

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ロケットガールの感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりに最終回を再視聴。震えるほど感動しました。

 ちょっとはずれ作品に数本連続で当たったので口直しで、先ほど久しぶりに最終回を多分20回目くらいの視聴をしましたが、心が震えるほど感動しました。この作品の出来の良さを改めて実感しました。

 宇宙飛行士とは何か?というものが非常によく表現されていると思います。それが本当かどうかは知りません。ですがミッションを遂行するためのスペシャリストとしての責任と感情、言動などが迫真のリアリティをもって迫ってきます。

 NASAやソロモンのスタッフたちの心情、科学者として宇宙開発者の同士として距離を超えた心のつながりが痛いほど伝わってきます。

 2007年の本作ですがストーリーのレベルの高さ、そしてアニメ表現としての出来の良さはまだまだ最高峰の作品です。評価は4.5でしたが、もうオール5にします。アニメ作品の中でもっとも好きな作品の1つですので。


以下 21年5月時のレビュー

超ハード宇宙技術SF 特に後半は日本SFアニメ史上でも出色の出来。SFとしての出来は満点どころじゃありません。最高です。

 OPの最後に「ディスイズタンポポコマンダー、ユカリモリタ、アイルエンターザトランスファーオービット、ナウ」とコメントが入ります。トランスファーオービット=遷移軌道で宇宙技術の用語です。このアニメがハードSFであることをOPで宣言しています。また、協力JAXAがOPでクレジットされています

 ソロモン諸島(ソロモン諸島は赤道近くにあり、地球の自転速度を利用できるため 衛星を打ち上げるには非常に適している場所です)での新型商用ロケットの開発で、どうしても成功率が上がらない宇宙協会は、実績のある1世代前のロケットに戻すことを決定します。

 ただし、推力の関係で極限まで重量を減らさなければならない。そのためにたまたま宇宙協会を訪れたJKヒロインのユカリに目をつけ、無理やり宇宙飛行士にするという話です。


 この話のキモになる新型の宇宙服「スキンタイトスーツ」以外はほぼ実際の技術ですし、スキンタイトスーツも科学的な裏付けがあります。だぼだぼの宇宙服と違い、与圧の必要がありませんし宇宙船外の活動もごっつい宇宙服に比べて、非常にスムースにできます。

 この2つの設定で、JKが身体のラインがモロだしの宇宙飛行士になる、という物語が出来上がります。JKにエロい恰好をさせるアニメを作るなら、ここまで設定で作り込んでほしいものです。(裸みたい、だそうです。アニメではそう見えませんし、エロくもないですが)

 少し古めのアニメなので全体的に声優の演技がうるさいですし、キャラデザがちょっと作り物みたいです。が、ロケットも宇宙船も良く描けていますし、アニメ全体のクオリティーは高いです。さすがWOWOWアニメです。

 宇宙ロケット開発、宇宙飛行士育成について丁寧に描きながらも、ちょっと荒唐無稽な前半に対し、後半はもろ宇宙ミッションものの超ハードSFです。この小柄なJKの身体とスキンタイトスーツ、短時間で打ち上げられる固体燃料ロケットという設定を活かし、宇宙探査船の隙間に落ちたパーツを拾うためだけに、JKがミッションに出かけます。
 そのためのシミュレーションの場面とか、スペースシャトルにドッキングからその後の描写など非常に見ごたえがあります

 そして最後に、JKヒロイン2名はさらなるトラブルに見舞われた冥王星探査船を無事発射させるために、超高度の軌道に入ることを決意。ミッションに入りますが、緊急ミッションだっため、計算に誤りが発生し、2人の乗った宇宙船が大気圏に再突入するときに熱破壊を起こすことがわかりました。

 このあと、熱破壊が起きるという事実を2名に伝えず、作業をさせるところなど、実際の宇宙ミッションでの現場の判断基準が想像でき、鳥肌ものです。

 最終的に、その事実を聞いた2名が落ち着いているところも素晴らしい。そしてスキップ弾道という大気で揚力を発生させて、速度を落とす突入方法を行います。
 さて、2名は手動操作で突入を行いますが…というストーリーです。宇宙技術系のリアルSFが好きな人にお勧めです。

 好みとしては最後、アカネが気絶しない方が良かった、と思いますが、まあ、落ちに結びつけるためには、必要だったのでしょう。

 古き良き時代の、超ハードSF。また、こういうアニメが制作されるといいですね。

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 441
サンキュー:

8

ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

南極よりもヤベぇ場所(ソロモン)

夏休みに、ある目的の為にソロモン諸島を訪れた女子高生主人公。
そこには日本の宇宙開発外郭団体SSAがあった。
失敗続きで切羽詰まるSSAの下衆い大人たちの口車に乗せられロケットで宇宙へ発射される事に。
というおはなし。

結論から申します。 ハイ最高傑作です。
私的「へうげもの」以来の久々のクリーンヒットでお気に入り棚直行です。
真面目なテーマをコミカルにやるノリも「へうげもの」に似ています。

「オービター(宇宙船)は森田ゆかり(主人公)が命名、『タンポポ』」
でケラケラ笑いました。
大人だったら絶対付けない名前、雑草も良い所(笑)
JKぽい。


これは誰が観ても面白いのではと思います。 お勧めです。
少なくとも「よりもい」イケる人ならイケると思います。

書いてる現在あにこれランキング 4354位 (「よりもい」4位)
これこそもっと評価されるべき、隠れた名作と断言します。


以下は細かいハナシなので畳んどきます。
多少のネタバレもあります。

{netabare}
【設定】
兎に角秀逸なのが舞台をソロモン諸島にした事。
南の島の自由な雰囲気こそがこの作品のキモです。
何せ現地の法規に従えば良い訳ですから。何か緩そうじゃないですか(笑)

講釈は省きますがロケット発射地点は緯度が低い程打ち上げに必要なエネルギーが少なくて済みます。
なのでロケット発射場は常に(北半球の)国の南の方にあります。
(種子島、ケープカナベラル、バイコヌール)
「いっそ赤道直下に作ったレ」、と言うのには実はそれなりの蓋然性があります。

さて問題は、JAXAがあるのにSSAに予算が行くだろうか?という点。
まずこの世界にJAXAは存在するのか、という事ですが劇中ガッツリ登場します。

米ロ(ソ)中の宇宙ロケットは弾道ミサイルとセットで開発されていたのに対し日本にはその基礎技術が無い状態からスタートした歴史があります。
にもかかわらず、かつては科技庁、文部省と別のお役所でロケットを飛ばし縦割り行政の象徴となっていた負の歴史があります。
(その時の組織名が「NASDA」)

なのにまたただでさえ少ない予算を割るだろうか。

そこで
「ODAの一環の産業移転として」、という事ならリアリティが増します。
であればもう少し現地人を登用すべきでしたね。守衛とかに留まらずエンジニアにも現地人を入れるべきでした。

【科学考証】
ほぼガチです。
ミッション中のトラブルも興味のある方は原因と対処を調べてみて下さい。
かなり深くこの物語を楽しむ事が出来ると思います。
ちなみに協力:JAXAがクレジットされています。
スキンタイトスーツにマジレスするとオムツのスペースは必要なんですけどね。

【キャラ】
主人公森田ゆかりの適正。(JKコマンダーありか無しか。)
心身ともに健康で意思の強さと豪胆さを持ち合わせていて少々気性が荒いですが十分な適正があります。
序盤でマッドサイエンティストみたいなイカれた大人たちにツッコミますが、そのツッコミが実に的確です。
オービターの損傷状況報告も極めて的確でした。
思えば「名門女学院」の生徒である設定が生きてます。
元々優秀な子なんですね。

作中でも言ってますがシャトルの往復だけなら自動制御は既に実証されていてそれに乗る「猿でも出来る仕事」です。
パワーウェイトレシオ(能力重量比)では「JK?そんな馬鹿な」と言い切れない所があります。少なくとも男子高生に対しては圧勝です。
拳銃でドンパチやる特務機関エージェントよりは全然あり得ます。

マツリはユカリの知力を体力に振ったほぼ同サイズで地頭も悪くありません。
無理があるのは3人目のアカネです。流石に耐G性能が…


私的にはクズい大人達がとても好きです。
優秀なのに日本ではイマイチ主流を外れた連中の吹き溜まり。
それがSSAです。

【ストーリー】
全12話で2ミッション。
私的にはこれ50話あっても飽きずに観る自信ありますがアニメ的には限界でしょうね。
かなり端折られています。

学校のプールに帰還って!(笑)しかもまさか2回(?)
学校はどうしたの?いつまで夏休み?とか
いや3人目はちゃんと募集掛ければ来るだろ。時間もあるし。とか
2人乗りって事は新型固体燃料の性能が思いの他凄かったのか?
元々軽量化の為にJK乗せたんだから説明要るでしょ。とか。

ツッコミどころはありますがこれはノンフィクションドキュメンタリーではなく娯楽SFです。面白きゃ良いんです。
本場ハリウッドには見学に来た子供たちがそのまま発射される映画もあるくらいですから(笑)。(「スペースキャンプ」)

【明示されないストーリー】
SFばっかりで人間ドラマが希薄か。⇒とんでもない!
私は完走までに4,5回ほど顔から汁が出ました。

特にユカリに関しては明示的では無いけれど明らかに意図的に飛行前後の心境の変化、内面の成長が描かれています。
(アカネに至っては明示的に描かれています。)

また上にちょっと書きましたが、
自分の事を何も語らない大人達がどんな人生を歩みどんな想いでやってるか。
それに受容体のある人には途方もない人間ドラマの大奔流です。
私は真の主役は彼等だと思っています。

ま、これについては私は普段共感を要求する作品を否定的に評しているので、自分の共感だけ他人様に強弁するつもりはありませんが。
もう少し話数があれば個々のサイドストーリーも盛れたかも知れませんね。
{/netabare}

※加筆修正あり 初回2023/06/06

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 205
サンキュー:

6

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

どうにも真面目なのか悪ふざけなのか掴み所が無かったりする上に
しかも女子高生にいきなり宇宙飛行士をさせるなんて無茶もよいところだが、
でもノリやテンポの良さで何となく楽しめたので悪い印象は無い作品です。

【評価】

58点・1B級

投稿 : 2023/04/09
閲覧 : 125
サンキュー:

0

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファイアーーーーー!!!!!

この話は父親探しに変な島に来た女子高生がなんか宇宙飛行士になる話

ロケットガール、つまりロケットに乗るガールですね。
内容おしまい!
まぁそんなことはないんですけど。
つまらないわけではありませんでしたが、人に進めるかと言われれば別作品のほうが優先順位は高い、という話

父親を探しになんか変な島に女子高生が来ます。いきなり疾走した父親、というのもよくわかりませんが、なんかいきなり宇宙飛行士になっているのもワケワカメ。
残念ながら宇宙飛行士の友人もJAXAで働いている友人も宇宙に詳しい友人もいないため、詳しいことまではわからないのですが、本作の宇宙飛行士訓練は実際よりも多分優しめに描かれていますし、結構簡略的に描かれているので「私は宇宙飛行士になるんだ!」という方は本作を真に受けないほうがいいと思います。
そこら辺はちゃんと解説してる人がいるらしい()ので頑張って探してください。

基本構造はコメディを中心とした話
直接的な笑いというよりもクスッと笑ってしまうタイプ。
宇宙飛行士の話なので物語の内容は宇宙系。しかし、宇宙に関する知識がゼロでも(もしかしたら詳しくないほうが)楽しめます。主人公たちも頑張っており、内容もそこまでシリアスだったりヘビーだったりするわけではないため、ライトな作風となっています。
手軽に楽しめるため、気軽に見たい方は見てください。

とは言ったものの。やはり内容が薄いことには変わりないのでオススメはできませんがね。

監督は青山弘さん。初監督だそう
シリーズ構成は中瀬理香さん。フルーツバスケットの方ですね
キャラデザは大下久馬さん。初キャラデザだそう
劇伴は光宗信吉さん。ねぎまの方ですね
アニメ制作はムークDLEさん。

opはICHIKOさんの「RISE」
edはmisaeさんの「明日行きのバスに乗って」

手軽に楽しめるbut薄い

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 173
サンキュー:

4

ネタバレ

ジャッジ・シャンゴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悲劇の宇宙開発アニメ

プラネテス、ふたつのスピカ、ムーンライトマイル、宇宙兄弟、月とライカと吸血姫…
およそ20年で複数の宇宙開発系アニメが出てきた中で歴史上から埋没してしまったアニメ…(o´д`o)
某Eテレでもいいですから発掘してあげてください…

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 280
サンキュー:

0

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

酋長の娘

昭和の初めの頃にできた流行歌である。

わたしのラバさん 酋長の娘♪
 色は黒いが 南洋じゃ美人♪

第一次世界大戦の後、日本の信託統治領となったトラック諸島、そこで酋長の娘と結婚した実在の日本人がモチーフである。

本作の主人公の“ゆかり”とマツリの父親は彼がモデルではあるまいか。

当時の日本は南進論の真っ只中で、トラック島には帝国海軍の基地が整備され、そこは太平洋のジブラルタルと呼ばれるほどの重要拠点となる。
さらに、ここを拠点に、珊瑚海、ミッドウェー、3次に渡るソロモン海戦が戦われたわけだ。

その重要性は、戦後の今も変わりなく、今度は中国が虎視眈々と狙う海でもある。
一昨年も、札束外交でソロモン諸島が台湾と断交したばかり。

ガダルカナル島沖は、日米豪の艦船が数多く眠る鎮魂の海。
別名アイアンボトム・サウンド、鉄底海峡が再び紛争の海にならないことを祈るのみである。

そんな地に在るのがソロモン宇宙協会、赤道直下の理想的な宇宙基地というわけだ。
所長を筆頭に、破天荒な技術者たちと女子高生のアストロノーツが、NASAを巻き込んで繰り広げる痛快冒険ものである。
倫理的なことなどクソ食らえ、ご都合主義てんこ盛りのジュブナイルSFここにあり!

投稿 : 2021/02/19
閲覧 : 480
サンキュー:

10

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

女の子っておっさんより肝が据わってるよね

JAXAの協力なんですね~。原作は読んでません。

ソロモン諸島のアクシオ島にある民間宇宙開発団体
「ソロモン宇宙協会(通称SSA)」は有人ロケットの開発をしています。

ロケットの推進力不足をパイロットを含む軽量化で解決しようとして
SSAの所長の那須田は元自衛官パイロットの安川に無茶苦茶な
減量をします。無茶な要求に逃げ出した安川。

そんなタイミングで
行方不明の父を探しにアクシオ島にやってきた普通の可愛い女子高生の
森川ゆかり。
体重の軽いパイロットを探してたSSAの所長の那須田は父親捜しの
手伝いをする合間のバイトだよって、ゆかりを宇宙飛行士の候補に半ば
強引に引き入れます。

探してた父親は島のジャングル奥で酋長をやってて、その娘
(異母姉妹)のマツリもゆかりのバックアップとして宇宙飛行士に。

のっけから超絶展開だけどギャグもありつつ可愛らしい宇宙飛行士の
訓練はテンポも良くてサクサク観れました。

訓練シーンはそこそこで中盤であっという間に打ち上げに。
打上げ瞬間はやっぱり宇宙アニメの醍醐味じゃないけど、カウントダウンから成功まではワクワクしながら観てました。

トラブルで宇宙に取り残されそうになったゆかり。
2号機で助けに行ったマツリに助けられて2人で地球に戻るシーンは
ちょっと感動しました。
迷う大人達の判断の遅れ(慎重になるのは当たり前ですけどね)を直感と勢いで解決していく若い決断力が清々しいです。

結果論だけど素早い判断ってハマる時も実際あるでしょうね~。

後半は後輩の三浦茜が3人目の女子高生宇宙飛行士になることに。
頭は良いんだけど体力がなくてGに対しても弱い、
ゆかりやマツリよりさらに非力な女の子なんです。
ジャングル帰還訓練とか、真面目に助けを断ってまで達成する強さが
ある子でした。
ボロボロになりながら帰還する姿は応援したくなる子ですね~。

NASAのトラブルで急遽ゆかりと茜の2人が宇宙に向かうミッション
では、女子高生のピタッとスーツでの船外活動が痛快でした。
(そりゃ、作業するうえで可能ならあのダボダボ宇宙服より断然
ピタッとスーツなの当たり前ですよね。
でも女の子だから良いけど、男がもっこりぴたっとスーツだったら
それはちょっと嫌かも)

それにしてもNASAの宇宙飛行士と対等以上にわたり合うゆかりと
茜の逞しさといったら、カッコよすぎだよ~。

無人探査機の暴走するトラブルに対処できたと思ったら、ゆかり達の
宇宙船マンゴスティンが大気圏突入時に熱破壊する事実が判明してしまいます。
(ちょっと計算間違えたりとかミスが酷いのは気になります。
 でも現実でも完璧を目指してもトラブルはあるからね)

マツリのネックレスは切れたり、ミッションを終えた後宇宙での景色で
突然、茜が泣き出したり、なんかもしかしたら、この子達
死んでしまうかもって、最終話はちょっとドキドキで涙でちゃいました。(まさかこのアニメでこんなに泣かされるとは!)

最後はゆかりの頑張りで奇跡的に地球に帰れてって感じでしたけど、
肝心のところをだいぶ端折って描いてました。
(最初、彼女達は生きてるの?これは夢の世界なのッて?ってちょっと
混乱したので、普通に宇宙船の着水?着地までしっかり描いてもらってもっと泣きたかったな~)

実際の宇宙の現場はもっと厳しい世界でラストも普通なら女の子達は
死んでしまうんでしょうけど、そんなラストならこのアニメの評価は
最悪だったと思います。

ご都合だけど、希望の持てる終わり方は良かったなって思います。
3人はそれぞれが個性的で可愛くて魅力的だったのでみんなが笑って
終わらないとあり得ません。

いつか女子高生(若い女の子)が実際に笑って宇宙に行く日は
必ず来るでしょうから。

投稿 : 2020/11/28
閲覧 : 278
サンキュー:

21

ネタバレ

Fanatic さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外とハードSF。人間ドラマは薄味

あにこれのレビューで見つけて、気になって視聴。

主人公の女子高生・森田ゆかりが、失踪した父親を探しに単身ソロモン諸島を訪れたり、物語の舞台となるソロモン宇宙基地から逃げだしたテストパイロット・安川に対して、いきなりロケットランチャーが撃ち込まれたり……。
そもそも、たまたま島を訪れたJK(ゆかり)に、宇宙飛行士のアルバイトを頼んだりとか!
のっけからハチャメチャ(死語?)な展開。
良く言えばスピーディー、悪く言えば荒唐無稽?

宇宙ものアニメと聞いて「プラネテス」や「宇宙兄弟」を、あるいは、少し似たプロットの「宇宙よりも遠い場所」(目的地は南極ですが)あたりの真面目な雰囲気を想像していたので、のっけから面食らってしまいました。
端的に言うと、ギャグアニメのノリですね。

別にギャグアニメが嫌いなわけじゃないですが、それを求めて視聴を始めたわけじゃないので不安になります。
……が、ミッションシーンになると内容は一変。
明るい雰囲気は保ちながらも、すごく本格的なハードSF作品に早変わり。

専門用語テンコ盛りの講義や、逆ポーランド演算用の計算機、スキンタイトタイプの宇宙服(実際、2007年にMITで開発中だと発表、2014年にはESAが無重力実験を開始)など、それっぽい小道具が次々と登場。

パイロットを女子高生にするのも、低コストのロケットで打ち上げるために体重の軽いパイロットが必要だったから。
基地がソロモン諸島にあるのも、打ち上げ時に遠心力を稼いで大きな推進力を得ることと、静止軌道に移す制御エネルギーを節約するため。
設定の根幹となる部分は、きちんと理由付けが成されていています。

コテコテの文系の私にはググッた程度の知識しか知り得ませんが、科学考証という部分では冒頭で挙げた「プラネテス」や「宇宙兄弟」以上の拘りを感じました。
もちろんフィクションですから、中には現実離れした内容も含まれているかもしれませんが(打ち上げの度に気絶するあかねとか笑)、エンタメ作品内における説得性という意味では十分な内容だったと思います。

本作で最も見せたい部分は、当然、SF部分なんでしょう。
日常パートは、ミッションパートを繋げるために肉付けされているだけで、あえてギャグっぽいノリにして展開を早めているのではないかと感じました。
あれなら、準備期間二日で有人打ち上げ、なんて展開も許せちゃいますからね。

おかげでテンポはものすごく早くなっている分、人間関係や成長物語という点ではかなり薄味なので、人間ドラマを期待して観ると物足りなく感じると思います。

なお、キャラデザはけっこう可愛いと思いますが、作画に関しては2013年の作品ということを加味しても物足りないかな……。
中盤以降、特に7話辺りでは作画の乱れが目立ちます。
終盤はまた持ち直しますが、それでも当時の他作と比べると、クオリティは平均以下でしょう。
見れないほどではないと思いますが、作画重視の方には厳しいかもしれません。

ギャグっぽいノリの日常パートと、しっかりと科学考証されたハードSFのメリハリがよく効いていて、私は中弛みもほとんど感じることなく完走できました。
あまりハードルをあげずに、気軽に見るには十分アリかな?

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 297
サンキュー:

5

ネタバレ

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思わぬ掘り出し物だった

GYAO!で偶然発見。なんか面白そうだったので視聴。

放送当時、発見できなかったことが悔やまれるくらい好みな内容でした。

女子高生が宇宙飛行士をやる理由も、一応理にかなってる
({netabare}体重の軽い大人の女性も結構いる気はするけど、採用試験のコストも節約できたってことか{/netabare})

ストーリーも適度にシリアスで、なかなか見応えがありました。
「宇宙兄弟」が好きな人にもオススメできるクオリティです。
NASAの宇宙飛行士と何語で会話してるんだ、というツッコミはナシで(笑)

当然のごとく原作小説も購入(笑)多分読めるのは5年後くらい?



P.S. オープニングアニメが無線の声で終わるのがめちゃくちゃカッコいい!





最近気が付いた、自分が90~00年代のアニメを好む理由

\しがらみが少ない/

投稿 : 2020/11/04
閲覧 : 276
サンキュー:

5

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子高生宇宙へ行く

女子高生がロケットで宇宙へ行くお話。
と書くと、ギャグアニメなの?って思ってしまうんだけど、結論を言うと、芯の部分はちゃんとSFしてて、それ以外のところはいい意味でアニメって感じの演出でした。

リアリティのあるSFものを期待しちゃうと、いきなり島に来た女子高生を宇宙飛行士に採用しないだろうし、ほかにも現実にはありえない演出もあるんだけど、個人的にはこういうのはOKです。
だって女子高生が宇宙飛行士になって宇宙に行くって、なんかわくわくしませんか?

主人公のゆかりは、父親を探しにとある島に来ますが、そこで行われていた宇宙飛行ロケット実験に偶然参加することになります。

最初はバイト気分で嫌々やってたゆかりですが、そこで働く人のロケットにかける想いを知り、本気で宇宙に行きたいと思うようになります。

最終話あたりで宇宙に行くのかな、と思ってたので、5話で宇宙に行ったので、え?もう?とびっくりしました。

7話から、もうひとりの主人公の茜が登場します。後半は、茜が宇宙飛行士になるまでの頑張りが描かれ、そして、ある出来事からゆかりと茜の二人で宇宙に行くことになります。そして・・・

あ、書き忘れてましたが、もうひとりの主人公マツリもいいキャラでした。いつも明るくて、ゆかりや茜を励ましたり、元気づけたりしてくれました。

5話あたりから毎回目が離せない感じで面白く、そしてハラハラしながら最終話まで見ることが出来ました。

芯のSF部分もちゃんとしてて、そういう部分も物語の面白さにプラスになっていたと思います。

投稿 : 2020/10/11
閲覧 : 305
サンキュー:

17

自転車少女 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ツッコミ不在の壮大なSFギャグアニメ

これはギャグアニメです。
各自でツッコミながら楽しみましょう。

投稿 : 2020/06/09
閲覧 : 261
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子高生宇宙に行く

女子高生がロケットで宇宙に行くお話。
と書くと、ギャグアニメなの?って思ってしまうんだけど、結論を言うと、芯の部分はちゃんとSFしてて、それ以外のところはいい意味でアニメって感じの演出でした。

リアリティのあるSFものを期待しちゃうと、いきなり島に来た女子高生を宇宙飛行士に採用しないだろうし、ほかにも現実にはありえない演出もあるんだけど、個人的にはこういうのはOKです。
だって女子高生が宇宙飛行士になって宇宙に行くって、なんかわくわくしませんか?以下ネタバレです。

{netabare} 主人公のゆかりは、父親を探しにとある島に来ますが、そこで行われていた宇宙飛行ロケット実験に偶然参加することになります。
最初はバイト気分で嫌々やってたゆかりですが、そこで働く人のロケットにかける想いを知り、本気で宇宙に行きたいと思うようになります。
最終話あたりで宇宙に行くのかな、と思ってたので、5話で宇宙に行ったので、え?もう?とびっくりしました。
7話から、もうひとりの主人公の茜が登場します。後半は、茜が宇宙飛行士になるまでの頑張りが描かれ、そして、ある出来事からゆかりと茜の二人で宇宙に行くことになります。そして・・・
あ、書き忘れてましたが、もうひとりの主人公マツリもいいキャラでした。いつも明るくて、ゆかりや茜を励ましたり、元気づけたりしてくれました。{/netabare}

5話あたりから毎回目が離せない感じで面白く、そしてハラハラしながら最終話まで見ることが出来ました。
芯のSF部分もちゃんとしてて、そういう部分も物語の面白さにプラスになっていたと思います。

投稿 : 2019/10/06
閲覧 : 289

もうすぐ還暦 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

秀作

話 良
キャラ 良

投稿 : 2019/09/29
閲覧 : 201
サンキュー:

1

ネタバレ

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルはやぼったいが、中身は秀一!見ないと損!!

女子高生が宇宙飛行士になってしまうという荒唐無稽な設定で、本物の飛行士さんがみたら怒ってきそうですが、これがアニメならではの魅力です。
一話目からぐいぐい引き込まれます。
最終回はほんと、ハラハラドキドキで目が離せません。
ほんとにおもしろかったです。

投稿 : 2019/09/20
閲覧 : 265
サンキュー:

4

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女子高生がたまたま宇宙(南極よりは近い)に行く話

12年前のアニメ。2019年時点のテクノロジーレベルとは違うのは仕方ないけれど、南極に行く話程度には作り込んでいると思い込んでいました。とっかかりで、宇宙開発事業、ソロモン諸島の人達、女子高生をバカにしてるとマジになってしまったのはぼくの間違いでした。帰還カプセルが学校のプールに着水した時点で、ジャンルをギャグアニメに切り替え同時にハードルを下げたので継続視聴できたのだと思います。で、ところが期待値を下げた途端9話から最後まで一転真面目なハートフルな話になって盛り上がったのです。ところがまたまた気持ちよかったのも束の間、最後の最後大気圏突入の勇姿がカットされ、日常回のようなフェードアウト。ものすごく一貫性のない変な作りの話でした。

真面目に<グラヴィティ>を女子高生でやってくれたらすごく興味があるんだけれど。

投稿 : 2019/08/06
閲覧 : 336
サンキュー:

4

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序盤のむちゃぶりに断念も視野

.
評価点がとてもよい作品
検索してみつけました

1話
序盤のむちゃぶりに
引いてしまって 断念も考えました

2話…
アニメにリアルを求めてはいけない
これは コメディと思って
みなさんの評価が良いのは
どのあたりからなのか視聴を続けたい

方向性として 宇宙兄弟などは真面目な作品だったため
ついリアルを求めてしまう それをやめなければ
(∩´~`∩)

命に関わるむちゃぶりかげんに
まだ 気持ちがついていかずです

真面目を求めて良いのか
コメディ…ギャグ系と思って良いのか…
とまどいながら流し観してしまいました

投稿 : 2019/01/01
閲覧 : 286
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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

萌えではない

萌えではない本格的な宇宙開発ストーリーに釘付けだった。
アポロやスペースシャトルに心が踊ったことをこのアニメで思い出したし。
スキンタイト宇宙服は実際に研究されていた物だし、いつ実用化されるのか?だが…
NASAに負けるなJAXA!!

投稿 : 2018/12/02
閲覧 : 288
ネタバレ

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:----

懐かしい感じのする骨太のジュブナイルSFアニメ

サイエンスの部分がしっかりしているSFアニメという評判を見て手を出してみましたが、たしかにこれは骨太なところのある作品でした。

女子高生を親の許可を得ないまま宇宙飛行士として起用する、みたいな、根本のところで奇想天外なストーリー展開のジュブナイルSFではあります。

ただ、そのベースとなっているサイエンスの部分にしっかりとした考証があるし、民間ロケット開発の社会的な意味合いを視野に入れた状況設定もある。でもそれをゴリゴリと押しつけてはこないんですよね。そのせいで、これがSFとしてユルいという印象を与えることもあるのではないかと思います。

1つ例を挙げると、主人公たちが着る、体の線が浮き出るタイト・スーツ。作中では主人公たちを恥ずかしがらせるための小道具ていどの扱いしか受けていませんでしたが、物語の最終盤に、間接的な形でストーリーテリングに関わってきます。{netabare}彼女たちが着るタイト・スーツとは異なり、アメリカの宇宙飛行士たちが着ている宇宙服は、着用の前に長時間の減圧を要します。それなのに、彼女たちに敵対的な態度を見せていたアメリカ人は、また船外活動のミッションがあるのにも関わらず、いったん宇宙服を脱いで挨拶しにきた。そのことに主人公たちは気づき、彼には自分たちに敬意を表する意思があったんだと理解します。{/netabare}これを説明するセリフはあったのですが、その意味をちゃんと理解できた視聴者はどれほどいただろうか。

私は原作は読んでいないのですが、たぶん原作では十分な説明があったと想像します。というのも、これって本作に盛り込まれている未実現のテクノロジーであるタイト・スーツの宇宙服の売りの1つに関わる面白い物語上の仕掛けだからです。アニメ化にあたって中途半端な形で簡略化された、ということなのでしょう。

そういうやり方がこのアニメにとって良かったのか悪かったのかは難しいところ。この点に限らず、いろんなことをユルく描き、勢いに任せて突破していっていることで、本作の勢いが生まれていることも確かだから。

前向きで明るく、基本的なところで科学を正しく描いている、こどもに安心して見せられる作品。これを見て、宇宙開発への夢を抱くこどもが出てきたらいいな、みたいな、超王道のジュブナイル・アニメ。ということだと思います。

投稿 : 2018/07/23
閲覧 : 393
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2

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

誤解されていますが、アニメ史上トップクラスのハードSF

原作は野尻抱介氏の作品中でも特にラノベ風ですが、内容は一貫したSF的テーマがあって、それに基づいて全てのストーリーを構築するという、いつも通りのハードSFです。

宇宙SFかつロボットものではないアニメといえば宇宙兄弟とプラネテスがメジャーだと思いますが、
・宇宙兄弟はSF風人間ドラマで、SF要素は多くない
・プラネテスは文系SFに近く、ハードSFの要素は少ない
ということで、本格的なSFアニメとしては本作はトップクラスと思います。

「宇宙空間で作業のできる人間をできるだけ安価に打ち上げたい」というテーマから、固形燃料で、シャトルじゃなくロケットで、赤道に近い南国で、体重はなるべく軽く華奢で、スキンタイトスーツで・・・と論理的思考を重ねていった結果として女子高生がパイロットになっており、実はご都合主義がほとんど介入していません(ちなみにNASAも真面目にスキンタイトスーツを考慮しているそうです。しかも本作が出た後から)。

その代わり、各キャラクターの背景とか人間ドラマ的な部分はご都合主義的に簡略化されていて、あっさりし過ぎています。が、それこそがSFです。これが許せない人はイーガンの「宇宙消失」を読んでみてください。発狂します。

アニメ化にあたり、SF的考証の部分はかなり省略されているので、「よりもい」などの女の子グループがある目標を達成する系アニメと捉えられそうで、そう捉えるとあまりに薄味ですが、原作を読んでいただくと全く違うことが分かってもらえると思います(原作は文体自体はラノベですので、すごく読みやすいです)。

投稿 : 2018/07/17
閲覧 : 905
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23

Aurum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

コンパクトな「宇宙兄弟」

全12話で小気味よくまとまってます。

OA当時、なかなか楽しめました。

投稿 : 2017/10/31
閲覧 : 294
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1

masasan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

思いのほかけっこう観れた

正直あまり期待していなかった。でも、ストーリー設定もわかりやすいし、
最終目的がはっきりしていることもあり、見やすかった。


他の宇宙ものとは、別角度から捉えているアニメだと思う。作画が「プラネテス」とどことなく似ているのは、同じ会社だからか?系列?

・すっきりしたいとき向けのアニメ
・伏線がらみのもやもや、ギドギドが嫌いな方へ
・エンデイングでhappyになりたいのならこれ

以上3点まとめてみました。

投稿 : 2017/02/10
閲覧 : 256
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全身タイツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女子高生が宇宙へ 誰でも楽しめるお勧めアニメです。

原作は観てません。

女子高生がひょんなことからバイト間隔で宇宙飛行士になってしまうお話。
現実ではまずありえない話なんだけど、テンポが良くて楽しめました。

ロケットの開発や飛行士の訓練、その他モロモロで実際には有りえねぇ!という突っ込み所は満載なので、そのあたりで評価が分かれるのかなと思います。私はマツリちゃんの「ホォイ!」の一言でOKでした。

時間があったらぜひ!

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 267
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1

ほねっこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君小柄で可愛いねぇ、宇宙飛行士のバイトしてみない?

全身タイツ姿の宇宙服をまとった女子高生が宇宙を目指す努力と友情ストーリー
演出・作画にやや難ありですが、可愛い女の子を眺めながら宇宙開発の夢に思いを馳せることができて面白かったです

普通の女子高生が突然非日常世界に放り込まれて、癖の強いキャラ達に翻弄されながら目標に進んでゆく、といういかにもラノベアニメな要素と
とてもリアルに考え込まれた宇宙開発に関する考証がいい塩梅でマッチしていて心地良かったです。

大型で高価で打ち上げに時間のかかる宇宙開発を、小型で安価で素早い打ち上げができるようにする本作のアプローチが、JAXAのイプシロンロケットプロジェクトとも通じるところがありましたね。

10年20年経てばもっと宇宙が身近な存在になっていて、本当に女子高生が小型ロケットで宇宙に行く、という未来が来るかもしれないw

投稿 : 2015/03/15
閲覧 : 442
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2

ネタバレ

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子高生が宇宙飛行士として宇宙へ行くお話

全12話。

度重なる失敗によりプロジェクトの打ち切りが決まった
宇宙開発団体の有人飛行計画で、実績のある小型ロケットで
有人飛行を実現させる為に、特別なトレーニングを積んで
いるわけでもない偶然基地を訪れた小柄な女子高生を
アルバイト宇宙飛行士にしてしまうというお話。

宇宙飛行の魅力に惹かれたり、宇宙でのトラブルに対して
彼女達が懸命に立ち向かっていく姿が描かれています。

少々ワクワクする面もあり、楽しく観れました。

投稿 : 2014/09/08
閲覧 : 285
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ネタバレ

Lickington さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグアニメと思えば納得

幼い頃,誰もが一度は見たであろう宇宙への夢を思い出させる.
「子供のときの夢だ」と投げ出してしまった大人達に,ひたむきに夢を追う人の素晴らしさを伝え,もう一度挑戦してみようという気にさせる.

設定は厳密な考察を加えているように思えるが,展開が大げさすぎてギャグアニメの部類に入るかもしれない.
ただ本来は少女が目標に向かって努力していく物語である事は注意したい.

主人公は始め,やらされているだけで,一回宇宙に行くだけで宇宙飛行士はやめるつもりだった.
それが宇宙の美しさ,素晴らしさを知ってから,訓練にも真剣に取り組み,人間的に成長していく様子をつぶさに描いた作品.

投稿 : 2014/04/05
閲覧 : 268
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1

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

JAXA協力の作品です。

で、どんなものかと思いましたが、
設定ぶっ飛んでます。

父親探しの主人公(女子高生)がひょんなことから
宇宙飛行士のバイトをすることになります。
バイトといっても内容が内容ですからえらい訓練
の連続です。そのうち異母兄弟の妹、その後は
同じ高校の生徒も加わり、3人のガールズ宇宙飛行士
としてミッションを遂行していきます。

ここまで書くと、ちょっとおふざけの作品かと感じる
かもしれませんが、内容はバリバリの硬派です。
主人公が宇宙から地球を眺めるシーンは涙ものでした。
後半はNASAに手助けをするというすごい展開です。

感想、やっぱり、はやぶさやイプシロンと日本の
宇宙開発事業のレベルはすごいと思います。
(政府ももっと予算増やせ!!)
ロケットの発射シーンは震えるものがありました。
OPの最後の部分、最高にかっこいいです。

投稿 : 2014/01/29
閲覧 : 400
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13

白兎尾 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これって・・・あり!

何かを期待してはいけません

目の前にある豪華な食材を見ながら美味しいお茶漬けを食べてる様な作品

凄い宇宙世界もバトルもありません 敵役もいません 重たいヒューマンドラマもありません

ロケットガールのロケットはちゃっちいのです

少女の気持ちはまさにロケットです(笑

まわりの大人はいい加減にも程があります でもあったかい

アホか!と言いながら ありえないだろ!!って言いながら

温かい気持ちで観終わればいいかなぁ~って作品です

小難しいアニメで疲れている方におすすめします

最後まで突っ込み入れながら これはこれであり!と満足させられた作品

投稿 : 2014/01/28
閲覧 : 363
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2

mikosaya さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

評価7

投稿 : 2014/01/15
閲覧 : 332
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Asuca さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

案外、真面目に考えているのでは(笑)

 正直、倫理的に未成年を宇宙に送り出すというのは、現実的にかなりの問題があるのは否めない。また、人命以上に技術開発の優先等々も問題であろう。それら観点から、本作品を評価してしまうと現実感のかけた唾棄すべきアニメとなってしまう。
 しかし、かつてアトムに憧れ、或いは、ドラえもんに憧れた多くの科学者が日夜研究に励んでいる現状を見れば、こうして一般市民が数ヶ月の訓練で宇宙に行ける時代を望むのは、決して悪ではないと考える。

 昨今の日本の宇宙開発は、アメリカが宇宙開発の民間移行の過渡期にある中で、停滞傾向にある。本作品中に出てくるSSAは何となく、Space-X社に似ている。作品が構想された時点では、民間による宇宙開発など先のことのように思われていたかもしれないが、現実としては、低コストを実現しようと、従来の技術で宇宙に物資を運んでいる。
 個人的私感としては、作品中で、NASAに恩を売るだけではなく、現実に既存の(他国追随的)目標ではなく、日本独自の新たな目標意識を持ってJAXA、或いは「一番を目指す」代議士の皆様方に頑張ってもらいたいものである。

投稿 : 2013/11/08
閲覧 : 348
サンキュー:

1

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ご都合アニメだけど、キャラとストーリーが魅力的

女子高生が宇宙飛行士になる話。
小型、安価、機動力が売りのロケット。
女子高生を宇宙飛行士とすることは商業的にありそうです。

作品全体として、宇宙飛行士訓練の過酷さがうまく表現されています。
とくに、体力のない茜の単独踏破には感動しました。

また、宇宙飛行時の危機回避能力には、知力・体力はもとより、冷静な勇気と強い精神力が必要であることをこの作品は教えてくれます。

宇宙デブリを増やしたり、都合のいい着陸にはやや不満ですが、ハラハラするストーリーに目が離せない魅力的な作品ですね。

投稿 : 2013/11/06
閲覧 : 519
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ロケットガールのストーリー・あらすじ

有人ロケットの打ち上げを目指すソロモン宇宙協会(SSA)だったが、失敗の連続で絶体絶命のピンチに陥っていた。起死回生のため、パワーはないが実績のある旧型ロケットで打ち上げを計画するが、そのためには飛行士の体重を40キロ以下にしなければいけなかった…。小柄な女子高生たちが宇宙飛行士!?(TVアニメ動画『ロケットガール』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年冬アニメ
制作会社
ムークDLE
公式サイト
www.rocket-girl.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%BC%...
主題歌
≪OP≫ICHIKO『RISE』≪ED≫misae『明日行きのバスに乗って』

声優・キャラクター

仙台エリ、生天目仁美、長谷川静香、菅生隆之、柳沢真由美、豊嶋真千子

スタッフ

原作:野尻抱介(『ロケットガール』シリーズ・富士見ファンタジア文庫刊)、 監督:青山弘、助監督:水野健太郎、キャラクター原案:むっちりむうにい、シリーズ構成:中瀬理香、キャラクターデザイン:大下久馬、メカニックデザイン:竹内敦志、音響監督:鶴岡陽太、美術監督:脇威志、協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

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