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「ジョーカー・ゲーム(TVアニメ動画)」

総合得点
77.1
感想・評価
991
棚に入れた
5038
ランキング
648
★★★★☆ 3.6 (991)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

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☆の総合評価
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ジョーカー・ゲームの感想・評価はどうでしたか?

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

むずい

・物語について
ちょっとむずかしい。2,3回見るとおもしろくなってくるとおもう
純粋にかっこいいかんじの内容

・声優について
キャラに合っててぐっど

・キャラについて
みんなかっこいい

・作画について
雰囲気でてる

・音楽について
これも作風にあってていいかんじ

投稿 : 2016/06/25
閲覧 : 197
サンキュー:

3

君野ユカリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今期楽しめた作品の一つ

毎回中心人物(全員スパイ組織D機関)が変わる短編集構成。なので途中からの視聴も問題無いが、各話で繋がっている部分もあるので出来れば全話見た方がより楽しめる。

内容に関しては何も考えずに世界観を楽しんでも良いし、各話のテーマ性等を考察するのも楽しそう。ただ「考察する気はないけど何がしたいかは知りたい」人には展開説明が少ないため最後まで内容を把握出来ない可能性あり。

あとキャラ主体に視聴する人にとっても中佐以外のキャラにあまり個性がなく感情移入しにくい為、面白みを感じないかもしれない。
(むしろキャラが前に出ることなくストーリーの「部品」に徹してるところがこの作品の魅力とも言える)

投稿 : 2016/06/25
閲覧 : 194
サンキュー:

8

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

道化師

原作未読 全12話

太平洋戦争前の日本、陸軍の結城中佐が提案した諜報機関(スパイ)であるD機関の活躍を描いた作品です。

1話~2話1エピソードで構成されていてお話もうまく纏めています。

毎回予想もできない展開で、毎週楽しみにしていました。

背景も人物も綺麗にお洒落な感じに描かれていましたね。

1クールということで、キャラも多くそれほど愛着はありませんが、何もかも見透かしたような雰囲気がある結城中佐は目立ちました。

声も堀内賢雄さんが演じていて渋い演技でかっこ良かったですね。

敵も味方ももっと掘り下げれば魅力的なキャラがたくさんいましたね。2クールほしかった作品です。

アクションシーンは少なかったですが、心理戦が好きな方にはオススメです。

OPはイントロが印象的でしたね。EDと共にこの作品に合っていました。

最後に、声優さんも豪華でしたね~ 堀内賢雄さん、下野紘さん、関智一さんと番宣でも豪華でしたねw

投稿 : 2016/06/25
閲覧 : 278
サンキュー:

32

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最初面白い!中盤中だるみ・後半スゲェ!って感じのストーリー

原作小説。未読。

全12話、流れはレビュタイトル通り。
作画が渋くてオッサン好み(^^)

良く練られた各話。ほぼ1話完結なので観やすい。
ただ、各話凄いスパイの能力紹介になっていてそれが続くと飽きてきちゃう。
でも後半のボスの回は生い立ちと身体の特徴の秘密、敵対する切れ者スパイマスターとの頭脳戦は超見応えアリ!
それまでが、この回の為の伏線なのかも。

最終話はこの仕事が良い仕事でないことを改めて感じさせる回。
なかなかイイ締め方かな。

しかし・・・これって実写ドラマや映画に充分なるネタだと思うなぁ。
アニメで作る必要無い気もするが・・・アニメだから観たんだけどね(^^;

続編希望!

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 213
サンキュー:

19

なまはげ@いわて さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

みんな同じ顔…

タイトル通り、みんな同じ顔にしか見えなくて、誰が誰なのか区別がつきにくかったです(笑)

あと1話ごとにD機関メンバーの任務話が繰り広げられるのですが、あまりにも淡々と進むので、個人的には感情移入がしにくかったです(´д`)

色んな謎を残しの最終回…


唯一は、最後にみんな協力してる場面が観られたことくらい。

もう少し掘り下げて欲しかったかなぁ、という、なんともおしいアニメでした。

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 200
サンキュー:

4

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

日本軍スパイ物

雰囲気は独特。
顔が一緒なので区別がつかない。でも、それがスパイだからしょうがないかなぁ。

総評:
「まあまあ面白かった」

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 210
サンキュー:

4

py さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スパイ

だいたい1話完結のアニメ

特殊な訓練受けた諜報員達が様々な場所でスパイ活動

計算に計算を重ねた騙し合い

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 206
サンキュー:

2

ブーブコム さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スパイの掟

元々は小説から始まって、それが漫画化にななり、今回アニメになった

世界大戦中、スパイなんて卑怯者のすることだと言われながらも設立された
スパイ養成学校の訓練生のオムニバスストーリー

漫画を読んだことあるが一話しか印象がなかったため新鮮に感じられた

だがやはり個人的には漫画のときと同様、一話完結のためか盛り上がりに欠け
あまりおもしろいとは思えなかった

ただ今回アニメを観て初めて感じたのは、一度も主役ではなかったけど
スパイ学校を設立した結城中佐の人格や粋な計らいなどはとても格好良かった♪

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 188
サンキュー:

4

ケンシロウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

顔が覚えられなかった

原作未読。

スパイの活動を描いている今作。
基本1話完結で進んでいくのだが、いかんせんメインであるはずのスパイ達の顔が全く覚えられなかった。

というのも1話2話でスパイ養成所のような施設で数人のスパイの卵がおり、
その後の回でそれぞれの活躍を描いていく形だったと思うのだが、
(もしかしたらそれも違うのかも)
誰が誰だったのか全く分からずストーリーが頭にあまり入ってこなかった。
そもそもスパイの顔がみんな同じに見える。
加えてそれなりに難しい会話も多く、自分のように流し見していると話に置いて行かれる。

ただ唯一結城中佐だけは覚えた。
内容的には面白かったのかもしれないが、自分にはイマイチ記憶に残らない作品となってしまった。

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 230
サンキュー:

7

askima さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

第二次世界大戦前に暗躍した日本のスパイの話

小説原作のフィクション。

しっかりと練られた構成と、シリアスな雰囲気を醸し出す演出が、毎度楽しませてくれました。

オムニバス形式で基本は1話完結です。
例外もありましたが。

とっても面白かったです。

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 175
サンキュー:

7

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おっさん指揮する何だかんだスパイ

 昭和12年秋以降を背景にした、D機関というスパイの活躍を描いたアニメなんだなぁです。「死ぬことはスパイにとって、最悪の選択だ!」とか、結城中佐とかいうおっさんは、言ってたです。最後まで一話完結方式だったです。
 OPとか何かいいと思ったです。子供が聞いたら、音楽を口ずさみ真似しそうな曲だったです。

 おっさん以外の部下達。顔の区別、毎週見ていても私には、最後まで把握できなかったです。それは、氏名、年齢までもが極秘事項だからだろうか?です。

 私にはいろいろ考え付かないようなスパイの活躍が、私の感性には難かしかったです。一話一話、違う話だけれども騙し会ったり、怪しい外人が何か隠してたり、それを見破ったり、逆にD機関の青年が外国に潜入しているときにも上手くそんな事をしていたなぁでしたです。

{netabare} 風機関とかいうのも出てきたけど、結局、結城中佐に対抗意識を持ってスパイの真似事してただけで、相手にもならなかったです。考えていること、活動する次元が、違いすぎたと思ったです。

 D機関の青年の一人、事故で死んでしまったときまでにも備えて、いろいろと自分に仕掛けというのか?{/netabare}情報をD機関以外に漏れないようにしている所なんかも真似できないなぁでしたです。
 
 その手口が、私だったら考える暇もなく面倒くさいと思うです。このアニメを見ている分には、いいのだけれども。こういう仕事というのか、任務やりたくないなぁです。でも見ていてどことなくこれは、引き込まれる面を持ってたですねです。

 世界大戦前の時代に、こういうことする人達いたのかなぁ?と素朴な疑問もあったりするです。
 終わりも終わりっぽくなくいつものような感じで締めくくっているなぁでしたです。にしても結城中佐とかいうおっさん、どことない存在感はこのアニメにあったです。
 

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 250
サンキュー:

19

ネタバレ

ヤマザキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

リアリティの追求が仇になったか?(「えーっとですね(^^;;。」を改題)

先ほど、最終回の録画を視聴しました。

私のスパイもののデフォルトは、浦沢直樹氏の「マスター・キートン」(アニメ版ではなくマンガ版です、念のため)なのです。彼は考古学者でありつつも、収入のために大学の非常勤講師や保険のオプをやり、家庭の父親でもあり、離婚したとは言え妻もおり、また元SASの兵士だったという経歴があることから、時にはイギリス政府の依頼を受けて諜報活動も行う、と、そういうキャラクター。でも、思えばこれって相当無理がある設定ですよね。スパイにしてはあまりに目立ちすぎてます。スパイたるもの、市民の中に溶け込んでないといけない。逆に言えば、キャラ立ちしているような人はスパイには不向きでしょう。当然、感情の機微などは表に出せません。本作の中でD機関の人たちが「怪物」などと言われていましたが、まあそれも当然ですよね。リアリティを追求すればそうなろうと思います。

それから、やはりスパイたるもの、単独行動が基本ですよね。一人に足が付いて、そいつが拷問を受けて口を割り、そこから一網打尽なんてのはよくありそうなパターンです。だから仮に協力者がいても、うっかりすると顔すら知らないなんてのが、本来の姿だろうと思うのです。

そうなると、今作において、「D機関」の諜報員を複数登場させてみても、一人一人の個性が薄くなり、しかも、協力プレイは(皆無ではないにしても)ほとんど期待できないとなると、面白い話って期待できないと思うんですよね。スパイの仕事なんて、きっと地味で、こつこつと積み上げるようなものでしょう。思えばスパイものに限らず、労働現場を舞台にしたアニメ、例えば「SHIROBAKO」にリアリティを追求したら、やはり面白くなかったと思うのですよ。多少はリアリティを捨ててでも、話を面白くする方向に持っていける設定にすべきだったのではないかと思うんですよね。

まああとは、こちらにはむしろリアリティを感じなかったのですが、結城中佐が万能すぎるってのもちょっと・・・。結城中佐のなすこと全てがほとんど完璧、ミスの一つもないという感じで、そういう人がヘッドにいる組織だとすると「負けるかもしれない」「死ぬかもしれない」というスリルが薄くなり、緊迫感が薄らいだような気がします。結城中佐の存在をもう少し薄くした方が、あるいは、結城中佐自身が目的のために諜報員を簡単に見捨てる描写を少しでも入れた方が、スリル感を高めたかもしれません(だからこそ、{netabare}第11話の三好のあっけない死{/netabare}はビックリしましたが、あれもスパイの世界ではリアリティなんだろうなぁ・・・)。

・・・ていうか、こんなに強力な諜報機関があるのにもかかわらず、なぜあの戦争に負けた大日本帝国!(TT)。

とまあこんな風に言ってみたところで、原作というヒモがついてる以上はしかたなかったのかもしれません。逆説的な言い方になりますが、それでもこの作品をそれなりに面白く観られたのは、制作陣の努力のたまものだと思います。

音楽と作画にも触れておきましょう。音楽は完璧でした。カッコよかった(^^)。こちらは満点。作画もほぼ完璧に近かったのですが、あじあ号の回での子ども3人の顔の大きさに難があって、しかもその画(止め画でした)で吹き出したので☆半分減点。でもEDの画は、青と赤で描かれた昔懐かしい1950~60年代のマンガ雑誌のイラストみたいで好きでした。画の地の部分がわら半紙っぽいともっとよかったかも。OPも作画、音楽ともによかったなぁ。

総じて言うと、普通に面白かった良作ですが、「歴史に残る名作」というほどではなさそうですね。惜しかった。ここはある程度のリアリティを捨ててでも、もう少し主役級の登場人物を絞り込んで、表立たない形で感情の機微を表現し、得意技を前面に出すことでキャラも立て、その上で必要なところ、主役級の登場人物に欠けているところだけ同業者の協力者を出すようにすれば、もう少し話が面白くなったのかもしれません。

---以下、視聴途中で書いたコメントです---

今期期待No.1(当社比)の作品。現在2話まで視聴。期待に違わず、いい出来です。

最終的な評価は最終回視聴後に判断するとして、一つだけ難点をつけます。

意外なことが目の前で起きたり、言われたりしたときに、

「なん…だと…」

って反応するの、やめてください。あまりにテンプレチックで笑っちゃうじゃないですか。ていうか、そこで笑い要らないし。

これ、思い出しちゃった。

シュタインズゲート なん・・・だと・・・ シュタゲ オカりん まゆしい ダル 牧瀬
https://www.youtube.com/watch?v=1ZCD_9Ua8Tk

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 301
サンキュー:

27

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どの回も安定して面白いオムニバス形式のスパイ物

第2次世界大戦前夜の昭和10年代を舞台にしたスパイ物。大日本帝国陸軍の結城中佐が創設した諜報組織「D機関」の面々が世界中で暗躍する様を、時系列バラバラに1話または2話完結で描いていく全12話。
とても面白かったです。
こういったオムニバス形式の作品としては、回によっての出来不出来の差があまり大きくなく、ほとんどの話が高いレベルで安定して面白かったです。(強いて言えば第3話は完成度がやや落ちるような気がしましたが) 日本、中国、フランス、イギリス、ドイツなど、いろいろな国が舞台となり、列車や船の中での事件を描く回もあったりして、時代背景も含めて雰囲気だけでも魅力的でした。
キャラクターは、結城中佐は声の演技も含め、渋くてカッコいいキャラでした。その他のD機関のメンバーは、顔の見分けがつきづらくて、誰が誰やらよくわからなかったりしますが、話を楽しむ上では特に支障はありませんでした。むしろ一目見てすぐに誰だかわかってしまうような風貌ではスパイとして失格で、見分けがつかないことこそ有能さの証明なのかも、などと強引に好意的解釈をしてみたりもしましたが、別に個々のキャラクターの魅力に頼る作風でもないので、そのあたりは深く考えなくても作品の面白さに影響はなかったように思います。
音楽は、OP、ED曲ともに普通に良かったですが、毎回OP前に流れるD機関の説明ナレーションのときのBGMや、静かな場面で流れるピアノ曲もとても印象的でした。
元々、ミステリー要素のある1話または数話完結形式の作品を個人的に結構好きということもあって、とても楽しめる作品でした。こういう系統の作品が今後もっと増えてくれると嬉しいです。

投稿 : 2016/06/23
閲覧 : 344
サンキュー:

23

amZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

渋いアニメ

大戦中が舞台のスパイ物のアニメのようです。
主人公?の熱血漢はスパイには全く向いておらず、1話で早速・・・
騙し騙され誰が仲間で、誰が敵か、何を信じればいいのか

■追記
1話毎に主人公が変わります。
舞台化もされているとのことで格話毎にまとまりがあり面白いですね。
スパイとしてのトリック、心理戦も大多数の方に理解できるくらいに落としこんでいると思います。
特に評価したいのは劇中で語られなくとも、こういうことだったのかもしれない と考察する余地を残してくれるところです。
一つ難点としてはパッと見キャラが把握しづらい部分かな。

■最終回視聴後追記
アニメ化に伴いアレンジしている部分もあるようですが、
最後まで素晴らしいアニメでした!

投稿 : 2016/06/23
閲覧 : 206
サンキュー:

13

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「自由」なニヒリスト

【2016/06/23 視聴完了して改稿】


太平洋戦争開戦前夜、大日本帝国陸軍内に設立された異能のスパイ組織「D機関」によるスパイ戦を描いた物語。

原作小説が複数の賞を受賞しているだけあって、基本設定が、幾重にも考え抜かれた、さまざまな要素が有機的に組み合わさった巧妙なものだ。
これほど巧みな設定を創ってしまえば、そこから生じるストーリーの出来も半分は保証されたようなものだが、映像化にあたって過度な省略をすることなく手際よく取り込んで、うまくアニメ用に落とし込んでいる。

本作内の「スパイ戦」は、任務の遂行というサスペンスを追う形式ではなく、任務の遂行途上に現れる「謎」が「推理」によって「解決」される、本格ミステリとして描かれる。
任務自体と二重化される本格ミステリの謎は、手掛かりもフェアに開示され、「本格」のフェアプレイルールにのっとったものだ。

任務遂行そのものと言える謎解きは、アニメ化に際しては、視聴者も共に推理するようなプロットで組み立てられてはいないものの、推理を語るセリフにかぶせて提示されていた伏線を映像でオーバーラップさせ、すっきりと見せている。
言葉による説明を重ねて論理性を補強できないハンディはあるが、その分、ビジュアルによって事前に張られた伏線の存在を明示して、「推理」によって解決されたのだと示すアニメ的な「本格」表現として成立している。
「解決」が任務にもたらす効果も、「スパイ戦」への意外な繋がりを見せる有機的な構成になっていて、「意外な結末」を実現したものだ。
ドラマ的な意味でも、周到なビジュアルは「世界」の時代性を説得的に見せる面白さがある。
(この時代に、シングルでピークドラペルの背広が流行していたのだと、初めて知った)

題名でもあり第一エピソードのサブタイトルにも使われた、作中の〈ジョーカー・ゲーム〉に喩えられる、ある種の「頭脳戦」だが、「謎」の解決が「推理」によって行われるところに「頭脳」性が象徴されている。
いわば〈ジョーカー『ゲーム』〉としてのゲーム性が、謎解きの「ゲーム」性に重ねられているわけだ。


だが、〈ジョーカー・ゲーム〉のルール=実体的なルールは無いという「ルール」は、よく考えれば奇妙なものだ。
〈ジョーカー・ゲーム〉のルールならざるルールは、「D機関」で叩き込まれる各種の理念、集約すれば、自由に「なにものにも捕らわれず、ありのままをみろ」というテーゼに導かれるものだが、これは外国に対抗するため、妄想的なイデオロギーに支配された「遅れた」日本の軍事独裁体制に、「進んだ」外国の合理性を取り入れるといったプラグマティズムではない。
「外国」「日本」の区分すら相対的な価値の一つに過ぎないと一蹴する「ニヒリズム」だ。

何物にもとらわれない=何物も信じないとは端的にニヒリズムそのもので、徹底すれば「ルール」にすら価値を認めないニヒリズムの前では、通常はいかなるゲームも成立は不可能に見える。
特に、厳格な枠組みを必要とする「本格ミステリ」の謎解きゲームは。

結城中佐が様々な形で学生に教える「スパイの心得」は、ニヒリズムへと結実する、身もふたもない事実性から導かれる冷徹な「法則」だが、しかし一つだけ、D機関の第一格率ともいえる「死ぬな、殺すな」だけが、その中で異質だ。
この第一格率は、「人の死は注目を集める=見えない存在であるべきスパイにとって注目は致命的」という合理性から生じるものだが、合理性はあるものの、それは「経験的な蓋然性」に根拠づけられているというだけで、事実性の裏付けが「ない」

ここにだけ、事実ではない、結城中佐の「恣意」が紛れ込んでいる。

ミステリーで「木の枝を森に隠す」ように、様々な不信のニヒリズムに紛れ込ませたこの第一格率が、謎解きゲームとしての、本格ミステリの「ゲーム空間」と「ルール」を発生させる基盤となっている。
ミステリ作品として「本格」の謎解きを描き出すために、〈ジョーカー・ゲーム〉に象徴される特異なスパイ組織「D機関」は設定されたのだと言えるだろう。



幾重にも巧妙な設定は、キャラクターにも及んでいる。

「なにものにも捕らわれない」D機関の学生たちは、徹底したニヒリストだ。

「自由」な視点を獲得するための「なにものにも捕らわれない」は、何物も信じない=信じられないというニヒリズムの裏返しで、自分自身すら信じない=何者でもない自分という虚無を必然化する。

自分自身まで信じないほど徹底したニヒリズムに侵された彼ら学生にとって、行動を支えているのは自分への「信頼」というナルシシズムではなく、自分にならできなければならないという「自負心」だと描かれている。

同時代のドイツ青年ならハイデガー哲学へと吸引されたかもしれない虚無を内面化しながら、なお「何者でもない」自分の「自負心」の全能感だけは手放さない「人でなし」の「化け物」たち。

D機関の「化け物」の矛盾した肖像は、どのような価値観に直面しても「そんな考え方もあるね」としか捉えられない現代のわれわれ視聴者の気分と、それゆえに自分が特別であると主張することができないにもかかわらず、消費の現場では漠然とした「全能感」を覚えてしまう「消費者としての私」の自意識との不思議な結合に、絶妙に共鳴している。

人はあらゆる手段で金を得ようとする、という確信が市場原理主義の根底にある。
そのことが、生産者は消費者の望むようにモノやサービスを提供する「はず」、という「理論」を生むのだが、いつの間にか「消費者が望むならば、どのようなことでも生産者は実現する」という「信仰」へと変わった。
実体としては、モノやサービスは生産者の事情に合わせて、生産者の都合に規定されて提供されるしかないのに、この「信仰」が、「消費者が望むだけで、(価格は別として)なんでも実現する」という倒錯した現実認識に帰結する。

「(潜在的な消費者としての)私が考えるだけで、(買える値段かは別として、どこかの誰かによって)実現しないものはない」という消費者の架空の全能感が、「この自分に、できないことはない」という学生たちの虚無の中の由来のしれない「自負心」と照応している。
人間業とは思えない異能の「化け物」が何人も登場する物語に、無理なく視聴者を引き付ける巧妙な仕掛けだが、「消費者の全能感」が太平洋戦争の敗北によって持ち込まれたアメリカニズムの洪水から浮上したことを考え合わせると、これもまた多重化された設定の構築性の高さの表れの一つと言えるだろう。

一応のところイケメンではありながら、どこかのっぺりした印象の薄さを感じさせるキャラデザインは、このような設定にビジュアル面でも説得力を持たせている。


ところで、「ゲーム」であれば、開始と終了が当然に設定されるだろう。

ゲーム性を支える「死ぬな、殺すな」は、「死」が特殊な現象である「平時」の社会に規定されている。
近代前期まで、外交の一部として「兵士」によって戦われる戦争は、戦場外の市民社会と隔絶されたものだった。
が、「総力戦体制」下で戦われる絶滅戦争では、「戦場」は即ち全社会領域と同意となる。戦場での「死」もまた、市民と隔絶した兵士だけのものではない。
「死」が日常にあふれこむ戦争状況であれば、「第一格率」は無意味化せざるを得ないだろう。
言い換えれば、日本が戦争当事国になれば、つまり戦争を開始すれば、相手国内での「D機関」の異形のスパイ技術システムは破綻するのだ。

そのとき〈ジョーカー・ゲーム〉もまた、失効するだろう。
或いは別の「ゲーム」が生まれるのかもしれないが、どちらにせよ〈ジョーカー・ゲーム〉は終了する。

物語の現在が太平洋戦争前夜であることを知る視聴者は、ゲームの終了が迫っていることをも知っている。
いや、すでに日中戦争は進行していることによって、「終了」の予感はうっすらとした不穏な影となって作品全体を覆うことになる。
作中に漂う漠とした不安感は、戦争の予感と共に、「ゲーム」の終了の予感、さらには「敗戦」という終了の予感と多重化されたものだ。
『ジョーカー・ゲーム』という物語は、このように終了までのタイムリミットを構造化したものとして、緊迫感を増して迫ってくる。



このように幾重にも緻密な設定は、逆に言えば、設定から逸脱した物語を許容できないだろう。

OP主題歌の歌詞が、設定から乖離した、いかにも薄っぺらで表面的な言葉の羅列だったのが気になったのだが、これは「ミステリ」らしいミスリードだったのかもしれない。
「使命」のための功利主義的な手段としての「非情」だとか、隠されたヒューマニズムを描き出すための戦争の「無常」といった、設定に矛盾する見当違いの物語を盛り込んで破綻させるのではないかと危惧していたのだが、杞憂だったようだ。

あらゆる価値を受け入れることのできないニヒリストには、行動の核となる「かけがえのない」価値を持つ「理由」のある「何か」を持つことができない。
自身の中に疑いなく生じる確信を持った「何か」によってではなく、理由なく無根拠に「あえて」没入を決断することでしか、ニヒリストは行動できない。

誰よりも徹底して空虚であることによって誰よりも高い「異能」を持つD機関員たちが「あえて」没入するものが、「価値」や「理由」からもっとも遠い「遊び」=〈ゲーム〉であるのは、ある種の必然でもある。

ルールすらない究極的に空虚なゲーム=『ジョーカー・ゲーム』は、徹底して「自由」な「ニヒリスト」が「あえて」没入するものとして、無根拠で無内容な「遊び」として設定されなければならない。

「化け物」たちの内面に立ち入ることなく一見して淡々と進行するストーリーは、設定から逸脱することなく、無根拠な〈ゲーム〉=「遊び」性を的確に表現しきったようだ。
同時に、「かけがえのない」何かを抱えた「内面」が生じ、「ニヒリズム」が不徹底化した瞬間に、「遊び」に裏切られ「ゲーム」に敗北する必然も。

名前も経歴も捨て、ひとり異国に潜入して現地に溶け込むD機関員の「人でなし」の「化け物」たち。

日本での個人生活を切り捨て、世界中どこへ送り込まれても労働できる人間が「グローバル人材」と称して賞揚されている現状をみれば、本作の設定が、大戦中のスパイ戦のリアルを描くためなどに要請されたのでは無いことは明瞭だろう。

さて、「化け物」の劣化コピーであるわれわれ視聴者は、何の〈ゲーム〉の渦中にいるのだろうか。

投稿 : 2016/06/23
閲覧 : 472
サンキュー:

9

総書記系男子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

誰が誰だかわからないが、声優さんの力もあってか
それぞれに魅力がある。
徹底したスパイと陸軍のギャップ、D機関のメンバーのカッコよさ、各国とのせめぎあいなど見ごたえがあった。
そして結城中佐、かっけぇぇぇぇぇぇ

投稿 : 2016/06/23
閲覧 : 171
サンキュー:

5

pin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

薄味スタイリッシュアニメや!

ミステリー主体なので、物語で心が動かされるといった感情は抱かなかったが、主人公結城の畏怖なる存在は十分に伝わってきた。

ただ、
アニメ作品として面白いかというと…。

悪い意味であっさりした内容だったなあと、
そんな薄い印象。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 175
サンキュー:

7

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

しっかり作られていた。

スパイの化かしあいに関しては若干後だしジャンケンぽい感じがするが、特に話に破綻も泣く、ヒューマンドラマとしてもいい出来だったのではないだろうか。
作画も安定してきれいでよかった。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 208
サンキュー:

16

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

カッコいい~!けど、なんだかな~^^;

原作未読(あるの?) 全12話

あらすじ・・・
戦時中のスパイのお話し

さて感想を
日本の戦時中のスパイのお話だけあって完全にシリアスアニメ!
大人向けアニメだと思いましたwww

戦闘シーンなどの派手さは全くありません。
主人公って言う主人公がいないため、1~2話完結。
テンポ感も良かったです。

反面(なのかな?)アニメを見終えた爽快感や充実感は私には皆無でした
ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
おっ、終わったんだって感じです(笑

ちょっと難しいアニメでしたかね。
少なくとも小中学生アニメとは思えません。

このアニメを見て、何かしらの意図を感じる事は出来るのでしょうか?
内容自体は決して悪くないのに、この感じはなんでしょうね^^

見る人によっては(なんじゃこりゃ)(面白くない)って感想が聞こえてきそうですwww

作画はシリアスアニメだけあって、綺麗でした。
崩壊も無し。
音楽は普通。特に引っかかりもせず^^

しかし~声優さんは凄かった!
豪華声優さんです。
女性ユーザーの黄色い声援が聞こえそうなキャストでした。

シリアスアニメが好きな人にはお勧めです。
逆にそれ以外の成分が全くないので、スパイ映画を見るような感覚で見てくださいな。

本当に恋愛やコメディ成分など皆無ですよ^^


では最後に一言
絶望した~!淡白な最終回に絶望した~!!
これで終わりで良いんですか?最終回ぐらいもっと盛り上げてください~。
まだあるんじゃないかと疑ってかかるレベルですよ~

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 224
サンキュー:

16

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いけどそれはあくまでinterestingなという意味での面白いであって、アニメとしては楽しくないし面白くない

スパイをテーマにしたアニメなので騙し合いやら伏線やらは面白いけど、ひとつひとつが一話で完結してしまうストーリーで、言わばそれらを12話集めてジョーカーゲームというアニメとなっています。
なので、最終回もそんな調子なわけで、いままで1〜11話を観てきたからといってその分最終回に感動や面白みや伏線回収によるサプライズ的な何かが用意されてるかというと、何もありません。だって話が全部単発なんですもの。もちろんジョーカーゲームというアニメとして12話作ったわけですので完全にひとつひとつの話が繋がってないわけではないですが、基本的には1話完結型の集合体でしかないですし、最終回も最終回という感じの終わり方ではないです。かといって続きがありそうな終わり方でもないです。
もっと面白い終わり方を用意することもできたと思います。原作とか知らないからそこらへんはなんとも言えないですけど。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 123

メリジェンヌ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

12話

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 467
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

バレなきゃイカサマじゃあねえんだぜ

トランプ勝負で負けたら魂とられるアニメじゃありません。

初回、ジョーカーゲームという遊びを通して政治の情報戦を語る導入が
良かったですね。これで引き込まれました。
主人公たちD機関は戦後の人間の発想ですよね。。。


・ストーリーについて
第二次世界大戦前に組織された諜報機関のお話なんですが、
彼らの活動が実際の歴史に影響を与えるようなことはないです。
大戦の戦局を動かすほどスケールの大きな活動をしていれば
かなり面白いアニメになったと思うのですが。。。

スパイ達は心身共に鍛え上げられ、判断力、分析力は
常人とは比べ物になりません。スーパーエリートですよね。
おまけに全員現代風イケメン揃い。昭和感ゼロ
彼らがスマートかつクールに任務をこなしていくのですが、
どうにも敵役が小物臭かったり、余裕のなさを顔に出してしまう
体たらくで、D機関メンバーを引き立てるだけの
存在に思えてなりません。

物語に緊張感は感じないですが、退屈でもありません。
1話完結のオムニバスでありながら、話の山場はしっかり容易されてます。
ただ、D機関のトップである中佐が
全て見通している雰囲気を漂わせているため
D機関のスパイが爽快に任務遂行することは決定事項と
視聴者はハナから思い込んでしまいます。。。安心して観れるともいえます
唯一ワクワクするのが
イケメンスパイがドヤァってする場面なので
楽しみ方が非常にわかりやすいアニメですね。


・構成
ポーカーフェイスを装いつつも、実は人間味があって情も残している
スパイ達なんですが、オムニバスで主役交代していくスタイルなので
個性を深く描写する時間はあまりないんですよね。。二次創作は捗りそう。
全12話オムニバスでスパイの生き様を一貫して描いた構成は
安定しているものの、そもそも題材が30分アニメ向きではないと思います。
ダークな内容でシリアスさを突き詰めるにしても、
キャラを掘り下げて、コメディを挟むにしても30分は足りないと
思うのです。。。
60分ドラマ向きなんだと思います。
実写ドラマの復権はいつなんでしょう。。。


・まとめ
脚本、作画、演出が高いレベルで終始安定しており
結城中佐をはじめ、登場人物も魅力的です。
シナリオに遊びはなく、毎回の任務が淡々と進みます。
スパイモノらしく無駄を排して目立つことはしないというのであれば
大正解なのでしょうが。。。ちょっと淡白すぎるかもしれません。
安定した面白さはあるものの、12話全体を通しての山場がないため
視聴後に余韻が残るほどの作品とは思えませんでした。

ザ・優等生アニメですね

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 192
ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

腐女子垂涎のスパイミステリー

世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、
スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立される。
生え抜きの軍人を尊ぶ陸軍の風潮に反し、機関員として選ばれたのは、
東京や京都といった一般の大学を卒業し、
超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだ。
彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、爆薬や無電の扱い方、
自動車や飛行機の操縦法はもちろん、
スリや金庫破りの技に至るまで、
スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。
「死ぬな、殺すな」――
目立たぬことを旨とするスパイにとって自決と殺人は
最悪の選択肢であるとするD機関は、
陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、
味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する。
東京、上海、ロンドン……
世界各地で繰り広げられるインテリジェンス・ミステリー。
(公式より)

というお話。

まあ、キャストを見てわかる通り、関智一や櫻井孝宏、下野紘、
中井和哉など豪華な男性声優陣を配し、腐女子を釣りに来ています。

ただ、初回を観る限り、単なる腐アニメではない印象。
戦時のスパイ物本格ミステリーのようです。
今後の展開には興味が持てました。継続視聴です。

============第2話視聴後、追記です。

なかなか面白い謎解きでした。
まあ、このエピソードはここで一旦完結なの
でしょう。テンポも良さげでいいですね。

============第3話視聴後、追記です。

新エピソードでしたね。
こういうテンポの作品なのでしょう。
なかなか楽しめる作品になりそうな雰囲気です。

============最終話視聴後、感想です。

雰囲気も好きですし、毎回ちょっとした謎解きが
行なわれて、楽しく観ることができました。

ただ、エピソードが1話完結なため、少し物足りなく
感じてしまいます。豪華声優陣を配したのに、
個々のキャラの掘り下げが足りないため、あまり
誰が誰だか分からないということに。

もったいない印象が少しあります。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 363
サンキュー:

13

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これから面白くなるのかと思ったら、終わってた!

最初と最後だけ、ちゃんと全体が把握できる内容で繋がりもあり楽しめた。途中の1話完結に近いストーリーは、メンバーの誰が活躍したのかもわからない脱個性キャラで、イマイチ面白みに欠けた。これから面白くなるのかと思いきや、いつの間にか終わっていて驚き! 明らかな構成ミス&設定を活かしきれないもったいなさ。残念だなー!

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 202
サンキュー:

4

kameko さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スパイにとって、死は全ての終わりなのだ。

スパイ養成学校でプロのスパイとなった8人のそれぞれの活動、活躍を描いたストーリー。舞台は日本国内だけではなく、様々な人が出てくる。
各回おもしろく見たものの、もちろん変装したり色んな情報が錯綜する内容なため、出てきたスパイが前回と同じなのか、違うキャラクターなのか、そもそも良い奴なのか悪い奴なのかわからなかった(´・ω・`)
わたしにはちょっと難しい内容だった。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 256
サンキュー:

5

ネタバレ

↙→↘↓↙←↘+BC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

話が飛び飛びだから時代背景がピンと来なかったが

面白いと思ったが登場人物の人格が薄くて感情移入が出来ない点が少しもったいない気がした

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 199
サンキュー:

4

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スパイもの

世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍のユウキ中佐によって、
スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立されるところから物語は始まる。
--------------------------------------------------------------

絵は見やすいと思います。
全体的に場面が暗いので、キャラが分かりにくい感じがしました。
大人向けの作品デス。
実写映画化もされて興味があったので見始めたのですが、イマイチ盛り上がりには欠けます。
派手さはないものの、相手との駆け引きは見応えがあったと思います。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 197
サンキュー:

5

ろれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

全体の評価としては微妙

1~2話は良くて期待してたんですけど、それ以降は退屈な回が多かったです。
毎回主人公が変わるオムニバス作品的な感じの構成でしたね。
なかには良い回もあったんですけど、基本アクション少なめ、キャラがしゃべってるだけという回もありなんだかなぁという感じ。

キャラみんな同じ顔でしたね。
声優陣、OP、EDだけは最高でした。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 220
サンキュー:

7

しちか さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

かっこいい!

物語がすごくしっかりしている。ほとんど1話完結なので見やすい。奥が深いし、伏線もあるので何回見直してもおもしろい。キャラにそこまで個性がないのがスパイらしいのではと思う。作画はすごく綺麗!声優陣も豪華なのでたくさんの人に見て欲しい。

投稿 : 2016/06/18
閲覧 : 132
サンキュー:

4

ネタバレ

ゆゆちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2016/06/15
閲覧 : 253
サンキュー:

3

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ジョーカー・ゲームのストーリー・あらすじ

世界大戦の火種がくすぶる昭和初期を舞台に、帝国陸軍の“スパイマスター”結城中佐によって設立されたスパイ養成部門「D機関」の活躍が描かれている。(TVアニメ動画『ジョーカー・ゲーム』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP≫QUADRANGLE『REASON TRIANGLE』≪ED≫MAGIC OF LiFE『DOUBLE』

声優・キャラクター

堀内賢雄、下野紘、木村良平、細谷佳正、森川智之、梶裕貴、福山潤、中井和哉、櫻井孝宏、津田健次郎、関智一

スタッフ

原作:柳広司『ジョーカー・ゲーム』シリーズ(角川文庫・KADOKAWA刊)、キャラクター原案:三輪士郎、 監督:野村和也、シリーズ構成・脚本:岸本卓、キャラクターデザイン・総作画監督:矢萩利幸、チーフリサーチャー:白土晴一、美術監督:谷岡善王、美術設定:成田偉保、3DCGI:サブリメイション、色彩設計:野田採芳子、特殊効果:村上正博、撮影監督:田中宏侍、編集:植松淳一、音楽:川井憲次、音響監督:岩浪美和

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