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「ふらいんぐうぃっち(TVアニメ動画)」

総合得点
82.1
感想・評価
1298
棚に入れた
5983
ランキング
373
★★★★☆ 3.8 (1298)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ふらいんぐうぃっちの感想・評価はどうでしたか?

mmma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法のある田舎暮らし

魔女としての修行のため、田舎の親戚の家でお世話になる女の子と、それを取り巻く人たちの日々の話。

もしも魔法があったなら、ほうきで飛ぶことができて、不思議な薬を作ることができて、幽霊のいる喫茶店でケーキを食べたり、大昔から空を泳ぐクジラの背に乗ることもできるかもしれない。
でも、そういうことができる魔女も、道端の山菜が美味しい天ぷらになること、りんごの木を育てるのに様々な知恵が込められていること、ねぷた祭りで披露される大きくきらびやかな山車の姿、そういうものを見て知って、少し驚いたりもして、まるで魔法のようだと思うこともあるかもしれない。
そんなことを想像しながら観ました。

物語にこれといった起伏もなく、ささやかな魔法に彩られた田舎暮らしが丁寧に綴られた、観ていて優しい気持ちになる作品でした。

投稿 : 2021/01/20
閲覧 : 235
サンキュー:

8

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 期待しすぎました (-_-;)

石塚千尋の漫画
「少年マガジン」で2012年9月号から連載中


<メモ>
タイトルから魔女のお話ということは分かってたし評判がよかったので「魔女の宅急便」のような感じかしらと期待して視聴したのですが、
魔法や修行はあまり関係ありませんでした

自然豊かな田舎街で家族(親戚や姉)とのほのぼの日常が描かれます
盛り上がりはありませんが嫌な描写・人がでてこないので癒されたい方におススメ
喫茶店「コンクルシオ」と空飛ぶクジラのお話が秀逸


<主要登場人物>
・木幡 真琴:篠田みなみ
・チト:茅野愛衣
・倉本 圭: 菅原慎介
・倉本 千夏:鈴木絵理


<ストーリー>
新米魔女の木幡真琴は15歳になったのを機に修行のため青森にある親戚宅へ黒猫のチトとやってくる
魔女の修行や魔法使いとの交流もあるが
山菜料理を堪能したり畑を耕したりリンゴの花摘を手伝ったり
優しい人に囲まれ平和な日常を過ごすお話


20.9.19

投稿 : 2020/12/19
閲覧 : 278
サンキュー:

10

Fanatic さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魔法が田舎の日常風景に溶け込んだ、ファンタジックご当地アニメ☆

原作は『別冊少年マガジン』にて連載中の、石塚千尋さんの漫画作品(未読)。
制作はJ.C.STAFF。
監督は「神様のメモ帳」「アリスと蔵六」「ダンまち劇場版」等を手がけた桜美かつしさん。
シリーズ構成は「あまんちゅ!」「赤紙の白雪姫」「3D彼女」等の赤尾でこさん。
キャラデザは「スロウスタート」等の安野将人さん。

青森県弘前市を舞台にしたご当地アニメで、弘前市の名所・風景なども数多く登場します。
主人公の木幡真琴(15)が、一人前の魔女になるため、黒猫のチトと一緒に青森の親戚の家に引っ越す場面から物語がスタート。
起伏のあるストーリーは存在せず、真琴を中心に田舎でまったり生活をする様子が延々描写されているだけで、ドラスティックな展開というのは全くありません。
他に雰囲気の近い作品だと、「ARIA」「たまゆら」「ヨコハマ買い出し紀行」、最近観た中では「ハクメイとミコチ」あたりが思い浮かびます。

内容は、起承転結から「転」を抜いた「起・承・結」のようなエピソードがいくつも繋がっている感じ。
人によっては起伏の少ない、退屈な感じるかもしれませんが、シナリオで魅せるタイプの作品ではないので、本作にはこのテンポが合っていると思います。
リアルな人物描写が細部まで行き届いていて、単なる日常会話のシーンだけでもどんどん惹き込まれていきます。

田舎の、とある家族の日常を覗き見しているような気持ちで、道端から摘んできたふきのとうを天ぷらにして食べるだけの場面でも、
真琴は美味しいと思うのかな?
どんな表情や言葉で感想を述べるのかな?
と、ドキュメンタリー作品を見ているかのような気分でリアクションを楽しんでいる私がいました。

同じ田舎生活が舞台ということで「のんのんびより」と比べられる方も多いですが、あちらはけっこう起伏のあるエピソードが繋がっていて、ややコメディ寄りなのに対して、本作の場合は、登場人物の驚きや感動、細かな心の動きををひたすら丁寧に描写することに徹している印象。
魔女設定自体は、ゆる~い日常描写にファンタジー要素を添える為の味付けのような使われ方で、真琴の魔女属性を強調するような内容ではありません。

世界観的には、魔女の存在はかなり珍しくはあるものの、知ってる人は知っている、というくらいの認知度。その為、魔法もファンタジックな現象ではなく、この作品の中では日常風景の一部になっています。
魔女の存在が認知されているパラレルワールドの日本なので、現代ファンタジーではなく、広義の意味で異世界ファンタジーと言えるかもしれません。

ぶっちゃけ、魔女設定は無くても作品として十分に成り立ちそうですが、魔女だからこそ真琴の「天然でちょっと年寄りじみた」性格もすんなりと受け入れられますし、キャラ造詣には一役買っていると思います。
また、現実的なイベントだけでは描ききれない青森の長閑な雰囲気を、魔女ならではの幻想的なエピソードで上手く補完していました。

爆笑シーンがあるようなアニメではありませんが、間の取り方や表情によるリアクションが秀逸で、クスリと笑ってしまうシーンは多かったことが、個人的には一番の高評価ポイントでした。
1話のマンドレイクや、4話の犬養さんのエピソードは、個人的にかなりツボりました。
癒し要素だけのまったり日常系があまり得意ではないので、落ち着いた空気感の中でもいかに微笑ませてくれるかというエンターテイメント性は、個人的にかなり重要視しています。

美術面でも、青森の自然がすごく丁寧に描かれていて文句なしの美しさ。
弘前出身の友人曰く、実際に住んでいればあんなにいい場面ばかりじゃないとのことですが、ドキュメンタリー作品でもありませんから、その辺りは盛っていいでしょう。
また、同じ友人が、作中の青森弁(津軽弁)は本物ではないとも言っていましたが、少なくとも私は気づかないレベルでした。
CVの小形満さんは青森出身ですが、地方でも若い方は訛りもほとんどなくなってきていますし、津軽弁の雰囲気を出すためにだいぶ練習はされたんじゃないかと思います。

キャラデザは、萌え要素は控えめで癖がなく、あざとい露出やお色気シーンも一切なくていい感じ。
登場人物もALL善人で「まったりほっこりくすくす♪」という気持ちになれる作品でした。

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 288
サンキュー:

17

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スローライフ

誰も不幸にならない、優しいキャラクターと優しい時間。
ただただ癒されました。
こういう話、好きです。
田舎暮らしっていいなあって、別に都会に住んでるわけでもないのに思える、そんなお話です。

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 307
サンキュー:

13

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いつのときにも・・・。

どんな人にも

その人の心のなかにだけ描ける物語があります。

どんな生き物にも

その生き方を喜びあえる意味合いが存在します。




ほかの人にはうまく伝えられないけれど

自分でも上手に話すことは難しいけれど

私が、私らしくいられる、私だけの世界がちゃんとあります。




少しくらい変わっていても普通でいられる嬉しさ

レッテルなんて気にもかけられない安らかさ

「しょうがないなぁ」って赦しあえる笑顔の気楽さ。




それぞれの違いをことさらに論うのではなくて

それぞれが一生懸命であることが分かりあえていて

それぞれを大切に想いあうことができる。




そんなふうに生きていかれるのなら

そんなふうに手を差し伸べあえるのなら

どんなにステキなことでしょう。




ふらいんぐうぃっちは、そういう作品だと思います。

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 467
サンキュー:

29

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

居心地の良い場所と心休まる魔法使い

この物語は、とても癒されます。
BGMも心地よく、見終わった後は、いつも暖かい気持ちになります。

主人公の木幡真琴(こわたまこと)は、高校一年生の少女。
彼女は15歳になったのを機に魔女のしきたりに従い、横浜の家を出て青森県の弘前市にある親せきの家に住み、魔法の修行をします。

魔女と言っても真琴は箒で空を飛ぶことと、猫のチトさんと話すことくらいしかできません。
それ以外はいたって普通の少女。というよりも、方向音痴で、すぐ道に迷う情けない少女です。

でも、真琴と一緒だと何故だか心が穏やかになります。
彼女の人柄がとても癒されるのです。

真琴は人が感動することを話すわけでもなく、行動力があるわけでもありません。
ましてや真琴には、女性としての魅力はあまり感じられません。

しかし、のんびり、おっとりとした真琴の話し方や仕草に安心するのです。
おそらく真琴は、子供からお年寄りの方まで、誰からでも愛されると思います。
それは真琴が歳をとってお婆さんになっても、変わらないでしょう。


この物語の舞台は、青森県の弘前市。
この場所も、とても居心地が良さそうです。
真琴がお世話になっている倉本家の人たちも、みんな優しく温かい。


この物語は、安らぎがメインであり、その登場人物がたまたま魔法が使える。そんなアニメのようです。

投稿 : 2020/10/20
閲覧 : 494
サンキュー:

51

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ふらいんぐてぃっつ (良い子のみんな、titsの意味を調べる時は、学校やお母さんの前では避けよう!)

●総評
魔女要素は添え物的で、まったりした日常系でしたが面白かったです。

●魔女の設定
日常系なので設定に突っ込むのは無粋かも知れませんが、作品中での魔女の立ち位置がどういうものか、イマイチ分からなかったです。
魔女が存在して空を飛ぶのが当然、という「魔女の宅急便」のような世界ではなく、魔女が一般的には認知されてない世界なんでしょうが、そのわりに魔女達が魔女であることを隠そうとしません。初対面の人の前で平気で空飛んだりするし。

魔女がどう生まれるのか(遺伝?)、誰にどう教育されるのかも不透明です。
真琴は箒で空を飛ぶ際に、箒だけを浮かせてその上に乗るので、お尻が食い込んで痛いと姉の茜に相談します。箒は魔法の媒体であり、自分の体自体を浮かせれば良いと教えられるのですが、こんな基本事項、高校生になるまで知らなかったの? 

●キャラクター造形
目が小さめで萌え絵じゃないけど可愛いですね。特に千夏ちゃん。性格も見た目も小学生らしい小学生で、守ってあげたくなります。
それに引き換え、真琴は、落ち着きすぎで、制服着てても高校生には見えませんでした。

あと、服の皺の寄りかたが独特で、違和感がありました。
真琴が制服の上にカーディガンを着てますが、胸の中央から両側の斜め下に向かって、ハの字に皺が入ってます。これが、老婆の垂れたおっ〇いみたいに見えて仕方がありませんでした。ただでさえ老けて見えるのに・・・。

魔法で尻を浮かせる暇があったら、普段からおっ〇い浮かせとこうよ!

投稿 : 2020/10/14
閲覧 : 348
サンキュー:

32

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆるーい魔女っ子アニメはいかが?

魔女の家系の高校生の女の子が、親戚のいる弘前に来て暮らすお話。原作未読です。

1話の冒頭から、落ち着いた雰囲気でまーったりしてる空気が漂ってて心地いいです。
劇中に流れる音楽がゆったりまったりしてて、この作品の雰囲気にあっててすごく和みます♬


舞台が地方の街というのも良いです。これ、東京とかが舞台だったらこの雰囲気は出せないかもしれません。

日常の中の非日常みたいな、東北だと遠野の民話とか宮沢賢治につながるようなものを感じました。

春の運び屋さんや夜のとばりさんって怖くてやさしい感じ・・それって自然そのものですよね。

幽霊が店員さんで、昆虫や動物や妖精もたずねてくる不思議な喫茶店のお話は、宮沢賢治の童話の世界みたいでした。


ばっけの天ぷら、昔食べたことあるけど、ちょっと苦くてオトナの味だった記憶が・・お酒のおつまみに合うかも。
山菜の中ではタラの芽の天ぷらが大好きです♡揚げたてがまたサクサクして美味しいんですよね!


それから黒猫のチトさん、かわいいですね♡
千夏ちゃんも子供らしくていいですね。かわいいです。
千夏ちゃんがチトさんを尾行する話も面白くて和みましたー♬


あとお父さん役の声優さん、津軽弁大変だったでしょうね。イントネーションとか独特だし、字幕ないとわかんないし・・
と思ったら、青森出身の方なんですね!どおりで津軽弁うまいわけですよね。


この物語の舞台となっている弘前へは2回ほど行ったことがありますが良いとこでした☆
弘前というと、5月の連休の頃のお城の桜や8月初めの「ねぷた」が有名ですね!
でも、その頃はこの作品のことを知らなかったので、次行くことがあれば聖地めぐりをぜひしてみたいです!


バトルとかは全くありませんが、ゆったりまったりしてるアニメを見たい方にはおすすめですよ♪

投稿 : 2020/09/14
閲覧 : 495
サンキュー:

35

dh さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

和んだ

コロナの自粛疲れでゆったりしたアニメが見たいと思いこのアニメを鑑賞しましたが非常に良かったです。
魔法使いの話ではありますが基本魔法は殆ど使わずただゆったり過ごすだけのアニメで特にバトルや事件など一切起きませんがなぜか見れてしまいます。
ぜひまったりした日常系アニメが見たい方はぜひ!!

投稿 : 2020/08/23
閲覧 : 229
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

平和そのもの

日常系というと、萌えが詰まっている作品が多いのですが、この作品はヒロインの作画に特徴があり、萌え成分がしつこくないので、すんなり受け入れやすいと思います。
OPは中毒性のある曲で素晴らしいと思います。
自分の中ではかなり評価しているのですがどうでしょう?

投稿 : 2020/08/07
閲覧 : 226
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魔女のいる日常

原作未読。

個人的には今期一押しかも・・・。

日常ほのぼの系。
ちょっと異色なのは主人公が魔女で、主人公の周りの人たちが魔女に寛容であること。

物語の舞台が『青森』っていうのも面白い。

特筆すべきは声優さんの贅沢遣いでしょう。
{netabare}
チト役(主人公の使い魔の黒猫)・・・茅野愛衣
ケニー役(主人公の姉の使い魔の白猫)・・・佐倉綾音
アル役(主人公の姉の友人の使い魔のハムスター)・・・小澤亜李
{/netabare}
ちなみに3人とも、セリフは『鳴き声』だけです・・・。
主人公の声優さんはアニメ初主演なのに、脇役でこの贅沢遣いとは、恐るべし。

OP、EDとも良曲。
作画は非常に綺麗で、最後まで一切乱れず、視聴しやすい。
それに登場人物が全員可愛い。
物語も最後まで安定して面白い。

日常ほのぼの系がお好きな方には、おススメです!

投稿 : 2020/07/29
閲覧 : 951
サンキュー:

115

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法使いも“いる”日常

一般の日常に“魔法使い”を溶け込ませたという点において、“魔女の宅急便”や“ハリーポッター”は画期的な作品であった。

それでも、そこは、魔法を使った大活躍や“例のあの人”との対決等々、立派なファンタジーの世界である。

翻って“ふらいんぐうぃっち”に存在するのは、ある意味“魔女”という属性のみであり、魔法使いも“いる”日常と言っても良い。

舞台は、不思議な民話や伝承に事欠かない地である遠野物語の故郷、なぜか遠く西の果てのブリテンの地と親和性が高く感じられ、さらには、そこに満ちる音にも何か相通じるものを感じる世界だ。例えるなら、ブリティシュフォークと津軽民謡の旋律に流れる共通点のようなものである。

監督の桜美かつし氏は、少女革命ウテナのレイアウト監修やレールガンでの学園都市を飛び回る御坂美琴など、画面構成に長けた演出を得意とされ、ここでは、牧歌的で温かみのある空気に満ち満ちた東北の景色、その中を静かに飛ぶ、まさに“ふらいんぐ”の世界が美しく丁寧に描き出されている。

“カタカナ”ではなく、“ひらがな”の魔女がいる世界が心地よい。

あと、キャラデザは安野将人氏、最近では『スロウスタート』の丁寧なお仕事が秀逸、女の子を美しく描く方だなと感じており、個人的には最も活躍を期待する作監さんです。

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 465
サンキュー:

31

ryo さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今までにない魅力

仲間だ!ぶっ飛ばす!宴だ!

バトル争いも暑苦しいシーンも全く無い、今までには無いアニメ

コロナで荒んだご時世、心地よく安心して、終始のほほんと見れました

大好きな作品です

投稿 : 2020/05/19
閲覧 : 245
サンキュー:

9

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ずいぶん自己顕示欲の強い監督さんだね

ユ-チュ-ブで期間限定無料公開
してて気になって視聴しました
(実際に観たのはdアニメストア)

横浜に住む魔女が青森の親戚の家に
居候するという、
ゆるキャン△みたいな田舎の女子高生物に
魔女の宅急便や魔法使いの嫁みたいな
緩やかなファンタジーを
合わせたような
一風変わった作品。

主人公のまことの他にも {netabare}
やっぱり魔女のまことの姉や
その友人の魔女占い師、
隠れ家的なカフェを営む魔女親子、
それに精霊みたいな人(?)
なんかも登場する。

特に7、8話の
隠れ家的なカフェの話が良かったです。
特に感動する話て訳ではないんだけど、
なぜか涙が出てきた。
幽霊の店員さんや
てんとう虫、キツネ、精霊?までも
お客としてやってくる
素敵なお店なのだ。

空飛ぶクジラの遺跡や
土を泳ぐ魚も良かった。{/netabare}

ファンタジーだけでなく、
青森の田舎のリアルな自然も満喫する、
ある意味贅沢な暮らしをするまこと達。

ただ、まことは
せっかく学校通ってるんだから
学校でのエピソードが
もう少し欲しかったかな。

圭君の声が少し棒。

レビュータイトルの意味は
OP を観ればわかる。

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 656
サンキュー:

16

おーいん君 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

不思議な物語ではあるけれど

不思議な物語なんだけどSFっていう感じではなく

日常系ファンタジーとでもいえばいいのかな。

見るべきアニメという印象はなかった。

特にオススメもしない。

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 281
サンキュー:

3

ゆい さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

、、、。

個人的な感想!
内容がない、、
結末もなにもあったもんじゃない。
魔女設定の意味があまりない。農家のお嬢さんでよかったんじゃないかな
農家の人々の話でよかった気がする。
食べ物がよくでてくるから、料理アニメにしたほうがよかったんじゃないかな。
今コロナで自粛ですごく暇だからみたけど、普通なら1話切りしてた。

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 311
サンキュー:

2

ゆっこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほのぼのしてて癒される。

終始ほのぼのする日常の風景で、とても癒される。
千夏ちゃんが可愛すぎる。

投稿 : 2020/02/03
閲覧 : 243
サンキュー:

6

ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆっくりとした口調や柔和な言葉遣いに安心します。

田舎での落ち着いた日常を描いた作品の様です。

主人公の真琴が魔女なので、少しだけ不思議な事が起こりますが、それらの出来事が自然に日常に溶け込んでいる所に魅力を感じました。同じ様に田舎での日常を描いたアニメ「のんのんびより」と比べて、キャラの年齢が全体的に高めなので、口調や言葉遣いもさらに柔和で、よりゆったりとした空気を醸し出しているのではないかと思います。

登場する人たちの殆どが、他者の行動に自分の行動を合わせたり、気を使ったりせずマイペースに行動している点は、都会を舞台にした日常アニメのキャラたちが、常にお互いの孤独を補い合い、気を使いあう行動に走りがちなのと比べて、自由であり、予測不能であり、それゆえ面白いと感じました。

1~4話
{netabare}
2話で圭君が道端でフキノトウを見つけた時も、なおはあまり興味を示さなかったらしく、さっさと家に帰ってしまいました(笑)。

この作品で今のところ耳障りなものをただ一つ挙げるとすれば、1話で登場したマンドレイクの叫び声で、片耳を塞いで引っこ抜いた真琴は魔女だからってよく無事だったなあと思います。少し離れた所になおもいたので結構危なかったかも知れない。

4話はこれまでの3話と比べてやや賑やかな回になっていた気がします。(ノロイっぽい顔になってた人もいたし)個人的には最初の3話の方がこの作品の魅力を強く感じられました。それでも取り立てて派手と言う訳でも無く許容内でした。やはり毎週楽しみです。桜並木の描写は非常に美しかった。

演出について、使い魔である猫に安易に人間の言葉を喋らせなかったり、3話のお姉さんが去るシーンでも僅かに煙が立ち昇っただけだったりと、控えめな中にも動きや構図などで魅力を出し、作品の雰囲気を壊さぬよう細心の注意を払っている事が伺えました。後者のシーンを見た時、なぜか私は既視感に近いリアリティを感じました。ああいったシーンで、見栄えはするものの雛形に従った表現しか出来ていないアニメと異なり、日常の中の不思議を文字通り空気の様に描いているアニメは、私の知る限りでは殆ど例が無く(※1古いヨーロッパの映画の何かにこんな描写があったかも)素直に感服させられました。畑を開けるために引っこ抜いた雑草の描写や動物たちの動きについても、地味な中にも目を楽しませるものがあり、見ているだけで幸せな気分になってしまいます^^

※1:ジョン・ブアマン監督の「エクスカリバー」ヤロミル・イレシュ監督の「闇のバイブル 聖少女の詩」にそれっぽい描写が確認できました。前者は英・米共同の、後者はチェコの映画。
{/netabare}
5話~最終話
{netabare}
5話はねこ好き必見のねこ主役回であると共に、登場する人物同士が互いに気兼ねする事無く、各々自由に振舞っていた様で、この作品の雰囲気がこれまで以上に強く出ている印象を受けました。

6話では不動の圭くんが珍しくも呆れ気味に漏らした独り言がありましたが、それとは関係なく、かねてから思っていたのですが、ふらいんぐうぃっちの作風は「長くつしたのピッピ」等で有名なリンドグレーン原作の※2「やかまし荘のこどもたち」にちょっと似てると思いました。

むしろそれよりも落ち着いている空気が有ります。上記の作品でも、子供達がぐらぐらして抜けそうな歯を上手に抜く方法を考えたり、草むしりの最中に変な言葉を発明してみんなで遊んだり、ザリガニ釣りに行ったりと、のどかな日常を描くばかりで、取り立てて事件と呼べる様な挿話がありません。

映画版も製作されているのですが、こちらでは出演している子供達の演技も、演技と言って良いものかどうか迷う程に自然で、ハリウッド映画や日本映画に散見される、子供を大人にとっての都合の良い操り人形として扱っている様な、わざとらしい描写の仕方とはまるで違っていて、安心して視聴出来ます。

ふらいんぐうぃっちを気に入った人なら、アニメ一筋の人でも充分に楽しめる映画だと思いますのでおすすめです。

7話は山菜取りとか、山菜をおつまみにしたお姉ちゃんの昼酒とか、廃屋の魔法喫茶や、可愛い幽霊も登場して、物語の展開的にも、美術的にもふらいんぐうぃっちの魅力が凝縮した素敵な回でした。チトさんもいつも以上にニャゴニャゴ喋ってました^^

7話から引き続いて8話も魔法喫茶を舞台に、とっても落ち着いた会話劇が繰り広げられます。椎名さんとそのお母さんの二人の新キャラが物語に加わりましたが、作品の雰囲気は微動だにしませんでした。※3アザミを食べるてんとう虫って見た事有りませんが、葉っぱの部分にアブラ虫がわんさと付いているのを見た事があるので虫にとっても美味しいんでしょうね…。

生長しきったアザミの"がく"や成長し切った葉のイガイガ部分は人間にとっては食用に適しませんが、若芽や若葉、茎、根っこまで、殆どの部分が食用になります。採る時はくれぐれも棘に気を付けましょう。刺さると細菌感染する恐れがあります。

今回も和みました。

最終回は裁縫回、裁縫好きのブリキ男にとっては楽しい回でした。布地選びから採寸、裁断、縫製など、要所要所丁寧に描写されていました。裁縫の手際の良くない私は、裏地付きの見事なマントをぱっぱと作ってしまう真琴の手腕に驚かされました。熟達している人なら出来そうなので、魔法と言う程ではないですが、とても羨ましく思いました。

※2:ピッピにも似ていると思います。リンドグレーン原作のスウェーデン映画(他の国の製作ものはあまりよろしくない。)は他にも色々有りますが、どれも面白いと思います。

※3:概ね鞘翅につやが無いのが草食、あるのが肉食らしいです。作中描写は肉食のナナホシテントウみたいに見えますが、一応テントウムシもアザミを食べる!
{/netabare}
最期まで大きなドラマも中くらいのドラマも無く、小さな小さなドラマを丁寧に一つづつ積み重ねている印象を残す作品でした。こういったアニメは私は今まで見た事がありません。最終話でもその姿勢は揺らがず、いつも通りやさしい時間が過ぎ去りました。


以下はアニメ本編とはあまり関係なく、どこでも採れそうな野草について
{netabare}
ヨモギ:ばばばあちゃんでお馴染み(もしかしたら知ってる人少ないかも)の万能野菜。天ぷらが美味です。それ以外で使うなら湯掻いて水に晒して灰汁を取る。枯れたと思っても地下茎から芽が出てくるので栽培すれば半永久的に葉を収穫出来ます。

ナガミヒナゲシ:近年よく話題に登りますが、特定外来生物などには指定されていない。花が枯れてから花芯を採取します。素手だと黄色い汁が付いて中々取れませんので、袋(新しいのを使うのはもったいないので油っ気の無い空いた菓子袋などで)ごしに取るなどしましょう。炒めても茹でてもおいしい。芥子の実の一種ですが無害です。ナッツの様なこくがあります。

カラスノエンドウ:ソラマメ属。天ぷらが美味ですが、虫が付いている事があるので気になる人は湯掻いて水で何回かすすぐ。おひたしや炒め物など何でも使えます。

タンポポ・ノゲシ・ブタナ:タンポポは全草食べられます。天ぷら、油炒め以外で食すなら湯掻いて灰汁を取る。

スギナ:天日干しか電子レンジで4~5分乾燥させて、すりこぎ等で砕いて粉末状にする。風味がよく青海苔の代わりとして使える。栄養価が非常に高いらしい。

フキ:八百屋でも見かけますが、日当たりのそれほど良くない所に自生している事があります。良くあく抜きすれば葉も食用になり、豚挽きを練ってこれに巻いて、ロールキャベツの様にしてつゆなどで煮ると非常に美味です。同じ場所に関東では1月下旬~2月下旬にかけてフキノトウが出ます。

ミント:近所で見つけたらラッキーです。耐久性が非常に高いので粗悪な環境でも育ちます。一本だけ引っこ抜いて(根が繋がっているので他の株を傷めない様に途中で切断すべき)土に刺して控え目に水やりすれば脅威の成長力で地下茎を張り巡らせます。冬に枯れても復活し、半永久的に葉を収穫出来ます。

ローズマリー:近所で見つけたら超ラッキーです。柑橘系のさわやかな香りが魚、肉料理にとても良く合い重宝します。小枝を一本失敬して挿し木にすれば、根を広げてプランターなどでも成長します。猛暑には弱いのですが、うまくいけばこちらもまた半永久的に葉を収穫出来ます。

セイタカアワダチソウ:香りは春菊に似て華やか。葉はハーブに、花穂は天ぷらに最適。茎が残りますが、極上の味わいです。晩秋~初冬にかけて繁茂します。

ノゲシ:酷暑に計れてしまいますが、寒さには非常に強く、ほぼ一年中収穫できます。背の高いタンポポといういでたち。葉はロゼット状ではなく互生なので区別出来ます。やや苦味が強いので、基本湯掻いてあく抜きしてから料理に使います。ほうれん草の代わりやそばのお供、炒めものなど色々使えます。天ぷらにするなら洗って水を切るだけで大丈夫です。

ブタナ:茎だけががひょろりと長いタンポポの様な野草。タンポポと同じでロゼット状に葉を付けます。葉は大きく食べでがあり、花も美味。全草食用になります。

ヨメナ…花期は7〜10月ですが、ロゼット状に広がった葉を年中見かけます。葉の形は根元がまっすぐで先端に少し刻みのついたきつねの尻尾型。あくや苦味が少ないので下処理は特に必要ありません。春菊に似た風味も良く、さっと湯掻いたものを薬味として利用したり、おひたし、炒め物、天ぷら、お吸い物にヨメナごはん、何でも使えます。キク科の植物は食せるものが非常に多いです。

田舎住まいでなくとも皆さんの身近に食べられる野草は沢山あると思います。是非お試しあれ。

※1採り過ぎはその種がそこで自生出来なくなる原因になるので控えましょう。

※2必ず火を通しましょう。「のんのんびより」のお兄ちゃんみたいな事をやると稀ですが感染症になる場合もあります。
{/netabare}

投稿 : 2020/02/03
閲覧 : 1211
サンキュー:

82

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジ〇リと宮沢賢治とあし!!

すごく好きです!隠れた名作の類ですね!!

 15歳になると親元を離れ修行するのが魔女の伝統。箒で空を飛びおともは黒猫!年齢こそ違いますが,某有名な魔女が主人公のアニメの設定を生かした設定に思わずニヤニヤしてしまいます。

 ストーリーは{netabare} 日常系と言われるらしく,大きな事件などは起こらずに日々が過ぎていきます。
 自分としては1話のマンドレイクは涙が出るほど笑えました。(マンドレイクのシーン中に今後登場するキャラクターが描かれてますね。それと,圭のカラオケにもびっくりw)
 8話のコンクルシオに次々と常連さんがくる話,なんかこんな感じの作品に心当たりがあるような・・・・・・・なんだっけ?・・・・・ああ!宮沢賢治だ!!!セロ弾きのゴーシュですね。
 11話はジブリネタですね!
 全体としては退屈せずにというか,むしろ引き込まれて見る感じでした。{/netabare}すごく面白いです。

 キャラクターに関しては真琴がすごくかわいいですね。茜はターンエーガンダムを思い出しました。そして,圭!自分はあまり男のキャラに興味がないのですが,すごく穏やかに抑えて話す感じがすごく好感が持てました!真琴との丁寧な言葉遣いでのゆったりとしたテンポの会話,アコースティックでこれまたゆったりとしたテンポのBGMと相まって作品の世界の空気を決定づけています。ほのぼのです。

 この作品最大の魅力は絵ですね,背景,動画ともにきれいに描かれています。ネコをはじめとした人間以外(マンドレイクもw)の動きもとても魅力的です。これ以降は,ちょっと書くのが恥ずかしいのですが…なので隠しておきますが, {netabare} この作品,全体的に女性の体のラインがきれいに描かれています。そしてその中でも,最も魅力的に描かれているのが脚です!特に真琴の脚,ものすごく艶めかしい…個人的にアニメ史上最も脚が美しく描かれた作品に認定したいと思います。原作ではどうかと見てみたら,原作でもきれいなのですが,さらにパワーアップしていますね!高1という設定からちょっと背徳感すら覚えるのですが^^;{/netabare}絶品です!!

投稿 : 2020/02/01
閲覧 : 371
サンキュー:

25

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔女(一般人)の日常アニメ

【あらすじ】
主人公『木幡 真琴』は、神奈川県横浜市から青森県弘前市へ引っ越してきて、従兄弟たちと同居生活を送る。

【キャラ紹介】

[木幡 真琴]:本作の主人公。(魔女)
方向音痴で、魔女としての才能も特に無いが、使い魔は超優秀。
薬の調合は、得意らしい。

[倉本 千夏]:本作のメインヒロイン。(小学生)
とっても良い子で、不審者相手にも正しい行動を取る事が出来る常識人。
だが、魔女の手によって、段々と「普通」から離れて行く事に!!

[木幡 茜]:真琴の姉。(魔女)
才能溢れる魔女。
酒好き、寝る好き、世話好きと、三拍子揃っている素敵なお姉さん。

[石渡 那央]:真琴の友人。(高校生)
普通の人。
身近に魔女がいる事を知っても動じない。料理は下手。

[椎名 杏子]:途中から出て来る金髪少女。(魔女)
喫茶店の店員をやっている。
なんで金髪なの?

[犬養 トワ]:茜の友人?(魔女)
酒に酔った勢いで、魔女の薬を食べてしまい、日中は犬の姿になった魔女。
占いが得意。

[チト]:真琴の使い魔。(猫)
長生きしている為、知識が豊富。
そして威厳もあり、逆らえない権力的な圧もある。これは凄い!!

[ケニー]:茜の使い魔。(猫)
[アル]:犬養の使い魔。(ハムスター)


[倉本 圭]:千夏の兄ポジション
[倉本 奈々]:千夏の母ポジション
[倉本 啓司]:千夏の父ポジション

【内容】(やや偏見あり) {netabare}
バトルは一切無く、主人公を中心に『千夏の可愛さ』を全面的に出した日々。
千夏可愛い。
倉本家に魔女が来た事により、千夏の私生活が一変する。
ある時は不審者が訪ねて来たり、またある時は、不審者が訪ねて来たり。
それでも正しい対応と適応力で『千夏の獅子奮迅』の活躍を見せつけてくれる。

更に、魔女に興味を示した千夏は、魔女になる事を決意し、優秀な魔女である『主人公の姉』に土下座をし、弟子入りを申し入れる。
親からの許可も出たため、晴れて『見習い魔女千夏』の爆誕である。

見習い魔女になった千夏は、優秀な魔女、茜とその妹である真琴と共に、旅に出る事になった。
ある時は師匠の茜の指示により魔女が経営している喫茶店へ、またある時は、畑仕事っぽい事や、林檎の何かの手伝いを。

しかし千夏の試練はそれだけでは終わらなかった。魔術実験の為に髪を使わされたり、魔術効果のあるお菓子を食べ、それがどんな効果が出るか被験者となったりも。
その甲斐あってか、真琴から赤いローブ(魔女っぽい感じの)をプレゼントされる。
頑張れ千夏!負けるな千夏!今は魔術も魔法も使えないが、空気な兄を実験台にし、弘前市の平和を守るため、立派な魔女になるのだ!!

でも約束を直ぐに破れるのは、今のうちだけだぞぉ~?(ローブ作りのドア開けのところ)
{/netabare}
っていう感じだったはず。(違う)

【感想】
日常系ですね。
そこに魔女要素が加わる事で、生活が大きく変わる、という訳でもなく、楽しい日々を送るキャラを見て、ほんわかする感じです。

ただ作中に出て来る単語で「魔法」「魔術」と2つあり、この違いが分かりませんでした。
最も残念だったのは、初回から出て来る千夏の兄『倉本 圭』が、すごい空気だった感が否めない。
ついでに、しゃべっててもなんか感情が入っていないような感じでした。

それ以外のキャラは、感情豊かで活気があり、見ていて飽きない要素満載です。
じゃあその世界に行ってみたいかと問われれば、NOですっ!!
魔女、つまり特殊なパワーを持ったのは女のみ!!
男、蹂躙される!!
と、見てて思いました。

作画はとってもきれいでした。
千夏が可愛かったですっ!!

【おまけ】
セクシーキャラ1位!!
{netabare}
マンドレイク!!
全裸で色白だし、人型だし。
{/netabare}

これ本当にあるんだ1位!!
{netabare}
魔女の指。
キモイッ!!食べる気しない!!
{/netabare}

ちょっとしたツッコミ
{netabare}
あんなに普通に飛んでいたら、目撃情報多数で、バレバレだと思うんですよ。
ついでに空飛ぶクジラとか、自衛隊が演習飛行してたらぶつかるんじゃないか!?
マンドレイクは、まあ、いいんじゃないかな?

不審者達は、魔女がいないと普通の人には見えない感じかな?ここ良く分かりませんでした。

弘前市が田舎扱いされていますが、人口17万もいるので、そこまで田舎だろうか?
実際住んでいる訳じゃないので分かりませんが、人口17万は多い方だと思うんですよね。
{/netabare}

アニメとしての完成度は高く、まだ見てない人は、一度見ても良いかと思います。
オススメ。

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 490
サンキュー:

30

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

空の上の笑顔

 
『あーそうだった…
 わたしの小さかった頃にも近所に魔女がいたっけ』

って、これを見たらそんな記憶がよみがえるかもしれません

アオモリに修行しにきた方向音痴の魔女と
ちょっと変わった訪問者たちのお話しです


軽やかな手拍子のオープニング と
こどもの頃見た雨空のエンディング

どっちもすごく好きなんですけど
その間の ほんの短く感じる時間
わたしは見るたびに見知らぬ懐かしい場所に
連れて行かれます

そこでは猫が猫のままおしゃべりをし
小さな少女が少女のまま魔女を目指し
道ばたは道ばたのまま
空き地は空き地のまま
ありふれた魔法の舞台になります

みんなそれぞれ好き勝手に
思い思いのことをしてるのに
なんとなく行き会って集まって 喋ったり笑ったり
そしてちょっとだけ魔法なんか使ってみます

そんなにマジカルでもないし
あんまりミラクルでもない
ときどきトンデモナイことも起きるんですけど
でもそのトンデモナイことも
「まぁ そんなこともあるよね?」っていう

そんな不思議であたりまえな日常が
やみつきになるくらい心地良いです♡



魔法を信じているコドモが
そのまま疑わずにオトナになっちゃったら
そういうひとたちはホントに空を飛べるのかも

そういうひとたちがホンの少しだけ本当にいて
わたしたちの親戚だったりともだちだったりしたら
この世界ホンの少しだけ住みやすくなるのかも

そうしたら
わたしたちの間に ホンの少しだけ笑顔が増える
そんな素敵な「日常の魔法」が
春色をしたひろさきの空みたいに ひろがるかもしれません

 

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 381

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

のほほん魔女日常

前髪ぱっつんヒロインいいね

投稿 : 2020/01/14
閲覧 : 250
サンキュー:

5

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

魔女の淡々とした日常?を描いた作品なのかな・・・妙に生々しく、また若干イっているというか新興宗教がかった内容で、ちょっと好みとはずれていたような気もするが、まあ淡々と完走しましたwww

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 222
サンキュー:

5

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

毎日が小さな奇跡だと、気付かせて貰えました!

あにこれでのレビュー数の多さとか、高い評価を見ると、
もっとずっと世間でも有名になっててもいいのでは?と思わずにいられない、
いわゆる埋もれた傑作なのかも知れません。

私自身、あにこれで他のレビュアーさんにお勧めされるまで、
作品の存在自体を知らなかったし、
作品名を知ってからも、紹介サムネールが
田舎の縁側のサザエさんみたいで、
ちょっと、すごく、野暮ったく感じられて、
お勧めがなければ、きっと手は出さなかったと思います。

なんて損なことを!
こんなに魅力に充ちた、素晴らしい作品だったなんて!
ふらいんぐうぃっちに出会えて、本当に、本当に、よかった!


作品は、タイトルどおりに、魔女(修行中)が主人公ですが、
描かれるのは、主人公と、彼女の身の周りの人々の、日々の暮らしそのもので、
賑やかではあるけど、毎日は穏やかで、
たいした事件は最後まで起こりません。

起こりませんが、しかし・・・
すごく、素敵な風景や、不思議な生きものや、可愛らしい魔物?や、小さな奇跡が、
いつも、すぐ身近にあって、
可笑しな気持ちにさせてくれたり、暖かい気持ちにさせてくれたり。
夢のように優しくて心地よいシーンがいっぱいで、
ただひたすらに心を洗われる、
そんな毎日が、優しく描かれる作品でした。

そんな素敵な雰囲気の日々を暮らす登場人物たちが、
それぞれに、みんな個性的で、愉快でありながら可愛らしくて、
声優皆さんの演技が、とても自然で、作品の雰囲気をいっそう魅力的にしてくれています。
とくに、主人公を、亜人ちゃんの町京子役で活躍してた篠田みなみさんが演じてたんですけど、
棒すれすれ(笑)のナチュラルな演技で、とっても好感をもてました。


この心地よさの中に浸っていたくて、何周も、何周もしてしまう、
とても小さくて、暖かくて、気持ちのいい、ファンタジーな日常。
生きていることが、それだけで嬉しいことだと気づかせてくれて、
毎日の慌ただしい生活を、少しだけ癒してくれて、
いつも疲れている自分に、少しだけ力を貸してくれる。

そんな、豊かな魅力が、いっぱいに満ちているお話でした。

投稿 : 2019/12/16
閲覧 : 649
サンキュー:

70

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゆるーい魔女っ子アニメはいかが?

魔女の家系の高校生の女の子が、親戚のいる弘前に来て暮らすお話。原作未読です。
これも一応魔女っ子ものになるのかな?魔女っ子の定義がよく分からない私(-_-;)
1話の冒頭から、落ち着いた雰囲気でまーったりしてる空気が漂ってて心地いいです。
音楽も雰囲気に合った感じで良いです。

この物語の舞台となっている弘前へは2回ほど行ったことがありますが良いとこでしたよ♪
1度目は5月の連休に有名な弘前の桜を観に。すごーく綺麗で感激でした(*^_^*)
2度目は9月に行って「嶽きみ」という、すごーく甘いトウモロコシを食べられて満足(*^_^*)
今度行くことがあったら、8月の「ねぷた」を観に行きたいですね。ちなみに青森のは「ねぶた」みたいです。

女子高生魔女の真琴はほんわかしててちょっと天然が入ってる感じ。でも萌え要素は薄いかな。
舞台が地方の街というのも良いです。これ、東京とかが舞台だったらこの雰囲気は出せないかも。
日常の中の非日常みたいな、東北だと遠野の民話とか宮沢賢治につながるようなものを感じました。
でも・・春の運び屋さんってちょっと怖いかも(-_-;)いい人なんですけどね。

ばっけの天ぷら、昔食べたことあるけど、ちょっと苦くてオトナの味だった記憶が(-_-;)
山菜の中ではタラの芽の天ぷらが大好きです(*^_^*)揚げたてがまたサクサクして美味しいんですよね!
黒猫のチトさんを千夏ちゃんが尾行する話は何気に面白かったです。チトさんかわいいし。
あと声優さん、津軽弁大変だったでしょうね。イントネーションとか独特だし、字幕ないとわかんないし(-_-;)

バトルとかは全くありませんが、まったりしてるアニメを見たい方にはおすすめですよ♪

投稿 : 2019/11/13
閲覧 : 349

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

平和オブ平和。今までに見たこと無いくらい平和。

【ストーリー】

“魔女”っていう非日常要素が少々。それ以外はめちゃめちゃ日常。
見ていてなんにも不安のない、全てが優しい、優しすぎる平和物語。
魔女っ子主人公が、青森の田舎でのんびり過ごすストーリーです。

正直、心が洗浄されるほどにクソほど平和と言った感じで、こういうのたまに見たくなる。
なので、なにかアクション・事件などが起きないと物足りない
みたいな人は満足できないのかもしれません。
そういった方でも、戦闘が激しいアニメを見たあとの息抜きにどうですか?
と勧めたい魅力が、この作品にはあったと思います。
天然っぽい笑いどころが見どころに感じました。

ギャグというよりは日常でクスッとするくらい。とことん日常。
田舎だしのんびり、キャラみんなのんびり。あとはひたすらのんびり楽しむと良いです。


【キャラ】

まず1番推したいポイント。使い魔たちの癒やし要素。
特にハムスターのアルはずっと見てたい(笑)


登場キャラクターは主人公真琴の身の回りのみといった感じ。田舎だから人っ子も少ない。
それに加えて学校の描写もほぼ無いので全然人が出てきません(笑)
そこものんびり要素という、この作品の見どころに感じました。

真琴はマイペースでふわふわちゃん。しっかりしてるところはしてる。癒やし要員。
あとは元気な千夏ちゃんなどなど、癒やし要員とツッコミ要員で構成されている感じ。
長男の圭くんのやりすぎ感のない無頓着感と、
しっかりしてなさそうでちゃっかりしっかりしてるキャラ
みたいなのが個人的には好きでした。良い味を出しておられる。


【他】

作画とても良い。優しい雰囲気も出ててよかったです。

キャラたちの雰囲気にも合った声優さんたちで素晴らしかったです。
使い魔たちの中の人、、、分かった人いるのかな(笑)


まだ続いているらしいですが、続きも同じような温度感なんだろうなと思いますw
こういう平和に身を置いて、一生暮らしてえなと思ったら現実に戻されました。

投稿 : 2019/10/29
閲覧 : 263
サンキュー:

18

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆるくていい。

お姉ちゃんの雑さ加減がいい。

千夏ちゃんもカワイイ。

何も考えずに癒される貴重なアニメでした。

投稿 : 2019/10/26
閲覧 : 245
サンキュー:

10

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全てが優しい物語

今観終わりました~これぞ日常系アニメって感じですね♪登場人物全員が優しくておおらかで癒され空間が心地良かったです。主題歌はmiwaさんなんですが優しい物語にぴったりの可愛らしい曲でした。

故郷から移住してくる新米魔女を描いた作品と言ったら魔女の宅急便が1番に思い浮かぶと思います。

魔女の宅急便が都会に溶けこもうとする魔女の日常を描いているのに対し、ふらいんぐうぃっちは比較的田舎な青森県弘前を舞台にした、のどかで優しい作品です。

主人公の魔女の真琴が可愛くて良いですね。私はどうも丁寧な言葉使いの女の子に弱いみたいで、真琴の誰にでも丁寧な言葉使いと優しい雰囲気、さらに前髪パッツン長髪にやられました。と言うか登場人物全員癒し系なんですけどね。

真琴以外にも魔女は沢山出るのですが、みんな可愛くて魅力的です。真琴のお姉ちゃんの茜は褐色美人ですし、犬養さんはモフモフ可愛くて魔法が解けたら美人ですし、アンズちゃんも金髪可愛い。
居候先の倉本一家もなんでも受け入れてくれてみんな優しいんですよね。こんな実家ならみんな幸せですよね。

真琴が町の人々に受け入れられながら、弘前の田舎暮らしと高校の日常を特に山場も逆境も無くまったり、ゆっくり描いた優しい作品です。仕事や学業に疲れて癒しを欲してる方に特にオススメします。

投稿 : 2019/10/20
閲覧 : 290
サンキュー:

33

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

田舎暮らし+魔法=最高のスローライフ

原作未読。録画してからHDDに3年ほど寝かせていたと思う(寝かせていた理由は特にない)。

魔女修行中の真琴が、自然豊かな田舎で、たまーに魔法を使いながら、親族や友人と楽しく暮らすお話。

純粋に田舎暮らしだけを描かれても飽きそうだし、キャラの魅力を前面に出すとのんのんびよりになりそうなところを、日常6、魔法とキャラ4、くらいのバランスで描いていて絶妙だった。

キャラはいい意味で個性が強すぎなくて、田舎での生活や、作中で使われる魔法や魔法的不思議体験とマッチしている。

ときおり魔法による不思議体験をしながら自然の中でゆっくり生活できるなんて最高の贅沢ではなかろうか。

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 231
サンキュー:

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ふらいんぐうぃっちのストーリー・あらすじ

青森の親戚の家で居候をすることになった15歳の魔女・真琴と、彼女を取り巻く少年少女の日常をコミカルに描く物語。(TVアニメ動画『ふらいんぐうぃっち』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
J.C.STAFF
主題歌
≪OP≫miwa『シャンランラン feat.96 猫』≪ED≫木幡真琴(CV.篠田みなみ)&倉本千夏(CV.鈴木絵理)『日常の魔法』

声優・キャラクター

篠田みなみ、鈴木絵理、菅原慎介、葵井歌菜、三上枝織、日野まり、井口裕香、佐倉綾音、茅野愛衣、小澤亜李

スタッフ

原作:石塚千尋(講談社『別冊少年マガジン』連載)、 監督:桜美かつし、シリーズ構成:赤尾でこ、キャラクターデザイン:安野将人、美術監督:奥村泰浩、色彩設計:安藤智美、撮影監督:大河内喜夫、音響監督:岩浪美和、音響効果:小山恭正、録音調整:星野賢爾、音楽:出羽良彰

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