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プレイバック「攻殻ＳＡＣ」珠玉の１０篇
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　サンキュー(36)
１ＳＴシリーズでは電脳硬化症を取り巻く疑獄事件と「笑い男」事件の真相を。 ２ＮＤシリーズでは招慰難民と国民との軋轢、そしてテロ集団「個別の１１人」を。 近未来を舞台としながらリアルな世界設定で大いに共感できる。 シリーズのお勧めハイライト１０篇。何も考えず楽しむべし。 音楽・声優と超一流を揃えながら「緩い」演出も攻殻の魅力である。
BEST10作成日：2020.05.05
４話「視覚素子は笑う INTERCEPTER」 アニメ史上屈指のドラマはここから始まる。警察上層部の不審な動きを同期から相談されるトグサ。 ここに蘇る「笑い男事件」、彼の出現により事態は思いもよらぬ展開を見せ始める。
★★★★★　4.3
１１話「亜成虫の森で PORTRAITZ」 厚生労働省への大規模なハッキング。電脳閉殻症施設へと潜入捜査を開始するトグサ。 謎のメッセージはサリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」である。ラストカットが秀逸。
★★★★★　4.3
２１話「置き去りの軌跡 ERASER」 負傷したトグサの記憶を頼りに９課は強制介入犯の存在を知る。 反撃の狼煙、素子「サイトぉー！そいつをよこせぇ！！」、あまりにもカッコいい。
★★★★★　4.3
２３話「善悪の彼岸 EQUINOX」 見事な叙述トリック。そして世の中に潜む悪は我々の想像するレベルをはるかに超えて複雑である。
★★★★★　4.3
２５話「硝煙弾雨 BARRAGE」 荒巻、素子、バトー、タチコマと名言・名シーンの数々。 間違いなく第１期のマイベストである。それにしてもタチコマに泣ける。そして衝撃のラストシーン。
★★★★★　4.3
第２期５話「動機ある者たち INDUCTANCE」 難民を受け入れを巡る一連のテロ事件。シルベストル「国家と革命への省察」、 「個別の１１人」を名乗るテロリストの次の標的は茅葺総理である。彼らの目的はいかに。
★★★★★　4.3
第２期１２話「名も無き者へ SELECON」 優れた脚本、演出。戦没者慰霊碑を前に集結するつわものたち。 生中継された一連の行動がやばい。そしてクゼの胸中は！？物語は混沌を見せ始める。
★★★★★　4.3
第２期１４話「左眼に気をつけろ POKER FACE」 ＳＡＣシリーズは短編も素晴らしい。サイトーが語る１２年前のメキシコでの出来事。 素子との出会いと失った左目の理由。少佐のニックネーム「メスゴリラ」は１２年前からあった。
★★★★★　4.3
第２期２２話「無人街 REVERSAL PROCESS」 攻殻を語るうえで外せないゴーダの名言「かくいう私も童貞でね」はここで聞ける。 名悪役とは彼のことだろう。大好きなキャラだ。
★★★★★　4.3
第２期２６話「憂国への帰還 ENDLESS∞GIG」 第２期のマイベストは最終話で間違いない。静かな余韻を残し事件は収束する。 お前には心を許せる誰かがいるか？己の宿命に身を投じた悲劇の物語であろう。
★★★★★　4.3
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