ホームセンターおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのホームセンター成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月12日の時点で一番のホームセンターおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.3 1 ホームセンターアニメランキング1位
スーパーカブ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (480)
1360人が棚に入れました
山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、ある日中古のスーパーカブを手に入れる。初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことが新鮮で、ちょっと冒険した気分。仄かな変化に満足する小熊に、バイクは人とのつながりも生み出していく。小熊と同じ、バイク乗りの少女・礼子や、バイクに乗って変わっていく小熊に憧れる少女・椎。小熊の世界は少しずつ、広がっていく。友達と一緒の昼ご飯。当てもなく寄り道する放課後。バイクでしかできないアルバイト。そして、これからもバイクと生きていくために少女が選ぶ進路。

声優・キャラクター
夜道雪、七瀬彩夏、日岡なつみ
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

彼女の世界は広がっていく

両親も趣味も友達もいない高校二年生の小熊。
単調な毎日でしたが、スーパーカブの購入をきっかけに彼女の世界が広がっていく物語です。
素朴な、信じられないほど素朴な、そして静かな内容です。
癒しというほどではありませんが、見ていてなぜか安心します。

小熊は一人暮らしの女子高生。
昼食はいつも弁当箱の中にご飯だけ。そのご飯にレトルト食品をかけて食べています。
友達もいないので、いつも一人。

「野菜もとらないといけないよ」と、思わず声をかけたくなります。

そして、なぜ両親がいないのか、今のところ分かりません。
きっと、それなりの深い事情があるのでしょう。

そのせいか、彼女はめったに話しません。たまに話しても、声に喜怒哀楽が感じられません。
その彼女が、通学のために中古のバイクを購入します。
でも、それをきっかけに、彼女は世界が少しずつ広がっていきます。

今まで行ったことがない道を行き、
今まで買ったことがない店で買い物をして、
今まで話したことがない人と話をして、
今までしたことのないアルバイトをして…
無口だった彼女が、いつの間にか友達と話すようになります。
笑顔も少しだけ見えるようになりました。

もちろん、バイクを持つとそれなりの苦労もありますが、小熊はめげません。
着実にひとつずつ問題を解決していきます。

これからも、彼女は苦労をしつつも、彼女の世界は広がっていくでしょう。

「頑張れ小熊!」と、思わず応援したくなります。


先日、タック二階堂さんから
「あれは、小熊の小さな喜び、小さな成長を視聴者が、孫を見る気持ちで見るのが良いと思う」とのコメントをいただきました。
私もまったく同感です。

私も小熊のように、少しずつ世界を広げてゆき、小さな成長、小さな喜びを見つけたい。
そうすればきっと…、未来が楽しくなると思います。

第5話(酷評){netabare}
礼子の行動は納得できません。

富士山は6合目より上は木々がほとんど無いので、バイクで排気ガスをまき散らしたら空気が浄化されません。ましてや雲の上ともなれば、雨が降らないので排気ガスが吸収されなくなります。
だから富士山では夏場は入山規制をして工事関係車両と観光バス以外は登れなくしています。

多くの人たちが長年かけて守ってきた富士山の自然を、このアニメに影響された自然に無関心な人たちが自分勝手なことをして自然を破壊することがないように祈るばかりです。 {/netabare}

第6話(酷評){netabare}
今回の小熊と礼子の行動も…がっかりしました。

朝は熱があったので、熱が下がったからバイクで修学旅行先に途中参加したところまでは何となく共感します。

しかし、それを認めてくれた先生と交わした約束『旅行中はバイクの乗車は禁止』を、いとも簡単に破ってしまったこと。
これにガッカリしました。

どんなに注意して運転しても、相手の車のせいで事故が発生することがあります。ましてやここは初めて来た場所。不慣れな道路です。しかも、初めての二人乗り運転…。

仮に修学旅行中にバイク事故が発生したら、せっかく修学旅行への途中参加を認めてくれた先生の厚意を裏切り、多大な迷惑をかけることになります。
そして、高校入学の際の身元保証人になってくれた教頭先生(?)をも裏切ることになります。

さらに何よりも、これからの小熊の生き方を信用されなくなること。
人間はわずかなお金しか持ってなくても、信用さえあれば生きていけます。
『人から信用されること』は人生における大切な財産です。

小さな約束すら守れない人間が、大きな約束を守れるわけない。
これは誰もが納得する意見です。
小熊は、ここでその大切な財産を自ら捨ててしまったのです。
{/netabare}

第11話(真似しちゃダメ){netabare}
小熊が椎を助けるシーンがありますが、これはアニメだからと割り切ってください。
実際にこんな助け方をすると、助かる命も助からなくなります。

救急車を呼ばず、椎の家族に連絡もしないで救助に向かったのは、もちろんNGです。
そして椎をカブの前かごに乗せて疾走したこと。これは殺人未遂になるかも…
山梨県北杜市の冬の気温は氷点下2~5度です。しかも全身ずぶ濡れの椎をカブの前かごに乗せたら体感温度はさらにマイナス10度以上下がります。衣服が凍りつき凍死します。

試しに山梨県に住まれている方は、バイクの前かごやハンドルに濡れタオルをかけて真夜中疾走してみてください。タオルが凍るはずです。
{/netabare}

■最終話を見終わって
両親も趣味も友達もいない小熊でしたが…、
今、彼女には友達がいます。趣味もあります。彼女の世界は色づいています。

カブはただのきっかけに過ぎません。
世界を変えたのは小熊自身の行動です。
きっと彼女は、希望に満ちた人生をおくることでしょう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 75
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

スピーチバルーン

スタジオKAI制作。

山梨県北杜市、趣味もお金もない、
日々を質素に暮らし学校に通う小熊。
スーパーカブとの出会いによって、
少女の物語が動き始めようとしている。

日常、癒し枠はこちらでしょうか。
余白であり、その空気感が、
とても心地良く伝わる物語ですね。
日常風景を丁寧すぎるほど描写している。
私しかいない小さな世界から、
少しだけ外へと前進するのだろう。

過剰な演出もなく台詞も少ない。
こういうのがとても心地良く感じる。
どんな話だっけ!?と振り返れば、
カブのエンジン音だけが聴こえてくる。

最終話視聴追記。
絵空事を抑え一人称で語られる私小説。
{netabare}中盤以降、他者との交流が広がり、
そこが物語の印象に大きな影響を与えはするが、
知らない道を行けばまだ見ぬ世界が広がる。{/netabare}
本質はきっと変わっていないでしょう。
ただそれだけのことなのです。

きっと交流の物語、そんな気がします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 62
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

静謐

<2021/8/13 追記>
下の方に書いた小熊さんにちょい似のYouTuberさんがハンターカブ購入してました。
まんま小熊さん 笑

<2021/4/11 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0。
原作はラノベでしょうか。
未読です。

タイトルのとおり「静謐」な空気感がたまらない作品です。
背景の野山や田舎の街並み、そして建物や部屋の調度品といった背景の深閑とした佇まい。
さながら写真を見ながら描いた写実画のようです。
(もちろん、ところどころCGっぽさはあるものの)

ヒロインは、「何もない女の子」
1話の冒頭、「何もない」が無言で語られていきます。
この子の生い立ちとか気になる、けどそれはこれから語られるのでしょう。

そんな女の子が{netabare}一万円で売られているスーパーカブ{/netabare}と出会うところから物語は始まります。

安い理由は{netabare}「三人が死んでるから」{/netabare}

{netabare}バイクで人死には珍しいことじゃなくて。
四輪と違い、バイクで事故ったら
「運が良くて大怪我、運が並なら死」
という感じです。
保険の仕事してるとそれが本当によくわかります。
バイクは本当に怖いです。
だから自分はバイク乗らない。
{/netabare}

閑話休題

{netabare}
でも三人は多いですね。
そんなわけありスーパーカブと、
なにやらわけのありそうな女の子
{/netabare}のお話。

今期、ゴジラSPと同じくらい、次週が気になる作品になりそうです。

<2021/5/14 追記>
6話まで見ました。
湘南道路懐かしい。
夏にドライブすると堪らないんですよね。
私は4輪でしたが。

小熊さんはどんどん変わっていきますね。
いい笑顔がたくさん。
「にへっ」という擬音が聴こえてきそう。

{netabare}修学旅行先へ向かってカブで疾走する小熊ちゃん。{/netabare}
まるで「究極超人あーる」の登坂先輩のよう。
登坂先輩とは、後輩の修学旅行先の「京都へ」「東京から」「250ccのバイクで」「毎日」「日帰りで」「なんの用事もないのに」遊びに来る迷惑な方です笑

ところで礼子さん。
いいキャラしてますね。
自分の趣味に躊躇ない。
躊躇ないのは小熊さんも同類ですが。
礼子さんで「かみちゅ」のまつり(三枝祀)を思い出しました。
見た目も似てるんですけど、
目的のために手段選ばなさそうなところとか。
あと、やけに堂々とした図太い仕種とか。

そういえば小熊さんはまつりの妹の三枝みこにちょっと似てるような気もしないでもない。

6話まできたのでとりあえず評点つけてみました。
背景含む絵と、キャラと、音楽は満点になりました。

<2021/6/24 追記>
最終話まで観ました。
徹頭徹尾カブでしたねえ

趣味に突っ走るのって楽しいんだろなー、と思いながら楽しんで見てました

「ていぼう日誌」のレビューにちょっと書いた巨大ウツボ釣って捌いて喰らうYouTuberさんに小熊さんが少し似てる。
髪型や目元と、あと自分の趣味に傍若無人に突っ走るところとか

でもそのYouTuberさんはもっと明るいし、もっと愛想あるし、シュールな笑いも振り撒くけども
あとカブじゃなくて、釣りと四輪車中泊と猫だけども

そういや本作にも頻繁に出てきるメスティンってこのYouTuberさんの動画で初めて知ったんだった
メスティンで作るお手軽ハンバーグ丼が旨そうでした

あと礼子
やはり「かみちゅ」のまつりに似てるなー
めちゃくちゃ似てる
そう考えると懐かしいっすね

自分は全般的に本作楽しめました

とか書きつつ他の方のレビュー読んだら厳しめの批評多いんすねー笑
アニメは創作物、あんまり気にしすぎると見るものなくなっちゃうから私は気にせず楽しんでます。。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 58

70.2 2 ホームセンターアニメランキング2位
Do It Yourself!! どぅー・いっと・ゆあせるふ(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (216)
611人が棚に入れました
『ディー‐アイ‐ワイ【DIY】Do it yourself「自分でしなさい」の意、家具などを自分の手で作ったり修理したりすること』――広辞苑より。 「Do It Yourself!!」は、女子高生を主人公に、家具や友情や、ひいては人生までも、考え、工夫し、苦労し、失敗し、それでも諦めずに自分の手で完成させて、未来を切り開いていこうとする少女たちの、その最初の一歩を描く物語です。

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

温かい雰囲気が心地良いです(^_^)

この物語は超のんびり屋さんの主人公の結愛せるふがDIY(Do It Yourself)部に入部し、いろんなものを自分で工作する物語。

主人公せるふの”超のんびーり”したしぐさや話し方がとても気に入りました。
多くの動物たちに囲まれている彼女は、きっと温かい心の持ち主です。たぶん…
2022年秋のアニメの中で、なぜか一番好きになりました。不思議と心が温まったのです。


のんびり屋さんにも関わらず、せるふは毎日毎日怪我をします。
そそっかしいのか、とろいのか、おそらく後者のようです。
その彼女が今回初めて示した決断は、DIY部に入部することです。

おそらくせるふは、今後いろんな決断を迫られるようになるでしょう。
そして、いろんなものをつくっていくことになるでしょう。

きっと失敗のほうが圧倒的に多いと思います。
でも、そのたびに彼女は少しずつ少しずつ、成長していくでしょう。
そんな彼女を温かく見守っていきたいと思います。


少しずつ仲間が増えてきました。
廃部寸前だったDIY部は、いつの間にかにぎやかな部になりました。
せるふは手先が不器用でDIY部には不向きのように思えましたが…
誰でも拒まない彼女の性格がDIY部を救ったようですね。

DIY部は、D(誰もが)・I(居心地)・Y(良い)部になりました。

エンディングは、セルフとプリンが歌う「続く話」。
とても心地良い歌です。

最後に部室の壁や床の板をはがして材料としたのは、ガッカリしました。
この行為が無かったら、もっと評価は良かったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

どこへ 行くのか 結愛せるふ…?

原作は特にない、オリジナルTVアニメ作品です。

DIY、いわゆる「素人が欲しいものを自作する」的な趣味を目的に掲げる「DIY部」という部活を舞台に描く、女子高生の青春物語ですね。

舞台は実在の三条市(新潟県)のようですが、街中には物品搬送などに使用されていると思われるドローンなども飛び交い、近未来の時代設定のようです。

主人公のせるふ(結愛せるふ: ゆあ せるふ)、せるふの幼馴染みであるぷりん(須理出未来: すりで みく)、DIY部の部長くれい(矢差呉礼: やさく れい)、せるふのクラスメイトたくみん(日蔭匠: ひかげ たくみ)、ぷりんのクラスメイトしーちゃん(幸希心: こうき こころ)、そしてせるふの学校に留学中のジョブ子(ジュリエット・クイーン・エリザベス8世)といった女子高生の面々と、治子(はるこ)先生が主要メンバーで、そこにせるふたちの家族などが関わってきます。

本作で印象的なのはOP/ED両主題歌での各々最後のカットで、多くの登場人物がいても究極的には「せるふとぷりんの物語」なんだなという形を見せてくれます。

ぷりんがバランス良く成長した秀才型のキャラなのに対して、せるふは興味を持てたことにだけピーキーに能力を発揮する独創的なタイプであるため、そこから生まれるすれ違いと相互理解の話としてとても面白く観ることができました。

ただペットの豚に「ミート」とか名付けて、彼の前で豚肉料理をおいしそうに食べる結愛家の母子に対して「いかがなものか」と感じて嫌う向きはありそう…。

食事シーンでおびえるミートくんを見るとちょっとかわいそうなんだけど、それは「豚肉」を認知してるってことで、ミートくん賢過ぎひん…(笑)?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

和顔愛語のDIY少女

【物語 3.5点】
ゆったりペースの1クールオリジナルアニメ。

プロットはマイナー部活物の典型。
DIY部存続のための部員集め→みんなで物づくりの流れ。
道中、熱血などの圧迫感は少なく、終始、癒やしを提供。

これを可能にするのが主人公・結愛(ゆあ) せるふ独特のまったり感。
ツンデレな幼馴染・ぷりんに、せるふアレルギーとツンツンされても、
「そっか~~」って感じでマイペースを貫き、急かす気分の調子を崩すw

1クールアニメが主流の近年。とかくすぐに展開を求める風潮が。
ですが、せるふを見ていると、もうこのアニメはゆっくりと付き合う他ないと諦めさせられますw

新入部員も気張って獲得すると言うよりは、
全てをいなす、せるふゾーンに、電動ドライバーでネジが穴に収まっていくが如く、
校内外の少女がスルスル吸い込まれていく感じw
ホントいつの間にか、みんなで「どぅ~いっと~ゆあせるふ~♪」と手を上げて団結している。不思議な感覚ですw


諦めて羽根を伸ばせば、ゆるい日常パターンに取り囲まれる至福が待っています。
結愛家の食卓に並ぶ強引な豚肉料理に震えるペットの豚・ミートw
ドジせるふが続ける負傷→保健室皆勤賞wあと酢昆布。
など序盤で、またここへ帰ってきたいと思えるパターンを構築するのは地味に凄い。

あとはジョブ子の「グッジョ~ブ♪」が決まれば、
D(どんどん)I(いごこち)Y(よくなるよ)w


【作画 4.0点】
アニメーション制作・PINE JAM

基本は水彩タッチの癒し系。

一方で、迫真なのが工作シーン。
監修にDIY系ユーチューバーなどで活動しているスワロ氏を迎える。
一部DIY作品デザインまでカバーしつつ、工具の取り扱い方までリアリティを追求。
良い子は真似しないで下さいなどの注意喚起テロップを敢えて出さないのは自信の現れです。


上空には鳥を飛ばす代わりに、宅配ドローンを飛ばし、
近未来に敢えてカビの生えたDIYをやる意義を見出す世界観を構築。
鳥は絶滅したのか?と思いきや、部室近くの樹木をキツツキが突いていて安心。
このキツツキ終盤{netabare}ツリーハウス建築{/netabare}の際も、部員を導いてくれました。


キャラクターデザインには『ヤマノススメ』などの松尾 祐輔氏。
DIY部員の髪色は平凡。ですが髪の裏側の影に青、緑などを入れツートンカラー風にすることで個性を出す。
ヒロインをピンク髪とかにしなくても見分けが付く。これ結構、使えそう。


せるふの隣の家が幼馴染のぷりん宅。窓から会話。ぷりんのツンデレが捗る。ここまでなら普通。
大胆なのは、せるふが通う平凡な普通科高校“潟女”を取り囲むように立地する、
ぷりんが通うエリート高専“湯専”の構図。
上の湯専から丸見えの潟女のせるふが気になって仕方がないツンデレぷりんw

この立地、何かの条例とかに違反しないのだろうか?
ツッコむ間もなく、{netabare}上からショートカットして部室に降ってくる“忍者”しーw{/netabare}


【キャラ 4.5点】
“潟女”校舎前の石碑に掘られた和顔愛語(仏教用語らしい)を体現するノンビリペースのせるふ。
突っぱねつつも世話焼いてしまう須理出 未来こと、ぷりん。
付かず離れずの間に、中盤から入って、{netabare}ぷりん宅に転がり込み、{/netabare}徐々に動かしていくのが飛び級留学生の12歳ジョブ子。
ジョブ子は最先端AIなどに精通しつつもDIYもイケるロリっ娘で、
2人だけじゃなく未来とDIYも橋渡しするキーマンに。

堅い性格と思われたDIY部長・くれい。
打ち解けていくにつれ、工作は得意だが勉強や菓子作りは苦手などの人間味が現れる。
奥手な三つ編みメガネっ娘・たくみに、少女漫画「ひまわりの少女」(ひましょー)について、
熱く語られた時も、部長も一緒にヒートアップする意外性。
コミック、小説版の違いまで論じる少女漫画愛。今度あにこれに何か投稿してみませんかw


水着回等もありますが、エロ萌え要素は控え目。
そんな中、ぷりん宅にて、しきりに入浴を進言するクラゲ型AIが地味にツボw


【声優 4.5点】
主人公せるふ役の稲垣 好さん。
若手ながら、ゆっく~~り語る落ち着いた口調でムードを緩める。

ぷりん役の市ノ瀬 加那さん。
同時期『水星の魔女』ではツンツンされるヒロインも演じ、ここではツンツンする側をこなす。
中々、器用なお方。今後もエンカウント率は高そうです。

ジョブ子役の大森 日雅さん。
せるふに匹敵する中毒性の高いダミ声。
「グッジョ~ブ」だけじゃなく、ナマイキな日本語から滑らかな英語までカバー。
しー役の高橋 花林さんの高めのダミ声の語尾ニャ~とも共鳴しつつ、リズムを生み出す。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は佐高 陵平氏
バックグラウンドで、ピアノ、アコースティックギターなどの優しい音色のミニマル・ミュージックに徹し、
ゆる~い掛け合いを下支え。

OP主題歌は部員たちによるDIY賛歌「どきどきアイデアをよろしく!」
もうこれ、どこかのホームセンターのテーマ曲でよいのではw

ED主題歌は、せるふ&ぷりん「続く話」
ずっと2人いっしょなバラード曲。
これが序盤から流れている時点で、ぷりんがデレるなど時間の問題でしたw


【余談】
物づくりが盛んな新潟県・三条市が舞台の本作。
私も燕三条のスライサー使ってますが良く切れますね。
で、先日、調子に乗ってキャベツ千切りしていたら誤って指までスライスw
これは、せるふの負傷を笑えませんねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32
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