ダンジョンで復讐なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのダンジョンで復讐な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月26日の時点で一番のダンジョンで復讐なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.7 1 ダンジョンで復讐なアニメランキング1位
ゴブリンスレイヤー(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1038)
4984人が棚に入れました
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ。」
その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。
それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった…。

声優・キャラクター
梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央、井口裕香、内田真礼、中村悠一、杉田智和、日笠陽子、松岡禎丞
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

現実の魔物退治ってこういうことだよね・・・

原差悪未読。最終話まで視聴。

【衝撃的な第1話】
すでに多くの方がレビューされているので、詳しくは語りませんが・・・。

{netabare}衝撃的でしたね。
インパクトがありました。
ここで引いちゃう方には、残念ながら向かない作品と言うことになるんでしょうか。
そして、エロさとともに強調されたのがグロさ。

魔物退治って、現実にはこんな感じなんだろうなって思いました。
どこかファンタスティックに描かれることが多い魔物退治ですが、現実ってこうなんだろうな、っていう・・・。{/netabare}

【決して最強とはいえない主人公】
{netabare}かなり苦戦してましたね。
力で圧倒するというよりは、『知恵で勝つ』戦闘。

数で圧倒するゴブリンに苦戦するとか、結構リアル。
ここでも、現実の魔物退治を感じることが出来ました。{/netabare}

【ほのぼのほっこり日常パート】
{netabare}対照的に、日常パートは、ほのぼのほっこり!
平和な日常にホッとします。

ほのぼの日常パートと陰惨な戦闘パート。
このギャップが、この作品の魅力の一つかと・・・。{/netabare}

【物語を盛り上げる豪華声優陣】
小倉唯、井口裕香、内田真礼、東山奈央、中村悠一、杉田智和、松岡禎丞、日笠陽子・・・。
贅沢な声優陣ですよね!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 63
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

想像力は武器…それがない奴から死ぬ

原作:ラノベ小説/放送期間:2018年10月-12月/全12話

最下級モンスターであるゴブリンのみを狩る冒険者・ゴブリンスレイヤーを描いた物語。

第6話まで溜まったので視聴しはじめたところ、「1話みたら止まらなくなる」状態で時間を忘れて一気に最新話まで観てしまった。

第1話からいきなり目を背けたくなるような残酷な描写が続くため、合わない方はここで脱落してしまうかもしれない。しかしながらそれ以降に登場するキャラクターたちにより作品全体の毛色が明るくなってくるので、早々に見切ってしまうのは勿体ないと記しておきたい。

{netabare}主人公のゴブリンスレイヤー(声:梅原裕一郎)は、言葉少ない孤高の戦士ゆえにその世間ズレした感性でちょくちょく笑わせてくれる。強い信念を持っているが、ロリっこ女神官とエルフからの指摘に素直に従うなどかわいい一面も。かと思えば、ひとたび戦闘になるとその格好良さが際立つ魅力溢れるキャラクターだ。

ロリっこ神官(声:小倉唯)はこのパーティーにおいて唯一経験未熟な新人冒険者なので今後どう成長していくのか楽しみ。

2000歳というエルフ(声:東山奈央)は、ちょうどいいツンデレさで物語を盛り上げてくれる。100歳のドワーフ(声:中村悠一)との絡みは冒険においてちょっとした束の間の癒しだ。

そしてリザードマンの蜥蜴僧侶(声:杉田智和)はその言い回しや戦闘スタイルがいちいち格好良く、一方で大好物となったチーズを手にした際の歓喜する姿は愛らしい限り。

これらのメイン5人だけでもお腹いっぱいになってしまうほど愛すべきキャラだらけなのだが、ギルドの受付嬢(声:内田真礼)や残念なイケメン槍使い槍使い(声:松岡禎丞)、怪しい雰囲気を纏う魔女(声:日笠陽子)などなどキャラクターだけをとっても飽きさせることがない。

また、もうひとつの冒険ストーリーといっていいのかわからないが、まだまだ未熟な新米戦士と見習聖女、ふたりの今後も気になるところ。{/netabare}

▼第8話
{netabare}前回あのような終わり方だっただけに、どうなってしまったのかとwktkしながら蓋を開けたら…。大した説明もなく復活していたことに少々戸惑ってしまったけれど、リザレクションという名のえっちしたら復活したいうことなのだろうか? そもそも死んだのか重傷だったのか。原作ではその辺りもっと詳しく説明されているのだろうか。ん~ん、ワカラナイネエ。{/netabare}

▼第9話
{netabare}剣の乙女とのシーン、夢の中でもゴブリンを倒しに行くというくだり、中々に痺れました。そんな無責任なこと言って大丈夫かとも思ったけど、ゴブスレならやってくれそうだw そしてシリアスからのゆるゆるシーン。前回登場したアイスが気に入ったのか氷菓子を作りたいだなんて、ゴブリン以外にも興味を持ったようで微笑ましかったw{/netabare}

▼総評
{netabare}序盤はゴブリンスレイヤーさん(以下、ゴブスレ)で幾度も笑わせてもらいましたが、次第に笑えるシーンは薄れていきました。ストーリーがストーリーなので仕方ないけれど、シリアスの中に挟まれる癒しの笑いが好きだったので素直に残念にも思ってしまった。

作中ではなかなか胸に突き刺さるセリフもあり、なかでも第2話でゴブスレが発した「想像力は武器だ…。それがない奴から死ぬ」というセリフには痺れました。この言葉って人生においても当てはまるなあなんて思ったり。

して、皆さんのレビューのなかにはレイプ描写がNGとの声もみられ、その辺り、当たり前に思ってしまうのは漫画や映画、海外ドラマなど観過ぎてしてしまっている弊害なのか…。この作品はあくまで、ゴブリンによって人生が狂ってしまった、あるいは殺されてしまった者たち…。兎角ゴブリンの醜悪さを伝えるためにもああいったレイプ描写が必要不可欠なものだったと思われます。

そういったものだからこそ、作中でも小バカにされているが、そんなことはどうでもいい、「で、ゴブリンはどこだ」とゴブリンしか眼中にないゴブスレの心情も伝わってくるし、大変魅力あるキャラとして目に映るものとなっていたように思います。

物語終盤での、自ら頭を下げてゴブリン退治を願い出るシーンは、予定調和だなあなんて多少穿った目で見てしまいながらも、それでも次々と冒険者たちが立ち上がっていくさまには、結局のところ心温まりながら顔が綻んでしまうものとなっていました。

冒険者たちの力を借りて見事ゴブリンの軍勢を打倒し、大円団とばかりに酒場での宴会を迎えるわけですが、兜を外すも視聴者側には見せないまま終えるラストは良かったと思います。そもそもこの作品、登場する人物の誰一人として名前がないんだものw レビュー書きにくかったわ!

ここで、槍使いが「なんかどっかで見たような…、クソッ! なんか気になる」と意味深なセリフ。そして最終最後ではマーベル映画シリーズを彷彿とさせる「ゴブリンスレイヤーは帰ってくる」の文字。これらから見るに続編は明らかなので、私としてはまだ先が観れるということが最高に嬉しい限り。そのまま、なにもないケースもあるので期待しすぎるのは禁物だけれど。

ちなみに、蜥蜴僧侶を杉田智和さんが演じていたことは分かったけれど、鉱人道士は最後まで中村悠一さんが演じているとは思えなかったw これまで観て来た作品に中村さんが出演しているものも相当数あったけれど、あのような別人にしか思えない声色での演技も出来るのね。中村さんの演技幅に感服させてもらいました。またラスボスとして登場したゴブリンロードは、まさかのにゃんこ先生w スタッフロールなどで知らなかったら井上和彦さんとは気づきませんでしたわ。
{/netabare}

▼キャスト
ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
女神官:小倉 唯
妖精弓手:東山奈央
牛飼娘:井口裕香
受付嬢:内田真礼
鉱人道士:中村悠一
蜥蜴僧侶:杉田智和
剣の乙女:遠藤綾
魔女:日笠陽子
槍使い:松岡禎丞
ナレーション:悠木碧

▼作品情報
アニメーション制作:WHITE FOX
原作:蝸牛くも/小説:既刊8巻
監督:尾崎隆晴
脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:永吉隆志

▼主題歌
オープニングテーマ「Rightfully」歌:Mili
エンディングテーマ「Within」歌:Mili(第12話)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 58

のか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異世界転生無双作品に飽きた人にお薦めですかね^^

原作(コミカライズ版のみ)既読 全12話

あらすじ
最弱のモンスター、ゴブリンのみを狩る冒険者のお話し

では感想を
グロいですね^^;
まあ、原作(コミカライズのみ)を読んでいましたので耐性は出来ましたけどwww

コミカライズの方がもう少しグロかったかな^^

女性への暴行シーンが沢山あります。
耐性がない人は要注意アニメです。

私は大丈夫でした(^_^)v
TL漫画の方がもっと凄い描写もありますのでwww

TL(ティーンズ ラブの略)漫画を知らない人はググってください。
簡単に言えば女性向けのえっち~本です
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

王道ファンタジー、主人公の成長物語です
最近流行りの主人公無双系ではありません

主人公が悩み、傷つき、倒れ、仲間たちと成長する物語
個人的意見ですが、かなり硬派なファンタジーアニメだと思います。


作画は気になる所はありません。
よく動いていたし、崩壊とか無かったです。
ただただグロい!

声優さんですが豪華でした!
めっちゃキャラに合っていると思いました。

音楽は作風に合っていて神秘的って感じですかねwww

キャラは普通です^^
主人公が個性的で後の冒険者さんたちは見た事あるタイプって感じです^^


グロい事さえなければかなり良作アニメだと思います。
でも確かに女性(10代)向けではないですねwww

でも私は視聴しましたwww
大人の女ですから(爆笑)

個人的意見ですが、主人公最強系ではないと思います。
最近、よくある無双状態アニメを期待すると裏切られますよ。

王道ファンタジーですが、視聴者を飽きさせない構成になっています。
最終話などはかなり良い感じです^^

グロ系に耐性があるのであれば、ぜひご覧ください
2期がありそうなアニメなので、私は追っていきたいと思いますwww



では最後に一言
絶望した~!派手さのないアニメに絶望した~!
この手のアニメは感想が非常に書きづらいんですよ!
派手な演出がない分、物語の深さを読み取らないといけないんですよ~!
でも、そこが良いから絶望するんです!
このアニメの良さを伝えられない自分の文章力に絶望した~!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 43

71.6 2 ダンジョンで復讐なアニメランキング2位
迷宮ブラックカンパニー(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (240)
882人が棚に入れました
働きたくない!その想いから努力を重ね、不労所得で「セレブプロニート」になった二ノ宮キンジ。死ぬまで怠惰に暮らす決意をした矢先……なんの因果か異世界転移!辿り着いたのは「迷宮が職場」の超ブラック企業だった。優雅な生活は一変し、かつて「ダンジョン」と呼ばれた鉱山でひたすら肉体労働させられ血の汗と涙を流す日々。過酷な現場、長時間労働、低賃金。さらには上司のパワハラ、洗脳、やりがい搾取。さんざん見下していた「社畜」ライフを送ることになってしまう。それでもキンジは諦めない! 最高のニート生活を取り戻すため、時に手段を選ばず、時に悪知恵を駆使してしぶとく成り上がろうとするのだが……!?これは、唯我独尊な超外道青年による不撓不屈の物語。「異世界迷宮」×「ブラック企業」の社畜的ファンタジー、開幕!

声優・キャラクター
小西克幸、久野美咲、下野紘

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

久々の大当たり!ダークホース級の神アニメ

当時のリアル放送の際は、またなろう系か?……とウンザリしていたので観ていませんでしたが
何かの切っ掛けで観てみようとなり、今日に至る


まず主人公が完全利己的主義者の化身みたいな奴=所謂クズ(突き抜けてて寧ろ清々しい!)
だけど身近な人や知り合った人に対して、表面上は助けていない体ではいるが
実際は思いやりの心は持ち合わせている
そこがダークヒーロー的なテイストで楽しい


他にも魅力的な仲間キャラや敵?サイドのキャラも個性が立っていて素晴らしい
ストーリーも起承転結のポイントをしっかりと抑えており、『次どうなる?この先どうなる?』
または『こうなってくれ』と思いながら観ていた
――いや観させられていたのかも知れない……


調べによると海外人気が高いらしい
ちなみに私はマンガで続編も読破してしまった
面白かったので是非とも二期を待望したい作品である

久々のお気に入り棚に追加する程――オススメ――に評価できる作品

投稿 : 2024/05/25
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最終話を観るために観るアニメ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
現実世界で富を得た主人公が、異世界に転生され、ド底辺のブラック企業に務める、というストーリー。

基本的にギャグベースの作品で、結構ブラックなネタが多い。

1期ワンクールのわりには非常に展開が多く、ストーリーとしてはやや破綻している部分もありますし、途中、観るの止めようかと思うこともありましたが、最終話まで観て良かったなと思いました。

10話まで☆3にしてましたが、ラスト2話で☆4にした感じですね。

決して絶賛ではありませんし、好みも分かれる作風で、正直、世間的な評価は65点いけば良いかな?というところですが、個人的には、72点くらいつけたいです(あくまで感覚ですが、私的には70点以上が☆4。85点以上が☆5です)。

既視感はあまりない作品なので、たくさんアニメ観てきた人向けって感じですかね。

あとはまあ、「レッ○ブルに怒られろ」ですね(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最後、当然のように二宮は財を失うと思っていた。もしくは、再び違う異世界に転生されてしまうか。

それを、すごく綺麗にまとめたことが意外で、1本取られた感じ。これまで、「ニートになり(楽して稼ぎ)たい」の一心で、ブラックな労働にも耐え、他者を欺き、のしあがろうと野心を滾らせてきた二宮がまさか、働くことにやりがいを見いだすなんてね。

仕事は楽しい。

努力して成功するのも、他人に勝って優越感に浸るのも、賃金を得て好きなことに使うのも、同僚と力を合わせて難局を乗り越えるのも、全部ひっくるめて、楽しい。

私自身は、「仕事=人生」という、(本作で言うなら)シアみたいな生き方をしていて、ブラックな職場ながら、めっちゃ仕事にやりがいを持っているが、そんな私からすると、「ようこそこちら側に」という感じがした(笑) 尤も、仕事や会社に対して自己を犠牲にして働くなんて、気持ち悪いとかバカのやることかと思われるかもしれないが、まあ、私は私の人生を歩んでいるだけなので、放っておいてくれよと。納税もしてるし、犯罪はしていないし、ちょっとアニメとアルコールと美少女が好きなだけなんだから(笑)

奇しくも、11話で二宮が言ったように、「初志貫徹。俺は俺の欲望に純粋なだけだ。そう、俺は他人を騙しても、自分を騙したことは1度もない」という感じです。いや、私は他人も騙さないようにしているが(笑)

私は、自分の意思を持たない人間が嫌いだ。いや、自分の意思を持たない人間なんてホントはいないから、厳密に言うと、自分の現状を周りのせいにして生きている人間が、かな。

私は別に、なんでも自分のしたいことをワガママ放題やる人間が好きだと言っているのではない。むしろそういう人間は嫌いだ。状況によって、場の空気やどうにもできない力によって、自らの望まぬ方向に流されることはあるだろう。私もよくある。

私が好きな人間は、流れに逆らって泳ぐ力や意志がある人間と、流されている状況を受け止め、それでもちゃんと自分の手と足で泳ぐ人間だ。つまり、前者は二宮であり、後者はワニベ。

逆らいきれない大きな流れに流されているなら、いっそ思いきって、下流に向かって全力でクロールをしろよと。そのカーブを上手く曲がるために、流されるルートくらいは自分で選べよと。

流れを変える根性もないくせに、流されてしまう自分の実力の無さを認めることもできず、ただ、不満や愚痴を垂れ流すだけで動こうとしない人間が、私は嫌いなのだ。

きっと、二宮も同じような価値観を持っているのだろう。だからこそ、ただ救済を望むだけの未来人(ザゼル)に見切りをつけ、ライザッハ鉱業の中から、(シアは身内だからノーカンとして)唯一、ベルザだけを迷宮ブラックカンパニーの重役にしたのだ。あれだけ自分を虐げてきたベルザだが、(やり方は否定しても)意思の強さや能力は、ちゃんと評価していたんだなと感動した。

もちろん、本作のラストに関して、否定側の意見も良く分かる。本作のテイストなら、権力を握った後の二宮が更に悪事を行い破滅していく流れの方が自然だし、二宮が無双する流れも、ご都合主義的で薄っぺらい部分はあるしね。だから、みんながみんな、好きになるアニメではないと思う。

私は毎クール、20本近くのアニメを観ていて、流石に疲れるし、最近は昔程のアニメ熱もないから、とりあえず録画だけして、評判が良かったアニメを数本だけ観るようなスタイルに変えようかと、ここ1年くらい思っているのだが、たまにこういう掘り出し物(世間の評価と自分の好みにズレがある作品)に出会うと、やっぱり自力で発掘するスタイルを続けようかなと思ってしまうな。ブラックな修羅の道だけれども(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
ちゃんと稼いだからニートじゃないけどな。リム、可愛いな(笑) 二宮、クズ(笑)  

2話目 ☆3
なるほど、会社を作る流れか。それは面白そう。

3話目 ☆2
ん? また社員側に戻るの? 

4話目 ☆3
ドタバタコメディ。

5話目 ☆3
超展開? この展開は、グズ主人公系としては、結構好きかな

6話目 ☆3
漫喫の解釈(笑) 

7話目 ☆4
なるほど。だから日本じゃなくて過去を選択ね(笑)

8話目 ☆2


9話目 ☆4
中毒、、、レッドブルに怒られろ(笑)

10話目 ☆2
もうなんか、ストーリーがむちゃくちゃになってるよな。

11話目 ☆4
ここにきて、少し面白い展開。この展開がもっと早くても良かった。

12話目 ☆5
ニートを目指して頑張ってきたが、働くことのやりがいを感じた。どう考えても、ギャグで終わらせるための前フリだが(笑) と思ったら、なかなか綺麗な終わり方。個人的には、好きだな。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 21
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

珍しく個性的ななろう系

異世界版こち亀?
ギャグ寄りのなろう系

{netabare}
まず、この作品の良いところ、というか本来当たり前なところとして、なろうテンプレからだいぶそれていること。
ほぼすべてのなろう系は転生先が中世だが、この作品は現代。
魔物?っぽい者たち含めて日本の正社員のように働いている世界観。
それに主人公も中高生ではなく、大人という点もよくあるなろう系からはだいぶそれていて、それだけで新鮮味を感じて最初から好印象だった。
ハーレムものじゃない点もプラスだし、魔法が使えないことに対しての周りの反応も良かった。

内容は戦闘も少しはあるんだが、基本的にはブラック企業勤めからの成り上がりの物語。
"迷宮"という異世界ならではの要素がしっかりと用いているので、これ異世界じゃなくてもいいのでは?とは思わないし、主人公の前世が、転生先での行動原理にもなっているので転生要素いる?とも思わない。
最終的には俺TUEEE的で、自分の元居た企業からシェアを奪い、最終的に買収?して、迷宮や街全体を掌握するといった感じだけど、そこまで10話ぐらいかけて過程を踏んでいるので、不快感などは感じないし、綺麗にまとまってて良かった。
と、コメディものなのにもかかわらずストーリーにぶっ飛んだところがあまりなく、ちゃんと話もしっかりしていたので良かった。

肝心のコメディ要素も面白かった。
だいたい一話完結で毎話オチを付けるのが上手く、話の作り方が上手かった作品というイメージ。
これは上手くいきそうと思ったら急に没落するというパターンが多かったけど、このアニメの主人公のノリ的にこの展開が合っていて面白かった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 8/10
主人公性格悪い
異世界が中世ヨーロッパじゃないのは珍しい。
主人公口上手だなw
強そう。この異世界の住民は戦闘力もない感じかな?
魔法とかもあまり目立って出てこない珍しいタイプの異世界系。
主人公も中高生じゃないし。
ええ...あのドラゴンヒロインかよw
かわいい。 形勢逆転w
これ主人公はたらく側じゃなくて逆か。
そんなことなかった。 

2話 7/10
水だけ飲んでいくってw
ほんとにブラックすぎるw
効果長いな変身薬。
配送センターからかっぱらったw 

3話 8/10
めずらしい目。謎訓練始まった。
会社と関係なくなった。
なんかネタとしても単純に豚が不快になってきた。
回復術師で見た。爆破オチなんて最低。
一話完結だったり一話二本立てだったりがこのアニメにフィットしてていい。 

4話 9/10
なんでこいつとこんな仲良くなってんだ。
老害あるある。叫んでるだけw
魔物を返せばいいのに。ほんとに魔物を返したw
ちゃんと話が凝ってていい。
説得シーン普通に良かったわ。
戦闘も良かった。現代に戻るのか?

5話 10/10
急展開だな。
異世界で銃が出てくるだけで新鮮味があるw
未来かよこれw アリか。
ホワイト企業になってるじゃん。

6話 9/10
混浴かよ。
この3バカ何がしたいのか理解できない。
こういうノリ好きだ。 

7話 7/10
戦闘アニメになった。
意外と伏線と世界観がしっかりしてるw
vivy難民救済
居酒屋の会話がそれっぽくていい。
ディストピア作るなw

8話 9/10
普通魔法が常識の世界で魔法について聞いたらこんな反応だよね。
こういうところしっかりしてるのいいな。
なろうなのにガチの最弱かよw
なんでこっちの世界に滞在することに決めたんだよw
最強武器か? 

9話 7/10
このゾンビみたいな奴ら攻撃していいのかw
おい切られたやつはどうなったw
おい、あの骨これで出て来なくなるの?
鷹の爪じゃん。この店主かわいい。
ぼくリメの悪口かなw 

10話 4/10
こういうアニメで魔獣が人化する展開マジでいらないわ。
迷宮のメイドインアビス感w
実質はたらく細胞。子育ている?
今回つまんないな。

11話 10/10
てかこんな文明発達してるのに弓と剣なのかw
ブラックロックシューターみたいな目してんな。
かっこいい去り方だな 迷宮マニュアルw
現状を変えようとしないのがまさにブラックな雰囲気出てるな。
ここまでの過程があったから、この俺TUEEEはいいな。
この二人親子なのか、設定も面白い。
最終回みたいな終わり方だなw

12話 10/10
なんでこの青髪裏切ってんの?
なるほどなぁ、ちゃんと正攻法なのがいいな。
意外と普通に従ってるんだなw
いやあ面白かった。 
{/netabare}

曲20段階評価
OP「染み」8/10
ED「ワールドイズマイン」4.5/10
{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 5

72.1 3 ダンジョンで復讐なアニメランキング3位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (260)
1020人が棚に入れました
迷宮都市オラリオ―― 『ダンジョン』と通称される、壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、 仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け、 さらなる<昇格ランクアップ>を遂げていた。そんな彼のもとにもたらされた一通の書状。 書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。 未知なる冒険へ向けて、仲間たちと共に、少年は新たな一歩を踏み出す。これは、少年が歩み、女神が記す、――【眷族の物語ファミリア・ミィス】――

まーさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神々と人類。1000年の時を超えた壮大な物語の新たなステージが幕を開ける!

ご存知「ダンまち」こと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」シリーズ4期TV版が7月22日より放映されます。原作 大森藤ノ(ラノベ) 制作J.C.STAFF。TVアニメ版 1~3期 全37話+各話OVA(外伝含む)。劇場版1話 構成。他コミック等メディアミックス作品。

【前書き】
知らない方は少ないメジャータイトルの1つ。J.C.STAFF渾身の力作。先日、本作の第4期放映が正式に公開され、そのPV2本他を視聴し「新章 迷宮編」の内容とOP楽曲「sajou no hana 天灯」に感動したので新章への期待を込めて書きます。

公式サイト︰https://danmachi.com/

PV︰ベルクラネルの軌跡︰
https://youtu.be/RglcGT_IoX0

PV︰新章 迷宮編︰
https://youtu.be/1Z_0xP-bS4Y

【本シリーズ振り返りを含めて】
2015年4月~TV版が放映開始され、劇場版「オリオンの矢」も人気だった、シリーズ新作が4期目となる長編人気タイトルです。時代は神々と人類が通じ合う約1000年の昔…。英雄に憧れを抱く少年ベル・クラネルが、神ヘスティアと出会い冒険者として歩み・成長する姿を中心に、仲間、友情、絆、愛、神々、人間、モンスター等、エンタメ要素満載の話題作。
当時の作画レベルとしては細かい描写に多少荒さはあるけど、キャラの個性豊かな描写に好感を持ったし、ストーリーにも引き込まれました。特に1期 8話…当初駆け出しでLv1のベルが、冒険者として憧れるアイズ・ヴァレンシュタインの稽古を受けた後、ある女神の策略で強敵ミノタウロスと対決するシーンには惚れました。このシーンで掴まれたきっかけは音響です。
当時の調べでは、音響担当 井内啓二氏による作品で明確な楽曲名は示されておらず、盛り上がりを観せるシーンで度々使われたため「英雄願望」「 英雄回帰」作中で描かれる英雄譚(物語)から「アルゴノート」などと呼ばれた壮大なオーケストレーションです。これは素晴らしい!後に2017年6月リリースの「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 〜メモリア・フレーゼ」に伴い、ゲーム版のサウンドトラックとして正式に配信されました。

https://youtu.be/wq1Aftaq_wI
(JASRAC準拠)

本作放映後は女神ヘスティアの衣装が「例の紐」と呼ばれ、キャラとして海外でも話題となったりと、注目度の高い作品です。
個人的には1~2期でベルの冒険、成長をワクワク観られたましたが、3期、モンスターがゼノスとなり、接触したベルは彼らを庇う役回りに…これまでモンスターはダンジョン内の人間と敵対する者として描かれていましたが、展開の変わり方に戸惑いました…。実は、ダンジョンには秘密が隠されているとの伏線はあったし、次期に繋げる期だとは解ってはいましたが、ベルが偽善者的な役回りで、人間側もゼノス側も戦わなければならない…辛かった事を思い返します。ラスト1期 8話で降したミノタウロス…アステリオスと再戦するシーンで「僕は英雄になりたい!」と発するベルに違和感も覚えました…。でも…敗北するも「僕、強くなりたいです」と言ってくれた事で、次期の展開、成長、変革が予感され、少しほっとし…期待値がアップしました。

本作を通じてベースとなる物語はギリシャ神話です。改めて背景等を確認し発見した事を少々…。

前述した楽曲から繋がりで「アルゴノート」って何だ?…。
文献を漁ったところ、ギリシャ神話に記されるアルゴー船に乗船した英雄達アルゴナウタイをモチーフにしていると思われ、なる程…繋がりますね。メインキャラはもとより、神様キャラやモンスターの描写も見直して、改めて作家(脚本家も含め)って、作品を描くのにベースとなる時代背景やキャラ設定を行うのに、ものすごぉ~く色々調べてるんだなぁ…って。凄いなぁと…。感激!

創造、創作ってとってもパワーが必要だから、作品を世に送り出してくれる関係者には心から感謝!

して…4期…。実はダンジョンは神々が人間に課した試練の場?…。その秘密が明かされて往く?…。ベルは!?仲間は?ダンジョンとは何なのか?…。放映を楽しみに待ちます♪

投稿 : 2024/05/25
♥ : 5

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

個人的には1期よりも面白い。

ダンまちは1期が最高に面白かった。
今回のシリーズまではそう感じていた。

でも、今回のシリーズはしっかり胸がワクワクする展開があるし、
それでいて強さのインフレが我慢できる範囲で破綻していないようにも感じる。

まあ冷静に振り返ってみると、
第一期のミノたんの強さって、強く描きすぎな感もあるけれど、
そこはベル君の個人的な感覚を表現したということで。

今回のシリーズは全体としてレベルが高かった。
次のシリーズはジリジリしそうだけど、
そこは1期のような冒険活劇英雄譚ではないので、
個人的には今回くらいシリアスが組み込まれた方が好きかな。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ダンジョン攻略再び

原作未読 全11話 2クール1クール目、2クール目(厄災篇)は2023年1月放送予定

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか「ダンまち」の4期です。関係性から1期から観ることをオススメします。

ファミリア同士の抗争やモンスターたちとの共存など、ダンジョン攻略とは行かないエピソードが多かった作品ですが、今回は久しぶりにダンジョン攻略の旅に出かけますね。

ただ、トラブル続出、モンスターたちも強く、かなり苦戦を強いられます。絶望的な展開も何とか凌いでいる一行、人間関係の複雑な事情もあり一層混迷を深めます。

モンスター強い強いw絶体絶命のピンチ連続の中で終わっています。
{netabare}
まさかダンジョンが意思を持ち、修復するダンジョンを一掃するために最強のモンスターを出現させるとは考えつかなかったです。ジャガーノート強いですね。
{/netabare}
観ている私も力を入れて観る場面も多かったですね。どんな形に決着がつくのか2クール目が楽しみです^^

OPはsajou no hanaさん、EDは早見沙織さんが歌っています。

最後に、主人公のベルくん{netabare}の二つ名「白兎の脚(ラビット・フット)」は{/netabare}可愛い{netabare}二つ名{/netabare}ですねw

投稿 : 2024/05/25
♥ : 16

75.6 4 ダンジョンで復讐なアニメランキング4位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (457)
2097人が棚に入れました
冒険者たちが未知へと挑み、神々が興奮に沸き返る、世界で最も熱き街――迷宮都市オラリオ。その中心に鎮座するは、都市に限りなき富と栄華をもたらし、数多の混沌が潜む大穴――『ダンジョン』。その深淵にて、生まれ落ちた一体の怪物。「……ここ……どこ……?」人語を話す竜の少女をめぐり、都市はかつてない 異常事態に巻き込まれていく。人と怪物。漫然と存在する価値観、常識は破壊され、冒険者ベル・クラネルと、女神ヘスティアに、決断の時が―― これは、少年が歩み、女神が記す、ダンジョンの謎に迫る【眷族の物語】――

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、内田真礼、細谷佳正、赤﨑千夏、千菅春香、早見沙織、大西沙織、日高里菜、水中雅章、高田憂希、稲田徹、福島潤、浪川大輔
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

それでも暇を持て余した神々は遊び宣う

リリース順で一通り視聴してから楽しまれることを推奨

①『ダンまち1期』⇒②『ダンまち外伝』⇒③『オリオンの矢』⇒④『ダンまち2期』

①④は必須。②も準必須。スピンオフ③は劇場版82分尺だからさくっとGO!って感じでしょうか。①と②は同じ時間軸の並行した物語ですので可能なら日を空けないほうがよいです。

そして此度の3期を迎えます。一気に視聴してあっという間に感じる満足っぷりでした。

 {netabare}帰ってきたダンまち or ダンまちリターンズ{/netabare} 

ヘスティアが胸の大写しで登場するのはご愛嬌。いつも通りの風景に安堵しつつ、それ以上に冒頭ダンジョン潜入から始まるのがよろしい。ついでに潜入したダンジョンで“出会って”いるのも原点回帰の感があります。
②外伝ではロキ・ファミリアといったヘスティア・ファミリア外に焦点を当てたことでファミリア一つ一つに諸般の事情があることを意識づけさせました。だから“ヘルメス”や“ガネーシャ”のファミリアにも固有の事情があるんだろうとも想像できますし、ロキ・ファミリアが大きく取り扱われる本編の後半には感慨深さすら覚えます。
④2期ではヘスティア・ファミリアに集う眷属たちに焦点を当てたことで「リリ」「ヴェルフ」「命」「春姫」各々への思い入れを強くさせました。奴隷同然だった“リリ助”や生贄前提の“春姫”と同業者やエルフから向けられる嫉妬や怨嗟を身に受けてた日陰者の“ヴェルフ”。そんな彼らだからこそ世界を敵に回すようなベルくんの選択を支持できるのです。

このように3期でしっかり②も④も機能してはいることを評価しつつ、いかんせんエンタメ的な面白さは控えめでした。なにせほぼ潜ってない。
来たるべきダンジョン潜入に向けた地固めを経ての3期とは言い過ぎでしょうか。ダンジョン場面の大幅増加もさることながらダンジョンに住まう者が中心のお話です。

良くも悪くも1期がシリーズの印象を決定づけます。
紐神の見ためやハーレム展開。主役が松岡さんなのでしょうがない(それでいいのか!?)あれやこれや。そんなのに隠れて古き良きダンジョンRPGそれこそ『ウィザードリィ』的ななにかに魅かれた私であります。紐神様もベルくんの旗色が悪い時こそ迷いなく彼の側に立つ振る舞いに感動すら覚えます。

 {netabare}なんかそれを久々に目の当たりにしました{/netabare}

【ヘスティア・ファミリアの面々】
 ヘスティア(CV水瀬いのり)
 ベル・クラネル(CV松岡禎丞)
 リリルカ・アーデ(CV内田真礼)
 ヴェルフ・クロッゾ(CV細谷佳正)
 ヤマト・命(CV赤﨑千夏)
 サンジョウノ・春姫(CV千菅春香)

メンバーは増え賑やかになりました。それでいて原点回帰の面白さ。これからダンジョンの深淵に手を届かせんとするのでしょうか?
小説も既刊で本編16巻、外伝12巻とボリューミー。スマホゲームアプリ『ダンメモ』も好調のようですし続けてほしいですね。“やっときた”感ある良作です。



※ネタバレ所感

■そして輝く11話!ヘィッ!

“漢”を“おとこ”と呼ぶようになって久しい。
第11話のサブタイトルは「決戦」。これでウルトラソウルと読むらしいです。

余計な説明を省いて、B'zの曲を脳内再生しながら11話を観るとベルくんの心境にぴったりで笑えます。


■モンスターって?

「ウィーネって10回言ってみて」からの「盾の勇者の成り上がりのロリ声ペットは?」でフィーネって答えそう。語感も似てて声優も一緒だし同じ想像したのは私だけではあるまい。
日高里菜さんの声だとかわいらしさを強調してしまってそっちに目がいきがちなんですけど…

{netabare}モンスターかわいいじゃん…とは決してならないわけです。“許されざる存在”の世界観と“モンスターにも事情が”と思う視聴者とでギャップがありそう。
たしか神様たちが地上に降りてくる前の時代、地上に開いた大穴からモンスターが溢れ出して人間を絶滅させかけてたかと。神様から恩恵も授かっていない生身の人間では太刀打ちできなかったというのがモンスターと人間の歴史。太古の昔から忌むべき存在。
だから、普通に考えて意思疎通可能な知性あるモンスターを見つけたら共存より恐怖が先行しそうです。例えば人間より強い羆が本能でなくトラップを仕掛けて知恵比べしてきそうとか、新型コロナが知性を持って人間を先回りして進化してきそうとか、まじめに想像すると恐怖でしかありません。
生理的にってことならコオロギ食べるとかゴキブリ飼うような感覚に近いかもしれませんね。異端児(ゼノス)の皆さんがいくら太陽の見える青空を目指してるからといって
 
 生まれたところや皮膚や目の色で 一体この僕の何が分かるというのだろう

みたいなピースフルな段階には一段も二段も足りてないとこで物語は繰り広げられているわけでして。
街の人が悪者なのではなくベルくんが超のつく異端である、と腑に落ちてるとわかりみがいいです。{/netabare}


■そして輝く11話!2ツー! ※余談

その“モンスター=人非人”みたいな構図って大なり小なり世の中にはあるわけでして。

この回のベルくんの筋の通し方って…
{netabare}同盟国ドイツの苛烈なツッコミに耐えながらユダヤ人を満州経由でアメリカへ逃がす実務指揮をとった樋口季一郎中将と被るのよね。もちろん独りの男気だけでなんとかなるわけでもなく公のバックアップも欠かせなかったわけですよ。
前段として、日本国政府は板垣征四郎陸相草案の「ユダヤ人保護」を閣僚決定し、満州に接するオトポール駅にひしめいていた2~3万人の難民を、「助けてやれ」と指示したのが関東軍参謀長東條英機であり、特別列車を仕立てて助けたのが満鉄総裁の松岡洋右でした。近現代史に造詣ある方ならこの三名がどういう方々かピンとくるでしょう。

歴史もそうであるように人物の見方も光100%と闇100%はありえません。ここではなんかのかけ違いでヘスティア様やファミリアメンバー、そしてベルくんたちが歴史の大罪人となるリスクを負いながら大事を為したものと素直に称賛をしたいところです。{/netabare}



■暇を持て余した神々の遊び

意味合いと語感の良さで1期からこのフレーズをレビュタイに引用しとります。やや懐かしい響き。
翻って“神々の暇つぶし”なる設定はどこまでいっても変わらず、とブレはありません。

{netabare}ソーマ(CV内山昂輝)なんて分かり易くて秘酒づくり以外興味が無い神。彼みたいに没頭するものがあれば人間に興味を持つことなんてないし、興味の対象が人間でないからこそリリ助に酒を飲まして試すようなこともできたりするわけでした。呑んでも心狂わなければ抜け忍していいよってやつでしたよね。

 神は自分で責任を取りません

今期のお騒がせ神イケロス(CV福島潤)も根っこは暇つぶしです。ディックス(CV:浪川大輔)には何かやらかすことを期待しているわけです。2期のアポロンなんかもそうでしたが、様々な退屈しのぎの方法がある中での彼らの選択がオラリオの秩序を乱すものだから処分されたわけで、あくまで他の神々たちの暇つぶしネタを奪っちゃいかんよってのが基準であり罰則の対象となってたわけです。
味方に見えるヘルメスやウラノスもクズマ…じゃなかった追放された神々と大差ありません。特にベルくんへの態度なんかそうですけど自分が責任取るような行動は絶対しない。眷属でないからってのもありましょうが、前に出てくることはない神々です。
ただね、、、本気で遊んでるのは分かります。ベルくんは想定外を引き起こす存在ですからね。フレイヤを筆頭に神々たちが興味津々な理由も

 退屈しないから

というのは押さえておきたいポイントです。
リトルルーキーだ英雄願望だと煽てられてても神々の暇つぶし道具の範疇を出ないという哀しみ。どこまでいっても鉄砲玉。振り返るといつもヤバい橋を渡らされてるベルくん。{/netabare}

よって

{netabare}そんな神々と眷属との関係を一線越えてそうなヘスティアとベルくんの今後が気になるのです。
具体的にはどういうお別れをするのか? だいぶ先でしょうけど避けがたいことですからね。{/netabare}


いろいろご都合が鼻につくのはつくのです。
{netabare}・娼館で囲われてたのに乙女だった春姫さんとか(2期)
・なんでウィーネさくっと生き返るの?とか(第8話) そもそも死なせる必要あった?{/netabare}

それでも神の掌の上で踊らされている人間といいますか眷属たちの行く末が気になるので今後も継続して観るつもりです。続編あるならですよ。

そういえばヘスティア様…
{netabare}ヴァレン何某さんのことをきちんと呼べてましたね w{/netabare}



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ視聴

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2020.12.21 初稿
2021.10.15 タイトル修正

投稿 : 2024/05/25
♥ : 46
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久々に~、ベル・クラネルが~、ダンジョンで~、「間違い」と~、出会った~。(ウルルン滞在記風w)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ダンまち、1期、2期の視聴は必須です。好きなシリーズなのでまずたず楽しめました(☆4は高評価です)が、、、好きな順に、1期→3期→2期かな?

レビューでは、私が本シリーズに期待していることと、本作の中で自分の理解が及ばなかった点について書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私はほぼどんな作品でも、1番はストーリーを楽しみにアニメを観るんですが、本シリーズに関しては、もっとシンプルに楽しい、ダンジョンRPGをやってほしいんですよね。良い意味でラノベっぽい作品の、最上級を。

だから、6→7話とか、11→12話とかが特に楽しかった。ラスト12話のバトル作画を頑ったのは流石、「分かってるな~」という感じでした。

細かなところでも良いシーンはいくつもあって、フィーネ復活の際、フェルズの「800年の苦労が報われた」という台詞。ベル君を守るために、自らの羽をむしるフィーネ。ベル君、また女の子(笑) やっぱり、楽しいアニメであったことは間違いない。

さらに、本作の「知恵や感情を持つモンスターとの共存」は興味深いテーマだったし、それはそれの魅力はありました。

が、ぶっちゃけ言うと、「外伝や劇場版で良い話」だと思います。結局、ベル君はまたレベルアップしないし(苦笑) もっとレベルアップしたり、深い階層に進んだり、仲間が増えたり、装備を充実させてくれたり、そういうのが見たいんだよな~。

本作のテーマ(ゼノス)に関しては、余談で触れます。

これは私に読解力がないだけかもしれませんが、最終話での展開は、やや疑問に思っています。

最後、ヘルメスの企みは理解できます(ちょっとヘルメスの底が見えて嫌だったけど)。そこでのグロスの男気や、しかしグロスを討たないベル君らしさも、よく分かります。そこに、フレイヤがアステリオスをぶつけるのも、ベル君を鍛えて英雄にしたいフレイヤの狙い的に分かる。

が、分からないのは、「なぜベル君はアステリオスと戦うことを選択したか」です。しかも、あっさり。

アステリオスが、戦いを望んだから? 殺らないと殺られるから? あのミノタウロスの生まれ変わりだから? ライバルだから勝ちたい? 初対面だ(情が移ってない)から?

もはやゼノス(異端児)とは戦わないことを決意しているベル君。魔界村のレッドウォーリアを彷彿とさせるグロスの攻撃に対しては胸を開き不戦の意思を表明したのに、同じゼノスなのに、この差は? 

周りの手のひら返し(ベル君を英雄視)も、疑問。アステリオスの異常ともいえる強さ(人間に対する大きな脅威)や、ベル君の「ガチな戦い」を見たから、ベル君を信じたってことだけど、?。奇跡の生還って、ミノタウロスを倒せず、倒され、しかし生きて帰ってくるって、逆に怪しくないか? 「結局グルじゃん」と思う人も多いんじゃないかと思います。

なんか、最後があまりにも綺麗に、ベル君にとって都合が良すぎる、優しい形に落ち着いてしまったのが、肩透かし気味でした。

まあ、でも、なんやかんや見ますよ、4期だろうが5期だろうが、続編が出る限りは。惚れたもん負けですよ(笑)
{/netabare}

【余談 ~欧米的共生、日本的共生、新しい時代の共生~】
{netabare}
※「刀使ノ巫女一隅の光」のレビューと途中まで被ります。
 
「ダンまち3のモンスター」「鬼滅の刃の鬼」「刀使ノ巫女一隅の光の荒魂」には、共通点があると思う。

人にとっては厄災であり、しかし、相手にも意志があること。

先日のテレビ番組で、ある社会学者が「鬼滅の刃」というタイトルに違和感を感じる、というか、現代の「鬼観」だな~と言っていた。

曰く、「鬼」というのは元来「災い」と近く、「滅する」のではなく、「祓う」ものだった。節分などが分かりやすいが、「鬼は外」と祓う(追い払う)ものの、毎年、鬼はやってくる。「鬼は不滅」というのが、古来の日本人の考え方だった。

「祓う(払う)」とはつまり、「距離をとる」「住み分ける」ということ。元々、日本人は、厄災にすら「神」を感じ、自身の被害を防いだ上で、その存在を認めてきた。つまり、見にかかる火の粉は防ぐが、それ以上の追い討ちはしない。自分に害を及ぼさず、離れた場所に暮らしているなら、とりたててこちらから関係はもたない。

これ、良くも悪くもトラブルが起きた時の日本人的思考に繋がっていると思う。良く言えば「寛容」、悪く言えば「無関心」。

それが、日本人的な「共生」だった。

しかし、欧米の価値観の中では、厄災というのは、制圧するものであり、滅するものだった。一方に「服従」を強いるのが「共生」の形であった時代は長かった(と言ったら、怒られるかもしれないが)。

「鬼滅」というタイトルには、知ってか知らずか、そういう欧米的、現代的な思想が含まれている。そんな指摘だった(いや多分、鬼を文化的なものとして扱っているわけではないので、そんなに深みなくつけたタイトルなのだろうけど)。

さて、本作では、三者がそれぞれの「共生」を目指した。

まず、ロキファミリアをはじめ、多くの人間達が目指したのは、「欧米的共生」だ。モンスターの住み処(ダンジョン)に積極的に介入し、潜在的恐怖まで取り除くため、他者を蹂躙する。そこには、自身の利益のみを追求する強かさがあり、ある意味、純粋な生物とも言える。

一方、ゼノスやフェルズ、ヘスティアファミリアが落としどころとして決着させた、本作での結論は「日本的共生」だ。モンスターのように直接の脅威になる者は滅するが、ゼノスは(潜在的恐怖は認めつつも)自分たち人間に害を及ぼす可能性は低いため、完全に住む世界を分け、それぞれが自分達の生き方を全うする方法。ゼノスが人間を襲わない限り、人間もゼノスを襲わないという不可侵条約。これはゼノスの存在は肯定しても、受け入れはしないという玉虫色の結末だ。

しかし、本来ベル君が目指したのは、これらとは違う、いわば「新しい時代の共生」だった。それは、相手と自分との違いは大前提として受け入れ、その違いによる軋轢などを乗り越えて、文字通り「共に生きる」ことを目指した「共生」。「ボーダーレス」「ジェンダーレス」など、現在は様々な「レス」があるが、その延長線上にある視点だ。

それは、実現するならばとても素晴らしい世界なのかもしれない。しかし、現実には茨の道だ。ベル君の頭の中は、やはりお花畑である。だって、我々人類は未だ、肌の色や宗教の違いすら乗り越えていないのに、いきなり種族を乗り越えようというのだ。

さらに、昨今のコロナ事情や、野性動物による食害などを見ると、安易に種族の垣根を越えるのも危険に思う。だからこそ、我々生命体は多様性を確保し、様々な環境に適応しているという側面もある。

ただ、ダンまちの世界では、エルフやドワーフも共に生きているのだから、我々よりは進んだ未来なのかもしれない。そうであるならば、モンスターを受け入れ共に暮らす未来も、可能性は0ではないと感じる。

アニメは、空想の世界だ。何もそこでまで、世知辛くなる必要もない。ベル君にはぜひ頑張って頂き、我々人類が成し遂げられていない可能性を、示してほしいと思っている。女の子に助けられながら(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ベル君は優し過ぎるからな~。理知あるモンスターは、色々やっかいだよな。初見の視聴者を意識しない、落ち着いたスタート。

2話目 ☆4
女の戦い(笑) モンスターとしては、かなり強い部類に入るんだよな。神々の思惑だよな。

3話目 ☆4
知能と心をもったモンスター。ゼノス。

4話目 ☆4
人とモンスターの定義、存在意義。輪廻転生。ダンジョンは、地獄みたいなものなのかな?

5話目 ☆4
さて、次はバトルかな。

6話目 ☆4
やはり、こういうシンプルに熱い展開の方が良いね。

7話目 ☆5
獲物を横取りするな、は、ギリギリのラインだな。フィーネとの悲しい別れ。からの、復活呪文。賢者の面目躍如。800年の苦労が報われたというのも良いね。愚者であれ。

8話目 ☆3
まだ解決してないの? まあ、嫉妬もあるよな。神様、珍しく見せ場。やったことの責任はとらないとな。死者が(多分)出てないのが、都合よすぎるが。

9話目 ☆3
作戦中。ベルくん、女たらし(笑)

10話目 ☆


11話目 ☆4
みんな私みたいにバカじゃない。こういう、シンプルで胸熱バトルが似合う作品。じゃあ人間にこんなことができるか、という自傷行為。

12話目 ☆4
最後のバトルは流石に作画も頑張り、面白かったは面白かったが、やや、疑問も残る決着か。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「そっちへ舵を切ってきたか!」という感じ。今のところ普通に面白い。→ 最後まで楽しめました!

第3話まで観終わった時点でこのレビューを書いています。無印、Ⅱまでを観ずに本作Ⅲを観るのはまったくお勧めしません。ということで、観ていないし原作も読んでいないという方はひとまずここでさようなら。




Ⅱの終盤で人間と神々との関係がテーマとなった話がありました。そもそも神と眷属の関係にあるかないかはさておき、この世界では地上に降りている神と人間は同じ街に暮らし、普通に言葉でコミュニケーションが取れるわけです。

では、神と人間以外に知性を持ち言葉でコミュニケーション可能な存在はどうなのか。エルフや獣人などは少なくともオラリオでは広く「人」扱いされているわけなのですが、従来「人」と認識していなかった存在が喋ったらどうなのか…?

ということで展開としては素直な方向の話なので驚きはないかもしれませんが、普通に面白く観られそうなお話になっています。

Ⅱで固まったヘスティア・ファミリーに増減はあるのか?
そして相変わらずここまで出番が少ないヴァレン某(なにがし)さん…。

OPを井口裕香が歌うのは、もはやこのシリーズでは鉄板(笑)。
==

2020.12.19追記:
最終話まで観終わりました。神ヘルメスは一筋縄ではいかない感じが今回もよく出てました。

ⅡよりもこのⅢの方が、ヴァレン某さん的には見せ場があって良かったですね。お話の決着はまさに「原点回帰」で、サブタイトルに偽りなしだったかと思われます。

もちろん1期目はもちろんⅡありきのⅢだとは思うんですが、ⅡよりⅢの方が私は面白かったです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 34

68.7 5 ダンジョンで復讐なアニメランキング5位
盾の勇者の成り上がり Season2(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (347)
1239人が棚に入れました
立ち止まるな──災厄は、想像を超える。
『盾の勇者の成り上がり』シーズン2

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生、内田真礼、井上喜久子、原奈津子

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

確かに1期の方が・・・。

1.2期通して視聴した今、皆さんのおっしゃっている事は理解できました。この2期は1期には劣るかもしれません。序盤にインパクトのあった異世界ファンタジーってなかなか難しいのかもですね。なんせ山ほど作品があって似たような展開になりやすい。頑張ってそれを避けようとすると「ん?なんだこりゃ?」ってなっちゃうと言うかね・・・。ただ相変わらずの胸くそキャラ登場やラフタリアやフィーロとの仲間の愛など、この作品らしさはあって良かったかな。ん〜3期あるのかな。あるならまぁ観たいかな。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

立ち止まるな――― 災厄は、想像を超える…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
第1期序盤の盾の勇者の扱いは、酷いなんてモノではありませんでしたが、ようやく勇者パーティーの一行らしい感じになってきましたね。


ごく普通の大学生・岩谷尚文は、
四聖勇者の一人「盾の勇者」として異世界に召喚される。
冤罪によって数々の迫害に遭いながらも、
大切な仲間であるラフタリア、フィーロ、メルティと力を合わせ、
世界を脅かす災厄「波」から人々を守ってきた。

尚文はその活躍とメルロマルク女王の助力によって名誉を回復し、自らの領地を獲得。
再び訪れる波に対抗するための準備を進めるのだった。

しかし、メルロマルクの東方にある霊亀国で
未曾有の災害をもたらす魔物「霊亀」の復活が確認される。

女王から霊亀討伐の依頼を受けた尚文は、
新たな仲間リーシアを加え霊亀国へ向かう。
連合軍が集結する中、突如として尚文の前に現れたのは、
霊亀国国王の側室にして摂政のオスト=ホウライだった。

彼女から霊亀を不正に復活させた者の存在を知らされる尚文。
果たして霊亀を討伐し、黒幕へ辿り着くことはできるのか―。

大切なものを守るために、盾の勇者が再び立ち上がる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

尚文たちが対峙するのは、「霊亀」という未曾有の災害をもたらす魔物です。
亀というより、山という表現の方が適切なのでは…?
と思えるくらい、図体の大きい相手です。

亀なので機動力はそれほどでもないのですが、その分攻撃力と防御力に特化した戦闘スタイルであるのは想像に容易いと思います。

もし相手が純粋な「霊亀」だったら、恐らく戦いはもう少しやりやすかったと思っています。
そう、今回は「霊亀」に寄生中が巣食っていたんです。

誰にでも超えたくない一線…超えてほしくない一線ってあると思います。
ですが、その寄生虫はその一線を易々と超えてくるんです。
もう、何度心のざわつくシーンがあったことか…

事態が好転するのは、何となくですが分かります。
じゃないと物語そのものが破綻してしまうので…
でも、第1期を視聴してきてキャラにもしっかり愛着が湧いているんです。

例えば、ラフタリアに万が一のことがあったらどう思います?
もしかすると、私は正気じゃいられないかもしれません。

最初、ラフタリアとは奴隷繋がりだったかもしれない…
でも、それは従順に命令に従わせることを目的とはしておらず、一緒に進むための証的な繋がりでした。
だからこそ、ラフタリアは尚文の剣として片時も傍から離れないんですから…
そんなラフタリアだから、諸手を挙げて応援できるし、してきたんです。

ですが、そんなラフタリアにも今期は一世一代のピンチが訪れることになるんです。
そんなラフタリアの処遇に心のざわつきがとめられませんでしたよ…

まぁ、アクセルワールドの能美征二程までではありませんでしたけどね^^;
それでも今回の心のざわつきイベントは、ラフタリアにとっては結果オーライだったんですよね。
もう一段進化したラフタリアの真髄…目一杯堪能させて貰いましたよ。

ちゃんりな演じるフィーロ、新たにパーティーに加わったリーシア、そして香菜ちゃん演じるオストと、今回のパーティーも期待した分の見返りはしっかり頂けたと思っています。

オープニングテーマは、MADKIDさんによる「Bring Back」
エンディングテーマは、藤川千愛さんによる「ゆずれない」
歌い手の方は1期からの続投になっていますね。

1クール全13話の物語でした。
13話目は、これまでの物語を回収しつつ次の物語への布石といったところでしょうか。
既に第3期の制作が発表されているので、これらも既定路線だったのでしょう。

この様に、予め続編の制作が決まっていると、視聴する心にも余裕が生まれますね。
私自身、第3期の放送タイミングは分かっておりませんが、楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 14

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

うーんこの

なんとなくこうどうしたもんかなとゆう感じやなかったですかね。

おもんなかったのかとゆわれればそんなこともなかったんですが、なんかこうボクの知ってる盾の勇者さまではなかったようなですね。

ラフタリアも全然エロくないし。
フィーロも賢くなってくるし。
も一人いた女の子も『そのふぇふぇゆうのをやめろ!』てゆわれてゆわなくなっちゃうし。
雄と蓬莱もなんだかよくわかんないし(笑)

ああでもあの『きょう』とかゆう悪役。あれはよかったね。
あいつが出てきたらなんだか無性に腹立ってイライラしたっすわ。

とにかく3期はラフタリアとなおふみ様がいい感じに結ばれるラブコメ要素たっぷりのストーリーをお願いしたいところであります。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 7

69.2 6 ダンジョンで復讐なアニメランキング6位
ロードス島戦記(OVA)

1990年6月1日
★★★★☆ 3.8 (135)
683人が棚に入れました
暗黒皇帝ベルドに率いられたマーモ帝国軍と「至高神ファリス」を奉じる神聖王国ヴァリスを中心とする国々との戦い(英雄戦争)を背景として進む。アラニア王国出身の若き戦士パーンは、亡き父と同じ騎士になる夢を求めて仲間と共に冒険の旅を続けるうちに、英雄戦争の狭間で暗躍する「灰色の魔女」カーラの陰謀に巻き込まれ、「大いなる破壊」を回避するため「光と闇の均等」を説くカーラの言葉に戸惑いつつも誘いを断ってフィアンナ姫を救出し、自らの進むべき道を求めヴァリス王国に向かう。そしてマーモ帝国とヴァリス王国の緊張が高まる中、カーラの考えがロードス島の平和と相容れないものであると悟ったパーンらは、六英雄の一人である大賢者ウォートに助力を求め、遂にカーラの居場所を突き止め魔女に挑む。

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本のファンタジーを語る上では外せない作品

自分の人生に最も影響を与えた本です。アニメ、漫画、ラノベ、全てを通して、自分的No.1は、ロードス島戦記の原作です。

人生で初めて読んだラノベ。学校に持ってく本を探していたら、たまたま本屋で安く束売りされてたんで買っただけ。それがまさか、こんな歴史的な名作だったとは(偶然の出会いに感謝)。

エルフは高慢ちきで耳が長く、動きが素早い。なかなか子孫ができない。ドワーフは大酒のみで力が強いが、手先が器用で装飾品などを作るのに適している。

そんな、ファンタジーの「当たり前」を、日本で初めて紹介したのが、このロードス島戦記。(世界初ではない)

日本の国産ファンタジーとしては、シリーズ累計1000万部を超え、「ドラクエ」「FF」と並び、草分け的な作品です。

(TRPG版は)ラノベの老舗、角川スニーカー文庫の初作品でもあります。

まあ、とにかく、偉大な作品ということです。

さて、アニメですが、原作ファンからすると、やっぱり不満は残ります。(尺が限られてるからしょうがないけど)色々カットしてるし。作画と音楽は素晴らしい。作画は、今見れば古くさいですが、同時期の作品の中では高クオリティー。音楽は、いずれも透明感があり、幻想的で、ロードスの世界観をよく現しています。初めてサントラ買っちゃいましたし♪

とにもかくにも、原作小説を読んでほしい。それだけですな。正統ファンタジーとはこうあるべき、という教科書みたいな作品です。

初代ヒロインのディードリットは、歴史上一番可愛いエルフです! それだけでも、観る価値はある(笑)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 32

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメの角川の原点

ものすっごい制作費を投じて豪華スタッフで作った逸品。
角川スニーカー、角川アニメといえばロードスである。
あとガンダムが朝日から移籍してきたんだよね。
スニーカー文庫はこの2作品のイメージ。

OVA全盛期で高い値段で出しても儲けが出た時代、作品の人気がものすごかった。
原作の発表は85年とずいぶんと昔になる。
指輪物語、D&Dをリスペクトしており、
日本だけでなく世界中のファンタジー、RPGのテンプレートになったんで有名な作品です。エルフの耳がああなったのはディードリットのせい。

肝心のアニメですが絵はきれい、話もそのままなんですが、
ケツから勧善懲悪にされてしまっているのが非常に腹立たしい。
ガンダムも角川だし好きだし、それに習ってか原作は勧善懲悪ではない。
ネタ元の指輪物語との最大の違いなんです。
暗黒神と邪神、がいても、その名は善側からの呼び名。本当に司るは自由の神と破壊の神。悪とは、邪悪とはなんなのかというのが大きなテーマのひとつ。破壊は創造の母であり、私欲は人間の生きる原動力ではないか?律されず自由に生きるのは人として当たり前の行動ではないか?という問いが読者に投げかけられます。
そこだけが非常に気に食わない作品です。
作者のほうからネタバラシしてあったそうですが・・
実際に水野さんも苦言を呈しています。なにテーマ変えてんだと。
まぁ作者が遅筆なのもいけないww。
原因は当時『完結してないから』なんですw
あの頃はみんな遅かったけどクオリティは良かった。
いまは消費ペースはやいから大変だね・・・。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 12

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【王道ファンタジー】ハーフエルフはエルフ差別、ハーフマンで

当時学生時代に「何でもいいから文庫を読め」指令が先生から出され、プラプラしてた時に見つけた角川文庫の「ロードス島戦記」がキッカケでした。
その後、スニーカー分離後も追いかけ、「イース」等ソレ系の文庫に目覚め、パソコン持ってもないのに「コンプティーク」を購入し、ロードスの元となった「ドラゴンランス」も読んだ人間が、ロードス島戦記OVAにハマらいでか。
ただ正直な所、文庫のドラゴンランスシリーズの方が好きだったり・・・

ちなみに私的にはこの作品が初めて「ツンデレ」を認識した作品ですが、当時「ツンはいらんだろツンは」と思ってました。いったんですね。
ドラゴンランスを日本風タッチの絵にしてアニメ化して欲しいものです。ひゅーん、どかん。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2
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