「夏目友人帳 肆(TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
1866
棚に入れた
10910
ランキング
173
★★★★★ 4.1 (1866)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あの過去があったから、この現在(いま)がある。

漫画原作(未読)、 1クール(全13話)、 2012年冬放送。
レビュー執筆時点で1クール×4期に渡って続いているシリーズ。
この作品はシリーズ第4期に当たります。


4期のみのレビューですが1期~3期との比較も含みます。

実質的に3期からの分割2クール目のような内容で、物語も3期の後のお話。
第一印象として、過去を振り返るエピソードが多いように思えました。
そして、回想シーンの多さにもかかわらず、とても観やすかった。
これも見せ方(編集)の上手さだと思います。

この4期は 3期と同様に、
1話完結と2話完結の話が混在しているので、視聴を進める際には注意が必要です。
また、初見の方は順序をシャッフルせず、順番通りの視聴をお勧めします。


ほのぼの温かく、というシリーズ通して変わらぬ土台の上にも、
少しずつ取り巻きの様子が変わり続けているのが見えました。
4期では主人公・夏目のことをすっかり理解してくれた(人間の)友達に囲まれ、
結構な数の妖たちも夏目を慕い、
夏目が困ったときにはみんなで協力して助けてくれる。
今になって1期の頃を思い出すと比べ物になりません。
妖と人間の溝もなくなって、みんなすっかり仲間です。

敵となる妖は相変わらず登場します。
複数の敵や、強大な敵が現れるようになっても、多くの味方たちの援護があるし、
夏目も笑顔を多く見せるようになって、「今」をこれまで以上に楽しんでいるように見えました。

ちなみに、私は夏目が{netabare}瓶に閉じ込められる{/netabare}エピソードが一番印象に残っています。
(第6話・7話だったと記憶しています。)

作画や声優については3期までのレビューで書き尽くしてしまいました。
丁寧に描かれた絵や穏やかな色使いで観ていて癒されますし、
声を聞いていて違和感のあるキャラは居なくて、声優陣も悪い点はありません。

音楽について、
OP曲は 優しい中に、前期以上に元気が出るような雰囲気。
ED曲も前期と同様、心癒されるような曲調で、個人的には
夏目シリーズOP・ED計8曲の中でいちばん好きです。

OP曲: 今、このとき。
ED曲: たからもの


3期で残した伏線が多かったことから、その後
すぐに視聴するべきであることを分かっていたのですが…
この4期はDVDレンタルの競争率が凄まじく、
3か月以上も間が空いてしまいました。
(つまり、それだけ人気があるということだと思います。)
前期で残していた伏線をだいぶ忘れてしまっていたのが惜しい限りです。


3期までを楽しむことができた方であれば、
「ハズレ」の可能性は低い思います。

また、ここまで一通り観たら、1期から4期まで計52話の中から
1話をランダムで選んで視聴してみるのも面白いかもしれません。

投稿 : 2013/06/20
閲覧 : 253
サンキュー:

31

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