「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(OVA)」

総合得点
73.2
感想・評価
506
棚に入れた
2464
ランキング
1020
★★★★☆ 3.9 (506)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

アレックス・ディノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ソロモンの悪夢

【あらすじ】
宇宙世紀0083
一年戦争終結から3年後。連邦軍は再編制の一環としてアナハイム社との共同で「ガンダム開発計画」を実施。
オーストラリア大陸のトリントン基地にて最終テストを行っていたが、ジオン軍残党組織「デラーズ・フリート」のパイロット、かつて「ソロモンの悪夢」と呼ばれたエース「アナベル・ガトー」に核弾頭を搭載したガンダム試作2号機を強奪。

だが、脱出を図る2号機の前に、連邦軍新米テストパイロット、コウ・ウラキが乗り込んだガンダム試作1号機が立ちはだかる。しかし、ガンダム2号機は追撃を振り切り朝靄の彼方に消え去ってしまう。

今再び、ジオンが動き出す・・・。

【作品解説】
「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」の間の空白を埋める物語。
この作品における戦いが「Z」に登場する勢力の一つ、ティターンズ発足のきっかけとなっている。
近年の作品(平成ガンダムシリーズ以降)では当たり前の光景となっているが、当時としては斬新な「ガンダム対ガンダム」を描いている(これまでは精々「Z」におけるガンダムMK-II同士の僅かな戦闘程度しか無かった)。
企画当初のこの作品のテーマは「ガンダム対ガンダム」、「三角関係」、「コロニー落とし」であった。
「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」シリーズの遠いご先祖といえるかもしれない。

作品内容は「ガンダム」に続いて「主人公の所属する組織=正義の味方」という当時にありがちな描写からは程遠く、主人公コウ・ウラキが所属する地球連邦軍の腐敗振りが細かく描写されている。対して敵勢力に当たるデラーズ・フリートはアナベル・ガトーを初めとしてスペースノイド独立という信念のために生き、戦い、そして散っていくという武士道の様なものを感じさせる。そのため、「悪の地球連邦軍VS.正義のデラーズ・フリート」等と言われることも。また、上述のようにティターンズが発足されることを予感させ、コウやエイパー・シナプス(未登場)は軍事裁判にかけられている(コウは懲役1年で後に釈放、シナプスは紛争の全責任を押し付けられ死刑に)など、ハッピーエンドとは言いがたい内容となっている。なお、ニュータイプに関しては一切登場しない(台詞にすら出ない)。

メカニックは全体的に「機動戦士ガンダム」に登場した機体のリメイクが中心。ありあわせで作ったとされる機体も登場している。
また「ガンダム開発計画」に関わる機体群は全体的にオーパーツと呼べる程の(製作スタッフもそう述べている)とんでもない性能を持っており、後の時代との齟齬を生み出している。
特にフルバーニアンはカタログ上、第二世代の量産機(ジムIIなど)はおろかガンダムMK-IIどころではなく、第三世代のΖガンダムをも超えるスペックを持っている。
またデンドロビウムなど明らかに遥か未来でも絶対的存在として君臨出来るだろう機体もある(この為デンドロビウムは「機体だけで見ればガンダム史上最強の機体」と言われている)。
後の時代との齟齬を解消する為か、(Zガンダムがガンダム開発計画の機体群より低スペックなのは)ガンダム開発計画の凍結及び破棄により技術が殆ど失われているという設定が存在するが、これにも矛盾点が存在したりする。

(感想)
やっぱこれはコウとガトーがすごい!!ガトーなんて核を打ったときの迫力すばらしかった!!これで人気集めたのもあるし、コウは成長がすごいしそのあたりはよかった!ただ最終のニナのあれがなかったら完璧だったかな!!でもコウとガトーの組み合わせ最高だったな!!

投稿 : 2013/03/29
閲覧 : 336
サンキュー:

5

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