「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ(アニメ映画)」

総合得点
73.8
感想・評価
81
棚に入れた
436
ランキング
962
★★★★☆ 4.0 (81)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いつものソードアート・オンライン その2

2021年公開の劇場版・ソードアート・オンライン プログレッシブシリーズの第2弾で続編。
原作小説は2024年現在、8巻まで刊行されていますが未完結です。
劇場版の本作も区切りはついていますがストーリー的に解決はしておらず、戦いはまだまだ続くような終わり方になっています。

プログレッシブシリーズは本編であるソードアート・オンラインの最初の話、アインクラッド編のリブートです。
ソードアート・オンライン本編を視聴していた方が楽しめるところはあるのですが、前作、『星なき夜のアリア』では、本編の裏の物語と本編からの変更があり、本作『冥き夕闇のスケルツォ』は、本編では語られなかった部分のストーリーです。
そのため、本編未視聴で、プログレッシプからの視聴でも問題はないですが、本作は劇場版2作目となるため、さすがに前作の視聴は必須ですね。
『星なき夜のアリア』で、舞台設定、状況の説明や主要キャラクターの登場があり、本作ではアインクラッドの第5層攻略に焦点があてられた内容です。
また、ソードアート・オンライン自体とてもSF色が強い作品なので、個人的には本編と異なる"プログレッシプ"という物語自体に謎を感じます。
多元宇宙くらい普通にやりそうなので、プログレッシブから入った方も本編の方も見ることをおすすめです。

ストーリーは非情にシンプルです。
アインクラッドに閉じ込められ1ヶ月が過ぎ、キリトとアスナはコンビを組んで旅を続けていた。
一方で、攻略組には、アインクラッド解放隊とドラゴンナイツ・ブリゲードという大きな2つの派閥があり、キリト、アスナと、その2つの派閥が協力することで、なんとか第4層のボスを攻略することに成功する。
だが、この2つの派閥は反目しており、一触即発な雰囲気にあった。
そんな折、遺跡の奥深くでキリトとアスナは、偶然に不穏な謀略を耳にすることになる、というストーリーです。
前作と違い、特にアスナ目線で語られるということもなく、シンプルに前作の続きで、第5層攻略時の出来事をえがいた内容です。
新キャラもほぼなしで、彼女ありのキリトくんを中心にハーレムを作るわけにもいかないためか、男性向けサービスシーンも少ないです。
一応、前作でも少しだけ登場したアルゴがメインキャラとして活躍しますが、特にキリトに迫るシーンもなく、そういう意味でのドキドキは皆無ですね。

バトルシーンはかなり迫力ありました。
5層のボス戦が絶望的な強さを持っていることは感じられ、それに刃を向ける文字通り命を賭したプレイヤーたちの戦いが凄まじいです。
サービスシーンは乏しいですが、作品としておもしろく、見てよかったと思います。
続編公開の情報は今のところ無いですが、もしやるのであればぜひみたいですね。

投稿 : 2024/05/04
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サンキュー:

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