「機動戦士ガンダム F91(アニメ映画)」

総合得点
72.1
感想・評価
462
棚に入れた
2544
ランキング
1175
★★★★☆ 3.8 (462)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7

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ネタバレ

フェイルン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続編を求む

2023/12/24 BS12の日曜アニメ劇場で久々に観た。

初見は1991年3月16日公開。当時の自分はまだ中学3年生卒業式が終わった頃だっただろうか、映画館へ観に行った。
当時はテレビ版の「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」は観ていた。

「新時代のガンダム」として企画された作品であり、テレビシリーズ用の構想の序盤1クール分にあたるストーリーを劇場用完全新作として映像化したものだったので初見だとかなり駆け足なストーリー展開に感じるかもしれない。

「機動戦士ガンダムF91」は、既にアムロ・レイやシャア・アズナブルはもう死んでいなくなった時代の宇宙世紀123年。「閃光のハサウェイ」よりも更に後の時代だ。令和の時代からF91を観ると、UCあたりのMSの進化とF91の性能差あたりの整合性がサイズなどの軽量化による機動性しか思いつかないのがやや厳しい。もし機動性があっても、そもそも強化人間で無い肉体が耐えられるのかといった事も考えられる。まあ、そもそもUC他は後付け設定なのでそちらがやり過ぎてバランスが悪くなった感もある。

「機械なんて使う人次第なのよ」(モニカ)

『逆襲のシャア』ではニュータイプ論がテーマだったが、EDのF91と鉄仮面が合わさるところといい、本作は「人と機械」、「親と子」の物語だった。

好きなキャラクターはヒロインのセシリー・フェアチャイルド(ベラ・ロナ)。アイドルとして戦争の道具にも持ち上げられる程の美人で好感度も良かった。

森口博子の名曲をBGMにしてのラストもガンダム至上最も好きな終わり方だ。

森口博子が紅白で歌った「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」をBGM事態も好きだ。森口博子自体もこの曲で芸能人を止めずに済んだというエピソードがある。

本作の続きはTVで放送する予定もあったようだが様々な要因が重なったようで、30年以上経った今でも続編はない。

今でも、ガンダムF91を観ると、当時のワクワクと感動を思い出す。いつか、続編やリメイクが実現することを願っている。

因みに、ビギナ・ギナはプラモデルを買って組み立てたくらいにデザインが好きだ。

映像化はされていないが、コミック媒体で「機動戦士クロスボーン・ガンダム」というF91より10年後の話を読める。

投稿 : 2023/12/24
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