「魔女の旅々(TVアニメ動画)」

総合得点
79.4
感想・評価
721
棚に入れた
2594
ランキング
496
★★★★☆ 3.7 (721)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

THE JOURNEY OF ELAINA

この作品の原作は未読ですが、本渡さんが主人公を演じると知り視聴を決めた作品です。
視聴を始めて、主人公であるイレイナ役が本渡さんでホント良かったと思いました。
キャラと声質がピッタリでしたから…

この作品はキャラデザが綺麗なのも特徴だと思います。
特にイレイナのキャラデザには気合が入っていると思いました。
なので、フリューからイレイナの1/7スケールフィギュアが発売されるのですが、この出来映えがまた格別なんですよね。
鞄などの造形も丁寧なのですが、フィギュアの命は顔と言っても過言では無いと思っています。
このイレイナの笑顔がまた抜群なんですよね…
まだ予約受付期間中なので、ポチるかどうか絶賛悩み中です…

思いきり話が逸れてしまいました。


あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。
若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。

幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、
流されるように気ままな長い旅を続けています。

この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、
誰かの美しい日常に触れながら、
彼女は旅人として、これといった目的もなく、
色々な国や人との出逢いを繰り返します。
そして同じ数だけの——

「構わないでください。私、旅人なものですから。
先を急がなければならないのです」
そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

最初は、キノの旅に作風が似ていると思っていました。
気のままに様々な国を渡り歩いて、色んな人々、文化やしきたりに触れ合う点など共通する部分があったので…
ですが、そう思っていたのも序盤まででした。

私が感じた一番の違いは、イレイナは傍観者では無い、ということです。
キノは傍観者に徹していましたが、イレイナは常に渦中の人でしたから…
事件がイレイナを放っておかないのか、イレイナが手を出さずにはいられない性格だからなのか…
お金を稼ぎながらの旅でしたから、誰かと関わらずにはいられなかったんですけどね。
個人的にはイレイナのキレッキレの魔法が大好きでしたけれど。

物語は基本的に1話完結型で、時折1話で2つの物語が紡がれることもありました。
特に印象に残っているのは、第1話の「魔女見習いイレイナ」、第9話の「遡る嘆き」と第12話の「ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語」の3つです。
第1話は魔女見習いから魔女に昇格し彼女の旅が始まるまでを描いた彼女の原点となる物語です。
第9話は少し寂しい物語…魔女は代償を払って魔法を行使することができるのですが、代償を支払ってまで行使する魔法だったのかが正直今でも分からないです。
そして第12話は物語の内容は割愛しますが、登場人物が本渡さんたった一人なんです。
エンドテロップ…ある意味壮観でしたよ。

気になるのは物語の幕の引き方です。
アムネシア…最終話の最後に少しだけ登場したキャラは、いずれイレイナと一緒に旅をする人なんだとか…
という紹介だけで物語が終わってしまうんです。
これは気になりますよね。
気にならない訳ありませんよね。
これは続編を期待して良いということなんでしょうか。
本渡さん演じるイレイナの魅力が詰まった物語…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、麗奈ちゃんの「リテラチュア」
エンディングテーマは、ChouChoさんの「灰色のサーガ」
ChouChoさんの曲は、メチャクチャ格好良かったと思います。

1クール全12話の物語でした。
イレイナの魅力をしっかり満喫させて貰いましたが、アムネシアが気になります。
記憶の新しいうちに続きが見たいと思うのは贅沢なのでしょうか…
新しい情報を期待して待っていたいと思います。

投稿 : 2020/12/19
閲覧 : 223
サンキュー:

29

魔女の旅々のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
魔女の旅々のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Ka-ZZ(★)が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ