「アクションヒロイン チアフルーツ(TVアニメ動画)」

総合得点
68.3
感想・評価
204
棚に入れた
720
ランキング
2097
★★★★☆ 3.5 (204)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

忘れ物を取りに来た

6話までの感想
何気に面白くて困る。
{netabare}ちょくちょくパロディを入れてくるけど、カミダイオーが“超変身コスプレイヤー”のパロに思えて…というより、最初の頃はコスプレイヤー(を含む変身三部作)の続編か?とさえ思ってました。
内容はそっち系だよね?実在しない創作上のヒーローを演じる舞台裏の話、みたいな。
ただ、そうであるなら2話のヒカリアンが一体何なのか気になる。
幻覚だったのか?
ってかね、スタッフさんざんパロやっておきながら3話で権利者から警告受ける内容は笑った。
自虐的というか「そういうあんたケモミミンは大丈夫なん?」とツッコミたくなってしまう、いい意味で(もしけもフレがウケてなかったらあのシーンはどんな絵を入れる予定だったんだろ?)。
もうこの勢いでチュパカブラと戦っちゃってもいいんじゃない?と思ってしまったり。
主題歌どうする?の話も「そこにアイマスのキャラがいるじゃろ?」と突っ込みたくなる、いい意味でね。{/netabare}

6話感想
{netabare}あれ、危険物取扱免許って年齢制限どうだったっけ?って疑問は置いといて…
テストで使った火薬や重機はピンクの自腹なんだろうか?
やっべ、今後ショーでもそっち関係の予算ロハでできるのなら役者の人材よりもずっとデカい気が?
特にクレーン動かす人…現場監督だかグラサンの人、あれタダで動かせるとしたらその恩恵は計り知れない。
それこそ癒着疑われるぞw
と、今回であるなら「癒着」について、「突っ込みポイントはここ」と予め提示しておいてあるのは非情に丁寧な作りという印象を持つ。
単に「パロさえやってればいいんでしょ?」ってノリになるのが懸念事項だったが、その心配はしなくて大丈夫かな?
と言いつつ今回パロは松鶴家千とせくらいしか分からんかったけど。{/netabare}

7話感想
{netabare}単線で対向車両が駅に着くことでそろそろ出発の時刻が迫ってるぞと示す表現…渋っ!
こういう表現って他作品でも気付かないだけで結構やってるものなのかね?
咲いてる花で季節の流れを表現ってのなら見逃さないんだけど、運よく気付けるとシビれちゃいまいます。
電車詳しくないのだけど鉄ヲタがスタッフに居る?
本編は小鳥もといイエローの当番回、脚本が行き詰まりでんがらがる話。
気晴らしに海に行こうとなって…ピンクの実家の保養所…費用タダ…やっべぇ、先週に引き続き癒着の疑いがw
前回の感想でも書いたけど、やっぱり火薬代とかピンクの自腹なんじゃないか?
ちゃんと請求しとこう。
今回ノリとしては幼稚園の送迎バス襲撃みたいな感じだろうか。
児童を思いやる気持ちがそのまま観客を思いやる気持ちにシフトしてスランプ脱却、と。
レクリエイター以上に物作りに真摯に向き合ってる気がするのは気のせいか?{/netabare}

8話感想
{netabare}今回はいつにも増してパロが多かった気が…自分にはジェットマンとキョーダインとレオくらいしかワカランかったけど。
そしてまさかのネタ被り問題w
たまたま自分もここ(アニコレ)で某作品についてネタ被りの指摘(悪いとは言ってない)をしたばかりだったので驚いた。
先にやったモン勝ちなのねぇ~、ご当地ヒロインもなかなか厳しいのう。
ところで以前「変身三部作みたい」と書いたけどやっぱりスタッフ被ってるっぽい、荒川稔久って方…ああ、通りで。
するってーと…ジェットマンネタ(妄想内のカプセルからワイヤーで飛び出すシーン)なんてマジモンの現場ネタ?
チアフルーツの商品展開…キャラソン…陽気なアコちゃんの再来、あり得る!?
でもっててるてる坊主作りまくるシーンでは「まさか…アレが出るんじゃないだろうなぁ」と思ってたノーバが出てきて、分かっちゃいたけど「ひぃ」と悲鳴が。
円盤生物だけは…円盤生物だけはああ。
で、もしかして“アルティメットガール”も混ざってる?と思ったのだけどこっちには荒川稔久は関わってないみたい。
う~ん、なんか雰囲気的に変身三部作+アルティメットガールでMOEの逆襲っぽく思えるのだけど、考え過ぎか?

そして最後、おいそれは隣町に話通しておかないとヤバいんちゃうか?と思ってたらしっかり菓子折り持って断りを入れ、さすがと唸らせる締め。
御前様プロテュース力しっかりしとるやん…親から試されてるような描写がされてるけど、某作品より実力主義が描かれてるような気がするのは気のせいか?{/netabare}

最後まで見ての感想{netabare}
見終わってかなり時間経ってしまったけど今更ながら〆の感想。
↑で何度も指摘してるけど“変身3部作”を髣髴とさせる。
というより変身3部作自体が荒川稔久が強く関わってる作品で、当時アイデア出しで箇条書き起こして、そこで「この作風には合わないな」とボツになったネタ(つまらないワケではない)をこっちで起用したように感じる。
言い換えると変身3部作で晴らせなかったネタをこっちで発露した、みたいな…忘れ物を取りに帰ってきたみたいな印象。
ということでこの作品を見て面白いと感じた方は変身3部作も見て欲しいトコロ…ちとお色気強いけど。

でもってこの作品単体での感想だけど、後半ネタが尽きたのかなぁ?
御前の悩み振り切れたか?と思ったらまた悩みだし、結局最後まで御前の悩みを引っ張っちゃって、ちとクドかった。
荒川稔久がどこまで撮影現場を見てるか知らんが(多分スゲー詳しいんだろうなぁ)、この内容だったら長谷川勝己(マップスの長谷川裕一の弟、スーツアクターもやってる脚本家、キャラに暗い過去背負わせるのが得意)にゲスト脚本やって欲しかった…どんな内容になっただろう。
もしくはそれこそ井上敏樹を…ってさすがに無茶か。

追記
あにこれで「変身三部作」で検索かけても引っかからなかったので追記。
“ラブラブ”と“ヒットをねらえ!”と“超変身コスプレイヤー”の3作品の総称。
ひとつの架空の特撮番組に対し、原作者視点をラブラブ、プロデューサー視点をヒットを狙え、作中作をコスプレイヤーとした、3本でひとつの作品。
って結局wiki見てもらったほうが早い予感。
プロデューサーに芦田豊雄の名前がクレジットされてるが、これはスタジオライブの社長として載せただけで作成には関与してないらしい。
内容は{netabare}かなり後半まで作者の勘違いを引っ張るだけで{/netabare}…あれ?御前のジンクス引っ張りと似てるかも知れん、こんなところまでもか。{/netabare}

投稿 : 2018/10/17
閲覧 : 392
サンキュー:

7

アクションヒロイン チアフルーツのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
アクションヒロイン チアフルーツのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

pisterが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ