2023年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 81

あにこれの全ユーザーが2023年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の2023年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

61.9 51 2023年夏(7月~9月)アニメランキング51位
幼女社長R(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (14)
50人が棚に入れました
まだまだ定時まで遊ぶわよ!5歳児で会社の社長?!を務める六科なじむたちが前作を上回るギャグ満載で帰ってきた!!むじなカンパニーの社長「六科なじむ」は元々大人だったわけでも、天才的な頭脳を持つわけでもない、ごく普通の5歳児!ごうこん?けいやくしょ?せったいごるふ?大人にとっては当たり前でも、彼女にとってはすべてが新鮮!甘すぎる敏腕秘書に、国籍不明の事務員、ツッコミ役の社員を引き連れ、今日も社長は世間の荒波に突っ込んでいく!?
原作は藤井おでこが描く株式会社KADOKAWAより現在3巻まで刊行中のコミックス「幼女社長」。

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5歳の少女が社長のヘンテコリンな会社のお話。

原作未読 全13話 1話5分枠のショートアニメ 1期13話視聴済み

タイトル通りで、社長も社員も個性的な会社のお話です。

はっきり言って内容がめちゃくちゃです。

全然仕事していませんw

箸休めにどうぞ〜

OPは会社の社長と従業員である 六科なじむ(日高里菜) & 割戸真友(金元寿子) & 軽井沢ユキ(上坂すみれ) & 出稼ぎガルシア(金子彩花)さんが歌っています。

EDは社長の六科なじむ役の日高里菜さんが歌っています。

最後に、こんな会社には勤めたくありませんねw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

貴重なミニアニメ

こういう作品、とっても貴重だ。
低予算なんだろうけど、大変面白い。
とにかく余分な物がなく、(1話が正味2分弱ではそんな時間もないが)
ギャグ1つで終わりという展開。
だが、だからこそ面白いのでは。
こういうシンプルな作りっていいと思うんだよね。
加えて、エンディングが最高。

そして最終回はなんと10分?!の大作。
めちゃくちゃ面白かった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

四コマ漫画を見ているようなアニメ

ハチャメチャな会社と主人公でワイワイしてるギャグアニメ。
音楽覗いたら数分しかなくバーッと見れた。
この尺のアニメの中では面白い方な気はする。

EDが少し中毒性あり。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

61.6 52 2023年夏(7月~9月)アニメランキング52位
夫婦交歓~戻れない夜~(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (21)
62人が棚に入れました
「奥さんに内緒で…シちゃう?」 礼司は、妻と親友夫婦とともに、3泊4日で旅館を訪れていた。妻との子作りが目的だったのに、酔った人妻に部屋から連れ出され…。しかも貞淑なはずの妻は、障子の向こうで、親友に…。 夫婦で眠るはずだった布団で、別の相手と寄り添う4人。 禁断の「夫婦交歓旅行」に溺れ――果たして彼らは、「夫婦の形」を取り戻せるのか。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありきたりですが、女性視点の不倫の心理にリアリティがあります。

 18禁サイトではないので、言葉は濁して行きます。

 夫婦交換ものでありますが、真面目夫婦と少しDQ気味な夫婦なので、真面目夫婦鈴木夫妻の夫の玲司視点での寝取られものか、妻のかなで視点の不倫ものという感じです。

 この作品、作画とか心の移り変わりが妙に生々しいです。お互いの妻が少々夜の生活に不満があって旅行をきっかけに一度夫婦交換をしてみようという感じで始まりますが、快楽に溺れて行く「かなで」の内面の動きが心理あるいは生理として説得力があります。

 恋愛感情は4年しか持たないとか、一緒に子育てをしたい男と子作りをしたい男は女はズレているとか、不倫の快感が強いのはなぜか?という不倫のメカニズムに沿っていてリアリティがあります。

 遺伝子戦略、本能や生殖器の進化の戦略に関しての本が沢山あるので参照すると面白いかと思います。
 本作原作者がどこまでどこまで取材されているかわからないですが、夫婦交換と言うテーマをエロ方面からのリアリティを追及した結果このストーリーに行き着いたなら大したものだと思います。

 これ以上は、健全なこのサイトでは書きづらいのでこの辺で。

 作画がかなりエロいのでオンエア版でも結構なレベルでした。まあ、円盤は買わないとは思いますが、ありきたりですがリアリティがあるので、話の行方が気になるストーリーではあります。単行本かあ…電子書籍はこういう時に便利かもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

この手の作品ではありがちなシチュエーションかなと

今回の僧侶枠は夫婦二組がそれぞれ交換するという感じで、この手の作品ではまあありがちなシチュエーションだったかなと。

回を進めるごとに四人それぞれの関係が掘り下げられていったりと興味深いものがありました。完全版でないと濡れ場シーンはカットされるのですが、結構際どいシーンもありましたね。

声優陣は知らない人ばかりでしたが、冒頭の眼鏡の男の人の演技が微妙でしたが、それを除けば水準程度には達していたかな。特に女性陣はなかなか頑張っていたんじゃないかなと。

ただ、ストーリー的には普通ですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エロ漫画でよく見た内容ですね

まあ、いつものこれ系は1話だけ見てちょっとクスっと笑えて、それで視聴終了、という楽しみ方をしています。今回もそれで良いですね。

ま、この手のエロ漫画は別に嫌いではないです。
普通に読みます。
…ただ、短編で十分ですね。1クールかけてわざわざ見たいかと言われるとって感じですかね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

61.2 53 2023年夏(7月~9月)アニメランキング53位
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (122)
253人が棚に入れました
みんなが知ってるあの子の、みんなが知らない物語――。 海と山に囲まれた風光明媚な港町 "ヌマヅ"。幼い頃から周囲になじめなかった少女ヨハネは、街の皆と距離をとって暮らしていた。 私のやりたいこと、私の本当の居場所、それは――。 素直になれない少女と歩む、あなたの知ってる不思議な世界。 『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』 いま現れた、もうひとつの太陽。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

異世界ヌマヅで思い出す当たり前の人間の温かみ

『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台・沼津市に類似した異世界の“ヌマヅ”にて、
“トカイ”での歌手挑戦の夢が破れてヌマヅに帰ってきたヨハネを主役に据えたスピンオフアニメ(※重要・善子ではないw)
コミック版『~ -Unpolarized Reflexion-』を「LoveLive!Days」にて何話か読んで雰囲気は把握済。


【物語 3.5点】
冒頭から脱線しますが、本作放送を控えた今年6月初め、
サービスエリアにてバス運転手が停車中の運転席にてカレーを食べているという難癖クレームが入る
という個人的にショッキングなニュースが目に入りました。

その後、この一件がSNS炎上ネタとなる中で、
看護師も白衣着けてコンビニで買い物しようものならたちまちクレームを食らう
といった職業人に敬意を払うことすらも忘れたギスギスした日本社会の病理が可視化。

人間社会は持ちつ持たれつの関係で成り立っているはずなのに、
高度に分業化し発達した現代社会においては、そんな当たり前のことすら見えなくなるのか。
私は暗澹たる気持ちになりました。


で、本作。
物語は本編同様ぼっちな主人公・ヨハネが、
かつての同級生たちが社会人としてヌマヅにて自分たちの能力ややりたい事を生かして地域社会に貢献している姿に刺激を受け、
ヨハネ自身も占い師(実質・なんでも屋w)としてヌマヅに関わる中で、
針路を見出していく自分探しストーリー。

正直、物語自体は言語化に困るとすぐに音楽でお茶を濁す。
ヨハネが探し切れなかった自分も歌って先送りする感じの凡庸な出来。
ですが、こんなメンタルだった私にとって、励まされる内容も多いスピンオフした。

{netabare} 犬のライラプス失踪!やヨハネプロデビュー!?{/netabare} など噂も高速で尾ひれが付いて広がる、
ヌマヅの狭いコミュニティー内においては、
ヨハネがヌマヅに何かをすれば、その夏のうちにヨハネの背中を押す人々の声援となって帰ってくる。
社会の中の自分をダイレクトに実感できるヌマヅの街は、
ヨハネの再生だけでなく、すり減った私の再生にも有効でした。

序盤、ヨハネが、ハナマルが猪獣シシノシンの屋台でお菓子売るのに付き合う件。
{netabare} ヨハネが、こんなに売ってたったこれだけ!?と思わず口に出し2人がモヤモヤ{/netabare} してしまうシーン。
そのわだかまりを乗り越える過程から既に、
今だけ金だけ自分だけの現代社会の亡者に毒された心身が回復する手応えがありました。


【作画 3.5点】
アニメーション制作は本編と同じくサンライズ。

レンガ作りのメルヘンチックな街並み、異世界文字などでファンタジームードを演出。
作画カロリー自体は平凡。
ですがMVでは『ラブライブ!』シリーズらしくCGも交えて異様に力の入った映像。

人物の表情描写も本編同様豊かで賑やかですが、
本作では自分の気持ちと向き合う憂いの表情が目立った印象。
個人的に一番惹かれたのがヨハネを見守る狼獣・ライラプスの意味深な無表情。


ヌマヅの動物を中心にした異変と、ヨハネが有する魔法との関わりもシナリオの主軸となるとあって、
暴走生物とのバトル要素もあり。
特に{netabare} 執行長官ダイヤ{/netabare} が変身ヒーローみたいな赤い機甲スーツを身にまといバイクにまたがり、日本刀武器を振り回すアクションシーンからは、
『ラブライブ!』史上最もサンライズ魂を感じましたw


【キャラ 4.0点】
Aqoursのメンバーが下の名前がカタカナになり本編の設定・人物像も残しつつも、
社会人キャラとして“キャラ変”され登場する本作。

本編・生徒会長だったダイヤがヌマヅ執行長官となったのは順当として、
本編で、大型犬に追いかけ回されていたリコが動物学者として来訪する“反転”があったり
(リコがしいたけを手懐けたシーンは衝撃的w)
ルビィが妖精化するなど、大幅な設定変更もあり。

中でもマリは角で心の声を捉える異能を持った魔王として、
魔物が棲む“ワーシマ島”に引き籠もり、淡島のロケーションごと大胆に改変。
マリが心を開くエピソードも人々の目をネガティブに捉えがちなヨハネや私にとっても良薬となりました。


Aqoursメンバー以上に重要キャラだったのが幼少からヨハネと共に過ごして来た
喋る狼獣・ライラプス。
(※核心的ネタバレ){netabare} 友だちを作るのが苦手だったヨハネが、一人前になるまでの間、
親友代わりが欲しいという願望の具現化がライラプスの人語であり、ヨハネの魔法の発端であった。
ヨハネが人との関わり方を覚えて巣立つ時がライラプスが狼に戻る時。{/netabare}
予想された展開ではありましたが、胸を打たれる物がありました。


【声優 4.0点】
異世界のキャラ変にも好対応したAqoursの声優陣。
本編でもまだ技術も未熟な中、カオスなネタシーンという無茶振り千本ノックを浴びて来たかつての新人たちが、
いつの間にか立派に成長されたのだなと感慨を覚えながら見ていました。

個人的MVPはライラプス役の日笠 陽子さん。
時に皮肉めいた声色で、“充電中”とだらけるヨハネを叱咤したり、
自分の役割への自覚も含んだ厳しい口調でヨハネを突き放してみたり。
良き相棒として、ヨハネの自分探しを拡張する名コンビを好演。

そんな中、動物声優・麦穂 あんなさんは異世界でもチカの旅館で飼われる大型犬しいたけだけでなく、豚獣サクラもカバーし、貫禄を示す。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は本編と同じく加藤 達也氏。
本スピンオフではメルヘンな世界観に合わせてパイプをアレンジするなど優しい音色が目立つ。

アニメシリーズ史上初めて『ラブライブ!』の冠が外れた本作。
ですが挿入歌がほぼ毎回投入され、本編に匹敵する楽曲群を形成。
悪くはないのですが、如何に歌の力がシナリオの鍵とはいえ、
スクールアイドルが登場するわけでもないのに、ちょっと押し過ぎかもとは思いました。

それよりも私の心に妙に残っているのは意外と、
作中子供たちが、たこ焼きを売るために歌っていた販促?ソングだったり。
楽しげに物を売る描写に商売の原点を感じました。


主題歌はAqoursが担当。

OP「幻日ミステリウム」はシンセのエッジを効かせて神秘的な雰囲気を醸す、
ヨハネセンター曲の系譜を継承したナンバー。

ED「キミノタメボクノタメ」はONE FOR ALL,ALL FOR ONEというヌマヅの世界観を直球で歌ったナンバーで、今日も優しく締めくくる。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

結局なんだったのだろうか?新規には終始意味不明でした。

 最終話(13話)まで観ました。2023.09.25

 ヌマヅに危機が迫る中、ライラプスが魔法の杖を探して溺れたけどすぐに復活したり、魔法が解けてさよならライラプスになったけど、別にデカいイッヌなのは変わらなかったりしながら話数を浪費して最終回!

 ヨハネはヌマヅの女子達と女子会やったり祭りに参加したり、宴会やったりして絆を深めます。

 キャバクラ行ってないだけで、昭和のおじさん達が仲良くなるルートなんですが、田舎者とはいえ、こんなんで良いのかな?

 そして、皆で結集して歌を唄ったらヌマヅは救われました!良かったねぇ〜。

 最後のライブはかなり気合が入っていますが、私、ラブライブファンではない新規なので、別に他のキャラに思い入れも無いため、ポカ~んです。なんで妖精デカくなってるの?

 結局、魔法が解けたライラプスも嫌味と小言を言わなくなっただけですし、単体アニメの面白さとしては、評価不能です。

 まぁ、ファンが喜んでいるなら、良いんじゃないでしょうか。一般受けとかどうでもいい感じです。新規お断り!
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 8話まで観ました。2023.08.21

 7話で女子会、8話はお祭りでステージとかやるよ!ヨハネが友達になった女子達と頑張ります!
  
 なんですが…、あんまり盛り上がらないというか…。ヨハネは色々とトラブルに見舞われますが、過労で倒れたり、杖を無くして歌が唱えないとか…、大したこと無いトラブルが起こってすぐに解決する展開を繰り返します。

 本家を観てないのでキャラに思い入れが無く、浅いエピソードを観せられても、( ゚д゚)ハァ?でございます。

 いつか面白くなるのではと思っているんですが、一向に上向かないです。

 ライラプスが実はヨハネ以外と話せない的な伏線が展開してますが、何を今更…。

 虎くらいある犬?を受け入れている世界ですよ?話そうが話せまいが、気にする様な連中じゃあないですね。

 今の所、全てのエピソードが浅いので、何の感情もなく視聴しております。

 原作ファンは面白いと感じているのかな?何か釈然としない感じです。
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 6話まで観ました。2023.08.08

 4話以降、キャラクター紹介話ばかりです。人見知りのヨハネが何故か陰キャ達を仲間にしていきます。

 仲間になるのは、どいつもこいつも自意識過剰の変人ですが、ヌマヅの町人共も異形の変人ばかりなので、視聴者には差が良く分かりません。

 あっさい悩みがあっさり解決して、お歌を唄って友情じゃぁ〜!って、一体何を見せられているんでしょうか?

 しゃべるイッヌのライラプスや妖精さんがいるようなヌマヅで、コイツら何をしたいんでしょう?

 ちょっとついて行けなくなりつつありますが、作画は良いので、まだ付き合ってもいいかもです。

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 3話まで観ました。2023.07.18

 ヨハネがなぜか森で闇落ちした鹿に襲われていたら、戦隊ヒーロー的な奴らが助けにきたよ!

 まぁ…、悪いとは言いませんが、良いとも言えないヒーロー達が大活躍します。コレは、ダサいのか格好良いのか…?ハチャメチャです。

 ちょっと他のレビューアー様の意見も聞いてみたいところです。コレはスベっているんじゃ?

 ヨハネも謎パワーでヒーロー達をサポートします。何この謎現象?そしてヌマヅの危機は救われました!

 からのBパートで新キャラ登場!コレがまた謎キャラで情報を全く持っていないという…。この尺、要らなくね?

 考察とかそういう次元じゃ無く展開が意味不明です。作画は良いので、何となく観られますが、なにコレ?が先行する3話でした。
 
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 2話 まで観ました。2023.07.12

 ヨハネは、仕事をしてお金を稼ごうとしますが、中々苦戦します。でも、労働の喜びに目覚めて…的な2話でした。

 2話まで観ても、ヨハネがヌマヅを嫌がる理由が良く分かりません。

 家族のことも不明で、犬のライラプスは家族で相棒とのことですが、普段何をしてるんでしょう?ヨハネ家のペットなのかな?

 ヨハネママ達は不在なのですが、ライラプス用の自動給餌器とか家にあるの?食費とか貰って自分で買い物しているのかな?それともどこかで仕事してる?非常に珍しい動物らしいですが…生態が謎です。

 ヨハネは、接客業や小売業を異様に嫌がる人見知りです。でも、仕事は依頼されるので、地元での社会的信用はあるようです。

 元士族かなんかで、プライドが邪魔してるとか?出身階級のせいという描写はありませんでしたが…。実家も金持ちと言うわけでは無さそうです。

 何がしたいのか良く分からないヨハネが、働き者で友人のハナマルとギスったり、結構ストレスです。

 Cパートで、戦隊ヒーロー的なキャラが出てきますが、これから一体どうなるのか、今から心配です。
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 1話観てのレビューです。2023.07.04

 本家は未視聴です。存在は知っています。沼津推しのアイドルモノですね!

 ヌマヅで、あって沼津では無いんですね。ズラ〜何て沼津の方言ではありませんラ!

 主人公と犬の関係等、人物の相関関係がまだ良く分かりませんが、キャラクターもカワイイので、面白くなるかもしれません。

 ちょっとヨハネがイタイ子ですが、まぁ嫌味では無いので、良いのかもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

見事なまでの死体蹴り、おすすめ度★☆☆☆☆

どんなミライ願ってるんだろう?

「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式スピンオフ。異世界ファンタジー風のビジュアルから、おそらく大半の視聴者は「あぁ、きっとこのアニメは自分探しを題材にしたファンタジー作品なんだろうな」と予想するだろう。

しかし蓋を開けてみるとヨハネと愉快な仲間たちのほのぼの日常ストーリーやお仕事体験であり、ファンタジー要素の9割は形骸化していると言っても過言では無い。

このアニメは尺の大半をお仕事ドキュメンタリーと日常パートの適当なギャグで無駄遣いしており、中身のない自己啓発本並の薄い内容と自分語りを延々と聞かされる虚無っぷりで、見ている側は退屈しかしなくなる。

更に後半になると今まで受動的に仕事を見てたり歌ってたりしただけのヨハネがまたうじうじし出す展開にまた尺をとる。内容が絶望的に薄い上に話の進みも牛歩レベル。制作サイドが何を伝えたいのか、何をしたいのかがまったく伝わらないスカスカな中身になってしまっている。

キャラクターもサンシャインからマシになったキャラはいてもヨハネとライラプスのコンビに魅力を感じない。基本的に他キャラの印象も薄く、マシなのはハナマルくらい。

バトルシーンもどきもかっこよくは見せてるけど相手が凶暴化した鹿ばかりで絵面が映えない。ひたすら単調で、鹿と奈良県民に何か恨みでもあるのかと思わざるを得ない。

曲とライブシーンは安定して良かった。スパスタ2期で微妙微妙言われていたラブライブ挿入歌だが、今回はなかなかいいのが多かったと思う。

原典サンシャインよりマシになってるところも多々あるとはいえ、やはり作品としての完成度は低いと言わざるを得ない。動物愛護団体が見たら怒りそう(小並感)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

60.9 54 2023年夏(7月~9月)アニメランキング54位
夢見る男子は現実主義者(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (133)
404人が棚に入れました
同じクラスの美少女・夏川愛華に恋い焦がれる佐城渉は、彼女との両想いを夢見て、めげずにアプローチを続けていた。 しかし、ある日突然、夢は醒める。愛華と自分は釣り合わないという現実を見て、適切な距離を取ろうとする渉。一方の愛華はその態度に呆然。 「もしかして、私、嫌われたの……?」 “両片想い”のすれ違い青春ラブコメが開幕!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

追記 海外で見られるようになってアニメはおかしくなった?

 追記 4話で断念しましたが、点数3点はいくらなんでも…と思いますので、ストーリー、キャラはそれぞれ1.5まで落とします。調整で声優・音楽・作画も2にします。

 なんか海外に視聴されるようになって本数だけは作られるようになってから、B級といっては失礼ですけど2軍くらいのラインナップのアニメの作り方がメチャメチャになっている気がします。
 目の前の小銭のためのビジネスモデルが質の低下を招くのは、今の日本そのままです。結果として、本作(に加えて何作品かは)いくら何でもという水準になります。もうアニメ界も駄目かなあ…
 結局4話まで見たことでいくらかでも駄作に小銭が入ると思うと、今度から厳選する必要がありそうです。が、海外があるからもういいのか…アニメ…うーん…引き際かなあ…



1話 パラレルワールドもの…ではないんですよね??演出の意図が?

{netabare} 今期はあまり見るものも無さそうなので、無職と自動販売機以外はリアルタイムのレビューはしないつもりでした。
 が、本サイトにおいて、あまりにもキャッチーなレビュータイトルが本作についていますので、気になって仕方がありませんでした。

 で、見ました。なるほど、これはすごいです。そもそも、これってパラレルワールドもののSF…ではないんですよね?そうなら面白そうではあります。

 が、おそらくサッカーボールは演出なんでしょう……ですよね?例えばですが「氷菓」で千反田えるに絡めとられるホータローの内面表現としてファンタジーはありましたが、あれを取り違える人はそうは多くないでしょう。

 ですが、本作は正直初めの方は本気で、パラレルワールドものかどうか迷いました。地球はどういう意味なんでしょう?と言いますか今でもひょっとしたらという疑いが取れません。演出の妙なのか、単なる出来損ないの表現なのかが全くわかりませんでした。そこが後の実はSFでしたという伏線回収につながるかものすごく気になります。

 後、現実主義者…つまりリアリストとはなんぞや?というテーマのアニメですよね?いやだってハーレムものじゃない?モテてますよね?家にまで来させて…伊藤誠?という感じです。

 ヒロインの娘は実は悪い気がしないどころか、もともと好きなんだけど素直に表現してないってことでいいんでしょうか?告白を断ったのも、変なタイミングだからっていうオチですよね?となるとタイトルの「現実主義」が描けるとも思えません。

 現実主義者がヒロインを堕とす戦略を駆使するわけでもなさそうですけど…まあ、現実を見つめて考え直す話???となるとサッカーボールですがあれが結局わかりません。ショックがあるとパラレルワールドに移行する?神様か宇宙人からのメッセージ??

 素直に推理すると、現実主義の名のもと、脱力系の主人公が無自覚にハーレムを作るか、ヒロインと結局イチャイチャするだけの話の気もしますが…

 とまあ、話の趣旨が分からない。人間の心理がわからない。そしてジャンルすら意味不明でした。
 ジャンルが確定したら、多分切るとは思いますが、気になるのはものすごく気になります。パラレルワールドものでありますように。


 なお、キャラデザに全く…本当に全く個性がありません。これは過去の萌え絵のスタンプ化どころではなく、本当にある意味ものすごいです。
 他のアニメの中にポンとおかれると多分どの作品のキャラか言えないと思います。

 最近増えてきたキャラデザだとは思いますが…僕ヤバとかグイグイみたいな個性って大事ですよね。インソムニアも取り違える人はいないでしょう。スキローは…ある意味では個性である意味では型ですけど。平家物語とかユーレイデコとまではいいませんけどね。

 ABEMAなので見忘れたら有料ですから、見忘れない限り追うかもしれません。{/netabare}


2話 OPの冒頭でやはりサッカーボールが出てきましたね。

{netabare} OPというのは作品の顔です。そのOPの冒頭にいきなりサッカーボールの映像が出てきました。そう…つまり、まともなクリエータなら「サッカーボールは重大な役目を果たします」というメッセージを込めるはずです。
 単なる演出でない証拠に、サッカーボールが沢山のハートをなぎ倒して行きます。OPで数秒という尺を使うからには意味がない描写を入れるハズがありません。これは乙女心を踏みにじった主人公の闇墜ちを示しているのでしょう。その証拠に主人公は常に無表情です。
 しかもサッカーボールが複数でてきます。1話を「きっかけだけ」とするならOPで複数のサッカーボールの描写はあり得ません。複数というのが味噌で、つまり複数の世界線=パラレルワールドという表現でなくて何なのでしょう?
 学校がポリゴンなようなもので構成される演出に、屋上に顕現する2人。そう、これは現実世界ではないという伏線になっています。人物も幾何学的にデザイン化された部分がありバーチャル感を演出しています。

 そして、突然始まったハーレム生活。いきなりヒロインがデレ始めます。このデレ方は現実ではありえません。「ゼロ使」「とらドラ」などを思い出せばわかりますが本来ツンデレは、長い時間をかけてエピソードを重ねることで説得力をもって表現するからこそ意味性が生じる物語論でありキャラ造形です。いきなり1話目でヒロインが主人公に惚れるなど物語性の放棄以外の何物でもなく、そんなことはあり得ないはずです。

「腕章」もゼロ年代では既に「涼宮ハルヒ」で「団長」という腕章ギャグで相対化されたグッズで、非現実的です。「本好きの下剋上」の原作でも異世界における「図書委員」という日本語の腕章がローゼマインの滑稽さを表すグッズとして登場しています。つまり学校における腕章というのは既にギャグとなっています。それをなぜあえて出したか?

 さらに「風紀委員が取り締まる」という今時あり得ないステレオタイプです。それをいきなりぶち込んできました。ひょっとしたらタイムリープしたという仕掛けなのかとも思いました。
 ですがスマホが登場しているのでタイムリープには見えないので、なぜ腕章・風紀委員を出したか…現実主義といいながら妄想を繰り返す今の若年層に対して、ゼロ年代に戻って、ちゃんと恋愛しろという意味にも取れます。

 この作品は「現実主義」と謳いながらも、現実ではありえないという相対化が見事に行われています。問題は、題名と捩れている「非現実」をなぜ分かりやすく表現しているか。
 それは昨今の人間描写ができていない身近な美少女が脈絡なく惚れるラブコメや、現実逃避の異世界ものという分野を見事にメタ的に揶揄しているわけです。

 そこから導かれる帰結は、主人公は非現実が現実感を持つようなパラレルワールドにいるに違いありません。それなら1話のサッカーボールからの地球の演出に意味が出てきます。

 たしか「現実主義勇者の王国再建記」という作品でも、現実主義といいながら主人公がまったく現実主義に見えないという巧妙に仕組まれたギャグがありました。本作もそのオマージュで「サッカーボールによりパラレルワールドに移行した現実主義ハーレムギャグ」じゃないかと考察できます。

 ひょっとしたら今までのラブコメや異世界ものを相対化する伝説に残る作品になるかも…少し感心しました。

 そうか…だからDアニメでは有料なんですね。1話では「このレベルのアニメで有料?」と私も思いましたが、制作者側に名作になる勝算があるんでしょう。
 そういえば伝説の名作「異世界スマホ」の2期も有料でした。本作も異世界スマホに匹敵する名作になるんでしょう。{/netabare}

3話 何かの仕掛けがないとすると虚無すぎですけど…あるんですよね??

{netabare} すべてにおいて私の想像の上を行かれました。

 自分のアニメ読解力の無さを痛感させられます。男子の見分けがつきません。誰が何を話しているかさっぱりわかりませんでした。これはあとで実は〇〇と○○は同一人物でした、とか、入れ替わってました…みたいな仕掛けがあるんでしょうか?そう…有名な学園ホラーのように?
 
 そして、このアニメのアニメータの胆力に感心します。屋上の空と柵と2人の動かない登場人物だけで5分尺をやり切りました。この虚無感はなかなか他では見ないと思います。そして男2人が向き合って会話をするだけで2分つかってます。
 これだけで合計7分。その他の場面も止め絵のオンパレードです。動画枚数削減の限界に挑戦している感じです。
 他のアニメの動きが…と言っている方は、是非この作品を見ていただきたい。ありえないことですが「極主夫道」より動いていない気がします。

 あと、ちょっと気になったのが「冬服の防御力は90夏服は20」です。これって、平成中期くらいまでの発想な気がします。今の女子は夏服の時の防御力は結構高いですよ?今の感覚だと冬服は98、夏服でも70です。
 ということは時代を錯覚させるとか、パラレルワールドか何かでしょうか?

 それにしても、なんというか虚無です。虚無ですが、なぜか気になるアニメです。やっぱりどこかに何か仕掛けが無いと、いくら何でもこの虚無をアニメにはしないですよね?
 内容的にも、メタ的にも気になりすぎて、多分最後まで見てしまいそうです。

 視聴者に禅を提供しているのか、あるいはエンドレスエイト的な虚しさを演出しているんでしょうか? {/netabare}


4話 展開が理解できない。知的水準を試されている?ラブコメの体をなしてないラブコメという新ジャンル?

 アニメの構成として、この飛び飛び感は何かを試されているのか?と思ってましたが、先週と普通につながりましたね。

 話はわかるのですが、何をしたいのかが見えてきません。SFかと思いましたが、どうもそういう話にはならなそうです。何らかの仕掛けがある叙述トリックとか?まさか本当にラブコメ?

 いや、ですけど感情移入できるキャラもいないし、展開も急すぎてラブコメの体をなしていない気が…ちょっと、付いて行けなくなっています。一旦休もうかなあ…

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

低品質ですが味で言うなら珍味。妙な雰囲気が妙に癖になる。

1話感想 3.5 作画は悪いが内容は悪くないのでは…普通の男女の恋の駆け引きです。でも作画は残念

さて、ラノベ原作かと思っていたら、なろう小説だったようですね。
こういうのもあるのですね。明らかになろう系には当てはまらないと思います。

さて、内容は…
熱烈にヒロインにアプローチしていた主人公が、諦めて引くようにしたら逆にヒロインの方から…
という。まあ、実際にも無い話では無いですね。
押して駄目なら引いてみろ、というのは恋愛の駆け引きでは普通でしょう。
ガンガン来ていた人が来なくなったら逆に気になるというのはある話です。

あ、もちろん本気で嫌がっていなかった場合の話ですが。
本気で嫌がっていた場合は、ただホッとするだけでしょうから…
というか警察沙汰ですよ。
ストーカー犯罪も存在する昨今、放置してはいけません。

まあ、それでは話が終わってしまうので、ヒロインが主人公に好意を持っていたのは、まあ明白ですね。それはわかっていても、わかっていないフリをして楽しむものです。お約束です。
というわけで、要するに全然普通の内容ってことです。普通に恋愛の駆け引きものとして、楽しく見られそうでは。

しかし問題は…
何でしょうかね、作画は。
Studio五組は基本的には作画が良い印象でしたが、動画工房ほどではないですが近年は崩れることも多々ある印象です。
結城友奈など看板作はちゃんと気合を入れるようですが、本作の気の抜けっぷりはちょっとひどいですね。

でも、最低限絵柄的には可愛いので、まあヘタウマ的な感じで見れないことも無いですかね。
というわけで一応高優先順にに。本数次第では諦めます。

全話感想
うーん… いや、決して特に褒める感じではないです。
どう考えても客観的に言えば、何か変なテンポと雰囲気で… 純粋に面白いとかは到底言い難いです。

でも、この変なテンポと雰囲気が妙に癖になると言いますか…。
何でしょうね?
何となく肌にあったという感じなのでしょうか。

面白かったかといわれると「いや全然」となるのですが、じゃあ何で最後まで見たの? と言われると… いや本当に何ででしょう。

まあ… 一応絵は、下手で作画は悪いのですけれど、妙に可愛さのツボはついている感じで決して悪くは無かったですね。

で、話は… 一応なんとなくもどかしい感じは出ていたんじゃないでしょうか。
元々両片想いのもどかしい話を期待していて、あっさりくっつくでもなく何となくお互い思い合っているのに距離を取っている微妙なもどかしさが、ちゃんと存在していたわけで…。

つまり、クオリティはともかく期待したものはちゃんと出てきたわけです。
そのクオリティも最初に見た通りですし…。

重厚な冒険ファンタジーを期待していたらドッ白け、ということも多い中で、最初に期待したものがそのまま出てきたのだからまあ良いんじゃないですかね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

夢見る作者はアニメ被害者

スタジオ五組&横手美智子のベテランタッグが贈るラブコメ。のはず。
独特のカオス感と毎度毎度のブツ切り構成がクセになる。

いかにもコテコテなアニソン進行が素晴らしいOP。映像は手癖で作った手抜き感。
いかにもコテコテなキャラソンが大変よろしいED。無駄な聖地巡礼ウリがすごい。

1クールで上手くやるならガッツリ改変して夏川と圭をメインで他はバッサリカットするしかなかった気がする。きららのように4人の内輪劇ならともかく全キャラ消化不良になるのは必然。声優の演技だけはいいのだが劇伴すらもクソダサい。

適当なサブタイトルは多分スタッフがウケた(苦笑した)ワードでしょうか、スタッフが嫌々作ってるのが伝わる。序盤は削るセリフの取捨選択を完全に失敗してて話が飛んでるような違和感がすごい。ただ逆説的に会話の自然な空気感が生まれて脚本セリフを言わされてる感がない。リアルとは言わないが間の空いた会話だからこその高校当時のわちゃわちゃが蘇るノスタルジー感。

終盤まで夏川を魅力的に映さないのは真っ直ぐメインヒロインに向かわないじれったい作風だからこそのストレス管理策なのかもしれない。一ノ瀬や笹木などサブヒロインはゴリゴリなラノベキャラなのに、メインヒロインの夏川の説明描写は終盤までほぼないという思い切りが独特の視聴感を生んでいる。まあ雑とも言えるけど。

12
おすすめはしないがなんだかんだで楽しめたアニメ。
良くも悪くもラノベらしくないしアニメっぽくない。

原作では夏川視点もあるようですがアニメはメインヒロインの描写をギリギリ限界まで削るという独特の作り。それでも夏川は佐城にとっては本命であるという納得感はあり「なんでこっちにしないの?ご都合なの?」みたいな破綻はない点はある意味すごい。でもやはり本作のMVPは圭。あの子の存在でなんとかギリギリ成立してたと思う。

アニメ単体でいうならキャラ多すぎ問題でしかないので最低でも2クールは欲しいところ。ほとんどのキャラが顔見せ程度で終わってしまった。掘り下げガー(笑)。ラノベアニメは小説やコミカライズのCMという観点ならキャラ紹介動画としての役割は全うしたのかな。

ラノベ特有のアクの強さがないぶん見やすかったのだが、人気アニメと比較すると薄い軽い浅いという評になるしかないでしょう。掘り下げガー(笑)。高校生時代に佐城程度に満遍なく女子と会話したりお互いの家に行ったりどこかに遊びに行ったりしてた人なら、このじれったい感じに懐かしさを感じてほっこりすると思う。ラストの無理やり纏めたような締め方のCパートは要らんかった。最後までブツ切りENDで笑わせて欲しかった。

アニメの品質はゴミだと断言できるが作品自体は嫌いじゃない。
金出して小説や漫画読みたいとまではいかないが2期あれば見るってくらい。

最終話の1カット謎背景には笑った。EDのあまり?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

60.4 55 2023年夏(7月~9月)アニメランキング55位
うちの会社の小さい先輩の話(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (124)
372人が棚に入れました
キャラクター企業ではたらく、入社 1 年目の篠崎拓馬。まだまだ慣れない仕事の日々。それでも、彼のそばには「とんでもない癒やし」があった。 ──それは、入社 3 年目の“小さくてかわいい”先輩・片瀬詩織里。後輩想いな詩織里は、何かと篠崎を気にかけてくれている。仕事が順調にいけば褒めてくれる…。緊張するプレゼン前には励ましてくれる…。つらいデスクワークは肩もみで労ってくれる…。 自然と距離感近め、どこか天然な詩織里の振る舞いに、篠崎は毎日癒やされつつも意識しっぱなし。はたして彼女いない歴=年齢の篠崎はただの先輩後輩から関係を変えられるのか……? SNSで超人気、斎創先生のコミックが待望のアニメ化! この"お砂糖系オフィスラブコメ"は、ずーっと見守りたくなる!

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

真に受けないように・・・、もう一回言うよ、真に受け(ry

こんな会社はありませんw。
いや、断言はできないかぁ・・・?
こんな会社は、ほとんどありませんwww。


正直に言うと、最初の方からあざと過ぎて視聴をギブアップしようか迷いました。

いくら「紳士向け」と言っても、こんな風なキャラ出して、お胸を大きくしときゃ大丈夫だろ、的な安易なつくりは薄っぺら過ぎやしないでしょうか。


もっとも、私自身が小僧時代ならばどう感じたかは、今となっては解らないのですが。


片瀬さんは、まぁ、可愛らしく造形され、魅力的なキャラに仕上げよう、仕上げようとしているのは理解しますが、私にとってはあざと過ぎ。
変な言い方になりますが、これは「片瀬さん」に言っているのではなく、メタな方面に対してです。
もっとも、これは個人の感想なので、作っている人が私の意見を取り入れる筋合いもないのですがw。


篠崎くんは・・・、ま、振り回されている道化役ですので・・・。
ただ、これも個人の感想としては、振り回され役としてもパッとしなかった印象ですかねぇ。


途中、何度も視聴を中止して、他の何かを見ようかな、と迷いました。
いやぁ、マジで。
私的には、関心のないものは端からあまり手をつけることは無く、見たら最後まで観るのが筋だろタイプなので、結構頑張ってみましたかねぇ、今回は。


ちょっと、コミカルな感じになってきたのは、早川さんが動き始め、秋那主任がからみ始め、そして、篠崎(姉)の豊さんが登場してきたころからでしょうか。

特に早川さんと秋那さんの絡みがおもしろ楽しかったのと、篠崎(姉)の俊敏な暴走っぷりとやはり秋那さんとの連携でしょうか、面白かったです。

・・・あれ、この書き方だと秋那さんがMVPなのか・・・w。

ちょっと、ここら辺はなんとも言えませんが、外野の方が面白かったですねぇ。

似たような作品はいくつか視聴してきましたが、やはり、メインストリームのキャラ達にもう少し物語が無いとなぁ、って感じでした。
今作は少し、あざとシチュに重きを置き過ぎで、薄っぺらかったかもしれませんね。
ここは、私には合わなかったポイントかもしれません。
先達の作品たちが、比較的よくできていた、頑張っていたのを再確認しましたね。


なんとか、最後まで視聴はしましたが、クールのラストでそれですか。
ダメじゃないです、ダメじゃないですが・・・中学校モノに転生した方が良くないですかね。

個人的には最ラスで、ちゃんと自分が注目した3人が落してくれてセーフって感じでした。



合う合わないはあると思いますが、少し寛容な心が無いと厳しい作品かもしれませんね、いろいろな意味でw。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

巨乳よりも巨頭が気になります。シチュも中途半端かなあ。

「ライザのアトリエ」が太ももなら、こっちは「巨乳」ですねえ。そしてどちらも異世界です。

 こんな職場は世の中にはありません。正直どんな異世界よりも異世界だと思った方がいいです。
 私語多すぎです。企画系なら私語は多い場合もありますし、私語が仕事みたいな部分もありますけど、もうちょっと知的な私語になると思います。
 こういう職場は、ひょっとしたら公団とかNPOとか職業組合事務所とかで緩ーい職場はあるかもしれませんが、その場合はこんなに綺麗なオフィスじゃないし、人数はいないでしょう。そもそもそういう職場なら年齢層が若すぎです。

 まあ、それは異世界オフィスと言うことで置いておきましょう。


 本作は2つの要素、1つは先輩のビジュアル(可愛らしさ・巨乳)と、2つ目は状況・シチュエーション(イチャイチャ・巨乳)が売りだと思いまます。

 1つめのビジュアルなんですけど、まあ巨乳はいいでしょう。が、身体がおかしくないですか?頭でかすぎで、手みじかすぎです。
 ドラえもんじゃないんだから。そうなると、体形がおかしいと、オフィスウエアとしてのニットとかタイトミニが全然活きてきません。

 それと構図ですけど、人物に寄りすぎじゃないですか?全身像・半身像のカットが極端に少ない気がします。予算の関係?でしょうか?それとも全身・半身だと不自然なCGなんでしょうか?わかりませんが、その辺がニーズと合っているかなあ??という気がしました。

 2つめ。イチャイチャですけど、もうちょっとアクシデンタルな感じの方がいいかなあ。先輩の接触というか行動があざとすぎて、キャバクラ(すみません。行ったことないので想像です)じゃないんだから。シチュエーション萌え勢の琴線に触れないのでは?

 その割にエロさというか接触が足りてないし…何ニーズなんだろう?という感じです。小学生から中学生、百歩譲って高校生の○○さん系と同じことをオフィスで見せられても…

 まあ、後輩が出来てうれしいんでしょうけど「いいことは報告しないと駄目でしょ、メッ」ってどこのパラダイスだよ、と言いたくなります。


 狙いはわからなくはないですが、その狙いの焦点が見えてきません。全部微妙です。もっと現実に寄せて、先輩の性格と行動はリアリティがあった上で、シチュ狙いの方がいい気がします。大胆な修正でなくても少しチューニングを変えればもっと良くなる気がしますが、まあ、私の好みですけど。

 ライザのアトリエの太ももとの対比でちょっとみましたが、まあ、断念と…ではなく、見なかったことにします。感想状況は指定しません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こんな女いるかよ!٩(๑òωó๑)۶とか思ったら負けってこと?

 最終話(12話)まで観ました。2023.10.03

 なんだかんだで最後まで観てしまいました。社内恋愛ものは、超ホワイト企業じゃないと成立しないようです。

 ヒロインの先輩も、性欲が強いけど処女…、積極的だけど処女…、可愛くて巨乳だけど処女…。優しくて皆に好かれるているし仕事も出来るけど処女…。あざとい女だけど処女…。舞台も登場人物も現実には存在しない超妄想アニメでした。

 こんなんで癒やされているようでは、日本の男はもうおしまいです。。゚(゚´Д`゚)゚。

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 3話まで観ました。2023.07.16

 相変わらずのイチャラブです。先輩は彼氏がいたことが無いそうです…。

 先輩は何歳なんでしょう?中卒の社会人か?集団就職でもしてきたんでしょうか?この世間知らずな感じは、なんとも言えないですねぇ。

 男性社会人の妄想大爆発で、女性視聴者は対象外な感じは突き抜けています。他の追随を許さない感じです。

 先輩のあざとさはどこから来てるんでしょう?天然なのかな?後輩に対する抑えられない性慾的なものの根源は何なんでしょうか?

 なかなかにヤバいですね!
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 2話まで観ました。2023.07.13

 先輩、グイグイグイグイグイグイ来るー!完全に主人公に気があるようです。

 周りの社員も二人をくっつけようと応援してきます。コレでカップリング成立しなかったら、おかしいレベルです。

 もう、2話で完結で良くね?後10話やるの?って感じです。このまま、甘々で行くのかぁ〜。

 脇役達の恋愛話も無さそうなので、イチャラブをまだまだ観るのは大変そうです。

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 1話観てのレビューです。2023.07.04

 チビで巨乳の優しい女パイセン!まさに非実在女性ですね。しかも、無垢な感じ…。

 巨乳でも大柄だと怖いし、化粧バキバキの女も怖い…。仕事が出来る女も怖い…。スキの無さそうな女も怖い…。ヤリマンも怖い…。色気のある女も怖い…。色気の無い女はもっと怖い…。

 ある意味特殊な性癖を持った男性向きです。あらゆるジャンルをフォローするAV並みに萌アニメも進化しているってことですね。

 怖いモノ観たさで視聴継続です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

59.1 56 2023年夏(7月~9月)アニメランキング56位
英雄教室(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (101)
324人が棚に入れました
世界を苦しめる強大な魔王と互角の戦いを繰り広げ、 痛み分けによって人類を救った勇者がいた――その名はブレイド。 幼い頃から勇者としての素質を認められ、誰もが憧れる存在であった。 だが、ブレイドは魔王との戦いのあと、 ダメージによってパワーが減退していく中で、こうも思っていたのである。 “ようやくこれで、一般人になれる!”と。 そしてブレイドは、知り合いを頼って「ローズウッド学園」に入学。 “フツー”の学生としてトモダチを作り、華やかで楽しいスクールライフを謳歌しようとする。 だが、個性豊かなクラスメイトたちや様々なトラブル、そして英雄を養成するエリート学校であるローズウッド学園が“フツー”のはずがなく…!? シリーズ累計160万部の超人気ライトノベル『英雄教室』が、満を持してTVアニメ化! 英雄の座を降りた元勇者ブレイドが、“フツー”を求めて奮闘するバトルファンタジー! 目指せ、普通。満喫したい、青春。 でも、フツーの青春って一体なんだ!?

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

まあいつものワンパターンな内容ですが…。ただ見て不愉快になったため強く低評価

原作者の新木伸という方はアニメでちょっと気に入ったGJ部の作者ということで名前を覚えていました。
しかし今はなろう系の作品を書いているようですね。

直接出版社からラノベとして出すのではなく、普通になろうで投稿して書籍化している?
それって一度干されてなろうから再起したんでしょうかね? まあ、経緯がよくわからないので適当なことを言うのも失礼か。
何にせよ、今もプロ作家として活動できているのであれば立派なものですね。

さて、そうして書かれている作品ですが…
作品そのものは、まあワンパターンな凡百の作品かと。
作画もあまり良くなく、内容も何度も見たとしか言いようがなく…。

とりあえずオープニングの勇者と魔王の決戦も、大技のぶつけ合いでそのまま刺し違えるのではなく、後からぐだっと刺しあったのは意味がわからなかったです。
主人公はなんかバカでやかましい苛つくタイプで、ヒロインも苛つくタイプ。
全くキャラが気に入りません。

一応エロはあるようですが、作画が微妙なので全く嬉しくない。
という感じで、まあ切って終わりですね。

しかし、いつもので済ませるには、むしろすごくムカムカと不快感が湧き出してきたので…。
こちとら楽しむためにアニメを見ているのに、なんでわざわざ見て不愉快にならなきゃならんのだ。ものすごく損した気分です。
ここで文句を言って憂さを晴らす程度しかできませんから、もうちょっと追加で文句を言います。

とにかくキャラが不愉快でしたね。まず主人公。いつものなのでこの作品だけに文句を言うのはなんですが、主人公は元勇者で魔王を倒して役目を終えたから一般人として過ごそうとしているならもうちょっと能力を隠したりするのでは。まあ、バカだから仕方ないのかもしれませんが。

もっと悪いのはヒロインです。
主人公は確かに馬鹿でうざかったですが、明白に悪いことは何もしていないのに、いきなり不正をしていると決めつけて追い出そうとするとか、ちょっとツンデレだのの次元を超えて悪辣過ぎます。
それが性悪なクズと描写されているわけでもないのは…。
さらに主人公が気にしていないからって謝罪もろくにしない。あれも不愉快。そもそも失礼なことをするな。したらせめてちゃんと謝れ。
合せ技で、主人公とヒロインの両方がすごく嫌いになりました。

悪いことをした者をちゃんと断罪しない主人公は、ただのストレス源なんですよ。気にしないで済むか?
要するに作者が悪事をちゃんと悪いと思っていない、こういう価値観の不一致は、本当にストレスなんですよね。

同じストーリー展開でも、真っ当に作るなら…
・ヒロインは魔剣のせいで人格が最悪に歪んでいる。(ヒロインは本来は悪くない。魔剣のせい)
・残虐非道な行いで周囲からは恐れられ、嫌われている。ヒロインに近づけばどんな理不尽な目にあうか、と周囲は止めているのに、アホな主人公はフラフラ近づいて、酷いことを言われる。(主人公の自業自得もありヒロインの悪辣さをややマイルドに。またちゃんと悪辣と表現することで視聴者の感覚と齟齬がない)
・ヒロインは主人公のおかげで開放され、真人間に戻る。
(誰からも嫌われているヒロインに手を差し伸べる、主人公の寛大さ、格好良さをアピール。「怒っているのに心で泣いていたから」とか、格好いい理由で助けること。ヒロインが主人公に惚れる理由も納得「誰も理解してくれない本当の自分に気づいてくれた」)
・ヒロインは主人公や今まで虐げていた人に謝罪し、許される。
(ヒロインの悪事の精算。その時は魔剣のせいだけにするのではなく自分の心の弱さが招いた、などと真摯に謝罪すること。周りが魔剣のせいだからと許すのはOK)

という展開なら、まあだいぶマシになりませんかね…?
あんたらプロでしょ。もうちょっとしっかりして下さい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

形にはなっているが・・・。

形にはなっているけれども・・・、と言うか、形にはしているという方が正しいのかもしれない。

キャラ絵もそこそこな造形、シュッとしているし、デザインは今風になっているとは思う。
絵になるキャラも、ちゃんとキャラ立ちしているキャラ結構いますしね

作画も「悪い」とまでは言えないレベルだけれども・・・って感じ。

「形になっている」というのと「形にはしている」と言うのは、違うよねーっていう訳の分からない印象が浮かんだ。


勇者が一線を退いて・・・的な物語も、似たようなものは既にいくつか視聴した経験があるタイプ。
この作品の主人公ブレイドは、一般人になって学生生活をおくり友達100人・・・。
どっかの古見さんみたいな願望を抱いている。

まぁ、元が勇者って事なので、「俺つえー系」ですかね、結局。
そして、若干の「ハーレム系」って事でしょうか。

そんな中での学校生活を中心とした、あれやこれや。

エピソード自体は、多彩に盛り込んであるので観れると言えば、見れるんだけれども、どうにも作品全体に及ぶ統一感と言うか、芯になるものが感じられない。
そして、これはメタな方面での印象も同様。
全体的に、幼い方の子供(男児)向けかなぁって印象なのに、中途半端なエロ系の演出、ストーリーも少し踏み込んだ、その年代の子供には刺さらないようなものもチラホラ。

 ・・・ああ、「~向けなのかなぁ」って言うのは個人の印象で、そうでなければならない、
 「この作品はそうだ」っ て言う意味では無いです。
 いちいち、こんなエクスキューズを入れないといけないようなバカな世の中に誰がしたw。
 レビューなんて「個人の見解」に決まっているのにねえw他者を攻撃、傷つけたり、
 不快にするのは論外ですが「そういう人もいるのね、~よね」で澄ませておくのが吉かと。

 当たり前の事を踏まえた上で、文脈、行間を読めるそんな人に私はなりたい・・・(  ̄ - ̄) 遠い目。


さてと、茶番はさておき。
前述したように、形にはなっているのに、まとまりがない感を感じていた訳です。
これは、ギャグパートについても同様です、まとまりがないと言うか、落ち着きがないと言うか、「えーと、この辺にギャグ的パート、デフォキャラ入れてー、よっし、こんなもんかー」感を感じてしまいました。
入れるなら入れるで、ベースに主義、主張、必然性、妥当性など、なにかあって欲しい。

これは、即ち「惜しいなー」っていう感想にもつながります。
もうちっと、突き詰めれば、ちゃんとしておけば、ちゃんと見れたかもしれないのに・・・感です。
神は細部に宿るってヤツです。


さらに話が前後しますが、エピソードが多彩とか前述したように、エピソードは登場人物由来でいろいろと用意してありました。
私的には10NA絡みのエピソードが面白かったです。
このあたりからクール的には後半戦に映るのでしょうが、徐々になじんできた感はUPしてきました。
あと対ブレイド的な芯が一つできたのも、物語にまとまりが出た原因かもしれません。



バリバリの論外作品より、中途半端に惜しい作品の方がいろいろ言いたくなってしまうって言う典型的な作品の一つかもしれません。



・・・悪いわけではないんですけどねー。
あ、友達(仲間)が増えていく過程は、相変わらず好きでしたよー個人的には。
各キャラに馴染んできた後半戦には、それなりに楽しんで視聴することもできました。

ブレイドの様に、さっぱりと、イイ感じのアホ感でポジティブに行動できる・・・、
そんな人に私はなりたい・・・(  ̄ - ̄) 遠い目。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

クソアニメではないけど、面白くもない。もったいない。

 最終話(12話)まで観ました。2023.09.25

 作画やキャラは悪く無いのですが、面白くありません。観ていて不思議な感覚に襲われます。

 キャラがどんどん登場、仲間になるを繰り返していくのですが、学園から一歩も出ないので、話に抑揚がありません。

 9話、10話のパロディー回も、ことごとくスベっており、面白くありません。今更エヴァや明日のジョーは無いでしょう。

 勇者がそもそも何なのか良く分からないし、仲間になる登場人物も、背景が薄くてキャラ立ちしておらず、興味が湧きません。

 学園と言う名の閉じた世界で、微エロとコミカルなキャラ達のワチャワチャを楽しむと言うのが時代遅れなのかな?

 原作が悪いのか?主人公が嫌味でも無く、話にストレスも無いのですが、何かが足りず、観ても観なくても良い、印象の薄い作品なってしまったのは残念です。
………………………………………………………………………

 5話まで観ました。2023.08.08

 なんと言うか、変人を集めた学園ドタバタコメディで、キャラが増えていく感じの物語です。

 主人公の勇者力70%減の元勇者、人造勇者女、炎の精霊女、ドラゴン雌ガキ、魔王の娘…。良く変人奇人を集めてくるなぁ。

 しかも、皆唐突に登場して、深堀も無く仲間になります。こういう、キャラクター依存の物語は、ネタ切れが早そうです。

 まぁ、学園という一般社会から切り離された環境でエロ要素込みでワチャワチャやるのは、なろうに席巻されて昨今珍しくなった正統派ラノベと言えるかも知れません。

 既視感が強いですが、コレはコレで良いものだろ?という天の声が聞こえてきそうです。

………………………………………………………………………

 1話観てのレビューです。2023.07.13

 主人公は勇者だったけど、魔王と相討ちになって勇者の力を失い、一般人になり、学校に入り直した様です。一般人なので、友達たくさん作るぞ〜!

 何か、あらすじを見るだけで、あまり世界設定を深く考えて無い感じが伝わってきます。

 主人公が勇者だった時と、現在では時間差が無いんでしょうか?

 時間差があれば、魔王との死闘で疲弊したけど、復興して平和になった世の中に転生した元勇者大活躍で良いのですが、主人公が転生した感じではありません。

 時間差が無いとしたら、凄い不自然です。勇者が魔王と戦っていた最中に、平和に学校行ってる奴らがいるって、なんか変です。

 魔王も勇者も大したこと無い世界ってことになります。魔王が人類の脅威で最強だとしたら、それを単独で撃破した勇者は人類最強です。 

 勇者ほど強くも無い奴らが戦争中に学校でイキっていたんでしょうか?

 ヒロインの赤毛も、戦力になるなら魔王との戦いに参加しろよと思います。
 
 ヒロイン達の因縁を解決して、仲間を増やしていく物語の様ですが、そもそもの主人公の背景が元勇者で強かった、今も強いだけなので、典型的な出オチです。

 何となく、ヒロインのエロさだけで押し切る雰囲気アニメになりそうです。
 

 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

58.7 57 2023年夏(7月~9月)アニメランキング57位
フェ~レンザイ 神さまの日常(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (26)
59人が棚に入れました
神力、妖力を持ちながらも、現代社会でひっそり暮らす中国古代の伝説に登場する神仙妖怪たち。 美少女OL?の九尾狐・キュウゲツ、見た目は怖いけど守りたくなる龍・ゴウレツ、バカだけど憎めないコウテン、クールで可愛い美少年・ナタ、悩める中間管理職・カンノン、みんなの三つ目お兄さん・ヨウゼン、天然清楚兎・たまちゃん、神経質だけど愛らしい人妻・セイエイ、かわいいけど暴走しがちなリュウメ、炎の暴れん坊・コウガイ、インテリ天才神獣・ハクタク、頭がないけど男の中の男・ケイテン、自称イケてる兄・ジュウイチゲツ、優しいけどおせっかいなダッキ。 彼らのにぎやかな日常を描いたハートフルドタバタコメディー!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

コテコテ中華アニメ!観音様も妖怪扱いなのか…。

 12話まで観ました。2023.09.28
 
 やっぱり何話観てもそれほど面白くないです。ドタバタで特定のキャラが被害を受けてトホホホ…的な感じがずっと続きます。

 同じ妖怪が登場する中華アニメでも、万聖街の方がおもしろかったかもしれません。

 やはり30分は長いです。Bパート前位で飽きてしいます。主人公のキュウゲツ以下、登場人物達の性格も悪いですしね。

 ちょっと日本人とは感覚が合わない感じのアニメでした。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.07.21

 正直、面白くは無いです。30分枠は長すぎます。ただ、作りが悪い訳ではありません。

 どんな狂ったキャラクターが出てきても、舞台背景がめちゃくちゃでも、物語が破綻していても、日常系だと視聴に耐えるんですが、萌えアニメだと言うのが前提にあります。

 今季クールの、小さい先輩、メガネを無くした、出来る猫なんかも、良く考えるとおかしい話ですが、キャラクターに萌えれば観れる系です。

 この作品は、中華アニメのため、ヒロイン達がとにかく可愛く無いです。九尾も兎も気持ち悪さが先行しています。そのため、視聴継続する意味があまりありません。

 お手軽キャラ萌日常アニメばかりの昨今ですが、それはそれで需要があることがよく分かりました。
………………………………………………………………………
 1話観てのレビューで。2023.07.05

 中華妖怪達がわちゃわちゃするショートショートアニメです。キャラは結構カワイイですが、イマイチ妖怪達の背景が日本人には馴染みが無く、分かり難いです。

 九尾の狐と月兎、龍あたりは少しは馴染みがありますが、後は良く分からん奴らです。

 会社が舞台なので、氷男子の氷室君に少し近い感じですが、恋愛要素は無さそうです。

 観音様も妖怪枠なのか…と、少し不思議な感じです。日中で共通していた観音信仰は、現代中国ではどうなっているんでしょうか?

 まぁ、現代の中国人が何を考えているのか知るには良いアニメかもしれません。

 女性キャラの気性が結構激しいのも中華アニメっぽいですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

そういえば九尾の狐は中国の妖怪でしたね。しかし中国アニメは理解できないなぁ…

さて、中国アニメですね。

神々が登場する作品ということで…
主人公が九尾の狐ということで、一瞬あれ、と思いました。
ちょっと日本の妖怪だと勘違いしていて…
よく考えたら 「中国の九尾の狐が日本にやってきて玉藻の前を名乗った」、という流れなんだから出身は中国ですね。
中国的には、九尾の狐は中国の妖怪、または神という扱いなんですね。
無意識に文化の盗用をしていた。
これは申し訳ない、と思い、真面目に見ていたのですが…。

これはきつい。つまらなすぎて、時間が流れるのがあまりに長すぎました。

いやもう… 何でしょうね。中国の神様あるある的なのがさっぱり理解できない。
中国のお約束とか、全然わからんわ。月餅に対する扱いとか、中国人なら受けるネタなんですかね? 理解させようという気がまったくないようで…。
なんか中国の内輪ネタっぽいとしか思えませんでした。
異文化の異なる価値観について学びたい、という観点で見ようにも、説明が足りなすぎて全く理解できない。
こりゃ駄目だ。
なんでこれを日本で放送しようと思ったのでしょう?

良く海外のものは日本のものより質が高いという勘違いがあります。
それは日本の作品は玉石混交目に留まりますが、海外からは頂点の上澄みが日本に入ってくるので、それだけ見ていると日本のものより質が高く見えるという、ただの勘違いですね。
しかし中国のアニメは基本全部駄目ですね… なんででしょう。
もしかして中国のアニメはそんなに酷いの?

三体とか面白いと聞きますから、中国人が作る話が全部駄目なはずは無いですよね。そもそも三国志、水滸伝、封神演義、西遊記… 中国初で大人気な作品は山程あるわけで。にも関わらずなんで中国アニメはこう、駄目なのが多いのでしょうかね。

とりあえずこれが日本で受けると思って作っている人が居るかはわかりませんが、居るとしたら相当見る目が無いと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5~10分アニメだったら視聴継続してたと思う。

神や妖怪といったキャラが現代社会に溶け込んだらどうなるの?みたいな日常アニメ。中国発。

原作は4コマ漫画なのかな?
超短いエピソードをマシンガン連射してくるみたいな流れ。
そんな面白くはないがつまらないというほどもない。
超短いエピソードだけで30分近く見ていけるのか?と考えた結果、見る気失せたので10分持たずに終了しました(笑)
ショートエピソード構成の便利屋斎藤さんですら「30分長いなぁ」と思ったくらいなので自分には無理でした。
まあ最後まで見てないので話の構成や流れがどうなったのかは知りませんが…
同じ中国産でも兄に付ける薬はない!は見やすかったなぁと改めて思いました。

以上です。評価はいじりません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

58.3 58 2023年夏(7月~9月)アニメランキング58位
レベル1だけどユニークスキルで最強です(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (133)
380人が棚に入れました
「小説家になろう」で日間・週間・月間・四半期1位を獲得した人気タイトルが、待望のTVアニメ化! ブラック企業に勤めるサラリーマン・佐藤亮太は、ある日ふと気がつくと、見知らぬダンジョンの中にいた……! そこは、あらゆるものがモンスターからドロップされる不思議な世界だった。 偶然出会った少女・エミリーの助けで自身のステータスを確認するも、体力や魔力などのステータスはすべて【F】(最弱)! さらにレベルは固定で【1】(最低)! 絶望の淵に立たされた亮太だったが、最強のユニークスキル【ドロップスキル・オールS】の持ち主であることが判明!! はたして亮太は、この不思議な世界で生き延びられるのか!? 最弱で最強の冒険が、今始まる──!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

こいつはヤバい…。今期ワーストなろう筆頭!映像化したら駄目な奴ですね。

 最終回(12話)まで観ました。2023.09.24

 最後までゴミでした。モンスターを倒してもアイテムがドロップしない…世界の危機や〜!亮太の活躍で解決しました。ハイおしまい…。

 いつもどおり、説明が一切ないまま事件が起こり、すぐに解決します。今回は、何故か着物を着た女性がボスで、何故か強くて、我らが亮太さんも少し苦戦します。

 そのまま殺されてしまえば良いのに…と、思った視聴者も多いと思います。少なくても再起不能位にボコボコにしてもらわないと、話の帳尻が合わない感じです。

 結局、後出しジャンケンで倒しましたが、誘導弾がそんな使い方出来るなんて今まで言ってた?

 しかも、観念したボスを銃による処刑スタイルで倒します。二匹目のハグレモノゴリラもそうですが、猟奇趣味のスタッフでもいるのか?殺し方がグロいです。

 ツッコミ所が多いお話でした。全てのエピソードが何かおかしいという、狂いっぷりはクソアニメ史に残りそうです。

 歴史の証人となれたことを喜ぶべきでしょう。完走した皆様、お疲れ様でした。

 これから観る方は、阿羅漢並の修行レベルに達してないと、魔に飲まれそうです。
  
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 9話まで観ました。2023.09.04

 仲間にウサギと火炎使いが加入して、男一人に女が三人のハーレムパーティーに。キモいデスネ〜!

 お金もドロップアイテムらしいです。もう、めちゃくちゃです。誰が価値を保証しているんでしょうか?金属貨幣だけでなく、紙幣もドロップするんですか…。

 食物や武器、衣服等のアイテムと違い、直接的な利用価値のないモノが流通しているんですね。キレイな宝石ならまだ分かるんですが。

 こういう所が、なろうの薄っぺらさなんでしょうね。世界がある日突然始まった感丸出しの所が!

 誰がドロップした得体の知れない金属製の円形板や印刷物を貨幣にしようと言い出したんですか?

 社会を社会たらしめる前史が全く無いので、主人公のための、都合の良い世界でしか無いのです。

 流石に視聴者を馬鹿にしすぎです。深夜アニメを観ている様な奴は、経済や社会機構の何たるかも分からないと思っているんでしょうか?

 良くこんな話を恥ずかしげもなく放映出来るなぁと、驚きを隠せません。恥的レベルMAXですね。

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 7話まで観ました。2023.08.26

 今期は、設定がイカれているアニメが多いですが、本作は群を抜いています。

 あまりの酷さにしばらくレビュー出来ませんでした。「てぶくろ」さんのレビューがとても面白いので、細かいツッコミはそちらで!

 基本的に人間以外の生物は存在せず、全てモンスターからのドロップ品で成立している世界…。村や街の外には果てし無い荒野が広がっている…ディストピアですね。

 ゴミもハグレモノになる、しかも強いとか…。人間の屎尿とかもハグレモノになるんでしょうか?

 そもそもこの世界、物質循環が上手くいっていません。植物も無いのに、酸素とか何処から供給されてるんでしょうか?水もどうやって浄化されてるんでしょうか?

 中途半端に加工品もドロップしますが、武器とか誰が作ってるんでしょうか?冶金するのにも燃料が必要なはずですが…。

 武器も全てドロップ品なら、最弱武器の鎖鎌しかドロップせず、モンスターを倒せない事態に陥りそうです。

 原作小説は脳内補完するから、まだ何とかなるんでしょうが、映像化するとクソみたいな矛盾が噴き出しています。

 こんな映像化に不向きなゴミをアニメ化しなくてはならないアニメ制作スタッフの皆様には同情いたします。

 仕事が選べない…、主人公より社畜ですね。

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 3話まで観ました。2023.07.26

 適当な話ですねぇ…。拳銃ゲットで専用の弾もドロップするなんて、どういう了見なのでしょうか?

 ドロップアイテムを放って置くと、ハグレモノになるのもイケませんね。アイテムの備蓄が不可能な世界って…。  

 裸でモヤシや人参しか食べないで生きられる人物しか生存出来ませんね。キャラクターの服に見える物は、外骨格かなんかなのでしょう。
 
 家や家具も、動かないモンスター、家モンや家具モンなのでしょう。

 こんな狂った話をアニメ化させられる制作スタッフの皆様が可哀想でなりません。
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 2話まで観ました。2023.07.16

 人参ジャンキーウザうさぎ来襲!良いですね。ダンジョン物資モノカルチャー経済下、人参しか食わない狂人の登場には妙な説得力があります。もちろん、面白くは無いですよ?

 むしろ、人参ともやししか食べない位にしないと、整合性がとれませんね。ダンジョン内でおかずの沢山入った弁当食ってんじゃねーよ!

 主人公は都合の良いダンジョンでどんどん強くなります。作画の悪さも含めて狂った世界が視聴者の目の前に顕現しています。

 怖いもの見たさで視聴継続です。コレであなたもクソアニメハンターだ!

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 1話観てのレビューです。2023.07.13

 初見の感じは、神々に拾われた男っぽいアニメです。何となく凶気をはらんだほのぼのアニメと言う感覚です。

 ダンジョンでモンスターがドロップするアイテムに資源を頼っている世界…。設定が狂ってますねぇ。

 もやしや人参なんて、2、3日で駄目になるようなものを、取引して経済回しているなんて、フィクションでも良くこんな世界を設定出来るとなぁと驚愕しかありません。

 せめて、ドロップアイテムは保存のきく貴金属にするべきです。これ、生産地(ダンジョン)と消費地の関係、どうなっているんでしょうか?もやししか食べない地域とかありそうです。

 まぁ、小学生でもおかしいと分かる社会構造の物語を上手く回せる訳がないので、早々に破綻すると思われます。

 確実に時間の無駄になりそうなので、視聴中断もやむ無しかもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最強のスキルと最高の仲間 最弱で最強の冒険が、今始まる――!

この作品の原作は未読です。
私にとって2023年夏アニメの中で、最も気楽に視聴できて楽しい作品の一つでした。

その最大の特徴として、心底悪い奴が出てこないんですよね。
もちろん、物語上、他の冒険者と対峙することもありますが、基本的にドロドロした部分が無いので安心して視聴できたのかもしれません。


「小説家になろう」で日間・週間・月間・四半期1位を獲得した人気タイトルが、
待望のTVアニメ化!

ブラック企業に勤めるサラリーマン・佐藤亮太は、
ある日ふと気がつくと、見知らぬダンジョンの中にいた……!
そこは、あらゆるものがモンスターからドロップされる不思議な世界だった。

偶然出会った少女・エミリーの助けで自身のステータスを確認するも、
体力や魔力などのステータスは全て【F】(最弱)!
さらにレベルは固定で【1】(最低)!

絶望の淵に立たされた亮太だったが、
最強のユニークスキル【ドロップスキル・オールS】の持ち主であることが判明!!
果たして亮太は、この不思議な世界で生き延びられるのか!?

最弱で最強の冒険が、今始まる———!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語を完走して振り返って思う事…
今でこそ企業における社員の勤務は限りなくホワイトに、そして適正に管理されている筈…ということにしておきますが、それでも昔は軒並みブラック要素を兼ね備えていたと思います。

かく言う私も社畜の一人で、それこそ当時私の働いていた職場は「不夜城」と呼ばれるくらい、皆さん夜遅くまで残って仕事していましたし、休日出勤だって当たり前でした。

そんな苦しい現状からポンと抜け出せたら…と当時は何度も思いましたが、この作品の主人公である佐藤亮太は、当時私の憧れだった夢を実現させているんです。

もちろん、ブラック企業からの転生モノや山ほどあるので、この作品に限ったことではありません。
ですが、佐藤亮太を見ていると…毎日がメッチャ楽しそうなんですよね。

それにステータスは最弱ですが、その弱点を庇って余りあるドロップスキル・オールSという最高のギフトを貰っているんです。
そりゃ、毎日だって楽しくなりましょうかね…

加えて…高野麻里佳さんや、さおりんが演じているキャラとご一緒できるんです。
もう、これはご褒美以外のナニモノでもありません^^;

しかし…さおりんボイスが聴けるのは嬉しいのですが、体調不良で活動を一部制限していると聞いています。
それなのに、今年も結構な作品に出演されています。
ちゃんと専門の先生に診て貰っていると思うので問題はないのでしょうけれど、決して無理はして欲しくないと思っています。

一方、物語の方はダンジョンでモンスターを倒してアイテムをゲットし、それを換金して生計に充てる、という感じなので、物語にも大きな起伏もありません。
だけど、こののんびりとした感じこそが、この作品の長所なんだと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ノラ from 今夜、あの街からさんによる「Chase Me」
エンディングテーマは、宮川愛李さんによる「タンバリンの鳴る丘」

1クール全12話の物語でした。
こういう視聴して気持ちの優しくなれる作品は、毎期1作はあって欲しいと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3

★1だけど興味本位で視聴継続です

4話まで見たけどナニコレ??
今まで見たなろう系アニメでワーストを更新したかも
酷すぎて逆に気になるので続きも見るけど、絶対に人にはオススメできません

設定が適当すぎておかしなことばっかりだけど細かいことを気にしなくても面白いところが何もなくてきつい
ダンジョンの1階にいたら一瞬で10階に行くなど話が飛び飛び
見ていて( ゚д゚)ポカーンとするくらい主人公がこうなったら便利なのにって思うものがなんでも都合よくすぐに実現する
「こうなったらいいのに」の思いつくままに設定を追加するので矛盾がいっぱいあります
一番ひどいのが、この世界のすべてのものはダンジョンでドロップされるのに、ちょっと目を離しただけで魔物化しちゃうという無理のある設定

以下、各話の変なところや都合良すぎるところなど
1話{netabare}
「この世界のすべてのものはダンジョンでドロップされます」
「ここはスライムしか出ません、スライムからはモヤシがドロップします」
「私は弱いのでここでしか狩れません」
モヤシしか入手できないのにどうやって生活してるの?
毎日大量にモヤシ手に入れてるならレベル結構上がってるような

ニホニウムのガイコツを倒すとHPが上がる種落とすみたいだけど
倒せたのは偶然柱がガイコツにあたって倒せただけなのにどうやってHPカンストするまで狩りをしたのでしょうか?
倒しまくっての一言で飛ばされてたけど何年も経過してるの?
その間テルルの1Fとニホニウム以外に行ってないみたいだからモヤシとHP上がる種しか入手できないのに家賃払えるの?
{/netabare}
2話{netabare}
人参切ってもあんな長方形になりませんよ
イヴの暴力とわがままも鬱陶しいし、冒険者まともな人いない
「ダンジョンのドロップアイテムをひとけのないところに放置するとモンスターになる」
やばい設定きましたね
この世界のすべてがドロップアイテムだから、人が近くにいないものは全部魔物化するってことですよねー?
HPと力だけの主人公、どうやって巨大ゴリラに飛び蹴りや頭突きを?
{/netabare}
3話{netabare}
ゴリラ倒したら銃が手に入りました
銃使いになるなら力なんのために上げたの?
弾丸節約しないとって言った5秒後にただのスライムに銃使うのはギャグなの?ツッコミ待ち?
ちょっとかぼちゃ放置しただけでモンスター発生
なんでゴキブリ退治に銃使ってるの?
ゴキブリ倒してるシーンの主人公のデフォルメ気持ち悪い
ゴキブリ倒したら都合よく銃弾がドロップ
冷凍弾の入手すごく面倒で時間かかりそうなのに景気よく連射しますねー
{/netabare}

4話{netabare}
見ていて恥ずかしくなるくらい主人公に都合のいいことばかりおきますねー
都合のいいことしか起きない世界、つまらなくないですか?

レアモンスターからドロップが2倍になるネックレス入手
マーヴェラスなタケノコ高く買い取る人出現
そうだ、専売契約しましょう!
「お姫様までいるなんてこの世界は凄いな」
アルセニック、あっという間に地下10階
1000万の魔法カート無料で入手
店の買取金額に難癖つけて暴力をふるう冒険者、そこに主人公登場
入れたアイテムの金額を自動で計算するカート使って解決

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

57.8 59 2023年夏(7月~9月)アニメランキング59位
AYAKA ‐あやか‐(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (62)
181人が棚に入れました
八凪幸人は、本土の児童養護施設で育った少年だったが、ある時亡き父の弟子であるという傍若無人な青年・沙川尽義がやってきて、幸人を故郷である綾ヵ島に連れ出してしまう。 七つの島が連なる綾ヵ島は、火と水の龍の伝説が色濃く伝えられ、「ミタマ」と呼ばれる不思議な存在が当たり前のように生息する奇妙な島だった。 幸人は、綾ヵ島の調和を守る仙人であったという父の三人の弟子たちと関わりながら綾ヵ島で暮らし始める。だが尽義の二人の兄弟子である鞍馬春秋と伊吹朱の間には深い確執があった。 調和の崩れ始めた「あやかい」島で、幸人が直面する真実とは——

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ハッピーエンドで良かったね!

 最終話(12話)まで観ました。2023.09.17

 何か全て師匠のガバガバ計画?どおりで、丸くおさまった様です。ユキトが養護施設へ送られた理由も明らかになりました。

 釈然としない部分もありますが、終わり良ければ全て良しで押し切りました。

 しかし…、観光地なのに荒御魂との戦いは続くんですね。まぁどうでもいいですね。良かった良かった!来月には忘れていそうです。

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 11話まで観ました。2029.09.14

 尽義さんの秘術で、島の危機は去りました。ユキトも人柱にならなくて済んだ様です。

 しかし…、師匠は何がしたかったのか?結局、ユキトを養護施設へ送った理由も定かではありませんし、島を救うための必勝の秘術も弟子にキチンと伝えていませんでした。

 師匠の落書き?みたいなポエミーに書き散らしたモノを見て、尽義がたまたま秘術を完成させてなかったら、弟子も島も全滅でした。

 ユキトはこれからどうするんでしょうか?人間なのかも怪しい存在なんですが、正体は何?危ねーから、封印した方が良くね?

 後1話で終了ですが、尽義、朱、春秋の三バカは事前に作戦を考えておくなり、師匠の秘術の研究をするなりしておくべきじゃね?

 朱なんて邪法で人間捨てて…とか言ってますが、話に関係ないじゃん…。尽義の場当たり的解決法で、たまたま解決とか、島の守護者としてどうなんでしょうか?

 取り敢えず、最終話は良い感じで終わりそうなので、とても良かったと思います。(´Д`)ハァ…もう少し何とかならへんのか?

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 10話まで観ました。2023.09.04

 ユキトは人柱になるしか無さそうです。しかし、島をピンチにしている存在も自然現象っぽいので、無理に鎮めなくてもねぇ?

 何故皆、島のために生き急ぐのか?取り敢えず避難すれば良くない?

 アル中尽義ニキも覚悟完了していますが、先生の残した方法が正解とは限らないのに命掛け過ぎじゃない?

 しかし…、朱さんは邪法使って人間捨ててるのに何なの?ショボイ变化した挙句、ピストルも結局使うし中途半端な奴ですね。

 いつの間にかギャグキャラに?全然戦力にならないし、ヤムチャ並の扱いです。ここ笑うとこ?

 キャラの心情と視聴者の感情移入にマリアナ海溝位の深い溝がある感じですが、ユキトがどうなるのか、多分何かいい感じに解決したっぽくなるんでしょうが、目が離せません。嘘です…。

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 9話まで観ました。2023.08.27

 アヤカ島のピンチだ!誰かが人柱になって止めるしかないようです。

 こんなクソみたいな島、自己犠牲をはらって守る必要ある?と少し疑問に感じます。

 同じ島がピンチだ!のサマータイムレンダも主人公が島から逃走しないように色々工夫が凝らせれているんですが、本作は…。

 どうも、今までの話はユキトがスムーズに人柱になるように誘導するための伏線だったようです。

 都会の養護施設に入れられて孤独で人格が歪んだのも、老人達がユキトの父親が命と引き換えに島を守ったことを事あるごとに褒め称えることも(お前も島のために死ねや!というプレッシャー?)、島の若いのと友達になるのも…。

 サマータイムレンダは、島の命運が全世界の命運を左右するようなやりすぎ感がありましたが、全島避難でOk!の本作は、主人公に自己犠牲を払わすための工夫に嫌らしさを感じます。

 まさかの主人公人柱エンドは無いと思いますが、そこがアニオリの恐ろしい所…。目が離せません!

 何故特攻に志願しない?アヤカイなぁ〜!
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 7話まで観ました。2023.08.14

 春秋、朱、尽義の3派が狭い島でギスギスしているようですが、主人公、他の派閥の下位構成員と仲良くなっていきます。まぁ、青春ですねぇ!

 そして7話…10年前の主人公パパ、皆の師匠の話ですが、タイトル通り、昔話とかいいからさ…でした。

 いゃあ、あっさいエピソードですねぇ。意外性も全く無いというか…。だから?とか視聴者に思わせてはいけません。

 感動回のはずが、春秋が艦娘みたいに海面をスベって移動したりと、ギャグテイストです。

 師匠…、酒を飲みすぎて路上で死んでたみたいな最期はもう少しなんとかならなかったのでしょうか…。

 三バカニキ達のギスギスも大した理由じゃないことが分かり、これから盛り上がるのこれ?と、不安になりつつも完走目指します!

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 3話まで観ました。 2023.07.16 

 イケメンが増えました!異能力者間でも路線対立があり、ギスギス路線になるのかな?

 アラミタマが島に遊びに来ている観光客を容赦無く襲います。こんな危険な島を観光地にすんなや…。

 ジンギ兄はふざけた奴ですが、アカ兄は何やら深刻ぶったニキで、半妖みたいな感じです。

 もう、異能力が秘密でもなんでも無く、平気で邪法も使います。大丈夫かコレ?アヤカイナ〜!
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 2話まで観ました。2023.07.12

 舞台は島!何か竜宮島っぽい!OPもangelaさんだし、アラミタマもフェスティムっぽいです。オマージュか何かかな?

 ただ…、登場人物達が島の人っぽくないです。方言も喋りませんし、ビジュアルも単なるイケメン達で、渋谷が舞台でも、そのままいけそうです。

 せっかく、色々と話を盛り上げられそうなシチュエーションなのに…と、残念に思います。

 主人公が暗かった1話と違って、2話でいきなり、あっかるいイケメン祭りになってしまったので、何か盛り上がりが欲しい所です。
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 1話観てのレビューです。2023.07.04

 俺様男達のBLっぽい不穏な雰囲気が初回から炸裂します。

 主人公、養護施設に入れられてましたが、超常の力を持っていて、キレるとウッカリ人を殺してしまうらしいです。

 たまたま、相手の少年が屈強だったのか、死ななかったようですが…。

 おいー!そんなリーサルウェポン野放しにするなや〜!養護施設何だと思ってるんだ!親が居ない子には危害を加えても良いのかぁ〜!

 社会性の欠片も無い話そうですが、つかみの酷さについつい観てしまいそうです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

よくわからんが女性向けでしょうかね。キャラに好感も興味も持てませんでした

まあ好みには合わなかったです。
女性向けかと思うので採点は無しにしようか考えましたが…
やや不快感もあったおんで低評価にしておきます。

アヤカというからにはヒロインが出てくるのかと思いましたがどうも違いそうです。アヤカシという意味だったのでしょうかね。
こういうわかりにくいタイトルはどうかと思います。
なろう系の長文タイトルに対する批判がありますが、タイトルの重要な役割は「ターゲットの人にわかってもらう」以上に「ターゲットでない人にターゲットではないとわかってもらう」点にあるという論をなるほどと思ったことがあります。
本タイトルでは「彩花ちゃんは?」というターゲットを呼び寄せてしまうのでは。そういう点で悪いタイトルだと思います。
ま、今後出てくるのかもしれませが… まあもう興味は無いから良いですが。

とりあえず主人公が、明らかに自分を迎えに来た人に向かって、自分は主人公ではない、と嘘をついて逃げようとした所は、非常に感じが悪かったですね。失礼極まりない。
確かに相手も突然主人公を川に突き落とすという突飛でめちゃくちゃなことをする人間なので、結果的にはお互い様ですが、いきなり悪意をぶつけたのは主人公側なので、ざまぁとしか。
主人公の無礼な対応が許されるにはもっとあからさまに変質者か不審者に見えて、主人公逃げて、と視聴者に思わせる状態でないといけなかったのでは。
多少ちゃらく見えた程度で、そこまで嫌悪する理由がわかりませんでした。

まあ女子って意外と、こういう無礼で失礼な男が好きだったりするんですかね。

というわけでキャラ好感度も低い状態で、内容はごく普通の異能力バトル系ですね。特に興味も引かずどうでも良いです。
というわけで一話切り。

ま、本数が増えないのはありがたいです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

無難な女性向けアニメ

無難で個性がない、薄い女性向けバトルアニメ
作画崩壊はしないけど安っぽい感じするし、全然動かない
最後の方の展開は嫌いじゃないですし、そこそこ楽しめました
でも、あえてこのアニメを見なくてもいいかなと思った

イケメン男性陣はもちろん女の子も可愛いしデザインはGOOD
でもキャラは全体的に薄い
ただ一人だけふざけてて他のキャラみんなマジメだから一人浮いてしまってます
BLっぽい感じはないし、男性でも気持ち悪いと思うような感じじゃないと思う

悪いところはバトルアニメなのに戦闘シーンがかなりショボい
敵がなんかオモチャみたいだし、カメラアングルのせいなのか迫力がありません
動きもあまりなく、戦闘シーンのショボさが結構足を引っ張っているように思います

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
強くてニューサーガ(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (3)
68人が棚に入れました
「…終わった…これでやっと…やっと」 魔族が仕掛けた大規模な戦争「大侵攻」によって、人族が滅亡寸前にまで追い込まれた世界。 戦乱の中で青年・カイルは、かけがえのない存在と故郷を失う。 復讐のため、魔法剣士として立ち上がった彼は、激戦の末に魔王討伐を果たすのだが… 勝利の代償はあまりにも大きく、瀕死の重傷を負った自身も力尽きようとしていた……。 その時…… 深紅の宝石が放つ光に包まれ、次に目覚めると、なんとそこは既に滅んだはずの故郷だった! 4年もの時を遡り、失った家族、友人、恋人と再会を果たしたカイルは、二度と同じ悲劇を繰り返さぬよう、前世の記憶と経験を武器に2周目の人生に挑む! 今、世界を救うための“ニューサーガ”が始まる!

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
おでかけ子ザメ(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (9)
33人が棚に入れました
「今日はどこにおでかけしようかな」 夏の日のサイダーにチューチューアイス、映画館にお祭りの屋台、そしてお友達とのとっておきの場所。 子ザメちゃんの小さな大冒険が始まる! 2023年夏、アニメにおでかけ決定!! 優しくてどこか懐かしい、子ザメちゃんの世界。 初公開となる、動く子ザメちゃんの姿をお楽しみください!

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
いきものさん(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (8)
27人が棚に入れました
坊主頭の少年「いがぐり」と相棒の「犬」、毎回登場するいろんないきものたち。ふしぎで気持ちいい“いきものさん”の世界へようこそ!

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

パチーン

原作未読 全12話 1話5分のショートアニメ

少年と飼っている犬が色々な動物と触れ合う不思議な世界を描いたお話。

といっても不思議な世界は多分少年の妄想であり、妄想世界と現実世界を見せてくれます。

会話はなく、言葉にならない言葉や動きで表現しています。

観ていると訳がわからなくなりますねw

最後に、この作品は副音声版もあります。AT-Xで通常版と副音声版と続けて放送されました。

副音声版は、芸人の方や声優さんなど多彩な方が語られていましたね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

パッケージ通りの緩い短編アニメ

数分のほんとに短いアニメでセリフもなくぼーっと見るやつ。
見終わった後、全く同じ動画に最近流行り?のユーチューバーがアフレコしてる版があるのだが素人の悪乗り間満載でいらない。
ポプテピピックの超劣化版。
絵の雰囲気は割と好きだった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~(アニメ映画)

2023年8月4日
★★★★☆ 3.3 (7)
27人が棚に入れました
春日部市に住む幼稚園児、野原しんのすけの日常や冒険を描いた臼井儀人による漫画「クレヨンしんちゃん」のシリーズ初となる3DCGアニメーション。『バクマン。』の大根仁が監督と脚本を担当し、『STAND BY MEドラえもん』の白組がアニメーションを手掛けた。『流浪の月』の松坂桃李をはじめ、「鬼滅の刃」の鬼頭明里、お笑いコンビの空気階段がゲスト声優として出演する。

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
映画プリキュアオールスターズF(アニメ映画)

2023年9月15日
★★★★☆ 3.6 (7)
25人が棚に入れました
プリキュアたちのドリームチームが結成され、チームごとに異世界を冒険する「プリキュア」シリーズ20周年記念作。ソラが目を覚ますと、そこに広がっていたのはふしぎな世界。その世界から抜け出すため、ソラはゆいやまなつ、プリムたちと遠く彼方に見える城を目指す。

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

わ〜い!久々のプリキュアオールスター映画だぁ!!!→スンッ( ˙-˙ )…。

 いや、悪くないよ悪くない…。プリキュアオールスターといえばこういう感じだよね。うん、わかるわかる。久々の新作映画だし、お客は入ってるし、野暮なことは言いたくない。15周年の「オールスターズメモリーズ」みたいな神作を寄越せなんて言わない。ただ、さぁ…明らかにショボくなってない?特にCG。


お祭りなんだから細かいこと言うな的な、欲の薄い人が満足ならそれはそれで構いません。しかし、私はプリキュアの底力に打たれてきた人間なので、そんな温いことは申せません。


 というわけで、久々のプリキュアオールスターだったんですが、プリキュア映画を大体見てきた自分としては、本作はオールスターの罠とでもいうべき構造から逃れようとは多少したけど、やはり絡め取られてしまったように思えてなりません。「オールスターズメモリーズ」は、そこを乗り越えた上で更に、CGの進化、そして気高いテーマ性まで盛り込んでいるからこそ、私のオールタイムベストアニメ映画なのです。


 オールスターの罠とは大別すると2つ。敵やゲストをどうすんの問題と、オールスターという多数なキャラをどう扱うか?という問題です。短い尺の中でこれらの問題を突破するのは困難。


 今回のための敵とゲストキャラを出すと、只でさえオールスターでキャラが多いという問題。更に、単なる「ための」敵、ご都合主義な舞台装置でしかない敵だとやはり萎える。プリキュアにとって敵は単なる敵でない時こそ、深みと感動があって傑作になる。今回は、その部分は考えてきたと思います。ただ、少々練り込みが甘い…。ゲストと敵キャラをちゃんと絡めるのは良いが、ミデンみたいに敵を超えて色んな象徴として機能するような深みにはもう少し掘り下げが必要だったかな?。


 それ以上に大きかったのは、もう一つの問題。オールスターという多数のキャラをどう処理するか?という問題。これは残念ながら従来のフォーマットに乗っかってしまっただけと言わざるをえない。各プリキュアから選抜したキャラを臨時チーム的に幾つか組ませて、それらが合流するってパターンは何度かすでに試みられている。


 すでにやった手法だから駄目とは言わないが、やはり冗長…。初めまして!のところから、他のプリキュアたちと絡んでイチャイチャしているとこがサービスなのだろうが、只でさえ短い尺の中でその半分くらい占拠しちゃうのは、正直物語の推進力があんまない時間が続いて弱い…。最大のサービスは、単体の物語として最高なものを提供することこそ。


 「オールスターズメモリーズ」みたいに、メインは大胆に最新と初代のみ!というような思い切りの良い判断をしつつ、クライマックスではちゃんと全プリキュアの活躍をかっちり見せる!というような英断が本作も必要だったろう。


 あと、予告の段階でも思ってたし、歴代のオールスターでも思ってたが、わちゃわちゃ大量のキャラを出すと作画が荒れる…。ビジュアルがあんま凄くない…。この点も本作は残念ながら従来通りだったなぁ…。なによりCGが明らかに後退してるような…。「オールスターズメモリーズ」では40%くらいCGだったが、そこが売りになるくらい日本アニメ史上最高峰クラスのやつだった。もしかして、金も技術も先細りしてる…?。どうでもいいが、最後の展開って「エアマスター」と同じじゃね?なんて思ったが、偶然の一致だろうな。


 まぁ、色々指摘しましたが、最初に書いた通り悪い作品じゃないし、来年も新作映画を無事やるみたいだし、めでたいとは思います。ただ、だからといってどんぶり勘定にはできません。悪くないけど及第点くらいかなぁ〜。「オールスターズメモリーズ」を知る前の自分にはもう戻れません…。ちなみに他のプリキュア映画では、スマイルとハピネスチャージなどがオススメです。テレビではキラプリ派です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

あにすき さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

なんかショボイ

敵最強だとか
売上最高だとか
かなり自慢されてたけど

中身見たら大した事無かった
ひろプリと適当に選んだキャラが
活躍してばっかりで
オールスターズじゃなくてもいいじゃん
ひろプリと数年前までのプリキュアだけ
でいいじゃんって思った

最強の敵?アレより強い奴は
他の作品に結構おるよ?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

70366 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

タイトルなし

個人的にプリキュア映画の最高傑作だと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
マイ・エレメント(アニメ映画)

2023年8月4日
★★★★☆ 4.0 (6)
24人が棚に入れました
火・水・土・風といったエレメント(元素)たちが暮らす世界を舞台に、正反対の性質を持つ2人の出会いを描いたディズニー&ピクサーの長編アニメ。
『アーロと少年』のピーター・ソーンがメガホンをとり、火のエレメントで少し短気なエンバーの声を『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』のリーア・ルイス、水のエレメントで流れに身を任せるタイプのウェイドの声を『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のマムドゥ・アチーが務める。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

多様性の面倒臭さと可能性を描き切ったピクサーの力作

【物語 4.5点】
多様性を描いた本作。

監督のピーター・ソーン氏は韓国系。
韓国人と結婚して欲しいとの家族の要望に反して、
イタリア系女性と結婚したという過去を持つ。

本作でも監督自身の人生が反映されており、
それだけならマイノリティ経験者等以外は共感できない視野の狭い作品となります。
が、本作の非凡な所は、マイノリティが多エレメント(民族)都市であるエレメント・シティの中で、エ0レメント間に溝ができていく歴史と過程を、客観的に描写できている所。

水、土、風の順で移住してきたこの街は、先住したエレメントたちが暮らしやすいよう、社会インフラが特化。
都市構造は極めて複雑で、多大なコストがかかるのに、
何で多様なエレメントが共存する必要があるのだろう?と目まいがする程。
そこに最後発でやってきた火のエレメントが割って入るのは中々難しい。
必然、押しやられるように他のエレメントが捨てた街区に住み着き、火の街は半ばスラム化。
先住エレメントたちが取り仕切る行政の目も行き届かない。

マイノリティの側も、マジョリティの側も無自覚のうちに壁を作ってしまう。
特段、差別主義者や分離主義者じゃなくとも、火のエレメントは火だけでまとまって互いにあまり関わらない方が良いよねとなる。
個々人の意識ではどうにもできない歴史、社会構造から来る分断が見事に表現されています。

私はしばしば、一部の無思慮なリベラルが、多様性は今や時代の空気なんだから保守は従えとマウント取っている光景を見て不快な気持ちになりますが、
多エレメント都市の現状と課題について、思慮を重ね忌憚なく表現された本作は、
多様性の押しつけ感がなく傾聴する気になれます。

その上で展開される火のエレメント・エンバーと水のエレメント・ウェイド、禁断の恋物語。

火のエンバーは、家業の雑貨店で接客する中で、しばしば癇癪(かんしゃく)の爆発を起こすため、
深呼吸して怒りをやり過ごすアンガーマネジメントを試みる。
ですが水のウェイドはそれを聞き、癇癪は自分の心の叫びを伝えようとしているんだとアドバイス。
それを聞いた火のエンバーが自身の心の声と向き合うことで、
{netabare} 爆発的な火力を生かしたガラス職人(水エレメントの建造物はガラス製で需要大){/netabare} という思わぬ道が開けていく。

自分のことこそ自分では分からない。
自分の才能は時に視点の異なる他者との出会いにより発見される。

異なるエレメント間で放たれる可能性の“化学反応”
多大なコストを払ってまで多様性を実現するエレメント・シティの面目躍如。

マイノリティじゃなくても、面倒な他者との交流に尻込みしがちな多くの人間の背中を押す、
普遍的なメッセージ性が本作の真価。

シナリオ転換を{netabare} 水エレメントの主要交通手段である運河からの水漏れ{/netabare} ばかりに頼ったのはやや単調に感じたものの、
幅広い層にオススメできる好エピソードだと思います。


【作画 5.0点】
製作・ディズニー&ピクサーによるCGアニメーション

豪華。
目がくらむ程、手間がかかりそうな映像を実感すること自体が、
多様性都市の課題と可能性を示唆する。

水、土、風、火のエレメントにより構築されたキャラクターは、
ゆらめく炎や、光を乱反射する水泡など、常時、莫大なエフェクト量を消費。
例えるなら異世界ファンタジーアニメの大火力魔法レベルの演出を、
常時全カットで施し続けている状態。

並のスタジオなら忌避する高カロリー映像を巨大戦力で実現して押し切った感じ。


土から出た葉は火に触れると燃えてしまうため、火は{netabare} 植物園{/netabare} などの特定施設から“火気厳禁”と締め出される差別を受ける。
水エレメントの潤いを保つため公共交通機関に整備された溢れ出る程の大量の水は、火エレメントにとっては公害でしかない。
エレメント共存の困難性を、終始、魔法みたいな映像美で楽しみながら直感的に理解できてしまうのは見事としか言い様がありません。

属性魔法みたいな分かりやすさに油断した虚を付いたカットが本作の見せ場。
{netabare} 火のエンバーと水のウェイドが初めて触れ合い抱き合うシーン。
水で消される火が結ばれる訳がないと作中エレメントたちも鑑賞者も決め付けていたが、
実は誰も試していなかっただけ。{/netabare}
目から鱗の“化学反応”が心に残りました。


【キャラ 4.0点】
多種族間にまつわる諸々を属性エレメントでデフォルメし記号化したキャラ造形。
従来こうした志向のキャラ作りにおいてはアニマル化が有効かつ良作多数でしたが、
本作のエレメント間交流による“化学反応”は関係性表現という点でアニマルキャラにもない新境地を開拓。


火のエンバーの両親。
本作は父親のバーニーがエレメント・シティに火のコミュニティーを確立する一代記でもある。
人は何にでもなれる!縛られなくたっていい自由だ!と一方的に主張するだけでなく、
火の伝統を娘エンバーに継承したいとの親心もちゃんと汲んでいる点も本作の懐の深い所。

バーニーもまた移住の際、{netabare} 地元の白い目に曝されながら旅立っている。
その寂しさを知った上で見るラストのエンバーと互いに地に伏して認め合う儀礼。
心が温かくなりました。{/netabare}

一方の母親・シンダーは地域によくいる仲人おばさん。
匂いで恋心を感知する恐るべき異能?で恋愛好奇心の火を煽る燃料に。


あとは何度、花を火に燃やされてもアタックし続ける土エレメントの少年クロッドの恋が実ることをお祈り致しております。


【声優 4.0点】
※日本語吹替版を鑑賞。

吹替声優には火のエンバー役・川口 春奈さん、水のウェイド役・玉森 裕太さん(Kis-My-Ft2)をオーディション選出。
すぐにカッカして爆発するエンバーに、ちょっとしたことで号泣するウェイドと、
感情表現も激しい役どころ。
メイン2人からは声優初挑戦とは思えない程のボイス表現を引き出せていたと思います。

この吹替スタッフ陣には、俳優タレントの才能をどうやって発揮させれば棒読みを防げるのか秘訣を是非教えて頂きたいですね。
オーディションの段階から俳優タレントの名前や顔じゃなくてボイス素材を重視していることは、
土の堅物お役人エレメント・ファーン役の伊達 みきおさん(サンドウィッチマン)の意外性でも伺えますし。
また川口 春奈さんが吹替収録後はいつもクタクタだったと証言されている点から、
ディレクションには妥協しない収録風景は想像できます。


【音楽 4.0点】
劇伴担当はトーマス・ニューマン氏。
民族音楽からエレクトロポップまで幅広くアレンジし、エレメントのるつぼを好表現。

同氏も共同制作で参加したED主題歌・ラウブ「Steal The Show」も、
軽快な民族音楽風の打楽器など、上記のアレンジを取り込んで、
エンバーとウェイドの関係を歌った良作ラブソング。

日本版エンドソングとして起用されたのが2009年のヒット曲・Superfly「やさしい気持ちで」
“あなたがいて わたしになる 幸せにはきっと ひとりきりじゃたどり着けない”
別に本作主題歌を狙ったわけじゃないのに、ジャストミートする歌詞。
何気にそこが一番驚いた“化学反応”

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

エンタメの骨子が出来て…おらん喃。ピクサーの復活が待たれる。

 好きなDr.マクガイヤー氏が褒めていたので見に行った映画第二弾。Dr.と同じく最近のピクサーはどうも調子悪くてなぁ…(個人的にはソウルフルワールドが最後の傑作)な印象で見に行ってなかったのですが、本作は絶賛されていたので見に行った結果…。


 恋愛が中心だし最近のピクサーはなぁ…という気持ちで気後れしてたのですが、正直言わんこっちゃナイト…でした。Dr.が褒めていた所、具体的には「ズートピア」等から引き継がれている魅力的な世界観や設定を、面白かつ美しいアニメーションで説明的になりすぎず表現する上手さ、韓国系の移民二世という監督の個人的な想いをアニメーションにすることでより普遍的なテーマしているとこは見事!。


 ただ、Dr.も指摘していた最近のピクサーの問題点。ラセターが抜けた後、脚本の練り込みの最後の一押しが足りてないというのが私は本作にも感じてしまってエンタメ力がもう一歩乗り切れねぇ…。


 ピクサーはずっと恋愛を中心に置いた作品はやってこなかったし(あくまで副次的な要素ではあった)、そもそも現代に生きるオタクとしてはもう男女の恋愛を中心にするのは古いというか、もう求心力にイマイチ欠けるような。日本のコンテンツでもライトなノリか、ギャグ中心の作品くらいしか印象に残るものはもはやないし。


 それ以上に本作の問題は、解決すべき問題(マクガフィンだとしても)が微妙…というところ。故に二人が共通のミッションをこなしていく過程で自然と惹かれ合う感が少々弱い…(ズートピアはそこがスムーズだったし、そんなに恋愛を中心に置いてなかった)。


 今までのピクサー作品や、ピクサー合流後のディズニーアニメでは大体強固な解決すべき問題に向かって一直線!な王道の作りだった。途中で実はそれは本当の問題ではなかったみたいなツイストがあったり、大きく打ちのめされてもう辞めるか?ってとこまで追い詰められたりしても基本的には、しっかりとエンタメの骨子が出来ておる喃…だった。


 しかし、本作は悪役もいないし、問題もその解決も弱い…。勿論そこが真の話の中心ではなくマクガフィンなのはわかってるが、最初はやたらポンポンと話が進むなぁ〜と思っていたが、進むにつれてなんか進むべき方向がぼやけてしまって緊密さを欠く脚本になってしまったように思えてならない。マクガフィンだとしても眼前の強固な問題の解決が、同時に真の問題の解決とも重なってこそエモーショナルな喜びを生む。


 シナリオ骨法言うところの「カセ」や「カタキ」が緩いから、エモーショナルな積み重ねや高まりがイマイチ足りてない。故に二人の恋愛も、テーマの部分も真に心に迫って魂を震わせてくれる域にはどうもいけない…。今までのピクサーの傑作がいかに凄かったか改めて思い知らせました。


 あと、小言的な感じですが、4大元素の残りの2つはいらなくね?とか、pvとかで流れてる曲って日本だけの主題歌かい!とか、終盤ああいう台詞を吐かせるなら親世代の成長ももっと描くべきだったんじゃねとか、土下座って韓国にもあるんだっけ?とか色々ありますが、そこはピクサーですから全体的なレベルは決して低くない、普通なら及第点な作品だとは思います(序盤はワクワクした)。ただ、過去のピクサー作品を知ってるこちらとしては、Dr.には悪いけど私は新たな傑作誕生!とは言えないなぁ…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《後編》(アニメ映画)

2023年6月30日
★★★★★ 4.5 (5)
22人が棚に入れました
武内直子の人気コミックをテレビアニメ化し世界的人気を博した「美少女戦士セーラームーン」シリーズの劇場版で、原作の第5期にあたる「シャドウ・ギャラクティカ編」を映画化した前後編2部作の後編。
銀河征服をもくろむシャドウ・ギャラクティカとの戦いに身を投じたセーラームーン。破壊の戦士セーラーギャラクシアはセーラームーンから仲間たちを次々と奪い、彼女を追い詰めていく。孤独に打ちのめされそうになりながらも、愛する人や仲間たちのため、セーラームーンは銀河の運命を左右する最終決戦に挑む。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ビヨンド・ザ・セーラー・ギャラクシー

【物語 3.5点】
前編で決戦に至るまでの経緯をギュウギュウ詰めにして、後編ではラストバトル。
ボスとヒロインの矜持をぶつけ合う論戦も含めてジックリ描く。
前作『~Eternal』と同様の全体構成。

今回のセーラームーンとセーラーギャラクシアの最終舌戦は、
宇宙の成り立ちのレベルからセーラー戦士の宿命を説き明かす。
{netabare} 星が生まれた時、光が生じるからこそ闇が生まれる。
星を守護するセーラー戦士と光に引き寄せられる悪は表裏一体。
よって星々とセーラー戦士が生まれる限り、戦いは終わらない。
永劫の輪廻転生の中で重要なのはクリスタル。器の肉体が経験する刹那の人生などに大した意味などない。{/netabare}
その上で尚、現世に生きる女の子の青春の価値を抗弁する。
時空を越えた特大スケールの大説教合戦。

瞬きする間もなく倒れていくセーラー戦士など、
やはり尺は窮屈な感じはしますが、
壮大な宇宙観をまとめ上げた手腕には見るべき点があります。


【作画 3.5点】
変身&必殺技の“バンク”再現にも多くの労力が割かれた集大成。
『~Crystal』1期序盤のセーラームーン変身バンクでは、
少女漫画風タッチとCGが目立ち、
90年代アニメ版とは違う作風で行くんだという主張が相容れず、
私の脱落の一因となりました。

結局、本シリーズも回り回って、90年代風の再現に戻って来た感。
劇場で堪能できた嬉しさ半分。これを最初からやっていればとの悔恨半分。

限られた尺で宇宙の真理を表現すべく作画も奮闘。
掴み難いイメージを理解する一助になりました。

それにしてもスターライツやギャラクシアのヘソ出しスタイル。
最後は{netabare} ネグリジェ姿のセーラー戦士たちで大団円。{/netabare}
悟りに近づくに連れ、薄着、肌色率が上昇していくのは何故なのでしょうw
劇場で平然とヒロイン変身シーンを堪能していた私も少し羞恥を覚えましたw


【キャラ 4.0点】
ほぼラストバトルのみを描いた後編。
登場キャラもほぼ全員セーラー戦士ですが、その数は膨大。
星の数だけ守護戦士が生まれる宇宙観を物量で思い知らせる。


ラスボス・セーラーギャラクシアは、“クズ星”の戦士として傷を重ねた上、
{netabare} 真ボス・カオス{/netabare} に明かされた宇宙の真実への絶望から凶行を重ねる。
ギャラクシア自身がセーラームーンに救済を求めていた?
勧善懲悪とは異なる余韻をもたらす。


戦士たちの百花繚乱の中、私の心に残っているのが、月野うさぎの母・育子。
セーラー戦士の事情を知らないはずの母が、最終決戦に挑む娘の背中を見て、もう戻って来ないかもと予感するカット。
何でもお見通しな母親。宇宙に勝る真理なのかもしれません。


【声優 4.5点】
主演・三石 琴乃さん。
この春出た、自身の声優人生を回顧した自伝的エッセイ『ことのは』を購読。
その中で繰り返し語られるのは、昔は今続けている事が意味があるのか分からなかったが、とにかく努力は続けた。
後になって、あの時苦しんで身に付けたことが役に立ったという人生訓。

セーラームーンの一人称視点が強調された本作。
月野うさぎも、仲間が次々に倒れ、孤独の中で自身の正義を見失いかけるピンチが続く。
暗中模索の中で、何度も立ち上がり戦い抜くムーンの姿を見ていたら、
まるで中の人の声優人生と重なっているように感じて胸を打たれてしまいまして。

本シリーズも周りのセーラー戦士役は実績を重ねた中堅、若手に変更して、
主役だけは三石さんのままで行くというキャスティングが無理があると物議を醸しましたし、私も疑問でした。

でも最後に主演声優に感動できたのだから終い良ければこれで良しだったのかなと。

“国民的美少女戦士アニメ”主演という成功にも慢心せず、
舞台・ドラマにも挑戦し芸を磨き続けて来た三石さん。
来年の大河ドラマ『光る君へ』では藤原道長の母・時姫役での出演も決定。
京の伏魔殿でどんな華を咲かせるのか?楽しみな大河がますます楽しみになります。


意外なキャストだったのがセーラーコスモス役。
一人だけ、たどたどしいアフレコだなと訝しんでいたら{netabare} 北川 景子さんでした。
実写ドラマ版のセーラーマーズ役がデビュー作の女優がムーンの遠い未来の姿を演じる。{/netabare}

作画と合わせてキャスティングにも本シリーズだけでなく、
メディアミックス全体を総括しようとの意志が滲み出ています。


【音楽 4.0点】
OP主題歌は「セーラースターソング」
TVアニメ版『~セーラースターズ』OPを、
セーラー火球役・水樹 奈々さんがスターライツ声優陣を従え、こぶしを利かせてカバー。
奈々さん起用の真価を発揮。

ED主題歌は前編から続投のDaoko「月の花」ほか数曲のメドレーで、
『セーラームーン』コンテンツの集大成を飾る。

エンドロール後の締めくくりには、価値観が移り変わろうとも、
これが自分が描いて来た女の子の幸せだとの作者の意地も感じました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
アイドルマスター ミリオンライブ! 第2幕(アニメ映画)

2023年9月8日
★★★★★ 4.1 (5)
16人が棚に入れました
バンダイナムコエンターテインメントのメディアミックス作品を原作とするテレビアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」全12話を、2023年10月の放送開始に先駆けて劇場公開する3部作の第2幕。
自分らしい夢を探す春日未来、子どもの頃からアイドルに憧れてきた最上静香、センスと才能に恵まれた伊吹翼を中心に、芸能事務所「765(ナムコ)プロダクション」に所属する39人のアイドルたちと、その活動拠点である「765プロライブ劇場」の成長を描く。

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
カールじいさんのデート(アニメ映画)

2023年8月4日
★★★★☆ 3.4 (1)
16人が棚に入れました
2009年製作「カールじいさんの空飛ぶ家」のスピンオフ短編。
友人の女性と渋々デートに行くことになり緊張気味のカールじいさんと犬のダグの一日を綴る。
ディズニー&ピクサーアニメ「マイ・エレメント」と同時上映。

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
闇芝居(第11期)(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (2)
12人が棚に入れました
闇芝居 十一期


今夏、再ビ、帰ッテクルヨ…

Mi-24 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

怪談

全然怖くはないが、数分なので何となく見ていられる。

「ふ~~ん......」という感想しか出て来ない。

見ても見なくても、どうでもいい感じ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
忘星のヴァリシア 第一章:劫火(アニメ映画)

2023年7月3日
★★★★☆ 3.2 (1)
12人が棚に入れました
生命の火が、この星を照らしている
2006年、瀬戸内海に面する四国の海運都市。
 脚の故障で陸上選手の夢を失くした少女、星守明桜(ほしがみあきお)は親友の海添彩希(うみそえあやの)とともに高校に進学。部活や新しい友人たちと出会い、空っぽだった明桜は少しずつかつての自分を取り戻しつつあった。

しかし、ある日彩希が突如姿を消してしまう。 


 この星には、太古より続く戦いがあった。かつて神に与えられた、空の魂を持つ

8体の巨人《星辰機(スターマキナ)》。



『これに乗り、百年に一度現れる《簒奪者》より生命の火を守れ。そして絶やすな』



 その言葉に従い、星辰機に選ばれた乗り手は戦い抜いてきた。


 それから幾星霜。全ての星辰機が斃れてから100年。


 次の100年を繋ぐため建造された人工の巨人《星辰機・デスタニア・レプリカ》の精神燃料として捧げられた彩希の魂に選ばれ、明桜は全ての生命を守る戦いに

巻き込まれていく。


 彩希とともにいるために。彩希へ一歩踏み出すために。そしてもう一度、自分を信じるために。


 運命を奪い奇跡の熱量が爆ぜた時、存在しない9番目の巨人が目覚める。

 其は《ヴァリシア》。冥王の名を冠する白亜の戦士。

――これは、すべての始まり。

​ きっといつか忘れられる、ありふれた星の、私たちの物語だ。

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
シャドウバース F セブンシャドウズ編(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (5)
11人が棚に入れました
ワールドランキング上位者となり、新たな“最強のシャドバプレイヤー”となったライト。セブン・シャドウズへの挑戦権を獲得したライトたちは、巨大な浮島「シャドウエリア」へと招かれる。 バトルはライトたちとセブン・シャドウズのチーム戦。各エリアに配置されたセブン・シャドウズと勝負し、先に5勝したチームが勝者となる。 アーク、アークルーラー、そしてセブンシャドウズ。すべての真実は、バトルの果てに――。 世界の行く末を決める、大いなる試練が始まる!!

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
カードファイト!! ヴァンガード will+Dress Season3(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (2)
10人が棚に入れました
2021年4月から放送されたTVアニメ「カードファイト!! ヴァンガード overDress」その続編となる「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」のSeason3がついに7月より放送スタート!引き続きキャラクターデザイン原案は「CLAMP」、アニメーション制作は「キネマシトラス」!UNIアプリによりユニフォーマーズ一色となるヴァンガード。全ファイターが最強となる、AIギィが目指す世界は理想郷か?ユウユ達は個性ある楽しいファイトの為に戦う!

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
シルバニアファミリーフレアのゴー・フォー・ドリーム!(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (1)
8人が棚に入れました
物語の舞台は世界のどこかにある”シルバニア村”。

ほがらかでみんなと過ごすのが大すきなショコラウサギの女の子「フレア」と、頭脳明晰でやさしいペルシャネコの女の子「ライラ」、元気いっぱいで忍者に憧れているくるみリスの男の子「ラルフ」の3にんや、赤ちゃんたちが村の中や森の中、ゆうえんちなどで大活躍します!

シルバニアファミリーの世界で起こるさまざまな出来事を通して、夢や希望をたいせつにする主人公フレアと個性豊かなシルバニアの仲間たちによる心温まるお話をお届けします。

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
「ポケモンWCS2023」アニメーションCM「キミに会えた!」(その他)

2023年7月23日
★★★★☆ 3.3 (1)
7人が棚に入れました
映像は,「君の名は。」や「天気の子」などを手掛けたコミックス・ウェーブ・フィルムによるもので,世界中から「WCS2023」に集まった人々と,そこで生まれるさまざまなドラマを,今大会の4競技(ゲーム部門,カードゲーム部門,ポケモン GO部門,ポケモンユナイト部門)のポケモンバトルと合わせながら紹介している。

計測不能 60 2023年夏(7月~9月)アニメランキング60位
境界戦機 極鋼ノ装鬼(Webアニメ)

2023年8月10日
★★★★☆ 3.5 (2)
6人が棚に入れました
北陸戦線終結後、新日本協力機構が統治する日本人のための新たな国土が誕生した。
しかし、それで日本を取り巻く状況が劇的に良化したかというと、そうではなかった。
国内における各勢力の実効支配は続き、日本人に対する抑圧も、緩和されたとは言え継続されていた。
南海に浮かぶ孤島も同様だった。
島を実効支配 するオセアニア軍と、それに抵抗するレジスタンス組織『ヒヌカン』。
そこへ孤島占拠を目指す北米軍が攻めてきて――。
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