2022年度に放送されたおすすめアニメ一覧 343

あにこれの全ユーザーが2022年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の2022年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.9 174 2022年度アニメランキング174位
オンエアできない!(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (44)
106人が棚に入れました
時は2014年、東京の片隅に位置する「東京はじっこテレビジョン」に入社した新人ADまふねこ(23)。華やかでキラキラした世界に胸を躍らせて配属された制作局のお仕事は、「どんぐりを300個拾う」、「カメラに映り込んだ にモザイクをかけ続ける」など地味で謎すぎる業務の連続だった! 毒舌敏腕ディレクターや中華鍋に排泄をする海外ロケディレクターなど、世の中のフツーとはちょっと違う、けどなんかすごいギョーカイ人に囲まれながら、一人前のテレビマンを目指し仕事にまい進していく。テレビの裏側で悪戦苦闘するポンコツADまふねこの奮闘記は始まったばかり……!!

声優・キャラクター
まふねこ:大地葉
鬼河原ディレクター:間宮康弘
よりちゃん:杉山里穂
横山チーフAD:広瀬裕也
ナレーション:川島明(麒麟)

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ADさんのつらい日常

テレビ局のADの仕事のつらさをネタにしたショートアニメ。
短いので気軽に見れていい感じで、テレビ制作の裏側が描かれているところは興味あって最後まで見ました。

興味深いけど、キャラクターとかシナリオとかそういった魅力はゼロで、笑えるところもなくて、ただお仕事の裏側の苦労話を紹介するだけのアニメになっているのが難点。
へえー大変なんですねー以外の感想が特に浮かばない。
でも将来テレビ局で働きたい!って人は見ておくと良さそうですね。

美少女かイケメンが主人公だったら人気出るかも。

女性だろうがお構いなしにきつい仕事をさせられるADさん大変なんですね。
あまりテレビ見るほうじゃないんですが、これからは裏でADさんがどんな苦労をしているのか考えながら番組を見るのも面白いかもと思いました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

テレビ局のAD体験談

原作未読 全12話 1話5分枠のショートアニメ
東京のテレビ局にADとして働いている主人公まふねこの日々AD体験を描いた作品です。
あまり気にしていませんが、他は人間なのにまふねこだけ猫耳ですねw
まふねこのぽんこつぶりと個性的なギョウカイ人とお話がメインとなります。
時間的にもちょうどいい感じでした。
箸休めにどうぞ〜
主題歌は水湊いづきさんが歌っています。
最後に、色々な芸能人に会えるのは良いでしょうがADのお仕事は過酷そうですね〜

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ショート作品にしては面白い

外の人間には分からない業界物作品で楽しめました。
アニメでは面白おかしく脚色していますが、リアルな現場ではさぞや大変なことなのでしょうね。
アニメを観ただけでも自分にはTV業界は無理だなと感じました。
まふねこさん、頑張ってください。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

64.7 177 2022年度アニメランキング177位
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (212)
642人が棚に入れました
「――レイン。君はクビだ」 勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。 自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。 カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。 「私を、使役してみる?」 最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

足手まといだと勇者のパーティーを追い出されたので、魔物使いのチートスキル発動することにしました

【紹介】
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」っていうアニメとだいたい設定一緒です、こっちは勇者パーティの性格悪すぎて不快感が倍増ですが・・・

【感想】
シナリオは浅い感じで見どころはなかった、困っている人を助けて敵を退治して仲間の美少女と仲良くなってっていう、わかりやすい普通のなろう系チートハーレムアニメ
作画はあんまり動きがないけど絵は綺麗だしキャラクターも可愛いので見て良かったです

せっかくビーストテイマーなのに強くなりすぎて、他のチート系作品と一緒になってるのが残念、これは「転生賢者~」とか「黒の召喚士」も一緒かな?
主人公はサポートに徹したほうが面白い作品になったと思いますけど、そうすると「女の子に守られてる情けないヤツ」って馬鹿にされるのが嫌なのかな?
主人公は強くなくちゃ嫌だってのはわかるんだけどグッと我慢すればもっと戦略的で深みのある作品になるのではないでしょうか?

あとは勇者パーティが魔王の幹部か!ってくらい性格醜すぎてきつい・・・
シナリオに必要だったり、面白さにつながってればいいんですが、ただ不快なだけでした
勇者パーティも何のために旅してるの?レインに嫌がらせするのが目的になってない?

必要以上に主人公に意地悪をさせて、主人公をチートにして周りからチヤホヤされて下剋上っぽいことするアニメって多いけど(特になろう系は)たぶんコレって作者の承認欲求とか憂さ晴らししたい願望なのかな?って思うと、共感はしづらいかな?

でも主人公パーティの雰囲気はいい感じだったので、なろう系が嫌いじゃなければアリだと思います!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんだこれわぁ~~~~!!\(゚Д゚)/~~~~

2023/02/02 初投稿

めっさ面白いのです!!

まったく,期待していなかったのですがw
「農民」に続き2作連続途中リタイアも止むなし,くらいの心づもりでの視聴でしたが,不思議と面白い。かなり面白い!先が気になる!!w

何がいいのかよく分からないけど
メインのキャラクター達がいいのかな?
ハーレム主の主人公にしても,誰かを助けたい,守りたいみたいな動機が前面に出た上での行動だし,勇者PTを追い出されるという挫折を乗り越えての物語だし。割と感情移入できたのかも知れません。
ハーレム構成員の女子達もレインの役に立ちたい,助けたいという動機が明確です。
そしてなにより,絵的にみんな可愛く描けています。
率直に言って,モブの作画とかはかなり手抜きです。イヤ違うか,お金かけていません。結構コストカットしていると思います。しかし,主役級は丁寧に綺麗に描かれています。お金もかけてるし,手間もかけている,制作陣のモチベーションも違うのが明らかです。限られた予算と労働力を最大限生かしていると賞賛に値するかと思います。
とにかく,ストーリー的にも絵的にも最後まで力を抜いて楽しめました。
異世界チートハーレム物の一つの理想型かも知れません。


もちろん,いくつか気になった点はあります。

勇者PTの性格が悪すぎな件。ストーリー上ある程度必然性は感じ納得はしましたがやはりひどすぎかもw

ことばの問題なのですが
tameは自分のイメージでは「飼い慣らす」なのでテイマーは「飼い慣らす人」
beastはたぶん一番しっくりくる日本語は野獣ではないでしょうか。
あと日本語の問題なのですが「使役」とは「何かをさせる事」的な感じ?
ここら辺の設定の根幹に関わる言葉の使い方がでたらめに感じて,ストレスになりました。
心の中で突っ込みまくり?でした。
「いや!それはテイムじゃなく,認め合ったのでは?」とか
「ビースト」じゃ無く人間枠なんじゃない?とか
「使役じゃ無く契約なんじゃ無い?」とか(実際途中から,契約という表現に変わったような?)なんかムズムズ居心地が悪く感じました。

それと,タイトルに縛られたのか変に「最強種」推し
次から次に出て来る最強種,最強が何種類有るの??
それから,最強種縛りがあるので幽霊とは一緒に暮らすけど,テイム?(使役?契約?)しないのかな?最強種意外興味ないみたい^^;

いや,いいんです・・・気にしないで下さい。
自分としては,面白かったのでかなりお勧めですよ~(^0^)b

他の人のレビュー見たら酷評が多い感じ・・・wなので上のかなりお勧めはちょっと自信ないかも^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最大の疑問:「なぜキミたちは自ら隷属してしまおうとするのか?」

自分のビーストテイマーとしての規格外な能力に無自覚な主人公レインと、そのレインにテイムされた最強種の少女たちの物語。

タイトルに入っている猫耳少女は獣人で、他にもドラゴンとか精霊とかいろんな種類の「最強種」が出てきます。

雑な分類っぽい言い方をすれば「追放ざまあ系なろうアニメ」といったところでしょうか。この1クールではメンバー集合エピソードに終止してほぼ「プロローグ」といった感じですが話のキリとしては悪くはないですね。

レインができることは他のビーストテイマーにもできると勘違いしてしまった勇者パーティーの4人がちょっと不憫ですが、勇者パーティーの権威を笠に着てろくでもないことをやってヘイトもためてるので最終的には同情されにくいキャラになっています。

指摘しておきたい点として、最強種の少女たちはみんなレインが無理矢理にというわけではなく自らの意志で主従契約を結んでいます。主従契約を結ぶとお互いに精神的な繋がりができてそれぞれの最強種ごとに異なったスキルなどの能力的なボーナスがレインに付くらしいです。

女の子キャラはみんなカワイイしストーリーのテンポなども決して悪くはなくそれなりに観ていて楽しくはあるのですが、個人的には「自らの意志で隷属する」っていうところへの違和感は最後まで拭えませんでした。

この「主従契約」の歪さにモヤモヤしない人にはけっこう楽しめるんじゃないでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

64.7 177 2022年度アニメランキング177位
最近雇ったメイドが怪しい(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (148)
520人が棚に入れました
最近、メイドを雇った。仕事熱心で真面目だけど、とても… ――怪しい―― 田舎の小さな屋敷の主人・ゆうりは、突然現れたメイド・リリスの正体を探っていた。 素性も目的も不明だが、不自然なほど良く働き、料理も洗濯も怖いほどに完璧。そして、あの吸い込まれるような紫の瞳。 きっとリリスは何か企んでいるに違いないと、怪しすぎて、怪しすぎて、ゆうりは何も手につかなくて困っている……。 これは孤独だった1人の少年と、突然現れた怪しいメイドが、少しずつ、絆を育んでいく物語。

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

メイドと坊ちゃんのほっこりハートフルなラブコメ。

作者はジャヒー様の作者さんだったと思いますが、原作は未読です。
孤独になってしまったお坊ちゃんのゆうり君の所に謎のメイドさんのリリスさんがやってくる所から始まるハートフルなラブコメ。
はやみんこと早見沙織さんがお坊ちゃんのゆうり君という少年役をやっているのも珍しいし、リリス役の高橋李依さんもキャラに合っていて、からかうつもりでリリスがゆうりにドキッとする台詞を言ったらゆうりがストレートに口説き文句を素直にいってリリスが照れるというやりとりが面白かったです。
他にもおませなゆうりのクラスメイトのつかさやつかさの執事?の藤崎とかのキャラも面白かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

ねるる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

面白い所がひとつもない。純粋につまらない作品。

原作未読。3話まで視聴済。途中レビュー

はやみん出演ってことで結構期待してたけど、今のところ今期の中で1番期待外れ。

毎話主人公とメイドのワンパターンなやり取りで学びも面白みも無く飽きる。メイド萌えもしないので尚更良さが分からん。
メイドのいる洋風な世界観の中で、魚屋とかカップ麺とか出てくるのもなんか違和感。
3話で新キャラ出たけど、物語に刺激を与えるわけでは無さそうなので、今後の展開にも期待は出来なそう…。

2022/11/09 全11話視聴完了。
原作漫画未読。

両親を失い、大きな屋敷で1人で暮らす主人公の元に、ある日メイドがあらわれ雇うこととなる。あらゆる家事を完璧にこなす、怪しいメイドと孤独な少年が絆を育む物語。

最終話まで面白い展開は一切なく、ワンパターンなやり取りと想像通りの展開でガッカリ作品でした。

主人公の少年は中盤まで事ある事にしつこいくらいに、怪しい、怪しい、と繰り替えし、メイドがからかうような言葉をかけて、少年の純粋な回答に逆に照れるというお決まりのやり取りにウンザリしてた。よく分からないタイミングで、2人の絆が深まって、怪しいから好きとか大事という気持ちになるけど、変わるきっかけエピソードが薄いから響いてこないし、いつのまに心情変化したの?って思った。
後半になって出てくるサブキャラのメイドも全く物語上で役に立ってないし、あんなメイドいるかよっていうキャラクターで冷めてた。

深読みしすぎかもしれませんが、最終話まで見終わって、主人公はどこか人としての感情というものが乏しく、ちょっとある意味病んでる子なのかなって思いました。目が基本笑ってないし、好きとか嬉しいとかの感情が軽くて薄くて、このキャラを演じるはやみん絶妙だなって思いながら見てました。

キャラクターや舞台設定に派手さがありましたが、物語はつまらないし中身がなく、キャラクターにも魅力がなく、OPもEDもパッとしないしで、見所がない作品でしたね。
原作は人気らしいので、また違ったお話展開なのかな?
原作ファン以外の方にはオススメ出来ない作品でした。非常にイマイチです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

恋を知らない坊っちゃま

事故で両親を失い、メイドや執事たちを全員解雇し、一人で館の主人となった悠利少年、その館に一人のメイドがやってきました。無給でいいからと雑事全般を行うメイドのリリス、怪しいと決めつけ監視していた悠利少年でしたが、次第に心を開きリリスとの関係も良好なっていくお話です。

年齢は分かりませんが、中学生ぐらいの悠利少年と大人?(18歳ぐらい)のリリス、時折誘惑するようなからかいをリリスがしますが、悠利は純粋無垢な少年なのでド直球で返してきて、返り討ちにあうのが定番な流れです。

また、リリス役を高橋李依さん、悠利役を早見沙織さんが演じており、本来逆のように思ましたが、よく合っていました。悠利の友人役の堀江由衣がちょっと合っていないかったようなw

お話は館が中心でほのぼのとしています。後半新キャラも増えて2人の仲を引っ掻き回しますが大事にはなりません。

2人の関係を楽しむ作品だと思います。

OPは≠MEさん、EDは堀江由衣さんが歌っています。

最後に、最初の頃「怪しい」を連発する悠利くんの方が、よほど「怪しい」とツッコミたくなりましたねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

64.6 179 2022年度アニメランキング179位
新米錬金術師の店舗経営(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (198)
575人が棚に入れました
孤児院育ちの新米錬金術師サラサは、亡き両親と同じようにお店を開くのが夢。 そんなサラサが養成学校の卒業祝いに師匠からもらったのは、とある辺境の村の空き店舗だった。 予定よりも早く叶う夢に胸を弾ませるサラサだったが、待っていたのはボロボロの店舗、慣れないコミュニケーション、危険な素材集めに魔物退治!? 豊富な知識と高い魔力、鍛えた剣術を武器に見知らぬ土地で奮闘するサラサ。 店舗経営を通じて広まる想いと錬金術が、出会いと絆を生んでいく――

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

意外と真面目に店舗経営している経済活動アニメ(アニメオリジナル第6話を除く)

第6話まで観終わった時点でこのレビューを書いています。

WEB版(小説家になろう/カクヨム)→ ファンタジア文庫&コミカライズ(コミックヴァルキリー)からのライトノベル原作アニメ化作品です。

世界観的には我々から見れば作中世界は異世界ですが、作中のキャラクターたちからすれば主人公サラサも含めて特に異世界転生や異世界転移のバックグラウンドを持つキャラクターはおらず、普通のファンタジー作品ということになります。

原作は今回のアニメ化まで良く知らなかったのですが、第3話を観終わった時点でファンタジア文庫版に手を出し、かなり面白かったので一気に読んでしまいました。

タイトルに「錬金術師」とありますが単にアルケミスト(alchemist)の訳語として錬金術師という言葉が使用されている感じで、錬金術は「卑金属から貴金属を作る」的な意味では使用されておらず、いわば「魔道具職人」ないしは「魔法薬師」的な意味で「錬金術師」という言葉が使用されています。

なろう作品には「タイトルの話はどこへ行った?」的な物も多いですが、本作は話の中心には主人公サラサと店舗があるヨック村、そして最寄りの市街地であるサウス・ストラグ周辺の経済活動があり、登場人物とりわけ個人事業主たちの行動には経済的合理性がちゃんとあります。

アニメもキャラの絵柄に反してそのあたりは意外ときちんと描かれており、しばしば作画は崩れますがストーリー的には好感の持てるアニメ化だと思います。

各話の最後に示されるその回の損益一覧表はわりと情報量が多くてアニメ本編でカットされたエピソードの補完の意味もあり、原作やコミカライズにはないアニメ化ならではの要素で本作を特徴づける物になっています。

面白いライトノベルに出会わせてくれたアニメ化に感謝しつつ、最終回まで見守りたいです。

なお、最新の第6話はアニメオリジナルの水着回でした。
(原作で水着になるのはもっと後のエピソードでアニメと状況は異なる。)

個人的には「これじゃない」感が強かったのですが、ネットでは水着回の評判は割と良いようです。

2022.12.30追記:
最終話まで試聴終了していましたが、更新が遅れていました。

魔物討伐のカタルシスではなく、サラサの商人としての原点に立ち返る良い最終回でした。原作は既刊7巻のうちの第3巻くらいまで消化しましたかね。

いくつかエピソード順の入れ替えやアニメオリジナル要素もあったものの、2期目と言われたら無理なく作れる感じの改変レベルに収まっていました。アニメ各回のつながりと見事な伏線回収を考えると原作ありアニメのシリーズ構成としては満点に近い素晴らしい仕事だったのではないでしょうか。

原作を知っていたぼっち・ざ・ろっくよりはこちらがまさに今クール「ダークホース」でした。面白かったです。BD買わせていただきました!

2023.1.1追記:
アニメオリジナル要素も原作者監修はあったようで、もっと後で出てくるサラサのペンダントに関する設定をうまく先取りしてました。

あと、原作のあとがきによると各話最後のその回での損益一覧表は原作者監修が入っていたそうです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

暮らしを支える錬金術

【紹介】
美少女錬金術師がバトルして素材を採取して薬や道具など作ったものを売って村の人と交流しながら生活する錬金×冒険×商売ファンタジーアニメ

【感想】
こういうアニメ好き
ゆるい雰囲気でまったり見れる癒し系アニメ

サラサはなろう系並のチートだし作画は崩れ気味で声優の演技は時々気になるなどクオリティは高くないけど、商売しているのは見ていて面白かった
作品全体の雰囲気がふわっとしていて好き、こういうアニメもっと増えるといいなー
バトルは面白くないので、錬金術師らしくサポートに徹して冒険者に敵を倒してもらっても良かったかな?

みためはゆるふわで可愛い感じだけど、結構グロい絵とか重い設定とかあってビックリした
サラサは見た目ゆるそうなのに人助けして、ちゃっかりお金請求するなどちゃんと商売しててシビアなところ好き

サラサはこんなにコミュ力高いのになんで学園で友達できなかったんでしょうか?

【サラサのアトリエ??】
このアニメに似たゲームがあるってtwitterで見かけてソフィーのアトリエっていうゲームのプレイ動画見てみたらほぼ一緒で、ゲームをそのままアニメ化したって言われても違和感ないくらいでした

このアニメは「サラサのアトリエ」ってとこでしょうか?
絵が可愛かったので、時間あればやってみたい

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

題名と違う話になってる感がある

店舗経営の話は好きだしキャラ絵も好みなんで期待したんですが、主人公のサラサが確かに錬金術師で店舗経営するんですが、戦えるんですよね、チートな魔法剣士って感じです。それがねー余計な要素なんですよ。この世界には冒険者ならぬ、採取者と言う人達がいて錬金に使う素材を取って来て売って生計を立ててるんですよね。でサラサが素材で錬金で作ったものをお店で売るんです。普通にその話にすれば良かったんですが、さっき言ったようにサラサがチート的に強い。

強い魔物の素材を手にいれる時とかサラサが同行して、ほぼ一人で魔物を倒します。他の採取者が男女問わず弱くて、サラサが守りながら戦ったりもします。戦闘シーンも迫力がないですが、サラサがメインのバトル回もあります。この辺がちょっと引っかかり、店構えなくても、自分で凄い素材集めて錬金したらええやんと思ってしまいました。

サラサは知識もかなりあり、珍しく可愛いがイキってる感あるんですよね。個性が強すぎて他の可愛い美少女キャラの個性が薄く感じます。あと物凄いケガをポーションで治したり、魔物フォルムにセンスがない、話も全体的に雑に思います。結局サラサを知識だけのか弱いキャラにして、店舗経営の話をもっと観たかったですね。

しかし私は美少女キャラがいれば観れてしまうし、好みのキャラ絵なら作画点を4.0にしてしまいます。さすがに物語点は評価下げました。

美少女キャラ好きにはお勧めって感じで、内容はダメな人多そうです。だからあにこれの全体的な評価が低いんでしょう。良かったら観てください、キャラは可愛いです。

2023年3月11日

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

64.5 180 2022年度アニメランキング180位
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (141)
370人が棚に入れました
社畜の伏原さんが夜中まで会社で仕事をしていると、フロアに「タチサレ~」という不気味な声が鳴り響く…。その声の正体は、小さな幽霊ちゃんだった! 健康のために伏原さんを立ち去らせたい幽霊ちゃんと、幽霊ちゃん可愛さに立ち去りたくない伏原さん。 そんな2人(?)が織りなす、癒され可愛いハートフルストーリー。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

視聴者までも夜更かしから立ち去らせるアニメ

【紹介】
過労死しそうなくらい睡眠時間削って働きすぎている社畜さんが、幽霊とか化け猫の可愛い幼女達にお世話される癒しアニメ
可愛い幼女が家の掃除に仕事のお手伝いの至れり尽くせりで羨ましい

過労で幻覚でも見てるの? 

【感想】
社畜さんを会社から立ち去らせて寝かせるのが幽霊ちゃんの目的ですが、あまりにスローすぎて視聴者までもが夜更かしから強制退去させられます

幽霊ちゃん達が可愛い、ただそれだけ

それだけですが気軽に見れるしキャラクターはかわいいので飽きたら視聴辞めたらいいと思います欠点はキャラクターを増やすのを遅らせすぎだと思いました、ほぼキャラクターの可愛さしかいいところないのでさっさと全員登場させて賑やかにしたほうが良かったでしょう

とにかく時間の流れがゆっくりで、幼女のウィスパーヴォイスが耳に心地よく、いい具合に眠くなる
話は面白くなくてテンポがすごくゆっくりで眠くなるけど、幼女の可愛さに癒される癒しアニメ
でも作画あまり良くなくて手抜き感が漂っているのでなんか微妙なアニメに
放送が12:30ですからね、こんなゆっくりテンポだとすごく眠いです
きっとこれは深夜に睡眠時間削ってアニメを見ている私たちへのメッセージなのです
「アニメ見てないで早く寝なさい」って

そう、睡眠こそが最強の癒しなのです
疲れている時にこそ見たい、いい感じの睡眠導入アニメでした
疲れている時、寝る前に温かいおふとんに入って視聴するのがオススメです!

【作画】{netabare}
デザインは可愛いけど顔が変だったり体のバランスがおかしいと感じるところがあるなど作画はあまり良くない
線の描き方がふわふわしていて、荒く見えるデメリットはあるけど温かみは感じます {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

自分ファーストの不幸。利他のストレスは幸せの条件かもしれません。

 題名に偽り無しですね。題名の通りです。素直に幼女幽霊の「立ち去れ~」に癒されるかどうかです。ストーリーのドラマ性とかテーマ性とかを見出すのは難しいでしょう。一見すると、ですけど。

 アニメやマンガの重層性を感じさせる作品です。題名の通りの意味で見て癒しとして楽しむことができると同時に、裏にある含意に現代の経済至上主義、自由(人権)偏重による世の中の歪みなどが見て取れます。作者が意図していないかもしれませんが、意図せぬテーマ性を見ることができるし、なんとなくですが、最終回を見るとどこかで作者の意図はある気がします。


 今はやりの疑似家族ものにつながります。自分のため、自分の豊かさのための人生の虚しさ…最近、幼稚園児が一人暮らしをしたり、スパイと家族になったりしています。映画でも疑似家族に注目が集まっている気がします。
 あまりに、経済性とか個人の尊重とか人権とかに疲れ果てたのでしょう。つながりの無い人生の虚しさと、誰かとつながることの大切さにどこかで気が付いたのではないでしょうか。

 自由なこと、裕福であることが良い人生ではないという含意を少なくとも読み取れると思います。途中はロリ幽霊が沢山でてきて、なんだか意味不明に見えますが、何かを感じることは出来ると思います。

 ストレスがなくなるとこの幽霊と切れてしまうという設定が、ちょっと寂しいですけどね。ただ逆にとればいいかもしれません。人を養うのはストレスだ。だけど「その人のためのストレス」が素晴らしいのだと思います。最終回のラストシーンはつまり人のためなら一生ストレスを抱えてもいいかな、という事でしょう。そして、そのストレスは幸せと表裏ということかもしれません。

 ブラック企業や社畜を肯定しているわけではないです。あくまでマンガ、アニメなのでデフォルメされています。
「ブッダ」のラーフラ(生まれてきた赤ん坊が束縛者だという考え)と合わせて考えるとより深くなるかもしれません。
 サルトルの実存主義的な「束縛の中に自由がある」という考えにも通じます。

 また「立ち去れ~」という言葉に愛を感じない人はいないでしょう。自分の健康を気にして待っている人がいるすばらしさ。これが家族だぞ…と。
 
 なお、OPの音楽は素晴らしかったと思います。BGMも場面場面に合っていました。
 作画は時折頭と手のバランスがおかしかったりしますが、丁寧でデザインが崩れているわけではないし、絵柄も味があるので楽しめました。

 総評すると、再視聴するかと言われるとちょっとわかりませんが、少なくともちょっと狂った社会の中で、利他の素晴らしさ、自分ファーストが一番不幸になると言われている気がして、選挙前でもありますしいろいろ考えるヒントをくれた作品でした。
 なお、毎週癒されてもいましたので、その点でも良い作品でした。

 

22年8月 再評価中。リアル視聴作品は極端な評価が多いので。さすがに4.2点は過大評価ですね。特にストーリーの4点とキャラの5点は極端ですね。
 これらは自己投影すると、点数高くなりますが、物語で語れているかというとそこまでではないです。なので、全体的に評価を見直し、3.7点にします。




1話 サラリーマンの癒しとして機能するならあざとくてもいいのでは?

{netabare}1話 メイドラゴンのブラック労働部分だけ抽出してカンナを変形させた感じというんでしょうか。可愛いキャラの頑張りと幼さ故のズレ具合を愛でるという感じですね。

 なお、これは厚生労働省なんかも勘違いしていますが、労働で死ぬ人は長時間労働では死にません。優秀でなければならないエリートでなければならないという世間体や自意識の問題や、主体性や裁量権の有無、パラハラなどです。その証拠に自営の経営者はいくら超長時間労働でも死にません。彼らが死ぬのは経営が破たんしたときです。
 もちろん納期がある仕事に追われる長時間労働のストレスは危険ですけど、作中のヒロインは危険な状態ではないでしょう。自意識が保てるので逃げられるし倒れられます。

 その意味でいえば、守るべき存在ができるというのは、ストレスにもなるし癒しにもなります。(家族問題=束縛者=ラーフラ…ですね。詳しくはブッダとかで)

 キャラとしてロリが必要かといえば、等身が低く丸に近い顔、目、体形に動物は本能的に癒されるそうです。かわいいという感情やオオカミが赤ちゃんは育てる理屈ですね。匂いもあるみたいですけど。つまり、ロリは癒しとしては意味があります。
 性的な消費ならロリータ(と言うよりペド)は気持ち悪い面がありますが、本作はどうみても癒しに振っているのでロリータというよりは、愛でる存在または守るべき存在という感じです。要するにカンナと同じです。

 まあ、理屈は延べましたが、サラリーマンの癒しになるなら本作のようなあざとい作品も悪くはないでしょう。{/netabare}



2話 やばい…涙が出てきた。

{netabare} 駄目です。ほっこりできません。ロリ幽霊の涙に私も涙してしまいました。理屈関係ないですね。私もどこかが疲れているのでしょう。いろいろアニメとしての出来とかあるんでしょうけど、批判できません。

「立ち去って」は「早く帰って来てね」という家族の声です。親を心配するく娘の声です。社畜さんは人を想う心に鈍感すぎです。こんな会社早く潰れればいいのに。

 それにしても夜寝る幽霊って…{/netabare}


3話 悪霊化?

{netabare}  あれ、可愛いけど、これって幽霊に取りつかれてない?悪霊化したってこと?家に連れて帰っていいのか?

 憑かれてる…と思ったら、なるほど…ちゃんとフォローがありましたね。このエピソードは上手かったですね。なぜか移住…そして、新キャラと。

 なお、制作委員も癒されたいらしいですね。

 視聴は継続します。 {/netabare}


5話 週に1度のお楽しみ。もっと「立ち去れ~」って言って欲しい。

{netabare}  なんていうか…本作は今この時リアルタイムだからこそ癒されるし、毎週1回楽しみにしているんでしょうね。

 後で一気見とかしないと思いますし、一気見したらシラケると思います。まあ何年かしたら懐かしくて見るかもしれません。サブスクに残っていればですけど。まあ、一期一会ですね。

 最近「立ち去れ~」が減って来たのでもっと言ってください。{/netabare}



8話 まあ新キャラ出すしかないよね。いいですけど。

{netabare}  もはや作品を週1で見ることが目的化していて、内容がどうでもよくなっている自分がいます。普通に幼女が集まっているだけだし。服作って貰ってるし。
 それにしてもあの茶色い「幽霊靴下」ってなんなんでしょうね?

 で、新しい隣人登場で改めて思うのですが、本作って、ストレスが解消すると幽霊と合えなくなるっていうジレンマがあるんですよね?その点だけはちょっと気になるかなあ。
 それと幽霊は年取らないんですよね?主人の年齢との関係がちょっと気になります。そこまでは描かないんでしょうか?{/netabare}
 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癒されかわいい日常、はじまります。

この作品の原作は未読です。
実は、この作品の視聴も序盤で停滞しちゃいました。

主人公を演じるのはひーちゃんで、序盤からちゃんりなボイス全開の展開が待っているのですが、ちゃんりなの台詞が「立ち去れ~」ばっかりなので、序盤でお腹いっぱいになってしまったのが停滞した理由だと思っています。

まぁ、これで終わる作品ではありませんでしたけどね。
物語中盤から、ココちゃん演じる「みゃーこ」が登場してから状況が一変しました。


社畜の伏原さんが夜中まで会社で仕事をしていると、フロアに
「タチサレ~」
という不気味な声が鳴り響く…。

その声の正体は、小さな幽霊ちゃんだった!

健康のために伏原さんを立ち去らせたい幽霊ちゃんと、
幽霊ちゃん可愛さに立ち去りたくない伏原さん。

そんな2人(?)が織りなす、癒され可愛いハートフルストーリー。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

「立ち去れ」という台詞自体を使う機会が少なかったからでしょうか。
序盤はムッチャ新鮮に感じたんですけどね…

しかし、ココちゃん演じるみゃーこの可愛らしさの破壊力は、もう言葉では表現できません。
ちゃんりな演じる幽霊ちゃんと背格好はそっくりなのですが、兎に角あらゆるスペックが鬼懸かっているんです。

しかし、ちゃんりなとココちゃんの錯綜ボイスはなんて素晴らしいんでしょう。
もう耳がとろけるかと思うくらい癒しを頂きましたよ。

そんなココちゃん演じるみゃーこですが、物語の中盤で過去を回想するシーンがあるのですが、そのお話がまた超が付くほど切ないんです。
話を聞き終わったあと、主人公である社畜さんと幽霊ちゃんはボロボロ大粒の涙を流していましたが、あまり切なさに私も社畜さんや幽霊ちゃんと一緒に涙してしまいましたよ。

この辺だったからかな…
なんか変なスイッチが入っちゃったみたいで、みゃーこの可愛らしい姿を見ていると何故か目頭がじんわり熱くなったんです。
今まで「可愛い」で目頭が熱くなったことなんて無かったと思うんですけどっ!
私の涙腺、いよいよヤバイのかな…^^;?

この作品の特徴として、声優さんが誰なのかが一発で分かる明朗さが挙げられると思います。
ひーちゃん、ちゃんりな、ココちゃん、まややん、かおちゃん、そして終盤には唯ちゃんも登場するんです。
流石癒し系の作品に相応しい顔ぶれが揃っていますよね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、かおちゃんによる「Cherish」
エンディングテーマは、まややんによる「聴こえる?」
どちらも甲乙付け難い楽曲だったと思います。

1クール全12話の物語でした。
しっかり癒していただきました。
この疲れた心に染みわたる癒しが何と心地の良いことか…
今回しっかり癒して貰ったので、私もまだまだ頑張れそうです。
また心が疲れた時には補給させて貰おうかな^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

64.4 181 2022年度アニメランキング181位
このヒーラー、めんどくさい (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (187)
465人が棚に入れました
世のため人のため、冒険の旅を行く戦士アルヴィン。魔獣と戦闘中、ダークエルフのヒーラー、カーラが通りかかった。だが手助けを頼むと、カーラは「人に助けを求めるのなら、ひざまずいて額と両手を大地につけるべきではないでしょうか!」とヒーラーにあるまじき発言。さらにはアルヴィンに、自分から離れると死んでしまう呪いをかけてしまう。 最弱の戦士アルヴィンと、世にもめんどくさい性格のヒーラー、カーラ。宿命の出会いがここに!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

めんどいとこも含めて好きになる?

【紹介】
とてもめんどくさい性格した空気読まないエルフヒーラーと常識人の鎧戦士がコンビ組んで冒険するギャグファンタジーアニメ

【感想】
最初のほうは酷かったけど、慣れてきたらシュールなギャグアニメとして楽しめました
話はシュールだし声優は少し気になったけど、クオリティは良いと思います
マンガだとページの関係でオチがついたように見えるけど、アニメだとどんどん時間が流れていくので、面白くないネタで一度白けてしまうとオチのないままひたすら滑りっぱなしになってしまうのでこういう作品って難しいと思いました

ギャグがあまりささらなくて最初はホント無理だったけど、だんだん慣れてきてこのうざさも含めてギャグなのかなって思うようになって楽しみ方がわかってくる
合わない人は遠慮なく切っても後悔なんてないと思いますけど、慣れてくればいいアニメだと思いました!

【キャラクター】{netabare}
カーラは限りなくうざいに近いうざかわいい系女子というジャンル、こういう子いますよね現実に。
常識がない、空気読まない、遠慮しない、口悪い、センスが古い、自意識過剰、オタク用語を連発する

最初の印象が悪かったけど、そのうち慣れて不快に思わなくなると今度はカーラがこの作品の魅力のすべてだと思うようになりました

なれる前に切られそうだけど、慣れればかわいい!
もしかしてチャームの魔法でも使われてる!?

{/netabare}
【ギャグ】{netabare}
特に最初のほうのギャグがとても寒い
たぶん、まだこの作品のテンポに視聴者が慣れてなくて、場が温まってないっていうか受け入れる準備ができてないのと、声優の演技が微妙だからだと思います
最初のうちはボケとツッコミのテンポがとても悪くて間延びしていて笑いが起きるテンポじゃないと思うんですよね、最初から最後までずっとスベリっぱなしなこともありました
それが慣れてきたのかだんだん心地よくなってきて、普通に楽しめるようになりました
{/netabare}
【作画・音楽】{netabare}
EDアニメがかわいくていい感じ
OP「ジェリーフィッシュな君へ」はクセになる良曲ですね
{/netabare}
【声優】{netabare}
主人公のしゃべりかたは、わざとやってるならこのキャラに合ってるかもって思ったけど
何を言ってるのか聞き取りづらいセリフもあって、普通に演技が上手じゃないだけなのでしょうか?
そう思ってたけど、だんだん上手になっていく気がしました、キャラをうまく自分のものにしたのかもしれないですね {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

あの〜 引っ叩いていいですか?

原作未読 全12話

冒険者があることでパーティーを組んだヒーラーが、全然使えない上にネガティヴで口だけは達者なダークエルフとの異世界を旅をするお話です。

お話はギャグ寄りなので、魔物との壮絶なバトルシーンは皆無ですね。

最初はヒーラーであるカーラのネガティヴ思考の会話が、ちょっとイライラして受け付けませんでした。

そこまで気にせず、何となく観ていたら慣れてきましたねw

色々なモンスターや人々と出会い、そこで起こる問題を解決していくお話ですが、解決の方法が一筋縄でいきません。

全然解決しないじゃないかと思って見ていると最後は何となく解決してしまう不思議な作品でしたw

OPは大西亜玖璃さん、EDは主要メンバー3にんが歌っています。

最後に、初めてこの作品を観たときイライラしたのでタイトル通りな気分になりましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

M1並みのボケ数

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ギャグ全振りアニメです。アニメである必要があるのかと思うほど、会話でボケ倒します。

ギャグアニメは、笑いの質が自分に合うかがほぼ全ての評価基準。私は、わりとブラックなネタが好きなので、好みではありました。

万人ウケはしないと思うので、1話観てみて、視聴を続けるか決めてみても良いと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「ロープ的な物ない?」
「大腸とか?」

狂気の発想だわ!(笑)

下手な鉄砲数打ちゃ当たる、じゃないけど、圧倒的な小ボケの連打で、何回かはクスりと笑ってしまいました(笑)

アルビンとカーラは良いコンビですね。基本、ツッコミのアルビンが皆にバカにされ続けますが、アルビンもちゃんとカーラをバカにしているので、なんか、対等な感じで微笑ましかったです。

一方で、こういう、「イジる」系の笑いが苦手な方も一定数いるのはよく分かります。見方を変えれば、「イジる」は「イジメ」ですからね。

そこで大事なのは、「イジられる側に悲壮感がないか」と、「イジられる側が、イジる側をイジり返せる対等な関係があるか」だと思っていて、本作は、この2要素をちゃんとクリア出来ていたように思うので、私は本作をすんなり観られたのかなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

64.1 182 2022年度アニメランキング182位
金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (169)
531人が棚に入れました
王立オルティギア魔法学院――。 召喚魔術が成功せず留年の危機に瀕していた学院生のアルトは、偶然見つけた古びた召喚魔術の本から魔法陣を描き、封印されていた悪魔ヴェルメイを召喚してしまう。彼女は古来より恐れられる“悪魔”であり、厄災をもたらす強大な力を持っていた。 使い魔となったヴェルメイには定期的に魔力を供給する必要があり、その方法は濃厚なキスをすること。そんな2人の関係にやきもきする幼馴染みのリリア、そして前代未聞の使い魔に呆然とする生徒たち。 最強の使い魔と契約したアルトは、目標である偉大な魔法使い“魔導を極めし者”(プラチナスクエア)を目指す。 崖っぷち魔術師と不健全な悪魔のお姉さんの王道ファンタジー開幕!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

色欲のヴェルメイと嫉妬のリリア

【紹介】
エッチな悪魔と契約した美少年が魔法学園で騒動に巻き込まれていく色欲まみれなファンタジーラブコメ
主人公はかわいい少年系でウブでマジメだけど、女の子が色欲全開で猛烈アタックしてきます
ヴェルメイさんは悪魔っていうより淫魔かな?
人前でも戦闘中でも関係なく誘惑するその姿は七つの大罪「色欲のヴェルメイ」って感じだった

【感想】
ヴェルメイさんやリリアがすぐ脱ごうとするのが冷めるし召喚とかの設定が変、展開も不自然だしやりとりがなんかずれてる感じ
特に4話のリリアが{netabare}全裸で徘徊するのはさすがに引いた、3話は仕方ないとこもあるけど4話はただの変態ストーカーで女の子としてこれはないなーって思った{/netabare}

でも絵は綺麗で背景の描き方が丁寧で色合いが好き
主人公のアルトが可愛くていい子なのが良かったし、話が分かりやすくて見やすいアニメでした

ただイチャイチャしたいだけのアニメなのでかわいい男の子とエッチなお姉さんのイチャイチャが見たい人には良いのかも?

面白くなりそうな展開何回かあったのに、やっぱりイチャイチャしたいだけ? 
お話の中にイチャイチャを入れたんじゃなくて、イチャイチャするためにシナリオを書いた感じで、敵とかいいから早くイチャイチャしよっていう大いなる意思をところどころで感じました

特に終盤2話がとても残念で、続きが気にならないタイプのとても煮え切らない終わり方でした

【気になったところ】{netabare}
・終盤で急に話がシリアスになってきて面白くなりそうだったけど最後はイチャイチャしてるだけでした
・話の途中でエッチなシーンいっぱい入れてきて中断されるので話がなかなか進まないし無理やりそういう展開にしているのでいろいろ不自然
・主人公が普段すごく優秀なのに召喚できないから落第って変じゃない? 
悪魔以外を召喚できなかった理由もよくわからなかった、相手の意思とか自然法則とかを無視して召喚できるから召喚魔法は凄いんじゃないの?
・先生達は主人公が実はすごい魔力持ってることとか、悪魔の正体に気づかないの?
・学生同士のバトルもただの力比べで何でもありな感じ、もうちょっとルールとか工夫すればバトルシーンも面白くなりそうなのに
・敵の目的がいつも曖昧で、なんでこんな回りくどいことしてるのかなー?っておもう
・6話は油断して注射打たれて暴走してたけど悪魔がただの人間に注射打たれるまで気づかないの?
・注射打って暴走した先生を庇って傷つくのもなにしてるの?誰かが倒さないと被害出るでしょ
{/netabare}

【作画と主題歌】{netabare}
作画いいけど戦闘シーンで止まっていることが多い
主題歌は良かったです
{/netabare}
【キャラクターと声優】{netabare}
ヴェルメイさんの声優は内田真礼さん!
好きな声優だし上手だけど声がキャラのイメージに合ってない気がします、ちょっと声がかわいすぎるかなー

生徒会の男性キャラは良い感じそうだけど出番が少ない
主人公はちょっといい子過ぎるので好感はもてるけど面白みはないかも
したたかな部分があれば面白くなりそう {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

照れ隠しがエロとは恐れ入る(笑)

1クール12話の間で起承転結が3周くらい回っていて、ちょっとあわただしい感じもしますが原作から意外とエピソードは削られていないので、結局は原作漫画のテンポが速めということなんでしょうね。

自身の傾向として異種族恋愛系の話はわりと好む傾向があるので、そういう意味では本作はそこそこ楽しく観ていました。

大雑把には魔法とか使い魔の召喚とかがアリなファンタジー的な世界にある学園を舞台にしたラブコメディってことになるんだと思いますが、主人公のアルトくんには特に転生設定とかはありません。

メインヒロインのヴェルメイさんは悪魔であり、人間に対しては長命種ということになります。また作中世界で過去に悪魔がもたらした災厄などもあって、悪魔であることを公にするにはリスクが伴います。

また幼馴染みのリリアとしては、自身がアルトくんに恋心を抱いていることもあり悪魔のヴェルメイさんがアルトくんと親密になることは快く思えません。

このあたりのドタバタを楽しめるか、あるいはヴェルメイさんの過去の境遇に関して一定以上の共感・同情心が芽生えるかというのは本作の視聴の上での重要要素の一つと言えると思います。

あとはヴェルメイさんが奔放そうな見た目に反してかなり純情キャラである点、逆にリリアが常識人ぽく見えてアルトくん絡みになるととんでもない暴走をする点が人情面での見どころかと思われます。

個人的にはヴェルメイさんのエロいシーンよりは、リリアの暴走の方がエロ的には目に余る感じでした。リリアはある意味で本作の被害者と言って良いキャラかもしれませんが…。

今クール最終決戦でのヴェルメイさんの過去が明かされる回については、人間のえげつなさが出ていて良かったと思います。風評って怖い…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

昔懐かしのラノベって雰囲気

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
可もなく不可もなく。

エロ要素はあれど、不快な感じはないし、主人公はずっと優しくて安定感がある。

前半は普通に観られたし、後半はそこそこ見処もあった。中盤の展開がややスローで、評価を落としたかも。

最初の1、2話で観るのを止めようと思った人は、まず11話を観て、作品の背景を知った上で、観るか決めても良いかもしれない。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ヴェルメイさんが、もっと悪魔でも良かったかな? あれだと、ただのちょっとエロい、良いお姉さん(苦笑)

11話の回想は単独で☆4をつけた。

だからこそ、人の美しさと醜さを両方知る悪魔として、もうちょい複雑なキャラクターにできたんじゃないなと感じた。

アルトくんが、ラストにやたら真っ直ぐな告白をするのは、好印象。ぜひ幸せになってくれ。

あとどうでも良いけど、EDの入りでちょっとだけ、モスラを呼び出す歌を思い出した(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

63.9 183 2022年度アニメランキング183位
魔法使い黎明期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (169)
564人が棚に入れました
僕は、思い出せずにいる。 自分が一体、何なのか――。 魔法学校の生徒セービルは、入学以前の記憶がない。 自分がなぜここにいるかもわからないまま過ごす学校生活はどこか空虚で、努力の方法も分からないまま、成績は常に最下位だ。 そんなセービルに、魔法学校の学長・アルバスは、突如危険な特別実習を言い渡す。 「魔女狩りのある地域で、魔法の有用性を広めてほしい」 魔女と教会の戦争が終結して数年――世界はまだ、魔女と魔法を完全に受け入れてはいなかった。 時は魔法使い黎明期。 これは、何者でもない少年が、心に傷を隠した仲間たちと、自分を見つける物語。

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「もっと評価するべき(いや、べきではなく、してほしいなぁ)

って言うのが私の感想でした。

視聴し終わって早々、他の人はどう思っているのかなぁと、他の方の評価を見に行ってみると・・・。

・・・あれま、意外と評価が低い方が多いのですね、中には大変辛辣な方も・・・。

そっかぁ、まぁ、それはそれとして是非も無し。
合う合わん、好みはありますでしょうから。

とは言え、そこに忖度してしまったりすると、あにこれに書き込んでいる意味がない!という事で~~~~~。

個人的には、なかなかに面白かったです!!。
★点については上記のとおりなのです。


それで、他の方の評価を観ていると「ゼロから始まる魔法の書」という作品の名前違いの続編との事。
私はこの前作を観ていないし、知らないので、この作品オンリーでの評価となっているのですが。


まずもって、制作側の力の入れようが伝わってきました。
全体的な作画のクオリティ、キャラデザも割としっかりとしていたと思います。
とは言え、どこかで見たことのあるようなキャラがいるのは、この異世界系、ファンタジー系の飽和状態の中ではやむを得ない気もしますねぇ。
ちなみに、私は獣人系のキャラデザが割と苦手で(ただし、愛でる系はその限りではないのですがw)、トカゲと犬と猫はどれもフラットな目線で観ていたのですwww。

また、スタッフロールも結構な頻度で本編にかぶせてきていましたし、メインのストーリーをできるだけ描こう、あるいは、オーソドックスなOP/EDの差し込みに変化をつけよう、というところにカロリーを使っているのが伝わってきました。
ともかく、制作側の気迫が伝わってきたような印象をうけました。
気のせいかもしれんけど・・・w。

物語も、多くは語らないけれど、しっかりと主人公グループの成長を描いていたし、周囲の優しさや思いが良く描かれていたと思いました。
大筋としても、整然と進行していき、落としどころもコンパクトにしっかりとまとまっていたと思います。
また、エピソードのいくつかでは、内包するテーマも割とシビアで「赦し」「罪を犯したものをどう扱うのか」的なポイントが問いかけられていました。
これは結論の出ない話なので、なかなかにイジイジするのですが、物語の中ではキャラの選択を受け入れるしかありませんね。
自身の中でどう消化するかは、一考してみるのもありかもしれません。

物語中では「教会」と「魔女」側の対立もベースの一つとして描かれていました。
私見ですが「教会」の中に存在する「悪」や「悪意」、「タブー」を扱った作品は映画等では問題作も多いと同時に、大変面白い作品も多いのですよ。
これは、他意なく、あくまでも物語上の事だとお断りをしておきますが、ここを舞台装置の一つとして扱っているのは、個人的には「むむっ」と思いました。

そして、各キャラクターの関係性も感情面も含めて、繊細に、素直に描かれていたと思うんですよねぇ。
逆に今の時代では、それがウザいと感じられる一面もあろうかとは思いますが、アニメという素材の中では数多い場面で描かれていたと思いました。


作画は、
これは大変丁寧に描かれている部類の作品だと思いました。
前述の制作陣の気迫を感じた、に通じるのですが、この作品で、ここまでカロリーを使った理由って何なんでしょう。
少なくとも、私にとっては無名と言ってもいい作品だったのですがw。
とにかく、キャラクタほかを含めて、この作品に及ばない作品は多数ある事でしょう。
良いクオリティだったと思います。

声優さんも、いつもの評価になりますが、
特に違和感を感じませんでした。

音楽は、らしい感じのOP/EDでした。
わたしには特に刺さるところは無かったのですが、悪くはなかったと思います。
あえて言えばOPの入りがうるさかったですw。

キャラクタは・・・、そうですね、あえて言えばクセがあるとしたら、ここかもしれませんね。

主人公のセービル:
あまり好かれるキャラでは無いかもしれませんねぇ。
そういう風に感じる視聴者が多いとしたら、割と理解できちゃうかもしれません。
物語上、そういう役になっているのですがね。
系で言うと、プリコネのアホの子(ユウキ)的立ち位置なのかもしれませんが、いかんせん愛嬌がね。

ロー・クリスタス:
私は割と好きなキャラでした。
ヤカマシイですが、生徒たちへは優しさが感じられましたね。
また、言っていることも割と含蓄があった気がしています。
本人は暇つぶしがしたいから・・・的な、っぽい事を言っていますが、実際はどうなんでしょうね。
子ども系キャラなのか、大人キャラなのか見た目もあって、紛らわしかったですね。
最終的には「おかあさん」っぽいのかも知れません。

ホルト:
明るいキャラで、観ていて楽しかったです。
途中、自身の心の中での折り合いをつけるシーンで苦しい事もありましたが、何とか前に進んでいます。
ですが、葛藤を続けている点。とても人間らしい感覚が共感できました。
私の中ではですが、異世界食堂のアレッタさんとダブっていましたw。

クドー:
トカゲで、しかも野郎には興味が無いです。
が、まぁ、チームメイトとして頑張っていたとは思います。

泥闇の魔女:
こちらも、割と好きなキャラでしたね。
口調(語尾)は好きでは無かったんですが、落ち着いたしゃべりと、意味深な物言い。
いいキャラだったと思いますねぇ。
最終的には叔母さんキャラに落ち着いたのでしょうかw。

リーリ:
ネズミw
そこはかとなく、かわいらしかった。
お料理上手なところもポイント高し。
が、ライスが頭に浮かんで、浮かんでw。


あと、ハルスフル先生。
意外と印象の残るキャラだったけど、HPのキャラリストにはないんですねぇ。
暴虐との今後が気になるところですが、この先生も芯がシッカリしつつ、優しさが感じられるキャラでした。
ちょっと謎めいたところもありましたが、ここは私の印象だけかもしれません。




色々と書き連ねてきましたが、
やっぱり、総合的にみて、さらに内容も考慮すると、もう少し評価されても良い作品だと個人的に思うのですが・・・。

どなたかは申し上げませんが、私が一目置いているレビュワーさんの評価も観てみたいと思い、何名かの棚を見に行きましたが、残念ながら棚には入っていませんでした。


個人的にですが、
もし、機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。
合う合わないはあると思いますが、割と力のある作品ではないかと思っています。

ああ、作品中にちょっとキツイ描写(手や足が・・・的なイタイ表現です)があったりしますので、この点、苦手な方は、若干の注意が必要かもしれません。
ご注意くださいませ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

安定感あるラノベ原作ファンタジー

出版レーベルは電撃文庫→講談社ラノベ文庫と移籍していますが、一応は『ゼロから始める魔法の書』(電撃文庫刊)の続編的な位置付けのライトノベル原作がアニメ化されています。

ジャンルとしては「小説家になろう」のせいで滅びかけている(?)普通のファンタジー系のストーリーです。

2022年春クールのベスト10には入れませんでしたが、ストーリーや作画も含めて一定水準はクリアしていて普通の冒険ファンタジーが好きならわりと楽しめる作品なんじゃないかとは思います。

本作より前に『ゼロから始める魔法の書』は別途アニメ化されていますが、そちらは最後までアニメ化されたわけではないので、前作アニメの視聴は一応前提とはしていないアニメ化だと思われます。原作も、私は読んでいないんですが必ずしも前作を読んでいなくても楽しめるように書かれているらしいです。

元々は行使に悪魔の召喚と契約を伴う「魔術」が存在し、悪魔の介在が不要な「魔法」が別物として存在している世界で、まだ泥闇の魔女ゼロによる「魔法」の確立からあまり経たないため「魔法使い黎明期」ということなのでしょう。

魔女、魔術師が教会から異端認定されていたり人々の生活などは中世ヨーロッパ風ですが、なろう系の作品とは違い現代日本知識や突出した能力による無双の要素はありません。少なくとも今回のアニメ化の範囲におけるセブくん(セービル)は「ポテンシャルは高いけど魔術師としてはあまり優秀ではない」感じです。

そんなセブくんやホルト、クドーといった面々の成長を描く王道的な作品です。ラノベ原作らしいいやみのないラブコメ要素もあります。セブくんらの指導教官であるロス先生はいわゆる「ロリババア」キャラですね。私は好きです。

本作ではロス先生、ゼロ、獣の傭兵を始めとした大人の面々のキャラがわりと魅力的に描かれていると思います。

少し古めの作風ですが、合う人には合うんじゃないかと思います。

制作は作画面で評価されることがあまり多くない気がする手塚プロダクションですが、本作の作画はわりと安定していてあまり不安はありませんでした。

余談: OP主題歌はflipSideの曲なのですが、イメージ的にやはりファンタジー作品だった『キングスレイド』の主題歌と被りますね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

面白いけど,書くべき事が思い浮かばない・・・

2022/08/05 初投稿
  同日  加筆

「ゼロから始める魔法の書」の前日譚だとか
自分の中で「ゼロの書」は割と高評価なので見ました。

それなりに面白かったです。
しかし,あんまり書くべき事が浮かばない・・・
そうしている内に時間がどんどん経過し記憶がどんどん薄れていく・・・

頑張ってひねり出してみる^^;
セブ,ホルト,クドーの三人組とロス先生が学園物の味付けもしていていい感じでした。

しかし,ロス先生のロリ(実際はかなり高齢)パンツは不要かと・・・誰も得しない気がするのは自分だけでしょうか?

「ゼロ書」で獣落ちの絵の感じが手塚治虫っぽいと思ったら
なんと,本作では手塚プロが制作としてクレジットされていました。

勘違いしていました,他の方のレビュー見たら「ゼロ書」の方が時系列的に先でこっちが後のようですね^^;
「黎明期」ってタイトルから勘違いして他のかな?「ゼロ書」の内容は割と忘れているし・・・f^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

63.7 184 2022年度アニメランキング184位
最遊記RELOAD ZEROIN(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (40)
146人が棚に入れました
かつては、人間と妖怪とが共存する平和な世界だった桃源郷。 しかし、500年前に闘神 ナタク太子によって、天竺国の吠登城に葬られた大妖怪「牛魔王」を禁断とされている「化学と妖術の合成」によって復活を目論む者が現れた。   その影響である「負の波動」が桃源郷全土に広がり、妖怪達は突如として自我を失い、凶暴化して人間を襲い始め混沌と化す桃源郷。 事態を重く見た観世音菩薩は三仏神を通じ、玄奘三蔵に孫悟空、沙悟浄、猪八戒らを連れて西へ行くように命じる。 「牛魔王」蘇生実験の阻止のため、4人の旅が始まった。   旅の最中、四人は西から来たという謎の異国人ヘイゼル=グロースとその従者ガトという人物に出会う。 妖怪の魂を使用して、人間を蘇生する不思議な術を使うヘイゼル達と成り行きで行動を共にする三蔵一行。   だが、そこに彼らにとっての因縁の人物・烏哭三蔵法師が忍び寄る―――。  

63.7 184 2022年度アニメランキング184位
夜は猫といっしょ(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (21)
58人が棚に入れました
疲れて帰ってきた夜は、猫と過ごしたい。フータとキュルガは、いつもいっしょ。かわいい猫の日常がリアルによみがえる。不思議な生態を確かな筆致で描く いま最注目の猫マンガをアニメ化!

63.6 186 2022年度アニメランキング186位
ポプテピピック TVアニメ―ション作品第二シリーズ(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (82)
272人が棚に入れました
これは、夢と希望の物語(ただのクソ)ー。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

クソアニメだとわかっていてクソアニメを見ている

1話感想 3.0
本作の一期は確か最初一話切りしようと思ったんですが、なんか話題になったようなので、やっぱりそのまま見ることにしたのでした。

最後まで見ましたが、面白かったかといわれると、『ある意味面白かった』としか言いようがないですね。
どんなアニメかと言われると、まあ『クソアニメだった』というのが一番端的な説明だと思います。
ただまあ、予想のしようがなく、何だこりゃという感想の連続であるという点は褒められるのかもしれません。

というわけでまあ…2期も見ようと思います。
いやなんででしょうね。
時間の無駄だとは思うのですが。

全話感想
まあクソと言えばクソですがそれなりに楽しかったです。
やっぱり途中のヘルシェイク矢野は見る価値ありでしたね。
あれは凄い。
評価は高くはないですが、飽きないのは確か。
次もあったら次も見そうです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

つまらない

話題性だけでなく、内容も一期に比べて随分失速してしまった。

ギャグの笑える笑えないは個人差があるから置いておいても、パロディ映像とか音楽の作り込みが一期より薄くなった思う。ネタのマンネリ感も相まって、かなり退屈だった。中盤からは今回の声優が誰なのかだけが試聴のモチベーションだった。

意地悪な言い方になってしまうが、"クソアニメ"を免罪符にして批判をかわすようなのは内容が伴っているから成立するのであって、ネタにできないレベルの微妙な出来のアニメだとそのネタも何も笑えないと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

シュールすぎるw

シュールギャグのショート・ショート。アニメだったり実写だったりCGだったり実写だったり、やりたい放題というより実験的側面が強い作品。ギャグの内容はみかん星人とか冒冒グラフを思い出す。

なにより毎回変わる声優とその豪華さが本作の最大の個性でありウリ。ただ、ある程度のアニメ好きでないと、声優が誰なのかはもちろん、声優の起用意図もわかりません。

そういう意味ではアニメ好きを意識してるんだと思いますが、特撮で1話使ったりもしてるので、アニメ好きというよりはオタクを幅広く取り込みたいのかな?よく分かりません。

自称「クソアニメ」ですが、正直言ってこれをアニメと言って良いのかすら迷うので、評価は難しいです。3期があったら観ると思いますが、アニメとして観るというよりバラエティ番組として観る感覚。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

63.6 186 2022年度アニメランキング186位
じゃんたま PONG☆(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (28)
96人が棚に入れました
制作:SCOOTER FILMS
監督:森井ケンシロウ

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

訳分からないにゃー!

原作未プレイ 全12話 1話5分のショートアニメ

麻雀ゲームが原作、キャラたちが麻雀を起点に起こる様々な出来ことを描いている作品です。

キャラも人間ばかりではなく色々と出てきます。

主人公?のネコミミ一姫が色々とやらかしてしまうドタバタギャグ作品です。

特に詳しく麻雀分からなくても大丈夫だと思います。

箸休めに観るにゃー!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

魂天神社は今日もどっ"カン"お祭り騒ぎ!

この作品の原作は、中国発の麻雀ゲームだったみたいですね。
コチラの原作ゲームイは未プレイです。


おなじみの個性派雀士たちが、

魂天神社は今日も一姫を中心に、どっ"カン"お祭り騒ぎ!

このアニメを見れば、もーっと雀魂を"ツモ"れちゃう!?

"ちー"さくたって、夢は大きく国士無双!

いざ尋常に対局スタート!PONG!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

録り貯めはしましたが、視聴するか迷ってとりあえず放送直前特報を視聴したところ、まややんと伊瀬茉莉也さんが出演することを知り、迷わず以降の視聴を決めた作品です。

物語は、なにやら訳の分からないうちに終わってしまった感じでした^^;
まぁ、言われてみると良くも悪くもゲーム原作という感じ漂う作品だったのではないでしょうか。

麻雀はやらないので役も今一つ分からないので、まややん、伊瀬さん、そして時折登場する小清水さんひ引っ張られて完走した感じです。

そう言えば、TVアニメ化記念として「じゃんたま PONG☆ WEB限定特別話」が公開されていました。
今でも視聴できるようなので参考までにURLを貼っておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=h7fmpAHMGsM

1クール全11話の物語でした。
この原作ゲームをプレイしている方にとっては、ご褒美的な位置付けの作品なんだと思います。
この作品を視聴して麻雀魂がくすぐられるかと問われると答えに窮しますが、まややん推しの方にはお勧めできそうな作品だと思いました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

究極の息抜きアニメ

しょっぱなから何の説明もなく麻雀が始まる。
登場人物の紹介も何もない。
毎回わずか90秒で、わいわい麻雀をするアニメ。
いや、麻雀すらしない回も多い。
地球は第3話で滅亡したんじゃないんかい!
ゆるキャン好きだなあ。と思ったら蟹工船でチンチロリンしているし。
自由、とにかく自由だ。
毎回とんでもない展開を見せる。

これは麻雀のオンラインゲームがベースにあり、その登場人物のアニメ
ということだが、好き勝手にやっているところがとっても気持ちいい。
ギャグアニメとしてのセンスは素晴らしいものがある。
何回でも見たいし、実際何回でも見られる。
とってもいいアニメでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

63.5 188 2022年度アニメランキング188位
RPG不動産(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (162)
507人が棚に入れました
魔王が倒され、世界が平和になってから15年。風色琴音は、新居を探して「RPG不動産」に訪れるが、実はそこが琴音の就職先だった! 同僚は、自由でやんちゃなファー、仕事に厳しい僧侶のルフリア、可憐な見た目と裏腹な強さをもつ戦士のラキラ。 琴音は3人と一緒に力を合わせて、家探しに訪れる一風変わったお客さんたちからの無理難題を仲良く楽しく解決しながら、新しい住まいを提供していく。 大切な物件探しは「RPG不動産」にお任せください! 水のなかでも、雲の上でも、どんな場所だって、きっとあなたが喜んでくれる素敵な物件を見つけてみせます。異世界おしごとファンタジー、開幕!

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

たとえ何が起きようとも、琴音はファーの味方であり大親友

きらら系にしては珍しいストーリィ展開です。
最初は「きんいろモザイク」や「ご注文はうさぎですか?」のような、ゆるフワの癒し系アニメだと思ったのですが…
途中からだんだんシリアスになってゆきます。
特に第11話目では、ある場面で約10秒間、息をするのを忘れてしまうほど、悲しい出来事が起こります。
でも、最後はハッピーエンドなので安心してください。


この物語は、魔王が倒されて15年ほどたった頃のお話です。
もちろん異世界での出来事。

主人公の琴音(ことね)は、学校を卒業し、RPG不動産に務めますが、その不動産屋で起こる出来事をコメディータッチに描いています。
RPG不動産には所長(?)のルフリア、ルフリアの親友のラキア、どんな仕事をしているのか不明のファーがおり、琴音も含めた4人で、お客様の求める家を紹介します。

但し、お客様は人だけではなく、いろんな種類の魔物もいます。
魔物であるお客様が好む家は、私たちが通常考えるような家とは異質なものなので、毎回みんなが大変な目に会います。それでもみんなが協力して何とか乗り切ってゆきます。


でも、ある時期からドラゴンが出没するようになり…、しかもドラゴンが出没するときは、必ずファーがいないのです。
ファーは、しっぽが生えた女の子。そして琴音の大親友です。
琴音は、ファーが無意識にドラゴンに変身して町を壊しているのではないかと不安になります。
そして…

琴音のファーに対する友情が、とても美しく描かれています。
こんな親友がいるファーは幸せですね(^_^)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ストーリーで推すのか、キャラクターで推すのか、設定で推すのか

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ファンタジー世界で不動産屋を営む、きらら系の可愛いキャラクターによる、日常のきゃっはうふふアニメ。

とても平和な世界観の中での、時折のシリアス。わりと好みは分かれる作品かな?と思います。私はやや苦手でした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ファンタジー世界での家探しという題材は、好みです。間取や条件など、異世界らしい特徴は確かにありました。

個人的には、「借り主の人間ドラマ(悩み)」を、「異世界らしい物件」がどう解決していくか、主人公達がどう繋ぐか、みたいな話を期待していました。そういう要素がまったく無かったわけではありません。

が、基本として、「不動産業」を魅せたいのではなく、「不動産業に従事する可愛いキャラクター」を魅せたいアニメで、そこが残念でした。

また、平和すぎるやりとり(会話)は、あまり好きではなく、もう少し毒がある方が好みです。

とはいえ、後半のようなドシリアス(コトネの死)からの力業ハッピーエンド(復活)のような急激すぎる展開も、流石にムリがあり。

ストーリーを重視し、終盤の展開を生み出すために、1話から伏線を散りばめながら丁寧に話を進めてきたなら良いのですが、、、シリアスをやるには丁寧さが足りず、きらら系の平和路線を貫くだけで面白い作品にできるほど、キャラクターに魅力があるわけでもなく。不動産業で魅せる程、お仕事の深さがあるわけでもなく。

色々なことが中途半端になってしまった勿体ない作品なのかなと思いました。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ご注文は駅近築浅ですか?

【紹介】
ファンタジー世界で不動産屋を営む女の子達の話
「ドラゴン家を買う」と「ご注文はうさぎですか?」を混ぜたようなアニメ

【感想】
いい萌えアニメでした、こういうアニメ好きです
キャラクターはかわいくて仲良くわちゃわちゃやってるのが賑やかで楽しそうで、まったり癒されました
雰囲気がやわらかく、気軽にまったり見れる癒し萌えアニメで気軽に見れるところがイイ、とてもほんわかしています

欠点は内容がないことです、いちいちつっこんでるとキリがないです
例えばなんで従業員みんなで住民の物件見学会についていくの?とか・・・言い出したらきりがない
あとはファー関係の不穏な空気はこのアニメの作風とあってなくて、ただの萌えアニメでよかったと思います
でも萌えアニメなので、キャラクターがかわいくて仲良く雰囲気が良くてそれで充分だと思いました

作画は色使いとか町の雰囲気とかファンタジーって感じですごく好きです
でもキャラの目の間隔が離れ気味なのが苦手であまり好きじゃないのと、胸を強調した絵が多めなのも気になりました
あとは萌えアニメにしてはやけに露出シーンが多いのも気になりました

欠点ばかりあげてしまいましたが、まったり楽しめて好きなアニメです

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

63.4 189 2022年度アニメランキング189位
BASTARD!!―暗黒の破壊神―[NETFLIX](TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (61)
214人が棚に入れました
近代文明の崩壊から400年後、世界は魔法と剣が支配する混沌の中にあった。 破壊神アンスラサクスの復活を目論む闇の反逆軍団は、その圧倒的な魔力を持つ四天王を中心に、世界を支配するべく、勢力を広げ続けていた。 そんな中、中央メタリオン大陸にあるメタ=リカーナ王国は魔導師率いる闇の反逆軍団に襲撃される。 王国を救うため、大神官の娘ティア・ノート・ヨーコは一つの決断を迫られる。 それは幼なじみの少年ルーシェ・レンレンの内に封じ込められている、かつて世界支配をもくろんだ古の大魔法使いを復活させること。 そして、その封印を解くことができるのは処女による接吻のみ――。 差し迫った危機にヨーコが意を決してルーシェと唇を重ねた瞬間、黒く強大な妖気が周囲に満ちていく。 最強にして最狂、超絶美形主人公、伝説の魔法使いダーク・シュナイダーが今、復活を遂げる!

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

そうか・・・、だいぶ時も過ぎたし、私も老いたか・・・。

さて、某岡田斗司夫氏が某ようつべにて「ネット○リックスのアニメはなぜ、つまらないのか」と言う解説をしている動画があったりする。

個人的には「なるほどー」と納得しきりだったのだが、この機会に実感するとは思わなかった。
幸いにも機会を得て観させてもらったのだけれども・・・。


なるほどねー、と思った。


ある意味、伝説的な作品(いろいろな意味で)、かつ私自身も好きだった、思い入れのある作品だったので、視聴したときの自身の所感に戸惑ってしまった。
(ちな、前作アニメ版もみております・・・。こちらもシュナイダーの声がね・・・的な感想とイマイチ感を記憶しています)


曰く・・・、
淡々とストーリーを追ってしまったんだよねぇ。
作画もきれいで、お金が投入されている気配はプンプン、原作にも割と忠実な方と評価できる作りで、キャラクタも大方は頭に入っている。本来なら、感動や、待ちに待った感、ワクワクがあっても良いはずなのに・・・。


そして、原作どおりのギャグやツッコミ、そしてエロ要素にもどちらかと言うと、テンポの悪さや時代感の違い(これは仕方ないね)、なんなら、ダサダサ感を感じてしまった。
恐らく・・・、これは作品は全く悪くなく、当方の感覚が変わってしまったのかなぁ、と少し残念に思った。


もう一度言いますが、この作品は漫画で単発から始まり、連載され始めた時から挑戦的な絵柄、魔法から小道具、モンスター、敵のイメージまで、私のイメージするファンタジー世界のイメージにフィットする世界観、各キャラの個性含めて、大好きな作品だったんです。

萩原氏の筆が遅くなり、季刊ジャンプ(当時は増刊ジャンプとして、スプリングジャンプ、サマージャンプ、オータムジャンプ、ウィンタージャンプが発行されており、読切作品や新人漫画家のデビュー作的なものがたくさん載っていたのです、ここから出てきた作家さん、一発屋さんなどなど多彩でした。ほとんどの号数購入して保管していたのですが、いつの間にか無くなってしまいました・・・、本当に残念。このジャンプの情報ってあまりないんですよねぇ。読切作品でスゴイお気に入りの作品もあったんですが)、そして、点々と掲載雑誌を変えていき、作品発表タイミングがブレていく中でも追いかけていた作品でした。
途中、萩原氏の大暴走や、いよいよ描くのに飽きてきたのか?ストーリー展開が思いつかなくなったのか?等々いろいろと心配になったこともありましたけどねw。


そんな作品が、やっとしっかりアニメ化されたのに・・・。







たぶん、私はこの作品フラットに評価出来ていないと思います。
自分の感覚の変化に軽くショックを受けていますwww。


そして、他の皆さんはどう思っているのかな・・・と他の方のレビューをじっくり読んでみました。
やはり、(ギャグや表現方法等について)時代的に合っていないと評される方も多数おられましたが、「やっと、観れる」と感動しておられる方や、おもしろかったと評されている方もおられました。

そして、私はポツリとささやくのです。
「私もワクワクして、おもしろく観たかったなぁ」と。

時間がたち過ぎたのが悪いのか、私の感覚の変化が悪いのか、はたまた仕方のないことなのか。





評価はすべて3とし、私的にシュナイダーの声が好きでは無かった、と言う感覚的な評価で声優を2.5(八つ当たりですわw)としました。
悪しからず。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

18歳以上向け?いや、この程度のエロは少年向けでしょう。

 今のいままで異世界転生だと思っていました。冒頭のヨーコの服装と周囲の雰囲気の違いを見たら誰でもそう思いますよね?本作で初めて未来の話って知りました。

 後の絵のうまさからは想像できませんが、初めのころは、コミック版はストーリーもセリフもコマ割りも絵もものすごくゴチャゴチャしていました。それがアニメ版になってかなり見やすくなって理解しやすくなりました。

 コミック版の初めの方の絵柄は「きまぐれオレンジロード」の系譜の可愛い子ちゃんですね。髪型にボリュームがあって乱れている感じ。
 古臭くはありますが、絵柄ではコミック版の方が妙にエロかった記憶があります。特にあの繋がれてスライムのシーンとか、乳揉みのシーン。アニメ版は気合いは入っているのは伝わりますが、若干萌え要素が入っているせいか、ちょっとマイルドな感じです。背徳感が足りない?

 で、本作を見て思うのは異世界転生ものとかが内容がない、と言われますが、本作も内容ないですね。内容のなさでいえば今のなろうのどの作品よりも上です。俺TUEEEしながら、乳を揉んで太ももを見せるだけの作品です。

 ただ、それがいいんですけどね。本作から伝わってくるのは少年の夢=力の拡張と可愛い女の子とのエロ。しかもみんな処女というこの妄想力がすごかった。つまりエロスとタナトスですね。
 創作物を作り出すモチベーションというのは、このエロに対する欲望と破壊衝動という、精神分析でいうところの無意識の中「エス」(リビドーと死の欲求)です。
 それを作者の「個」のフィルターを通じて表に出てくるのが創作物になると思います。
 ですので、性表現や美少女表現が創作物のモチベーションにとってどれだけ大事かを規制を叫ぶ人には良く考えて欲しいです。

 本作はこの衝動がダイレクトに表れているので、内容が無くても少年はワクワクするんだと思いますし、人気があるんだと思います。

 ただし、です。少年の時はいいですけど、大人になるとちょっと辛い。エロがあるのでまだ「スプリガン」よりも見てられます。バトルシーンも現実感がなくファンタジーなので違和感はあまりありません。ただ、内容が無さすぎです。
 本作を見て、懐かしいので1回見られたことは見られましたが、途中から戦闘シーンとエロいシーン以外はポチポチとばしてました。



 総評です。アニメについては、作画は奇麗ですし、話も整理されて見やすかったです。ただ、見やすいが故に引っかかりが無い感じもありました。ゴチャゴチャしているからこそのエロさがちょっと物足りなかったかなあ。

 さすがサブスクオリジナル。4話からいいですね。スライムとか乳揉みとかちゃんとやってましたね。妄想丸出しの美少女がエロい衣装を着てエロい目にあうという本来の主旨をちゃんと再現していました。

 ただ内容無さすぎで、やっぱり辛いです。多分ですけど話は整理されていますがほぼ原作準拠ですよね。ただ、内容は少年向け。エロさも少年なら何かの衝動を突き動かしそうですけど、さすがに大人にとっては見て「お、なかなか」程度のエロです。

 それにも関わらず、エロいのと暴力でレーティングがネトフリの大人向け、つまり18歳以上?いや18歳以上のニーズじゃないから。
 18歳以上向けじゃなくて、こういう衝動を刺激するアニメこそ少年に見せろと言いたい作品でした。

 あと、声優さんなんですけど、楠木ともりと東山奈央さんがアニメの演技をしたときの声質がかなり似ている気がしました。なんで、この2人をヒロイン、サブヒロインに当てたのでしょうか?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

懐かしいー、、

Netflixの予告で発見!
懐かしいーっとリマインド登録。
出るのを楽しみに待ってました。
昔漫画読んでたなぁ、、
Netflix、昔の漫画を掘り返してくる路線もっとやってほしい。

所々に塵ばめられた古いギャグ。
嫌いではない。
そうそう、こんな感じだったと思い出す。

今見ると単純なストーリーも当時は複雑に感じたなぁ、、

13話でストーリー的にはかなり中途半端な所で終わってるけど、まだ続きが出るのかな、、

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

63.4 189 2022年度アニメランキング189位
令和のデ・ジ・キャラット(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (34)
120人が棚に入れました
お馴染みのキャラクターたちに加え、ブロッコリーの女神様「ブロッコデス」や、ブシロードの守護神「ブシロドノミコト」も登場します。令和でも大暴れ!? なでじこ達をお楽しみに。

63.3 191 2022年度アニメランキング191位
リアデイルの大地にて(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (235)
667人が棚に入れました
不慮の事故によって生命維持装置がないと生きられない少女、各務桂菜。彼女が唯一自由でいられるのは、VRMMORPG『リアデイル』の中だけだった。 そんなある日、生命維持装置が停止し、桂菜は命を落としてしまう。しかし、目が覚めると桂菜は200年後の『リアデイル』の世界にいた。彼女は、失われたスキルと限界突破したステータスをもつハイエルフの“ケーナ”として、この世界を生きる人々と交流を深めていくことに。しかも、その中にはかつて自らがキャラメイクした“子供”たちもいて……!? ゲーム世界に転移した少女と個性的な仲間たちによる、笑いあり、涙あり? なのんびり冒険譚、開幕!
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

少女は夢の跡でなにを思うのか?

原作未読

最近多い気がする視点の置きどころに困る作品群の一つ。
「たぶんこうだろう」通りに進行するでもなく、かといって裏切ってくれるでもなくモヤる感じです。

目覚めたら遊び慣れたゲーム世界にいてしかも200年経過してましたよ、で始まる物語。サポートは終了してます。
実はヒロインのケーナさん(CV幸村恵理)。リアルでは過去の事故で寝たきりになり生命維持装置が必要となってそんなに長くない人生の大半を過ごした末、生を終えられたという過酷な境遇の方。
学校にも行けなければ仕事もしてない少女です。いきおいゲーム世界“リアデイル”滞在時間は増えてのチート理由ってことなんだと思います。

A シリアス
B 背景無視して無双
C ギャグ

仮想世界置き去りものです。強弱つけてリアル世界を絡ませる構成(A)、人生リセットしてチートするいつものやつ(B)、しんどかった分逆振り(C)。先達で脳裏をよぎるのちらほらありますよね。それらどの文脈にも属してないためなんとなくおさまりが悪いのです。
ほぼほぼケーナさん一人称で語られてるのでどうしてもこのヒロインにおんぶに抱っこせざるを得ないとなるとこの作品の魅力=キャラの魅力次第だったりするんですよ。どう感じるかは我々次第。良し悪し両面あったと思います。

■悪し
先述の通り中途半端なストーリー進行で彼女の行動原理が見えづらい。
ゲーム内システム“里子制”にて得た娘や息子から偏愛と言っても良いくらいの好き好き光線を浴びるとイラつくみたいなキャラ設定の意図がよくわかりませんでした。それで日常シーンが延々と続くのです。ヒロイン一本足打法の作風のわりにはキャラを魅力的に仕立てる点で失敗してると思われます。

■良し
悪しき点にほぼ集約されてるのだけど共感できる点もある。
リアル世界では死んじゃってる自分を自覚しているヒロインとはどんな気分でいるのだろう?を意識するとちょい味が出てきます。
仮想ながらチートレベルになるまで没頭した世界で生きていくこと。その仮想世界はすでに役割を終えている(サービス終了)こと。
残存思念として生きる己の境遇を省み、そして生きていくのは兵どもの夢の跡みたいな世界です。彼女が抱えた無常感らしきものが言動の端々に表れていると解釈しようもある。


自分がこれまで生きていた世界には戻れないと知った上で片意地はらずに生きるのって案外こんなもんかもしれんとも思えたのは収穫かも。そんな作品でした。



※ネタバレ所感

■(小ネタ)ちぐはくなアレとコレ
(1)オープニング
 {netabare}スコティッシュなイントロに突き抜ける高音は相性悪い。TRUEさん好きなんだけど。{/netabare}
(2)サブタイトル
 {netabare}「○○と△△と■■と××」並列表現。平松愛理/篠原涼子みたいに三段落ちにすりゃいいのに。{/netabare}


■人生って素晴らしい
{netabare}飲み会大好きな村人がアルハラ上等で絡んできて辟易してみたり、子供たちからの偏愛にキレてみたり、そんな厄介事の数々も結局は本人受け入れてるのよね。{/netabare}

{netabare}晴れの日があるからそのうち雨も降るってのを知っているように思えます。逆もしかり。ケーナがやや泰然と見えるのはそんなとこ。
凹凸のあまりないやり取りはエンタメ感薄めだし1クールで結論めいたものもないので世間的にはウケないんでしょうが、切り捨てるのも忍びない。全ていつか納得できるかもわかりません。{/netabare}


それと電力の安定供給はめっちゃ大事ということがあらためてよくわかりました。



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

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2022.03.24 初稿

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なろう系黎明期の作品

原作は異世界転生アニメ黎明期のものみたいでパクリではなくどっちかというとこれは元祖に当たるのかも。
タイトルが乱立するなろう系と違ってスッキリしているのもそのためでしょう。
なろう系のマザー的な作品であり、作中でも権力者達のマザーですし、作中での行動もそうですが、ケイナは色々な意味で元祖って感じのキャラクターですね。こんなのが元祖でいいのか?って思うけど。

異世界なろう系の中でも異世界生活をエンジョイすることに偏ったアニメで、異世界でゆるーく生活するアニメが好きなら楽しめるかも。

似たアニメだと「私、能力は平均値でって言ったよね」
「スライム倒して300年知らないうちにLVMAX」「くまクマ熊ベアー」「神様に拾われた男」このへんの主人公を暴力的にした感じ。
最初はとてものんびりまったりしていますが、主人公の傍若無人なところがどんどん強くなっていってみんなから怯えられる存在に。

最初のまったりした感じが良かったのに、どうしてこうなった?

【キャラクター】
このアニメの一番残念なところ。
{netabare}
ケイナがかなり雑な対応する人で、力づくで解決してアフターケアも大雑把、化け物を一撃で倒して、助けた後に放置してどっか行くとか、息子の性格が変だから、消去して作り直そうって発言するとかヤバい倫理観してるところが引く。

息子や娘って言っても彼女が産んだわけじゃなくて転生前に作成したキャラクターだから主人公は人間じゃなくてプログラムだと思っているのかな?
妊娠もしてないし、遺伝子を受け継いでいるわけでもないから自分の子どもって感覚ないのはわかるけど。
それでもNPCじゃなくて生身の人間として目の前にいるから、ケイナにはそんな気がなくても子ども達にとっては母はあなたしかいないのだから、ちゃんと愛を注いで欲しい。

さらに子どもや町の人相手にもすぐ暴力振るうし、いちいち子どもや孫相手に力を振りかざして制裁して上下関係をはっきり突き付けるところとか、ガキ大将みたいで怖いと思っていたらどんどんエスカレートしていきました。
そういう乱暴なキャラクターならいいけど、見た目が美少女で、すごいラブアンドピースなことよく言ってるから発言と行動が合ってなくて微妙な気持ちに。

エルフの息子と娘のお母さまの敬愛が強すぎて甘えん坊になっててこっちもくどいなあ。
ドワーフの息子くらいがちょうどいい。
ケイナも含めて一族で一番まともなのに、一番最初に寿命がきそう。
{/netabare}

【アニメの変なところ】
{netabare}
ケイナの言葉や行動にいちいち過剰に驚きすぎ。
例えばエルフが長命ってことは常識みたいだから若い見た目で凄い人だったり子どもいたりするのは驚くようなことではないのでは?

それより、なんでエルフの息子なのにドワーフなのかってことのほうが驚くところだと思うけど誰も突っ込まないのなんで?
孫ケーリックと会う時も驚かれてたけど、母娘の関係を知ってるなら当然こっちも知ってるでしょ、驚くのはおかしいんじゃ?

襲い掛かってきた盗賊の命奪って「これがゲームなんだ・・・」って感傷に浸った直後に、最後に盗賊の頭目(ただの人間)にまるで魔王の幹部倒すときに使うような過剰な攻撃魔法で粉々にして、その後に「ゲームとは違って・・・死んだら生き返ることはないこれが現実なんだな」って、これだけ圧倒的な力あるなら殺さず無力化してとらえることくらいできるのに殺したのはあなたの意思でしょ。
サイコパスなの?
これに限らずケイナは敵を容赦なく殺すんですよね。それで聖人君子みたいなセリフ言うところが怖い。
{/netabare}

【シナリオ】
世界観の説明が少ないのでよくわからないことが多い。
あんまりそういう設定までしっかりしてないのかなって思ってしまいますね。

周りの人がみんなで主人公絶賛して持ち上げたり、驚いたり怯えたりするのが頻繁に起きてかなりくどい。
こういうのは、ここぞという場面だけにしといたほうがいいと思う。

【感想】
説明や過程が雑で、たぶん色々な過程とか肉付けとか削ぎ落して1クールにおさめるためにだいぶスリム化してそうです。
ケイナの大雑把で暴力的でサイコパスに見えてしまうので、そこがもう少し丁寧にできていれば良かった。

低質ではないけど、キャラクターが残念な作品。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ゲームのような異世界生活

原作未読 全12話

事故で寝たきりの生活をしていた主人公がVRMMORPG「リアルデイル」にはまり、あることがきっかけで「リアルデイル」と同じ世界から抜け出せなくなってしまいました。

戸惑いながらも「リアルデイル」の世界に順応してくお話です。

主人公はハイエルフの「スキルマスター」、バトルも敵を圧倒、最強のキャラの一人みたいなので何でもできてしまいますねw

飄々していて面倒見の良さが伺えますが、たまにワガママになりますね。

ゲームと同じ世界なので、慌てる・危機に陥るところは見かけられません。

どちらかといえばほのぼの系といえるのではないでしょうか。

ゲームの要素を残した異世界生活という感じでしたね。

OPはTrueさん、EDは田所あずささんが歌っています。

最後に、抜け出せなかったのが自分一人ではなく他にも色々なキャラがいましたね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

63.2 192 2022年度アニメランキング192位
終末のハーレム(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (198)
650人が棚に入れました
時は近未来――2040年の日本・東京。ある難病に侵された青年・怜人は幼馴染の絵理沙と再会を誓い、病を治すため“コールドスリープ"することに。5年後に目を醒ますと、世界は大きな変貌を遂げていた。MK(Male Killer)ウイルスによって地球上の99.9%の男性が死滅。地上は5人の男に対して50億の女性が存在する、超ハーレムとなっていた。MKウイルスへの抵抗力を持つ男性“ナンバーズ"は、わずか5人。その1人である怜人は、残された女性たちと人類の存続のため“メイティング"することを求められる。パンデミック後の世界に待っていたハーレム生活。同時に、怜人はナンバーズを巡る世界的な陰謀に巻き込まれていく。押し寄せる誘惑を乗り越え、世界を救うことはできるのか。

声優・キャラクター
市川太一、白石晴香、大地葉、山根綺
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

えんばんがほんばん

タイトル“おっ○いがいっぱい”と迷ったがさすがに自粛。みんなのうた出身の立派な童謡なんですけどね。給食の時間にうっかりこの曲が流れるとやや気まずい空気が流れた小学校高学年。


珍しく原作一部既読。たしかブックオフで立ち読みしたような…
それはさておき本編。男性だけを殺しちゃうウィルスのパンデミックで野郎がほぼ死滅した世界のお話。貨幣も物品も数が少なきゃ価値は爆上がりするものでまさにハーレムが約束されとります。
そもそも2021秋に第1話放送してすぐ『表現上の修正が必要』との理由で翌クールに延期。種の保存がかかる作品内容を鑑みてお察しくださいませ。

かくして修正の入った地上波は清々しいまで黒塗りでした。
AT-Xで配信してるやつは地上波より剝がれているらしいです。
さらに最終形態。もちろん円盤ではクロスアウツするはずです。

 {netabare}円盤が本番!{/netabare}

エロをビジュアルで感じ取る健康な男子にとっては海苔弁当もさることながら、高品質と言えない作画も相まって容易に脱落可能です。
厨二男子が羨みそうな設定も健全な大人にとってはきついものがありましょう。
ダメ押しで全11話終わってみても中途半端な区切り方してたりと消化不良。これまた続きは円盤で!ということなのかもしれません。


…と通り一辺倒な感想に落ち着くなぁと思ってたところなんやかんやがひっかかって完走しちゃいました。不徳の致す限りでございます。


■ひっかかった理由其の一:見つかったら大変?

これフェミさんらが発狂しそうな内容じゃね?とポリコレ暴風に晒されないか気が気でありません。
{netabare}今の時代によくこんなん作れるな…とは良い意味で。
表現の自由について小難しく言う気はありませんが、あのKEY系の名作群も元はエロゲじゃないですか。そんなエロゲの頂上からふもとを見れば死屍累々だったりしたとしてもそれまでに斃れたゴミとの誹りを受けただろう作品の上に『クラ○ド』は立ってると思うのですよ。{/netabare}
内容はともかく某ポリコレ先進国アメリカでは制作不可能なものをこうして世に出すことのできる日本アニメの土壌の豊かさに敬意を抱いた私です。来たるべき名作の肥やしとならん。


■ひっかかった理由其の二:ユートピア?

{netabare}いや、ディストピアでしょう。マンキラーかメイルキラーだったかMKウィルスが例えば「南極の氷が溶けて…」な天然由来なものではなく人為的かも!?との序盤の提起も引っ張り要素になったかしら。
リアルパンデミックに於いても人為的なものが研究所から流出した説を否定できる材料は揃ってません。前述フェミさんが私の脳裏にセットされてしまった以上とりわけ過激な“反出生主義”すなわち「男ども産まれんな」を想像するに難くありません。作品でそこまでは描かれてませんでしたがこれってドイツ第三帝国あたりの“優生思想”と大差ないんですよ。そうなるとただの鼻の下伸ばすだけのアニメとは違った装いになります。
そんな優生思想風味が見え隠れしてる現下のヨーロッパでの紛争(2022年3月現在)だったり、機能不全を起こしているUnited Natioin(UN)とこれから機能不全起こしそうな作中のUnited Woman(UW)が被って見えたり、とシャレになっとらん世界情勢にシンクロしてるのです。{/netabare}
内容はともかくそれっぽい深読み(または妄想)が可能でめっちゃタイムリーと思えた品でありました。


結局のところ、通り一辺倒な感想には落ち着きませんでした。道半ばのため現時点で浅いか深いかの判別はできません。続きが気になるところですが続編あっても地上波ではやらんのでしょう。そしてそこまでして追わんでもいいかなというくらいの評価です。



※ネタバレ所感

■最終話で物語が動く
{netabare}男性滅亡計画的なのを画策してる一部勢力がいるとかいないとか。
これ「童貞♂の厨二的欲望の発露」よりか「過激フェミ勢の理想世界」とまるで真逆な全体像が見え隠れします。どうみても性の搾取とは言い難く、むしろ女尊男卑の恐ろしあな世界に帰結しそう。{/netabare}

{netabare}海苔をもうちょい抑制したりビジュアルもっと良くするなどして主だった男性視聴者に訴え…っていうか方法はなんでもいいから「けしからんけど羨ましい」「○○ちゃん可愛い」くらい軽く鼻の下を伸ばせる仕掛けがなされてたなら、落差(といってもTV放送現在時点ではあくまで予想)に心地よく身を委ねることができたような気がします。なんか惜しい。{/netabare}


■動揺する童謡
「おっぱ○がいっぱい」流れてる時の担任は眉毛ひとつ動かしてませんでしたね。当時も帰宅して父母に報告するガキはいたでしょうが親も意に介しませんでした。学校にクレームなんてもってのほかです。
いくら制約は増えてきているといってもまだ日本は緩いほうでご活動されてるそっち系の方には不満おありなんでしょうが、性自認が女性との理由で野郎が女子トイレ入れちゃったりする社会まで行きついちゃうのは違う気がします。



※追記

…みたいな駄文書いてUPしようと思ったら、テキサスで『ゴブリンスレイヤー』が問題になっているとのこれまたタイムリーなニュースを発見。
さすがに学校に置いちゃだめですよ(笑)
ただしそれは司書さんのチェック漏れという運用上の問題。問題提起されてる議員さんは業者追い込みかけてくと息巻いており、この追い込み先が流通なのか制作なのかでも意味合い変わりますけど果たしてどうなるのでしょうか。

今しばらく表現の自由は謳歌していたいものです。



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

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2022.03.22 初稿

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

週末のモラトリアム

いろいろ陰謀とか駆け引きとかありましたが、やっぱりただのエッチなアニメでしたね。

ウイルスからどうやって人類を救うのかなってところが興味あって最後まで見ましたが、そこまで行く前に話が終わってしまいました。2期がもしあるならそういう話になるのでしょうか?あまり期待できそうにないですけど。

ただのエッチなアニメから脱却しようとして脱却しきれてない感じでとても中途半端。
シリアスな話なのかエッチな話なのか、どっちかに振り切れたほうが良かったように思います。

でもナンバーズ達の異常な世界への向き合い方がそれぞれ違っていて、人の欲望や業が前面に出た話はちょっと面白かった。

このアニメのコンセプトじゃないのはわかるけど、女性しかいない世界になったら町や国はどうなるのか?ってところをもっとちゃんと考察して描いて欲しかったかも。
いろいろな考え方の人がいるから、この作品のような世界にはならないはずなので、そこが残念かな。

【キャラクター】
翔太の境遇には同情するので仕返しするのはわかるけど、ちょっとやり過ぎかな。

【この世界観について思うこと】
{netabare}
もし男性が5人だけ生き残って女性だけになったとしても、こんな世の中にはならないと思う。

この世界は残った男性5人にたくさんの子どもを作ってもらって人類を長引かせることが世界の最優先事項みたいになってるけど、種の保存なんかに興味ない女性のほうが多いと思うんですよね。
そりゃ子どもは欲しいでしょうけど、それは自分の人生を中心に考えているからだと思うんです。

そうなると、生き残った男性をどう扱うべきか意見は絶対に分かれると思うんです。
それで種の保存を優先したい勢力と、そんなことに興味ない勢力に分かれると思うし、種の保存しようとする人なんて少数派だと思うので、少数の熱心な人達が進めていくことになると思うんですけど、この世界はその少数の熱心な人達の意見が世界を支配しているのが変だと思う。

たぶん男性5人を保護下に置いて、子どもを作りたい女性は大金を払って予約制にするのが普通かな?
男性5人に自由に生活させるのが一番人道的だけど、それをやっちゃうと男性5人が襲われたり誘拐される危険が高いと思うし。

男性5人に拒否権を認めるかはわかんないけど、子どもづくりに協力すればそれだけ男性の待遇も良くなるとか、いろいろやり方はあると思うけど、この作品のやり方は奇妙で、こうはならないでしょって思う。

圧倒的に女性ばかりの社会なのに、男性ばかりが得をする仕組みなのが変なんですよ。
最悪、モルモットみたいな扱いになっても不思議じゃないのに。

この作品の日本政府??の目的がよくわからないんですよね。
種の保存をしたいにしても、他国と交渉したいにしてもやっていることが中途半端で目的がないように見えました。

{/netabare}

【変なところ】
すべてが変ですが、男がすごく貴重なのに無防備すぎませんか??暗殺されそう。

【まとめ】
こういうアニメにしてはキャラデザ良いし作画はまあまあで、キャラクターも適当って感じはしない。

でもやっぱりこんな状況になったら人類はもう滅亡するか、細々とつなげていくしかないので、こんなその場しのぎを続けても、人類滅亡までのカウントダウンに少し猶予ができるだけだと思うんです。それならそのやり方に異を唱える人もいっぱいいると思うので、やっぱりおかしいと思う。

そんな人類滅亡カウントが残り1な状態で、残された女性がそれぞれ男性のいない世界でどう生きるか、それを描いてくれていたら、面白いアニメになったかも。

今期はもっとつまらないアニメいっぱいあるので、こんな変な設定のアニメでもマシに見えますね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

待ちかねた?。。アニメ化の出来やいかに 

 
自分が北斗の物語を読んだ当時に妄想した事を思い出しました。
 ~{netabare}
 もしも、世紀末に生き残った男が、少数だけだったら・・
 もしも、自分がその中の一人だったら・・w
 {/netabare}~

今までなかったのが不思議なくらい、王道すぎるご都合主義的な設定w
そのセンセーショナルな設定だけで、発表当時はネット界隈を騒がせていたような記憶があります。

さすがに原作を買って読む程のバクチはできませんでした。
そういう意味で待ちかねてはいました。

寄せ餌的なタイトルに寄せられてしまった自分みたいな人にとっても、それなりの期待値は満たせたのではないでしょうか。

 原作:ジャンプ系Webアニメ(2016年~)
 制作:Studio五組×AXsiZ
  えんどろ~、咲-Saki-は悪くなかったかと。
 公開:2021年10月(先行)、
    2022年1月(全11話)
 視聴:2022年3月(dアニメ<無修正Ver.>)

人間ドラマ的な要素、近未来SF的な要素もないわけじゃないっちゃあ、そのとおりかも・・ですが、やっぱエロとこはエロいかもw

以下は恒例のツッコミでございます。
~{netabare}

男だけを駆逐する殺人ウィルス・・
男は数人だけが生き残った・・
コロナ禍にあってはちょっと思うところはあります。
てか自分の妄想ほぼそのままw

一晩に一人とメイティング?
いやいや・・
コロナで出生率が下がっただけで、百年後は人口半減と言われてるんですよ?
男が数人しかいない世界で・・人類滅亡の危機ってかそのままじゃ100%滅亡でそ。

UWも主人公もまどろっこしいわw
排卵管理して精力剤投与して媚薬なんかも活用して・・
回数も確立も爆上げしないと・・
個人の意思尊重とか言ってる場合じゃないと思うんですが・・

ってなツッコミはガンガン湧いてきます。
が、設定上の必要性てことで無意味ですねw

後半までくるとそのご都合主義的なウィルスが作られた背景がうっすらと見えて来ますね。
ふむふむ・・男嫌いの女性の一部が、女性だけの世界を作ろうとして・・
おおそうか!そういう背景か!ならば仕方がない・・

 ~{netabare}
 んなわけあるかーい!w
 人類の約半分を殺した大量殺戮やないかい!w
 {/netabare}~

・・と言いたくはなりますが
{/netabare}~

まあそれなりに楽しめたから、良しとしましょう。
キャラや作画はぶっちゃけ普通かな。

思ったほどの快楽嗜好でもなく、意外に社会的な要素もあり、またサスペンス的な部分もあったりして、でもやはり求められるであろうハーレム要素はあり・・タイトルに偽りなし、ですかね。

~{netabare}
 ちなみにウマ娘GAMEでマチカネタンホイザを育成しながら観ていたら・・
 cv遠野ひかるさんの名がEDにありました。
 なにこの偶然ww
{/netabare}~
 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

63.2 192 2022年度アニメランキング192位
殺し愛(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (131)
395人が棚に入れました
とある「仕事場」で対峙する 2 人の殺し屋。 クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。 シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対――するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。 彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。 リャンハはなぜシャトーに接近するのか。シャトーに秘められた過去とは。 相性最悪の 2 人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。 奇妙な運命の歯車がいま動き出す。


声優・キャラクター
シャトー・ダンクワース:大西沙織
ソン・リャンハ:下野紘
エウリペデス・リッツラン:堀内賢雄
ジム:天﨑滉平
ホー:前野智昭
ジノン:村瀬歩
ニッカ:森田成一
ミファ:日笠陽子
ドニー:大塚芳忠

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

後半まで我慢

サスペンスですかね。好きなジャンルですが、テンポが遅い。特に前半はクールな女賞金稼ぎのシャトーに、強い男殺し屋リャンハが絡むシーンが多い。
何故絡むのかとか、謎が小出しでなかなか話が進まない。そして、シャトーが無口、無表情、ぼそぼそ話す、クールではなくコミュ症に見える(声優さんは悪くない演技指導の問題)。対してリャンハは軽いノリで話す。この二人の絡みが相性悪いと言うか、盛り上がらない。私は第8話辺りから面白くなったので、前半で断念した人いるのではと思います。

作画は普通かな、戦闘シーンも普通、と言うより相手が銃持ってるの分かってるのに、ナイフで挑んできたり、頭撃たれて軽傷、避けてる描写も微妙等、ツッコミ所がある。キャラ絵はシャトーが無表情過ぎて幸が薄い女性に見える、リャンハは目が細過ぎ&死んだ目で私は気持ち悪かったです。たまにキャラがディフォルメ化したりギャグ顔になるが、このアニメの雰囲気に合っていない。

私はまだアニメは断念した事ないんですが、たぶん配信で一気観してるからだと思います。リアタイだと断念するなぁと思うアニメです、後半面白くなるから我慢して観てくださいとしか言えません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

殺し屋たちが織りなす歪なサスペンス

この作品の原作は未読です。
さおりんが出演されると知り視聴を決めた作品です。
さおりん演じるシャトー・ダンクワースと行動を共にするのは、凄腕殺し屋のソン・リャンハ…
CVは下野さん…相変わらず出演率高いですね^^


とある「仕事場」で対峙する2人の殺し屋。
クールな賞金稼ぎの女・シャトーと謎多き最強の男・リャンハ。

シャトーはこの交戦をきっかけにリャンハと敵対
――するはずが、なぜか彼に気に入られ、つきまとわれることに。
彼女はなし崩し的にリャンハと協力関係を結んでしまうが、
彼を狙う組織との抗争に巻き込まれていく。
さらにその戦いは、彼女の過去とも関係しているのだった。

リャンハはなぜシャトーに接近するのか。
シャトーに秘められた過去とは。
相性最悪の2人が織りなす、「殺し屋×殺し屋」の歪なサスペンス。
奇妙な運命の歯車がいま動き出す。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

原作の連載が未完なので、まぁこんな感じの終わり方になりますよね^^;
結局解明された謎は数えるばかりでした。
終盤で表情は目まぐるしく変わりつつも、未だ胸の内を明かさないシャトーちゃん…

シャトーちゃんやリャンハの生い立ちなど、今の2人を構成している要素の殆どが欠落しているので、色々と分からないことだらけではあるのですが、それでも結構楽しみながら視聴できたのは、リャンハの1本筋の通った立ち振る舞いと、そんなリャンハとの距離感が徐々に縮まっていくシャトーちゃんを見ているのが純粋に面白かったから…^^;?

加えて、断片的に描かれた生い立ちの顛末が、決して無駄にはならなかった構成も満足感を助長してくれたんだと思います。

ラストまで視聴して振り返ってみて思うこと…
公式サイトのトップページやイントロダクションでも「歪」という単語が使われていましたが、蓋を開けてみると、少しも歪では無かったということ…
寧ろ、今回描かれた展開以外に転がった方が歪だし違和感を覚えると思います。

アニメーション制作は、プラチナビジョンさん。
これまで「デビルズライン」「この音とまれ!」や「怪病医ラムネ」などを手掛けてこられたようです。
個人的には「丁寧な作り込みを目指そうとしている制作会社」という印象を受けました。
「この音とまれ!」などは、とても感動させて貰いましたが、お箏の演奏する運指や動作にはもう少し頑張って欲しいと思える点があったのを記憶しています。

でも、これが普通なのかも…とも思っています。
まぁ、上を見たらキリがありませんしね^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、増田俊樹さんによる「Midnight Dancer」
エンディングテーマは、小林愛香さんによる「マコトピリオド」

1クール全12話の物語でした。
私にとって総じて楽しませて貰った作品でした。
シャトーちゃんとリャンハはこれからどうなっていくんでしょう…
そして二人の終着点はどんな形をしているんでしょうね。
そう考えると気になることが結構残っています、と言うか、気になることだらけなんですけど…
ここでアニメが終わってしまわないことを祈っています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラブコメと言うよりはミステリーだった。

{netabare}
主人公たちが殺し屋、だけど戦闘アニメではなく公式ではラブコメと言う感じの作品。序盤の印象としては殺し屋という重い題材にも関わらず、ラブコメ的なコメディチックな部分もあり全くかみ合ってないなと言う印象で、この感覚は最後まで変わることはなかった。
ストーリーに関しては後半になるとそれなりには面白くなった印象。
というかラブコメ部分よりも、二人の昔の関係はなんだったんだろう?とだんだんと紐解かれて行くストーリーを楽しむのがこの作品の楽しみ方の正解かな。
中盤はそんな感じでミステリー的要素が面白い作品だった。
ただ、オチが少し弱かった感は否めない。結局主人公と本物のソンリャンハ、シャトーだけで話が完結してしまって、組織とか裏側のことは一切かかわってこなかったのはちょっと期待外れな面もあったかな。

それと、ラブコメ部分は微妙だったけど、殺し屋要素は面白かった。かっこいいアクションシーンもあって、アウトローモノとして結構よかったんじゃないかな。

あと、これだけは書きたい。
あの褐色の口なしキャラデザの外人が気持ち悪すぎる。
キャラデザがきもいだけであんなに不快感があるんだなって。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
硬派アニメか? ん?何アニメだこれ。いやほんとに何。
日常系アニメみたいな緩い空気感と固い空気感が混ざりすぎててわけわからん。
ほんとに何。面白くなかった。EDはいい。

2話 ☆8
コメディタッチ感あるからシリアスな場面が浮いているというかなんというか。いや、意外とずっとシリアスか?
ソンリャンハはシャトーを利用してるだけだと思ってるけどどうなんだろう。
ラブコメじゃなくてシリアス恋愛アニメとしてやってくれるならしっかりと面白そう。

3話 ☆6
シリアス路線価コメディ路線かはっきりしてくれや。
いやなんでこいつ射殺した?
この外人みたいなネタキャラデザ嫌い。ノーコメントって認めてるようなもんじゃんw 確かに普通に捕まえないのは不自然だ。

4話 ☆8
女児を誘拐するな。話繋がったな。

5話 ☆6
胸打たれてるのに何で動けるw マジで何で動けるw
動いたわりに無駄死にかよ。あいつの過去回想いる?
この褐色肌の奴ほんときもいキャラデザ。風船何か仕込まれてる?

6話 ☆5
マジで褐色野郎が寒すぎる。
寝たら暗殺しにいくの? お前は知りすぎた...?

7話 ☆6
主人公じゃないんか。お遊びかよ。撃ってくれませんか?
忘れ去られた元の依頼。Lかな?w

8話 ☆6
不快野郎退場しろ。そうはならんやろw 

9話 ☆6
金髪気持ち悪すぎる。きもいキャラしかおらんなこのアニメ。
手錠つけられた状態で一人で手錠外せるんかよw なぜ外せる 

10話 ☆6
シャトーノーブル? この酔っ払いって情報穿鑿してんの?
主人公今更イキるなよ。シャトーはリストノーブルの家族?
リストノーブルは組織が手助けしてた側だからシャトーは元組織側?
入れ替わり相手か? 結局話よく分からんな。

11話 ☆8
ざっこw こんな小さい女児が引き金弾けるのか。

12話 ☆6
ばれるだろw まあなんというか普通なオチだな。体で 

曲評価(好み)
OP「Midnight Dancer」☆6
ED「マコトピリオド」☆9
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

63.2 192 2022年度アニメランキング192位
忍の一時(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (103)
283人が棚に入れました
忍者は、存在しない。…と、我々は思っている。 仮に忍者が存在したところで、忍者はその姿を我々に晒すことはない。だからこそ、忍者は『表向きには』存在しないのだ。 主人公、櫻羽一時は、我々と同じく忍者は存在しないと思っている、普通の男子。彼には普通の、幸せで輝かしい日々が約束されている…はずだった。 ある日、一時は命を狙われ、それが甲賀忍者の仕業であると聞かされる。 なぜ一時は命を狙われたのか? それは…彼が由緒正しき、伊賀忍者第19代正当後継者だったからなのだ! 伊賀と甲賀は長年対立しており、甲賀は伊賀を侵略しようとしている。一時が生きるためには…自らも忍者になるしかない! こうして、誰も知らない忍者の世界に身を投じる一時。一人前の忍者となるべく学び、戦い、苦難に立ち向かう。だがそれは、一時が辿る過酷な運命の、ほんの序章でしかなかった…。 『アルドノア・ゼロ』『アイドリッシュセブン』のTROYCAが放つ、先の読めないオリジナルニンジャアクション、2022年放送開始!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

あなたが望んだ未来を作りたい

【紹介】
現代社会の裏、日本各地で生きる忍者の抗争を描いたオリジナルアニメ
でも全然ニンジャじゃないのでファンタジーアニメとして見た方がいいかな?

【主題歌】
EDテーマ「おぼえたて」
EDアニメは紅雪が主役になってますが、紅雪の気持ちを歌ったような歌詞が良かった
作品が好きな人は是非フルで聴いてみてください!

【感想】
この世界に忍者はいない・・・
忍の精神はぜんぜん感じられなくて残念でした

でも忍者とか細かい事とかにこだわらなければメインシナリオは良かったです!
どう生きるかをテーマにしたいい話で面白かった

それにしてももっとスッキリさせた方が良かったし、メインキャラクター達の譲れない想いをもっとはっきり描いたほうが良かったと思います

【よけいなことが多い】
・忍者ほとんど関係ない
・忍びって私情を殺して任務を優先するイメージあるけどそんなことはなくって、敵も味方もみんな私情が最優先のゆるーい組織

そういうのもダメだけど一番ダメなのは余計なものが多いことかな?

{netabare}
「一般人として育った主人公」「安忍」「大忍者会議」「伊賀甲賀以外の里」「忍者学園」どれも中途半端で、なくても良かったと思った
どれかを残してもいいけど、残すならちゃんと伊賀と甲賀の抗争に意味がある絡ませ方をしたほうがいいと思う

一番いらないのは安忍
弱すぎて抑止力になってないのに伊賀も甲賀もやたら警戒してるし、探偵役ポジションなのに自力で事件の真相を突き止めたわけでもないし、ほとんど何も役に立たないのにすごく目立っていて
忍者の暴走の抑止力にはなってないけど、シナリオの円滑な進行の抑止力にはなっていたみたい

大忍者会議で重要なこと決めるなら他の党首の存在をもっと大きく描いていれば伊賀も甲賀も無視できない存在として他の里に根回しするのもわかるけど、安忍も他の里もただ無力なところだけが強調されていてほとんどいる意味がなかった
他の里も襲われているなら各里から党首が集結して伊賀の里の防衛とか甲賀攻めを助けに来てくれるとかあっても良かったと思うけどただ襲われてるだけ・・・これは安忍とかいう意味のない組織を全カットして他の里の党首の葛藤とかをしっかり描けばそういう話に持って行けたのに

忍者学園に通って、他の里の子どもと騙しあいや殺し合い、交流を通して、本格的な抗争が始まったら伊賀と甲賀をメインに他の里が味方になるか敵になるか・・・
そういうシンプルな話で良かったんじゃないかな?

{/netabare}


【いろんな変なところ】 {netabare}
・安全確保のために忍者学園に行くのに入試でいきなり襲われて、それでも入学・・・甲賀のエリートが幅きかせてて何度も狙われる・・・さっさと退学したほうがいいんじゃない?
・未来の科学技術を出し過ぎで忍者っていうよりSFになってる
・敵も味方も甘いことばっかりやってるのに忍者の精神は受け継がれてるっぽい描かれ方がされている
・忍者なのに忍び込んだりしないで相手をだまし討ちするか、正面から突撃するしかない(陽動とかはあったけど)
・忍者会議って言うからどういうすごい組織なのかって思ったら他の党首に威厳とかなくてただの馴れ合いになってる、安忍に動いてもらう証言を集める意味しかない
・伊賀や甲賀はどこから未来の科学技術開発する設備とか調達する資金を得ているんでしょうか?国の暗部組織っていうならわかるけどそういう感じでもなかった
・甲賀が他の里にもちょっかいをだす意味がなくて、いずれ滅ぼすにしても無限のエネルギー手に入れたら他の里はもう敵じゃないんだから、伊賀だけに集中すればいいんじゃないの?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

和風サイバー忍者モノ

それぞれの忍者の里は伊賀、甲賀、雑賀衆など「実在した」とされる忍者達のグループがそのままモデルになっているようです。

主人公の一時(いっとき)くんは伊賀忍者の頭領の家系ということらしいですが、その事実は伏せられて育てられたという設定で物語は始まります。

実は現代の忍者は一般人には明かされていない既得権益集団だとか、それらの忍者を専門に扱う公安の部署があるとか、なかなかに妄想めいた設定のSFファンタジー寄りなオリジナルアニメですね。

忍者養成を目的とする専門の高校があるとかいって学園物っぽく始まるのですが、最後にはあんな話になるとは思わなかったぞ(笑)!


現代の忍具(忍者の秘密道具的な奴)の性能がトンデモだった気もしますが、私はストーリーは無難に楽しめました。

余談: 目元を見せているだけでもなんとなくかわいいヒロイン紅雪(こうせつ)はマスクを取った素顔を見せてくれることがあるのか? あるならいつなのか? みたいな楽しみがありました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

現代の忍者たち

全12話 オリジナル作品

主人公の一時はごく平凡な母子家庭の中学生だった。しかしある事件で母が忍者の当主であることを知り、忍者ならなければ生き残ることができないと告げられた一時は、忍者の学校に入ることになるというお話しの始まりでした。

忍者の学校がメインのお話だったと思いましたが、忍者の存続がメインのお話でした。

忍者特有の裏切りもあり、ハイテクを用いた忍者の道具あり、愛憎劇もありと、観ていて結構面白かったですね。

最後は、ちょっとあっさり終わった感じがありましたが、観て良かったと思えた作品でした。

OPはハンブレッダーズさん、EDは黒子首さんが歌っています。

最後に、この作品で使われる忍具はハイテクすぎましたねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

63.1 195 2022年度アニメランキング195位
名探偵コナン 犯人の犯沢さん(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (43)
184人が棚に入れました
犯罪都市、米花町。世界トップレベルの事件数を誇るこの町に、漆黒の人影(ブラックシャドウ)が降り立った。 彼(彼女?)の目的は"ある男"を殺すため―― 『名探偵コナン』に不可欠なアイツが主人公!! 見た目は タイツ、頭脳はピュア。 その名は......犯人の犯沢さん。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ここがヘンだよ米花町

【紹介】
名探偵コナンの舞台となる町、米花町に移住してきた「これから犯罪起こそうとしている人(通称:コナン君の黒い人)」が主人公で、犯人(予定)の視点から米花町のおかしな部分をいじり倒す本編公認の自虐系ギャグアニメ

【感想】
本家と声優が一緒なのでとても豪華、絵はちょっと違うけどこれは原作に寄せてるみたいです
{netabare}
一見平和な住宅街なのに毎週殺人事件が起きる犯罪都市・米花町

ヨハネスブルグかッ!!Σ\( ̄ー ̄;)

死体が発見されたらワラワラ人が集まってきて冷静に慣れた手つきで死体の観察をはじめる住民たち

ナニコレこわい・・・

{/netabare}
そんな誰もが感じたヘンな部分にしっかりメスを入れた作品
人が死んでるのをネタにするのはさすがに不謹慎かなーとは思うけど・・・

名探偵コナンはそれなりに見てるので、思わずクスリとなっちゃうネタが多くて面白かったです
時間も短いのでちょうどよい感じ

ただ、コナン本編のいじりやツッコミは面白かったけど、犯沢さんのキャラが薄くて本編キャラクターの濃さに埋もれ気味

犯沢さんを一人に固定するんじゃなくて、いろいろなタイプの「黒い人」を主人公にしていろんな視点で米花町を見たかったかも

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

どうも時代に置いて行かれているような…

 名探偵コナンのアニメ、漫画を観ていれば面白い所もありますが、どうも犯沢さんのキャラが良くないです。
 上京したてで、仕事先も友達もまだない、社会的に孤立、貧困化しやすい人達を馬鹿にしているような感じがします。
 インフレが進んでどんどん生活が苦しくなっている昨今、相対的な貧困層を笑いものにするような作品は、観ていて少しキツイです。これから面白くなるのでしょうか?

 最終話観ました。最後まで田舎出の情弱を馬鹿にしているようで、モヤモヤしたものが残りました。せっかくコナン君のキャラクターをパロディーで出演させているのに、犯沢さんがなぁ…。

 犯沢さんの復讐が成功して欲しいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

笑った笑ったw

本編コナンのスピンオフ。

黒いシルエットの犯人像がそのまま主役って面白い~
ED、倉木さんってのが豪華すぎ

中の人をそっくりそのまま本編からもってきてるからまた楽しいw

あっという間の1クール。

もっと赤井さんとか(ファミリー込み)哀ちゃんとか出して欲しかった~
あと、もし黒づくめの人たちと遭遇したりしちゃったらどうなるのかなとか思ったりw

2ndシーズンくらいは作れるんじゃない?作って欲しい~

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

63.1 195 2022年度アニメランキング195位
空色ユーティリティ(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (38)
136人が棚に入れました
普段と違う早起きした朝、クラブと一緒にわくわくした気持ちをゴルフバッグに詰めて、今日も一日を始めよう。 主人公の美波はゴルフを始めて間もない初心者。遥と彩花はそんな美波を見守りつつ、それぞれのスタンスでゴルフを楽しみ、その楽しさを美波に伝えていく。 学校も違えば本来好みも違う三人。だけどその三人がゴルフを通じて、それぞれの世界をもっと色鮮やかに変えていく。これはそんな物語の1ページ―

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ゴルフ場のCMかな?

年末くらいに配信されたらしい15分で一話だけという謎のゴルフアニメ。
yosterの公式HPで全部見れますので気になるかたはどうぞ。

ゴルフの魅力的な部分にだけ力入れて、手抜けるところは手を抜いてる感じ
お金持ちが趣味で好きなものを作った感が満載でしたね。

美少女達がゴルフを優雅に楽しんでいる姿や気持ちよくボールが飛んでいく様子を描いていてこれがゴルフの理想の姿!!!っていうのを見せてくれた作品。

話の面白さなんてないけど趣味で作ったものなんでしょうし、満足できる映像が作れて良かったんじゃないかな?
ゴルフ場のCMにでもしますか?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

等身大の女子高生のゴルフで彩られた1day

「BIRDIE WING Golf Girls’ Story」が「世界初、女子ゴルフをテーマとしたオリジナルアニメシリーズ」
と記載されていたのでググってみたところ、この作品に出会いました。

こちらはシリーズ化はされていませんが、21年の大晦日にアニメパートとキャストによるトークパートで放送されていました。


普段と違う早起きした朝、
クラブと一緒にわくわくした気持ちをゴルフバッグに詰めて、
今日も一日を始めよう。

主人公の美波はゴルフを始めて間もない初心者。
遥と彩花はそんな美波を見守りつつ、
それぞれのスタンスでゴルフを楽しみ、
その楽しさを美波に伝えていく。

学校も違えば好みも違う三人。
だけどその三人がゴルフを通じて、
それぞれの世界をもっと色鮮やかに変えていく。

これはそんな物語の1ページ


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品を視聴しようと思ったきっかけは、主人公を高木美佑さんが演じていたからです。
最初の出会いは「Wake Up, Girls!」でしたが、いまは「Peaky P-key」のDJ担当である犬寄しのぶの方が印象が強いかな。
あいみん演じる響子と一緒に「ピキピキ」を結成していく様は、何度見ても鳥肌モノです。

一方、物語の方は女子高生3人組がゴルフを目一杯楽しんでいる様が描かれています。
私もゴルフをもう何年もプレイしていませんが、プレイを始めた頃のちゃんと真っ直ぐに飛ぶボールの軌跡を見るのは嫌いじゃありませんでした。

だから作品を見て楽しそうにプレイしているのを見ている分には十分面白いですが、やっぱり自分でプレイしたいとまでは思えなかったかな…^^;

後半パートはキャストによるトーク番組になっています。
キャストの皆さんがアニメと同じ衣装で登場してくれましたよ。
「印象に残っているシーン」や「キャラクター設定」に関する話を聞くことができました。

主題歌は、メインキャスト3人によるユニット「HAM」による「群青 Love theory」

全1話でアニメパートが15分の物語でした。
アフタートークで「シリーズ化されるのが一番嬉しい」との声が聞こえてきました。
私もシリーズ化されるのを期待しています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

センスも工夫も感じられない…この方向では駄目でしょう。

 ユーチューブの1話で全部なんですよね。その前提のレビューです。親父趣味日常系アニメの習作…つまり、今後の制作会社としての展開を見据えて作ってみました…的な感じですね。

 キャラデザは可愛いのでしょうがテンプレです。それにゴルフをしているときのヒロインの顔の輪郭線がちょっと不自然でした。冒頭のJK姿の作画はいいと思いますが、全体的に睫毛や髪の造形も作り込みが足りないです。

 ヒロインのピアス2つはキャラのイメージとあいません。しかも耳の上部のピアスはアニメ界の記号においてはビッチ系かなあと。
 服のデザインも書き込みもあまりに簡素です。他の登場人物も出ないし。止め絵も多いし。

 ストーリーは無いに等しいですが、ナイスショットが青い空に向かってうてて気持ち良かった…という気持ちを表したということでそれなりに感情的な何かはありました。ただ、空に向かって白いボールが糸を引くように…という表現も画もエモくはありますが、使い古された表現でした。


 あまりに不自然なアニメなので調べたら中国の方が設立したアニメ制作というよりゲームのオープニング、エンディングアニメを主に作っている会社みたいですね。なので、アニメに進出するのに習作を作ったのかなあ…と。

 アニメーション表現については、優れたCGと奇麗な色彩のアニメの練習をしようという意図しか感じません。あるいは今後マルチメディア狙いのゴルフゲームでも作るんでしょうか。

 私は日本のアニメの魅力は、クリエータの個人の中にある「見せたい画」を限られた予算の中で形にしようとする気持ちだと思っています。演出、構図、エフェクト、表情などへのこだわりが日本のアニメの最大の長所だと思いますので、その部分での魅力がまったくないです。低予算なりの工夫も、絵のセンスも感じられないテンプレの塊でした。
 良くできたMMD動画よりも演出や表現の工夫ができてないですね。

 以前、中国アニメは数年内で日本を超えるんじゃないか、と思っていましたが、この表現したいことに対するこだわりがないのなら、この部分で日本の優位性はあるでしょう。ただ、日本のアニメも最近怪しいですから、ちょっと心配です。

 まあ、ユーチューブでの無料公開で正解でしょう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

63.0 197 2022年度アニメランキング197位
真・一騎当千(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (18)
106人が棚に入れました
中華三国時代を生き、中華統一を目指し散っていった英雄たちの魂をそのまま封じ込めた装身具“勾玉”。それを引き継いだ者たちが“闘士”として戦いを繰り広げている現代日本。関東の覇権争いはようやく収拾の兆しを見せ始めたが、関西を支配する大和学院の卑弥呼(ひみこ)が関東の闘士の勾玉を狙って「勾玉狩り」を始動する。そんな中、関東・南陽学院に新たな闘士、孫権仲謀(そんけんちゅうぼう)が転入。孫権は頭首である姉・孫策伯符(そんさくはくふ)不在による学院からの洗礼を受ける。加えて卑弥呼によって差し向けられた刺客・山田朝右衛門(やまだあさえもん)と因達羅(いんだら)が校内に侵入し絶体絶命の危機。執拗に狙われる仲謀に隠された秘密とは…?一方、伝説の闘士修験の地「徐福院」へと導かれる孫策。しかし、そこはすでに霊界の扉が開き、死者が溢れ出す“地獄”と化していた…。そして徐福院の地下では呂蒙子明(りょもうしめい)が目を覚ます。家族のため、頭首のため、それぞれの想いが交差する新章が今、はじまる!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

孫権の覚醒は、希望か絶望か。

この作品の原作は未読ですが、アニメは第1期~第7期まで全て視聴済です。

視聴して最初に思ったこと…
「あ、あれ…孫権仲謀のCVって、ほっちゃんじゃなかったっけ…!?」
思わず一時停止ボタンを押してググってしまいましたよ^^;

すると、第7期の「一騎当千 Western Wolves」から孫権仲謀のCVは大橋彩香さんにスイッチしていたみたいでした^^;
一応、「一騎当千 Western Wolves」を視聴した際のレビューを読み返したところ、孫権仲謀のCVに関しては思いきりスルーしていたようです。
確かに、孫権仲謀があまり目立った活躍をした記憶はありませんので…^^;


関西最強・卑弥呼の魔の手が関東に迫る!

中華三国時代を生き、中華統一を目指し散っていった
英雄たちの魂をそのまま封じ込めた装身具“勾玉”。
それを引き継いだ者たちが“闘士”として戦いを繰り広げている現代日本。
関東の覇権争いはようやく収拾の兆しを見せ始めたが、
関西を支配する大和学院の卑弥呼が関東の闘士の勾玉を狙って
「勾玉狩り」を始動する。

そんな中、関東・南陽学院に新たな闘士、孫権仲謀が転入。
孫権は頭首である姉・孫策伯符不在による学院からの洗礼を受ける。
加えて卑弥呼によって差し向けられた刺客・山田朝右衛門と因達羅が
校内に侵入し絶体絶命の危機。
執拗に狙われる仲謀に隠された秘密とは…?

一方、伝説の闘士修験の地「徐福院」へと導かれる孫策。
しかし、そこはすでに霊界の扉が開き、死者が溢れ出す“地獄”と化していた・・・。
そして徐福院の地下では呂蒙子明が目を覚ます。
家族のため、頭首のため、それぞれの想いが交差する新章が今、はじまる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
闘士の一挙手一投足による周辺への被害が甚大なんですけどっ…!

確かに「三国志」の英雄たちの魂が封じ込められた勾玉を持ち、彼らの宿命を受け継いだいるのは分かりますが、グーパン一つで学校の校舎がボコボコって、どれだけ強いのよ…という感じです。

そして、これまでは孫策伯符がこの物語の主人公でしたが、この作品からは主人公が孫権仲謀に変わったみたいでした。

少し引っ込み思案なところのあった孫権仲謀ですが、この物語で一体どのように覚醒するかは見ものです。
まだ序の口感はありましたが、物語の進行に伴って明らかになることでしょう。

思い返してみると、この作品の第1期が放送されたのは、2003年の秋アニメでした。
これって、もうすぐアニメ化20周年記念を目前に控えているということになります。

このところ、全1話~全3話で物語が終わってしまうことが多いので正直消化不良感は否めません。
ようやく内容を思い出して、「さぁ、いよいよ…」というところで終幕してしまう構成ばかりですから…
昔の様に1クールの尺をマルっと使って放送してくれると嬉しいんですけどね。

主題歌は、鈴木このみさんによる「PROUD STARS」

全3話の物語でした。
記憶が薄らぐ前に続きが見れるとありがたいんですけどね…
でも、20周年記念で何等かの奇跡が起こると信じています!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

62.9 198 2022年度アニメランキング198位
RWBY 氷雪帝国(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (126)
351人が棚に入れました
科学と魔法が同居する世界レムナントには人類や獣人、動物、そしてグリムと呼ばれるモンスターが存在する。 グリムにより暮らしを脅かされてきた人類だが、ハンターの活躍により平和な世界が守られていた。 ハンターを養成するビーコン・アカデミーで出逢ったワイス、ブレイク、姉のヤンとともに「チームRWBY」を結成するルビー。 それぞれの想いを胸にハンターを目指し訓練に励む彼女たちを、今までにない新たな脅威が襲う――。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

赤ずきんと変形武器

虚淵玄×冲方丁、シャフト制作。

科学と魔法が同居する世界レムナントには、
グリムと呼ばれるモンスターが存在する。
グリムの脅威から暮らしを守るハンターたち。
ハンターに憧れる少女たちが、希望を抱き、
ビーコンアカデミーへ入学してくる。

米国産で話題になったWEBアニメが、
新シリーズとなり、日本から展開されます。
まずは主要キャラクターの紹介、
RWBYならではの戦闘シーンが満載です。
 
シャフトとは相性が良いかも知れません。

最終話視聴追記。
{netabare}心の隙間に取り憑くグリム、ナイトメア。
そこはワイスの心が投影された夢の中の世界。
自身の影と戦い、現実世界へと目覚める。
確執や苦難を仲間と乗り越え、
少女たちが成長を始める物語なのでしょう。{/netabare}

多くの経験を経て、チームや個人の成長を描く。
強くは惹かれませんが、まずまず楽しめました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ワイス帝国とぽんこつな侵略者たち

【紹介】
これはアメリカ発アニメで日本の制作会社がリメイクしたみたいですけど、タイトルにある氷雪帝国のエピソードはまるまるオリジナルストーリーみたいです

【感想】
私は楽しめたけど、なんかもったいない作品で
あまり評価されないだろうなーって思いました

面白いところも多かったけど、同じことを何度も何度も繰り返して話が進まないのがさすがにくどいかな?

ワイスかわいいけど、もっと他のエピソードも見たかった
ネタがないなら無理に引き延ばさなくて6話くらいで終われば良かったと思います

序盤はシーン飛び飛びでいろんなキャラの紹介をさらっとされるけど尺の関係か、性格があまり良くないところしか見せないから最初の印象が良くない
{netabare}
そのあとキャラの掘り下げが始まったけど、ワイスの精神世界編が長くてディープでくどかったかも
元凶っぽいのみつけて戦って倒してすぐ終われば良かったのに、作戦失敗して撤退、違う作戦で行ったけどまた失敗して撤退の繰り返しで話がまったく進みません
もしかして枠が余ったから尺稼ぎしてませんか? それなら最初の雑なキャラ紹介もうちょっと丁寧にやればいいのに
{/netabare}
【キャラクター】{netabare}
ワイスは最初はリーダーになって点数稼ぎしたかったけどうまくいかなくて、それならダメなリーダーを支えるサブリーダーになって点数稼ぎするみたいな話をしてて、せっかく気高いキャラなのに器が小さくて微妙な感じ

ルビーとヤンはワイスの心の世界で知った誰にも知られたくない心の中を人にペラペラしゃべっていたのが酷いと思ったのと、ワイス帝国での動きはもうちょっと頭使ったほうがいいかも

ブレイクはワイスと違って憑依されても短い時間で終わったし最後は自分で決着をつけて克服していたところが良かったけど、ますますあれだけぐだぐだしていたワイスが残念なキャラに見えてしまいます
でも獣人が差別されてる!!って訴えてたけどブレイクも他の獣人も犯罪行為はしてたけど迫害されている描写ないので、共感するのは難しいかな?

あと、友情とか信頼を強調しているけどワイスの精神世界に入る前にそんな友情や信頼が生まれてたように思えなくて、嫌いではないけどまだ心の距離があるように感じました
そんな親しくない人達が自分の心の中に入ってくるなんて絶対嫌だと思うから、拒絶されて追い出されそう

文句ばかり書いてしまったけど、面白くなりそうな雰囲気は出ていてもったいないなーって思った
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アメリカ発3DCGアニメ原作の日本制作オリジナルストーリー版厨二バトルアニメ

原作はルースター・ティース(Rooster Teeth)というアメリカの制作会社によるオリジナルアニメ作品です。

本作『RWBY 氷雪帝国』冒頭2話は内容的に主要登場人物や設定などの説明が行われる原作の冒頭部分とストーリー的に重なっているため、特に原作を観ていなくても本作からの視聴でOKなようになっています。

原作初期の3DCGが時代的にも予算的にもしょぼい感じだったので、原作初期よりは本作のアニメーションの方が豪華には見えると思います。

作中世界で人類は「グリム」と呼ばれる怪物の脅威にさらされており、グリムと戦う力を持った人たちは「ハンター」と呼ばれています。

グリムと戦うハンターのチームRWBY(作中では無理矢理「ルビー」と読みます)に所属するメインキャラ四人(ルビー/ワイス/ブレイク/ヤン)は全員女性で、「女の子が近接格闘用と中遠距離射撃用に変形する武器で戦う」というビジュアル面を楽しめるかどうかは、本作視聴の分かれ目になると思います。

ルビーが武器オタクという設定も厨二病的かもしれないです。大鎌と銃に変形するルビーのオリジナル武器「クレセント・ローズ」みたいなのは私は個人的に大好物なのです。

チームの名は四人の名前の頭文字由来ですね。なお、名前の頭文字はたぶん各キャラのイメージカラー的な物(ルビー:赤(Red)/ワイス:白(White)/ブレイク:黒(Black)/ヤン:黄(Yellow))と合わせてあると思われます。

原作も日本語吹き替え版が制作されており、本作のキャストは原作の日本語吹き替え版と共通です。

本作のオリジナル部分となるメインシナリオは「承認欲求」をテーマにしていると思われます。このあたりの流れは日本的な脚本かもしれないですね。趣き深い点もありますがやや冗長でテンポ感に欠ける感じはするので、評点はあまり高くしていません。


以下、内容に軽く触れておきます。




主人公のルビー(Ruby Rose)はハンター養成校であるビーコン・アカデミーへの入学が決まった姉ヤン(Yang Xiao Long)について行きますが、そこである事件に巻き込まれ、自身も予定していなかった飛び級でビーコン・アカデミーに入学しハンターを目指すことになります。

で、チーム結成エピソード後の肝心の本作メインシナリオはある人物の悪夢(ナイトメア)にダイブしてのバトルになるのですが、個人的には普通に現実世界で戦う原作の方が好みかも?(←身も蓋もない…。)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

62.9 198 2022年度アニメランキング198位
ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (59)
202人が棚に入れました
絢爛武闘祭で優勝し、地上最強の称号を手に入れたピーター・グリル。これで婚約者であるルヴェリアと結婚できると思いきや、さまざまな異種族の女たちに子種を狙われ、ひっきりなしに誘惑されるのだった。 武力は最強のピーターも、意思の固さは最弱レベル。幾度となく誘惑に屈し、下半身は緩くなる一方。そこに、忌まわしきゴブリン禍が発生したとの報せが届く。急ぎ鎮圧におもむくピーターだったが、戦場には思わぬ出会いが待っていた。 ゴブリンの巣、エルフの里、ドワーフの里……舞台は変わっても、誘惑は終わらない。地上最強の賢者タイムが、再び幕を開ける!

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1期からほとんど変わっていないw

原作未読 全12話 1話15分枠のアニメ

1期からの続きですが、2期から視聴でも大丈夫かと思います。

武闘大会で世界王者となったピーターグリル、ギルド長の娘である恋人のルヴェリアと一緒になりたいピーターグリル、しかし強い子孫授かりたいと色々な異種族の女子が襲いかかります。

娘を取られたくないギルド長の策略やルヴェリアの天然な行動、異種族娘たちの強引な魔の手など、はたしてビーターグリルはルヴェリアと添い遂げることができるのかというエロギャグ作品です。

展開が1期から変わっていませんねw 今回はまたまた異種族の女子キャラが増え、ピーターはほとんど半裸・全裸ですねw

最後はルヴェリアとの仲もちょっと進展し、異種族の女子とギルド長に振り回されるいつものピーターグリルでしたw

OPはヰ世界情緒さん、EDはHilcrhymeさんが歌っています。

最後に、ピーターグリルの中の人は下野紘さん、喋り方は鬼滅の刃の我妻善逸みたいでしたねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

地上最強の賢者タイム、再び

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。

第1期を視聴しているものの、私は大きな勘違いをしていました。
私はこの作品の展開が「おとなの防具屋さん」だとばかり思っていました。
だから1話を見始めた瞬間に違和感が…

「あ、あれ? 録画間違ったかな…?」

まぁ、視聴後2,3分で勘違いだと気付きましたが、最初は本当にビックリしましたよ^^;


絢爛武闘祭で優勝し、地上最強の称号を手に入れたピーター・グリル。
これで婚約者であるルヴェリアと結婚できると思いきや、
さまざまな異種族の女たちに子種を狙われ、
ひっきりなしに誘惑されるのだった。

武力は最強のピーターも、意思の固さは最弱レベル。
幾度となく誘惑に屈し、下半身は緩くなる一方。
そこに忌まわしきゴブリン禍が発生したとの報せが届く。
急ぎ鎮圧におもむくピーターだったが、
戦場には思わぬ出会いが待っていた。

ゴブリンの巣、エルフの里、ドワーフの里……
舞台は変わっても、誘惑は終わらない。
地上最強の賢者タイムが、再び幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第1期が放送された際、最終回のCパートで
続編を連想させるシーンが描かれていて、気長に続編を待っています…
と当時のレビューに記載していましたが、2年の期間を経てようやく続編放送の運びとなりました。

この作品、キャラデザが結構綺麗な上、出演されている声優陣も豪華なんですよ。
まず第1期から出演されているのは二ノ宮ゆいさん、あやち、山村響さん、上原あかりさん、千本木彩花さん…
そして第2期からは、佐々木美来さん、しーちゃんに優木かなさんもピーター・グリルの取り巻きに加わるのですから…
改めて見てみると、凄い布陣ですよね。

INTRODUCTIONに記載されているゴブリン禍は、第1期の最終話で導入部分が描かれていたので、第2期はその続きから、という形となっています。

まぁ、ピーター・グリルの貞操観念はどこへ行ったのやら…という感じなのですが、ここまでくると、これだけ子種を奪われておいて、どうして取り巻きの誰一人として「おめでた」にならないのが逆に気になってしまいます。

やはり異種族同士の間では子供を授かることができないのでしょうか…?
それとも、ピーター、若しくは取り巻きの女性たちに何らかの問題があるとか…?
でも、取り巻きの女性全員に問題があるとは考えにくいので、やっぱりピーター自身に問題があるのでは…!?
因みに、子種は平均74日かけて作られ、毎日1億2000万個も作られるのだそうです。

ま、この作品の設定では「赤ちゃんはコウノトリが運んできてくれる」そうなので、これらの情報も正直どうでも良いことなんですけどね^^;

地上波では通常版、一部配信サイトでは「大賢者ver.」、AT-Xでは年齢制限付きの「超賢者ver.」が放送されたそうです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ヰ世界情緒さんによる「暮れなずむ約束」
エンディングテーマは、Hilcrhymeによる「コイゴコロ」
エンディングの曲調が独特なので、1期でもエンディングを歌っていたのを思い出しました。
この楽曲は第1期で使用されたエンディングテーマ「ヨリドコロ」のアンサーソングなんだそうです。
そういう観点で楽曲を聴いていなかったので、再度歌詞に注意して聴いてみると、しっかりルヴェリアからピーターへのアンサーソングになっていました。

1クール全12話の物語でした。
15分枠の作品なので、サクッと視聴できる作品です。
改めて「コイゴコロ」は良き楽曲だと思いました。
この歌詞で歌っている思いが最終回のルヴェリアの行動の言動力に繋がったんだと思います。
勘違いから入りましたが、しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ワンパターンだけど15分だからまあいいんじゃないかな

地上最強の男の子種が欲しいという女キャラに迫られて結局ヤッてしまうという1期と同じワンパターンで実にしょうもないエロアニメ。
でもなんだかんだそれなりに楽しんで見れた。
15分枠なのが大きい。
30分だったら飽きて切ってるかも。

・ピーターがほとんど全裸か半裸
・1期からだけどEDがヒルクライムという謎の起用
・安定の井澤詩織
・ED後のレイヤーのコスプレが良い
・dアニで規制されてないバージョンが配信されてるがエロさを感じない
・なんなら不徳のギルドの方がエロい
・竹達彩奈は十分有名だし結婚したんだから仕事を選んでもいいんだぞ
・続きをやるなら見るけどこれで終わりでも良い
・しょうもないなぁと思いながらハードル下げて見れば悪くない(かも)

以上です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

62.9 198 2022年度アニメランキング198位
Shenmue the Animation(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (31)
99人が棚に入れました
伝説のゲーム[シェンムー]が生まれ変わる――。

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしさで泣きそう!しかし、アニメとして面白いかは別問題!

追記です。

 何と、シェンムーⅢは、2019年にプレステ4で発売されていました。

 いや〜、知らんかったです。Ⅲの宣伝のためのアニメだったんですね。

 しかも、完結せずⅣに持ち越しだとか。う〜ん、やるか、やらざるか。もはや暇な若人では無いので、キツイです。

 まぁ、Ⅳが出て、まだ生きていたらプレイしてみようと思います。
………………………………………………………………………

 懐かしいシェンムーのアニメ化!色々伝説のゲームでした。どのくらいヤバいゲームだったかはググって下さい。

 ドリームキャストで1、2共にプレイし、子供心にも、いくら金を使って作ったんだ?と驚愕した覚えがあります。しかも新宿のソフマップで980円位で新品が買えたのも驚きでした。中古は買取不可だったので実家のどこかにまだあるはずです。

 ゲーム性はというと、バトルアクション物なんですが、3D酔するような代物で、多彩なアクションが出来るはずの主人公の攻撃で使えるのが、1は前蹴り、2はバックキックしかなく、それで最強キャラも倒せるという、初期のK1でキックボクサーがローキックのみでボクサーや空手家を血祭りにあげているような香ばしさがありました。

 アニメは、ゲームの雰囲気が良く出ていましたが、悪く言えばゲームそのまんまで、実況を観ている感じでした。キャラデザインも物語も今となっては古いです。しかも、ラストもゲーム通りのぶん投げエンドでした。今だ出ていない3作目へつづくで終わりとは!

 誰か、50億円位出資して、3作目を作って欲しいです。税金対策としてはバッチリだとおもいます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

れい78 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰得なの?シェンムー未プレイだと置いてけぼりw

小学5年生の時から大好きなシェンムー。今までしてきたゲームで今でも1位に君臨し続ける神ゲームがなぜか今頃になってアニメ化wwこれはゲームしてない人が観たら死ぬほどつまらんよwwありがちなストーリー展開、作画も良くない、パッとしないキャラクター達に見えてしまうと思います。

でも!!!大ファンの私が観た感想はめっちゃおもろい!!
バトルシーンでは脳内に勝手にコマンド音が流れてくるわ、玄関が映っただけでそこの扉開けたら懐中電灯あるよ!!あの電話帳で原崎に電話しなきゃ!ストーリーは、13話ではとても収まらないものを13話で詰め込むということで大分スピーディに進むんだろうけど、フォークリフトのバイト、子猫に餌やり、荷物運びバイトがあると嬉しいなぁ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

香港へ行ってつまらなくなった

{netabare}
春アニメの失速枠一位だと思ってる。

日本編はかなり面白かった。
主人公の父が殺され、それの復讐に燃える主人公が父を殺したランテイを追い求め、また父の謎の解明に向けて動き出す、と言う王道な設定。
こういう復讐モノと拳法が相性がいいのもあって見てる側も熱くなれる。
父のことを一心に様々な苦難を乗り越えていく様に好感が持てるし、ずっと父のことを第一の念頭に置いてあれこれを追求するのも、意思が強く一貫してことが伝わってきて主人公に共感しやすい。

日本編はキャラ一人一人にも重きが置かれていた印象。
貴章などとの出会いを通じて技を得て行くストーリーは王道的な成長モノらしさがあって良かったし、そんな中で得られた技を使って適わなかった強敵に打ち勝つというのも熱かった。
最後のケガ展開は少し強引には感じたものの、大切な人と一緒にいることを選ぶ貴章と、大切な人よりも真相を追い求めることを選ぶ主人公が対比的に描かれているのは、主人公の意思をより強調するものとなっていて良かった。

様々な人との出会いで父やランテイ情報を得て行くというストーリーも、一歩一歩着実に父の謎の解明に近づいていってる感があって、謎解き的な面白さもある。

ここまでは面白かったが香港編に突入してから急に脚本が雑になった。
展開がゲーム的すぎる。
恐らくゲームが「○○に行けクエスト→雑魚との戦闘パート→要人との会話」的な要素で構成されてそれを全くそのままアニメ化したんだろうけど。
正直日本編もそんなところはあったし目標から大きく遠のいている感はなかったから、そんなに回りくどさを感じなかったけど、香港編は目標に対してずっと停滞している感があるのが微妙。

うろ覚えだが、だいたいこんな感じ。
主人公「父の真相を知るためにシュゲンタツに会いたい」
A「Bなら知ってるかも? ○○に行けば?」
B「今のお前には教えられない。武徳を得よ」
C「Eなら武徳を知ってるかも? Eの居場所はDが知ってるよ」
D「Eには○○で○○をすれば会えるぞ」
E「武徳とはこういうものだ。」
B「まだ足りない」
以下C-Eのような展開をずっと繰り返し。

もう経緯は忘れてしまったがそんな流れでグダグダ引き伸ばしながらなんやかんやシュゲンタツの居場所をつかむことになるが、まさかの
シュゲンタツ「何も知らん。○○に行けばわかる」
という展開だった時はさすがに「は?」ってなった。

ゲームの訪問イベントをそのままなぞっているだけでつまらない。
この最中に拳法をふるう相手はモブばかり、多分これもゲームでいう取り合えずの雑魚キャラとの戦闘を適当にそのままアニメ化してるんだろうな。噛ませばっか倒してるだけで途中はなろうと同じ。
もっとこの辺りをアニメにする上で削って、アニメとしての体裁を整えてほしかった。ゲームのプレイ動画を見てる気分だった。
香港編は色んな人物の間でたらい回しにあうから、ジョイとあの不良少年ぐらいしか印象に残ってるキャラはいない。

で、最終回。あそこでランテイと戦って終わりで良かっただろうに。
シュゲンタツが変なとこに誘導して結局何も分からず終いはさすがに酷すぎる。そして、強引な流れで鏡の関係者のヒロインと出会ったかと思えば、出会ったばかりなのにそこまでのヒロインたちよりもいい感じの関係になってるし本当に意味わからん。
おれたたよりも酷い何かを見た。

香港編で唯一いい点を挙げるとすれば、治安の悪い町の表現に関しては上手かったことかな。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
シェンムーw いや、落としたアイスの弁償ぐらいしてやれや。
王道っていいな。主人公落ち着いてんな、殺されたのに
不幸にも黒塗りの高級車に

2話 ☆9
銃持ってそう。たらい回しw 怪しい。銃ぐらい持っとけ。
○○に行けばっかだなw ゲーム感。

3話 ☆9
意外と優しい。いや、鳳凰鏡の前に父のこと聞けよw
いろんな場所に活かされてるのがゲーム感ある。
こいつ一生監視してるけど奇襲すらしないなw
鏡主人公が見つけるのを待ってるのか?
友人と会話していってヒントを見出すイベント。
あっ鍵穴だ。チンの子とは真反対だな。

4話 ☆9
どいつもこいつも主人公と同じだなw 人質かな。
襲われてそう。倒れたフリ?

5話 ☆9
めっちゃgdgdするな。漏らすなw 誰か一人ぐらい銃持っとけよ...。
このじじいはよ退場しろ。水落ちは生存フラグ。
テンポ速いのがたまに傷だけど面白い。

6話 ☆8
このおじさんが本人オチなんだろうなぁ...。
主人公がスキル取得するパートw 大人にも甘い。

7話
たまげたなぁ...。煽っていくスタイル。いつもの。
この展開多いと思ったけど、これゲームで言うモブ戦闘要素かw
結構見せつけてるよな。☆6

8話 ☆6
超テクで落ちるの防いだんだから許してやって。安定のたらい回し。
武術家多すぎだろw 実はすごい人だった!オチ多くない?
最近少しダレてるかな。
ゲーム的な訪問イベントばかりで面白くない。

9話 ☆5
やっぱり展開がゲーム的すぎてな。
おまけになろう的に雑魚狩りばかりなのも。
主の側近ってこんなに雑魚なのかよw まーた人探しか。もうええわ。
○○のために○○、○○のために○○、と目的がだんだん遠のいてるのがな。

10話 ☆4
ほんとたらい回しがすぎる。ボスキャラ登場
ガバガバ警備 有能インコ
ゲームだと脱出ゲーム形式なのかなここ。

11話 ☆4
この技を覚えていきなさいってセリフが本当にゲーム感満載なんだよ。
主人公も顔割れてるのでは。あの仮面の方が絶対強い。
堂々とこんなところでそんな秘密ごとを。声で気づけw

12話 ☆7
こういう落とし橋まで律儀に再現しなくても。
チャリでバイクに追いつけるわけ。ネズミ苦手な前提。
ガバガバ警備。ウォン無視かよw

13話 ☆2
怒りに任せるな。ここで決着つけんのかよ。これ尺足りるんか?
これ全14話? は?
あそこでランテイと決着つけて終わりでよかっただろ。
ぽっと出のヒロインといい感じになられても。

曲評価(好み)
OP「UNDEAD-NOID」☆7
ED「Sympathy」☆8.5
{/netabare}
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投稿 : 2024/05/11
♥ : 1
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