2018年度に放送されたおすすめアニメ一覧 497

あにこれの全ユーザーが2018年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月03日の時点で一番の2018年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.1 226 2018年度アニメランキング226位
続 刀剣乱舞-花丸-(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (64)
307人が棚に入れました
詳細不明。

声優・キャラクター
増田俊樹、市来光弘

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

新たな日々も、"笑顔"とともに…!!

「とある本丸における刀剣男士たちの花丸な日々」が帰ってきてくれました。
タイトルから分かる通り、本作品は2016年の秋アニメとして放送された「刀剣乱舞-花丸-」の続編に位置する作品です。
物語は1話ずつ単発的な構成となっているので、物語としての繋がりはそんなに強くはありません。

ですが、これまで制作された2つの作品を視聴してからこの作品を見ると、馴染みのある顔がチラホラしているので、物語の繋がりは希薄でも登場するキャラは被っているので、より深くこの作品を楽しめると思います。

この作品自体が続編という位置付けであるにも関わらず、過去作が2作というのは単純に計算が合いません。
それもそのはず…刀剣乱舞には静と動を司る相対する作品が制作されているからです。

花丸を冠名とする前作「刀剣乱舞-花丸-」と本作「続 刀剣乱舞-花丸-」を日常ゆるふわ系の「静」とすると、相対する「動」の位置付けは2017年に放送された「活撃 刀剣乱舞」です。

刀剣男子の役目は、過去に遡って歴史の改変を目論む時間遡行軍の悪行を食い止め、本来あるべき歴史を守ることです。
時間遡行軍の戦闘力は正直半端ありません。
何故なら彼らは歴史の改変に命を懸けていますから…

だから刀剣男子と歴史遡行軍との争いは熾烈を極めています。
いつ自身の刀身が折れてもおかしくない様な戦いが連続するのですから…
その熾烈な争いをそのまま映像化したのが「活撃 刀剣乱舞」なんです。

そんな刀剣男子の束の間の休息の場…それを映像化したのが花丸シリーズなんです。
どんな戦士にも休息は必要ですから、この作風の軸である「日常ゆるふわ」は彼らにとって必要不可欠な時間と場所なんだと思います。

刀剣男子は、自身が刀剣であった頃に仕えた主の記憶を持って擬人化しています。
今の主に忠誠を誓ってはいるものの、自身に刻み込まれた刀剣であった頃の主を忘れること…無かったことには決してできません。
それ故に伴う苦しみをイケメン男子の日常にうまく溶け込ませていたのが花丸1期でした。

そして同じ花丸シリーズの本作…
自分の生い立ちや境遇に関する展開はゼロではありませんでしたが、今回はより日常に軸足を置いた作品に仕上がっていたと思います。

一番感じた変化点…
それは1期で主役級キャラだった大和守安定が旅に出てしまい、初期メンバーだった加州清光が刀剣男子の居場所である本丸で次々登場する刀剣男子のお世話係として奮闘する様が主軸に置かれている点です。

大和守安定と加州清光といえば、どちらもかつて新選組の沖田総司…
同じ主を二人で支え続けた間柄なんです。
だから彼らにとって一緒にいるのは空気を吸うことの様に当たり前のこと…
その片翼が旅立ってしまったんです。

残された側が感じる必然は不安と焦り…
新たな刀剣男子が続々増え続ける本丸のお世話係は、地味ですが重責な役目です。
本丸での経験が豊富な加州清光が抜擢されても不思議ではありません。

でもお世話係を担うということは…それだけ戦闘の機会が減ってしまうこと…
戦闘の機会が減るということは、己の力量を見定められないということ…
彼らは刀剣…だから彼らの本分は戦うこと…
数々の戦闘を通して実力の向上が如実に感じられる仲間たち…
そんな仲間の中に居ると…自分だけ取り残される不安感に蝕まれても仕方ありません。

そして加州清光が最も怖いのは…きっと大和守安定に置いていかれること…
ふと気付いた時、同じ主を守った同胞は手の届かないところに…それを思うと焦りだって感じると思います。

そんな加州清光の気持ち…主が気付いていない筈は無いと思います。
万感の思いを抱えながら物語はどの様に舵を切っていくのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は毎回小技・大技含めてコロコロ変わっていたので、ここでの紹介は割愛します。

1クール12話の物語でした。
女子向けの作品ですが、私でも総じて面白いと感じることができました。
イケメンが織りなす日常ゆるふわ系の作品がお好きな方にはお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

ヱルリラ☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

生粋のとうらぶファン向けの作品

~最新話までの全体の感想~
基本一話完結のお話という意味では、2期から入った人や
それこそ第1話を見ていない人にも楽しめる作り方。
まぁ、でも基本女子向けの話なので、視聴者を選びますよね汗
むかーしにゲームをやっていましたが、最近はとんとご無沙汰な私からすると、
とにかくダレデスカなキャラが多かったです、、、。それから、
ちょっと動かすキャラが多すぎるんじゃないかと(・-・`*
まぁ、各話でピックアップするキャラは決めているようですが。
他に気になったことと言えば、たぶん刀剣男子の過去をきちんと知っている人でないと
意味がわからんって描写も多々。てなわけで、ストーリー重視の方には
オススメしません。あくまで、原作・キャラ愛や中の人愛がある方向けになります。こう定義した上では、それなりに楽しめる日常ドタバタストーリー
なのではないでしょうか(・Д・)ノ
(更新日:1月26日)


各話ごとのネタバレありありな感想は以下


第1話
{netabare} 第一話から、前回の復習や設定のきちんとした説明はなく、
あくまで元からのファン対象って印象でしたね。
個人的には髭切・膝丸は好きなキャラなので、
2人の絡みや戦闘シーンが見れたのは美味しかったです笑 
ただ、まぁ超シリアスリアル戦闘を追及した活劇と違って、
やはりバトルシーンはちょっと物足りなさが残る、、、
髭切・膝丸のピンチもなんだか不発って感じですし。
ストーリーについても深い言及はしないようにします笑
ちなみに、髭切の声優は花江さんなんですけど、
やっぱりソフトな声を出しますね~こういうのもよき笑 

それから、アイドリッシュセブンを見た流れで刀剣乱舞を見ると、
どうにも燭台切りと鯰尾があの方々の声にしか聞こえませんね汗汗 {/netabare}


第2話
{netabare} なんだろ、なんかキャラがいいことを言っていた気がするんですが、
あんまり入ってきませんでした汗 それもこれも、熱血修行キャラの修行回
だったからでしょうか、、、。
後半は、シリアスキャラである骨喰とその兄弟達との過去を巡る葛藤という
温度差のある回でした。しっかし、使い方がわからないといっても骨喰くん、
慶長に設定することもないでしょうに、、、。そして最後はしっかり
検非違使と闘うんですね。一期一振が抑えていた敵を骨喰くん漁夫の利
していましたが、、、、まぁ突っ込まないことと致しませう{/netabare}


第3話
{netabare} 太鼓鐘くん、初めて知りました笑 元気ッ子くんなんですねw 
第3話は基本的に虎目線でイケメンの様々な表情を拝み、
刀剣が熱き闘いを繰り広げた運動回(運動会)といった感じです。
動物キャラの秀逸な使い方を知りました、はい。
大倶利伽羅が微笑んだ時だけ少しおおっ!?と思いました笑 
第4話では、私の好きな声優さんである保志総一朗さん演じる
小烏丸が登場するらしいので期待して待ちたいと思います{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

さる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

刀剣乱舞クラスタは見るべき!小さい子から大きい方達も安心して見れるアニメ

7話まで見てますが正直一期より面白く感じられるきがします!一期同様op飛ばせないです更にopもゲストで色んなキャラが毎週歌ってくれて楽しみEDも毎回違くてもうスタッフには感謝しかない愛を感じる!

私自身はゲームをアニメやる前からやっていた者ですが色んなキャラが見れてとっても嬉しいです推しキャラはいるけど刀剣乱舞はやっぱりみんな好きなんで嬉しいです一期のネタとかも所々引っ張ってきてるところすごくいいし下ネタもなく安心して気持ちのいい状態で見られますwあとギャグとシリアスのバランスも活撃のせいかもしれないですがとってもよく感じられます

これからも毎週楽しみです毎回神回ありがとうございますぜひ刀剣乱舞興味ない人も見ていただきたいです

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

65.0 227 2018年度アニメランキング227位
Fate/EXTRA Last Encore(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (260)
1232人が棚に入れました
これは輝かしいEncore

最下層から第六層までの戦いを経て、多くの決断を乗り越え上がってきた岸浪ハクノとセイバー。
目覚めた『誰か』は死の総体である自分自身を認め、新しい『誰か』として戦う決意を新たにする。
だがすべてはとうに過ぎ去った過去。勝利の結末を得る機会は永遠に失われた。
その胸に宿した希望は、果たして熾天の檻に届くのか―――。

聖杯戦争の終わり。最後に語られるべき月の断片、ここに 終幕 フィナーレ。


声優・キャラクター
阿部敦、丹下桜、鳥海浩輔、高乃麗、野中藍、安井邦彦

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

’18.8/5追記 「新たな月の聖杯戦争、開演。」→「全天の星よ、喝采を。天幕は炎と散る。」

この作品の原作はゲームの様ですが、そちらは未プレイです。
事の発端は2017年の大晦日…
2回目となる「Fate Project大晦日TVスペシャル」で放送された長編アニメが思い切りゲーム寄りで、放送されたプロローグの序章的な作品にちょっとビックリしたのと同時に、最近のFateシリーズと自分との間に壁を感じた気がしたんです。

昨年放送された「Apocrypha」も面白かったし感動もしましたが、あまりに壮大な物語に尺が耐えられなかった感が否めなかった上、人間の私利私欲のための殺し合いにも関わらず、終始物語が綺麗だった点が壁を感じた原因です。

そのため、「Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-」のレビューでも記載しましたが、この作品には並々ならぬ期待をしていました。
その期待の根幹…それはヒロインの立ち位置であるセイバー役のCVが桜ちゃんだったからにほかなりません。

放送開始前のPVを見ました。
今にも「ほえぇぇぇ…」が聞こえてきそうなくらいセイバーが可愛くて堪らない、という思いをグッと胸に押さえこみながら視聴を始めました。

現時点で言えること…
それは、現在放送された物語は、10話までの「オブリトゥス地動説」のみであり、本作の真意を知るには、「イルステリアス天動説」までは物語の評価が難しいということ…

そして、日曜日の冬アニメは耳が至福で溢れていたこと…だと思います。
何故なら、日曜日はこの作品のセイバーと、C.C.サクラクリアカード編の2作で、桜ちゃんボイスが堪能できたからです。

桜ちゃんの代表作といえば、C.C.サクラの主人公である木之本桜が頭に浮かびますが、私がC.C.サクラを視聴したのは2018年に入ってから…
従って超が付くほど新参者なのですが、そんなニワカでもすっかり桜ちゃんの声に魅せられてしまいました。
だから桜ちゃんメインの作品が同日に二つも視聴できるなんて…至福以外のナニモノでもありません。

余談ですが、私は通勤途中でローソンに立ち寄る機会が結構あるのですが、時折セイバーが商品を紹介する店内放送を耳にすることがあります。
たまたま立ち寄った数分で桜ちゃんの声が聞けるなんてラッキー…なんて思った事もあったり^^;

レビューが少し逸れてしまいました。
物語としては先述した通り、未知の部分が多いので何とも言えませんが、作品としては「シャフトが作ったFate」として考えると、個人的には頭の中がスッキリ通った気がしました。

何故ならこれまでFateシリーズは、3社のアニメーション制作会社の手によって送り出されてきました。
・Fate/stay nightおよび劇場版:スタジオディーン
・Fate/stay night [Unlimited Blade Works] [Heaven's Feel]:ufotable
・Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ:SILVER LINK.
イリヤはスピンオフなので本編と指向は異なっていますが、面白さは折り紙付きです。

そう考えると本作品の立ち位置もスピンオフ…
だから何もかもを本編と比較する必要は無く、純粋に作品を楽しめば良いのだと思います。
そうなると俄然興味が湧いてくるのはシャフトがこの作品をどう受け止めるか…という点です。

全ては分かりませんが、その答えの一つがオープニングアニメなんじゃないかと思っています。
幼さの残すセイバーは、数えきれないほどの戦いを経て境地に辿り着く…
その過程において、「物語シリーズ」のキスショットを彷彿とさせるシーンから、セイバーの成長が見て取れるのはオープニングをご覧になった方ならお分かりかと思います。

キャラの容姿が変化する…
アニメでは常態化された出来事ですが、セイバーの容姿が変化する必要性は正直見当たらません。
それとも顕現された時間を超越した姿が描かれているのか…?
そこにこの物語の鍵が隠されて…
というのは、オープニングを見ただけの全く個人的な見解ですけどね^^;

この物語の見どころはセイバーだけではありません。
遠坂凜やシンジと桜の間桐兄弟など、Fateシリーズを知る人にとっては思わずニヤリとしてしまう登場人物もちゃんと用意されています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、西川貴教さんの「Bright Burning Shout」
エンディングテーマは、さユりさんの「月と花束」
どちらも痺れるほど格好の良い曲です。
オープニングはアニメと相まってギアが一気にトップに入る感じ…
エンディニグは曲調とさユりさんの息遣いが堪りません^^;
今期のアニソンBEST10入りする楽曲だと思います。

1クール10話の物語でした。
7月に放送が予定されている「イルステリアス天動説」の視聴が楽しみで仕方ありません。

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以下は、「イルステリアス天動説」視聴後の追記になります。

まぁ、これまで紆余曲折ありながらも第6層までハクノとセイバーは進んできたので、目指すは第7層…ということになりますよね。
第7層は1000年間誰も届くことのなかった場所…

これまでの物語を振り返ると、この一風変わった聖杯戦争を通じてハクノの「自分探し」による理解の深化、そしてその上で自分自身の役割を見つけ出す物語だったのではないでしょうか。
そしてセイバーやリンはそんなハクノの背中を押す従者…

これって、人間の一生に似ていると思いませんか?
過去の記憶が曖昧なのは、誕生したばかりだから…
人生の成長の証がそれぞれの階層を指すとするなら分かりやすいと思います。
セイバーやリンは私たちの家族、会社の同僚や仲間だったり…

生きていれば様々な困難にぶつかります。
そしてその困難は毎回形を変えて私たちに襲い掛かってきます。
「そこ」を乗り越えなければ次に進めないステージを、私たちは何度も踏んできました。
もちろん、成長するのは一筋縄ではいきません。

時には100回挑んでも弾き返されることだってあるでしょう。
それでも諦めず挑み続けることで突破口は必ず見つかる…
そして自分の役割を見い出し、自らの意志で実践する…
きっとその先で待っているのは大きな達成感なのかもしれません。

ハクノに課せられた役割とは…?
そのハクノの役割に対するセイバーやリンの反応は…?
気になる方は本編でご確認頂ければと思います。

そして完走して思ったのは、やっぱりセイバーは可愛い…ということ。
今回可愛いだけじゃなく、格好も相当良かったですけどね。
「輝かしきEncoreここに終幕。」
しかと見届けさせていただきました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

考えるな、感じろ! ネロかわいい!

やっぱりfate良いですなぁ♪ 
彼女の名前は…ザビコ…

主人公ザビオ。お、ワカメ。ちっす。
彼の名前はハクノ。ピンク女、アマリか。
お、ラスボスレオさん。なんてチェスやってんだ。
負けたら死ぬのか?
さらに登場。りんと先輩呼ぶ彼女はBB?
シャフトだなぁ~♪ 
これはあれか、綺麗なしんじとみせかけてワカメか?
ワカメだった(笑) 安定のワカメ~♪
ハクノ、彼はどうする。

ネロ(pq゚∀゚*○)おおおおおお!いいね♪
ネロちゃまだ! マスターです!


出だしとしてはかなりいいですね♪作画もいいし、自分はこの作品には疎いので。月の聖杯と関係あるんだっけ?
{netabare}タマモとか アルテラとかが出るのは続編とか?そこら辺調べるか。{/netabare}

1話で大仏とか、月とか出てきてるもんな。わからん
だが、見明かしたい。
きのこ神を信じる。

2話。どこですか、ここ!
ネロと混浴?! はくの!なんてこと!
エロいなぁ… なぜまじまじと見れる。はくの。

ネロの無邪気さは最高よ。くっそかわいいな、おい!
はくのには怒りしかないのか?

酒場ならやっぱりドレイクだよね!そしてシンジ。
いや、ワカメか。シャフト感強いな。やはり。
ワカメ! 
ダレイオス、フェルグス、レオニダス。
はくの?デッドフェイス?なんぞや?それ!
アヴェンジャーか?憎しみ、怒りなら?

3話。トウサカりんの登場です。あんたはなにしとったんや~♪ サーヴァントどうした?
相変わらずだが、話が読めねぇぜ! 

はくのくんは何回死んで繰り返したんです?
何回リセマラを…ネロがあたるまで…

今度はりんさん、なにする気?(イシュタルにでも…なわけないか)

ドレイクさんだ!慎二と組んだんだな。
はくのくんはぶれないな!流石だな!キッスだ!

慎二、この世界ではキチンとしているのな。
なにもできなかった、か…上にいく力も…
人間の必要性が欲しかったんだな…
友達じゃない。親友だろ。なあ。

まーたテルマエ入ってる。ネロ!ドスケベ衣装!
あんたは、ロビン。あと礼装の人。
自分に素直にいきるネロが良い。良いぞ!

(あ、ノーパンヒロインさん)
ラニにもサーヴァントがいない?

ゲームifでバッドエンドだった?それの2周目?
それとも何周している?

ロビンとおじさま、かっこよかったよ…

3階。ナーサリー。マスターのアリス。なぜはくのといたのか?
来ました。アリス。サイバーゴースト。バグ。そういう点でははくのと似ているのかもしれない。

ピンク髪さんだ。ここはどういう世界なんだ?
記憶か?過去の出来事か?
3層には化け物がいる。死なない化け物。
都合の良い物語に変える。ナーサリー。
終わらない1日が始まり、続いていく。

女の子は、お砂糖とスパイスと素敵なもの…か。
死ぬ前のはくのとナーサリーは知り合いだったのだろうか… ナーサリーはいつも願っていたのだろう。お兄さんと一緒にいることを…

ユリウスと李書文(アサシン)さん。リンはもう何者だ。
やっぱり相変わらず話は繋がらないんですけどね(笑)

ザビコ?!声が! そしてfgoリンボ!アルタ~エゴ!
ネロに限らず、サーヴァントの過去は皆、悲しい結末が多い。


全体的に物語はまだわからないところが多いが、それ含めて面白い。作画の戦闘シーンに迫力がほしいというのはありますが。曲のオープニングとエンディングは文句なしです。


ただ少しどうなるのかと。この後釜がGGOなんです。残り何話なのか?
別のところでやってくれるのでしょうか…見たい。

続きは7月。待ちます!ゴリラカヴェインがまってるぞ! 太陽のしたでカヴェイン。最強かよ!


最終話。ガウェイン(太陽ゴリラ)。レオは死ぬ直前に助けられた。そして人類の敵になった。そして眠った。
ガウェインはレオのマスターとして最後まで戦う。人類の可能性を信じて。

女性のハクノ、どれだけ強かったのだろう。

やはりネロはハクノの嫁だな。諦めないハクノにひかれたのだろう。憎しみではなく怒りか。

男、ハクノが死ぬ理由、それは女性のハクノを送り出すためか…生きることが願い。

そして最後の敵。星を8個か10個くれるおじさん。
デッドフェイスになってる。凛もいろいろ変身してますな。
もはや愛と言ったな!ネロ!ラブラブか。

ハクノ、かっこいいな。千年かけても滅ぼせなかったに言い直せか。
結局レオも協力してくれるあたり、優しい。
レオ…ガウェイン召喚するか!嬉しいな!
レオは最後の最後、託せる人ができたのか。

そして凛に託して、ハクノは最後までネロといる。
ネロの願いを。
そしてハクノの願い、望み。彼も託すのだ。

そこには美しい世界が…託された人(金髪の凛)の姿があったのだ。


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途中まではよくわからないけど、最後はあついです。


これがまたゲームに繋がるのか。ゲーム買おうかな…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

見終わった

2話までの感想{netabare}
fateはもう見なくていいかな?と思ってアポグリファは見てません。
何故見る気を失ったか、その最大の理由は「相手をなかなかやっつけないでグダグダ喋ってばかりにウンザリ」って感じなんだけど、それを最近になってリア友(ヲタ友)に話したら「アポはガンガン倒してくぜ」と言われまして…。
しまったあああ、そうだったのか、だったら見れば良かった?と大後悔。
タイミング逃した今さらアポ見るのは辛いなぁ、と思ってたところに今作が始まったので見ることに。
これでまた「やっつけない」方向の作品だったら困っちゃうんですけどねー、どう転ぶかヒヤッヒヤもんです。

ってことで2話まで見たところ、お?次回早くも主人公が覚醒する感じ?
サーバントと分断されちゃったし、腹刺されまくっちゃったし、これは「主人公が何とかする」のを期待していいのかな?
だったら良いなぁ、ここで外部からの水入りが入るとガッカリなんだけど…3話こええ。{/netabare}

3話感想{netabare}
果たして3話は、2話の最後に覚醒したっぽい主人公がちゃんと敵をやっつけてくれるかどうかヒヤヒヤしてたワケですが…。
あれ、隔壁ブチ抜いたらもう倒してたって状態。
壁破壊の衝撃で女性警官?達は倒されたってことじゃないよね?主人公が倒したってことだよね?
決して横やりが入ってなぁなぁになったってことではない、ハズ。
こ、これは…アリ…なのか?
どうやって倒したかはまだ見せず、後に引っ張るのねー。

更には遠坂、エレベーター前でサーバント?に追い詰められ、さぁどうなるのってところで場面転換。
街を洪水が襲って、その水が引いたところで再登場。
これは…遠坂が倒したってことじゃなくて水攻めでサーバント?はやられたってことだよね?
どうやってそれまでやり過ごしたのか、洪水はどうやってかわしたのかはやっぱり見せず、後に引っ張るのねー。
なんか赤くなってたけどそれがアレしてどうってことだとは思うんだが…。

イヤな予感がするのが、「後に引っ張る」と解釈はしたものの、原作知ってる人には分かってることで「それワザワザ描かんでもいいだろう」とアニメはカットしちゃってて今後もフォローする気が無い、とか…無いよね?
大丈夫だよね?
他にも何やら専門用語が飛び出しまくってたけど、これもそのうち解説してくれるんだよ、ね?
今作で初めてfate見る人はガン無視な作りだと困っちゃうんですが…うひい、ヒヤヒヤする。
内容でヒヤヒヤじゃなくてメタ的にヒヤヒヤするってどうなんだろうか。

ま、まぁ今後明かしてくれればそれでいいので、現状は及第点、但しギリギリ。
このギリギリのラインを攻める作品だったりして?{/netabare}

最後まで見て{netabare}
10話終わっても数か月置いて11~13話やるってことで評価保留にしてて…でもって11~13話見たけど、やっべ、内容全然覚えてないや。
とりあえず全体の感想としては、何ができて何ができないのか分からない。
作ってる側はそこら辺の線引きはちゃんとしてあったのかも知れないが、アニメしか知らない自分としては結果だけ見せられて「あ、そういうことも出来たんだ」と思うことばかり。
こうなってくると「できる/できない」の判定が物語の進行上都合のいいように決められてる感じがしてどうにも…。

ってかね、疑問に思ってもすっごい基本的なことで「そんなんも分かってないのか」って言われそうで突っ込みし辛い空気。
レイジュは3回って説明あったっけ?とか「地上」ってワードが最下層のことか地球のことか混乱するとか(ちゃんと使い分けてるのかな?確認はちょっと)。
他にも沢山あったハズだけど専門用語で覚えてないや。
なんか壮大そうに見せて結局はゼーガペインだったような?
月サーバーから生命復活光線が発射されたってことでいいのかな、最後。
あそこまでいったらもう共通思念体になった方が早いんじゃね?と思わなくもない、ってか主人公は敗者のソレだよね。
ってか召喚される英雄自体大半が人を殺して名を挙げたワケで、そいつらに戦争批判されても…ってより、これはどれかのfateシリーズでも思ったけど「どんなに優秀な王が居ても寿命があるんだよ、人間は」ってのでどうにも引っかかってしまう。
どうもfateシリーズは永遠に生き続ける前提でモノ語ってる部分が目立つような?
それも含めて「(作中ちゃんと書かれてるのに)そんなんも分かってないのか」と怒られそうで、結局は「よく分からなかった」っていう無難な感想に留まるのでした。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

65.0 227 2018年度アニメランキング227位
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 3rd SEASON(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (59)
268人が棚に入れました
Mobageで好評配信中のアイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」。そのゲーム内で展開されている「シンデレラガールズ劇場」が、TVアニメーションとして新たに登場!

おなじみのアイドルたちが、今日もひと騒動! ?普段は描かれることがないようなアイドル達の休日の過ごし方や、アイドル同士のコミカル劇など多彩にお送りするハイテンションショートアニメ、開幕!

声優・キャラクター
大橋彩香、福原綾香、原紗友里、木村珠莉、黒沢ともよ、上坂すみれ、三宅麻理恵、田辺留依、種﨑敦美、藍原ことみ、久野美咲、春野ななみ、のぐちゆり、山下七海、大空直美、中島由貴、和氣あず未、長島光那、松井恵理子、東山奈央、内田真礼、武田羅梨沙多胡、安野希世乃、竹達彩奈、立花理香、津田美波、M・A・O、牧野由依、照井春佳、今井麻夏、花守ゆみり、都丸ちよ、ルゥ・ティン、佳村はるか、山本希望、桜咲千依、会沢紗弥、佐藤利奈、早見沙織、金子有希、青木瑠璃子、佐藤亜美菜、新田ひより、原田ひとみ、下地紫野、伊達朱里紗、洲崎綾、青木志貴、田澤茉純、朝井彩加、飯田友子、赤﨑千夏、杜野まこ、金子真由美、鈴木みのり、五十嵐裕美、渕上舞、松田颯水、鈴木絵理、高森奈津美、千菅春香、藤田茜、原田彩楓、大坪由佳、髙野麻美、原優子、藤本彩花、花井美春、高橋花林、松嵜麗、村中知、小市眞琴、高田憂希、春瀬なつみ、嘉山未紗

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「お待たせしました、プロデューサーさん♪」 ぱーと3

この作品の原作は未読です。
パート2のレビューの時に原作が5コマ漫画と知って食い付いたのを思い出しました。
実は今でも謎なんですけどね^^;
そして今回新たに気付いた本作品のややこしい点が一つ…

公式HPの「作品紹介」には、ゲームから派生した作品の様に記載されていますが、wikiには5コマ漫画と記載されています。
この作品はゲームの中で連載されている5コマ漫画のアニメ化、という位置付けになる訳ですが、原作未読でゲーム未プレイの私にとってはややこしい以外のナニモノでもありません。

思い返してみると、デレマス本編の2期が放送されたのは2015年の夏アニメ…
もう3年も前の事になるんですよね。
この作品とアニメでしか接点が無いと、そろそろ物語の内容や登場人物もうろ覚えになりつつあります。
あ、でも推しの子はバッチリ覚えていますけどネ!

でも、ゲームをプレイしている方にとっては堪らない1作なんでしょうね。

物語の内容は、登場するアイドルをひたすら愛でられるように構成されているのは前期同様といったところでしょうか。
ですが弾けっぷりという視点でみると3期の方がポイントが高かったような気がします。

気になったのは1点だけ…
1つ目は、私が推しているまややん演じる蘭子ちゃんの出番が無かったこと…
シンデレラプロジェクト以外のメンバーである、はやみん演じる楓さんは登場していたのに…
もちろん、楓さんも推しのキャラなので覚えていたんですけどね^^;

そしてもう一つは、前から気になっていたのですがTV版と特別版に放送が分かれていること…
しかも特別版はゲームの中でしか視聴できないようです。
ゲーム内では、限定アニメの公開の他にアイテムの配布が行われているとか(wikiより)…
こういう作品は様々な角度からデレマスが堪能できるよう配慮されているんですね。

1クールTV放送版13話の物語でした。
仕事メインの本編から外れた彼女たちの違った魅力を感じる事のできる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もうひとつのデレマス その3

ゲーム内4コマの第3期。

個人的に2期終わってから原作ゲームを再開したため、前作より楽しめました

ただあれね、キャラが多すぎるからあれが出てないこれがいないっていうのがありそうっすね

今回も3分なので円盤出たら全話でも30分いかないので何度もリピートできそうです

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はたらいたらまk(

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:第3期です。あんずちゃん推しです。
期待度:★★★

超流し見で奈用ほとんど覚えてないです。ショートで良かった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

64.9 229 2018年度アニメランキング229位
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (82)
467人が棚に入れました
人間に危害を加えたり、事件を起こす悪霊や死霊に対して刑を下し、あの世へ送る能力を持つ天才的な魔法律の執行人・ムヒョとその助手を務めるロージー。彼らの元にはいつも霊に悩める人々が訪れていた。そんなある日、ムヒョの魔法律学校時代のライバル円宙継(まどか そらつぐ)(エンチュー)がムヒョの前に現れ、壮絶な闘いの火ぶたを切る!

声優・キャラクター
村瀬歩、林勇、神谷浩史、柿原徹也、明坂聡美、河村梨恵、羽多野渉、斎賀みつき、野水伊織、太田哲治、天﨑滉平、上田燿司、小清水亜美、深川和征、池田恭祐

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法陣が誘う恐怖と涙の物語

この作品の原作は未読です。
友人から一昔前の作品と聞いて知ったのですが、週刊少年ジャンプに2004年~2008年の間に連載されていたようです。

最近の傾向でもあると思いますが、昔の作品がアニメ化される機会が増えている様な気がします。
「おそ松さん」、「深夜!天才バカボン」、「封神演義」や「うしおととら」など、昔に連載されていた作品…
或いは、「アトム ザ・ビギニング」、「DEVILMAN crybaby」や「Cutie Honey Universe」など、往年の名作を現代版にリメイクした作品など、挙げればもう少しあると思います。

流行りの原作を追っかけてアニメ化されるのも時代の最先端を走っている様な気がしますが、少し古くても完結した作品をラストまでアニメ化された方が、結果的には見応えがあると思います。
前者は、販促目的となるリスクを孕んでいますから…

だからこの作品にも並々ならぬ期待を持って視聴に臨みました。
この作品の主人公は、タイトル通り魔法律執行人のムヒョと、助手のロージの二人…
人間に危害を加えたり、事件を起こす悪霊や死霊に対して刑を執行してあの世に送るのが執行人の役目…
ですが、執行人は刑を執行のため呪文を唱える時など一時的に無防備にならざるを得ない状況が生じるので、執行人をフォローするのが防御に長けた書記官である助手の務めになります。

ムヒョは最年少で執行人となった天才なのですが、助手のロージーは臆病で泣き虫なのでムヒョとは対照的…
何をやっても失敗ばかりのロージーは、天才ムヒョの助手が自分に本当に務まるか、四六時中悩んでいました。
ムヒョが執行人としてどれほど凄いのか…正直良く分からなかったのですが、二人は良いコンビに見えましたけれど…

でもロージーが悩む理由…分かる気がします。
私も決して天才ではないので良く分かるのですが、頭の良い人…頭の切れる人って本当にいるんですよね。
思考の次元が違うというか…自分との差を如実に感じるというか…
私がリアルでそれを感じる人は私よりも役職が上の方なので、毎日顔を合わせる事はありませんし、隣を歩く事もありませんが、ロージーの様に常に一緒にいたら否応なしに劣等感を感じてしまうでしょう。

ロージーは努力を怠る人間ではありません。
魔法律が大好きで一生懸命励んでいます。
けれども、そもそもの立ち位置が違うのですから、多少差が縮まったとしてもその差は歴然…
加えてムヒョの天才っぷりは世間に広く浸透しているので、何かと目に付く存在なんです。
だから様々なトラブルに見舞われるのですが、ロージーは自分の不出来でムヒョが傷付いていく様を間近で見続けなくちゃいけない運命を背負いながら物語が動いていきます。

完走して感じること…
ムヒョの仲間に対する優しさ…でしょうか。
普段の言動からは優しさなんか微塵も感じられません。
でも、いざという時、彼は何も厭わず真っ先に仲間のピンチを救おうとするんです。
失う痛みを知っているからなのでしょうか。
それが例え仲間じゃなかったとしても…

そんなムヒョの優しさをみんな知っているから、彼がピンチに陥った時、彼を全力で支えようとするんです。
その絆がこの作品は堪らなく気持ち良いんです。

でも、そんなムヒョを心の底から敵対視している人物がいるにもまた事実…
きっかけは気に留めなければ過ぎ去った思い出の一つにすらならなかったような、そんな出来事が起点…
色んな人が居る分だけ色んな感じ方がありますし、年月が思いを増長させるのも理解できるんですけれどね…
ムヒョが目指すゴール…まだ先はだいぶ長そうです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、SCREEN modeさんの「GIFTED」
エンディングテーマは、ORESAMAさんの「ホトハシル」
個人的にはエンディングの方が好みでした。

1クール全12話の物語でした。
正直1クールで終わると思っていなかったので、全12話と知った時は少し寂しさを感じました。
何故なら1クールで収まる物語のボリュームでは無かったから…
続きを期待しても良さそうなテロップが無かった訳ではありません。
でも物語としては未だ序盤なんでしょうし、これから面白くなってくる気配が感じられたところで終わってしまったので、何だか消化不良感が残ってしまいました。
続編の制作を期待したいところですが、これも円盤の売れ行き次第なんでしょうか…?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

コンソメポテト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

屋台骨が弱すぎる

原作は未読ですが
魔法を使い悪霊を退治する凸凹バディものっぽいですね
Netflix で現在視聴中です。

自分は怪談やホラー好きという事もあってこの手の作品には厳しいのですが
敵の悪霊の表現とか結構好きですね

ビジュアル面で気になるのは
年齢表現ができていないのか このキャラ何歳位のキャラなのかさっぱり判らない 主要キャラは見た目子供、少年、老人 3パターンしかないような気がします。

今作で一番気になるのは もう一人の主役で助手の二級書記官ロージー こんなにイラつくキャラに思えるのは何故なのか 主役ムヒョをメンターとし成長面をになうキャラクターであり 彼の目を通してこの世界の説明を受ける為 無知で頼り無い存在として描かれる事になるのですがどうもバランスが悪い ロージーのムヒョに対する接し方をみるとこの話の軸である 敵エンチューに対しての切り札の役割となる位置づけになると思うので、勉強や修行してるカットを挟むと成長描写として良いと思うのですがそういう描写がほぼないので ロージーの指導方針は危機的状況に陥らせて潜在能力を開花させる感じなんでしょうね 観てる側はスッキリしないやり方だとは思います ロージーに対しストレスが溜まる一方なので

現時点で話の導入部4話まで視聴してます。 これから本筋が始まるのかな?という感じですが、気になるのは子供の描きかたが古臭さいです。今時こんな小学生いるか?って描き方です これは原作者の問題ですね ギャグ漫画ならそういう記号ですから気にはならないんですけど 子供表現は世界観を損なう恐れがあるのでもっと注意してほしいです。

現時点で9話まで視聴してます。 話の本筋部分に突入している為か描写はハードめで規制箇所が多めです。絵柄からして大したゴア表現は無さそうなんですけど黒く規制されちゃってます。 それにしても話のテンポが悪くキャラ描写が荒いせいかキャラクターが不用心でアホな人達ばかりに思えてしまいます。 7話で悪霊を閉じ込める監獄というのが存在するのですが 今迄さんざん主人公ムヒョが地獄送りしてたのに何故監獄?という疑問がわき上がるのですが地獄送りにできる「執行人」の数が足りていないとの事 じゃあ先に悪霊を捉え閉じ込める人達の描写を先にすべきなんじゃないのかな?と ここでも話の構成バランスのチグハグさが・・・せめてロージーが悪霊を捉え封印できる位の能力があってそういう描写が先にあればスムーズだと思うのですけどね~


最終話まで観終えました。
う~ん弱い あの世界感を支える屋台骨が細すぎて凄く危うく感じてしまう
登場人物達の役割と支える人達の層の厚みがないのでこんな脆弱な魔法律協会みたいな組織で世界を守ってるの?(凶暴な悪霊を封じてる監獄なのに たった3人で管理してるんですよ)ってなるし 事前に細かく小出しにあの世界観の情報なり説明なりをしておく必要があるんだけど ピンチになって時間も限られてる状態で説明をしだす間の悪さ、助手という立場なのにロージーの魔法律に関して知ら無さ過ぎる問題(魔法律学校で何を勉強してたの?)や魔具師リオがあのような状況に陥る話とかスゴク雑すぎる だってカリスマ魔具師ってキャラ説明にあるんですよ? 家族を入院させるなり別の場所に移るなりそれが出来ない位に魔具師とは立場の弱い職業なのか?とか魔法律協会などの魔法律に関わる背景設定の説明が全然足らないんですよね

個人的には背景設定の作り込みの弱い魔法律協会みたいな別世界での魔法律での能力者戦みたいなのよりは 3話までの日常での悪霊退治の話の方が好きですね あとロージーは女の子キャラにしといてくれた方がストレスは無かったな~ 男であのキャラ作りは観ていて不快ですw
全体的にテンポの悪さと説明不足で 起こる事が全部後だしジャンケンみたいに思えてしまう ワザとなのか真面目なのか判り難い演出など ちょっと
消化不良な作品ですね  原作が好きな人にはおすすめですかね?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

才能だけがすべて?

視聴理由 特になし

序盤 なんでもあり...

中盤 ん?

終盤 w

この話は怨霊を魔の法律で地獄送りにする話
ジャンルは魔法・主人公最強・霊
ええなんでもありですね。無断背後の罪とか長期滞在の罪とか、霊に対してあたり強すぎでしょ。もうなんでもありじゃん。と思ったのですが量刑を間違えると自分に刑が回ってくるんですねw
全罪状とその罪状に適切な量刑を覚えるんですからとんでもないですよ。どんな頭したらそんなに覚えられるんでしょうか

内容としてはそこら辺に転がってそうなありふれた少年マンガ的な感じです。展開もある程度よめ、シリアスシーンという名の茶番。そしてすぐネタに逃げる。
意味が分からない。「いやいや、なんでああしない?」と思うシーンが多多あります。さらには良くわからい感動シーンまがいのものも出てきて、つまらないどころか、見ててちょっとだけイライラしちゃいます

キャラに関してロージー君がかなりウザイです。コイツだけでも相当ウザイですがほかのキャラもまぁまぁウザイです。ロージーほどではないですが、結構ウザイです。なんかヘタレってウザくないですか?
あとムヒョが「才能のない奴は嫌いだ」と言っていましたが、「ロージーは努力もしないわ才能もないわ...本当に嫌い?」よくわかりません

監督は近藤信宏さん。ジュエルペットの監督を経験された方です
シリーズ構成・脚本は鈴木やすゆきさん。全話脚本は初めてだそうです
キャラクターデザインは河野紘一郎さん。キャラデザは初だそうです。ま、でしょうね
劇伴は川﨑龍さん。FGO first orderの劇伴を担当した方です
アニメーション制作はスタジオディーンさん。fateセイバールートを制作したところですね

作画は普通だったのですが、キャラデザが微妙でした。あまり頭よさそうに見えないし、好感が持ちにくい見た目でした
「トリニティセブン」のed作詞した松井洋平さん作詞、俺修羅の劇伴をした太田雅友さん作編曲、「ビルドファイターズトライ」ed1を歌ったSCREEN modeさん歌唱の「GIFTED」
ぽんさん作詞、小島英也さん作編曲、「魔法陣グルグル」opを歌ったORESAMAさん歌唱の「ホトハシル」
声優さんはあまり合ってはなかったように思えました

総合評価 まぁオススメはあまりしません。他のを見ましょう

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

64.9 229 2018年度アニメランキング229位
せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ 第2期(Webアニメ)

2018年10月27日
★★★★☆ 3.4 (11)
59人が棚に入れました
「せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ」はプリマエンジェルの活躍を、ときにツッコみながら傍観する男子3人が主人公のショートアニメ。
続編では美少女魔法少女恐竜天使戦士“プリマエンジェル”の新たな仲間として、山本希望演じるプリマスプリンググリーンとLynn演じるプリマエンジが登場する。

E=mc² さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一期と変わらないクオリティ

高いか低いかは別として、クオリティの維持は視聴者にとってはとても重要!変わらず視聴継続です。
いやしかし、2期の途中まで主人公はくるみだと思ってたのですが、ツッコミ役男子3人組が主人公だっだんですね笑
くるみ達にとって彼らは見えているのかどうか…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

64.8 231 2018年度アニメランキング231位
ざんねんないきもの事典(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (11)
57人が棚に入れました
どこか可笑(おか)しく、かわいらしい、動物たちの意外な特徴を紹介し、話題となった児童書を原作にしたショートアニメ。個性あふれるクリエーター陣が、子どもも口ずさめるような歌や、大人もクスリと笑ってしまうようなユーモアあふれる会話劇をまじえて、生きものたちの生態を描き出す。【声の出演】玄田哲章、日高のり子

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

児童書原作のアニメ

自分も動物は子供の頃、図鑑とかNHKのクイズ番組とかである程度知ってるつもりでしたが、そうした当たり前の動物たちの表面的な一面ではなく、意外すぎる一面それを指して残念な〜と言っているのかなと思います。

そうした一面について思わずへぇ〜と言いそうなトリビアばかりでタメにはなりますが、内容自体はそこまで面白くないといった印象で絵柄やアニメーションを楽しむといった感じだったかなと。もっとも、個人的には絵柄が独特でちょっと好みからは外れるかな。

何気に映画化もされているところをみると評判は良いのかな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

OK! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

2022/05/11 終了

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

64.5 232 2018年度アニメランキング232位
ダメプリ ANIME CARAVAN(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (59)
254人が棚に入れました
弱小国家「イナコ」の姫であるアニは、武力国家「ミリドニア」と宗教国家「セレンファーレン」との和平条約のため、調印式の会場であるセレンファーレンを訪れていた。
式の会場に通されたアニが出会ったのは、女の子と見間違うくらい可憐な、セレンファーレンの皇太子リュゼ。物腰穏やかな彼だが、話してみるとなんだかちぐはぐな会話に。
戸惑いを隠せないアニを、今度は爆発音がおそう。
轟音を立てて吹き飛んだ扉から現れたのは、さらにおかしな王子たちで…!?

声優・キャラクター
矢作紗友里、石川界人、梅原裕一郎、斉藤壮馬、木村良平、前野智昭、武内駿輔、竹本英史、齋藤彩夏
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニ姫の可愛さとストーリーでとても楽しめた

2018年冬アニメ。全12話。
原作は乙女系アプリゲーム。未プレイです。
途中から後追いで見たんですが、アイキャッチと次回予告がギャグ全開で毎週楽しみでしたw


普段見ないジャンルですが基本ギャグで楽しいお話が多く、明るい雰囲気で楽しかったです。ダメ王子達の成長物語として見ても面白いのが良いですね。中盤は一話完結回が多めでしたが、序盤・終盤にストーリーがあるのもとても見やすかったです。
乙女系ではありますが、アニ姫の可愛さと王子達のダメっぷりの面白さで男女関係なく楽しめると思います。

声優さんは合っていましたし演技力も申し分なく、特にナレク役の石川界人さんはギャグとシリアスのギャップが良かったです。私があまり見たことのないタイプの配役が多くてその点でも楽しませてもらいました。
音楽はシンプルでレトロなゲーム音楽のようで、コミカルな雰囲気に合っていました。DAIGOさんが歌うOPが結構好き。EDは男性メインキャラ2人~3人で歌うキャラクターソングなのですが、慣れなくて正直笑ってしまった…ゴメンナサイw
作画・演出はアクションシーンをなかなか頑張っていて楽しく観られました。


{netabare}
アニ姫とグリまるがとても可愛かった!
アニが常識人でツッコミ役で親近感湧きますし、王子達に好かれる理由も納得のしっかり者なので応援したくなりました。完全に逆ハーレムなのに全く誰にもなびかない朴念仁ぶりw

王子達も個性的で憎めないキャラクターで、ダメ王子同士の人間関係の掘り下げもあったりで恋愛要素以外でも見所があり和みました。ナレクの成長、リュゼとメアの兄弟仲の良さ、ヴィーノの面倒見の良さ、テオの周りの人への献身など、良い人達なんだなと思う描写が多かったですね。
王族と国民の交流の描写がギャグでしたが少なくなく、自国への思いもそれぞれに描かれたのも良かったと思います。

まさか終盤でイナコの危機になるとは思わなかったなあ。他の王子達もですが、誰よりナレクが格好良い。そう思えたということは、この作品大成功なんですよね。
アニとダメ王子たちとのこれまで築いてきた関係が活きていたこと、王子達の成長がしっかり描かれていたことがとても良かったと思います。最序盤からキナ臭い展開に発展する伏線もありましたし。
2期があると嬉しいかも。クロムとリオットはどう関わるんでしょうね。{/netabare}


どのキャラにも愛着が湧き、ストーリーも最後まで面白かったです。
乙女ゲー原作としては広い年齢・性別の人が楽しめる作品だと思います。(2018.4.2)



【乙女系についてちょっと思ったこと】
今まで幾つか乙女系は見てるのですけど、ダメプリの良さが最近改めて感じられたので。お暇ならどうぞ。
{netabare}
まず乙女系を見てて感じる問題点について少し。

まずヒロインが八方美人な印象になりやすいこと。
恋愛シミュレーション原作だとアニメで固定したカップリングを推すわけには行かないので当然なんですけど、誰にでも好かれるキャラというのは個性付けがしにくく、魅力に乏しくなりがち。ハーレムものなどの男性向けでも言えますけど、誰にも優しく愛されるというのは、煮え切らなくて八方美人にも見えてしまう。女性キャラでも男性キャラでも個人的には印象良くないです。
二つ目は特定の人間関係を深く掘り下げるのは難しいこと。
ヒロインが男性キャラクター全員と等しくフラグを立てるとなると、逆にどれも淡白になり、私は感情移入先が無くて嵌まり込めません。これもギャルゲー原作のアニメにも共通の問題点ですけど…。
三つ目はゲーム原作のアニメ全般に言えることですが、どうしても詰め込み気味になったり説明不足になること。
(あとは個人的な好みですけど、イケメンばっかりで個性付けがお約束な作品は魅力的には感じません。女性向けの綺麗なキャラデザがそもそも好きじゃなくて…)


ダメプリはどうかというと、視聴した人には説明不要だと思うんですがほぼクリアしてるんですよ。
アニ姫は働き者・しっかり者・ツッコミ役でしっかり個性付けされていて、ダメ王子たちも欠点と美点がはっきりしています。
ストーリーもギャグを強化したオリジナルが多かったようで、尺配分は自由度が高かったように感じます。
キャラクターの掘り下げについては、アニとだけでなくダメ王子同士の関係の変化で、深さではなく広がりを持たせています。これは良い方法だと思うので他の乙女系作品でもやって欲しい。
キャラデザについては、アニメ版は繊細な原作絵よりも線が少なくはっきりした雰囲気になってます。私はアニメの絵柄結構好き。アニとグリまるがすごく可愛い。もちろん原作も可愛いんですけどw

…という感じでした。
今後乙女系を見る機会は…あるかどうかわかりませんがw
気になる作品があれば偏見持たずにまた挑戦してみようかと思っています。{/netabare}(2018.6.28)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ダメな王子ほど…クセになる!!

この作品の原作はゲームだそうですが未プレイです。

視聴のきっかけは、主人公のアニを演じる声優さんが矢作紗友里さんだったから…
矢作さんといえば、「To LOVEる -とらぶる-」の西園寺春奈、「バクマン。」の見吉香耶…いえ、高木香耶や、「生徒会役員共」の萩村スズ…最近では「冴えカノ」の氷堂美智留を演じられていますが、私にとってどれも思い入れのある作品ばかりです。

だからこの作品のジャケットを見た際、女子向け逆ハーレム系の作品であると薄々気付いていましたが、結局視聴意欲の方が勝ってしまい視聴に至った…というのが本当のところです。

この物語の主人公は、アニ・イナコ…小国ではありますがイナコ国の第一王女です。
イナコは緑豊かな土地柄であることと、「王族が一番働くべき」という国家のポリシーから、アニは小さい頃から畑仕事を手伝うなど、積極的に国民との接点を大切にするお姫様なんです。

だから国民からとても慕われていて…アニはそんなイナコの国を大切に思っています。
そう…アニの言動だけ見ていると、恐らく欠点らしい欠点は無い作品なのではないか…そう思えるほど、愛嬌のある女の子でした。

でもこの作品は逆ハーレム系…
つまり、主人公の周りに群がる男性陣が存在する訳ですが、そちらが所謂ダメダメ系…
もともと「ダメ」な王子という設定なので、タイトル詐欺とは思いません。
むしろ、逆ハーレムの王道と言っても過言ではない展開だったと思います。

そう…今回主人公に群がるのは王子様や貴族の方々なのですが、皆さん必ず一癖持っているんです。
そしてその癖は…正直男性には中々受け入れがたい要素が多分に含まれていたような気がします。

自分の事を「俺様」呼ばわりする究極のナルシスト王子…
女の子はみんなお花ちゃん…所かまわず女の子を口説きまわる公爵…
「超」が付くほど美少年なおかっぱ頭の定石は…「困ったときは笑顔」
「魔法の国の王女キュアラン」のパペットを持ち歩く引きこもりオタク…
いつもアニの傍にいる騎士が男性陣の中で唯一マトモな存在…

なまじ身分と気位が高い皆さまが、己の悪癖を全開でひけらかしてくるので、この作品のテンションに慣れるには少し時間を要したような…
序盤は何度矢作さんに救って貰ったことか…

ダメダメ王子が終始そのままだったら、視聴を断念していたかもしれません。
「己を知る」ことが如何に大切か…
そんな雰囲気が作品から感じられるようになってからは普通に視聴することができました。
私たちも一緒だと思います。
己を知り、短所を補い長所を伸ばす…
その研鑽の積み重ねこそが人としての成長していく鍵だと思います。

これまでは思考も視点も自分本位で内側にしか向いていなかった…
誰も何も言わないし…それで良いとばかり思っていた。
でも、違った考えを持つ人が集い、行動を共にすることで見えてくるものがきっとあると思うんです。
大切なのはそれに気付くかどうか…

気付きって、ほんの些細なことなんだと思います。
でも気付きの「有る」と「無し」では雲泥の差が出る筈です。
だって、気付けないと動けないことって沢山ありますから…

気付きまでのアプローチと切り口は人それぞれ…
その中からどんな選択肢を得ることができるのか…
奇跡でも起こらない限り全て己の力量次第です。
勉強していない問題が解けないのと同じように、自分の想定を遥かに超える出来事は起こりませんから…

そして王子たちの気付きは…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

1クール12話の物語でした。
完走して振り返ってみると、決して悪い作品だったという印象は残りませんでした。
人間的にまだまだ成長が見込める男性陣の皆さん…
これからも頑張って欲しいと思います。
個人的には誰が本懐を遂げる事ができるかが気になっているのですが、ここから先はゲームで…ってことなんでしょうかね^^;?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

「ダメ×○○」←○には何が入るでしょう?

原作ゲームをプレイ(ヴィーノ、ナレクのLOVE ENDまで)したことがあるため、視聴してみることに。
それぞれに異なる「ダメ」な個性を持つ4人の王子たちと、田舎の小国の王女であるヒロインとの交流を描く。

全てのキャラのエピソードのエンディングまでプレイした訳ではないので、どこまで原作を反映している内容なのかは断言できないものの、恐らく冒頭のみであると思われる。
ほぼほぼオリジナルスートーリー(多分)。特に中盤は、ストーリーらしいストーリーが展開されることなく、ファンサービスに重きをおいた内容となっている。
そもそも原作もギャグテイストの強い作品なので、恐らく恋愛要素は控えめだろうなと思ってはいたが、それはその通りだった。

まず良い点を挙げるとすれば、ヒロインのキャラと声優さん。
乙女ゲーム・あるいは逆ハーレムものには珍しい「ツッコミ担当」で、唯一の常識人であるヒロイン・アニの再現度はかなり高いと感じた。
そんなアニの声を担当された矢作紗友里さんは、「ヒロイン」というよりも、割とどんな役でもこなすバイプレーヤー的なイメージがあったが、第一声を聞いた瞬間「あ、アニっぽいわ~」と思った。
明朗快活で、飾り気がなく、行動力もあるアニにはピッタリの声だし、何よりツッコミのテンポやトーンが丁度良い。
ここにいかにもな「正統派」「清純派」なヒロイン声の声優さんを起用していたら、私にとっての逆ハーレムアニメ評価基準の柱の一つである「ヒロインのキャラ」の★は減っていたであろう。

ゲームと同じBGMを使用している点も、プレイ経験者的には嬉しかったり。

さて、ここからは不満点を。
ストーリーだが、ほぼ破綻している。序盤はゲームの内容に沿って設定紹介も兼ねたエピソードになることは良いとしよう。
前述の中盤の「ファンサービス」エピソードは、本当にサービス中心の内容({netabare}裸、幼児化{/netabare}など)なので正直言って中身は殆どない。
ラスト3話で、いきなり締めに向かって舵を切った感があり、無理矢理エンディングに持って行ったな、という印象。

次に作画。安定しない。
序盤とラストは綺麗だったけど、他のエピソードは褒められた出来ではない。
作画のクォリティー抜きにしてもアニメ版の絵には少々がっかりした。一番のお気に入りのヴィーノがさほどイケメンに見えない(泣)

最後に声優(男性)。というか恐らく脚本・演出。
特にナレクが終始五月蠅い。ゲームの音声ありのパートではそう感じることはなかったのだが、アニメで王子たちが集まると、どうしてもナレクが悪目立ちしている感がある。

以上の理由からこのような★評価になった。
珍しく原作を知っている作品のアニメ版が期待外れだと、残念で仕方がない。

ダメ×アニには、なって欲しくなかった…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

64.5 232 2018年度アニメランキング232位
その時、カノジョは。(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (26)
104人が棚に入れました
 福岡の実際の街並みを舞台にした、ショートアニメーション。
 「恋する絵本」をテーマに、1枚1枚のイラストを見せる映像演出で制作。
 原案・キャラクターデザインには「アオハル」シリーズが記憶に新しい、漫画家の窪之内英策氏。
 脚本にはSNSの妄想ツイートで高い支持を集める夏生さえり氏を起用。
 制作には新進のプロデュース企業MASTER LIGHTSが担当。
 4人の女性を主人公に、高校、大学、社会人という各世代をそれぞれの恋愛を描く。


声優・キャラクター
福田愛依、奈緒、高田里穂、内田真礼、浦田わたる、高野洸、荒牧慶彦、となりの坂田。、園山ひかり、松井友有貴、夜道雪、足立信彦、渡邉とかげ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

恋する絵本(アニメ)

この作品はGYAO!で視聴しました。
私が愛用している季節ごとの放送開始作品でこの作品の放送局をチェックしたところ「KBC」と記載されていました。
初めて見る放送局だったので調べてみると、九州朝日放送だったんです。

何故民放では九州でしか放送しないんだろう…
と思って本作品をチェックしたところ、この作品は福岡の実際の街並みを舞台にしているんだそうです。
でも、もう少し放送局を増やして欲しいかったですけれど…

「恋する絵本」をテーマに1枚1枚のイラストが映像として流れていく感じの作品…
だから普通のアニメとは趣きが異なりますが、これはこれで味のある作品だと思いました。

この物語には4組の男女が登場します。
役を演じた方の殆どは存じ上げませんでしたが、知っているのはただ一人まややんだけ…
でも私にとってまややんが居てくれたら、それだけで十分でした。

4組のうち、1組は高校生同士、もう一組は大学生同士、そして残りの二組は社会人…
一組は20代前半で、もう一組は20代後半と、10代後半から30歳前までくらいに訪れる人生の大きな岐路を目前に控えた男女が取り上げられています。

高校生はまだ自分の気持ちと向き合うことができずモヤモヤしてばかり…
ようやく付き合い始めた大学生の女の子は少しだけツンデレのヤキモチ焼き…
20代前半は、背伸びをしたくなるお年頃…相手が年上なら尚更です。
20代後半になると、将来の人生設計を本気で考える時期に差し掛かりますよね。

みんな今を一生懸命生きているのですが、それぞれの年代で求められるモノが違う様に、変化していく持ち場と立場に身体と心も合わせていかなきゃなんですよね。

そんな時に傍らに居てくれるのがお互いの存在…
だからとっても大切なのは頭では分かっているつもりです。
けれど、育った環境が異なるように性格も考え方も十人十色…

だから周りからおしどり夫婦と呼ばれる間柄になっても、時には自分を見て欲しいと思う気持ちが消えない様に、この頃相手に抱いた気持ちはずっと背負って生きていくんだろうなぁ…と思います。

大切なのは心の声に正直になることではなく、ホントの気持ちに対して正直になること…
こんな気持ちを感じさせてくれる作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

エンディングテーマは、福田愛依さんの「MajiでKoiする5秒前」

1クール全12話で5分枠の物語でした。
4組が順番に3回ずつ登場するので、1話たりとも無駄にできる話はありません。
でも、生きていれば必ず経験する…若しくは通り過ぎた若かりし頃の思い出…
そんな匂いのする作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キャラデザが素晴らしい。本音なんだろうだけど飾った感じの内容かな?

 キャラデザがすごいですね。女性の内面を表現するには萌えは合いませんからね。こういう淡い線でリアルよりだけどちょっと美化されている感じの絵はすばらしいです。
 女性マンガ家が青年誌を描いたようなテイストです。ですが、なんと「ツルモク独身寮」の窪之内英策さんで男性なんですね。絵が全然違うなあと思ったら、最近はこういう作風なんですね。すばらしいです。

 そしてストーリーは男性ではなく、女性なんですね。この組み合わせが良かったと思います。女性のちょっとしたストレスや発見などの心の動きから、男性との関係性とか想いを再確認してゆくような話ばかりですが、とにかくエモいです。

 純文学や恋愛ドラマというには起伏もストレスもなく、日常の心の動きなので、他人の日記ブログを読んだ後みたいな視聴感です。その分ちょっとわざとらしいと言えばわざとらしいですが、これも女性の本音なのでしょう。
 
 人間…特に女性というと語弊はありますけど、公の場で表現するときって、本気で赤裸々に本音を書いているつもりでも、実際はどこか飾ってしまって、その奥底に隠れていますからね。
 本作は女性の共感は最大公約数として得られると思います。思いますが、1次的な感情や思考では共感できても、奥底ではそうじゃないよな?という気もします。正直よくわかりません。

 キャラデザが優れているし、キャラの雰囲気も作画も申し分ないのですが、背景が恐らく実写をアニメ的にエフェクトで加工した感じでしたので、アートかと言われると、ちょっと首を傾げます。フォトダイアリーみたいな効果は出ているので、やっぱりブログ感がありました。

 ショートアニメ。いいですね。誰がどういう目的で作っているのか知りませんが、表現したい事が最小限の時間にまとめられているので時間のわりには満足度が高いです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

latte さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

紙芝居みたいなショートムービー

女の子の気持ちが揺れ動く瞬間を切り取った5分間のショートムービー。
アニメーションというよりは紙芝居のような雰囲気と最低限のBGMしか使用してないのがリアルで、声優さんの演技勝負って感じがしました。

女の子なら共感できる場面ばかりで、ちょっとめんどくさいところが可愛いし、ちょっとした事で喜んじゃうし。
たった5分で気持ちがこんなに変化するんだよっていうのを男性にわかってもらいたいなー。笑

たぶん男性がみたら退屈って感じると思うけど、女性票は集まりそうな作品です。

絶妙なタイミングで流れるエンディングも最高でした!
最近カバー曲使ってるアニメをよく見かける気がします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

64.3 234 2018年度アニメランキング234位
HERO MASK(Webアニメ)

2018年12月3日
★★★★☆ 3.3 (38)
124人が棚に入れました
刑事ジェームズ・ブラッドの前に現れた謎のマスク。
そして、それを持っていたのは、存在してはいけない人間だった。
マスクとは・・・一体・・・?
美しき街を舞台にしたクライムアクションここに開幕!

声優・キャラクター
加瀬康之、甲斐田裕子、森田順平、高野憲太朗、内山昂輝、青山穣、菅生隆之、仲野裕、渋谷はるか、志村知幸、烏丸祐一、藤井ゆきよ、宮寺智子

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

題材を活かしきれていないのと描写に欠ける

主人公達の所属しているのはFBIみたいな独自の捜査権を持つ警察組織SSC
そして特殊な異能力を持つ科学兵器MASK
これらが物語の根幹となって絡み合い展開される。

まあここまではよくある設定、観たことある展開
良くも悪くもないがストーリー次第で幾らでも楽しめるかなと思います。
ですがここで台無しにしてくるのが『HERO MASK』という作品
何故なら人間の行動に矛盾や違和感バリバリ
主人公ジェームズ・ブラッドの昔の相棒であり、SSCの同僚であり、唯一の友(親友)でもあったハリー・クレイトン
彼は序盤~後半までジェームズやSSCを追い詰める敵として登場するキャラです。
彼が敵に回った理由は3話冒頭の回想で語られます。
最愛の恋人であるイブ、彼女の重い病気の治療費を得る為にライブ・コーポレーションという大企業に転職したのです。

かつての同僚であり、相棒であり、唯一の友(親友)が敵組織として立ちはだかる。
使い古された古典的な展開ではありますが、燃える展開だなーと私は楽しみに観ていたのです。
きっと最後はジェームズの元に帰って来て一緒に強敵に立ち向かい、そして庇って死ぬみたいな展開を待っていたのです。
監督:青木弘安「だが断る」
そう悉く私の期待は裏切られるのです......
話を重ねる毎にハリーの小物感が増し、最愛の恋人イブの為にその手を悪に染めた筈なのに
終盤彼女が死んだのにかかわらず、無駄にジェームズを全力で殺しに来る始末
私(お約束の熱い友情展開でいいやん!ここは!)と思った訳です。

その他にも酷い始末が多々あります。
一期のSSCのトップであるリチャード・バーナーは
同じく一期の敵組織ライブ・コーポレーションのボスであるスティーブン・マートランドと20年以来の因縁を持っていたのですが
それまでのリチャードの執念なんだったの?と思わざるを得ない、まあ酷い展開になる訳ですよハイ。
リチャードは20年前、結婚記念日に妻(銀行員)を銀行強盗爆破事件で失う。これは全てスティーブンが仕組んだ事件でそれを切っ掛けにスティーブンを逮捕しようとする訳です。
20年も執念で追いかけて来た相手な訳ですよ!それが一期の最後でスティーブンを漸く容疑者として検挙できたのに
逃走を図るスティーブンを私情で爆殺
私(……?)
20年ずっと執念で追いかけて来た相手だよね?殺そうと思えばいつだってそれはできたのに法の裁きを求めたのか知らんけど、ずっと殺さずにいた相手だったんだよね?
せめて殺すにせよスティーブンの罪が公になってから殺さないと意味ないよね。
流石に酷過ぎる結末
心情描写の甘いことこの上ない。

物語LASTも掘り下げ不足な変な爺さん(教授)出して来て、意味不明な展開に持って行くし
そんな展開に持って行かずにジェフリー・コナーを倒して、ティナ・ハースト救う締めくくりで良かったと思います。

まあタイトルに書いた通り、題材を活かしきれていないのと描写に欠ける残念な作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スタジオぴえろ制作の完全オリジナルアニメーション

NETFLIXで独占配信されている作品です。
前からずっと視聴したいと思っていましたが、中々機会が無く視聴できませんでした。
今回この作品が視聴できたのは、コロナ禍の影響で今期放送予定の多くが延期を余儀なくされた結果、視聴時間にゆとりができたから…
あにこれの「見たい」棚に入れている作品なので、コロナが無くても視聴する予定でしたけれど。


首都警察・特殊捜査部(SSC)の有能だが型破りな刑事・ジェームズは、
恩人の女性検事の殺害疑惑事件を追う中、装着すると超人的能力をもたらす《マスク》をめぐる謎に辿り着く。

そこに立ちはだかる、かつてのSSCの相棒・ハリー。
彼は、巨大企業・ライブ社の人間となっていた。
そこでは、主任研究員・コナーが《マスク》開発を違法な方法で進めていた。

ジェームズたちSSCは、ライブ社会長・スティーブンが雇った武装集団による度重なる妨害を乗り越え、
《マスク》研究にまつわる人物関係を突き止め、
ついにそのライブ社の陰謀の核心へと迫ろうとするが……。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

かなり本格的なミステリー・サスペンス作品です。
そしてこの作品もR15なんだそうです。
NETFLIXって、年齢制限のハードルが少し高過ぎなんじゃありません?
確かにドンパチやり合うシーンはありますが、普通に民放で放送される映画とほぼ変わらないレベルですよ。
…と思って少し調べてみたら、ヴァイオレト・エヴァーガーデンもR15指定だったり。
現在放送中の「とある科学の超電磁砲T.」もR15指定…
フルーツバスケットや食戟のソーマはR12指定でした。
もしかして年齢制限があるのはアニメだから!?

こうなると全年齢に適したアニメが無いかが気になります!
もう少しググってみるとありました…
「よりもい」「魔入りました、入間くん」「のんのんびより」
全年齢適応作品がゼロでは無いのは分かりましたが、ホント平和チックな作品ばかりですね^^

すみません、思い切り脱線してしまいました^^;

「HERO MASK」というタイトルから想像できるのは、マスクを被ったヒーローによる勧善懲悪モノ…
という感じなのですが、これまで視聴している限り私の想像は1㎜も合っていないようです。

主人公のジェームズ・ブラッドはバリバリの刑事で、いつでもどこでも素顔丸出しです。
ヒロインのサラ・シンクレアも検事なのでマスクとは縁遠い存在…
但し、SSCが追いかけている事件の渦中にはマスクが潜んでいますが、どうもそのマスクの尋常じゃない感じが半端無いんですよ。
他にもこのマスクには秘密が隠されていそうな感じがします。
この辺りはPart2で明らかになるのを期待しています。

1クール全15話の物語でした。
尺の長さを気にせず作成できるのも、NETFLIXの旨味だと思っています。
本作品も第1期は全15話…TV放送なら枠をはみ出しかねない話数ですからね。
引き続き、Part2を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

海外映画、ドラマを意識したアニメ

2018年12月にシーズン1、2019年8月にシーズン2が放送。
初めはNetflixでしか放送されなかったんですが、その後地上波でも放送。私はこっちで観ました。

※感想
まるで海外ドラマを観てるような、そんなアニメです。ジャンルはSF×アクション×サスペンスってとこかな?
声優も海外ドラマでよく見かける方々で固めてるところ、やはり意識してると思います。

物語は首都警察・特殊捜査部(SSC)の刑事・ジェームズが、恩人の女性検事モニカの殺害疑惑事件を追う中、装着すると超人的能力をもたらす《マスク》をめぐる謎に辿り着くって感じのお話です。

シーズン1では《マスク》より女性検事モニカの殺害疑惑事件の真相を明らかにして終わります。
当時シーズン2の情報がなかったことから、何も解決してないうえにシーズン1のラストがまだ続きがありそうな終わり方をするためネットで騒がれてました(笑)
自分も地上波で観ましたが、シーズン1観終わって速続きがないか調べました(笑)
調べた結果、Netflixでは現在シーズン2が放送されてるとのこと。地上波でのシーズン2放送はNetflixでの放送が終わった頃に放送されました。

シーズン2ではいよいよ《マスク》について明らかになります。
シーズン1ラストでバスの交通事故でたった1人生還した少女ティナを巡って物語は進んでいきます。

↑このことからシーズン1、2を観ないと完結しないので少し長いです。つまらないと思ったら途中で切ったほうがいいかもしれないです…結局《マスク》の謎は明らかになったものの、謎の男(cv津田さん)の正体などわからないまま終わります。

後味は少し悪いですが、全体的に良作かなと。
ぴえろ初のNetflix作品らしいので、物語に力を入れたって感じですし、面白かったです。アクションシーンもよかったです。

シーズン3とかもしきたら、観ると思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

64.3 234 2018年度アニメランキング234位
劇場版 Infini-T Force ガッチャマン さらば友よ(アニメ映画)

2018年2月24日
★★★★☆ 3.4 (11)
60人が棚に入れました
戦いの末に自分たちの世界を取り戻し、それぞれが生きるべき場所へと戻ったガッチャマン=健、テッカマン=城二、ポリマー=武士、キャシャーン=鉄也の四人。
しかし彼らはある目的のため、笑と共に再び時空を超えて一つの世界へと降り立った。
そこは平和を脅かす人類の敵「ギャラクター」が猛威を振るい、それに対抗するガッチャマン率いる「科学忍者隊」が戦い続けた世界。
だが、その世界の様子に違和感を覚える彼らの前に、一人の男が姿を現す。それは科学忍者隊の創設者、南部博士。見知ったはずの健に不審な表情を向ける南部は、ヒーローたちに思わぬ言葉を告げる。「どうやら君たちは私の敵らしい」と……。
そして、その様子をビルの上から見つめる一つの影があった。それは健と共にギャラクターと戦い続けた、科学忍者隊のナンバー2。
その名を“コンドルのジョー”。

4大ヒーローの新たなる激闘が、スクリーンで幕を開ける!

声優・キャラクター
関智一、櫻井孝宏、鈴村健一、斉藤壮馬、茅野愛衣、船越英一郎、鈴木一真、遠藤綾
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

誰かさん、まさかの「バードゴー」

  TV放送された『Infini-T Force』の続きのお話らしいです。まだ録画溜まっていて、TV放送を、最初の方しか見てない状態です。
 見てない人にも何となくわかるように、おそらくこのお話のおさらいが最初に出てくるので、TV放送を見てなくても大丈夫みたいです。

 にしても、タツノコで製作された4人のヒーロー+もう一人が、一緒になって戦うお話であることは簡単にわかるです。幼い頃に再放送なのか?で見た、知っているガッチャマンのキャラとが、特に変身前の年齢、外見など違うように見えるです。
 しいて言うと南部博士は、外見はあまり変わってないけど、CGのリアルさでていたです。性格というのか?行動目的が、変な方向に向いていたですかねです。この声優さんの演技は、悪くない以上に良かったと思うです。
 このアニメのCGは、マネキン集団な感じの印象です。

 で、TV放送された『Infini-T Force』のキャラが、いる世界と別の問題のある世界に行って、問題点に近づくと南部博士ら手下が現れ、話し合うけどこじれて戦いになる展開。世界がいくつもあって、何が何だか???です。

{netabare} この世界では、ガッチャマン達は戦死してて、G1号(大鷲の健)が南部に殺されたことになっているです。
 ここに出てくるG2号(コンドルのジョー)は、健と同じ世界から飛ばされたジョーなのです。{/netabare}

 南部もまともなように見えてて、まるで考え方が偏った危ない宗教の教祖みたいです。最初の戦闘から仕切り直し後、もっともらしい演説や自作自演の演出をするところを見てしまうと、そんな感じがするです。{netabare} まさか、南部の「バードゴー」は、見に行ってのお楽しみです。{/netabare}

 健、ジョー、南部の対比が主なテーマになっているようで、正義とは何か?を考えさせているみたいです。南部のしている行動も、南部にしてみるとそうなるようです。

 「これでいいのか?」で締めくくる終わりは、何とも納得いきづらいものがあったです。このアニメのタイトルも、最後の方で明らかになるです。これで解決したといえるのか?、犠牲とは何なのか?私には、訳が分からなかったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

出だしの超展開が好き嫌いの分かれ目

ガッチャマンは名前だけしか知らなかった。

序盤にいきなり、流れ、脈絡を無視した超展開の連続が続く。
自分は面白かったが、普通は唖然もの。

中盤以降から流れがまともになってくる。
だが展開が早いのは相変わらず。

ヒロインが可愛いのもポイント高い。
全てCGだが、予算、大丈夫?と心配になるような良い出来。

総じて面白かった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アクションがかっこいい

ストーリーは並み、つまらないというほどではないがそれ自体を賛美するほどでもない。優れたる部分はやはりアクションシーンのカッコ良さ。アニメ本編を見てもうちょっと続きを見たいと思えるかどうかが全て。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

64.2 236 2018年度アニメランキング236位
デビルズライン(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (210)
908人が棚に入れました
アクションあり、恋愛あり、切なエロありの異色ダークファンタジーが禁断のアニメ化!
鬼とヒトが共存する世界——2人の心が近づくたびに、鬼という存在が彼らの距離を引き離す。
二人を待ち受ける運命とは、そして「鬼」とは———。
鬼とヒト、究極の愛を描く本作が、今動き出す!

声優・キャラクター
松岡禎丞、石川由依、木村良平、細谷佳正、沢城みゆき、櫻井孝宏、神谷浩史、東山奈央、蒼井翔太、興津和幸、逢坂良太、石田彰、浅野まゆみ、宮野真守
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

鬼とヒト,愛と欲望が渦巻くダークファンタジー。

吸血鬼モノが好きなのとラブストーリーでもあるということで,それ以外は何も知らない状態で観始めました。
なんですが,まずキャラクターデザインが好きじゃないのと,現代の日本が舞台の刑事モノということで思い描いていたものと違ったので,ちょっとどうしようかなって最初は思いながら観てました。
でも,次々に色々事件が起こるので退屈することなく一気見しちゃいました。
観る前は正直,ヴァンパイア×ラブストーリーで小説「トワイライト」みたいな美しきヴァンパイアとの悲しくも美しい物語を勝手に想像していたのですが全然違いましたね(^-^;
(「トワイライト」は全巻一気読みしたくらい面白かったです。)

原作は「月刊モーニングtwo」という青年漫画雑誌で連載されていたものらしく女性には向かないなと感じました。
そう思う理由としてはまずキャラデザです。
漫画ほどではないですが,地味で主人公もイケメン感がないし,ヒロインの女の子も可愛くないです。
特に吸血鬼は美形として描かれるのが現代では定石ともなっているのに,鬼に変貌したときの姿がまさに日本の“鬼”っていう感じの風貌でけっこう怖いです。
目の色やばいし牙は上下とも自分の顔に突き刺さりそうなくらい出てきます。
ちょっとそそられない。。
あとはラブストーリーがメインの「トワイライト」に比べると,一応恋愛模様は常にベースとしてありつつも物語自体は事件メインのサスペンスとして動いていきます。
{netabare}特に後半は人種差別的な話とか,組織の犯行とか,警察内部にスパイが居るとか,実際は厚生労働省とかもっと大きな組織が関わっているんじゃないかみたいなところにまで話が及んでサスペンス感が増していきます。{/netabare}
これは主人公が男子というのも大きいかも…。
そして「切なエロあり」と謳われているとおり,エロさがけっこうあります。
具体的にエロいシーンってのはそこまでじゃないんですが,キャラクター達がセリフでけっこうそういうことを言ったりするんですよね。
だから,わたしは100%家族では観れません(;・∀・)
あとは,普通に人が殺されたり血がいっぱい飛び散ったり,鬼のデザインにも通じますがグロいと思うところもありました。
上記の理由でエロとかグロが大丈夫じゃない女性,特にロマンティックなラブストーリーや耽美な雰囲気を期待する方はちょっと気をつけた方が良いかもと思います。
ただ物語自体はテンポ良く面白いしエログロというより,エロはエロ,グロはグロで描かれていたのでわたしは何とか観れました。

ただそれだけじゃない残念な点があります。
まずラブストーリーとしては描き方が雑かな。
{netabare}ヒロインが突如現れた安斎くんをあっさり好きになったなという点。
助けてくれたのは嬉しいだろうけど,いきなり鬼に変貌してキスしてくるとか怖すぎるでしょ!!
秋村は大事な友達だったのに面会にも行ってないですよね??
それにつかさは“彼女が行くところに事件あり”なトラブルメーカーなんだから,頼むから大人しくしてくれよってイライラしました。
まぁメタ的に見れば,彼女がちょこまか動くから物語も動くんだけど…。
あとは吸血欲と性的衝動が同時に出てくるというところ。
ハンスが血はケチャップと表現してたけど,確かにおじさんの血とかにも一々リビドーを発動させてたらそれはそれで問題があるというか…。
吸血鬼はエロティックに描かれることが多いからそうしたいのも分からないでもないけど,なんか設定がふわっとしている感じがしました。
それに,8話の吸血欲トレーニング。
安斎くん反発してたくせにつかさと2人きりになったら大人しく加納先生の提案にのるんかい!!って内心ツッコミました。{/netabare}
あとは登場人物が多くて名前とキャラが一致しなかった点です。
もう1回観れば頭に入るのだろうけど,ダークな話なので観るのに精神的にエネルギーを使うといいますか…。
あと1番は中途半端なところで終わってしまったところです。
{netabare}これからもっと話が大きくなりそうというところで,安斎くんとつかさは離れ離れになりチームも解散。
CCCもどうにもできず…。
原作はこの後も続いているんだろうけど,このアニメだけでいえばバッドエンドです。{/netabare}
なので,どうにもすっきりしませんでした。

悪いところばかり書きましたが,物語は面白いです。
キャラクターはハンスが好きでした。
飄々としたキャラも良いし,声も良いです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

音楽は…
OPは物語には合っていると思うけど,あまり好きじゃありませんでした。
でも,EDは切ないメロディーなのに「湧き上がる衝動に」の特に「衝動に」のところが慰めてくれるような優しいメロディーで好きになりました♪

2期があったら観たいけど,2期を作る気がないような締め方だったので期待できないですね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャンルの相反

序盤 ええと

中盤 あぁ

終盤 終わりか…

この話は吸血鬼が存在する世界
ジャンルは恋愛・吸血・人種差別
まぁなんか少女まんがに怪我生えたような感じです。今まで恋愛をしてこなかった女子大生がとある吸血鬼警官に恋する、というものです。序盤から展開が読めます。
内容です。序盤からシリアス風展開になりますが、実際大した内容がありません。要はいかにして男性をかっこ良く見せるか、の勝負なので非常に都合の良い展開になります。その展開が受けるとおもったのでしょうか。中盤はその流れでなんやかんやに巻き込まれます。まぁ巻き込まれに行く、という感覚が正しいのでしょうかね。まぁ序盤あたりからそんな予感はしてましたが。終盤は結構面白いテーマだったです。まぁ吸血鬼という異人がテーマの作品ですから、コメディ路線に行かなければ「人種差別」というテーマはつきものでしょう。ただ結構多くのことがまだ不明瞭なままです。いやある程度は完結し、ここで終わっても全然よいのですが、本作はそんな漢字の雰囲気はだしてなかったのでちょっと驚きました。
人種差別ものは結構あたりはずれが大きいです。ものすごく深いものもあれば「訴えがとても面白い!」と評価され、浅ければ「なめてるのか」と批判を食らいます。(まぁ作品を世にだすということは少なからずその覚悟は出来てるとおもうのですが)
本作は悪くは無いと思います。基本的に的は外れてないと思いますし、過度な主張もなく視聴者に考えさせる構造が成り立っていると思います。まぁ本作の「吸血鬼撲滅運動」は視聴者からすると「行き過ぎた活動」に見えるかもしれません。が、私達がこれに匹敵する行為をしていない!とは言えるわけが無いのです。どんな些細な意見や感想でも人の人生を左右させたり、気持ちが不快になったりさせます。メジャーとかマイナーとかそういう問題ではなく、誰かを傷つける発言をしてはならないという問題でもないのです。ただ発言に責任を持て、ということです。もちろん配慮は重要です。しかし、言葉は取り消せずに相手を傷つける可能性が存在している以上責任を持ちながら発言することが登場人物、ひいては私たちには重要なのではないでしょうか。
キャラは基本的に悪印象はありません。まぁ好印象のキャラもすくないのですが。本作のテーマは悪くないと先程言いましたが、テーマは良いのです。ただ物語の展開的には「キャラに共感も同情も怒りも何も感じない」というだいぶ冷めた感じでした。私に心がない!と断言されてしまえばそうなのかもしれませんが、本作ではどこか話に重みを感じないというか。本作を文章にし、冷静に紐解けば本作の真意を読み取ることができ、作品を正当に評価できるのですが…なぜかアニメはどこか重みのないものになってしまっています。
個人的な意見ですがきっと恋愛と差別というジャンルを同時に進ませようとしたのが原因だと思っています。ジャンルは一貫性がその作品の芯の揺れ具合に反比例します。なので本作はあまりぶれていませんでした。しかし {netabare}成就する恋愛{/netabare}という比較的軽めのジャンルに対し、人種差別生物差別といった軽くしてはいけないものを混ぜてしまえば軽いのか重いのかわからない、謎の感覚が訪れるわけです。これが正体なのではないか、と思っています。勝手に。

監督は中野英明さん。青春機関銃の監督をされたかたですね。うん。
シリーズ構成は古怒田健志さんと久尾歩さん。河合荘を担当された方とシリーズ構成初の方だそうですね。
キャラデザは川口千里さん。キャラデザは初だそうですね。前に黒執事のサブキャラデザをされたそうですが。
劇伴は澁江夏奈さん。昭和元禄落語心中の劇伴をされた方ですね
アニメ制作はプラチナビジョンさん。SERVAMPを制作したところですね

作画はよかったです。細かい動きと丁寧な作画で好印象です。
opは上松範康さん作詞曲、藤間仁さん編曲、蒼井翔太さん歌唱の「Eclipse」
edは由潮さん作詞、TSUGEさん作編曲、宮野真守さん歌唱の「そっと溶けてゆくように」
声優さんはとても良かったです。豪華でしたし約似合っていたと思います

総合評価 まぁ正直普通

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鬼とヒト、究極の愛がここにあり…

この物語の原作は未読です。
ですが、出演される声優さんで視聴を決め…1~2話見始めた頃には、すっかりこの作品の虜になっていました。
この様な作品に出会うたび、発想が無限である事を再認識している気がします。

出演される声優さんは、松岡さん、石川さん、細谷さん、みゆきち、興津さんに石田さん…
もう十分過ぎるくらいの顔ぶれが揃っています。

この物語の主人公は、松岡さん演じる安斎結貴(21歳)。
彼は吸血鬼の血を引いて生まれてきました。
例え純血じゃなくても吸血鬼の血を引いている者には、普通の人間には無い特殊な欲求を抱えて生まれてくるんです。
特殊な欲求…そう、吸血欲です。

人間世界の中で身を潜めながら静かに暮らす吸血鬼…
普段は人並みの生活を送るのに何の支障もありません。
ですが、うっかり人の血を見てしまうなどのアクシデントが引き金となって、吸血鬼特有の欲求が目覚めた結果、吸血鬼である事が世間に暴かれてしまうのです。

安斎は、吸血鬼特有の欲求を嫌悪していました。
それは、自分自身に対してもです。
だから人と鬼の共存に彼は反対していました。

例え、どんなに幸せそうな家族を演じていても、一皮剥ければ血みどろの残酷な結末しか待っていない。
警視庁公安課で鬼の存在を取り締まっている彼は、そんな光景を何度も目にしてきましたから…
そして、もし自分が同じ立場に陥った時…自分にも欲求に抗う術は無いと自覚していたのも、彼の思考の足枷になっていたと思います。

でもそれは彼が彼自身に潜む欲求に抗ってでも一緒に居たいと思える「運命の人」に未だ出会っていなかったから…
そして安斎は出会ってしまったんです。

安斎にとっての運命の人は、大学生の平つかさ(CV:石川さん)
鬼の捜査中に出会い…やがて付き合うこととなるのですが、思えばここが痛みと苦しみの起点だったと思います。

鬼と人を単純に比較すると、欲求の有無による違いがありますが、それでは、人と人だったら何の問題もないか…と考えるとこれは大有りです。
付き合いと別れ、結婚と離婚…巷に蔓延っているこれらは全て人間同士が起こしている問題です。
でも、人の所業だってこれに留まりませんよね…
殺人…暴行…傷害…窃盗…詐欺…これらも人が冒してきた大罪です。

鬼は人と違う…
人は自分との違いを「怖い」と感じる…
「怖い」存在は目の前から排除しなければ、という思想に発展するから鬼に対する風当たりが強くなるんです。
だから本当に怖いのは鬼なんかじゃない…
お互いに向き合う時間と対話が圧倒的に少ないから、人や鬼に関わらず狭間に壁や隔たりを作っていくんだと思います。

でもね…生きていくって、それだけじゃないと思うんですよ。
本作品の主人公である安斎とヒロインのつかさ…
一寸先が闇でもお互いを分かろうと…自分を知って貰おうと一生懸命だったと思いますよ。

確かに安斎の性格によって遠回りを余儀なくされた…は事実かもしれません。
でもルールや約束に縛られて大切な仲間を見殺しにするなんて安斎らしくありません。
きっとそれだけ受けていた恩を感じているから…自分より仲間を優先するんです。
鬼にしておくには勿体無さ過ぎなのではないでしょうか。

お互いの傍が相手の呼吸、鼓動、そして温もりが感じられる安らぎの場所であって欲しいと思います。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「Eclipse」
エンディングテーマは、宮野真守さんの「そっと溶けてゆくように」
個人的にはオープニングに軍配です。

1クール12話の物語でした。
完走後にwikiをチラ見したら、8月に発売される単行本の限定版には最終回に続くOADが付属されるとか…
どうせなら、そこまで放送してくれたら良かったのに…
と思ってしまいました。
せめて、本編ラストに関してもう少し状況の説明は欲しかったところです。
でもつかさを演じた石川さんの声質が胸に染みたから結果オーライかな…
ヴァイオレットの時にも感じましたが、弱さの中に凛と筋の通っているキャラと石川さんの組み合わせは鉄板ですね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

64.2 236 2018年度アニメランキング236位
(株)共栄鍛工所(Webアニメ)

2018年9月2日
★★★★☆ 3.4 (10)
25人が棚に入れました
株式会社共栄鍛工所の新作CM。
制作:G-angle

株式会社 共栄鍛工所
http://www.kyoei-fw.co.jp/

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

超かっこいい

https://www.youtube.com/watch?v=0zA1YULfHEw
ここからみれます
45秒しかないのが残念

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

64.1 238 2018年度アニメランキング238位
でびどる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (52)
201人が棚に入れました
本作は2015年冬期から2クール放映された15秒TVCMアニメシリーズ『コチンPa!』の第3弾。制作チームにはネット発の人気クリエイターたちが結集しました。
キャストは前作につづき、花澤香菜さん、井口裕香さん、本作から三森すずこさんも参加するという豪華声優陣で次世代型アニメーションが展開予定。
さらに15分に尺が伸び、15秒では描ききれなかった3人の悪魔少女の物語が、ふんだんにギャグをちりばめつつ紡がれているとのこと。

声優・キャラクター
三森すずこ、井口裕香、花澤香菜、ふかわりょう

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

3度目の正直? 15分アニメで登場です!

この作品…実は3期目の作品なんだそうです。
これを知らずに、前期を全く未視聴でこの作品を完走してしまいました。

1期と2期は、「コチンPa!」という本編15秒のアニメだったんだそうです。
元々パチンコ・スロット店を営業する企業アイランドのマスコットキャラクターとして制作され、1期は全12話、2期は全24話の作品で、深夜アニメのCM枠で放送されたとか…
調べてみたら、公式HPで1期と2期は視聴できるようです。
でもあにこれに登録されているのは1作分だけですけれど…

3期になって変化点が3つありました。
一番の変化点は15秒から15分枠に拡大した作品になったこと…

そして2点目は起用されている声優さんに変化があったこと…
・アイラ(うさぎ系悪魔):Pileさん(1,2期)→みもりん
・シマ(ネコ系悪魔):井口さん
・はな(リス系悪魔):香菜ちゃん
改めて見ると、元々一民間企業の作成した15秒アニメにも関わらずこの布陣…
半端ないんじゃありません…?
しかも、今期はみもりんまで…こんな超主役級の声優さんを集めるなんて…
パチンコ業界はやっぱり儲かっているのかな?

3点目は露血ッ斗先生(CV:ふかわりょう)が参画したことです。

この作品は「てさぐれ!部活もの」「魔法少女?なりあ☆がーるず 」「なりヒロwww」の様なアドリブ主体の作品です。
この手の作品に、先述したお三方が出演するって個人的にはとても新鮮な感じがしました。

物語の構成は大きく2つ…
前半戦は、アイラ、シマ、はなによるトークです。
アイラがボケて、はなが便乗して、シマが突っ込むのがお決まりのパターン…
シマのキレッキレのツッコミに何度も笑わせて貰いました。
井口さんは「ボケたい」と言っていましたが、シマのツッコミなくしてこの前半パートは有り得なかったと思います。

そして後半戦は露血ッ斗先生の出題による3人の大喜利が繰り広げられるんです。
この3人の大喜利って、滅多のお目にかかれるモノではないと思うんです。
そう考えると、ムッチャ貴重な作品なのではないでしょうか。

作品の内容以外で印象に残っていること…
それはこの作品がアニメ史上に残る快挙を成し遂げたことでしょう。
もしかしたら伝説になるかもしれない「3話切りゼロ」の快挙…
スタッフのミスが起因との事でしたが、何にせよ凄い偉業を達成したことに変わりはないと思います。
TOKYO MXでしか放送されなかったのがとても勿体無く感じました。

オープニングテーマは、3人による「デビル☆アイドル」
エンディングテーマは、みもりんによるアイラテーマソング「アイドルなんてならない」
もう一つ印象に残ったのがこのオープニング…メッチャ私好みなんですけど。
最終話で全部聞けたのは嬉しかったのですが、楽曲は発売しないのでしょうか?
発売するなら是非ゲットしたい1曲です。

1クール全12話の作品でした。
普通のアニメを視聴するより、新鮮で貴重なモノを見た気がします。
これは保存決定ですね。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

ナツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

3話切りの対象になってしまいそうな…

ニコニコ動画の3DCG作品でもこんなにカクカクしてないと思うんだが
絵は綺麗なのに。今後頑張って欲しいです。
声優さんのやり取りとキャラは面白いものの
まだはっちゃけられないのかもの足りない。
でもこれは回数を踏めば大丈夫だと思う

デビルはともかく主題がアイドルでつないでいくのであれば
もう少し危険なアイドルネタも踏み込んでほしかったり。
昨今それでなくてもアイドルアニメ正統邪道多いから(笑)
ただ一番の問題はセンセー役のふかわ起用だと思う。

彼事態が嫌いではないが
内〇プロデュースみたいな絡んでくるのかなと思って見たら
5時●夢中のMCポジだったというビミョーに生かし切れてない感じがすごい…です。だったら山ちゃん辺りの芸人さんでもよかったと思うし
なんで彼じゃなきゃいけなかったんだろうか。そんな横それをしてしまうので
本編に集中できるようになってほしい

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

どうしてもダテコー作品と比較してしまうが、大喜利は面白い

坂のネタとか、実在アイドルグループを知らないと楽しめないネタがありマイナス。
またどうしてもダテコー作品の台本パートと比較してしまいクオリティの落差が気になってしまう。
某業界のイメージキャラクターの企画だと知り更にマイナス。
あと、おっさんの声のOPはいらない。

ただしアドリブパート、大喜利パートは面白かった。
ソロで絵に一言添えていくお題では井口さんが一番面白かった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

63.8 239 2018年度アニメランキング239位
新妹魔王の契約者 DEPARTURES(OVA)

2018年3月28日
★★★★☆ 3.3 (50)
345人が棚に入れました
上栖綴人のライトノベルをアニメ化し、2015年にテレビシリーズが計2期放送された「新妹魔王の契約者(テスタメント)」の新作OVA。主人公の東城刃更が新米魔王の美少女・成瀬澪と義理の兄妹関係になったことから、勇者族や魔族の繰り広げる戦いに巻き込まれていく姿を描くラブコメ&バトルアクション。魔界全土を巻き込んだ覇権争いに決着をつけ、平穏な日常を取り戻した刃更たちは、ある日、プールに出かける。ところが刃更のふとした行動がきっかけで、澪が催淫の呪いを発動してしまい……。

声優・キャラクター
中村悠一、朝井彩加、ブリドカットセーラ恵美、福原香織、野水伊織、吉田聖子、浅川悠、杉田智和

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

えー、ここで終わっちゃうの…!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版の第1期~第2期は視聴済です。
とは言え、視聴したのは今から5年前…記憶もおぼろげだったので、本作の視聴に際し、再度第1期から再マラソンしました。

結果的に再マラソンしたのは正解でした。
何故なら、本作は第2期からの続きを描いた物語だったからです。


魔界全土を巻き込んだ覇権争いに決着をつけ、平穏な日常を取り戻した刃更たち。

澪たちによる「いけない浴室泡三昧」から始まったある日、万理亜の勧めで一行は屋内プールに。
ところが、刃更のふとした行動で澪が催淫の呪いを発動してしまう! 
切なく悶える澪のため、意を決した刃更はプールの中で……!? 

一方、不穏な動きを見せる勇者の里から、柚希と胡桃にある指令が下される。
束の間の休息、刃更たちの色めくバケーションの幕が上がる!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返ってみると、本作は「箸休め」的な立ち位置の作品だったと思います。
まぁ、第2期では魔界で散々暴れまわりましたからね…
元々の本分は学生なんですから、普通の生活を送るのは当然の権利だと分かってはいます。

ですが、その日常をサキュバスのマリアの悪戯でちょいちょいハーレム臭漂う展開がやってくるので、決して平穏に見えないのが彼らにとっての日常なんですよね。

本作もR15+指定であること、wikiをチラ見して知りましたが、かなり過激なお色気シーンが支持を集めている作品らしいので、原作ほどでは無いようですがそれなりのお色気シーンは描かれています。
ですが、そこにどうしても納得できない点があるんです。

ヒロインで刃更の妹である成瀬 澪と、刃更の幼馴染である野中 柚希は、学校で「澪姫」「柚希姫」と言われるほど絶世の美少女…
それに刃更の取り巻きはマリア、第2期からくるみ、第2期の中盤からゼストと着実に増殖しているんです。
しかも容姿端麗な美少女揃い…

彼女たちたくさんのヒロインが懸命に刃更に屈服されようと懸命に頑張っているにも関わらず、刃更の反応が回を増すごとに鈍くなっているような気がしてならないんですよね。
淡々とした口調で「あぁ…」とか「分かった…」という反応ってどういう事!?
「妹を…家族を守る」と豪語している刃更と、どうにもギャップを感じてしまいます。
勿論、絆を深める方法は一つじゃないので、その他の方法で頑張れば良いんですけど、でもそこで目一杯の優しさを感じさせるのも、刃更のお役目だと思うですけどね。

この作品は「箸休め」的立ち位置だと先述しましたが、その一番の理由は物語の構成にあります。
この先彼らを待ち受けるのは一世一代の大舞台…
これから起こるであろう展開の激しさに期待もテンションも最高潮…
というところで終わっちゃうんですよね^^;

途中から時間配分がおかしいなぁ…とは思いましたが、敢えて考えないように視聴していました。
ですが、やっぱりこうなったか…という感じです。
正直、これで続きが無いなんて有り得ない…と思いますが、アニメーション制作はプロダクションアイムズさんなんですよね。

これは続編は難しいのかな…?
でも、ハイスクール・フリートの様な事例もありますよね。
TVアニメ版はプロダクションアイムズさんでしたが、劇場版のアニメーション制作ははA-1 Picturesさんに担当が変わって上映されたケースです。
どうせ大人の事情が絡むなら、前向きな結論を期待したいです。

上映時間はが約1時間の作品でした。
原作も完結しているようなので、この作品もアニメで結末が見られるのを期待しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

マージマジマジーロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ファンのためのサービスOVA

【物語】
初っ端からエロ全開のOVA。二期の続きからではあるが、話はそこまで進まず、ファンに向けてのサービスがメイン。
勿論戦闘シーンはおまけ程度。
三期の制作を匂わせる終わり方だったが、本作公開後から4~5年経っていたり、制作会社が潰れているとなると可能性は低い。それでも箸休めとして本アニメは続きが気になる作品である。

【作画】
一・二期と左程変わらないデザイン。

【声優】
遂に浅川さんまでセクシーボイスが堪能できました。
一・二期に引き続き女性陣の頑張りが凄い。恥じらいなく演じることで視聴しててかなり興奮した。

【音楽】
主題歌は二期OP(Over The Testament/Metamorphose)を採用。

【キャラ】
長谷川先生、好きです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

フランホーファー線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エロいだけじゃない、そこがいい!

BDを買いました。10150円と値段は、しましたが、いろんなのが付いてきてお得だったと思います。
買って良かったです。

さて、ネタバレ程度にならないように書くと、
2期が来るのかな?って感じの終わり方でした。内容は個人的には面白かったです。
中には、ありきたりと思う人もいるかも。
そして、
僕的には、1期、2期通して、
ただエロいだけ、内容ぐちゃぐちゃ。そんなアニメでは無いのがいいと思いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

63.8 239 2018年度アニメランキング239位
劇場版 フリクリ オルタナ(アニメ映画)

2018年9月7日
★★★★☆ 3.4 (60)
230人が棚に入れました
モヤついている高校生・河本カナ。嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた! 煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン。毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・。力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?

声優・キャラクター
新谷真弓、美山加恋、吉田有里、飯田里穂、田村睦心、小西克幸、永塚拓馬、鈴木崚汰、伊藤美紀、真坂真帆、森功至、松谷彼哉、青山穣
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

17歳の叫び

アニメーション製作Production I.G×NUT×REVOROOT
監督:上村泰、副監督:鈴木清崇、脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行、キャラクターデザイン:高橋裕一

何がフリクリなのか分からない。
2000年製作のOVAフリクリの監督である
鶴巻和哉から発せられた言葉だ。
それだけフリクリという作品には、
多様性があるということだろう。
音楽、作画、パロディ、ロボット、SF、青春などなど、
渾然一体となってさまざまな要素が盛り込まれていることが、
ひとつの特徴といえるかもしれない。

舞台は何の変哲もない田舎町。
ごく普通の女子高生、河本カナ(カナブン)は辺田友美(ペッツ)、
矢島聖(ヒジリー)、本山満(モッさん)という
3人の友達といつも一緒。
秘密基地「ハム館」を拠点に、楽しい学生生活を送っていた。
しかし、彼女たちの前にハルハラ ハル子が現れて、
日常は大きく変化していく。

街にできた大型ショッピングセンター、
カナブンのバイト先の蕎麦屋で
男がいつも同じ月見そばを注文することも
ひとつの象徴だろう。日本初の女性総理大臣は
国民に何かを隠して計画を進めている。
激動の予感を漂わせながら、カナブンの日常は過ぎていく。

女子高生たちは日々の暮らしを満喫している。
ヒジリーは大人ぶって年上の恋人と付き合っている。
モッさんは進路を決めて自分の力で夢に向かって邁進している。
カナブンはある男子が気になり始める。
ペッツは高村薫の『照柿』を読みながら、
幼馴染のカナブンを特別な存在として意識し、秘密を抱えている。

日本での公開はこちらが先だったが、
『フリクリ プログレ』の製作が決まったあとに
オルタナの製作が開始されたため、
プログレの内容とは、違う形でのやり方が求められていたという。
つまり、プログレのほうが正当派の続編であって、
こちらは、あくまで番外編。本編とは少し外れた内容になっている。

そして、違いをどこで出すかということで、
女子高生の日常を描いた青春ストーリーに
ハル子が絡んでくるという展開になっている。

正直なことを言うと、この話であったなら
『フリクリ』である必要性はほとんどない。
女子高生の青春ストーリーが中心にあって、
ハル子や世界観が重なってくる。
そのため、ハル子のポリシーというか哲学が
ずれているように感じてしまう。
監督がこの作品で重視したのは、
「女子高生のリアル」だとインタビューで語っている。

監督の上村泰はガイナックス時代に『トップをねらえ2!』の
設定制作補助を務めたところからキャリアをスタートさせ、
その後もいわば鶴巻和哉の下で仕事を覚えた人物。
鶴巻和哉のやり方をつぶさに見てきたため、
フリクリの監督としてはうってつけの人物だったのだ。
そして、脚本は舞台作家で演出家でもある岩井秀人を起用。
これは鶴巻和哉が昔のインタビューで語っていたことだが、
フリクリを考案していたときには、色々な舞台を頻繁に見に行っていて、
演出は舞台の手法にかなり影響されたそうだ。
アイロン型の工場やギターを武器のように
使用するというような小道具の使い方は確かに舞台っぽい。
そういう面も踏まえた抜擢だったことが想像できる。
上村泰監督はフリクリのファンだと語っており、
その結果、完成したのが、この『フリクリ オルタナ』なのだ。

ここで、冒頭の鶴巻和哉のコメントが浮かぶのだが、
どれだけ近くにいても何が正しいのかは、分からないのだろう。
特に、このフリクリという作品には、
当時の時代性やガイナックスの社風が色濃く反映されている。
そういう意味では、このフリクリも「アリ」なのだとは思った。

物語の核をなすのは、主人公カナブンとペッツの話となる。
彼女たちの関係性が、この世界の命運を決定づけるキーとなっていく。
{netabare} 女子高生の叫びが世界に関係していくというのは面白いが、 {/netabare}
この作品は良くも悪くもOVA版『フリクリ』を意識しすぎているのが
マイナス方面に働いてしまっている。
それと、この2人を話の中心にするなら、
もう少しそれぞれの想いを前面に出したほうが良かったと思う。
ほかの2人のエピソードを削ってでも、
こっちに持ってくるべきだったのではないかと感じてしまった。

個人的なフリクリという作品に対するイメージは、
「バットを振り切る」ことが重要で、
色々なことに縛られていない自由度が最大の魅力だと思っている。
しかし、この作品では女子高生のドラマを
丁寧に描いていくこと以外では、
ほぼ前作の方向性をなぞっただけという印象は拭えない。
プログレの方向性があったにせよ、
もう少し前作に縛られない部分もあったほうが良かった。

また、この監督は音楽に対して、
あまりにも無頓着すぎるのではないだろうか。
ピロウズの曲が流れているところで、
キャラクターが歌い出すシーンがあるのだ。
どうしてこういうことをやって良しとしたのかは理解できなかった。
理由はあるのだろうが、これは百パーセントあり得ない演出だろう。

それぞれのドラマはよく作りこんでいて、
完成度が高いだけに色々と惜しい作品だったと思う。
ピロウズの曲自体は相変わらず聴かせてくれる。
(2019年10月20日初投稿)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 41
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いつまでもこのままでいたい!・・・・ そう思ったって良いと思うです。

   久々の初日、初回上映で見れたです。
 かなぶんを中心としたペッツ、ヒジリー、モッさんの仲良し4人組の日常、非日常をそれぞれの視点に描かれたお話だったです。かなぶんと出会ってかなぶんの能力に気づいた、お姉さん自称なのか?宇宙捜査官ハル子が、やたらちょっかいを出してくる展開です。長い上映時間だったです。

 かなぶん、ハル子やたら目立ってたです。敵なのか侵略者だかわからない、突然出てくる機械生物とハル子が戦うです。宇宙だか火星の話が、何の関係があるやら出てくるです。

 4人でバカやって騒ぎつるむ日常は、ありがちな女子高生なでしょうか?です。4人で興味本位に共同制作して作るロケットは、楽しかったと思うです。

 4人それぞれに互いに、何も知らない事情が描かれていたところも見所です。心配なのか?役に立ちたいと思うのか?ハル子の行動に注目です。
 大人だかの恋のことだったり、進路で自分でつかむために進む夢だったり、同年代の恋する気持ちはどういうものか?だったです。自分が思ってきた変わらないでほしいと思う毎日は、友達にしてみればどうだったか?を破天荒に描かれていたです。

 常にハル子が中心にいるようで、絡むハル子の大胆かついたずらにも見える行動があったです。ハル子は、何をしたいのか?あまり私には理解できなかったところがあるです、

 全体を通して、かなぶんが望むいつも変わらない毎日は、自分としてもそんな気持ちは持っていたいと思うです。かな分が望んでいても、一番の親友は実は、どうなのか?、つらい現実も見せられたです。{netabare}最後の方で、人は年を取る、周りの風景も変わる、そんな中でも笑顔は変えないでいいとか言ってたようなセリフは、共感できるものがあるです。{/netabare}

 かなぶんが思うように、いつまでも4人仲良くしていきたいと思うのは、決して悪くない人として当然の願いであると考えるです。このお話は、そんな自分が望まなくても変わるもの、変えてはいけないものを訴えてもいるように見えたです。そこが、面白みなのかもしれないです。「これでいいのか?」な終わり方だったけど・・・・・・・・です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

やまだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

反対の反対

ガイナックスのトンデモオシャレアニメ。かと思いきやガワをマネた別物。
本家がトンデモ過ぎてムリってな方はちょうどいい塩梅なのかもしれない。
オルタナっていうだけあって別物。難易度調整版ってことなのかな。

フリクリ本家より間違って先に見てしまった。聞いていた本家の評判の要素は確かに感じたんだけど、ピロウズは好みの問題としてやたらと言葉遊びが鼻につくしなんかいちいち掛け合いが間延びしてるし映像表現と作劇のバランスが悪い印象。80年代のドタバタマンガをアニメにしてみました風なガワだけど中身は今どきの量産アニメレベルの凡庸さがプンプンでそこまで有難がるようなものかね、と思ったら、違う作品だった(笑)。


オルタナティヴって単語はメインストリームから外れた別の可能性みたいな意味だと思うけど、そもそも本家のフリクリ自体がそうなんだからそこからさらにまたハズしてどうすんのって感じ。もともと本流から遠ざける意味で使われるはずの言葉なのに本流に戻すベクトルなのはどうなのか。プログレとのゴロ合わせとピロウズがオルタナティヴロックって言われてたからってだけなんでしょうけど。ここでのオルタナはイージーとかライトって意味になってる。そんなものにいちいち拘って言葉狩りしてもしょうがないけど、本家と比べてしまえば過去の遺産を食いつぶすだけの作品にしか見えません。

ピロウズに関しては嫌いな人は主張し過ぎって感じるかもしれないですが、YouTubeの動画配信で自分の好きな音楽流すのと同じようなもんでしょう。聴かせたくて流してんだからうるさくて当然。初めてマトモに聴いたけどこれは熱狂的な信者がいるのも解る。良質なルーツを感じます。KENZI&THE TRIPSは聴いてたけどこっちは当時は信者がウザかったので聴いてなかった。当時は拗らせてましたからやたら持ち上げられると引いちゃうのです。

フリクリとしてどうなのかとかはどうでもよくてドヤ感しか感じません。
本家観てみたら評判との相違が一気に解消されました。
全然違いますやんってなったのでこっちは撤退。これから本家観ます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

63.8 239 2018年度アニメランキング239位
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」(アニメ映画)

2018年11月2日
★★★★☆ 3.5 (14)
41人が棚に入れました
ヤマトは沈んだ。波動砲艦隊も壊滅的な打撃を受け、強大なガトランティスを前にもはや為す術をなくしたかに見えた地球。だがそれは、これから始まる未曽有の戦いの序曲に過ぎなかった。ヤマトの意志を受け継ぐ新たな艦、ヤマト級〈銀河〉の出撃。その脇を、かつて地球と戦ったガミラスの大艦隊が固める。数で圧倒するガトランティスに対して、地球・ガミラス連合軍は、時間断層工場をフル稼働させて大増産態勢を敷き、徹底抗戦の構えを示そうとしていた。それは、力と力がぶつかりあうだけの終わりなき消耗戦。AIが立案した非情な作戦を実行するために、死に場所を求めて加藤のブラックバードが飛ぶ――。〈銀河〉の本当の任務、人類生存の為の[G計画]とは? 帰るべきガミラスを追われたデスラーの去就は? そしてヤマトは本当に沈んでしまったのか――?古代と雪を待ち構える壮絶な運命に、刮目せよ!

声優・キャラクター
小野大輔、桑島法子、鈴村健一、大塚芳忠、赤羽根健治、國分和人、千葉優輝、麦人、細谷佳正、田中理恵、東地宏樹、雨谷和砂、石塚運昇、甲斐田裕子、高垣彩陽、手塚秀彰、神谷浩史
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

もたもやヤマト、どうなる?

  前回あと一歩のところ、妨害工作によりトランジット波動砲が打てず、白色彗星の重力圏に引き込まれたヤマトから、続くのです。

{netabare} そのさなか記憶を失ってしまう美雪、この先どうなってんのかなぁ?です。これは、次作の伏線ですか?です。ガトランティスの影もない白色彗星内の星に引き込まれたヤマト。探索する中でこの星が何なのか?ズォーダァー大帝やガトランティスの過去、真の目的を知ることになるのです。これは、必要な要素であるにしろ、この星においての情報提供、{/netabare}出来すぎた展開だったです。
 一方で、地球側での新型戦艦を含めた訳ありな、人間模様もあったりしたです。

 核心に迫りすぎたヤマトに再びピンチ到来!。ヤマト救出なるか?になるまで、どこか人間味帯びた決断が見所かもしれないです。その先、ドラマのような展開も。

{netabare}  再び決戦に備えてガトランティスを倒す手がかりから、作戦が建てられるわけです。{/netabare}卑劣な敵にもなお、敵と分かり合うことを考える古代が、らしさを見せてくれたです。

 終わりに差し掛かるところで、誰かさんまたもや登場{netabare}、抗戦となるです。

2019年3月上映予定 「第七章 新生篇」{/netabare}どうなるのかなぁ?です。

 今回はこれとなく、登場人物達の心情が、さらに強く描かれたヤマトだったと思ったです。そこら辺がそれとなく長く感じられたです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「愛」が薄い

作中でズオーダー大帝がずっと「愛が必要だ」とか「愛などいらぬ」ってセリフを嫌になるくらい吐き捨てますが、お前はサウザー様かっ!!ってツッコミを入れたくなりました。

もうそろそろ終盤ですが、イマイチ悪役に華がなく終わってゆきそうな気がします。

作画は時たま劇画調になるのが昨今珍しいかな?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

63.7 242 2018年度アニメランキング242位
蒼天の拳 REGENESIS 第2期(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (26)
98人が棚に入れました
詳細不明

声優・キャラクター
山寺宏一、上坂すみれ、佐藤せつじ、杉田智和、小山力也、冬馬由美、渡辺明乃、榎木淳弥、小林ゆう、島田敏、堂坂晃三

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

拳志郎、蒼天に死す。

本作品は、「蒼天の拳 REGENESIS」の2期目の作品です。
言わずもがなですが、物語の内容に繋がりがあるので前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

ネタバレMAXのタイトル…に見えるかもしれません。
私も最初はそう思いました。
ですが、公式HPのトップページに堂々と「拳志郎、蒼天に死す。」と記載されているんです。
この物語は拳志郎の死を持って集結するのは揺ぎ無く、最初から決まっている事実…
だから私たち視聴者が刮目するのは、結果では無く拳志郎の生き様…歩んだ道程そのものなんだと思います。
じゃなければ、作り手もいきなりメインディッシュを出したりはしないと思うので。

第2期の物語は、戦禍の中国を離れたインドネシアのジャカルタから始まります。
考えてみると第1期のラストバトルでは、街が瓦解するほど大きな被害を被っていましたから…
安息と休憩…どちらも戦士にとっては必要不可欠なモノを求めて中国を離れた筈だったのですが、街には吸血鬼の噂が流れ始める上、オランダ軍が迫っているという…
こうして拳志郎の闘いの物語が…動いていきます。

ここで少しだけ2期のキャラの紹介を…
まずはヤサカ…北斗神拳を憎悪するキャラとして1期から登場しており、飛燕や拳志郎とも拳を交えています。
ですが、様々な真実を知り己の成すべき事を見い出し、裁きを受けようとするのですが自身の罪を赦されたことをきっかけに自身の身の振り方を大きく変えることになるのです。
だから1期と2期のヤサカはまるで別人…
それは生涯をかけて償う相手を見つけることができたから…
ヤサカが何を優先するのか…
ヤサカの見せてくれる男気をトコトン堪能させて貰えると思います。

そしてもう一人は、飛燕の義理の妹である緋鶴(ひかく)です。
彼女は、飛燕を慕う極十字聖拳の使い手なんです。
元は身寄りのない孤児で盗みを繰り返すことでしか自分の生きる場所を守ることができませんでした。
しかし、ある日飛燕に助けられ、飛燕の強さに魅せられて義理の兄妹を名乗るようになったとか…
そんな彼女の耳に1期で飛燕に起きたことが入ったら…怒りで我を忘れるのも仕方ありません。
飛燕の仇を…と探し回っていたところ、街のゴロツキに拳志郎が宿敵だと耳打ちされ拳志郎と対峙するのですが…
何が真実で何が嘘なのか…時には自身の眼でしっかり見極める必要性を飛燕は学んだのではないでしょうか。
確かに飛燕にはもう会うことはできません。
でも、拳志郎らが何を背負って拳を振るっているのか…それが感じられない飛燕じゃありませんから…

少しだけキャラ紹介をさせて貰ったのは、拳志郎陣営には変化する必要があったから…
戦闘力は「超」が付くほど一級品でも多勢に無勢では太刀打ちできません。
それに、拳志郎ら戦士と同時期に同じレベルで危機に晒される玉玲やエリカを守らなければなりません。
「変化すること」は決して悪いことではないと思います。
時々刻々と変化する情勢に柔軟に対応できてこそ、一級品の戦士たり得るのではないでしょうか。

拳志郎らがそこまで自身を変えて対峙しなければならない相手…
拳志郎が命を賭して戦うのに相応しい相手とは一体誰だったのでしょうか。
才能…内に秘める正義…一つの物事を極めるには、突出した強さや努力だけでは成し得ない領域があるんですよね。
これが全てとは思いませんが、戦士としての生き様をまざまざと見せてくれる作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
ポリゴン・ピクチュアズの美麗なキャラが北斗の世界に誘ってくれますよ。

オープニングテーマは、Crossfaithさんの「Soul Seeker」
エンディングテーマは、尾崎裕哉さんの「この空をすべて君に」

1クール全12話の物語でした。
もともと、元祖「北斗の拳」をリアルタイムで楽しんでいた世代なので、違和感なくスムーズに作品に入り込めることができたと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

北斗に文句なんてありはしない

 霞 拳志郎の生きざまを描いたお話だったです。

 北斗の拳の原作、アニメで見たことのある北斗神拳の技を蒼天の拳でも特にこの2期で、見ることができてそれはうれしさを感じたです。
 また、ケンシロウとラオウみたいな展開が、物語の進行上にでてくるのも北斗の宿命なのか?と思ったです。

 ケンシロウと違い霞 拳志郎は、たばこを吸って陽気なところがあるです。ふざけているように見える中で、人のために敵と拳を交える姿に、やはり北斗神拳の伝承者なんだなぁと思ったです。

 まさかレイの展開が、あの男に訪れると思わなかったです。拳志郎の生きざまは、最終回の最後の最後まで、このアニメのタイトルをも示す光景、悪くなったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

世界観を楽しむアニメ

1期同様の評価です。北斗の拳の世界観が好きな方は観て損はないと思います。バトルシーンが3Dゲームみたいでかっこよかったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

63.6 243 2018年度アニメランキング243位
叛逆性ミリオンアーサー(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (92)
372人が棚に入れました
「叛逆性ミリオンアーサー」は、100万人のアーサーと100万本の聖剣エクスカリバーが存在する世界を舞台に、プレイヤーがアーサーの1人となって戦うスクウェア・エニックスのファンタジーRPG「ミリオンアーサー」シリーズ最新作をテレビアニメ化するもの。

声優・キャラクター
雨宮天、柿原徹也、竹達彩奈、花江夏樹、水瀬いのり、中村悠一、茜屋日海夏、高橋李依、東山奈央、芹澤優、三森すずこ、日高里菜

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

100万本のエクスカリバーを破壊せよ!

この作品の原作は、オンラインカードバトルRPGみたいですね。
カードバトルは一度もプレイした事は無く、知っているのはアニメで見たWIXOSSくらい…
WIXOSSシリーズは全て完走しましたが、ルールはちんぷんかんぷんです。

ただ完走後にwikiをチラ見して知ったのは、ゲームの方のサービスは全て終了しており、「乖離性ミリオンアーサー」が後継しているということ…
「そして乖離性ミリオンアーサー」のCVが豪華などと言う言葉が陳腐に思えるほど粒揃いであるということ…
超有名どころの声優さんが名を連ねているではありませんか!
…というか、誰一人知らない声優さんが居ないんですけど…
ゲームってよっぽど儲かるんでしょうね。
じゃなきゃここまで声優さんを潤沢に起用することなんてできないですよ…
と思わず言いたくなるほど物凄い布陣です。

レビューの序盤で話題が逸れるケースが増えてきたような…^^;

この物語の主人公は、エクスカリバーを持つ6人のアーサーです。
そしてこの6人のアーサーの使命は、歴史を正しく導くために歴史を歪めるエクスカリバー100万本を全て叩き折ること…
100万本を6人で叩き折るとすると、一人約16.7万本叩き折ればミッションクリア…
仮に1年間でミッションクリアするには、1日約460本のエクスカリバーを相手にすればおk。
一日460本は流石に…というなら、仮に1日10本ずつ叩き折る計算だと約45.8年でおk。
アーサーの年齢が現在15~20歳くらいと想定すると、還暦を迎えるまで一日も欠かすことなく毎日コツコツとエクスカリバーを相手にしなければなりません。
どちらにしても気の遠くなる話であることは間違いありません。

6人のアーサーには、それぞれサポート妖精がいます。
6人のアーサーと合わせてサポート妖精も以下に記載しますが、きっと気付くことがあると思います。

団長アーサー:天ちゃん
錬金アーサー:いのすけ
閣下アーサー:花江夏樹さん
鉄拳アーサー:柿原徹也さん
山猫アーサー:あやち
流浪アーサー:中村悠一さん

団長のサポート妖精(ナックラヴィ):茜屋日海夏さん
錬金のサポート妖精(ボダッハ):みもりん
閣下のサポート妖精(ブリギッテ):芹澤優さん
鉄拳のサポート妖精(ティターニア):りえりー
山猫のサポート妖精(クーピー):奈央ぼう
流浪のサポート妖精(ベトール):日高さん

如何でしょうか。
アーサーの声優布陣も凄いですけど、サポート妖精の布陣も半端ありませんよね。
名前を見る限り、サポートという感じが微塵もしないんですけど…
特徴のある声質の方ばかりなので、声優さんの共演という視点でも楽しめる1粒で2度美味しい構成になっていたと思います。

6人で100万本のエクスカリバーを相手にするのは途方も無く過酷なミッションだと思います。
それにエクスカリバーというくらいだから、只の剣ではなく使う人によって様々な付帯効果をもたらすんです。
そしてこの付帯効果がなんともやっかい…

そんな過酷なミッションであるにも関わらず、6人の顔はほぼ晴々としています。
能天気なのか、絶対の自信があるのか…きっと結果が教えてくれることでしょう。

そういえば、wikiの山猫アーサーの紹介欄に「実は歌姫アーサーの大ファン」と書かれていました。
アニメで歌姫アーサーなんて出てきたっけ…?
と思って見返してみると…少しだけですが今回のアニメにも登場していました。
調べてみると、「乖離性ミリオンアーサー」に登場するアーサーみたいです。
だから、きっと本作と「乖離性ミリオンアーサー」は全くの無関係ではないんだと思います。
多くは書けませんが、また会える様な事をあやねるも言っていましたから…

驚きの最終回…そして次なる展開は…!?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、大橋彩香さんの「ハイライト」
エンディングテーマは、サポート妖精チームによる「KI-te MI-te HIT PARADE!」
大橋彩香さんの曲は「魔法少女 俺」以来ですね。
伸びやかな歌声が気持ち良い楽曲です。

1クール全10話の物語でした。
全10話と聞くと短く感じますが、予め分割2クールである事が告知されているので問題ありません。
第2シーズンは19年の春アニメで放送されるとのこと…
この戦いの終止符がどの様に打たれるのか続編の視聴が楽しみです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1話視聴前「弱酸性じゃねーのかよ」→視聴後「弱酸性じゃねーか」

7話までの感想{netabare}
本編は弱酸性。
そのついでで20分近いアバンも毎週見てるけど、そっちもそこまで飛び抜けて面白いってワケじゃないけどまぁ普通に面白い。
ってかちょっと前に配信されてた“モンストアニメ”のアーサー編が地獄のようなつまらなさで、こっちのアーサーは随分マシ。
ってか錬金アーサーがモンストのマーリンと被って仕方ないんだが、どっちが先なんだろう。

繰り返しになるけど至って「普通」でして、そんな中他のアニメ(ゴブスレ)見てたら「いや、こうなるのが普通だろ」って思うこともあって。
所謂作ってる人が最低限の常識を備えた人なんだろうなーってのが伺えます。

具体的には6話、富豪アーサーのリゾート施設内で水着泥棒が頻発し、被害者が施設に苦情でごった返す。
これが普通の反応だよねぇ。
これがゴブスレだと何故か水着泥棒を侮り施設に文句を言う人は居ない。
施設=国やギルド、水着泥棒=ゴブリンって置き換えてちょ。
また7話はよくある「亡者の町ネタ」で、悪人ではないのだけど歴史修正のために切り捨てるっていうほろ苦い内容。
ほんっとよくあるネタだけどこっちのほうがよっぽどダークファンタジーだと思ってしまうのは自分だけか?{/netabare}

最終回(10話)までの感想{netabare}
10話で話の途中でバッサリ終わって、続きは後で~って流れだったので「観終わった」にしていいのか迷ってたのですが、その続きが2019の4月に始まり、ここ(あにこれ)で第2シリーズと別カテが立ってたのでこちらをやっとこさ「観終わった」にできました。
とはいえこっちは話が途中までなので、これだけで評価は難しいのが実情。

一応最終回の終わり方の内容を書くと、大量の敵に囲まれて主人公チーム大ピンチってところを謎の超TUEEE新キャラが現れて敵を一掃し、「アイツは一体何者なんだ」で引きつつ〆。
グレートマジンガーかな?
て冗談は置いといて、グレートマジンガーだってちゃんと兜十蔵の手によるものだと正体を明かし、甲児は留学って形で主人公交代にケリをつけて最終回〆たことを考えると、こっちの終わらせ方はホント唐突だと思う。
主人公一行が「誰だか知らんが助かって良かった良かった」ではなく「くそう、どこの誰だか知らんがフザけやがって」という態度で終わらせてくれたのはせめてもの救いか。

と最終回の話は置いといてそれ以外。
…。
アカン、これといって突出したものが無いというか、弱酸性の方がインパクト強くて記憶に残ってるのがそればっかり。
いきなり実写になって爆破やったのは永久保存していいレベル。
ああ、アイドル回でファンがどう見ても“シュタインズゲート”のダルだったのは覚えてる。
基本一話完結モノなので各話感想書いてかないと難しいものがありますね。

とりあえず総評は二期もひっくるめてということで、ここでは保留かな?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

聖剣の威厳が著しく損なわれる作品…

なんか多分ゲーム原作の全10話。(分割2クール作で後期は2019年春期開始予定)
ジャンルはギャグとかファンタジーとか…

とりあえず叛逆性とか拡散性とか弱酸性とか剥離性とか、どこから始まり現在どこなのかもわかんないミックス作品。
今作は叛逆性+Cパートで弱酸性をやってます。
叛逆性はMMORPG、弱酸性は四コマ漫画みたいですが…

物語はまあ…なんか100万本あるエクスカリバーを折る話。
一応意味はあるんだけど作品の進行にはあまり関係ない。

…非常に評価のしにくい作品なんですが…
なんとなくそれなりに楽しめる本編とぶっ飛んだCパートといった感じでしょうか。
100万本のエクスカリバー。
そこからツッコミを入れて行きたくなるんですが、普通の概念から行けばエクスカリバー=聖剣なんですが剣の形をしていなくてもエクスカリバーであったり、モブでも持てる剣であったり、もうツッコミが追いつきません。。
そんな感じなんで王道ファンタジーなんて期待はしてはいけませんし、設定なんてあってないようなものなのでとにかく気楽に1話1話楽しんで行ければいいんじゃないかと思います。
メインキャラは6人。
エクスカリバー所持者は全員アーサーと呼ばれますが団長アーサー、錬金アーサー、流浪アーサー、鉄拳アーサー、閣下アーサー、山猫アーサーとおります。
女子好き変態女、歴史好きロリっ子、ロリコンドM(ソースは弱酸性)、脳筋熱血バカ、ファントムハイヴ家の坊ちゃんっぽい高飛車ショタ、ツンデレ女子と個性的なキャラが揃っております。
それぞれに妖精さんがついていてこちらもしっかりしていたりポンコツだったり個性的で可愛い女の子たちです。

内容的には1話完結ですのでまあ暇な時にでも観る程度でいいと思います。
弱酸性に関してはぶっ飛んでいて面白いんですが基本的にキャラを知っていないとなんだかよくわからない感じで内輪ネタ的な気もします。
…とりあえず1クール観られたんだからそれなりに楽しかったんだと思います。。


好きなところ:
2話の弱酸性。おまんじゅうの歌の悠木碧さんの「泣きながら歌う」
何度観ても笑える。声優さんってスゲーな(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

63.6 243 2018年度アニメランキング243位
何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン(Webアニメ)

2017年12月28日
★★★★☆ 3.4 (23)
79人が棚に入れました
(ボイロ動画は)初投稿です。歌うボイロ劇場(?)作りました。

★ComicMarket93
2017.12.29(1日目)東Z31a「GYARISUTA!」にてこちらの動画の「楽曲・絵・動画のデータが収録されたダウンロードコード付きのオールカラーイラスト本」を頒布します。前日アップで全然間に合ってなくて誠に申し訳ございません。

とらのあな&メロンブックスに店舗委託対応しました!詳細はこちら→http://www.gyari.com/content/seyana/

★youtube版→https://youtu.be/OVuYIMa5XBw
★オフボーカル版(音圧低いの)上げました→nc171583
★アカネチャンの立ち絵を上げました→nc172745
★ニンテンドー3DSテーマ配信→so33063076

横1920×縦1080/AAC(80kbps)音質
GYARI(ココアシガレットP) mylist/6704802
Twitter - @GYARI_
www.gyari.com
ネタバレ

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

すげー!(  Д ) ⊙ ⊙

ボイスロイドやボーカロイドがあったらこんなんできるんだぁΣ(゚Д゚)スゲェ!!

センスの固まりやん!Σ(゚Д゚)スゲェ!!

あまりにも衝撃受けすぎて、目が点になってもた!Σ(゚Д゚)スゲェ!!

この衝撃は「WEST END x YUKI」の「SO.YA.NA」を聞いていらいかも?
↑古うww

カー娘の「そだねぇ」とかもそうだけど、この作品に出てくる言葉は頭に残るから、どこかで使いたくなるんだよなぁ(*´艸`*)わかる♪わかる♪

【変に気になったのが…】
{netabare}あかねちゃんの

「せやな」「そやな」「しんらんがな」
とかが、京都弁?

(;-ω-)ウーン

歌でイントネーションが京都弁ぽいから、私には京都弁に聞こえてしまうのかしらん?

私の地域でも使ってる言葉だから、やっぱりただの関西弁かなww


よく、関西以外の人が関西弁と思ってるのは、ほとんどが大阪弁や京都弁、もしくわ明石家さんまが使ってる言葉です♪

さんまさんが使ってる「でんがな」「まんがな」「そうでんなぁ」とかいろいろ、今ではほとんど使われてませんww

関西弁も県でも違うし県の中でもいくつもの方言があります。
同じ言葉でもイントネーションが少しちがったり、話し方のリズムが違ったりします。

関西住みの私が、大阪のミナミにいって若い女の子同士の会話をきいてると、あたかも漫才してるかのようで驚きです!

地元の女子の言葉は普通に話してるだけで攻撃的に聞こえてしまうので嫌いですが、
大阪弁(特にミナミ)の女の子は、たまりまへん(*´Д`)せやな〜〜〜ぁ♪
{/netabare}

【あにこれユーザーは関西弁フェチが多いの?!】
{netabare}この作品に出てくる言葉は、関西人が普通の会話で使ってる「間の手」です♪
他にもいろいろあるけど、いざとなったら思い浮かばないww

「知らんがな」はゲームの子やギターの子の話を落とすための「落とし」として使われてます。
ここでは言われてない「アホやな」とか「もうええで」なんかも「落とし」として使われてます。
この「落とし」は、ポンコツ芸人(出川、狩野とか)にフットの後藤やさんまさんがよく使ってる技法だと思います。

ところが!

「知らんがな」「アホやなぁ」とかを関西以外の人が聞くと拒否されてると誤解される場合がネットでは多々あります。

この作品のように、ストーリーになっていれば、オモロい漫才ネタの1部のようになって笑ってすませるのですが、関西の漫才をあまり知らない人が聞くと「ん?」となってしまう人がよくいます。

私は前に参加してたコミュニティーで関西弁キャラでやってましたが、何回も注意うけたり誤解されることがあってアワワ状態になった経験がありますorz

私と親しい人はわざと私を弄って、そういった言葉を出させる人もいて、言葉遊びをいろいろ楽しんでいましたが、
付き合いがほとんどない人は、「アホって使わない方が」とか注意されたりして、説明に四苦八苦した経験もありますorz

なので、アニコレでは関西弁はほとんど使ってません。目立つし、いろいろ面倒なのでww


普段の会話で「知らんがなぁ」「アホやなぁ」とかをイントネーションや感情で「落とし」「拒絶」「呆れ」と使い分けてるのですが、
ネットではイントネーションを伝えれないので、ネットのコミュニケーションとしては使わない方が無難かなと思い、アニコレでは滅多に使いません。

また、人間関係かできてきたら使えるかもですが、なかなかね〜〜〜ぇ♪

それよりも、「そやね♪」「せやな♪」「わかる♪」みたいな間の手だけでネット生活できないかしらん?
この方法が人付き合いの苦手な私にあってくれるといいんだけどなぁ(´∀`*)そやね〜〜〜ぇ♪
{/netabare}

【追記:関西弁が好きってのが腑に落ちなかったけど、やっと原因がわかった♪】
{netabare}大阪弁や京都弁が好きなら分かるんだけど、私の地域の関西弁は他の関西人から怖がれたりする方言(ヽ´ω`)トホホ・・

学校の先生からも

「ここらへんの方言は大阪にいっても『怒ってるん?』、『それ敬語なん?』とか言われるから気をつけとけよ!」

と、念を押されるしまつorz

実際に大阪の大学に通ってたんだけど、クラブの先輩に、

「お前の敬語は『です。ます。』つけとるだけや!」

と、怒られたこともありましたorz


なので…

「関西弁が好き♪」と、言われても

「そんないい関西弁ばっかりじゃないんだけど…」

と、素直に喜べなかったorz

が!

長年心がモヤモヤしてて、この「あかねちゃん…まつり」でとうとう解決した♪

キャッチしてる方が「アカン」が好きと言われてて、

「それも京都弁なんだけどなぁ…」と、

いい響きなのは「あかん⤴」
私の地域は「あがん⤵︎」
こんな感じなんだけどなぁ…


あれ?もしかして!

そだ!Σ(゚□゚)

私も九州の北の地域の方言が好き♪
「好いとーよ♪」や「知っとーと♪」とか♪

でも、筑豊弁の子としか付き合ってないので、他の地域のイントネーションは知らないから、私にとっての筑豊弁が福岡県あたりの方言となってしまっている。

と、いうことは…

関西弁が好きだという人たちにも、その人それぞれ好きなイントネーションがあるから、その人たちにとっての「関西弁」はその好きな「関西弁」だけになるから「関西弁が好き」となるんじゃなかろうか。

これで、長年の疑問から解放されたε-(´∀`*)ホッ

でも…

これ、私だけが納得してるだけで誰も理解できひんやろなぁ(´∀`*)そやね〜〜〜ぇ♪

とにかく、
「アカン」を言ってくれた、かる〇さん。
「あかねちゃん…」を流行らしてくれた、ぶ〇〇さん
私にこの作品を教えてくれた、サキュ〇スさん。

感謝感激雨あられでございます♪
(〃・д・) -д-))ペコリン
{/netabare}


それにしても…

私もこんなの作ってみたいわ〜ぁ♪
。・:+°(♥ω♥)。・:+°

まっ、こんなセンスないから無理やろうけど( ̄σ・ ̄)ホジホジ←知らんがな!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

2017年を代表するボイスロイドを用いたオリジナル楽曲

このミュージックビデオは、ボーカロイドを用いた動画や楽曲で
有名な人物GYARI(ココアシガレットP)氏が制作した曲の一つである。
この作品のレビューを書くきっかけとなったのは、
とある方からの依頼である。

今回の作品は、従来使用してきたボーカロイドではなく、
ボイスロイドと呼ばれるもので制作されているのが大きな特徴だ。
私自身、ボイスロイドの存在を全く把握できなかったという
こともあり、視聴後ボーカロイドとボイスロイドの違いについて調べた。

両方とも、音声ソフトの一種であるため、事前知識が
なければ似たようなものにしか我々は思わない。
だが、二つには決定的な違いがある。
要は、何を目的として作られたかということ。
ボーカロイドは、歌うことに特化したものであるのに対し、
ボイスロイドは、喋ることを追及したものなのだ。

この作品が評価される理由は、元々喋るためだけに
作られたソフトウェアを、GYARI氏が今までの経験を踏まえて
楽曲として活用したことにある。
ボイスロイドの強みを上手く活かし、メインボーカル、コーラス、
ギター等を各キャラクターごとに役割分担がされているのも、
大きなポイント。ボイスロイドをたくさん知っている方ならば
相当楽しめる作品になっていると思われる。

ストーリー展開に沿った歌詞を、2つに分けたうえで制作している。
ゲーム関連の話題がメインになっているので、ある程度ゲームに
対する知識は持っておいた方が良い。ちなみに、1つ目はゲームと
実況を絡めた話になっているので、ゲーム実況についても知っておいた方
がいいかも?

内容を大雑把に説明すると、相談者の結月ゆかりがゲームに関する
話題を振るものの、主人公である琴葉茜は真顔で相槌を打つという
非常にシンプルなお話だ。

感情豊かなゆかりとは対照的に、滅多に動じない茜の
会話がユニークである。また、曲と連動しているためテンポが良い。
セリフにも一工夫入れており、ただ単にわかるだけで済ませるのではなく
わかるの後に(達観)(博識)といった要素を付け加えているのも
魅力的だ。絶妙なタイミングで心地よい演出も加わるので
作品にのめり込みやすい作りになっている。

これは、製作段階で決めていたのかは不明だが、茜のみ
関西弁で喋っているのだ。恐らく、彼女の個性が光る
ように配慮した物だと判断した。
これで、茜の虜になったあにこれユーザーも
確認しているので、人によってはとても熱中しやすい
作品に仕上がっている。

強いて、気になる点を挙げるとするなら
・ボイスロイドそのものに癖があるので
人によっては拒絶反応を起こす可能性があること。
・ボイスロイドのことは勿論の事、ボイスロイドの
キャラクターが複数人出るので彼らについても知っておく必要があること。
・曲を楽しんだり、キャラクターにのめり込めるかが大事なので
ストーリー展開重視の人には合わないこと。
だろうか。私自身、物凄く熱中したわけではないが
人を虜にする要素がたくさん詰め込まれた良い楽曲だと感じた。

誰でも楽しめるかどうかは分からないが、キャラクター重視の方なら
きっと好きになれる作品だと考えている。個人的には良作だと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

うちの地元なら、「せやな」=「んだべ」「んだんず」かな?(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
アニメというより、ミュージックビデオ?のような作品。気軽に音楽を楽しみながら眺めるなら、凄く楽しいアニメ。変に色々考えちゃうと、ちょっとコンガラガルかもね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、私はやはり解釈しちゃいたくなるんだけどね(笑)

なんだろう? 「うすら怖い」w

私自身が、基本的に全ての物事に否定的な人間だからかもしれませんが、「無表情、無感動な肯定」には怖さを覚えてしまいます。だったらまだ、「いや、俺はこう思うよ」と言われた(否定された)方が楽。「ああ、この人はこんな考え方をもっているんだな」と分かるから。(例えば、スマホいじられながら、「分かる~。めっちゃウケる」とか無表情で言われたら、泣いちゃいますよw)。

だから、最後の方で、「あほくさ」や「しらんがな」と言ってくれて、あそこで初めてアカネちゃんに色がつき、好きになりました。もっとも、関西圏の方のレビューを読むと、「あれ(あほくさ、知らんがな など)は単なる相づちで、会話のリズムを生むために、とくに意味はなく使う言葉でもある」的に書いてあって、なるほどなと、1つ勉強になりました。

やっぱり人間は、余白が多いとそれをナニかで埋めたくなりますよね。アカネちゃんが、動きや表情に乏しいのも、視聴者がそれぞれに(彼女のキャラクターを)想像する余地にもなっているのているのかなとも感じました。

とまあ、一応解釈はしてみるものの、やっぱり多分、そんなアレコレを気にして観るアニメではないと思います。シンプルに観て、なかなか楽しめました。
{/netabare}

【余談~ 東北弁の特徴 ~】
{netabare}
本作、関西弁が良い個性となっているので、対抗して東北弁のうんちくをw

東北の言葉と言っても様々あるけれど、例えば北東北の言葉では、「シとスの中間」のような発音(中舌母音)や、「んが」のように、「ん」から始まり、最後は鼻に抜けるような発音(鼻濁音)が多く見られます。一般に、「ズーズー弁」なんて言われたりもします。言葉の省略も顕著ですね。有名なのが、「どさ」「ゆさ」という、日本一短いけど長い内容を示す会話。「どこにいくのですか」「温泉に行きます」の意。寒いから、出来るだけ口を開かず、最小限の言葉で表現するんで、こんな感じになりますw

面白かったのが、大学の時に語学の先生から言われた「東北人は、中国語やフランス語の発音が上手い」ということです。どうやら、中国語やフランス語には、「中舌母音」や「鼻濁音」を使うことがあり、これが、慣れていない(東京などの綺麗な言葉ばかり使っている)と難しいのだとか(東北人は、普通の日本人より母音が多いらしいです)。

へ~。と思いました。

試しに、「んが」を、鼻にかけながら「んがぁ」と発音して下さい。「あなた」の意味ですw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

63.5 245 2018年度アニメランキング245位
キャプテン翼(2018)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (54)
215人が棚に入れました
原作の頭である小学生編から描かれ、原作を忠実に再現したストーリーに加え、連載当時には無かった携帯電話が登場したりなど、細かい所で現代の描写に合わせたものになる。

声優・キャラクター
三瓶由布子、鈴村健一、福原綾香、田村睦心、佐藤拓也、小西克幸、原紗友里、岩中睦樹、酒井広大、吉野裕行、木内太郎、畠中祐、潘めぐみ、梅原裕一郎、竹内絢子、渡辺優里奈、斉藤壮馬、羽多野渉、西村知道、佐藤利奈、てらそままさき
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

松山君が好きすぎて辛い(順次更新)

文句なしの「世界的」サッカー漫画のアニメリメイク版。
鑑賞後感想更新予定…。

取りあえず?小学生編・中学生編までは楽しめるようです。

トンデモスポーツ漫画の代表作だけあって、決してリアリティのある作品ではありませんが、トンデモなイメージが先行しているため、初めて触れる方にはむしろ「思ったよりサッカーやってるじゃん」って印象を与えるんじゃないかと。(そもそもサッカー漫画でリアリティーある作品ってジャイキリぐらいでは?(無知))

アニメにもリアルさを求める視聴者の気持ちも分かりますが、トンデモな作品にはトンデモな魅力があると思います。
相手を吹っ飛ばすテニス漫画も、なぜか首にある視神経を切りだす格闘漫画も、全くリアリティはないにも関わらず、戦いが面白く、多くの方に支持されています。

キャプ翼もそんなトンデモ作品の一つですが、トンデモだからこその熱い試合があるんです!(謎の語り)
そして本作には夢があります。
日本代表に日向の様なFWがいれば…若林みたいなGKがいれば…なんて…。

各主要選手(例外あり)に恋愛要素も入れてくるあたりが憎い作品でもあります。一番かわいいのは、松山君の相手である「藤沢美子」一択ですが(主観)。
中学生編のハチマキエピソードが楽しみです…!

魅力的な選手たち(本作キャラ限定)誰得紹介!!

●大空翼…本作の主人公にして、サッカーバカ。パス・ドリブル・テクニック・強さ・そして抜群のシュート力を兼ね備え、加えて守備もできる…最高のファンタジスタ。
でも「キャプテン」らしいのは、三杉や松山じゃないかなぁ…なんて思ったりする。
小中学生編では未だ人間であるが、着々と怪物化し、他選手との差が広がっていく…。

●若林源三…SGGK(スーパーグレートゴールキーパー)というスーパーださいニックネーム付きの怪物GK。ペナルティーエリア外からのゴールを許さないという伝説があるが、それどころか至近距離から打たれても、ほぼ止める。強力な選手以外のシュートはすべて止めるチートGK。
翼君との絆は強い主要キャラであるはずだが、そのチート性能が仇になり(日向クラスのシュート以外基本的に止めるため、試合にスリルがなくなってしまう…。)怪我や早期の欧州挑戦により離脱することが多い。
おかげで、あっさり失点してしまう代わりのGK森崎君への読者の風当たりが強くなってしまう、嫌な現象を引き起こしてしまう。(「若林なら間違いなく止めれるのに…」「キーパー森崎くんだからとれなーい!!(コラ)」等々…。)
森崎君のSGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)も煽りに聞こえてしまう…。(成長していく森崎君も好きですけどね)

●岬太郎…読んでる限りは、翼と同レベルにも感じられる、天才MF。翼とのゴールデンコンビはとにかく強力。
何よりも「かわいい」。とにかく「かわいい」。声がつくとより「かわいい」!(人気投票1位だったりする。)

●日向小次郎…パワーあふれる点取り屋にして翼のライバルキャラ。現代表に一番欲しいタイプ?好き嫌い分かれる選手かも知れませんが、個人的には彼の熱さが好きです。シュートがコンクリートにめり込みます。

●三杉淳…心臓病を背負った最強クラスのMF。小学生編・中学生編での輝きは異常。特に小学生編では、サッカーバカ翼くんに戦意を喪失させるまでのプレーを披露。(ポジションを下げてからは、急に存在感が薄れたような…。)爽やかイケメン。作中だけでなく、リアルファンも多いことでしょう。
幼少期の自分は純粋に翼を応援していたため、三杉君のあまりの強さに腹が立っていましたが、こうして改めて観ると格好いいですね。

●次藤洋…巨漢DF。仲間になると弱体化するキャプ翼あるあるの不幸キャラ。とにかく中学生編の輝きは異常。あれは絶望レベルだね!

●石崎了…ガッツあるプレー(顔面ブロック)で守るDF。ギリギリレギュラーポジションのキャラの癖にどんどん出世していく、ある意味一番驚かせてくれる選手。

●井沢・来生・滝…サッカーエリートの修哲カルテット。軽業師の井沢、点取り屋の来生、サイドのスピードスター滝。若林がいたとはいえ、常勝チームの選手だったわけだから…もう少し強くても良いと思う…。因みに井沢はイケメンで、人気もそこそこ高い。

●新田瞬…「隼(はやぶさ)シュート」という中二心くすぐられる技を使う、作中屈指?のFW。ただし。若林だったら至近距離でも余裕で止めそうなシュートです…。

●沢田タケシ…かわいくてうまい日向の相棒。強いシュートが打てないのが玉に瑕。かわいい。

●立花兄弟…線路を挟んだ電車のホームをワンツーパスで駆け抜けるド迷惑なイカれた兄弟。人間ミサイル。

●松山光…凛とした眉毛、トレーとマークとなる鉢巻き姿が眩しい、最高にいかしたMF。日向君に理不尽に殴られても格好いい、何度相手に抜かれようが格好いい…。才能でなく、努力を重ねて成長するド根性タイプ。ヒロイン(藤沢美子)とのラブコメ最高かよ…。(一番ラブコメしてる選手だと思います。)中学生編が楽しみで仕方ない…。
 他の主要キャラと比べて、イマイチ人気がないみたいですが…個人的には彼が一番格好いいと思います!子供のころからのヒーローです!
(半分洗脳レベルで好きです。)
 努力タイプって良いですよね…。某テニス漫画の俺様選手も努力キャラだからこそ、ひときわ輝いて見えたりするものです。

《H31.1.14 追記》
皆さんも、40話「ふらの出陣!!」を観て(私ほどではないでしょうが)松山君のファンになってしまったことでしょう。丸々1話を使って、丁寧に描いてくれていて、最高の出来でした。
{netabare}
「こいつらなんかに負けてたまるか!」発言が若干偉そうに感じるものの(南宇和は口以外悪いチームじゃないので…)これは、南宇和に対してというより、恵まれた環境でサッカーしている奴らに対する北国の意地のシーンだと思っています。
手詰まりになったところでキャプテンとして発破をかけて、見事同点にし、さらには自ら決めれるところで、二度失敗していたFWの小田君にパスを出す気配りの良さ…。
理想のキャプテンは松山君でしょう。
北国シュートの演出が漫画より格好良かったのが最高でした。ここでアイス属性を付けてくるとは…分かってらっしゃる。

それと、なんだかんだ松山君を気にかけてくれている、日向君も可愛いですよね。制作陣様、このままハチマキエピも期待しておりますよ!!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

お前の時代は、既に終わっている(消えてヒーロー、今は21世紀)

 キャプテン翼4回目テレビ放送となるリメイク作品です。その数年後、当時NHK衛星放送第二で、一作目以降の話として「新・キャプテン翼」を放送したことはあったこともありましたです。

 一番最初に放送されたキャプテン翼は、結構一話一話を長く同じシーンをだらだらと流していたのを覚えているけど、その事に疑問をを持つ人はいなかったかもしれません。
 あれから、2回リメイクされたものの、イメージの合わない声優さんが、翼や小次郎の声を当てたように感じられたキャプつばがありましたです。また、18歳でブラジルでプレーする翼の話で、小学生編のみと別の場所でもまれる葵新伍の話と18歳の翼たちが合流して、オランダとの親善試合で終わってしまった記憶があるです。
 要するにあれらの内容で、なぜ放送したのかと疑問を残すキャプつばの連続だたったです。

 今作のリメイクは、最初から中学生全国サッカー大会までの内容となっていて、今までよりはましではあるかなぁ?という印象です。
 キャプつばをこれまで、全くアニメ化していないでこれを出していたならば、まだ良かったかも???しないでもないです。

 ワンシーンをだらだらと繰り返さなくスムーズに話が進行する点は、良かったと思いますです。漫画調に描くシーンもあり、悪くはないです。
 出てくる選手の名前、フォーメーションも明確に告げたりする場面もあったりし、分かりやすいと思いますです。
 現代的で原作にもないスマホを使うシーンも、一話から出てきてある意味でうまいと思ったです。

 しかし、非常に知られているアニメの繰り返しとなったため、若干違っていたとしても、オリジナリティに欠け、新鮮味がなかったことは悪い意味で厳しかったと思ったです。

 鬼太郎同様、これしかないのはわかるのだが、主題歌「燃えてヒーロー」、今回はEDでワンパターンさに聞き飽きるです。登場キャラが歌うこともあるのだが、音痴な声優さんもいてイメージが落ちてしまうようにしか聞こえなかったこともあったです。

 キャプつばアニメ放送は、これ以上しない方がいいと思えてならないです。これ以上やりすぎて、サッカーワールドカップを舞台にした、キャプテン翼のアニメ化も考えかねないので、もしそんな構想があれば諦めてほしいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

やはり若林家まで届くボールを蹴れる翼は間違っている

2018.07.18記


隔世の感があります。
あの岬くんが富士山のスマホ写メを富良野小の旧友に送るのです。
若い方にはなんのこっちゃでしょうがお許しください。


どう転んでも少年向けアニメを深夜帯に放送する意図をはかりかねております。
おそらくこのリメイク作品における取り込みたい層のひとつ『小学生時代にリアルタイムで観てた元少年たち』に自分は該当します。

普通は起きてねーよ!この時間ww

録画してみるかと言っても微妙だし、そもそも放送自体知らない元少年たち多数。ますます意図がよくわからないですが、この際ほっときます。


オリジナルからの改変はほぼありません。
しっかり丘の上から若林君の豪邸まで「ちょうせんじょう」が届く、安心安全のクオリティとなっております。

あくまで元少年勢の見方になってしまうのですが、元ネタのところどころ記憶が抜けている部分を補正しながら視聴してます。作品の内容がどうだこうだを楽しむ感覚とは違いますかね。小学校の時の私はこの作品に熱狂していたんだなぁ、と想い出に浸りながらの鑑賞が可能です。

初めて観る人たちはどうなんでしょう?
30年前の少年たちに一大ブームを起こし、一世代前の日本代表選手の多くが影響を受けてサッカーを始めるに至ったという歴史作品です。海外放送もあってイタリア・フランスの代表選手にも影響を及ぼしてたりします。

二回り三回りの年月が経っての今、あらたに『キャプつば』の影響で日本代表選手が誕生…!と一瞬夢想してみましたが、リアルな少年が起きていてはいけない時間帯の放送なので、こちらも日本のワールドカップ優勝ばりに困難な道程になるでしょう。

土日の昼か平日の夕方にでもやってほしいです。

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16話まで視聴
懐かしさはあったものの、敢えて今観たいかというと微妙なので撤退します。



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2018.10.24追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/06/01
♥ : 35

63.5 245 2018年度アニメランキング245位
軒轅剣・蒼き曜(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (41)
151人が棚に入れました
機関獣と、神秘的な古代のアイテムが織りなすバトル。軒轅剣シリーズ12作品中で人気の高い「外伝 蒼之濤(そうのとう)」(2004年)、そこにつながる物語を描く作品となる。


時空をつかさどる古代神器『太一輪』(たいいちのわ)。その力によって、歴史は大きく変貌した。太白帝国は『機関獣』を量産し、強大な武力によって神州大地を掌握。更なる国土を求め、世界征服を目論んだ。


太白歴99年、太白帝国と、それに抗う反抗軍との戦闘が各地で続いていた。
遡ること3年前、帝国軍の襲撃によって両親を失った苻 殷(ふ いん)と苻 寧(ふ ねい)の姉妹、二人は村々を回る旅芸人で生計を立てていた。旅の途中、姉の殷(いん)は偶然、数百年間置き去りにされていた『天書(てんしょ)』を手にする。太白軍の攻撃に出くわした姉妹は、天書から現れた伝説の剣『軒轅剣(けんえんけん)』で太白軍を撃退する。
一方そのころ、姉妹の幼馴染みの少年蒲 釗(ぷ しょう)は太白の奴隷となっていた。蒲釗は、自分の村を襲った帝国の戦闘装置“機関獣”に魅せられていく。
反抗軍に加わった殷と寧の姉妹。軒轅剣を持つ姉の殷と、勝気な妹の寧、様々な能力を持つ反抗軍のメンバーで、反抗軍は次々と機関獣を撃退する。
しかし、争いに疑問を感じながら妹をかばって戦う殷と、自立をあせって戦いたがる寧は、気持ちがすれ違っていた。
戦いの中、殷、寧、釗の再会の時が訪れる。敵同士として相対した時、互いに死んだと思っていた3人の運命の歯車が大きく回転する。

声優・キャラクター
松岡禎丞、水樹奈々、釘宮理恵、上坂すみれ、能登麻美子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

旅芸人の「殷」と「寧」、そして少年奴隷「釗」を軸とした「想い」の物語…

この作品の原作は、台湾の大宇資訊股份有限公司(ソフトスター)が開発したゲームだったみたいですね。
しかもこのシリーズはとても長寿で、1990年に第1弾が発売されてから今年で28周年を迎え、本編・外伝合わせて12作品もリリースされているそうです。
この人気を受け、様々なメディアミックスに展開されているとか…
そして、今回テレビ東京と台湾企業の共同制作により遂にアニメ化が実現したんだそうです。

私は原作未プレイの上、メディアミックス展開についてもアニメ完走後にwikiをチラ見して知りました。
作品のジャケットを初見した時、日本発のアニメ作品では無いことはピンときましたが、起用されている声優陣に、奈々様、くぎゅ、上坂さん、能登さんに松岡さんと錚々たる顔ぶれが並んでいるのを知り視聴を決めた作品です。

本作の主人公は、奈々様演じる14歳の苻 殷(フ イン)
殷は、くぎゅ演じる13歳の妹の寧と一緒に旅芸人をしながら生きるための日銭を稼いでいました。
ですが二人は元々旅芸人ではありませんでした。

元々…3年前までは一遊牧民の集落で暮らしていたんです。
その頃、殷と寧の他に松岡さん演じる釗(ショウ)という17歳の男の子と3人は仲の良い幼馴染だったんです。
殷と寧にとって釗は優しいお兄さん…
物心が付き、釗に対する殷と寧の気持ちが恋心だと気付いた頃…
太白帝国によって故郷の村が焼かれ、釗は奴隷として連行されてしまいました。
それだけじゃありません…
村が焼かれた際、妹の寧は太白帝国の軍勢に両腕を切り落とされ失ってしまったのでした。
運良く生き延びた殷と寧の二人は、旅芸人として生きていくことを決め…今に至ります。

そんな二人は、旅の途中で訪れた廃村で不思議な竹筒を見付けました。
殷が竹筒に触れると竹筒は光を放ち、中から木甲術仕掛けの少女型人形の雲(ユン)と、伝説の剣・軒轅剣が現れたのです。
こうして二人は抗う力を手に入れた頃…奴隷として連行された釗は、太白帝国の主力兵器である機関獣を独学で勉強していたところ、彼の才能に太白帝国の皇帝・澄(チョウ)が目を付け、太白帝国の機関師に抜擢されたのです。

村を襲い、自分達から釗を引き離しただけでなく、妹の両腕を切り落とした太白帝国を殷は絶対に許すことができません。
だから妹と一緒に新しく得た力を太白帝国に反旗を翻す反抗軍の一員として行使することに迷いはありませんでした。
しかし、釗は太白帝国のために尽くすことでしか生きる道はありません。
こうしてお互いが敵対する関係となり…物語が動いていきます。

この物語の主人公は姉の殷です。
公式HPでの紹介されているので間違いは無いのですが、運命に一番翻弄されたのは妹の寧です。
殷と寧…釗に抱いていた気持ちが複雑なのはお互いに分かっていました。
自分の事も大切…けれど、同じくらい相手の事も大切なんです。

妹を幸せにしてあげたい姉の気持ち…
自分の事をいつも大切にしてくれる姉に幸せになって欲しい妹の気持ち…
どちらの気持ちも痛いほど分かります。
きっと危ういながらも心のバランスを保つのはお互い可能だったと思います。
但し、お互いが五体満足だったなら…ですけど。

そう、寧には姉から自立しなければ…というもう一つの枷も自身に課していたんです。
課した枷は一つだけだったかもしれない…
けれど、その枷はこれまでの生き様を否定するほど大きく重い鎖…
この枷が導く物語…ここでただ一つ言える事は、くぎゅが妹役に抜擢された理由が良く分かった、ということです。
そう言えるくらい、くぎゅの演技は鬼懸かっていたと思います。

そして、太白帝国の釗の周りでも様々な陰謀や思いが蠢き始めます。
国家が大きくなればなるほど一枚岩になるのは難しいんですよね。
そんなこの物語の顛末の気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、奈々様の「嘆きの華」
エンディングテーマは、9nineさんの「願いの花」
どちらも良い曲なので、通勤途中に繰り返し聞いています。

1クール全13話の物語でした。
物語としては一応ある節目までは描かれたと思います。
ですが、原作がまだ続いているからなのでしょうか。
物語は完結せず、「私たちの戦いはこれからだ!」という場面で終幕します。
続きが気になる方はゲームで…ということなのでしょうか。
しかし、12作品ものゲームを追える気が到底しないんですけど…
今回のラストを本作品の顛末と位置付けても良いのかもしれません。

これまでハオライナーズ枠の作品を視聴してきた方なら抵抗なく視聴できる作品だと思いました。
私は堪能させて頂きましたよ!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

3話までの感想{netabare}
まず監督:わたなべひろしで二度見。
次にシリ構:高山カツヒコで更に二度見。
なんだよおおーい、この2人で普通に日本アニメ作ればいーじゃん。
と、当初は中華アニメ(厳密には台湾?)はイマイチだろうって前提で悔しがってたのだけど、実際に本編見てみたら…あれ、案外イケる?

今回のスピクローはビーストモードにチェンジできるぞ?
今回のダイケイケンは強いなぁ。
と、まずは他の中華アニメ見てないと通じない感想を挟みつつーの、
ロンチョウ(帝国の偉い子)がなんかムシキングのパムっていうかHCプリキュアのえりかみたい…それプラス“百花繚乱サムライガール”の幸村を思い出させる。
あれだ、別キャラに釘宮も居て、1話段階では誰がどの声だかもよく分からず(キャラの名前読めないし)混乱したせいだと思う。
まぁその、滅茶苦茶中華臭いってことは無い。

それよりも3話ですよ3話。
スピクローから授けられた義手、アッサリ受け取ってたけど実はそれスゲー性能なんじゃねーの?と思ってたら正解しまして。
そこまでは良かったのだけど、肝心の性能がまさかの…セイバーフェノメノン!?
ってより監督わたなべひろしだし高周波ソードのが正しい?
…。
転スラといい、ガイバー流行ってんのか?
そう思えばキカンジュウのデザイン(ギミック)ってシリ構の高山カツヒコが頑張ってたりして?
一体どこまでが原作ゲームの設定なんだろうか。

なにより義手の扱いが「こうだよなぁ」って感じで。
そのテクノロジー自体がその世界では上段のモノで、動力は黒火って明かされてて、使いこなすにしても元は旅芸人として演舞で鍛えてたっていう理由もちゃんとあって。
これを期に某作品を叩こうとは思わんが、これが普通だよ、特段凄いってことじゃなくて普通、やって当たり前のことが誉められるって結構悲しいことですぜ?

でもって帝国のメカニックっていうか、学者でいいのかな?
それが帝国から亡命して技術を外部へ流出させそうな流れ。
帝国に残った主人公の発明とで開発競争になったりするのかな?
結構先の展開が気になるけど、いつもの中華のようにブツ切りエンドになるんじゃないかって不安はどうしても払えない。
わたなべ先生お願いしまっせ。{/netabare}

4話感想{netabare}
「なぜ戦う、なぜ殺す、なぜそっとしておいてくれないんだ」ってのはイデオンの有名な一節だけど、それ系かな?これは。
最近珍しいんじゃ…アニメ全部見てる訳じゃないので見てない作品でそういうのもあるのかも知れんが、力を持ってしまった存在自身は戦いたくないのに周囲がほっといてくれず戦いに巻き込まれるって展開は久々に見た気がする。
どっちかというと今の流行りは力を持ったら率先して戦禍に首突っ込む系だと思うので…この作品は言葉が悪いがちと古い感じがする。
嫌いじゃあない、むしろ好きな部類ではあるけど、あんまり「戦いたくない」の部分をズルズル引っ張るとウザくなるのでそこら辺のバランス感覚はスタッフの能力に期待。
また「ほっといてくれない周囲」も相応の事情を描かなければならない訳で、最近の作品に「進んで首突っ込む系」が多い理由もなんとなく分かった気がする。
単にノブリスなんちゃらを承知してる、物分りがいいってだけではあるまい。

でもって予想。
OPからの影響もあるけど、妹は力に飲まれちゃうんじゃなかろうか。
力の使い方で意見が衝突する上に、かつて祭りの日に嘘を吐いたことが蟠(わだかま)りになって姉と袂(たもと)を別つ…とか?
ブショウと姉妹がどう再会するかが楽しみだけど、まだ引っ張るのかなぁ?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エセ中華帝国+超古代文明=?「フレンダー、GO!!!」← それは違う(笑) 第10話: 奇をてらわない分、普通に面白いです。「水滴刑」が話題に!→ 全話視聴終了

== [初回視聴時レビュー: 以下、追記あり] ==
原作は台湾で作られたコンピュータRPGらしいです。本アニメを観るまで全く知りませんでしたけど。

古代中国っぽい舞台においてロボット(的な物)やアンドロイド(的な物)、光線や電撃を発する武器や舞空術的なものがあったりと何となく藤崎版『封神演義』や『霊剣山』あるいは『剣王朝』といった感じの世界観ですね。

モブの民衆は雑に死にそうな感じや、自分を襲ってきた化け物をいざ退治してみたらその肉を食おうとかそこら辺はいかにも中華メンタルですね。機関獣(ロボット的な物)の作画は今時な3DCGでした。ゲーム原作だったら既にモデリングされていたかも?

そしてアニメ制作スタジオは『霊剣山』でも実績のあるDEENだそうです。

爆死をも予感させる原作と制作体制でしたが、少なくとも第1話を観た限りでは作画はまずまず(『霊剣山』第1話にはたぶん勝ってる)なのと、ストーリー的な掴みが悪くなかったのでしばらく観てみようかと思います。
== [初回視聴時レビュー、ここまで] ==

2018.10.16追記:
第3話まで視聴。第2話が回想回で、この回を観ると主要キャラの生い立ちがわかります。かくして幼馴染みだった姉妹と近所のお兄ちゃんは、それぞれの生死がわからないままお互いに相手が死んだと思って生き別れに。

そして第3話で時系列的に元に戻って、ここでの戦いで当面の主要装備やおおよその性能がわかります。

良い意味で普通なシリーズ構成と脚本で、わりと面白いです。

実現テクノロジーの違いはあれど帝国側の兵器は現代の局地戦用陸戦兵器とおおよそ近いレベル、姉妹側は超古代文明によるオーバーテクノロジー感溢れる装備だけど少人数ということで、パワーバランス的にはなかなか良い感じです。

別途組織された反乱軍に姉妹が参加する形になるのはOPでほぼほぼネタばれしてますが、普通に戦記物になりそうで楽しみです。

2018.12.04追記:
第10話まで視聴終了。澄(ちょう)が釗(しょう)絡みの一件で動揺する中、太白帝国では謀反の影が…。

飛びぬけてはいないですが、ストーリー的には安定感はあります。いろいろありましたが、水滴刑は無駄に(いや、無駄じゃない(笑))作画が良かった気がします。

2018.12.25追記:
第13話(最終回)を視聴終了。特に気になる設定的な矛盾などは感じないまま、無難に観終えることができました。まあ、軒轅剣(けんえんけん)の刃で瓦礫をぶっ叩くのはどうかと思わなくもないですが、「神剣的なものだから大丈夫」と思えば大した問題ではありません。

征天(せいてん)はもろに「飛行戦艦」的なもので、黒火砲の発射に関する演出はほぼ「波動砲」でしたね。松本メーターの代わりに風水羅盤っぽいものが付いていたのが中華風味ではありましたが(笑)。

いわゆる「おれたた(俺たちの戦いはまだこれからだ)エンド」でしたが、続編やスピンオフはいろいろ作れそうな「正しいおれたたエンド」だったと思います。戦記物として実質的な戦いの期間が短くて物足りなさもある気はしますが、個人的には期待していた以上に楽しめてまあまあ満足でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

63.4 247 2018年度アニメランキング247位
Caligula -カリギュラ-(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (180)
666人が棚に入れました
「理想(きみ)を壊して、現実(地獄)へ帰る――。」


街中に響き渡る美しい歌声。
絶大な人気を誇るアイドル「μ」に見守られるように、
この街では穏やかな日常が流れてゆく。

式島律は、宮比市立吉志舞高校の1年生。
スポーツに勉強そして友達にも恵まれ、
青春真っ只中の充実した高校生活を送っていた。

時は経ち、2年生として迎えた入学式。
新入生代表として壇上に上がった少年は、
本来そこにいることがありえない人物で――

声優・キャラクター
沢城千春、上田麗奈、武内駿輔、梅原裕一郎、細谷佳正、村川梨衣、小澤亜李、高橋李依、田中美海、渕上舞、下田麻美、蒼井翔太、新田恵海、花守ゆみり、中村繪里子、斉藤壮馬、内田雄馬、大坪由佳
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「胸にいつでも刺さってる、刺さあってぇるう↑~↑→↓」

1話感想{netabare}
心理学のことダラダラ喋ってて「そうやって型にハメようとする考え自体が視野狭窄起こしてるんじゃ?」と思ってたら早速、友人から「そこにラーメンがあるならガラスなんか知るか」と想定外の回答でアッサリ否定されて笑ってしまった。
では、それを受けて更にどう考えるのかな?と思ったらなんか話はそこから違う方向へ行っちゃった感。
じゃあ心理学の話何だったん?と思わなくもないけどまだ1話だしねー、様子見。

ところで中盤、記憶がおかしくなる?シーンで花がどアップで描かれてました。
最初スカビオサと思ったけどよく見たらトーチジンジャーっぽい。
間違ってるかも知れんけど…ややマイナーな花出してきたけど、これは何か意味があるのだろうか?{/netabare}

2話感想{netabare}
気付いてはいたけどやっぱりゼーガペイン系か、今度は何処サーバー?
まぁそれはいい、むしろ好きなネタだしドンと来い。
ただセレブラントだと自覚するのが結構早いような?
もうちょっと「なにかおかしい」と疑う時期が欲しかったような…今の時代それやると叩かれちゃう?
ってかこれでまたメガゾーン23新作のハードルが上がってしまった予感、本当に新作作れるのか?
https://camp-fire.jp/projects/view/25892{/netabare}

5話までの感想{netabare}
3話、18ifっぽいなぁと思いつつ、そもそも18if自体がペルソナを意識したものだろうし、カリギュラの作者?はペルソナのスタッフだったらしい。
でもって同時期にP5もアニメがやってるワケで…もうここら辺の「どれが何の影響受けてるか」はゴチャゴチャしてもうよくワカランです。
18ifの一人だけ美少女になってたのは犬吠埼なのかどうかが今でも気になってしょうがない。
因みに「ラーメン大好きプリパラおじさん」と呼ばれていて吹いた。
カリギュラとは関係ないけど、某所ではKNN姉貴が「美少女おばさん」と称されてて笑ったもんだけど、みんな良いセンス持ってんなぁ。

4話、案外アッサリと世界の謎が明かされて(実はまだ秘密があるのかも知れないが)、3グループに分かれてるのが厄介なので早く合流しないかなぁと思ってたらこっちもアッサリ合流してビックリ。
それまでバラバラだったのは一体なんだったのか…原作ゲームがそうだったからってことなら仕方ない?のかなぁ。
作中出た本は「モモ」くらいしか知らないなあ、ってか読まされた。
鍵となってた本も有名なやつなのかね?
知らない作品の読書感想文聞かされてるみたいでピンとこなかった。

5話、ハニトラして洗脳…なんて卑怯な!
現実とは違う理想の世界、もうちょい突っ込むと現実では満たされなかったものが満たされる世界。
そこでリツはお得意の心理学の蘊蓄を垂れたら女の子に誉めそやされて「これも悪くないのかも」と気の迷いを見せる。
おーい、それってつまり現実では…。
覚醒するとカタルシスエフェクト(ヒデー名前)使えるようになるみたいだけど、その時の姿が胸をトゲが貫いてるようなのは「心の痛み」の象徴か。
リツ達が使えないのは痛みを受け入れる覚悟がまだ足りないってことかのう。

ところで気になるのはアリアのパンチラが無いこと。
別に見たいってワケではなく(といいつつ人間の姿になったら「戻して」って言うかも)、あんなデザインでさえもパンチラ禁止の範囲に含まれてるってのがどうにも…。
それともあの世界では見られたくない力場が働いてたりするんだろうか。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
なんか微妙に面白い。
憎めないって言った方が正しいかな?、まぁ18ifも好きだったのでちょっとズレてるのかもなぁ、自分。

一方で不評ポイントも分かってて、一番はリツの口耳四寸臭い心理学蘊蓄(※)がハードルになってるんだろうけど、↑でも書いた通り1話では「ラーメンがあるならガラスなんて関係ない」とアッサリ否定されたり5話で女子から接待の如く持て囃されて心が揺らいだりと、作ってる側も別に心理学蘊蓄を垂れ流すのをカッコイイとは思ってない…と思います。
そして7話では…あれは何だろ?蘊蓄垂れたら真っ向から否定された記憶が一瞬蘇りまして。
ディベート開いたんだか自己啓発セミナーなんだか、まさか入社試験の出来事か?
入社試験ならあそこまで面と向かって否定はされないと思うので違うかな。
自分はたまたま松任谷由実の曲で知ってたけどいきなり「ペシミスト」と言われて分かる人ってどの程度居るんだ?


心理学の先生と話したことなんか無いけど、扱ってるネタがネタだけに真に理解してる人なら他人をカチンとさせる言動は取らないんじゃないかなぁ、と。

ってか7話ではそれまでの雰囲気とガラっと変わって(ここ最近毎回変わってる気もするが)なんか知らんキャラが帰宅部にしれっと混ざってる気がするけど、認識がイカれてる世界なんだしこういう表現はむしろ歓迎。
コタローの正義の味方ごっこは自作自演っぽくて虚しさを感じる、デジヘッドまで助けてるんだもの。
肉を食えなかったのも、それを犠牲にしてでも正義を遂行するオレカッケーってことなんだろうなぁ、と。

そうそう、それとミューの演技はボカロ意識してる?
ここまであからさまだとむしろ潔い。
ただなぁ、「幸福の押し売りネタ」は“ガッチャマンクラウズインサニティ”がひとつの結論を迎えたような気が自分にはあって(クラウズが面白いかは別)、それ以上・それ以外の解答って至れるのかね?
今期はむしろ美男高校がひょっとしたらもしかして?って予感を抱いてたり。{/netabare}

11話までの感想{netabare}
「こういうことなのかな?」とボンヤリ考えてたことがあったのだけど、くそう、外れちゃった。
元々外れても構わない予想ではあったのだけど、ほほう、そういうことだったのね。

で、何を予想してたかと言うと、メビウスへ入った人間は自ら志願してなのか、現実に不満を持っててたまたまたミューに目を付けられたのが連れ込まれた(誘拐された)か、どっちなんだろう?ってこと。
現実世界は別に崩壊も滅亡もしてなくて普通に機能してるらしく、それについて行けない人間がメビウスで暮らしてるって話なハズでして。
現実では抜け殻化した肉体が水槽でスヤスヤ眠ってるっぽいシーンも一瞬だけあったハズ(肉体ってのが五体満足なのか脳味噌だけかは不明)。
ってことで自分は、心療内科に「向き合うのがとても無理な悩み(=目を背けたいこと)」を抱えて来た患者をメビウスへ閉じ込めたんじゃないかなー、と予想してました。
で、それを行った精神科医が現実のリツかな?と(病院ではなく占い館でも新興宗教でもいい)。

そしてその件は11話で明かされて、内容は「ミューに見初められたら強制的に(同意や周囲の了承なく)連れ去られる」ってことだった模様。
ふう、良かった良かった。
予想は外れちゃったけど、もっと悪い方向への予想「どうしてこんな世界が出来たんだと説明無しに、メビウスから脱出してメデタシメデタシ」で終わったら目も当てられない、10話までその可能性があったのでヒヤヒヤでしたぞ。

でもってリツ(メビウス内でリツとして振舞ってた人物)の現実の姿は予想通り、コミュ障で人と目を見て話せないタイプでした。
プリパラおじさんやシュタゲのダルよろしく、もっとキモい身なりでも良かったと思う。
ってかなにかにつけて心理学蘊蓄を垂れ流す“イヤミなヤツ”ではなさそうで、それはどうなんかなー?
ってかそれよりも、一応はプログラマーとして認められてたのだし、ミューに向けて幸福について語る際、そいつが最も求めてるのは自己実現ではなく社会帰属の欲求だと思うのだがどういうこっちゃ?
それを教えてないからミューがおかしな行動とってるワケで…。
インプットを間違えたというか、そこら辺学習させて(あれだけ心理学の蘊蓄垂らしといてそこに気付いてないってのは考えづらい)メデタシメデタシになりそうな予感。
なんだっけ?昔の映画であったやん。
軍のAIが暴走して、引分けの概念を学習させることで核ミサイルの発射を防ぐヤツ。
あれと似た展開になるのかなー、と。
あ、それと11話は叙情トリック的なのを仕組んだような気がする(最初に目覚めたリツがメビウス内でのリツだと誤認させる)けど、所詮30分かからずにタネ明かししてしまうので余り効果が無かった予感。

と、なんか文句めいたことが続いてしまったけど、外の世界との関係を書いてくれただけ充分評価してます。
評価した上で「あれー?」って思った部分を書いただけで…ボヤかしたまま終わる作品も多いのよ、ホント。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
ソーンの凶行は佐竹の恋敵で、身を引いたものの未練があってメビウス内ではカノジョ(イチカ)の姿をしてたってことかな?
そんな折、心中できずにイチカだけ殺した佐竹が現れて大激怒ってところか。
激怒の方向が違う気がするけど、いかんせん尺の問題で掘り下げが浅い…のは仕方ないのかなぁ。
とりあえずこれも中身オッサンだったってことねー。
そうそう、それと11話で爆死?したマリエは現実では身体障害者で介護する家族から疎んじられてたってことだろう、あんま具体的な描写すると規制かかりそうでヒヤヒヤな設定でした。
こっちはサラっと流す程度で正解だと思う。
んで、リツは一旦外に出てミューへのアクセス権を得て暴走したミューをシャットダウンして眠り姫病が解決してメデタシメデタシ、と。
欲を言えばメビウス崩壊のシーン(ぶっちゃけ序盤の段階でこの展開は予想してた)は“メガゾーン23part2”の秘密くださいレベルのものを頑張って欲しかったが…テレビアニメじゃ無理なんかのう?
本作の本作では全然緊迫感が無くてちょーっと残念。
違法アップかどうかワカランので貼らないでいたけど(ゆゆゆの時どんだけ迷ったか)、もういっかぁってことでメガゾーン23↓
https://www.youtube.com/watch?v=f4zkRzruQAY
これを超えるの(といいつつこれ自体がNHKスペシャルなんだけど)やってくれないとやっぱり…ねぇ。
ちなみにpart3は存在しない、いいね?

最後まで見て思うのは…そうさなぁ、復讐を果たしたいとか見返してやりたいとか、他人に対してどうこうしたいって願望を満たすことも「幸福」として取り上げる限り完全なる理想の世界は無理だと思う。
“ビッグオーダー”のように個々に理想世界を用意したところでそれでは他人をどうこうできないからねぇ…気付かなければ幸せではあるけど。
とりあえずミューへは↑の11話感想でもちょいと触れた「マズローの欲求5段階説」(今さっきググった。自分も大して詳しくないし、これが正しいのかどうかも知らんが)はインプットしとこう。
段階があるものを同一視して一緒くたに解決しようとしたらそりゃ壊れますわ。
アリアはそんな情報を後から追加されたデータなのか“刀使の巫女”の神様みたいに自己矛盾でミューから分離したのかちと不明。
てっきり最後は人間の姿になるのだと思ってたら人形のままでビックリ。
相反する考え方を同時に内包するのが普通で、どっちか片方が肥大化(=もう片方は委縮化)したらアカン、ってのがテーマだった気がする。
今後ミューとアリアのバランスのとれたメビウスが誕生する…かも?ってのを匂わせてエンド。{/netabare}

総評{netabare}
異世界チートものが台頭してきたら反発として出るべくして出てきて当然な作品かと。
予告の大川ぶくぶもさることながら、皮肉に皮肉を重ねた皮肉作品…なんだけど、そこに気付かせるまでが長いのがネックか。
もしくはそこまで我慢できない連中も皮肉の対象としてるのかも。

序盤の「この世界何か変だぞ?」と匂わせる演出、もっと話数多く取ってじっくりやって欲しかったけど、それだと後半の尺が足りない。
中盤の帰宅部結成して仲間内でワイワイと活動するパート、もっとあったほうが良かった気がするけどそれだと序盤やクライマックスの尺が足りない。
リツの正体分かってそいつの活躍するクライマックス、もっとやって欲しかったけどそれだと序盤の尺が足りない。
正に「あっちを立てればこっちが立たず」状態。
欲張って色々詰め込み過ぎた?と思わなくないけど、元のゲームがそうなのか?
「アニメで物足りないと感じた部分はゲームでじっくり掘り下げてありまっせ」ってことなら宣伝としては間違ってない…のかも知れない(自分は結局ゲームやらないんで確認できない)。
元々キャラの掘り下げはかなりすっ飛ばしてますしね、帰宅部(リツ以外)のトラウマ吐露合戦は酷いというより「こうならざるを得なかったかぁ」と同情さえ覚える。

できればじっくり2クールやって欲しかったけど、そんなにウケは良くないのかな?
一番障害になるのはキャラの性格だろうけど、メビウス内での“自分”は「こんな風に振舞えたらいいな」っていう妄想の姿を具現化したようなもので、ぶっちゃけ異世界転生してチート能力貰って無双してるのと大差ない。
そんなのは他人から見たら「ウッ」と抵抗覚えるのは当然で、だけどそれはあくまで意図的なもので、その説明はちゃんとされるのだけど…。
哲学や心理学の蘊蓄垂れるのもケンカ番長も自分を着飾るためにそう演技してたもの(=バカバカしいこと、人に見せるのは恥ずかしいただの自己満足)として扱ってるのだけど、それが明かされるのは中盤以降、伏線はあるんだけどねぇ。
そこまで辿り着けなければ「特別な理由も無くナチュラルに誇大妄想状態が素になってる“なろう”系と同列」に見えちゃって切られてしまうのか。
むしろそれ系へのカウンター的内容なんだけど…今は恐ろしいくらいアニメ本数多いからなぁ、「それが明かされるところまで見続けろ」と強く言いにくい状況がちと悔しい。
ついでに言うとこれが好きなら“18if”もお勧めなんだがこっちも評価低くて口惜しい。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

君は夜行列車に乗って、本気で新たな世界に行けますか?

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
わりと普通に観られる、厨二感の強いバトルもの。自分の中の「闇(病み)」と向き合う物語。

ちょっとだけ、キズナイーバーを思い出した。なんか皆、語るな~~~、と(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
登場人物がみんなイタイな~。と思っていたけど、そもそも、イタイ人しか来られない世界なんだもんね、と思ったり(笑)

最初の何話か観たときは、「良くも悪くも疲れるアニメだな」という印象でしたが、中盤以降は、「良くも悪くも普通のアニメだな」という印象に。これは、良くなったのか、悪くなったのか(笑)

まあ、どうでも良いのだが、自分の中の「本当の自分」を見つけることが出来ると、武器を具現化できるとか、ね。もう卍解にしか見えなかったっす(笑)
{/netabare}

【余談~ 私のカリギュラ効果w ~】
{netabare}
カリギュラ効果→禁止されるとなおさらやってみたくなること。

う~ん、分からなくはない。パッと思い至ったのは、小学生の時のこと。

うちの町はクソ田舎で、隣町もクソ田舎で、でも、ちょっとだけ隣町の方が栄えていた。ゲーセンとかもあったし。でも、うちの小学校には、「子供だけで隣町に行くのは禁止」という校則があった。

そりゃ、行くよね(笑)

普通に国道を走れば、チャリで10分くらいで隣町に行けるんだけど、わざわざ山道を迂回して、40分かけて行ってたw まあ、冷静に考えれば、移動時間が伸びれば見つかるリスクも増えるし、てか、山道を爆走する小学生軍団なんて、端から見たら怪しすぎたことでしょう。

当然、奴等(昔の剣道部達)は気づかない。アホだからね(笑)

でも、それがたまらなく楽しかったのは、事実。

先生方の車のナンバー覚えて、店に入る前に(駐車場にあるか)手分けして確認したりだとか、店でばったり先生(やクソ真面目な同級生)に会った時の言い訳を考えたりだとか、もしも見つかっても、決して仲間は売らない、鉄の掟を作ったりだとか(笑)

中学生になり、「子供だけで隣町に行くのがOK」になった。そりゃあ、最初は喜びましたよ。ようやく国道通れるしw

でも、なんか楽しくなかった。すぐに飽きた。

あんなに楽しかった隣町は、何にも魅力がない町に変わっていた。現実的には、隣町もただのクソ田舎なんだしね。

多分、これがカリギュラ効果なのだろう。奴等は、隣町に行きたかったのではなく、「大人が禁止しているところ」に行きたかっただけなのだ。

さりとて、荷物をまとめて、夜行列車に飛び乗るだけの覚悟も根性もない。

つまりは、一般的なガキんちょだったということ。

本作の登場人物達も同様に、ガキんちょだったのかな。私にとっての隣街は、彼らにとってのメビウスだ。彼らはメビウス(理想的な仮想世界)までは来られた。でも、メビウスより先(理想の世界の実現)にたどり着くだけの覚悟も根性もなかった。そういう、弱い自分の直視、あるいは脱却が本作のテーマなのだろう。

なぜ、カリギュラ効果と聞いて、小学生の時のことを思い出したかというと、おっさんになった今、とんと具体例がないことに、気づいたからだ。

世の中は、ある程度、理知的・合理的に作られていて、禁止されていることには、禁止されるだけの理由やリスクがある。

そういう、「社会のシクミ」が分かることが大人になるということだし、年をとるということは、色んなモノを背負っていくということで、責任も増していく。すると、「リスクを背負ってまで、禁止事項を破る必要あるか?」と、物分かりが良くなったり、妥協できたりしてくる。

いや~、最近、ホントにルール破らなくなったな。あ~ぁ、小さくまとまってしまった(笑)

カリギュラ効果とは、子供に許された特権なのかもしれない。本作の登場人物は、一様にガキ臭い。けれど、純粋でもある。

まあ、大人も楽しいから、戻りたいとは思わないけれど、たまにはムチャしてみたくもあるなと、思って、剣道部は今日も(肝数値を気にしつつ)酒を呑む(これが今の私のカリギュラ?)w

さあ、皆さんのカリギュラ効果は?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
よく分からんアニメだな。予想外にバトルものなの?

2話目
つまりはSAO系なわけね。

3話目
なんか、女の怖さの集結w SAOというより、18ifみたいな感じなのかな? デブを全否定w

4話目
鬱々しいな~。小森君は、ようは、女子とお弁当食べたかったのか(笑)?

5話目
ん? 話、飛んだ? ギャグテイストは、なんか合わないな。と思ったら、シリアスに? DVの許容?

6話目
なんか、卍解って感じだな(笑) ジョジョ(笑) 闇堕ち。

7話目
シリアスものの日常回は、なぜか鍋ってイメージだよなw 難しくてわかんな~い、って、視聴者の言葉を代弁してるのかな(笑)

8話目
崩壊するメビウス。世知辛さが出てきたら、夢の世界じゃないわな。自傷行為。顔でいじめられたとか?

9話目
やられたらやり返せ、、、倍返しだw

10話目
蜘蛛の糸、的な皮肉だな。トラウマトーク。確かに、男にとって体のデカさってわりと大切なんだよな、思春期はとくに。ラスト、手榴弾て(笑)

11話目
まあ、制作者だろうとは思ってたけどね。バトルなんだけど、武器による工夫がなくて(苦笑)

12話目
よく分からんが、ハッピーエンドなんだろう(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作ゲームからテーマを据え置きシナリオを再構築したみたい(未プレイですが)

2018年春アニメ。全12話。
ゲーム原作、未プレイです。アニメのシリーズ構成待田堂子さんで興味が湧いて視聴。

1話が入り組んでいてとっつきにくいですが、最終話まできちんと考えて作られていて私は好きです。
シリアスとギャグのバランスも上手かったと思いますし、最低限の情報を断片的に挿入しているためわかりにくいですが、二周目では理解できて楽しかったです。

作画はちょっと大変そう。原作ゲームのデザインが細かいので仕方ない面もあるかな。
声優さんも若い印象のキャスティングが多かったけど良かったです。特に主人公の律がちょっと渋い声なのが好き。沢城千春さんの演技とても良かったです。
OP、EDともに曲もアニメーションも作風によく合っていました。μの挿入歌は独特で、歌や演技もバーチャルアイドルらしく甲高くかすれた発声をしています。…私はちょっと苦手かも。

【キャラクター】{netabare}
帰宅部のキャラクターの名前には音楽関係や楽器の漢字が使われてますね。デザインはティーンズ向けだけど、キャラクターが持つ悩みは社会人の方が共感できる事柄が多いかも。相当ドラマティックで深刻な悩みも、結構身近でリアルな悩みもありました。

律の心理学語りが好きじゃないって人結構いたのですね。まあわかる気はします。1話は私も「?」って感じでしたけどちょっと滑稽に描かれていて、別に律を格好良く描く気はないんだろうなと思って気にせず視聴しました。
気難しそうな笙悟も真面目だったりコミカルだったり、意外と愛嬌を感じる描き方がされていて個人的にはなかなか好き。他のメンバーも良かったです。
仮想世界では同じ高校生の姿ですが、メンバーの実年齢には開きがあって人間関係が見た目より多様だったのも良かった。メビウスの中で繋がった人と現実世界で出会うことはもう無いんでしょうけど、少しでもわかり合いたいという想いから、彼らは自分の心の裡をさらけ出します。まるで現実に戻る前の予行演習のようで、10話の暴露大会は結構好きなシーンです。

妖精みたいに小さなアリアがすごく可愛かったw八頭身の姿が少しだけしか見られなくて残念。
あとは、茉莉絵ちゃんが敵側なのをもう少しわかりやすく伏線張っておいてくれたらさらに良かったと思います。{/netabare}


【物語】{netabare}
ゲーム公式の説明を読むと、主人公(プレイヤー)は対象のキャラクターの友好度を上げてシナリオを進めていくようです。友情シミュレーションって感じかな?主人公はキャラクターの悩みを聞いたり解消する側なんだと思います。
カタルシスエフェクトでの戦闘はデジヘッドの暴走状態を解除する(顕在化した心の闇を散らす)ためのもの。アニメ化にあたり戦闘シーンが少なくなり、カタルシスエフェクトの出番も減った感じがします。

アニメは原作ゲームとはだいぶ違い、それぞれのキャラクターの掘り下げは最低限みたいですね。個々のキャラクターに関してはネタばらしするよりも匂わせるにとどめて、気になったらゲームをやってね!ってことですよね。
無理に原作再現せずに、世界観を踏襲したうえで律に明確な設定を与え、プレイヤーの行動を仮託する主人公ではなくすことで、新しい物語を構築している。自身のトラウマの直視、現実に戻ってありのままの自分で生きるために夢の世界を脱却するというストーリーラインはそのままに、主人公の役回りは全く違うということになります。

面白いのが7話の鍋回で、ギャグテイストなのに全体で見ると何気に重要な回なんですよねwちょっとした息抜き回としてもなかなか楽しい。
7話で大切なのは律とμの会話。幸せとは何か、というμの問いかけに、律は知識や一般論で語っている印象でした。律はまだ自身の記憶を取り戻しておらずその気持ちや願いも曖昧。だからμの心に届くはずもなく、納得させられなかったのは当然のことでした。
それが最終話に繋がっていて、律は幸せの形は人それぞれだと改めてμに語りかけます。内容は同じだとしても、記憶を取り戻しμのために橘慎吾を突っぱねて本心から語りかけたことが大きな違いでした。
最後の一撃はカタルシスエフェクトでμが吸収した人々の心の闇を打ち消したということかな?
とても良いラストだったと思います。{/netabare}


【雑感】{netabare}
pisterさんのレビューで本作は「異世界転生チートものの台頭に反発して出てきた作品」とあって、ああなるほどな、と思わされました。主人公が自分に都合の良い世界に行って暮らすって点は共通。
そういうアニメってメッセージ性がないと私は苦手ですけど、この作品は違いましたね。自分にとって都合の良い天国(虚構)をはねのけて、地獄(現実)に帰るという展開が胸に刺さる視聴者は少なからずいたんじゃないかな?

他の作品の名前を出して恐縮ですが、カオスチャイルドのラストには本作と同じ印象を持ちました。自分の過ちを取り返すために、考え決断して責任を取る展開は好印象でした。私はこういう作品で勇気や元気をもらうタイプみたいです。

あとμを見ていて、BEATLESSの「AIが頑張りすぎた」って言葉が思い浮かんだ…
人間の問題の出し方・情報の提示の仕方におかしな部分があると、AIは適正な回答を用意できないっていうアレですね。
私ってホント共通点ある作品好きになるなw{/netabare}


全体的に癖は強いですが、爽やかなラストで見ていてとても楽しかったです。(2018.7.5)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

63.3 248 2018年度アニメランキング248位
アイカツフレンズ!(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (27)
126人が棚に入れました
『アイカツフレンズ!』は、アイドル活動“アイカツ!”にはげむアイドルたちの努力と友情の成長物語。

スターハーモニー学園の普通科に通う「友希(ゆうき)あいね」は、友達を作るのが大得意な女の子。学園のトップアイドル「湊(みなと)みお」と友達になって、一緒に“アイカツ!”のステージに出ることに!?

声優・キャラクター
松永あかね、木戸衣吹、二ノ宮ゆい、美山加恋、田所あずさ、大橋彩香、諸星すみれ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公2人のキャラがとても良かった、シリーズ第3作目

女児向けアイドルアニメのシリーズ第3作。その1年目シーズンで全50話。
作品の基本的な作りは前作までのスタイルを踏襲していますが、今作では「フレンズ」と呼ばれる2人組のユニットでの活動が物語の中心となっています。
ストーリーは、スターハーモニー学園の中学2年生・友希あいねが、同じ学園に通う人気アイドル・湊みおと出会ったことをきっかけに、アイドルの道に進むことになる、みたいな流れです。
まず良かった点は、主人公2人のキャラクター。人と仲良くなることが得意で、「目指せ友達100万人!」が口癖のあいねと、アイドルとしては先輩だけど、友達作りが苦手なみおは、どちらも単体のキャラとして好感が持てるだけでなく、コンビとしてのバランスが良いです。ほんのり百合風味の感じられる関係性も最高でした。2人がフレンズを結成するまでの過程を描く作品序盤は、シリーズ第1作にも引けを取らないほど面白かったです。
ただ、その後、主人公たちの活動が軌道に乗り、トップアイドルを目指してライバルたちと競い合う展開が繰り返し描かれるようになると、内容がやや単調になってしまった印象。主人公たちが目標とするトップアイドル「ラブミーティア」や、ライバル的なポジションの「リフレクトムーン」を描くエピソードについても、いまひとつ盛り上がりに欠けるように感じたりして、中盤以降はちょっと失速してしまったかな、という感想でした。憧れの最強アイドル超えを目指すという本筋自体がすでに定型なので、そのあたりから少し工夫があっても良かったかもしれません。
ステージシーンについては、今作から専門の歌唱担当を置かず、声優がそのまま歌うように変更されましが、特に違和感はなかったです。ただ、映像や楽曲の質的には「まあ普通に悪くないかな」くらいの感想で、特別なインパクトはありませんでした。この部分については、前作も含めて、第1作の3~4年目の頃のクオリティを超えられないでいるように思います。
声は、あいね役を新人の松永あかねが演じていましたが、初々しさや若々しさが感じられて普通に良かったです。アイカツでは、過去のシリーズでもメインキャストに新人を起用して、後に人気声優になっている例が多くあるので、今後ちょっと注目かもしれません。
最後まで観終わって振り返ると、スタートの印象が非常に良かっただけに、後半の内容にやや不満はありましたが、全体的に前作より楽しめました。引き続き2年目シーズンの「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」が放送されているので、そちらも面白くなることを期待しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女児百合化計画

バンダイはなんて素晴ら、けふんっけふんっ、けしからん計画を立てたのだ。

主人公のキャラデザが今までのキャラと被らない事ばかりに目が行ったぱっとしないデザイン。
被ってもいいんだよ。それが王道。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

さんふらわあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これはいい!

キャラもコーデも最高にかわいいので比較的多くの人に楽しめると思います。
二人組というのがコンセプトで、従来とは別の魅力があります。
途中からでもそれなりに大丈夫と思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

63.2 249 2018年度アニメランキング249位
INGRESS(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (125)
522人が棚に入れました
2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』──。ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。 『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。XMは、人類の希望または脅威とされ、 大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。XMを脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。この世界で起きている争いの背後には、XMの存在があったのだ。そして、2018年──。東京、そして世界を舞台に、XMをめぐる新たな戦いが幕をあける。アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、かつて体験したことのない新たな「拡張現実エンターテインメント」が、始まる。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、上田麗奈、喜山茂雄、新垣樽助、鳥海浩輔、利根健太朗、佐々木啓夫、緒方恵美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャッチコピーは、「The world around you is not what it seems.」(あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)

この作品の原作はオンラインゲームだったんですね。
完走してwikiをチラ見するまで全く分かりませんでした。

それと我々にとって朗報が一つ…
この作品はNetflixと地上波で放送されましたが、地上波でじゃフジテレビ「+Ultra」の枠第1弾作品として放送されました。
深夜のアニメ枠が増えるのは嬉しい事です。
これでフジテレビの深夜アニメ枠は、これまでの「ノイタミナ」枠に加え2枠となった訳です。
但し、「+Ultra」のwikiを見ると、本枠での放送は日本と海外を意識すると記載されていました。

元々IngressはGoogle発のオンラインゲームで、アニメの原作もGoogleから独立した「Niantic, Inc.」というアメリカの企業が作成しています。
海外原作の作品・ゲームを日本人スタッフによってアニメ化する…
これも海外を強く意識した展開と位置付けるなら、アニメ化される作品のジャンルが増えそうですね。

この物語の舞台は2018年の地球…
2013年からスイスで極秘裏に「エキゾチック・マター(XM)」という物質に関する研究が進められていました。
XMは古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史に大きな影響を与えてきた物質なんだとか…
やがて研究は全世界規模に拡大するのですが、XMに対する見方で世界が二つに分かれてしまったんです。

XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする「エンライテンド」
XMを脅威と見なし、コントロールしようとする「レジスタンス」
そして2018年…この作品の主人公である翠川誠は、幼い頃から特殊な能力を持っていました。
それは触れたモノの記憶を読み取る能力…
警察の特殊捜査官である彼は、普段からその能力は行使できないため、能力を隠しながら任務に従事していました。
ところが、とあるXMの研究所の爆発事故現場に赴いた際、奇妙な記憶と遭遇するんです。
爆発事故唯一の生存者である記憶喪失のサラと、指輪に残された奇妙な記憶…
これに巨大企業が絡み始めた上、XMにより特殊な能力を発揮する男まで現れ…一気に物語が動いていきます。

壮大な物語のスケール、CGを駆使した緻密な作画…
迫力も満点で見応えのある作品だったと思います。

アニメーション制作はCRAFTAR。
聞いたことない会社だと思ってググってみると、博報堂グループが2016年に新設したアニメーションスタジオなんだそうです。
日本のアニメ技術の海外流出に一石を投じる施策であると思います。
これからのMade in Japanの商品に求められるモノ…
コスト面だけなら、人材単価面で海外の方が有利かもしれません。
だからコストが合わないなら同じステージで勝負する必要は無いと思います。

どの産業分野でも共通して我々が強みを発揮できるのは、ありきたりですが「付加価値」だと思います。
日本発のアニメには他国の追従を許さない品質に対する付加価値があれば、十分世界でも勝負できると思います。
現在、CRAFTARではアカデミー賞にノミネートされたアニメーションスタジオと組んで世界規模のプロジェクトを複数本進行させているそうです。
徹底的に品質で勝負する…こういうスタンスも期待できるのではないでしょうか。

レビューから思い切り逸れてしまいました^^;
原作は「エンライテンド」と「レジスタンス」に分かれた陣取りゲームなのだそうですが、アニメの方は内容に捻りが加えられています。
単なる陣取りゲームだけでは物語にならないので…。

第3勢力の存在…
そしてみんながサラを手中に入れようと躍起になって追いかけてくるのですが、その理由も物語の進展と共に明らかになっていきます。
サラの声優さんは上田麗奈さんなので、安定感抜群の演技を期待して良いと思います。
主人公の翠川誠役は中島ヨシキさん…「ヒナまつり」の新田と言ったらピンと来る方もいらっしゃるのでは?

原作がゲームという事もあり、物語の重厚さと言う面では及第点かと思いますが、作画やS.E.の面は日本発の作品として世界に売り出すには相応のクオリティだったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「Tessellate」
エンディングテーマは「In Cold Blood」
どちらも、alt-Jさんの楽曲です。

1クール11話の物語でした。
ラストテロップに「To be continued…」と書かれていたので、素直に続編を期待しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

販促失敗!!

この話はスマホアプリゲーム「ingress」が実は現実かもね、て話

Q ingress?なんやそれ
A 知らね

まさかの存在を確認したのが放送終了後。友人が始めるまでは、本作オリジナルスマホアプリゲームかと思ってました。しかも進化し続けてるらしいじゃないですか。すごいですねぇ
3DCGというのもあり、現代感あふれる作品ですね。

さて内容です
はっきり言いますが面白くはなかったです
{netabare}主人公と女の子出会う→アメリカ人と逃走中→中国人が女の子奪取離陸→主人公とアメリカ人渡航失敗→AI発見→中国人死亡アメリカ人死亡→世界平和{/netabare}
これのどこを面白がればよかったのでしょう。{netabare}序盤で腕がもげるとかで能力が使えなくなったり、能力には代償が必要{/netabare}みたいのだったらまだしもありきたりで面白みに欠けたストーリー。雑な始まり方と終わり方。終始パットしない。
全く共感の出来ないキャラたちの思考。まるで昔のRPGの悪役キャラのようなバカバカしい考えと価値観でかなりきつい。
しかもせっかくIngressを題材にしているのに、Ingressに大して全く面白みを感じない。販促(というのか微妙)にもならない。

{netabare}ラストシーン。Lainとかまどマギみたいな感じにしたかったんでしょうね。{/netabare}路線変更というかハンドルを握るのが遅かったのが失敗の原因だと私は思っています

監督は櫻木優平さん。初監督だそう
シリーズ構成は月島総記さん。
アニメ制作はCRAFTARさん。コウペンちゃんのところらしい。知らなかった…

自分の存在意義を知るには何が必要なのだろう
ということで締めます

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

聖剣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

Japanimationize

所詮ソシャゲのアニメ化だと見限ると少し損をするだろう
とはいえ、スルーしたところで惜しむほどではない程度

元ネタはガチャゲーじゃないので
世界中のあらゆる神話や宗教、過去の偉人の名を借りた萌絵は出てこない
その点では神々の名を汚すような愚行は起こりえないので
安心して見ていられる。

元ネタのゲームは2つの勢力のいずれかを選んで行う陣取り合戦であり、
当初から敵対勢力が判明している点では驚きは皆無で
物語の発展性には乏しい。
ドラマ性で構成上、難しくしているのは明白であり、
このことから第三勢力の登場は必然だったのかもしれない

評価すべきは
前半部における異能バトル展開で、
ありがちなパワーインフレバトルとは少し異なる。
ジョジョ4部以降のスタンドバトルにも似た機知に富んだ印象で
個人的に見ていて小気味良い予感を感じさせる。
だが、限られた放送枠内であることは避けられないので
どこかで結末を用意しなくてはならない。
となると、
どうしてもラストバトルだけは、力任せ気味の展開と予定調和で
陳腐化してしまうのが残念でならない。

ついでに
Netflixで世界に配信されることが決定しているのなら
主役の女性はもう少しコーカソイドらしい容姿(骨格)にすべきだった。
あれじゃまるで萌え絵の金髪幼女だ。
世間じゃホワイトウォッシングで炎上してしまうのに
ジャパニメーション化されることに(世界は)寛容なのだろうか?
むしろ、世界は日本のアニメを求めているのだろうか?

少しだけインテリぶってみる

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

63.2 249 2018年度アニメランキング249位
伊藤潤二「コレクション」(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (137)
439人が棚に入れました
『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』を原作とする。
『伊藤潤二傑作集』は、『富江』『双一の勝手な呪い』『フランケンシュタイン』など、伊藤さんの人気作を全11巻に収録した作品集。
『魔の断片』は、「Nemuki+」に掲載された読み切り『解剖ちゃん』『黒い鳥』など、全8作品を収録。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、下野紘、名塚佳織、緑川光、小山茉美、末柄里恵

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありのまま起こったことを話すぜ ホラーアニメ見てると思ってたらいつの間にかギャグアニメを見ていた

なにを言ってるかわからねーと思うが俺にも分からねー。

世界の巨匠伊藤潤二氏のホラーコレクション集。

ホラーとは書いたが厳密に言えばホラーっぽい何かだと思う。
その何かが高度なギャグであることに気付くのに少々の時間を要するのだがそれはまた後ほど。

少なくともホラーと聞いて期待されるであろう恐怖感とかそういうのとは少しばかり縁遠い。

ただ雰囲気は妙におどろおどろしく悪く言えば気持ち悪い。
伊藤氏の絵柄は本来もっと気味が悪いと思うんだがこのアニメに関しては少しばかりそういうのが緩和されてる印象を受ける。
もっと忠実に気味悪く出来たはずである。

ともあれその抜群の気味の悪さ故にどうしてもホラー的ななにかを期待させてしまうんだがどういうわけかアニメで見ると絵柄 演技 見せ方 そのすべてが我々を恐怖より笑いに誘(いざな)ってしまうのだ。

シュールな笑いていうのかね こういうの。

怖いと思った回数より笑った回数のが間違いなく多いと思う。

そういう意味では下手な狙ったギャグアニメより笑えたぶん秀逸なギャグアニメであるとも言える。

笑わせようとする意図は無いのだと思うのだがそういうのに限って笑えてしまう。
そんな経験おそらく誰もがあることだろう。

繰り返すが雰囲気は実に素晴らしいのだ。
だからこそなんだかんだでラストが気になり見入ってしまう。

だが困ったことに物語のオチがよく分からん回もちらほら存在する。

例えばある不気味な存在がいたとしてソレがいったいなんであるのかとかいう説明が放棄されてるため不気味な話ではあったが結局なんだったんだ?て感じになってしまう回も少なくは無い。

知ってる人がどれだけいるかは知らないがホラー短編集「新耳袋」とかもそんな感じだった。
タイプ的には似たようなもんだろう。

そういう細かいとこを気にしたらダメなのかもしれないが気になるんだから仕方ない。
なんともすっきりしないこの気持ちをどうしろと言うのだろうか。

尚、オチの無い回の多い作品ではあるがたまに当たり回が紛れてるのがまた心憎い。

宝クジに当たるよりはるかに当たり回の確率は高いぶん随分良心的である。

不気味というだけでなくどこかシンミリとさせてくれるような秀逸な回も存在する。

個人的なお勧めだが「緩やかな別れ」と「案山子(かかし)」のラストは中々印象に残るものだった。

あんざんことか読んじゃうお茶目な人もいたらアレなんで念のため。

絵柄のせいなのかこれまた余り人気の無い作品のようだが回の出来自体は確かにピンキリではあるが惹き込まれるモノがあるのも確かであり間違いなく見て損はないであろう。

いや多分。

絵柄で敬遠するという行為はそれだけで人生の0.何%かは損していると言える。
絵柄が最優先されるのは薄い本だけで充分なのだと私は思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

スタッフの愛がこもっている"気持ち悪さ"特化のホラー作品!

原作未読。

ホラー漫画家"伊藤潤二"の著書『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』に含まれる作品を原作とした、オムニバス形式のアニメ。1話に2作品が含まれます。

"怖い"というよりは、"不気味""気持ち悪い"に特化したような作品でした。グロ要素も多めです。
基本完結した短編集なので、話によって面白さ、怖さに差があります。
個人的な気持ち悪さNO.1は、10話の「グリセリド」。作品の空気感が音と映像から溢れてて、生理的に本当に無理と思う話でした。
2話の「ファッションモデル」6話の「隣の窓」は普通に怖かった。

物語に出てくる女性キャラは、全体的に色気が滲み出てるように感じました。作品自体が、しっとりした雰囲気が続くのでそう感じるのかもしれません。
化け物キャラは、気持ち悪いと感じる要素詰め込まれているので、怖いです。トラウマレベルです。

人気声優たちが各話ごとにメインキャラに声を当てていて、プロが演じるホラーを感じられます。
三ツ矢雄二さん、細谷さん、梶くん、良平さん、下野さん、吉野さん、名塚佳織さんなどなど、この方々の他にも超豪華なメンツが声を当てています。折笠富美子さんの絶叫は素晴らしかったです。

音楽も絶妙に怖さを増幅させてて素晴らしかった。効果音での気持ち悪さの演出がうますぎました。

EDは、各話ごとに映像が変わるので最後まで目が離せない構成になっています。

全体的にとても手が込んでいて、スタッフキャストの作品への愛を感じました。
様々なアニメ作品がある中でも、特殊な今作品。
大声でオススメはできないですが、あと引く面白さ魅力があります。トラウマ覚悟で見てみて欲しい作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

気持ち悪いけれど、かなり笑えるホラー作品

ホラー漫画を原作として、毎回2つのエピソードで構成されるオムニバス形式の作品。全12話で計24のエピソードが描かれています。
内容的には、不気味だったり、不思議だったり、あるいはかなり気持ちの悪い物語が多く描かれていますが、どの話も発想が面白かったので、最後まで飽きることなく、とても楽しめました。ただ、ホラー作品として、観ていて怖かったかというと正直微妙なところ。作品の中で起きることがあまりにも現実離れしているためか、全体的にシュールな空気が漂っており、また、毎回の話のオチも、「え?これで終わり!?」みたいな唐突さがあって、なんだか笑ってしまうことが多かったです。
個人的に特に印象に残っているエピソードは、第2話Aパート「ファッションモデル」と第10話Aパート「グリセリド」で、前者のキャラはとんでもなく強烈でしたし、後者の内容の気持ち悪さは尋常ではなかったです。
声は、毎回なかなか豪華な声優を起用していて普通に良かったです。作画は、それほどリアルな系統の絵柄ではないので、グロいものが得意ではない自分でも意外と平気でした。全体的に独特な雰囲気や味があって悪くなかったと思います。また、EDの映像は、毎週その回の内容に合わせて変えていましたが、遊び心が感じられて楽しかったです。
最後まで観終わって振り返ると、24のエピソードの中で全く面白くないという話はなかったようで、どの回も平均して楽しめました。いちおうホラーというジャンルなので、意図したものかどうかはわかりませんが、笑ってしまうような場面も非常に多くあり、シュールコメディとして、とても出来の良い作品だったように思います。

投稿 : 2024/06/01
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